JP3562102B2 - 梱包箱 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、器台と該器台に取着される付属部品とを備えた電気機器を収納するのに適した梱包箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の梱包箱を図10を用いて説明する。図10は梱包箱の斜視図である。
【0003】
従来、この種の梱包箱にあっては、図10に示すように、器台1を収納する外箱Aと、付属部品2を収納する内箱Bとからなり、器台1を外箱Aに収納した後に、付属部品2を収納した内箱Bを外箱Aに収納していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の図10に示すような梱包箱にあっては、外箱Aと内箱Bとが別体であり、外箱Aと内箱Bとを形成するためには、段ボール紙などで2つの展開体(不図示)を形成しなければならない。従って、展開体を形成する際の材料取りが悪く、また梱包箱の製造作業が煩わしいという問題点があった。
【0005】
本発明は、上記問題点を改善するために成されたもので、その目的とするところは、材料取りがよく、製造作業が容易な梱包箱を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の問題を解決するために、請求項1記載の発明にあっては、器台と該器台に取着される付属部品とを有した被梱包物を底方向及び側面方向から囲む包囲部と、該包囲部の一側面に連設され被包囲物を上面方向から塞ぐとともにこの一側面に対向する包囲部の側面に係合される係合片を有した蓋部と、前記一側面以外の包囲部の1つの側面から包囲部の内方側に折曲げられ裏面が器台の上面に当接するとともに表面側に付属部品を載置する折曲部と、を備えた梱包箱において、前記器台は、開口側に突出した突出部と該突出部の基端側に連設される付属部品取着部とを有して形成され、前記折曲部は、一側面に対向する包囲部の側面に連設される蓋部と係合する垂下片と、該垂下片に連設され裏面側が付属部品取着部に当接するとともに表面側に付属部品を載置する載置片と、該載置片に突出部の側面に沿って連設され突出部と付属部品とを隔離するとともに蓋部の係合片を垂下片との間で挟持する隔離片と、を有して構成されたことを特徴とするものである。
【0007】
請求項2記載の発明にあっては、前記包囲部の一側面の両側に連設される2つの側面のうち突出部側の側面に、隔離片まで延出形成された延出片と、該延出片から包囲部の底方向に連設されて隔離片の突出部側の面に当接する当接片と、を備えた突出部カバー片を設けたことを特徴とするものである。
【0008】
請求項3記載の発明にあっては、器台と該器台に取着される付属部品とを有した被梱包物を底方向及び側面方向から囲む包囲部と、該包囲部の一側面に連設され被包囲物を上面方向から塞ぐとともにこの一側面に対向する包囲部の側面に係合される係合片を有した蓋部と、前記一側面以外の包囲部の1つの側面から包囲部の内方側に折曲げられ裏面が器台の上面に当接するとともに表面側に付属部品を載置する折曲部と、を備えた梱包箱において、前記器台は、開口側に突出した突出部と該突出部の基端側に連設される付属部品取着部とを有して形成され、前記折曲部は、一側面に連設される包囲部の2つの側面のうち突出部側の側面に連設されて突出片を覆う突出部カバー片と、該突出部カバー片に連設され包囲部の底方向に垂下して突出部と付属部品とを隔離するとともに蓋部の係合片を側面との間で挟持する隔離片と、該隔離片に連設され裏面側が付属部品取着部に当接するとともに表面側に付属部品を載置する載置片とを有して構成されたことを特徴とするものである。
【0009】
請求項4記載の発明にあっては、前記一側面に連設される包囲部の2つの側面のうち付属部品側の側面に隔離片まで延出形成されて付属部品を覆う付属部品カバー片を設けたことを特徴とするものである。
【0010】
請求項5記載の発明にあっては、付属部品に、器台の付属部品取着部に取着する端子が形成され、前記折曲部に、端子を端子に対向する面から所定間隔でもって配設する端子保護部を設けたことを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明にかかる梱包箱の第一実施の形態を図1乃至図5に基づいて、第二実施の形態を図6乃至図9に基づいて説明する。
【0013】
〔第一実施の形態〕
図1は、梱包箱と器台と付属部品との斜視図である。図2は梱包箱の展開体の平面図である。図3は梱包箱の一部断面の斜視図である。図4は梱包箱に器台及び付属部品を収納した場合の側方からの断面図である。図5は梱包箱に器台及び付属部品を収納した場合の平面図である。
【0014】
図1において、1は梱包箱の収納対象であり被包囲物に相当する器台を示し、2は収納対象であり被包囲物に相当する付属部品を示す。
【0015】
器台1は、上方に突出した突出部1aと該突出部1aの基端側に連設される付属部品取着部1bとを有して形成されている。付属部品2は一側面に複数の端子2aを有しており、該端子2aは付属部品2を器台1に接続するものである。
【0016】
包囲部3は、図1乃至図3に示すように、一側面に相当する側面3aと、側面3aと対向する側面3bと、側面3aの両側に連設される側面3c,3dと、底面3eとを有している。なお、器台1の包囲部3への収納は、突出部1aが側面3cの側に位置するようにして、付属部品取着部1bが側面3dの側に位置するようにする。また、底面3eは、図2に示すように、側面3a,3b,3c,3dから延設された底面構成片3f,3g,3h,3iを係合させて構成している。
【0017】
蓋部4は、側面3aに連設され、折曲げられたときに梱包箱内部を上面方向から塞ぐとともに、側面3bに係合される係合片4aを有している。
【0018】
折曲部5は、側面3bに連設されて垂下片5aと載置片5bと隔離片5cと有している。
【0019】
垂下片5aは、側面3bに連設され、図2に示す折曲線L1に沿って側面3bに対して略180度梱包箱の内側に向けて折曲げられて、折曲線L1から垂下して形成されている。また、垂下片5aは、蓋部4が閉じられた場合に係合片4aと当接する。
【0020】
載置片5bは垂下片5aの先端から連設され、垂下片5aに対して略垂直と成るように折曲げられ、従って底面3eと略平衡と成るように形成されている。載置片5bの裏面側は付属部品取着部1bに当接するとともに、表面側は付属部品2を載置する。
【0021】
隔離片5cは、載置片5bの側端部から連設され、梱包箱に器台1と付属部品2とを収納したときに、突出部1aと付属部品2とを隔離する。また、蓋部4の係合片4aは、垂下片5cと隔離片5cの端部との間で挟持される。
【0022】
また、折曲部5は、付属部品2の端子2aを付属部品2を収納したときに端子2aに対向する垂下片5aから所定間隔でもって配設する端子保護部5dを有する。端子保護部5dは、図2に示すように、垂下片5aと載置片5bとの境界である折曲線L2に垂直に2箇所の切り込み5e,5fを設け、載置片5bを垂下片5aから折曲げて形成する際に、切り込み5e,5f間の部材が内側に突出するように切り起こして形成する。
【0023】
突出部カバー片6は、側面3cから連設されており、側面3cから隔離片5cまで延出形成された延出片6aと、延出片6aから包囲部3の底面3e方向に連設されて隔離片5cの突出部1a側の面に当接する当接片6bとを備えている。従って、延出片6aは突出部1aの上面を覆って保護する。
【0024】
付属部品カバー片7は、側面3dから隔離片5cまで延出形成されており、付属部品2の上面を覆って保護する。
【0025】
そして、以上の各部位は各々連設されているので、梱包箱は図2に示すように単一の展開体から構成されている。
【0026】
以上のようにして構成された梱包箱は、図3に示すように、底面3eと載置部5bとの間に形成される付属部品取着部収納空間S1と、側面3cと隔離片5cとの間に形成される突出部収納空間S2と、側面3aと垂下片5aと隔離片5cと側面3dと載置片5bとから形成される付属部品収納空間S3とを有する。
【0027】
次に器台1と付属部品2との梱包箱への収納手順を説明する。まず、折曲部5が内部に折曲げられていない状態において、突出部1aが側面3c側となるようにして器台1を包囲部3に収納する。次に、隔離部5cと、載置部5bとを折曲げし、更に端子保護部5dを形成した後、折曲部5を包囲部3内部に折曲げする。そうすると、付属部品取着部収納空間S1に器台1の付属部品取着部1bが収納され、突出部収納空間S2に突出部1aが収納される。
【0028】
そして図4、図5に示すように、端子2aが設けられている側面が垂下片5aと対向するように、付属部品2を載置片5b上に載置し、端子保護部5dと付属部品2の側面とを当接させる。
【0029】
最後に、突出部カバー片6を折曲げして突出部1aの上面を覆って、当接片6bを隔離片5cに当接させ、付属部品カバー片7を折曲げして、付属部品2の上面を覆い、蓋部4を折曲げして、係合片4aを垂下片5cと隔離片5cの端部との間で挟持させる。以上により収納作業は終了する。
【0030】
従って、梱包箱は単一の展開体より一体成形するので、材料取りが良く、製造作業が容易となる。また、垂下片5aと、載置片5bと、隔離片5cとにより、付属部品収納空間S3を形成するので、別途の内箱の必要なく付属部品2を収納できるので省資源化が図れる。
【0031】
更に、図4に示すように、端子保護部5dが端子2aの周囲に空間S4を形成し付属部品2の一側面と当接して、付属部品2の移動を規制するので、端子2aは垂下片5aに接触せず、接触による折損から保護される。
【0032】
〔第二実施の形態〕
図6は、梱包箱と器台と付属部品との斜視図である。図7は梱包箱の展開体の平面図である。図8は梱包箱に器台及び付属部品を収納した場合の側方からの断面図である。図9は梱包箱に器台及び付属部品を収納した場合の平面図である。
【0033】
図6において、8は梱包箱の収納対象であり被包囲物に相当する器台を示し、9は収納対象であり被包囲物に相当する付属部品を示す。
【0034】
器台8は、上方に突出した突出部8aと該突出部8aの基端側に連設される付属部品取着部8bとを有して形成されている。付属部品9は一側面に複数の端子9aを有しており、該端子9aは付属部品9を器台8に接続するものである。
【0035】
包囲部10は、図6、図7に示すように、一側面に相当する側面10aと、側面10aと対向する側面10bと、側面10aの両側に連設される側面10c,10dと、底面10eとを有している。なお、器台1の包囲部3への収納は、突出部8aが側面10cの側に位置するようにして、付属部品取着部8bが側面10dの側に位置するようにする。また、底面10eは、図7に示すように、側面10a,10b,10c,10dから延設された底面構成片10f,10g,10h,10iを係合させて構成している。
【0036】
蓋部11は、側面10aに連設され、折曲げられたときに梱包箱内部を上面方向から塞ぐとともに、側面10bに係合される係合片11aを有している。
【0037】
折曲部12は、側面10cに連設されて突出部カバー片12aと隔離片12bと載置片12cと押し下げ片12dと有している。
【0038】
突出部カバー片12aは、側面10cから連設されて、突出部8aの上面を覆って保護する。
【0039】
隔離片12bは、突出部カバー片12aから連設され包囲部10の底面10e方向に垂下して、梱包箱に器台8と付属部品9とを収納したときに、突出部8aと付属部品9とを隔離する。また、隔離片12bは側面10bとの間で、蓋部11の係合片11aを挟持する。
【0040】
載置片12cは隔離片12bから連設され、隔離片12bに対して略垂直と成るように折曲げられ、従って底面10eと略平衡と成るように形成されている。載置片12cの裏面側は付属部品取着部8bに当接するとともに、表面側は付属部品9を載置する。
【0041】
押し下げ片12dは、載置片12cに連設され、載置片12cに対して略垂直と成るように上方に折曲げられ、従って底面10eと略垂直と成るように形成されている。また、押し下げ片12dの先端部は、蓋部11が閉じられた場合に蓋部11と当接して載置片12cを押し下げるように、僅かに包囲部10の上端から突出している。
【0042】
また、折曲部12は、付属部品9の端子9aを付属部品9を収納したときに端子9aに対向する側面10bから所定間隔でもって配設する端子保護部12eを有する。端子保護部12eは、図7に示すように、隔離片12bと載置片12cとの境界である折曲線L3に垂直に1箇所の切り込み12fを設け、載置片12cを隔離片12bから折曲げて形成する際に、切り込み5fと折曲部12の側端部との間の部材が内側に突出するように切り起こして形成する。
【0043】
付属部品カバー片13は、側面10dから隔離片12bまで延出形成されており、付属部品9の上面を覆って保護する。
【0044】
そして、以上の各部位は各々連設されているので、梱包箱は図7に示すように単一の展開体から構成されている。
【0045】
以上のようにして構成された梱包箱は、図6に示すように、底面12eと載置部12cとの間に形成される付属部品取着部収納空間S5と、側面10cと隔離片12bとの間に形成される突出部収納空間S6と、側面10aと隔離片12bと押し下げ片12dと側面10bと載置片12cとから形成される付属部品収納空間S7とを有する。
【0046】
次に器台8と付属部品9との梱包箱への収納手順を説明する。まず、折曲部12が内部に折曲げられていない状態において、突出部8aが側面10c側となるようにして器台8を包囲部10に収納する。次に、隔離部12bと載置部12cと押し下げ片12dとを折曲げし、更に端子保護部12eを形成した後、折曲部12を包囲部10内部に折曲げする。そうすると、付属部品取着部収納空間S5に器台18の付属部品取着部8bが収納され、突出部収納空間S6に突出部8aが収納される。
【0047】
そして図8、図9に示すように、端子9aが設けられている側面が垂下片5aと対向するように、付属部品9を載置片12c上に載置し、端子保護部12eと付属部品9の側面とを当接させる。
【0048】
最後に、付属部品カバー片13を折曲げして、付属部品9の上面を覆い、蓋部11を折曲げして、係合片11aを隔離片12bの端部と側面10bとの間で挟持させる。以上により収納作業は終了する。
【0049】
従って、梱包箱は図7に示す単一の展開体より一体成形するので、材料取りが良く、製造作業が容易となる。
【0050】
【発明の効果】
本発明の梱包箱は上述のように構成してあるから、請求項1記載の発明にあっては、一側面以外の包囲部の1つの側面に、包囲部の内方側に折曲げられ裏面が器台の上面に当接するとともに表面側に付属部品を載置する折曲部を設け、梱包箱を単一の展開体より一体形成するので、材料取りが良く、製造作業が容易な梱包箱を提供できるという効果を奏する。また、折曲部は一側面に対向する包囲部の側面に連設される蓋部と係合する垂下片と、該垂下片に連設され裏面側が付属部品取着部に当接するとともに表面側に付属部品を載置する載置片と、該載置片に突出部の側面に沿って連設され突出部と付属部品とを隔離するとともに蓋部の係合片を垂下片との間で挟持する隔離片とを有して構成したので、垂下片と隔離片と載置片とで付属部品を収納することができ、別途の付属部品を収納する内箱の必要がなく、梱包箱製造の際の材料の使用量を低減でき、よって省資源化を図ることができ、また隔離片と垂下片とにより係合片を挟持するので、蓋部を強固に係合させることができる梱包箱を提供できるという効果を奏する。
【0051】
請求項2記載の発明にあっては、請求項1の発明の効果に加えて、前記包囲部の一側面の両側に連設される2つの側面のうち突出部側の側面に、隔離片まで延出形成された延出片と、該延出片から包囲部の底方向に連設されて隔離片の突出部側の面に当接する当接片とを備えた突出部カバー片を設けたので、器台の突出部の上部を保護することができるとともに、突出部カバー片が隔離片の折曲げに対する復元力に抗して隔離片を押さえつけ隔離片が強固に保持される梱包箱を提供できるという効果を奏する。
【0052】
請求項3記載の発明にあっては、器台と該器台に取着される付属部品とを有した被梱包物を底方向及び側面方向から囲む包囲部と、該包囲部の一側面に連設され被包囲物を上面方向から塞ぐとともにこの一側面に対向する包囲部の側面に係合される係合片を有した蓋部と、前記一側面以外の包囲部の1つの側面から包囲部の内方側に折曲げられ裏面が器台の上面に当接するとともに表面側に付属部品を載置する折曲部と、を備えた梱包箱において、前記折曲部は、一側面に連設される包囲部の2つの側面のうち突出部側の側面に連設されて突出片を覆う突出部カバー片と、該突出部カバー片に連設され包囲部の底方向に垂下して突出部と付属部品とを隔離するとともに蓋部の係合片を側面との間で挟持する隔離片と、該隔離片に連設され裏面側が付属部品取着部に当接するとともに表面側に付属部品を載置する載置片とを有して構成したので、突出部カバー片と隔離片と載置片とで付属部品を収納することができ、別途の付属部品を収納する内箱の必要がなく、梱包箱製造の際の材料の使用量を低減でき、よって省資源化を図ることができ、また、折曲部を突出部側の側面に設けているので突出部カバー片と隔離片と載置片とを一体成形することができ、器台と付属部品との隔離が容易にでき、また、また隔離片と側面とにより係合片を挟持するので、蓋部を強固に係合させることができる梱包箱を提供できるという効果を奏する。
【0053】
請求項4記載の発明にあっては、請求項1乃至請求項3記載の発明の効果に加えて、前記一側面に連設される包囲部の2つの側面のうち付属部品側の側面に隔離片まで延出形成されて付属部品を覆う付属部品カバー片を設けたので、蓋部を開いても付属部品が露出せず、見栄えが向上するとともに、付属部品の上部には蓋部と付属部品カバー片との2つの部材が重ねられるので、外部の衝撃から付属部品をより保護することができる梱包箱を提供できるという効果を奏する。
【0054】
請求項5記載の発明にあっては、請求項1乃至請求項4記載の発明の効果に加えて、前記折曲部に、端子を端子に対向する面から所定間隔でもって配設する端子保護部を設けたので、端子保護部が付属部品の移動を規制し、運搬の際に付属部品の端子が直接包囲部の側面に当接せず、端子が折損しにくい梱包箱を提供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の梱包箱の一例の斜視図である。
【図2】梱包箱の展開体の平面図である。
【図3】梱包箱の一部断面の斜視図である。
【図4】梱包箱に器台及び付属部品を収納した場合の側方からの断面図である。
【図5】梱包箱に器台及び付属部品を収納した場合の平面図である。
【図6】本発明の梱包箱の他の例の斜視図である。
【図7】梱包箱の展開体の平面図である。
【図8】梱包箱に器台及び付属部品を収納した場合の側方からの断面図である。
【図9】梱包箱に器台及び付属部品を収納した場合の平面図である。
【図10】従来の梱包箱の一例の斜視図である。
【符号の説明】
1 器台
1a 突出部
1b 付属部品取着部
2 付属部品
2a 端子
3 包囲部
3a 側面
3b 側面
3c 側面
3d 側面
4 蓋部
4a 係合片
5 折曲部
5a 垂下片
5b 載置片
5c 隔離片
5d 端子保護部
6 突出部カバー片
6a 延出片
6b 当接片
7 付属部品カバー片
8 器台
8a 突出部
8b 付属部品取着部
9 付属部品
9a 端子
10 包囲部
10a 側面
10b 側面
10c 側面
10d 側面
11 蓋部
11a 係合片
12 折曲部
12a 垂下片
12b 載置片
12c 隔離片
12e 端子保護部
13 付属部品カバー片
Claims (5)
- 器台と該器台に取着される付属部品とを有した被梱包物を底方向及び側面方向から囲む包囲部と、該包囲部の一側面に連設され被包囲物を上面方向から塞ぐとともにこの一側面に対向する包囲部の側面に係合される係合片を有した蓋部と、前記一側面以外の包囲部の1つの側面から包囲部の内方側に折曲げられ裏面が器台の上面に当接するとともに表面側に付属部品を載置する折曲部と、を備えた梱包箱において、
前記器台は、開口側に突出した突出部と該突出部の基端側に連設される付属部品取着部とを有して形成され、前記折曲部は、一側面に対向する包囲部の側面に連設される蓋部と係合する垂下片と、該垂下片に連設され裏面側が付属部品取着部に当接するとともに表面側に付属部品を載置する載置片と、該載置片に突出部の側面に沿って連設され突出部と付属部品とを隔離するとともに蓋部の係合片を垂下片との間で挟持する隔離片と、を有して構成されたことを特徴とする梱包箱。 - 前記包囲部の一側面の両側に連設される2つの側面のうち突出部側の側面に、隔離片まで延出形成された延出片と、該延出片から包囲部の底方向に連設されて隔離片の突出部側の面に当接する当接片と、を備えた突出部カバー片を設けたことを特徴とする請求項1記載の梱包箱。
- 器台と該器台に取着される付属部品とを有した被梱包物を底方向及び側面方向から囲む包囲部と、該包囲部の一側面に連設され被包囲物を上面方向から塞ぐとともにこの一側面に対向する包囲部の側面に係合される係合片を有した蓋部と、前記一側面以外の包囲部の1つの側面から包囲部の内方側に折曲げられ裏面が器台の上面に当接するとともに表面側に付属部品を載置する折曲部と、を備えた梱包箱において、
前記器台は、開口側に突出した突出部と該突出部の基端側に連設される付属部品取着部とを有して形成され、前記折曲部は、一側面に連設される包囲部の2つの側面のうち突出部側の側面に連設されて突出片を覆う突出部カバー片と、該突出部カバー片に連設され包囲部の底方向に垂下して突出部と付属部品とを隔離するとともに蓋部の係合片を側面との間で挟持する隔離片と、該隔離片に連設され裏面側が付属部品取着部に当接するとともに表面側に付属部品を載置する載置片とを有して構成されたことを特徴とする梱包箱。 - 前記一側面に連設される包囲部の2つの側面のうち付属部品側の側面に隔離片まで延出形成されて付属部品を覆う付属部品カバー片を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の梱包箱。
- 前記付属部品に、器台の付属部品取着部に取着する端子が形成され、前記折曲部に、端子を端子に対向する面から所定間隔でもって配設する端子保護部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4記載の梱包箱。
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JP03645696A JP3562102B2 (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 梱包箱 |
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