JP7374042B2 - ブレーカ梱包箱用緩衝材 - Google Patents

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Description

本発明は、3極のブレーカ或いは2極のブレーカを共通の梱包箱に収容するためのブレーカ梱包箱用緩衝材に関する。
梱包箱にブレーカを収容する際、ブレーカの周囲には緩衝用空間が設けられ、この緩衝用空間に緩衝材が配置されて、衝撃から収容されているブレーカを保護するよう構成されている。また、緩衝用空間の一部は、付属品を収納する空間として使用されている。
例えば特許文献1では、梱包箱と緩衝材とを一体に形成し、特に梱包箱の下部に十分な緩衝空間を形成し、落下の衝撃に耐えるよう構成されている。また、収容したブレーカの上部には付属品収納部が配置されている。
特開2018-30612号公報
上記特許文献1のブレーカ梱包箱は、下からの衝撃に強く、また付属品も良好に収納できた。また、梱包箱と緩衝材が一体になっているため、梱包のための部材を削減できた。
しかしながら、例えば協約型ブレーカである幅75mmの3Pのブレーカ(3極ブレーカ)と、幅50mmの2Pのブレーカ(2極ブレーカ)とは幅が異なるだけであるが、共通の梱包箱を使用することができなかった。そのため、緩衝部材も別部材となった。
また、梱包箱と緩衝材が1枚で構成されているが故に、作製する工数が多く面倒であったし、梱包箱の強度不足を緩衝材で補おうとすると、梱包箱全体を厚くする必要があり、コストや組立性が悪化した。更に、付属品はブレーカの上部に収容されるため、配送で発生する振動等でブレーカ上面に傷が発生する場合があった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、3Pと2Pの異なる幅の協約型ブレーカに対して共通の梱包箱を使用でき、更に容易に作製できるブレーカ梱包箱用緩衝材を提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、ブレーカを梱包箱に収容する際に、ブレーカの周囲に配置してブレーカを保護するブレーカ梱包箱用緩衝材であって、ブレーカの電源側端子/負荷側端子が配置されている前後方向の寸法が同一の3P及び2Pのブレーカを収容可能で、ブレーカの前後の面に対峙する前後部位に配置される面部材と、ブレーカの左右に配置される側面部材と、ブレーカの下部に配置される底部材とを有し、各部材は1枚の紙材で一体に形成されて成り、側面部材は、前後に配置された面部材の左右に連続形成されて前後に2分割形成される一方、面部材は、底部材の対向する2辺から連続形成されて成り、側面部材は、3Pのブレーカの収容に際しては折り曲げず、2Pのブレーカの収容に際しては、折り曲げて配置されてブレーカの左右に発生する隙間を閉塞して成り、更に、面部材は底部材の端部から折り曲げられて起立形成される一方で、面部材から底部材に跨がる一部が逆方向に折り曲げられて、梱包箱の内部に突出させた保持台が前後双方に形成され、保持台にブレーカを載置させて、ブレーカの下部に空間を形成したことを特徴とする。
この構成によれば、同一の緩衝材を使用して3Pと2Pの2種類のブレーカを良好に収容できる。また、緩衝材は梱包箱と別体であるため、作製し易く扱いやすい。そして、下部に保持台を備えることで、保持台により形成した下部空間を衝撃吸収空間、及び付属品収納空間として利用でき、下方からの衝撃に強くできるし、ブレーカの上部に設けられている銘板を付属品により傷つけることが無い。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、側面部材は、2Pのブレーカを収容する際には、内側に折り曲げて水平面内で2つ折りし、面部材との間で三角形を形成し、全4個の三角形によりブレーカの左右に発生する隙間を塞ぐことを特徴とする。
この構成によれば、2Pのブレーカを梱包箱に収容した際に発生する隙間は、側面部材を2つ折りするだけで塞がれるため、簡易な操作で閉塞でき良好に梱包できる。
本発明によれば、下部に保持台を備えることで、保持台形成部を衝撃吸収空間として利用でき、下からの衝撃に強くできる。また、付属品は下部に収納されるため、ブレーカの上部に設けられている銘板を傷つけることが無い。そして、同一の緩衝材を使用して3Pと2Pの2種類のブレーカを良好に収容できるし、緩衝材は梱包箱と別体であるため、作製し易く扱いやすい。
本発明に係るブレーカ梱包箱用緩衝材の一例を示し、組み立てた状態の外観図で、(a)は3Pのブレーカを収容する場合、(b)は2Pのブレーカを収容する場合を示している。 図1のブレーカ梱包箱用緩衝材の展開図である。 2Pのブレーカを収容した説明図で、(a)は側面図、(b)は正面図である。 2Pのブレーカを収容した斜視図である。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1,2は本発明に係るブレーカ梱包箱用緩衝材の一例を示し、図1(a)は3Pのブレーカ収容のために組み立てた状態、図1(b)は2Pのブレーカ収容のために組み立てた状態、図2は展開図を示している。
図1,2に示すように、ブレーカ梱包箱用緩衝材(以下、単に「緩衝材」と称する。)1は、梱包箱(図示せず)の上面以外の各面に密着する部材を有している。
具体的に、ブレーカ6(図3,4に示す)の電源側端子61或いは負荷側端子62が面する前後に配置される面部材2と、収容したブレーカ6の左右に配置される側面部材3と、ブレーカ6の下部に配置される底部材4とを有している。各部材は1枚の紙材で一体に形成されている。
面部材2及び底部材4は、梱包箱内部の前後面、底面のそれぞれ全体を覆う大きさを有している。側面部材3は、前後の面部材2の左右に連続形成され、1つの側面に対して前後に2分割して形成されている。結果、側面部材3は左右併せて4枚により構成されている。
そして側面部材3は、3Pのブレーカ6を収容する際は、図1(a)に示すように、折り曲げずに全体が梱包箱の側面に密着するよう配置される。一方、2Pのブレーカ6を収容する際は、図1(b)に示すように、面部材2との間で三角形を作るように折り曲げて配置される。具体的に、水平面内で2つ折りされ、内側に折り曲げて配置される。
三角形を形成することで、折り曲げた側面部材3の先端部が2Pのブレーカ6の左右に当接して左右の隙間を塞ぎ、ブレーカ6の位置ずれを防止する。
一方梱包箱は、ブレーカの付属品を収納するために、ブレーカ6の高さに対して十分余裕のある高さを有しており、この高さを踏まえて、緩衝材1はブレーカ6を載置する保持台5を下部の前後2カ所に形成し、収容したブレーカ6の下部に空間が形成されるよう構成されている。
面部材2は底部材4の前後に連続して形成され、面部材2は底部材4から起立させて形成されているが、保持台5は面部材2と底部材4とに渡る部材で形成され、両者から分離形成されている。
具体的に、面部材2から底部材4に跨がる切り込み5aが左右2本の平行に形成され、保持台5は、この切り込み5aで挟まれた部材で形成されている。面部材2は底部材4から谷折りして起立させているが、それとは逆の山折りされて形成されている。尚、形成した保持台5は上面が水平になるよう山折りされる。
図3、4は協約型2Pのブレーカ6を収容した状態の説明図で、図3(a)は側面図、図3(b)は正面図、図4は斜視図を示している。収容されるブレーカ6は、長手方向の一方である背部に電源側端子61、他方である前面側に負荷側端子62が配置され、上部中央にオン/オフ操作する操作レバー63を備え、操作レバー63に隣接する上面に銘板64が設けられている。
組み立てられた緩衝材1に対して、ブレーカ6は上方から挿入され、形成された保持台5に前後が当接し、ブレーカ6は下方に空間を備えた状態で緩衝材1内に収容される。そして、この状態で図示しない梱包箱に収納される。
こうして、保持台5を設けたことでブレーカ6下部には空間が形成される。また、2Pのブレーカ6を収容する際は、図4に示すように左右の側面部材3は二つ折りされ、三角形が形成されて左右の隙間を塞ぐように使用される。
図3に示すように、保持台5により形成されたブレーカ6の前後下部には何も配置されない空間が形成され、この空間が下方からの衝撃を吸収する衝撃吸収空間Sとして利用される。また、前後の保持台5の間に形成された空間は、付属品収納空間7として使用され、圧着端子、端子カバー、取り付けねじ等の収納に使用される。図3は付属品として端子カバー8を収納した状態を示し、これら付属品が収納された後、ブレーカ6が収容される。
尚、3Pのブレーカ6は、2Pのブレーカ6と長手方向の寸法及び高さは同一の寸法であるが、幅が2Pに比べて広く、梱包箱は3Pのブレーカの収容を前提とした寸法で作製されている。そのため、3Pのブレーカ6を収容する場合は、図1(a)に示すように、側面部材3は折り曲げを必要としない。そして、他の構成は2Pのブレーカ6を収容する場合と同様であり、ブレーカ6は保持台5に載置されるし、保持台5の間の中央部には付属品収納空間7を備えている。
このように、同一の緩衝材を使用して3Pと2Pの2種類のブレーカ6を良好に収容できる。また、緩衝材1は梱包箱と別体であるため、作製し易く扱いやすい。そして、下部に保持台5を備えることで、保持台5により形成した下部空間を衝撃吸収空間S、及び付属品収納空間7として利用でき、下方からの衝撃に強くできるし、ブレーカ6の上部に設けられている銘板64を付属品により傷つけることが無い。
また、2Pのブレーカ6を梱包箱に収容した際に発生する隙間は、側面部材3を2つ折りするだけで塞がれるため、簡易な操作で閉塞でき良好に梱包できる。
尚、上記実施形態では、2Pのブレーカ6を収容する際には、側面部材3が二つ折りされるが、三つ折りしても良く、発生する左右の隙間は三つ折りでも良好に閉塞できる。
1・・ブレーカ梱包箱用緩衝材、2・・面部材、3・・側面部材、4・・底部材、5・・保持台、6・・ブレーカ、7・・付属品収納空間、64・・銘板、S・・衝撃吸収空間。

Claims (2)

  1. ブレーカを梱包箱に収容する際に、前記ブレーカの周囲に配置してブレーカを保護するブレーカ梱包箱用緩衝材であって、
    前記ブレーカの電源側端子/負荷側端子が配置されている前後方向の寸法が同一の3P及び2Pのブレーカを収容可能で、
    前記ブレーカの前後の面に対峙する前後部位に配置される面部材と、
    前記ブレーカの左右に配置される側面部材と、
    前記ブレーカの下部に配置される底部材とを有し、
    各前記部材は1枚の紙材で一体に形成されて成り、
    前記側面部材は、前後に配置された前記面部材の左右に連続形成されて前後に2分割形成される一方、
    前記面部材は、前記底部材の対向する2辺に連続形成されて成り、
    前記側面部材は、前記3Pのブレーカの収容に際しては折り曲げず、前記2Pのブレーカの収容に際しては、折り曲げて配置されて前記ブレーカの左右に発生する隙間を閉塞して成り、
    更に、前記面部材は前記底部材の端部から折り曲げられて起立形成される一方で、面部材から底部材に跨がる一部が逆方向に折り曲げられて、梱包箱の内部に突出させた保持台が前後双方に形成され、
    保持台にブレーカを載置させて、ブレーカの下部に空間を形成したことを特徴とするブレーカ梱包箱用緩衝材。
  2. 前記側面部材は、前記2Pのブレーカを収容する際には、水平面内で2つ折りして配置されて前記面部材との間で三角形を形成し、
    全4個の三角形により前記ブレーカの左右に発生する前記隙間を塞ぐことを特徴とする請求項1記載のブレーカ梱包箱用緩衝材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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