JP5874923B2 - 包装用箱 - Google Patents

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Description

本発明は、食品、飲料、医薬品等を収納した小型容器等の破損し易い容器を保護する緩衝機能を備えた包装用箱に関するものである。
従来より、内部にパッキン等の充填物を設けず、外部からの衝撃等による破損を防止する緩衝機能を備えた包装用箱が公知である。
例えば、箱本体の内部の中空部に、後側板に固着された固着板の内面に貼着板を固着し、後側板と相対する前側板の内面中央付近に内前側板の保持片を固着し、各側板から遊離して浮いた状態で、保護板による断面正方形状の保持部を形成し、底部に右・左緩衝部によりなる底部緩衝部を形成する包装用箱が公知である(特許文献1参照)。
これにより、包装用箱に収納される小型容器の底部を底部緩衝部に載置し、当該胴部を内部に浮いた状態の保持部で保持している為、外部からの衝撃等による破損を防止することができるものである。
実登第3011876号
しかしながら、上記構造では、包装用箱における内部の略中央部に断面正方形状の保持部を設けることから、四方の各側板との間隙が極めて狭くなるものであった。よって、小型容器内の内容物等を記載した説明書等の添付書類を挿入する為には、添付書類を略コ字状に折曲して小型容器の上方から覆設するようにしなければ収納することができないものであった。係る際には、自動梱包機での梱包作業に適合しない虞があり、作業効率の低減が懸念されるものであった。
そこで、本発明はこのような問題点を解決するものであって、食品、飲料、医薬品等を収納した小型容器等の破損し易い容器を保護する緩衝機能を備えるとともに、内容物等を記載した説明書等の添付書類を容易に挿入可能とする収容空間を備える包装用箱を提供することを課題とする。
前記問題点を解決するために、本発明の請求項1に記載の包装用箱は、4枚の外周壁を構成する第1側板から第4側板、第1糊代片及び第1緩衝板折線を介して横一方向に順次連接され、前記第4側板の下端には、折線を介して第1下蓋が設けられ、前記第2側板の下端には、底部緩衝部を構成する第2下蓋、中空保持板、中空底板折線を介して縦一方向に設けられ、前記中空底板の下端には、折線を介して第2糊代片が設けられ、前記第2糊代片の右端には、折線を介して第2緩衝板が設けられ、前記第1側板及び前記第3側板の下端には、折線を介して補助下蓋それぞれ設けられるとともに、前記補助下蓋に折線を介して前記第1下蓋、前記第2下蓋に貼着される補助下蓋糊代片それぞれ設けられ、前記第1側板から第4側板におけるいずれかの側板の上端には、折線を介して上蓋が設けられるとともに、前記上蓋の上端に折線を介して差し込み片が設けられてなり各構成板及び構成片の組立状態にて、前記底部緩衝部が形成され、前記第2側板と対向配置される第4側板と前記底部緩衝部との間に当該側板の鉛直方向に沿うようにして収容空間が形成されるとともに、前記第1緩衝板及び前記第2緩衝板により平面視にて略V字状となる胴部緩衝部が形成され、前記胴部緩衝部における略V字状の谷部前記第2側板側に配置されることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載の包装用箱は、請求項1に記載の包装用箱において、前記底部緩衝部を構成する前記第2下蓋に折線を介して第2下蓋支持片が設けられるものである。
また、本発明の請求項3に記載の包装用箱は、請求項1又は請求項2に記載の包装用箱において、前記第1緩衝板は、前記外周壁を構成する側板における鉛直方向の上方に配置され、前記第2緩衝板は、当該鉛直方向の下方に配置されるものである。
また、本発明の請求項4に記載の包装用箱は、前記第4側板の上端に前記上蓋及び前記差し込み片が設けられ、前記第2側板における上端と複数の弱め線にて囲われる破断部が形成されるとともに、前記破断部と前記差し込み片が貼着され、前記破断部の下方位置にて前記第1緩衝板の先端部が前記第2側板と当接するものである。
また、本発明の請求項5に記載の包装用箱は、請求項4に記載の包装用箱において、前記第1緩衝板の先端部から前記第1糊代片側の上方に向けて傾斜部が設けられるものである。
本発明の包装用箱では、底部緩衝部にて小型容器の底部を浮かせた状態で載置し、略V字状の胴部緩衝部にて小型容器の胴部を保持することができる。また、側板の縦方向(鉛直方向)に沿うようにして、収容空間を確保することにより、容易に添付書類を収容することができる。
本発明の実施例における包装用箱を展開した状態の表面図である。 本発明の実施例における包装用箱を展開した状態の裏面図である。 本発明の実施例における包装用箱を図2に示す状態から折り進めた状態説明図である。 本発明の実施例における包装用箱を図3に示す状態から折り進めた状態説明図である。 本発明の実施例における包装用箱を図4に示す状態から折り進めた状態説明図である。 本発明の実施例における包装用箱を組み立てた状態の斜視図である。 本発明の実施例における包装用箱を組み立てた状態の平面図である。 本発明の実施例における包装用箱を組み立てた状態の一部を切り欠いて示す斜視図である。 本発明の実施例における包装用箱の図7のA−A断面図である。 本発明の実施例における包装用箱に小型容器及び添付書類を収納した状態の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態における包装用箱を図面に基づいて説明する。当該包装用箱において、上蓋が設けられる側を当該箱の上方とし、下蓋が設けられる側を当該箱の下方とする。また、展開図において、上下方向を縦とし、左右方向を横とする。
本発明に係る包装用箱は、食品、飲料、医薬品等を収納した小型容器Bの底部を底部緩衝部に載置し、当該胴部を胴部緩衝部にて保持するとともに、小型容器B内の内容物等を記載した説明書等の添付書類Mを収納することができる収容空間を有するものである。当該包装用箱は、一枚の台紙から形成されており、図1及び図2に示すような展開図からなるものである。図1は、当該包装用箱を展開した状態の表面図であり、図2は、その裏面図である。
図2に示すように、包装用箱は展開した状態において、4枚の外周壁を構成する第1側板から第4側板、第1糊代片5及び第1緩衝板6を折線a、b、c、d、eを介して横一方向に順次連接している。尚、本実施例においては、右側板1、前側板2、左側板3、後側板4、第1糊代片5、第1緩衝板6とを折線a、b、c、d、eを介して横一方向に順次連設している。
右側板1、前側板2、左側板3、後側板4は、略同一形状となるよう形成される。第1糊代片5の横寸法は、右側板1等における横寸法の略1/3とされる。また、第1糊代片5の縦寸法は、右側板1等における縦寸法と略同等とされる。更に、図1に示すように、第1糊代片5の表面部は、糊等が塗布される貼着部Pとされる。
第1緩衝板6は、小型容器Bにおける胴部を保持する胴部緩衝部を構成するものであり、当該胴部の上方を保持するものである。第1緩衝板6の縦寸法は、右側板1等における縦寸法の略1/3とされ、折線eを介して第1糊代片5の上端部に設けられる。また、第1緩衝板6の右端は、先端部とされる。更に、当該先端部から第1糊代片5側の上方に向けて傾斜部6aが設けられる。
図2に示すように、右側板1及び左側板3には、夫々上端に折線f、gを介して内蓋7を構成する上内蓋7a、7bが設けられる。一方、下端には折線h、iを介して補助蓋8を構成する補助下蓋8a、8bが設けられる。補助下蓋8a、8bは、例えば略三角形状に形成され、一方の傾斜片から折線j、kを介して補助蓋8の糊代片9を構成する補助下蓋糊代片9a、9bが設けられる。同図に示すように、補助下蓋糊代片9a、9bの裏面部は、糊等が塗布される貼着部Pとされ、後述する第1下蓋12、第2下蓋13に貼着される。
後側板4には、上端に折線lを介して上蓋10が設けられ、更に上蓋10の上端には折線mを介して差し込み片11が設けられる。一方、下端には折線nを介して第1下蓋12が設けられる。
また、前側板2には、下端に折線oを介して第2下蓋13が設けられる。第2下蓋13は、例えば下方側を短辺とする略台形状に形成され、一方の傾斜片から折線pを介して第2下蓋支持片13aが設けられる。当該第2下蓋支持片13aは、包装用箱を組み立てた際に、第2下蓋13を底上げするとともに、弾性機能を付加する為に設けられる。第2下蓋13の縦寸法は、右側板1等における横寸法より短く形成される。
更に、第2下蓋13には、下端に折線qを介して中空保持板14が設けられる。また、中空保持板14には、下端に折線rを介して中空底板15が設けられる。中空底板15の縦寸法は、右側板1等における横寸法より短く形成され、第2下蓋13の縦寸法と略同等に形成される。そして、少なくとも第2下蓋13、中空保持板14及び中空底板15は縦一方向に連接され、小型容器Bの底部を載置させる底部緩衝部を構成する。
また、中空底板15には、下端に折線sを介して第2糊代片16が設けられる。第2糊代片16の横寸法は、中空底板15における横寸法の略半分とされる。第2糊代片16の縦寸法は、右側板等1における縦寸法の略半分とされる。例えば、第2糊代片16は、中空底板15の左端に沿って設けられる。同図に示すように、第2糊代片16の裏面部は、糊等が塗布される貼着部Pとされる。
更に、第2糊代片16には、右端に折線tを介して第2緩衝板17が設けられる。第2緩衝板17は、第1緩衝板6とともに、小型容器Bにおける胴部を保持する胴部緩衝部を構成するものであり、当該胴部の下方を保持するものである。第2緩衝板17の縦寸法は、第2糊代片16における縦寸法の略2/3とされる。例えば、第2緩衝板17は、第2糊代片16の右端に沿った状態で、且つ第2糊代片16の下端部に設けられる。
また、前側板2には、当該上端と複数の弱め線18にて囲われる破断部が設けられる。例えば、当該上端から略U字状の弱め線18が設けられ、前側板2における上端と略平行な下辺18aと、当該下辺18aの両端から上端とを連結する側辺18bとを有する。同図に示すように、弱め線18で囲われた裏面部の一部は、糊等が塗布される貼着部Pとされる。
このようにして、展開図が形成される包装用箱は、図3から図6に示すようにして各折線にしたがって折曲させ、所定箇所を貼着することによって組み立てられる。
組み立てられた包装用箱は、当該内部に小型容器Bの底部を載置される底部緩衝部を形成し、小型容器Bの胴部を保持する胴部緩衝部を形成するとともに、小型容器B内の内容物等を記載した説明書等の添付書類Mを収容する収容空間を形成する。
以下、包装用箱の組み立て順序について、詳細に説明する。
まず、図3に示すように、折線eにしたがって第1緩衝板6を内側に折曲させる。また、折線h、iにしたがって補助下蓋8a、8bを内側に折曲させるとともに、折線j、kにしたがって補助下蓋糊代片9a、9bを外側に折曲させて、補助下蓋8a、8bにそれぞれ重合させる。更に、折線nにしたがって第1下蓋12を内側に折曲させる。そして、折線qにしたがって中空保持板14、中空底板15、第2糊代片16及び第2緩衝板17をまとめて内側に折曲させる。
次に、図4に示すように、折線oにしたがって第2下蓋13を内側に折曲させるとともに、折線r及び折線sにしたがって中空底板15を折曲させて、第2下蓋13、中空底板15、第2糊代片16及び第2緩衝板17を順に重合させる。当該状態において、第2糊代片16における裏面部の貼着部Pを前側板2に貼着する。この際、折線oから上方に中空保持板14程度の縦寸法を有して貼着することが望ましい。
最後に、折線bにしたがって前側板2及び左側板3を内側に折曲させながら、折線aにしたがって右側板1を内側に折曲させるとともに、折線pにしたがって第2下蓋支持片13aを外側に折曲した状態で補助下蓋糊代片9aにおける裏面部の貼着部Pを第2下蓋13に貼着する。
一方、折線cにしたがって後側板4を内側に折曲させるとともに、補助下蓋糊代片9bにおける裏面部の貼着部Pを第1下蓋12に貼着する。これにより、下蓋を形成した状態とし、折線dにしたがって第1糊代片5を内側に折曲させるとともに、第1糊代片5における表面部の貼着部Pを右側板1に貼着する。このようにして、折曲及び貼着を行うことで、図5に示した状態とする。
当該状態においては、包装用箱は扁平状に折り畳まれた状態となり、輸送、保管の際、スペースを不要とし非常に便利なものとなる。
次に、図5に示す状態において、包装用箱の左右方向から力を加えると、右側板1、前側板2、左側板3及び後側板4がそれぞれ起き上がり、外周壁を形成する。また、これに伴って、補助下蓋糊代9a、9bが貼着された第1下蓋12、第2下蓋13がそれぞれ起き上がり、相互に組み合わさることで箱底部が形成され、図6に示した状態となる。
当該状態において、包装用箱の内部においては、図6から図9に示すように、第1緩衝板6は、第1糊代片5が貼着される右側板1から前側板2にかけて、傾斜状態で第1緩衝板6の先端部が前側板2の上方に当接する。具体的には、当該先端部は、前側板2における横方向の略中央部と当接する。このとき、図9に示すように、第1緩衝板6の先端部が弱め線18の下辺18aと略同等の位置か、弱め線18の下辺18aより下方に位置することが望ましい。
一方、第2緩衝板17は、第2糊代片16が貼着される前側板2から左側板3にかけて、傾斜状態で第2緩衝板16の一端部が左側板3の下方に当接する。具体的には、図7に示すように、平面視において、第1糊代片5と第1緩衝板6の境界を通り、右側板1及び左側板3と直交する仮想線u上に位置することが望ましい。これにより、第1緩衝板6及び第2緩衝板17からなる胴部緩衝部における負荷に対し、均衡が図られた構造とすることができる。
このようにして、上方に位置する第1緩衝板6と下方に位置する第2緩衝板17によって、前側板2側に略V字状の胴部緩衝部を形成する。このとき、当該胴部緩衝部は、その谷部が前側板2側に配置される。
そして、図9に示すように、少なくとも第2下蓋13、中空保持板14及び中空底板15により形成される底部緩衝部の第2下蓋13においては、第1下蓋12上に重合されるとともに、中空底板15においては、中空保持板14の縦寸法をもって、箱底部から浮いた状態となる。
また、第1下蓋12及び補助下蓋8a上に位置する第2下蓋支持片13aによって、底部緩衝部は弾性機能が付与され、より緩衝機能が向上した状態となる。
更に、第2下蓋13及び中空底板15の縦寸法は、右側板1等における横寸法より短く形成されることから、図8及び図9に示すように、底部緩衝部の中空保持板14と後側板4との間に所定の間隙が形成される。当該間隙は、添付書類Mを収容する収容空間19とされる。
このようにして組み立てられる包装用箱は、図10に示すように、底部緩衝部に小型容器Bの底部を載置し、略V字状の胴部緩衝部にて小型容器Bの胴部を保持する。具体的には、第1緩衝板6にて当該胴部の上方を保持し、第2緩衝板17にて当該胴部の下方を保持する。そして、収容空間19に添付書類Mを収容する。当該添付書類Mによって、後側板4側における小型容器Bを保持することが可能となる。このとき、第1緩衝板6の先端部、第2緩衝板16の一端部が前側板2、左側板3にそれぞれ当接した状態となることから、第1緩衝板6及び第2緩衝板17の弾性変形により、緩衝機能が付与される。
そして、折線f、gを介して上内蓋7a、7bを内側へ折曲し、折線lを介して上蓋10を内側へ折曲させるとともに、折線mを介して差し込み片11を折曲させて、弱め線18で囲われた破断部の貼着部Pと貼着し、包装用箱を閉蓋する。
小型容器B及び添付書類Mを収容し、閉蓋された包装用箱においては、第1緩衝板6の横方向における略中央部は小型容器Bと当接し、第1緩衝板6の先端部は前側板2と当接する。
ここで、弱め線18からの包装用箱の開封は、当該箇所を外側から押圧することで、弱め線18を破断し開封する。係る際には、第1緩衝板6の先端部によって、弱め線18における下辺18aより下方の前側板2が支持された状態となっているので、当該下辺18aの破断を容易に行うことができる。
また、下辺18aより破断された前側板2は、更に押圧されることで、差し込み片11とともに、第1緩衝板6の傾斜部6aに沿うようにして引き上げられて側辺18bが破断される。第1緩衝板6における傾斜部6aの誘導により、当該側辺18bの破断を容易に行うことができる。このようにして、差し込み片11が貼着される当該破断部を破断することで、包装用箱は開封される。
以上、説明した本発明に係る包装用箱によれば、底部緩衝部にて小型容器Bの底部を浮かせた状態で載置し、略V字状の胴部緩衝部にて小型容器Bの胴部を保持することができる。また、後側板4の縦方向(鉛直方向)に沿うようにして、収容空間19を確保することにより、容易に添付書類Mを収容することができる。
更に、上述した組み立て順序により、折線aからtにしたがって各構成板及び構成片を折曲すればよいので、自動製函機(サックマシン)で作製できるものとなり、量産化がし易いものとなる。
更に、第1緩衝板6、第2緩衝板17の設ける位置を変更することで、第1緩衝板6及び第2緩衝板17とを小型容器Bにおける胴部の略同等の高さにて保持することもできる。
また、底部緩衝部、第2糊代片16及び第2緩衝板17は、前側板2以外の右側板1、左側板3、後側板4に設けることもできるし、第1糊代片5及び第1緩衝板6は、後側板4以外の右側板1、前側板2、左側板3に設けることもできる。すわなち、収容空間19は、後側板4側に限らず、左側板3側、右側板1側、前側板2側に設けられる。
例えば、後側板4、右側板1、前側板2、左側板3、第1糊代片5、第1緩衝板6とを折線a、b、c、d、eを介して横一方向に順次連設し、右側板1の下端に底部緩衝部、第2糊代片16及び第2緩衝板17を設ける。その他の構成片等については省略する。これにより、収容空間19は、左側板3側に形成される。また、胴部緩衝部の谷部は右側板1側に配置される。
更に、補助下蓋糊代片9a、9bの設ける位置を変更することで、補助下蓋糊代片9aを第1下蓋12に貼着し、補助下蓋糊代片9bを第2下蓋13に貼着することもできる。
その他、形状、寸法、材質等を適宜変更して実施することが可能である。また、一部構成を省略することができるし、一部抽出した構成とすることができるのは勿論である。
1 右側板
2 前側板
3 左側板
4 後側板
5 第1糊代片
6 第1緩衝板
7 内蓋
7a、7b 上内蓋
8 補助蓋
8a、8b 補助下蓋
9 補助蓋糊代片
9a、9b 補助下蓋糊代片
10 上蓋
11 差し込み片
12 第1下蓋
13 第2下蓋
13a 第2下蓋支持片
14 中空保持板
15 中空底板
16 第2糊代片
17 第2緩衝板
18 弱め線
19 収容空間
B 小型容器
M 添付書類
P 貼着部
a〜t 折線
u 仮想線











Claims (5)

  1. 4枚の外周壁を構成する第1側板から第4側板、第1糊代片及び第1緩衝板折線を介して横一方向に順次連接され
    前記第4側板の下端には、折線を介して第1下蓋が設けられ
    前記第2側板の下端には、底部緩衝部を構成する第2下蓋、中空保持板、中空底板折線を介して縦一方向に設けられ
    前記中空底板の下端には、折線を介して第2糊代片が設けられ
    前記第2糊代片の右端には、折線を介して第2緩衝板が設けられ
    前記第1側板及び前記第3側板の下端には、折線を介して補助下蓋それぞれ設けられるとともに、前記補助下蓋に折線を介して前記第1下蓋、前記第2下蓋に貼着される補助下蓋糊代片それぞれ設けられ
    前記第1側板から第4側板におけるいずれかの側板の上端には、折線を介して上蓋が設けられるとともに、前記上蓋の上端に折線を介して差し込み片が設けられてなり
    各構成板及び構成片の組立状態にて、前記底部緩衝部が形成され
    前記第2側板と対向配置される第4側板と前記底部緩衝部との間に当該側板の鉛直方向に沿うようにして収容空間が形成されるとともに、
    前記第1緩衝板及び前記第2緩衝板により平面視にて略V字状となる胴部緩衝部が形成され、前記胴部緩衝部における略V字状の谷部前記第2側板側に配置されることを特徴とする包装用箱。
  2. 前記底部緩衝部を構成する前記第2下蓋に折線を介して第2下蓋支持片が設けられる請求項1に記載の包装用箱。
  3. 前記第1緩衝板は、前記外周壁を構成する側板における鉛直方向の上方に配置され、前記第2緩衝板は、当該鉛直方向の下方に配置される請求項1又は請求項2に記載の包装用箱。
  4. 前記第4側板の上端に前記上蓋及び前記差し込み片が設けられ
    前記第2側板における上端と複数の弱め線にて囲われる破断部が形成されるとともに、前記破断部と前記差し込み片が貼着され
    前記破断部の下方位置にて前記第1緩衝板の先端部が前記第2側板と当接する請求項3に記載の包装用箱。
  5. 前記第1緩衝板の先端部から前記第1糊代片側の上方に向けて傾斜部が設けられる請求項4に記載の包装用箱。
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