JP2018177260A - 化粧品収納用包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワンアクションで容易に開封可能であり、中仕切りを固定という役割を保持したまま、眉毛テンプレートとして有効利用できる化粧品収納用包装体を提供する。【解決手段】対向する正面部及び背面部と対向する1対の側面部とを含む4面体の箱構造体をなし、前記正面部から延設してフラップ片を設け、少なくとも前記フラップ片に開封用のミシン目を形成し、前記フラップ片に形成した前記ミシン目の先端部に開封用切込みを設け、前記箱構造体内に中仕切りを前記正面部に対向して有し、前記中仕切りに眉毛パターンを形成する化粧品収納用包装体。【選択図】図1

Description

本発明は、化粧品収納用包装体に関する。
従来、細い筒状の眉毛用化粧品は、開封し易さや表示面に印刷するための表示面積確保のため、眉毛用化粧品の大きさよりも、かなり大きめのサイズの箱体に収納され販売されることが行われている。しかし、眉毛用化粧品のサイズよりも大きいサイズの箱体としての化粧品収納用包装体に収納されるために、眉毛用化粧品が箱体の中で大きく移動してしまう。その結果、収納した商品に傷が付くといった問題の他、陳列時には購入者に対し煩雑な印象を与えてしまう。
そこで、従来の箱体としての化粧品収納用包装体では、筒状の眉毛用化粧品が化粧品収納パッケージの中で大きく移動するのを防ぐため、眉毛用化粧品を固定するための中仕切りが設けられている。
非特許文献1には眉毛用化粧品を収納するための化粧品収納用包装体が開示されており、図11に示すように、正面部110、背面部140と、側面部120、側面部130と、平面部112A、底面部112Bから形成される6面体の化粧品収納用包装体100が提案されている。この化粧品収納用包装体100は、図12に示すように、背面部140、側面部120から延設される中仕切り150を正面部110と背面部140との間に、化粧品収納用包装体内に斜面状に折り畳まれて配される。図13及び図14に示すように、中仕切り150を斜面状に配置して化粧品収納用包装体100内の空間を2つに仕切ることによって形成される一方の空間に眉毛用化粧品200を収納し固定する。
一方、購入者が非特許文献1の化粧品収納用包装体100から商品(化粧品)を取り出す場合、購入者は図11に示す平面部112Aに延設される差し込み蓋部111A又は底面部112Bに延設される差し込み蓋部111Bを引き出して、平面部112A又は底面部112Bを開放し、商品を化粧品収納用包装体100から取り出すことができる。これらの差し込み蓋部111A、差し込み蓋部111Bは、化粧品販売時(店頭陳列時)において、化粧品収納用包装体100の本体に折り込まれているだけで接着等による固定はされておらず、開封可能な状態となっている。これらの差し込み蓋部111A、差し込み蓋部111Bをシールや接着剤等で固定したり、また延設舌状部とのロックを強くしてしまうと、ハサミ等を使う必要がある等、購入者が商品を取り出し難くなり、購入者に開封ストレスを与えることとなる。
また、従来美しい形の眉を描くための補助具として、眉毛のパターンが形成された眉毛描画用のテンプレートが存在する。アイブロウ用化粧品を販売する際には前記テンプレートが化粧品収納用包装体内に一緒に添付されることがある。
特許文献1は、充填された化粧料の飛散を防ぐための中入れフィルムと化粧料容器に関する考案であって、中入れフィルムの一辺を眉形状の湾曲辺とすることによって中入れフィルムを眉毛テンプレートとして使用することが開示されている。
出願人が販売する従来品(http://www.kanebo-cosmetics.jp/media/lineup/eye/eye_w_eyebrow.html) 実用新案登録第3060513号公報
しかし、図11に示すように、非特許文献1に示す化粧品収納用包装体の中仕切り150は、正面部110や背面部140と同等の幅を有するにも関わらず、化粧品の固定ということ以外には利用されていない。また非特許文献1の化粧品収納用包装体は、開封箇所が平面部112A又は底面部112Bに限られるため化粧品収納用包装体内の中仕切り150を取り出すことは難しく、中仕切り150は固定という役割を終えた後は廃棄されるのみであり有効利用されてはいない。
非特許文献1に示す化粧品収納用包装体の差し込み蓋部111A又は差し込み蓋部111Bが、単に化粧品収納用包装体100内に折り込まれているだけの場合には、陳列されている商品(購入前の商品)を勝手に開封されてしまうことがあり(不正開封)、更に不正開封後であっても、差し込み蓋部111A又は差し込み蓋部111Bが化粧品収納用包装体100内に再び折り込まれてしまうと、外観上不正開封された商品かどうかの判別をすることが困難となる場合がある。
特許文献1は、化粧料容器とは別体の中入れフィルムを眉毛テンプレートとして用いるため、化粧料容器の製造とは別に中入れフィルム用の製造ラインを設ける必要があり製造コストがかかる。そして、化粧料を容器に充填する作業とは別にこの中入れを収納する作業が必要となり作業が煩雑となる。
本発明は、中仕切りに化粧品の固定という役割を保持したまま、包装体の一部である中仕切りを眉毛テンプレートとしても有効利用することを可能とし、不正開封が直ちにわかる開封構造であり、ワンアクションで開封可能で、購入者に開封ストレスを与えない化粧品収納用包装体に関する。
本発明における化粧品収納用包装体は、対向する正面部及び背面部と対向する1対の側面部とを含む4面体の箱構造体をなし、前記正面部から延設してフラップ片を設け、少なくとも前記フラップ片に開封用のミシン目を形成し、前記フラップ片に形成した前記ミシン目の先端部に開封用切込みを設け、前記箱構造体内に中仕切りを前記正面部に対向して有し、前記中仕切りに眉毛パターンを形成したものである。
本発明によれば、フラップ片を引っ張るというワンアクションで容易に開封可能であり、中仕切りに直ちにアクセスできるため、化粧品収納用包装体と一体成型される中仕切りを固定という役割を保持したまま、眉毛テンプレートとして有効利用できる。
本発明の実施形態1に係る化粧品収納用包装体の展開図である。 本発明の実施形態1に係る化粧品収納用包装体の組み立て方法を示す説明図である。 本発明の実施形態1に係る化粧品収納用包装体の組立てた状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態1に係る化粧品収納用包装体に眉毛用化粧品を収納した状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態1に係る化粧品収納用包装体をフラップ片から開封した状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態1に係る化粧品収納用包装体の接着面を示す説明図である。 本発明の実施形態2の眉毛パターンの種類を示す図である。 本発明に係る眉毛テンプレートの使用方法を示す説明図である。 本発明の実施形態3に係る化粧品収納用包装体の展開図である。 本発明の実施形態4に係る化粧品収納用包装体の展開図である。 従来技術に係る化粧品収納用包装体の展開図である。 従来技術に係る化粧品収納用包装体の組立てた状態を示す斜視図である。 従来技術に係る化粧品収納用包装体に眉毛用化粧品を収納した状態を示す斜視図である。 従来技術に係る化粧品収納用包装体に眉毛用化粧品を収納した状態を示すA−A線端面図である。
以下、図面を参照して、本発明による化粧品収納用包装体を実施するための形態について説明する。
[実施形態1]
図1乃至図6を参照して、本発明による化粧品収納用包装体の実施形態1を説明する。なお、本発明による化粧品収納用包装体は、通常、組み立てられた状態で取り扱われるものであるが、便宜上展開した状態で各部構成の詳細な説明を行うものである。
図1は、本発明の実施形態1に係る化粧品収納用包装体の展開図である。本発明による化粧品収納用包装体としての箱体1は、紙素材や、PP(ポリプロピレン)樹脂、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂などの樹脂素材により構成することができるが、収納された化粧品や眉毛テンプレートを目視で確認でき、また耐久性の点から樹脂素材により構成されている。
図1に示すように、化粧品収納用包装体としての箱体1は、主に、正面部10、背面部40、正面部10の上側に延設される平面部12Aと、正面部10の下側に延設される底面部12Bと、正面部10の左側に延設される第1側面部20と、正面部10と背面部40との間に延設される第2側面部30と、背面部40の右側に延設される第3側面部60と、第3側面部60から更に右側に延設される中仕切り50と、平面部12Aの上部に延設される差し込み部11Aと、底面部12Bの下部に延設される差し込み部11B等で構成され、これらは全体として一体に形成されている。
図1に示すように、本発明の実施形態1に係る化粧品収納用包装体としての箱体1は、正面部10、背面部40の幅方向の長さが図面上約30mm、縦方向の長さが約130mm(約1:4.3)であり、全体が縦長の形態で一体に形成されている。
図1に示すように、正面部10の左側に延設される第1側面部20は、幅方向の長さが図面上約10mm、縦方向の長さは正面部10、背面部40と同じである。なお、第2側面部30、第3側面部60もほぼ同様の構成となっている。この第1側面部20の上下方向中央部にはフラップ片21が形成されている。このフラップ片21の幅は、図面上約33mmで形成されており、フラップ片21の図1に示す左端の上下には、小さな凹状の切り込み22A及び22Bが形成されている。これら切り込み22A及び22Bに隣接するフラップ片21の左端上下角部は円弧状に形成され、また、フラップ片の左端上下角部と反対側の右側の上下フラップ片端部26A及び26Bも円弧状に形成されている。箱体1は、樹脂素材で形成されており、フラップ片21の左端上下角部が円弧状に形成されることにより、開封時等において、開封しやすくなっている。
そして、フラップ片21の右側の上下フラップ片端部26A及び26Bから上下方向に開封用ミシン目23A及び23Bが第1側面部20上で緩やかな弧状を描いて形成され、これら開封用ミシン目23A及び23Bは、正面部10上で開封用ミシン目13A及び13Bと連続して形成される。
開封用ミシン目13A及び13Bは、正面部10の上部角16A及び下部角16Bに至る経路で曲線を描いて形成されている。図1に示すように、これら開封用ミシン目23Aは23Bと、13Aは13Bと上下対称に形成されている。したがって、フラップ片21は、開封用ミシン目23A及び23B、開封用ミシン目13A及び13Bに沿って箱体1から切離し可能な構成となっている。
また、切り込み22A及び22Bは開封方向のガイドとなり、開封開始時にフラップ片21に応力が集中してもミシン目に沿って開封されることとなり、ミシン目以外の部分から破れることを防止する。実施形態1によると、フラップ片21のフラップ片端部26A及び26Bは円弧状の角のない形状であることから、箱体1の開封時においてミシン目以外の部分から破れることを防止し、スムーズに開封することができる。
本発明の実施形態1によれば、開封用ミシン目23A、23B、13A及び13Bは角のない円弧状の形状であることから、フラップ片21を引っ張るというワンアクションでスムーズに開封することができる。
また、図1に示すように、第1側面部20の上部には舌状部29A、第1側面部20の下部には舌状部29Bが延設されている。また、第2側面部30の上部及び下部にもそれぞれ舌状部39A及び39Bが延設され、各舌状部29A、29B、39A、39Bには、それぞれくの字状の凹部25A、25B、35A、35Bが形成されている。凹部25A、25B、35A、35Bによって、差し込み部11A及び11Bを箱体1内に挿入する際、舌状部29A、29B、39A及び39Bとの干渉が軽減される。
また、図1に示すように、背面部40の上部には立上がり部41が延設されている。この背面部40の立上がり部41にはフック挿入孔43が形成され、このフック挿入孔43は円形の貫通孔で形成されている。
背面部40から右側の第3側面部60の右側に延設された中仕切り50の長手方向右辺の上部は、L字状の上部切欠き部52Aを有し、中仕切り50の長手方向右辺下部には逆L字状の下部切欠き部52Bが設けられている。したがって、箱体1内の中仕切り50と差し込み部11A及び11Bとの干渉が軽減され、スムーズに差し込み部11A及び11Bを箱体1内に挿入することが可能である。
また、中仕切り50のうち、略長手L字状の切り取り用ミシン目53で囲まれた範囲を眉毛テンプレート51として構成する。眉毛テンプレート51の長手方向右辺の一部は円弧状に形成され、この円弧状の部位を眉毛パターン58とするものである。
図1に示すように、円弧状の部位の眉毛パターン58は、眉毛の上部の形を整える(特に、眉山の位置や形状を整える)ためのパターンである。図1に示す眉毛テンプレート51の使用方法としては、購入者は上部切欠き部52Aと眉毛テンプレート51の端部外形を指で挟む等して自身の眉毛に眉毛テンプレート51を位置決め固定し、眉毛を整える際のガイドとして使用することができる。したがって、中仕切り50に設けられた上部切欠き部52Aは眉毛テンプレート51を使用する場合の指掛けとして使用することができる。
また、中仕切り50の上辺には、小さな凹状の中仕切り切り込部55Aが形成され、始点としての中仕切り切り込み部55Aから切り取り用ミシン目53が形成されている。
切り取り用ミシン目53は、中仕切り50の長手方向の左辺を構成する線状折り目L5との間に一定幅を介して形成され、中仕切り50の長手方向の左辺に沿って縦方向直線状又は線状に形成される。そして、中仕切り50の縦方向の長さ約2/3程の地点で円弧状カーブ59が形成されて中仕切り50の右辺に向かって横方向へ直線状又は線状に形成される。したがって、切り取り用ミシン目53は、略長手L字状に形成されている。
また、中仕切り50の右辺の上から約2/3程の地点、すなわち、切り取り用ミシン目53の端部近傍に小さな凹状の中仕切り切り込み部55Bが形成され、中仕切り切り込み部55Bは切り取り用ミシン目53の終点となる。切り取り用ミシン目53の中仕切り切り込み部55Aと55Bは眉毛テンプレート51を切り取る際のガイドとなり、ミシン目以外の部分が破れることを防ぐ。
また、切り取り用ミシン目53は、眉毛テンプレート51の周囲を囲んで構成される。中仕切り切り込み部55Aと55Bの隣の眉毛テンプレート51の角部56A及び56Bは円弧状に構成され、切り取り用ミシン目53は円弧状カーブ59を有する角のない形状であることから、眉毛テンプレート51を切り取る際にミシン目に沿って案内されてミシン目以外の部分から破れることを防止する。
次に箱体1の組み立て方法及び開封方法について、図2乃至図6を参照して説明する。
図2は、実施形態1に係る化粧品収納用包装体の組み立て方法を示す図であって、図2に示すように、第3側面部60と背面部40の境界を構成する折り目L4と中仕切り50の線状折り目L5とをそれぞれ谷折りして、中仕切り50が背面部40の上方に位置するよう内側に折り畳む。
また、図2に示すように、正面部10と第1側面部20の境界を構成する折り目L1を谷折りし、図中の矢印のように、第1側面部20を第3側面部60に重ねて箱体1の一側面部を構成する。
さらに、舌状部29A、29B、39A及び39Bを約90度の角度になるよう谷折りし、これらの舌状部29A、29B、39A及び39Bを箱体1内の方向に折り畳む。
図3は、実施形態1に係る化粧品収納用包装体の組立図であって、図3に示すように、平面部12Aと正面部10の境界を構成する折り目L6、底面部12Bと正面部10の境界を構成する折り目L7を谷折りし、差し込み部11A及び11Bを箱体1内に挿入する。舌状部29A、29B、39A及び39Bに凹部25A、25B、35A及び35Bが設けられていることにより、差し込み部11A及び11Bを箱体1内に挿入する際、舌状部29A、29B、39A及び39Bとの干渉が軽減される。
図3に示すように、化粧品収納用包装体としての箱体1は、厚みの薄い略直方体形状を構成する。背面部40の上部に延設される立上がり部41のみが突出した状態で組立てられる。店頭に陳列される際、立上がり部41に形成されたフック挿入孔43の円形の貫通孔に計器のフックが挿入されるものである。
なお、差し込み部11A及び11Bを折って箱体1内に挿入した後、接着剤等で背面部40と接着させて構成する(固定する)場合や、差し込み部11A及び11Bと、舌状部29A、29B、39A及び39Bのロックを強固にした場合には平面部12A又は底面部12Bから容易に開封することはできない。
図3に示すように、中仕切り50(破線)は箱体1内に正面部10に対向して斜面状に配される。
図4は、実施形態1に係る化粧品収納用包装体に眉毛用化粧品を収納した状態を示す斜視図であって、図4に示すように、箱体1に収納される眉毛用化粧品9は中仕切りの上部に収納され箱体1内に位置決め固定される。本発明による化粧品収納用包装体としての箱体1は、PP樹脂やPET樹脂などの樹脂素材で構成されており、中仕切り50の一端は自由端となっており、斜面状に配されることによって弾性力が付与され、眉毛用化粧品9が移動しないように位置決め固定される。
また図5は、実施形態1に係る化粧品収納用包装体をフラップ片21から開封した状態を示す図であって、図5に示すように、フラップ片21を矢印方向に引っ張り、開封用ミシン目23A、23B、13A、13Bに沿って箱体1を開封すると、眉毛テンプレート51を有する中仕切り50が現れる。
また、図6は、第1側面部20を第3側面部60に重ねて構成した一側面部を示す図である。図6の斜線を施した範囲は接着剤等により接着された接着面28A及び28Bを示すものであり、フラップ片21と開封用ミシン目23A及び23Bの内側は接着されていない。
したがって、図5に示すように、フラップ片21を引っ張り開封する場合、接着面28A及び28Bにより、フラップ片21を引っ張った方向とは逆方向の力が生まれる。そして、開封用ミシン目23A、23B、13A及び13Bに沿って開封された後、側面部60上には接着面28A及び28Bのみが残る。
ここで、箱体1の中仕切り50を第3側面部60の端縁から延設し、線状折り目L5により中仕切り50を箱体1内に折り畳む構成となっており、線状折り目L5と中仕切り50の切り取り用ミシン目53との間に一定幅を有する構成となっているから、開封用ミシン目23A、23B、13A及び13Bに沿って案内されて開封される際の箱の強度を保つことができる。
実施形態1によれば、開封用ミシン目23A、23B、13A及び13Bは、側面部20と正面部10に連続して設けられており、前記ミシン目に沿って開封すると、正面部10のほぼ全面が開封されることから、箱体1内の中仕切り50にワンアクションで直ちにアクセスすることができる。
実施形態1によれば、差し込み部11A及び11Bを接着剤等で背面部40と固定する場合や、差し込み部11A及び11Bと、舌状部29A、29B、39A及び39Bのロックを強固にした場合、開封用ミシン目23A、23B、13A及び13Bのみから開封することとなるため、不正開封が行われた場合には直ちに気づくことができる。
実施形態1によれば、開封用ミシン目23A、23B、13A及び13Bは角部分のない円弧状の形状であることから、ミシン目に沿ってスムーズに案内されて開封され、また、購入者の指や手を傷つけるおそれもなく、樹脂素材からなる箱体1であっても、フラップ片21を引っ張るというワンアクションでスムーズに開封することができる。
また、実施形態1によれば、フラップ片21に形成された小さな凹状の切り込み22A及び22Bが開封方向のガイドとなり、フラップ片21に応力が集中してもミシン目以外の部分が破れることを防止する。
さらに、フラップ片21のフラップ片端部26A及び26B、開封用ミシン目13A及び13Bの末端部近傍も円弧状に形成されていることから角部分はなく、箱体1の開封時においてミシン目以外の部分から破れることを防止する。
また実施形態1によれば、開封後、中仕切り50に形成された眉毛テンプレート51部分を切り取り用ミシン目53に沿って切り取り携帯して使用することができる。
眉毛テンプレート51を中仕切り50から切り取る場合、眉毛テンプレート51の角部56A又は56Bから切り取り用ミシン目53に沿って切り取られることが想定されるが、切り取り用ミシン目53の始点と終点には、小さな凹状に構成された中仕切り切り込み部55Aと55Bがガイドとなり、眉毛テンプレート51を切り取る際、ミシン目以外の部分が破れることを防ぐ。
実施形態1によれば、中仕切り50に設けられた上部切欠き部52A及び下部切欠き部52Bが存在することにより、箱体1内の中仕切り50と差し込み部11A及び11Bとの干渉が軽減され、スムーズに差し込み部11A及び11Bを箱体1内に挿入することが可能である。
実施形態1によれば、中仕切り50に設けられた上部切欠き部52Aは、眉毛テンプレート51を使用する際の指掛けとして使用することができる。
実施形態1によれば、中仕切り50を第3側面部60の端縁から延設し、線状折り目L5により中仕切り50を箱体1内に折り畳んで箱体1を形成し、線状折り目L5と切り取り用ミシン目53との間に一定幅を有する構成であることから、開封用ミシン目23A、23B、13A及び13Bに沿って開封される際、箱の強度を保つことができる。
[実施形態2]
眉毛テンプレート51の形状は、実施形態1において説明した眉毛テンプレート51の形状に限定されるものではなく、他の変形例を実施形態2として図7を参照して説明する。実施形態1と同一の部分ついては説明を省略する。尚、これらの眉毛テンプレート51は、眉毛用化粧品9を収納し固定するという中仕切り本来の効果を十分発揮するために、中仕切り50の切欠き部及び眉毛パターンを設ける側の辺の一部を残しておくことが好ましい。
図7(a)に示される眉毛テンプレート51は、眉毛パターン58を円弧状に形成し、上方切欠き部52Cも円弧状とする。
中仕切り50から眉毛テンプレート51を切り取って使用する場合、ユーザは眉毛テンプレート51の上部切欠き部52Cと眉毛テンプレート51の端部外形を指で挟む等して自身の眉毛に眉毛テンプレート51を位置決め固定するが、L字形状の切欠きと比較して円弧状の上部切欠き部52Cの方が指のアーチに沿う形状であるため指の掛りが良い。
図7(b)に示される眉毛テンプレート51は、眉毛パターン58を円弧状に形成し、上方切欠き部52Dも円弧状とし、さらに眉毛テンプレート51の上辺を円弧状の凸部とするものである。
図7(b)に示される眉毛テンプレート51は、円弧状の上部切欠き部52Dとすることで指のアーチに沿う形状であるため指掛りが良く、さらに眉毛テンプレートの上辺も円弧状の凸部とすることにより、眉毛テンプレート51の上辺を挟む指のアーチ形状に沿った形状であるため指の掛りが良く位置決め固定し易い。
図7(c)に示される眉毛テンプレート51は、眉毛パターン58の円弧形状を眉毛テンプレート51の端部まで及ぼして形成する。眉毛パターン58を端部まで及ぼすことによって、眉毛パターンによる凹みは、上部切欠き部と同等の役割(差し込み部11A及び11Bを箱体1に挿入する際の中仕切り50との干渉を軽減させるという役割)を有する。
したがって、図7(c)に示される眉毛テンプレート51を用いる場合には、別途上部切欠き部を中仕切り50に設ける必要がなく製造作業工程や樹脂量を軽減できる。
また図7(d)に示すように、眉毛全体について理想の形状を描いてその形状にくり抜き、眉毛パターン58とすることも可能である。その場合の眉毛テンプレート51の使用方法としては、購入者は眉毛パターン58を自身の眉毛の位置に固定し、自身の眉毛を眉毛パターン58に合わせて整える際の目安として使用することができる。
図8は眉毛テンプレートの使用方法を示す説明図であって、図8に示すように、購入者は上部切欠き部52Aと眉毛テンプレート51の端部外形を指で挟む等して自身の眉毛に眉毛テンプレート51を位置決め固定し、眉毛パターン58に沿って眉毛を整え、理想的な美しい眉を完成させることができる。
[実施形態3]
また、開封用ミシン目23A、23B、13A及び13Bの形状は、実施形態1に示した形状に特定されるものではなく、変形例を実施形態3として図9を参照して説明する。実施形態1と同一の部分については説明を省略する。
図9に示すように、開封用ミシン目23A、23B、13A及び13Bはフラップ片21の円弧状のフラップ片端部26A及び26Bから、第1側面部20と正面部10にかけて形成され、正面部10の上部角16A及び下部角16Bにまで及ぶ。
開封用ミシン目23A及び23Bは、円弧状のフラップ片端部26A及び26Bから斜めの上下方向へ直線状又は線状に形成され、開封用ミシン目13A及び13Bには、正面部10の第1側面部20との境界近傍においてカーブ19A及び19Bが形成される。そして、カーブ19A及び19Bの後、開封用ミシン目13A及び13Bは上部角16A及び下部角16Bにまで直線状又は線状に形成される。
実施形態3によれば、開封用ミシン目23A及び23B、13A及び13Bが直線状又は線状に形成されても、正面部において第1側面部20との境界近傍にカーブ19A及び19Bを設けることによって、フラップ片21を引っ張り上げて開封する際、第1側面部20と正面部10との境界の折り目L1等ミシン目以外から破れることを防ぐことができる。
実施形態3によれば、直線状又は線状にミシン目を形成することから、開封用ミシン目23A及び23B、13A及び13Bの長さを短くすることができ、購入者の開封ストレスをさらに軽減することができる。そして、開封用ミシン目23A、23B、13A及び13Bは、側面部20と正面部10に連続して設けられており、前記ミシン目に沿って開封すると正面部10のほぼ全面が開封されることから、箱体1内の中仕切り50に直ちにアクセスできる。
[実施形態4]
また、正面部10に開封用ミシン目を設けず、側面部20の開封用ミシン目23A及び23Bのみにて開封する箱体1を実施形態4として図10を参照して説明する。実施形態1と同一の部分については説明を省略する。
図10に示すように、開封用ミシン目23A及び23Bはフラップ片21の円弧状のフラップ片端部26A及び26Bから側面部上部角24A及び側面部上部角24Bまで及ぶ。開封用ミシン目23A及び23Bの端部の形状、即ち側面部上部角24A及び側面部上部角24B近傍は円弧状に形成される。円弧状に形成することにより、ミシン目以外から破れることを防ぐ。
実施形態4は、差し込み部11A及び11Bは組み立てられる際、箱体1内に挿入されるのみであり接着等での固定はしない。実施形態4は、フラップ片21を引っ張り、開封用ミシン目23A及び23Bに沿って開封し、平面部12A及び底面部12Bを開放して中仕切りにアクセスするからである。
実施形態4によると、側面部20に形成された開封用ミシン目23A及び23Bを開封するだけで中仕切り50にアクセスすることができるため、購入者による開封ストレスがさらに軽減される。
実施形態4によると、側面部20のみに開封用ミシン目23A及び23Bを形成すれば足りるため加工が容易であり、また正面部(又は背面部)に開封用ミシン目が形成されないため、外観を重視する製品の場合において外観上有利である。さらに開封用ミシン目が正面(又は背面部)に形成されないため、正面(又は背面部)への製品情報の印刷が容易である。
さらに、実施形態1乃至4のいずれかに記載の化粧品収納用包装体は、眉毛用化粧品を収納した製品として提供することができる。
この発明は、その本質的特性から逸脱することなく数多くの形式のものとして具体化することができる。よって、上述した実施形態は専ら説明上のものであり、本発明を制限するものではないことは言うまでもない。
1 箱体
9 眉毛用化粧品
10 正面部
11A 差し込み部
11B 差し込み部
12A 平面部
12B 底面部
13A 開封用ミシン目
13B 開封用ミシン目
16A 上部角
16B 下部角
19A カーブ
19B カーブ
20 第1側面部
21 フラップ片
22A 切り込み
22B 切り込み
23A 開封用ミシン目
23B 開封用ミシン目
24A 側面部上部角
24B 側面部下部角
25A 凹部
25B 凹部
26A フラップ片端部
26B フラップ片端部
28A 接着面
28B 接着面
29A 舌状部
29B 舌状部
30 第2側面部
35A 凹部
35B 凹部
39A 舌状部
39B 舌状部
40 背面部
41 立ち上がり部
43 フック挿入孔
50 中仕切り
51 眉毛テンプレート
52A 上部切欠き部
52B 下部切欠き部
52C 上部切欠き部
52D 上部切欠き部
53 切り取り用ミシン目
55A 中仕切り切り込み部
55B 中仕切り切り込み部
56A 角部
56B 角部
58 眉毛パターン
59 円弧状カーブ
60 第3側面部
100 化粧品収納用包装体
110 正面部
111A 差し込み蓋部
111B 差し込み蓋部
112A 平面部
112B 底面部
120 側面部
129A 延設舌状部
129B 延設舌状部
130 側面部
139A 延設舌状部
139B 延設舌状部
140 背面部
141 立ち上がり部
143 フック挿入孔
150 中仕切り
200 眉毛用化粧品
L1 折り目
L2 折り目
L3 折り目
L4 折り目
L5 線状折り目
L6 折り目
L7 折り目

Claims (9)

  1. 化粧品を収納する包装体であって、
    対向する正面部及び背面部と対向する1対の側面部とを含む4面体の箱構造体をなし、
    前記正面部から延設してフラップ片を設け、
    少なくとも前記フラップ片に開封用のミシン目を形成し、前記フラップ片に形成した前記ミシン目の先端部に開封用切り込みを設け、
    前記箱構造体内に中仕切りを前記正面部に対向して有し、前記中仕切りに眉毛パターンを形成した化粧品収納用包装体。
  2. 前記箱構造体及びフラップ片は樹脂製である請求項1に記載の化粧品収納用包装体。
  3. 前記ミシン目を前記正面部に延長して形成した請求項1又は2に記載の化粧品収納用包装体。
  4. 前記フラップ片と前記正面部との前記ミシン目同士を円弧状に連続させた請求項3に記載の化粧品収納用包装体。
  5. 前記フラップ片及び/又は前記正面部の前記ミシン目の末端部を円弧状に形成した請求項3又は4に記載の化粧品収納用包装体。
  6. 前記中仕切りを前記一方の側面部の端縁から延設し、前記中仕切りと前記側面部の端縁との境界に線状の折り目を形成した請求項1〜5のいずれか1項に記載の化粧品収納用包装体。
  7. 前記中仕切りに前記眉毛パターンを含めた範囲を切り離すためのミシン目を形成した請求項1〜6のいずれか1項に記載の化粧品収納用包装体。
  8. 前記フラップ片は前記一方の側面部に重ねられて前記4面体の箱構造体の一部をなし、前記フラップ片を前記一方の側面部からの前記開封用ミシン目に沿って切り離すことにより前記箱構造体を開封可能とした請求項1〜7のいずれか1項に記載の化粧品収納用包装体。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の化粧品収納用包装体に、眉毛用化粧品を収納した製品。
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