JP5928890B2 - 包装用箱 - Google Patents

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Description

本発明は、食品、飲料、医薬品等を収納した小型容器等の破損し易い容器を保護する緩衝機能を備えた包装用箱に関するものである。
従来より、内部にパッキン等の充填物を設けず、外部からの衝撃等による破損を防止する緩衝機能を備えた包装用箱が公知である。
例えば、箱本体の内部の中空部に、後側板に固着された固着板の内面に貼着板を固着し、後側板と相対する前側板の内面中央付近に内前板の保持片を固着し、各側板から遊離して浮いた状態で、保護板による断面正方形状の保持部を形成し、底部に右・左緩衝部によりなる底部緩衝部を形成する包装用箱が公知である(特許文献1参照)。
これにより、包装用箱に収納される小型容器の底部を底部緩衝部に載置し、当該胴部を内部に浮いた状態の保持部で保持している為、外部からの衝撃等による破損を防止することができるものである。
実登第3011876号
しかしながら、上記構造では、包装用箱における内部の略中央部に断面正方形状の保持部を設けることから、四方の各側板との間隙が極めて狭くなるものであった。よって、小型容器内の内容物等を記載した説明書等の添付書類を挿入する為には、添付書類を略コ字状に折曲して小型容器の上方から覆設するようにしなければ収納することができないものであった。係る際には、自動梱包機での梱包作業に適合しない虞があり、作業効率の低減が懸念されるものであった。
また、上記構造の包装用箱における上部は上蓋と左右の内蓋のみからなるため、上下方向の衝撃に対して十分な緩衝機能を有するものではなかった。
さらに、底部緩衝部は、箱状の左右緩衝部からなるものであるため、組み立て作業の効率が悪いものであった。
そこで、本発明はこのような問題点を解決するものであって、食品、飲料、医薬品等を収納した小型容器等の破損し易い容器を保護する高度な緩衝機能を備え、内容物等を記載した説明書等の添付書類を容易に挿入可能とする収容空間を備えると共に、組み立て作業の効率が向上する包装用箱を提供することを課題とする。
上述した課題を解決すべく本発明では、下記の手段を講じている。
本発明の包装用箱は、4枚の外周壁を構成する第1側板から第4側板、側板糊代片、第1側部緩衝板、第2側部緩衝板、第3側部緩衝板、第4側部緩衝板、固着板を、折線を介して横方向に順次連接し、第1側板、第3側板の下端には、折線を介してそれぞれ第1下部緩衝板、第3下部緩衝板を設け、第2側板、第4側板の下端には、折線を介してそれぞれ第2下部緩衝板、第4下部緩衝板を設けると共に、第2下部緩衝板、第4下部緩衝板には、折線を介してそれぞれ第2下部糊代片、第4下部糊代片を設け、前記第1側板から第4側板におけるいずれかの側板の上端には、折線を介して上蓋を設けると共に、前記上蓋の上端に折線を介して差し込み片を設け、前記第1側部緩衝板から前記第4側部緩衝板のいずれかの側部緩衝板の山状に形成される上端辺のうち、隣接する側部緩衝板側の傾斜縁を折線として一方の上部緩衝板を設け、前記一方の上部緩衝板が設けられる側に隣接する側部緩衝板の山状に形成される上端辺のうち、前記一方の上部緩衝板側の傾斜縁を折線として他方の上部緩衝板を設け、両者の上部緩衝板が折線を介して連接され上部緩衝部を形成し、前記第1側部緩衝板から第4側部緩衝板におけるいずれかの側部緩衝板には、折線を支軸として回動可能なヒンジ構造の固着片が設けられており、各構成板及び構成片の組立状態にて、前記外周壁内において、前記第1下部緩衝板、第2下部緩衝板、第3下部緩衝板及び第4下部緩衝板が起き上がり形成される山形状の下部緩衝部にて内部に収納される容器の底部を弾性保持し、第1側部緩衝板、第2側部緩衝板、第3側部緩衝板及び第4側部緩衝板によって前記容器の四方を囲んで形成される側部緩衝部にて前記容器の胴部を保持し、前記傾斜縁を介して前記側部緩衝部の内側方向へ傾斜保持される前記上部緩衝部にて前記容器の頭部を保持するものである。
前記側部緩衝部と前記第1側板以外の前記側板との間に当該側板の鉛直方向に沿うようにして収容空間を形成することができる。
前記第2側部緩衝板と前記第3側部緩衝板との間の折線を支軸として、回動可能な固着片が設けられ、前記折線が、前記第3側板の略中央に位置する状態で、前記固着片が前記第3側板に貼着し、前記側部緩衝部と前記第4側板との間に、前記収容空間を形成することができる。
本発明の包装用箱では、包装用箱の内部に山形状に形成された底部緩衝部にて小型容器の底部を弾性保持した状態で載置し、四方を囲む側部緩衝部にて小型容器の胴部を保持すると共に、上部緩衝部にて小型容器の頭部を保持することで高度な緩衝機能を有することができると共に、組み立て作業の効率が向上できる。
また、収容空間が確保されているため、従来のように添付書類を略コ字状に折曲することなく、容易に添付書類を収容することができる。
本発明の実施形態における包装用箱を展開した状態の表面図である。 本発明の実施形態における包装用箱を展開した状態の裏面図である。 本発明の実施形態における包装用箱を図2に示す状態から折り進めた状態説明図である。 本発明の実施形態における包装用箱を図3に示す状態から折り進めた状態説明図である。 本発明の実施形態における包装用箱を図4に示す状態から折り進めた状態説明図である。 本発明の実施形態における包装用箱を組み立てた状態の斜視図である。 本発明の実施形態における包装用箱を組み立てた状態の平面図である。 本発明の実施形態における包装用箱の図7のA−A線断面図である。 本発明の実施形態における包装用箱に小型容器及び添付書類を収納した状態の斜視図である。
以下、本発明の実施形態における包装用箱を図面に基づいて説明する。当該包装用箱において、上蓋19が設けられる側を当該箱の上方とし、下蓋が設けられる側を当該箱の下方とする。また、展開図において、上下方向を縦とし、左右方向を横とする。また、組み立てた状態の包装用箱は図6において、前側板2側を正面とし、前側板2側から後側板4側を前後方向とする。
本発明に係る包装用箱は、食品、飲料、医薬品等を収納した小型容器Bの底部を底部緩衝部に載置し、当該胴部を側部緩衝部にて保持し、当該頭部を上部緩衝部にて保持するとともに、小型容器B内の内容物等を記載した説明書等の添付書類Mを収納することができるものである。当該包装用箱は、一枚のコートボール等の適宜の台紙から形成されており、図1及び図2に示すような展開図からなるものである。図1は、当該包装用箱を展開した状態の表面図であり、図2は、その裏面図である。
図2に示すように、包装用箱は展開した状態において、4枚の外周壁を構成する第1側板、第2側板、第3側板、第4側板、側板糊代片5、第1側部緩衝板6、第2側部緩衝板7、第3側部緩衝板8、第4側部緩衝板9、固着板10とを折線、a、b、c、d、e、f、g、h、iを介して横方向に順次連接している。なお、本実施形態においては、右側板1、前側板2、左側板3、後側板4、側板糊代片5、第1側部緩衝板6、第2側部緩衝板7、第3側部緩衝板8、第4側部緩衝板9、固着板10とを折線、a、b、c、d、e、f、g、h、iを介して横方向に順次連接している。
また、折線f、g、hには適宜の切込みが入っており、折線i上には、両端付近を除いて楕円形の貫通孔13が設けられ、第4側部緩衝板9と固定板とは、折線iの両端付近を介して連接されていることで、組み立てる際に折曲し易くしてある。
本実施形態における右側板1、前側板2、左側板3、後側板4は、略同一形状となるように形成される。第1側部緩衝板6、第2側部緩衝板7、第3側部緩衝板8、第4側部緩衝板9のそれぞれの横寸法は、右側板1等における寸法の略2/3とされる。固着板10の横寸法は、第1、第2、第3、第4側部緩衝板6、7、8、9における寸法と略同じか僅かに短いものとされる。側板糊代片5の横寸法は、第1、第2、第3、第4側部緩衝板6、7、8、9における寸法の略1.2倍か、添付書類Mの厚さ分程度長く形成される。また、図2に示すように固定板の裏面部は、糊等が塗布される貼着部Pとされる。
第1側部緩衝板6、第2側部緩衝板7、第3側部緩衝板8及び第4側部緩衝板9は、小型容器Bにおける胴部の四方を囲み保持する側部緩衝部を構成するものである。
図2に示すように、右側板1及び左側板3には、それぞれ上端に折線j、kを介して内蓋を構成する上内蓋18(18a、18b)が設けられる。一方、下端には折線s、uを介して第1下部緩衝板14、第3下部緩衝板16が設けられる。
第1下部緩衝板14、第3下部緩衝板16は略台形形状とされる。
前側板2には、下端に折線tを介して第2下部緩衝板15が設けられ、更に、第2下部緩衝板15には折線wを介して第1下部糊代片15aが設けられる。図2に示すように第1下部糊代片15aの裏面部は、糊等が塗布される貼着部Pとされる。
後側板4には、上端に折線lを介して上蓋19が設けられ、更に上蓋19の上端には折線rを介して差し込み片20が設けられる。一方、下端には折線vを介して第4下部緩衝板17が設けられ、更に、第4下部緩衝板17には折線xを介して第4下部糊代片17aが設けられる。図2に示すように第4下部糊代片17aの裏面部には、糊等が塗布される貼着部Pとされる。
第2下部緩衝板15、第4下部緩衝板17は略三角形形状で、折線w、折線xを介してそれぞれ略三角形形状の第2下部糊代片15a、第4下部糊代片17aが連接されている。図2に示すように、第2下部緩衝板15と第2下部糊代片15aのそれぞれの下端側で交わる付近に略V字形状の第1切欠き部Aを設けている。同様に、第4下部緩衝板17と第4下部糊代片17aのそれぞれの下端側で交わる付近に略V字形状の第2切欠き部Bを設けている。
そして、図2に示すように、右側板1と左側板3の横幅の長さをそれぞれL1とし、前側板2の下縁から切欠き部Aまでの長さをL2、後側板4の下縁から切欠き部Bまでの長さをL3とした場合、(L2+L3)>L1とされる。
側板糊代片5には、上端に折線mを介して、糊付着防止部21が設けられる。側板糊代片5は、図2に示すように右向きに略凸状形状とし、凸部分の上下の長さは固定板の上下の長さと略同一とされる。糊付着防止部21は、各折線を折曲することによって組み立てる際、第4上部緩衝板25の表面部に糊が付着することを防止するものである。図1に示すように側板糊代片5及び糊付着防止部21の表面部は、糊等が塗布される貼着部Pとされる。
第1側部緩衝板6の上端には折線nを介して第1上部緩衝板22が設けられる。具体的には、第1側部緩衝板6の上端辺は山状に形成され、第2側部緩衝板7側の傾斜縁を折線nとし、その折線nを介して第1上部緩衝板22が設けられる。
第2側部緩衝板7の上端には折線oを介して第2上部緩衝板23が設けられる。具体的には、第2側部緩衝板7の上端辺は山状に形成され、第1側部緩衝板6側の傾斜縁を折線oとし、その折線oを介して第2上部緩衝板23が設けられる。
そして、上記第1上部緩衝板22と第2上部緩衝板23とは折線yを介して連接され、両板によって、略ハート形状の第1上部支持板26が形成される。折線yには適宜の切込みが入っており、第1上部支持板26が内側に折曲し易くしている。
同様に、第3側部緩衝板8の上端には折線pを介して第3上部緩衝板24が設けられる。具体的には、第3側部緩衝板8の上端辺は山状に形成され、第4側部緩衝板9側の傾斜縁を折線pとし、その折線pを介して第3上部緩衝板24が設けられる。
第4側部緩衝板9の上端には折線qを介して第4上部緩衝板25が設けられる。具体的には、第4側部緩衝板9の上端辺は山状に形成され、第3側部緩衝板8側の傾斜縁を折線qとし、その折線qを介して第4上部緩衝板25が設けられる。
そして、上記第3上部緩衝板24と第4上部緩衝板25とは折線zを介して連接され、両板によって、略ハート形状の第2上部支持板27が形成される。折線zには適宜の切込みが入っており、第1上部支持板26が内側に折曲し易くしている。
本実施形態では、第2側部緩衝板7には、略台形状の固着片11が設けられる。固着片11は第2側部緩衝板7側に切離線12が設けられ、折線gを支軸に回動可能なヒンジ構造となるように形成される。図1に示すように固着片11の表面部は、糊等が塗布される貼着部Pとされる。
固着片11は、外周壁の内側に貼着することで、側部緩衝部を固定するものであり、折線f、g、hを支軸に回動可能なヒンジ構造となる固着片11であればよく、好ましくは折線f、gを支軸に回動可能なヒンジ構造となる固着片11であればよく、更に好ましくは、折線gを支軸に回動可能なヒンジ構造となる固着片11であればい。
固着片11の形状、長さは貼着する位置に合わせて適宜変更することができる。
この固着片11が貼着する位置によって、包装用箱内部での側部緩衝部の固定位置が決まる。
上述した、展開図を図3から図5に示すようにして、各折線にしたがって折曲させ、所定箇所を貼着することによって本実施形態の包装用箱が組み立てられる。
組み立てられた包装用箱は、当該内部に小型容器Bの底部を載置する底部緩衝部を形成し、小型容器Bの胴部を保持する側部緩衝部を形成し、小型容器Bの頭部を保持する上部緩衝部を形成すると共に、小型容器B内の内容物等を記載した説明書等の添付書類Mを収容する収容空間Sを形成する。
以下、包装用箱の組み立て順序について、詳細に説明する。
まず、折線gに従って第3側部緩衝板8を内側に折曲させる。当該状態において、固着板10の裏面部の貼着部Pを側板糊代片5の裏面部の適宜の位置に貼着する。
次に、折線eに従って、さらに内側に折曲させ、図3に示す状態にする。このとき、糊付着防止部21は第4上部緩衝板25の表面部に糊が付着することを防ぐ。
次に、図4に示すように、折線t、vに従って第2下部緩衝板15、第4下部緩衝板17を内側に折曲させると共に、折線w、xに従って第1下部糊代片15a、第2下部糊代片17aを外側に折曲させる。そして、折線s、uに従って第1下部緩衝板14、第3下部緩衝板16を内側に折曲させる。
次に、折線cに従って後側板4を内側に折曲させる。当該状態において、固着片11の表面部の貼着部Pを左側板3の裏面部に貼着する。このとき、折線gは左側面板における横幅の略中央付近に位置する。
最後に、折線aに従って右側板1を内側に折曲させ、図5に示す状態にする。この状態において、側板糊代片5の表面部の貼着部Pを右側板1の裏面部の適宜の位置に貼着する。
当該状態においては、包装用箱は扁平状に折り畳まれた状態となり、輸送、保管の際、スペースを不要とし非常に便利なものとなる。
次に、図5に示す状態において、包装容器の左右方向から力を加えると、右側板1、前側板2、左側板3、及び後側板4がそれぞれ起き上がり、外周壁を形成すると共に、第1側部緩衝板6、第2側部緩衝板7、第3側部緩衝板8及び第4側部緩衝板9もそれぞれ起き上がり、四方を囲む形状の側部緩衝部を形成する。
また、これに伴って、第2下部糊代片15a及び第4下部糊代片17aが貼着された、第1下部緩衝板14及び第3下部緩衝板16がそれぞれ起き上がり、それに伴い第2下部緩衝板15及び第4下部緩衝板17もそれぞれ起き上がることで第1切欠き部Aと第2切欠き部Bとが係合する。当該状態において、外周壁内において第1下部緩衝板14、第2下部緩衝板15、第3下部緩衝板16及び第4下部緩衝板17が山形状の底部を形成し、図6に示した状態となる。
このようにして組み立てられる包装用箱は、図9に示すように、第1、第2、第3及び第4下部緩衝板14、15、16、17によって形成された山形状の底部緩衝部に、小型容器Bの底部を載置し、第1、第2、第3及び第4側部緩衝板6、7、8、9によって四方を囲まれた側部緩衝部にて小型容器Bの胴部を保持すると共に、第1、第2側部緩衝板6、7のそれぞれの上端に設けられた第1、第2上部緩衝板22、23(第1上部支持板26)、第3及び第4側部緩衝板8、9のそれぞれの上端に設けられた第3、第4上部緩衝板24、25(第2上部支持板27)をそれぞれ折曲させた上部緩衝部にて小型容器Bの頭部を保持する。
本実施形態では、第1上部支持板26と第2上部支持板27とを、それぞれ内側に倒すように折曲させた上部緩衝部にて小型容器Bの頭部を保持する構成としているが、上部緩衝部は第1上部支持板26と第2上部支持板27のどちらか一方を設ける構成とすることができる。また、第1上部緩衝板22、第2上部緩衝板23、第3上部緩衝板24、第4上部緩衝板25のいずれか1又は複数の上部緩衝板によって上部緩衝部を構成することもできる。
そして、折線gが左側面板における横幅の略中央付近に位置する状態で、固着片11が左側面板に貼着されていることで、側部緩衝部が前側板2寄りに位置することとなり、側部緩衝部と後側板4の間に所定の間隙が形成される。当該間隙は、添付書類Mを収容する収容空間Sとされる。
また、側板糊代片5の横寸法が、第1、第2、第3、第4側部緩衝板6、7、8、9における寸法の略1.2倍か、添付書類Mの厚さ分程度長く形成されることで、側部緩衝部と後側板4との間に所定の間隙が形成されるため、上述した収容空間Sがさらに確保されることとなる。
そして、折線j、mを介して上内蓋18a及び上内蓋18aに貼着された糊付着防止部21を内側に折曲し、折線kを介して上内蓋18bを内側に折曲させ、折線lを介して上蓋19を内側へ折曲させると共に、折線rを介して差し込み片20を折曲させて包装用箱を閉蓋する。
以上、説明した本発明に係る包装用箱によれば、包装用箱の内部に山形状に形成された底部緩衝部にて小型容器Bの底部を弾性保持した状態で載置し、四方を囲む側部緩衝部にて小型容器Bの胴部を保持すると共に、上部緩衝部にて小型容器Bの頭部を保持することができる。
また、収容空間Sが確保されているため、従来のように添付書類Mを略コ字状に折曲することなく、容易に添付書類Mを収容することができる。なお、従来のように添付書類Mを略コ字状に収納することもできる。
更に、上述した組み立て順序により、折線にしたがって各構成板及び構成片を折曲すればよいので、自動製函機(サックマシン)で作製できるものとなり、組み立て作業の効率が向上するうえに、量産化がし易いものとなる。
また、例えば、後側板4、右側板1、前側板2、左側板3、側板糊代片5、第1側部緩衝板6、第2側部緩衝板7、第3側部緩衝板8、第4側部緩衝板9、固着板10とを折線、a、b、c、d、e、f、g、h、iを介して横方向に順次連接する事等もできる。
さらに、下部緩衝部を構成する第1下部緩衝板14、第2下部緩衝板15、第3下部緩衝板16及び第4下部緩衝板17においては、上述した山形状の底部を形成可能な構成であれば、各下部緩衝板の連接位置、構成等上述した実施形態に限らない。
当該発明は、上述の実施形態の構成に限定されるものではなく、形状、寸法、材質を適宜変更して実施することが可能である。また、一部の構成を省略することができるし、一部抽出した構成とすることができるのは勿論である。
5 側板糊代片
6 第1側部緩衝板
7 第2側部緩衝板
8 第3側部緩衝板
9 第4側部緩衝板
10 固着板
11 固着片
14 第1下部緩衝板
15 第2下部緩衝板
15a 第2下部糊代片
16 第3下部緩衝板
17 第4下部緩衝板
17a 第4下部糊代片
19 上蓋
20 差し込み片
22〜25 上部緩衝板
S 収容空間

Claims (3)

  1. 4枚の外周壁を構成する第1側板から第4側板、側板糊代片、第1側部緩衝板、第2側部緩衝板、第3側部緩衝板、第4側部緩衝板、固着板を、折線を介して横方向に順次連接し、
    第1側板、第3側板の下端には、折線を介してそれぞれ第1下部緩衝板、第3下部緩衝板を設け、
    第2側板、第4側板の下端には、折線を介してそれぞれ第2下部緩衝板、第4下部緩衝板を設けると共に、第2下部緩衝板、第4下部緩衝板には、折線を介してそれぞれ第2下部糊代片、第4下部糊代片を設け、
    前記第1側板から第4側板におけるいずれかの側板の上端には、折線を介して上蓋を設けると共に、前記上蓋の上端に折線を介して差し込み片を設け、
    前記第1側部緩衝板から前記第4側部緩衝板のいずれかの側部緩衝板の山状に形成される上端辺のうち、隣接する側部緩衝板側の傾斜縁を折線として一方の上部緩衝板を設け、前記一方の上部緩衝板が設けられる側に隣接する側部緩衝板の山状に形成される上端辺のうち、前記一方の上部緩衝板側の傾斜縁を折線として他方の上部緩衝板を設け、両者の上部緩衝板が折線を介して連接され上部緩衝部を形成し、
    前記第1側部緩衝板から第4側部緩衝板におけるいずれかの側部緩衝板には、折線を支軸として回動可能なヒンジ構造の固着片が設けられており、
    各構成板及び構成片の組立状態にて、
    前記外周壁内において、前記第1下部緩衝板、第2下部緩衝板、第3下部緩衝板及び第4下部緩衝板が起き上がり形成される山形状の下部緩衝部にて内部に収納される容器の底部を弾性保持し、
    第1側部緩衝板、第2側部緩衝板、第3側部緩衝板及び第4側部緩衝板によって前記容器の四方を囲んで形成される側部緩衝部にて前記容器の胴部を保持し、
    前記傾斜縁を介して前記側部緩衝部の内側方向へ傾斜保持される前記上部緩衝部にて前記容器の頭部を保持することを特徴とする包装用箱。
  2. 前記側部緩衝部と前記第1側板以外の前記側板との間に当該側板の鉛直方向に沿うようにして収容空間を形成したことを特徴とする請求項1に記載の包装用箱。
  3. 前記第2側部緩衝板と前記第3側部緩衝板との間の折線を支軸として、回動可能な固着片が設けられ、前記折線が、前記第3側板の略中央に位置する状態で、前記固着片が前記第3側板に貼着し、前記側部緩衝部と前記第4側板との間に、前記収容空間を形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の包装用箱。
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