JP2002080033A - スパークプラグの包装箱 - Google Patents

スパークプラグの包装箱

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JP2002080033A JP2000275607A JP2000275607A JP2002080033A JP 2002080033 A JP2002080033 A JP 2002080033A JP 2000275607 A JP2000275607 A JP 2000275607A JP 2000275607 A JP2000275607 A JP 2000275607A JP 2002080033 A JP2002080033 A JP 2002080033A
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D5/00Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
    • B65D5/42Details of containers or of foldable or erectable container blanks
    • B65D5/44Integral, inserted or attached portions forming internal or external fittings
    • B65D5/50Internal supporting or protecting elements for contents
    • B65D5/5028Elements formed separately from the container body
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境保護を考慮し、かつ、十分な強度を備え
たスパークプラグの包装箱を提供する。 【解決手段】 紙製の内箱体20と外箱体10とを備
え、この内箱体20に、スパークプラグ3のネジ部3d
及び外側電極3eを保護する保護箱部21を曲折形成
し、該保護箱部21の上面に、スパークプラグ3のネジ
部3dを挿通し得るネジ部挿通孔30と保護箱部21内
側に曲折される曲折タブ32を設け、該曲折タブ32の
曲折縁31bを含む保護箱部21上面でスパークプラグ
の主体金具の径大部3c下面を支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のスパークプ
ラグを収容保持するスパークプラグの包装箱に関し、更
に詳しく言えば、自動車部品販売店等で吊り下げ状態で
陳列販売されるスパークプラグに適した包装箱に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来一般に、自動車部品販売店で販売さ
れるスパークプラグの包装箱として、例えば、図19に
示すように、複数のスパークプラグ3の形状に合わせて
複数のプラグ保持部105を型成形してなるプラスチッ
ク製のカバー部材101と、吊り下げ用の孔102を形
成した紙製の台板部材103とを備え、そのプラグ保持
部105に複数のスパークプラグ3を保持させた状態
で、カバー部材101を台板部材103に対して貼着さ
せて包装箱100を構成し、この包装箱100を販売用
の陳列棚のフックに孔102を介して吊り下げられるも
のであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、産業
界では環境保護の観点から環境負荷の少ない材料の選択
等に取組んでいるが、上述した従来のスパークプラグの
包装箱では、プラスチック製のカバー部材を使用してい
るのでこの環境保護に適したものではなかった。そこ
で、カバー部材も台板部材と同様に紙製とすることが提
案されるが、単にカバー部材を紙製としても、上述のよ
うに陳列棚に吊り下げられている包装箱を誤って落下さ
せてしまった場合、スパークプラグの破損を十分保護で
きず、さらに、包装箱自体の破損を防止できないといっ
た問題があった。
【0004】以上より本発明は、上記従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものであり、その目的
は、自動車部品販売店等で吊り下げ状態で陳列される販
売形態に適し、環境保護を考慮し、かつ、落下に対する
十分な強度を有するスパークプラグの包装箱を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のス
パークプラグの包装箱は、略中央に径大部を形成された
金属製の主体金具に保持された絶縁体を有するスパーク
プラグを保持する紙製の内箱体と、該内箱体を収容する
紙製の直方体状の内箱体収容空間を有する外箱体とを備
えてなるスパークプラグの包装箱であって、前記内箱体
は、前記スパークプラグの前記絶縁体の一端側に保持さ
れた中心電極との間で放電ギャップを形成する外側電極
及び前記主体金具の径大部よりも該外側電極側に形成さ
れたエンジン係合部を保護する保護壁からなる保護箱部
が曲折形成されると共に、前記スパークプラグの前記主
体金具の径大部が係止される上側の保護壁に、前記スパ
ークプラグの前記エンジン係合部を挿通し得るエンジン
係合部挿通孔及び該上側の保護壁の両端に続く前側の保
護壁及び後側の保護壁に達する切れ目によって前記保護
箱部内側に曲折された曲折タブの曲折縁が形成され、前
記スパークプラグの前記エンジン係合部を前記エンジン
係合部挿通孔へ挿通したときに、前記上側の保護壁の曲
折縁で前記スパークプラグの主体金具の径大部下面を支
持するようにしたことを特徴とする。
【0006】従って、請求項1記載の発明によれば、保
護箱部によってスパークプラグのエンジン係合部及び外
側電極が保護され、また、スパークプラグの主体金具の
径大部は、曲折タブの曲折縁を含む上側の保護壁面域に
載置支持される。さらに、包装箱のすべてを紙で作成し
ているため、販売のために店頭で陳列しているときに開
封し難く、盗難防止に役立つ。
【0007】請求項2記載の発明のスパークプラグの包
装箱は、請求項1記載の発明のスパークプラグの包装箱
において、前記切れ目を、前記エンジン係合部挿通孔外
周に沿った円弧状切れ目と、該円弧状切れ目と連続し、
エンジン係合部挿通孔に対応する面域を2分割する分割
切れ目と、該円弧状切れ目から前記上側の保護壁の曲折
縁に向かって伸びる補助切れ目とから構成したことを特
徴とする。従って、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の発明の作用に加え、スパークプラグのエンジ
ン係合部をエンジン係合部挿通孔へ挿通すると、1対の
曲折タブが形成される。
【0008】請求項3記載の発明のスパークプラグの包
装箱は、請求項1又は2記載の発明のスパークプラグの
包装箱において、前記保護箱部の前記前側の保護壁及び
後側の保護壁の間に、前記上側の保護壁と反対側に続い
て形成された下側の保護壁を、その前後方向幅が前記外
箱体の収容幅に対応した長さとなるように設定したこと
を特徴とする。従って、請求項3記載の発明によれば、
請求項1又は2記載の発明の作用に加え、保護箱部の下
側の保護壁は、前記外箱体に適宜固持されて前後方向の
ガタツキがなく、さらに、外箱体を支えて補強する。
【0009】請求項4記載の発明のスパークプラグの包
装箱は、請求項1乃至3のいずれか一項記載の発明のス
パークプラグの包装箱において、前記保護箱部の前記前
側の保護壁及び後側の保護壁の間に、前記上側の保護壁
と反対側に続いて形成された下側の保護壁の一方の曲折
縁に突出片を設け、前記外箱体の内箱体収容空間に内箱
体を収容した状態で、下側の保護壁の他方の曲折縁と突
出片とが外箱体の収容面に当接するようにしたことを特
徴とする。従って、請求項4記載の発明によれば、請求
項1乃至3のいずれか一項記載の発明の作用に加え、外
箱体に対して内箱体は、下側の保護壁の他方の曲折縁と
突出片とが外箱体の収容面に当接した状態で収容され、
この突出片により上側の保護壁の水平状態を保ちつつ、
落下時の衝撃による内箱体の破損を防止し、また、下側
の保護壁が筋交状となるため補強効果がある。
【0010】請求項5記載の発明のスパークプラグの包
装箱は、請求項1乃至4のいずれか一項記載の発明のス
パークプラグの包装箱において、一端を開口し、かつ、
前記エンジン係合部挿通孔より小径な円弧面域を切欠い
た差込スリットを形成した紙製の補強板を備え、該補強
板を、前記スパークプラグの前記径大部と前記保護箱部
の上側の保護壁との間に差込むようにしたことを特徴と
する。従って、請求項5記載の発明によれば、請求項1
乃至4のいずれか一項記載の発明の作用に加え、補強板
によってスパークプラグの支持が補強される。
【0011】請求項6記載の発明のスパークプラグの包
装箱は、請求項5記載の発明のスパークプラグの包装箱
において、前記補強板を、前記差込スリットを形成した
水平補強板と、該水平補強板のスリット開口と反対の側
縁から下方に向かって伸びる垂直補強板とから構成した
ことを特徴とする。従って、請求項6記載の発明によれ
ば、請求項5記載の発明の作用に加え、水平補強板と垂
直補強板とによってスパークプラグの支持が補強され
る。
【0012】請求項7記載の発明のスパークプラグの包
装箱は、請求項5又は6記載の発明のスパークプラグの
包装箱において、前記補強板と前記内箱体とを、両者の
紙繊維方向が直交するように形成したことを特徴とす
る。従って、請求項7記載の発明によれば、請求項5又
は6記載の発明の作用に加え、補強板と内箱体との紙繊
維方向が直交するため補強効果が得られる。
【0013】請求項8記載の発明のスパークプラグの包
装箱は、請求項1乃至7のいずれか一項記載の発明のス
パークプラグの包装箱において、前記内箱体に、保護箱
部から上方に向かって伸びる主体壁と、該主体壁と連続
する端子保持部とを設け、該端子保持部に、前記スパー
クプラグの絶縁体の他端側から突出する端子部を挿通保
持し得る端子部挿通孔を形成したことを特徴とする。従
って、請求項8記載の発明によれば、請求項1乃至7の
いずれか一項記載の発明の作用に加え、端子保持部によ
ってスパークプラグの端子部が保持される。
【0014】請求項9記載の発明のスパークプラグの包
装箱は、請求項8記載の発明のスパークプラグの包装箱
において、前記端子保持部を、前記主体壁の上端縁から
斜め上方に向かって伸びる傾斜保持壁で構成すると共
に、前記外箱体内に内箱体を収容した状態で、外箱体の
収容面に主体壁が重なり、かつ、外箱体の収容角部に傾
斜保持壁の自由端縁が係止するようにしたことを特徴と
する。従って、請求項9記載の発明によれば、請求項8
記載の発明の作用に加え、外箱体内に内箱体を収容した
状態で、傾斜保持壁の自由端縁が収容角部に筋交状に係
止され補強効果が得られる。
【0015】請求項10記載の発明のスパークプラグの
包装箱は、請求項8記載の発明のスパークプラグの包装
箱において、前記端子保持部を、前記主体壁の端縁から
該主体壁に対して垂直に伸びる補助壁と、該補助壁の端
縁から斜め下方に向かって伸び、前記端子部挿通孔を形
成した傾斜壁とから箱状に曲折形成したことを特徴とす
る。従って、請求項10記載の発明によれば、請求項8
記載の発明の作用に加え、箱状の端子保持部によってス
パークプラグの端子部が保持される。
【0016】請求項11記載の発明のスパークプラグの
包装箱は、請求項8乃至10のいずれか一項記載の発明
のスパークプラグの包装箱において、前記端子保持部
に、前記端子部挿通孔の外周に沿った切れ目を形成し
て、前記スパークプラグの端子部を端子部挿通孔へ挿通
したときに、その挿通方向へ向かって曲折されて端子部
に圧接する圧接タブを設けたことを特徴とする。従っ
て、請求項11記載の発明によれば、請求項8乃至10
のいずれか一項記載の発明の作用に加え、圧接タブによ
ってスパークプラグの端子部が圧接支持される。
【0017】請求項12記載の発明のスパークプラグの
包装箱は、請求項8乃至11のいずれか一項記載の発明
のスパークプラグの包装箱において、前記スパークプラ
グのネジによって構成されたネジ端子を保持するネジ端
子保持部を形成した紙製のネジ端子保持板を備えること
を特徴とする。従って、請求項12記載の発明によれ
ば、請求項8乃至11のいずれか一項記載の発明の作用
に加え、ネジ端子であってもスパークプラグの保持がで
きる。尚、請求項12記載の発明において、ネジ端子保
持板を、スパークプラグのネジ端子と端子部保持部との
間に配置すれば、製函性が向上され、さらに、ネジ端子
保持板を、端子保持部と略同一の幅で外箱に当接しない
ように設定すれば、落下時に外箱体を傷つけることはな
い。
【0018】請求項13記載の発明のスパークプラグの
包装箱は、請求項1乃至7のいずれか一項記載の発明の
スパークプラグの包装箱において、前記保護箱部の上側
の保護壁には、前記エンジン係合部挿通孔の隣に前記ス
パークプラグの絶縁体が挿通される絶縁体挿通孔を形成
し、該保護箱部を一対備えて前記内箱体を構成し、1本
のスパークプラグにおいて、一方の保護箱部のエンジン
係合部挿通孔にそのエンジン係合部を挿通すると共に、
他方の保護箱部の絶縁体挿通孔にその絶縁体を挿通させ
て、内箱体で隣り合うスパークプラグを互いに逆向きに
保持するようにしたことを特徴とする。従って、請求項
13記載の発明によれば、請求項1乃至7のいずれか一
項記載の発明の作用に加え、一対の保護箱部によって隣
り合うスパークプラグは互いに逆向きに保持され、収容
容積を低減できる。
【0019】請求項14記載の発明のスパークプラグの
包装箱は、請求項1乃至13記載の発明のスパークプラ
グの包装箱において、前記外箱体内の内箱体収容空間に
内箱体を収容した状態で、外箱体の収容面に重なるフラ
ップ壁を内箱体に形成したことを特徴とする。従って、
請求項14記載の発明によれば、請求項1乃至13記載
の発明の作用に加え、フラップ壁によってスパークプラ
グは保護されるとともに、外箱体にスパークプラグのあ
たり傷が付くことも防ぐことができる。尚、請求項14
記載の発明において、内箱体を段ボール材によって形成
すれば、段ボール材の厚みとその材料自体が持つ厚み方
向に潰れやすい構造が衝撃吸収材としての効果を持つた
め、エンジン係合部及びギャップの保護効果が高い。さ
らに、請求項14記載の発明において、内箱体と外箱体
とを接着させれば、紙であるために寸法公差が大きくガ
タツキも生じ易いが接着することで確実に固定すること
ができる。
【0020】請求項15記載の発明のスパークプラグの
包装箱は、請求項1乃至14のいずれか一項記載の発明
のスパークプラグの包装箱において、前記外箱体を、前
記内箱体収容空間を構成する上下、左右、前後側の内箱
保護壁と、上側の内箱保護壁の後側縁に連続して上方に
向かって伸びる主壁とから構成し、後側の内箱保護壁の
上下方向幅を、その後側の内箱保護壁上部と該主壁とが
重なるように設定すると共に、主壁と後側の内箱保護壁
とに、両者が重なる状態で連続する吊り下げ用の孔を夫
々形成したことを特徴とする。従って、請求項15記載
の発明によれば、請求項1乃至14のいずれか一項記載
の発明の作用に加え、前記外箱体によって内箱体が保護
され、吊り下げ用の孔を利用して吊り下げられる。ま
た、吊り下げ用の孔周辺は、後側の内箱保護壁と主壁と
の2重構造となっており強度が増す。尚、請求項15記
載の発明において、前記外箱体を片面コート加工の紙材
で構成することによって、外箱体の外観が美しく、ま
た、接着面の強度が高い。さらに、請求項15記載の発
明において、外箱体には、スパークプラグが保持された
内箱体が内箱体収容空間内に収容された状態で内部のス
パークプラグの存在を認識できる覗き孔が内箱保護壁に
形成されるようにしてもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化したスパー
クプラグの包装箱の実施例1〜4を図面に従って説明す
る。尚、各図面間において、上下方向a、前後方向b、
左右方向cは夫々対応している。 1.実施例1 (1)外箱体10 図1に示すように、複数(例えば、4本)のスパークプ
ラグ3を収容保持する包装箱1は、内箱体20と外箱体
10とから構成されている。先ず、外箱体10について
説明すると、図2に示すように、1枚の原料紙(例え
ば、厚手のボール紙製)から複数の外箱用の裁断紙10
Aが裁断されるようになっている。この裁断紙10Aに
は、後述する内箱体20を収容し得るようにその形状・
寸法が適宜所定の値に設定された上下、左右、前後側の
内箱保護壁11a,11b、11c,11d、11e,
11f及び主壁11gが設けられている。また、左右側
の内箱保護壁11c,11dには、上側及び後側の内箱
保護壁11a,11fに対するのりしろ用及び折込用の
フラップ壁12a,12bが連続して設けられている。
尚、折込用のフラップ壁として下側の内箱保護壁に対す
るフラップ壁を設けていないため、この外箱体の製函作
業性を向上させている。さらに、各フラップ壁12a,
12bは、裁断紙10Aの上下方向の全長の略中心線と
なる折れ目より上下方向片側に配設されており、1枚の
原料紙において、隣り合う外箱用の裁断紙10Aを上下
向きを互いに逆向きとし、各フラップ壁12a,12b
の左右方向の位相をオーバーラップさせているので、必
要最小限の材料をもって裁断し得るようになっている。
【0022】上記外箱用の裁断紙10Aには、裁断工程
において複数の折れ目10L(図中1点鎖線で示す)が
形成されると共に、後側の内箱保護壁11fの上部及び
主壁11gには、吊り下げ用の孔13が夫々形成され、
また、前側の内箱保護壁11eには、スパークプラグ透
視用の覗き窓14が形成される。上記折れ目10Lに沿
って曲折すると共に、フラップ壁12aに接着剤等を塗
布して各フラップ壁12aを対応する部位に貼着させる
ことによって、上方を開放した外箱体10が組立てられ
る(図1に示す)。また、図7に示すように、上記外箱
体10は、後述する内箱体20を収容した状態で、その
上下、左右、前後側の内箱保護壁11a〜11fによっ
て内箱体を保護するようになっている。さらに、後側の
内箱保護壁11fの上下方向の幅寸法は、他の前及び左
右側の内箱保護壁11e,11c,11dより長く設定
され、組付け状態で後側の内箱保護壁11fの上部と主
壁11g全域が重なり、両者11f,11gの各孔13
が連続するようになっている。尚、外箱体10は、その
紙繊維方向が左右方向に設定されている。従って、この
紙繊維方向に直交して左右の内箱保護壁11c,11d
及びフラップ壁12aが曲折されるので、その折り曲げ
形状が安定し、外箱体10に対して内箱体20を容易に
挿入し得るようになっている。また、外箱体に覗き窓1
4が形成してある場合、覗き窓14の周囲にふくらみを
生じにくい。
【0023】(2)内箱体20 図3に示すように、内箱体20でも、上記外箱体10と
同様にして、1枚の原料紙(例えば、ダンボール紙製)
から複数の内箱用の裁断紙20Aが切断されるようにな
っている。この内箱用の裁断紙20Aには、スパークプ
ラグ3を強固に保持し得るようにその形状・寸法が適宜
所定の値に設定された上下、前後側の保護壁22a,2
2b、22c,22dと主体壁23と傾斜保持壁24
(端子保持部として例示する)とが設けられている。
尚、後側の保護壁22dは、主体壁23に対するのりし
ろとして利用される。また、上側及び後側の保持壁22
a,22dには、裁断工程において2枚刃で切断される
段差部25が形成されており、この段差部25によっ
て、後側の保護壁22dを主体壁23に貼着する際のず
れを許容し製函作業性を向上させている。さらに、内箱
用の裁断紙20Aは、1枚の原料紙において、隣り合う
裁断紙20Aの上下方向向きを揃え、必要最小限の材料
をもって裁断されるようになっている。
【0024】上記内箱用の裁断紙20Aには、裁断工程
において複数の折れ目20L及び切れ目27,34が形
成されており、これらの折れ目20Lに沿って曲折する
と共に、後側の保護壁22dに接着剤等を塗布して主体
壁23の対応部位に貼着させることによって内箱体20
が成形されるようになっている。この内箱体20は、図
4,6に示すように、上下,前後の保護壁22a〜22
dから箱状に曲折成形される保護箱部21を備え、この
保護箱部21によってスパークプラグ3のネジ部3d
(エンジン係合部として例示する)及び外側電極3eが
保護されている。また、上記保護箱部21の上側の保護
壁22aは、その左右方向幅が複数のスパークプラグ3
を保持可能な長さに設定されると共に、その前後方向幅
がスパークプラグ3の主体金具の径大部3cの直径と略
同じ長さに設定されている(図5に示す)。
【0025】また、図5に示すように、上側の保護壁2
2aには、後述するネジ部挿通孔外周に沿った円弧状切
れ目27aと、ネジ部挿通孔30と対応する面域を前後
方向に2分割する分割切れ目27bと、円弧状切れ目2
7aから上側の保護壁の曲折縁へ向かって伸びる補助切
れ目27cとからなる切れ目27が形成されている。そ
して、この切れ目27に対してスパークプラグ3の外側
電極3e及びネジ部3dを押圧挿入すると、スパークプ
ラグ3のネジ部3dが挿通し得るネジ部挿通孔30(エ
ンジン係合部挿通孔として例示する)が形成されること
となり、また、上側の保護壁22aの曲折縁に沿って保
護箱部21内側へ曲折され、スパークプラグ3のネジ部
3dに圧接する曲折タブ32が形成されることとなる
(図6に示す)。そして、スパークプラグ3の主体金具
の径大部3cの下面は、保護箱部21の上側保護壁22
aにおいて、その上側保護壁22a自身の曲折縁31a
と曲折タブ32の曲折縁31bとを含む面域(曲折縁3
1a,31bが2重に重なった部分を含む面域)によっ
て載置支持されることとなり、上下方向の落下に対する
包装箱1の強度を確保している。
【0026】図6に示すように、下側の保護壁22bの
前後方向幅は、上側の保護壁22aの前後方向幅より長
く、上記外箱体10の前後方向の収容幅に対応した値に
設定され、保護箱部21全体として略台形状となってお
り、これによって、前後方向の落下に対する包装箱1の
強度を確保している。ここで、内箱体20の上側保護壁
22aの前後方向幅に対応して、内箱体20の下側保護
壁22b及び外箱体10の左右側の内箱保護壁11c,
11dの前後方向幅を設定するようにしてもよいが、本
実施例では、ネジ部3d及び主体金具の径大部3cの直
径が比較的小さなタイプのスパークプラグ3であって
も、各部の直径が比較的大きなタイプのスパークプラグ
3であっても、内箱体20のみを各タイプに応じて変更
し、外箱体10を両タイプで共通のものを使用し得るよ
うに上述の構成としてある。さらに、下側保護壁22b
と前側保護壁22cとの折れ目に沿って切れ目34(図
3に示す)が形成され、保護箱部21の前側の保護壁下
端22cには、下方に向かって突出する複数(例えば、
2つ)の突出片35が形成されている。そして、外箱体
10内に内箱体20を収容した状態で、外箱体10の収
容底面に対して、上記突出片35と下側保護壁22bの
後側の曲折縁とが当接し、収容底面と下側保護壁22b
との間には空間が形成され、下側保護壁22bが筋交状
となっている。このように突出片35が形成されている
ことによって、上下方向の落下に対する包装箱1の強度
を確保していると共に、下側の保護壁22bが筋交状と
されていることによって、前後方向の落下に対する包装
箱1の強度を確保している。
【0027】図3,6に示すように、上記傾斜保持壁2
4には、スパークプラグ3の絶縁体3bから上方に突出
する端子部3aのくびれ4aを挿通保持し得る楕円形状
の端子部挿通孔37が複数(4つ)形成され、これらの
端子部挿通孔37には一端が開口するスリットが連続し
ている。そして、外箱体10内に内箱体20を収容した
状態で、外箱体10の収容角部に対して、傾斜保持壁2
4の自由端が筋交状に係止される。これによって、上下
及び前後方向の落下に対する包装箱1の強度を確保して
いる。尚、内箱体20は、その紙繊維方向が上下方向に
設定され、上下方向に対する落下強度を確保している。
【0028】(3)包装箱の組立て作用 先ず、外箱体10については、図2に示す外箱用の裁断
紙10Aの折れ目10Lに従って曲折し、フラップ壁1
2aに接着剤等を塗付して後側の内箱保護壁11fに貼
り付け、図1に示すように、上方を開放した外箱体10
を組み立てる。次いで、内箱体20については、図3に
示す内箱用の裁断紙20Aを折れ目20Lに従って曲折
し、後側の保護壁22dに接着剤等を塗付して主体壁2
3に貼り付け、図4に示す内箱体20を組み立てる。そ
して、上側の保護壁22aに形成したネジ部挿通孔30
にスパークプラグ3の外側電極3e及びネジ部3dを押
圧挿入させると、切れ目27によって前後一対の曲折タ
ブ32が保護箱部21内側に折れ曲がり、一対の曲折タ
ブ32はスパークプラグ3のネジ部3dに夫々前後方向
から圧接し、さらに、スパークプラグ3を押込むと、ス
パークプラグ3の主体金具の径大部3cの下面が保護箱
部の上側の保護壁22a上面に載置支持される。
【0029】次に、上述の作用を繰り返して全てのネジ
部挿通孔30に各スパークプラグ3を挿入支持させた
ら、略垂直位置にある傾斜保持壁24を折れ目20Lに
従って手前に折り曲げ、この傾斜保持壁24の各端子部
挿通孔37に各スパークプラグ3の端子部3aを挿通保
持させて内箱体20を完成させる。次いで、図1に示す
ように、複数のスパークプラグ3を保持した内箱体20
を外箱体10の開放口から挿入することとなるが、この
とき、外箱体10の覗き窓14を介して後側の内箱保護
壁11fの収容面に接着剤等を予め塗布しておき、この
状態で、外箱体10内に内箱体20を収容し両者を接着
させる。それから、折込用のフラップ壁12b、上側の
内箱保護壁11a及び主壁11gを折れ目10Lに従っ
て折り曲げていき、内箱体20を完全に収納し、主壁1
1gと後側の内箱保護壁11fとを重ねあわせ、両者1
1g,11fを接着剤等で接着して図7に示す複数(4
本)のスパークプラグ3を強固に保持した包装箱1が完
成される。このように完成された包装箱1は、自動車部
品販売店等において、孔13を利用して陳列棚のフック
16によって吊り下げ状態で陳列されることとなる。
尚、上記実施例では、主壁11gと後側の内箱保護壁1
1fとを接着するようにしたが、これに替え、又は、こ
れに加え、上側の内箱保護壁11aとフラップ壁12b
とを接着するようにしてもよい。
【0030】(4)実施例1の効果 このようなスパークプラグの包装箱1では、図5に示す
ように、内箱体20に保持されるスパークプラグ3は、
その主体金具の径大部3cの下面が、下側の保護壁22
bの曲折縁31a及び曲折タブ32の曲折縁31bを含
む面域で強固に載置支持されることとなり、包装箱1を
誤って落下させても、上下方向の落下時のスパークプラ
グ3の自重衝撃によって内箱体20の保護箱部21が破
損してしまうことを極力防止できる。また、図6に示す
ように、下側の保護壁22bの前後方向幅が外箱体10
の前後方向の収容寸法に対応した値に設定されているの
で、包装箱1を誤って落下させても、前後方向の落下時
の衝撃によって外、内箱体10,20が破損してしまう
ことを極力防止できる。また、外箱体10の収容底面に
対して突出片35と下側保護壁22bの後側の曲折縁と
が当接するようになっているので、包装箱1を誤って落
下させても、上下方向の落下時の衝撃によって外、内箱
体10,20が破損してしまうことを極力防止できる。
【0031】また、外箱体10の収容角部に対して傾斜
保持壁24の自由端が筋交状に係止されているので、包
装箱1を誤って落下させても、上下及び左右方向の落下
時の衝撃によって外、内箱体10,20が破損してしま
うことを極力防止できる。また、端子保持部を、1枚の
板状の傾斜保持壁24から構成しているので、箱状に曲
折形成されるものに比べ、材料コストを抑え、かつ、製
函作業性を向上し得る。また、傾斜保持壁24によって
スパークプラグ3の絶縁体3bから上方に突出する端子
部3aのくびれ4aを保持しているので、端子部3aよ
り大径な絶縁体3bを挿通保持するものと比べ、より強
固に内箱体20内にスパークプラグ3を保持することが
できる。また、外箱体10において、主壁11gと後側
の内箱保護壁11fとに吊り下げ用の孔13を形成し、
2つの孔13を介して吊り下げ支持されるようにしたの
で、この吊り下げ状態の包装箱に多少の外力がかかった
としても包装箱1が破損することはない。
【0032】尚、本発明においては、上記実施例に限ら
れず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更し
た実施例とすることができる。即ち、外箱体10の主壁
11gと後側の内箱保護壁11fとの重なり部分を適宜
固定手段で固定してもよく、また、外箱体10の裏面に
塩ビ用の溶剤を塗布し、組立て時に主壁11gと後側の
内箱保護壁11fとを熱圧着するようにしてもよい。こ
のように構成すれば、内箱体20をより強固に収納保持
できる包装箱1を提供できる。また、外箱体10の表面
に、そのスパークプラグ3の性能情報等を印刷してもよ
い。また、外箱体10の主壁11gと後側の内箱保護壁
11fとの重なり部分間に盗難防止用のタグを挿入する
ようにしてよい。また、図7に示すように、外箱体10
における前側の内箱保護壁11e及び左右の内箱保護壁
11cdに、包装箱1開封用のミシン目7を形成して、
容易にスパークプラグの取り出しを行えるようにしても
よい。なお、前側の内箱保護壁11eに形成された覗き
窓14の枠に沿ってミシン目7を形成した例を示した
が、覗き窓14の枠より離れた位置にミシン目7を形成
してもよい。
【0033】2.実施例2 以下、包装箱の実施例2を図8〜図10に従って説明す
るが、この実施例2は、上述の実施例1におけるスパー
クプラグ3の形状等が異なるタイプに適した内箱体の構
造に特徴があり、実施例1と同様な構成については同じ
符号を付すものとする。先ず、スパークプラグ3の主体
金具の径大部3cの下面形状がテーパ面となっているタ
イプ(いわゆるコニカルシートタイプ)では、図8,1
0に実線で示すように、内箱体20のネジ部挿通孔30
に主体金具の径大部3cが埋没してしまうことを防止す
るために、上側の保護壁22aと略同等な外郭形状の紙
製の補強板40が使用される。この補強板40には、一
端を開口し、かつ、ネジ部挿通孔30より小径(図9に
示すようにネジ首径と略同じ値)な円弧面域を切り欠い
てなる差込スリット41が、スパークプラグ3の保持本
数に対応して複数(4本)形成されている。そして、保
護箱部21の全てのネジ部挿通孔30に各スパークプラ
グ3のネジ部3dが挿通された状態で、この補強板40
を、主体金具の径大部3cと上側の保護壁22aとの間
に挟み込みむようになっている。また、図9に示すよう
に、挟み込み状態において補強板40は、そのスリット
開口側の端縁が主体壁23に当たらないように寸法設定
され、多少の寸法誤差があったとしてもそれを許容して
常にスパークプラグ3の主体金具の径大部3cの下面を
好適に載置支持し得るようになっている。さらに、図1
0に示すように、挟み込み状態において補強板40は、
外箱体10に当たらない程度で、上側の保護壁22aか
ら突出されており、スパークプラグ3に対して補強板4
0を当接させやすくなっている。尚、内箱体20は、実
施例1と同様にして、その紙繊維方向が上下方向に設定
され、また、補強板40は、内箱体20の紙繊維方向と
直交するようにその紙繊維方向が左右方向に設定され、
これによって、落下に対する包装箱1の強度を確保して
いる。
【0034】次に、包装箱1をコンパクトにするため
に、内箱体20をダンボール紙製より厚みが薄くなるボ
ール紙製で形成したタイプでは、ボール紙製の内箱体2
0では、スパークプラグ3の保持強度や上下方向に対す
る落下強度が十分でないため、図8,10に仮想線で示
すように、上述の補強板40と略同様な構成の水平補強
板45aと、この水平補強板45aの一側縁から下方に
向かって伸びる垂直補強板45bとからなる補強板45
を使用している。尚、このようにボール紙製の内箱体2
0では、前側の保護壁22cの強度を確保するために、
その紙繊維方向が上下方向に設定されると共に、補強板
45も同じく上下方向に設定されている。これによって
落下に対する包装箱1の強度を確保している。
【0035】さらに、スパークプラグ3の端子部3aが
ネジ端子4bとなっているタイプでは、このネジ端子4
bをより確実に保持させるために、図8,10に実線で
示すように、傾斜保護板24の内側にネジ端子保持板4
7を差込むようになっている。このネジ端子保持板47
には、スパークプラグ3のネジ端子4bを挿通保持し得
るネジ端子保持部48及び圧接タブ49が複数(4本)
形成されている。尚、このように傾斜保護板24の内側
にネジ端子保持板47を配置しているので、外側にネジ
端子保持板47を配置するものに比べ、製函作業性が優
れている。
【0036】3.実施例3 以下、包装箱の実施例3を図11〜図14に従って説明
するが、この実施例3では、スパークプラグ3を横置き
にしたタイプに適した内箱体の構造に特徴があり、実施
例1と同様な構成部については同じ符号を付すものとす
る。図12に示すように、この内箱用の裁断紙50A
は、実施例1と同様にして、1枚の原料紙(例えば、ダ
ンボール紙製)から複数の内箱用の裁断紙50Aが裁断
されるようになっている。また、内箱用の裁断紙50A
には、2本のスパークプラグ3を強固に保持し得るよう
にその形状・寸法が適宜所定値に設定された上下、前後
側の保護壁52a,52b,52c,52dと、主体壁
53と、補助壁54と、傾斜壁55と、垂直壁42とを
備えている。さらに、主体壁53から連続するスパーク
プラグ保護用のフラップ壁56と、このフラップ壁56
から連続する折込用のフラップ壁57とを備えている。
【0037】上記内箱用の裁断紙50Aには、裁断工程
で複数の折れ目50L及び切れ目27,34,39,5
8が形成されており、これらの折れ目50Lに従って曲
折すると共に、後側の保護壁52dに接着剤を塗布して
主体壁53の対応部位に貼着させると共に、主体壁53
に形成された係止用の係止タブ53aに垂直壁42の自
由端縁を係止させて、主体壁53と補助壁54と傾斜壁
55とから略三角箱形状の端子保持部44を形成して内
箱体50(図13,14に示す)が組み立てられる。ま
た、フラップ壁57は箱状の端子保持部44内に折込ま
れ補助壁54と重なっており、上記端子保持部44及び
フラップ壁56の形状保持の役目を果たし、また、フラ
ップ壁56はスパークプラグの一側面を覆うようになっ
ている。また、上記傾斜壁55には切れ目58が形成さ
れ、この切れ目58に対してスパークプラグ3の端子部
3aを押圧挿入すると、その端子部3aのくびれ4aを
挿通保持し得る端子部挿通孔59が形成されることとな
り、また、その挿通方向に向かって曲折して端子部3a
に圧接する圧接タブ43が形成されることとなる。この
ような圧接タブ43を利用した端子部3aの挿通保持
は、実施例1のように単なる孔への挿通保持に比べ、製
函作業性に優れている。
【0038】そして、図11に示すように、そのフラッ
プ壁56を下側として、つまり、スパークプラグ3を横
向きにした状態で、内箱体50を外箱体10内に収容さ
せる。この収容状態で、外箱体10の収容底面に対して
内箱体50のフラップ壁56が重なり、この構成によっ
て、包装箱1を誤って落下させても、上下方向の落下時
の衝撃によって外、内箱体50が破損してしまうことを
極力防止でき、特に、スパークプラグ3の6角ナット部
が比較的大径の場合における強度確保に適している。こ
のように箱状の端子保持部44を備えた内箱体50を横
入れするものは、実施例1のように、自由端となってい
る端子保持部を備えた内箱体20を横入れするものに比
べ、挿入性に優れている。
【0039】4.実施例4 以下、包装箱の実施例4を図15〜図18に従って説明
するが、この実施例4では、より小さい容積で多くのス
パークプラグ3を収容することが要求されるタイプに適
した内箱体60の構造に特徴があり、実施例1と同様な
構成部については同じ符号を付すものとする。図16に
示すように、この内箱用の裁断紙60Aは、6本のスパ
ークプラグ3を強固に保持し得るようにその形状・寸法
が適宜所定値に設定された上下、前後側の保護壁62
a,62b,62c,62dと、主体垂直壁63とを備
えている。さらに、上側の保護壁62aに連続するスパ
ークプラグ保護用のフラップ壁64を備えている。この
内箱用の裁断紙60Aには、裁断工程で複数の折れ目6
0L及び切れ目27,34,67が形成されており、こ
れらの折れ目60Lに沿って曲折すると共に、後側の保
護壁62dに接着剤を塗布して主体垂直壁63の対応部
位に貼着させて保護箱部61(図17,18に示す)が
組み立てられるようになっている。そして、このように
組立てられた一対の保護箱部61を備えて内箱体60が
構成される。
【0040】また、各保護箱部61の上側の保護壁62
aには、ネジ部挿通孔30が複数(3つ)形成されると
共に、隣り合うネジ部挿入孔30間に位置して絶縁体挿
通孔66が複数(3つ)形成されている。各絶縁体挿通
孔66は、切れ目67に対してスパークプラグ3の絶縁
体3bを押圧挿入して形成されることとなり、また、そ
の挿通方向に向かって曲折して絶縁体3bに圧接する圧
接タブ68が形成されることとなる。そして、図17に
示すように、1つの保護箱部61において、各ネジ部挿
通孔30に各スパークプラグ3のネジ部3dが挿通さ
れ、各絶縁体挿通孔66に各スパークプラグ3の絶縁体
3bが挿通され、隣り合うスパークプラグ3がその長手
方向向きを互いに逆向きにして載置支持されることとな
る。次に、このようにスパークプラグ3を支持した保護
箱部61に対して他方の保護箱部61を上方より覆い被
せて、他方の保護箱部61のネジ部挿通孔30にネジ部
3dを、絶縁体挿通孔66に絶縁体3bを夫々挿通させ
(図18に示す)、6本のスパークプラグ3を強固に保
持した内箱体60が組立てられる。
【0041】そして、図15に示すように、そのフラッ
プ壁64を下側として、つまり、スパークプラグ3を横
向きにした状態で、内箱体60を外箱体10内に収容さ
せる。この収容状態で、外箱体10の収容底面に対して
内箱体60のフラップ壁64が重なり、この構成によっ
て、包装箱1を誤って落下させても、上下方向の落下時
の衝撃によって外、内箱体10,60が破損してしまう
ことを極力防止できる。また、上述のように内箱体10
内にその長手方向向きを互い違いにして複数のスパーク
プラグ3を支持しているので、スパークプラグ3の主体
金具の径大部3cの左右方向の位相をオーバーラップさ
せることができ、内箱体60の左右方向幅を必要最小限
とし、ひいては、包装箱1全体をコンパクトに設計でき
る。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、内箱体に
おいてスパークプラグを強固に保持・保護でき、落下衝
撃時に包装箱及びスパークプラグ自身の破損を防止でき
ると共に、環境保護に貢献できる。請求項2記載の発明
によれば、請求項1記載の発明の効果に加え、内箱体に
おいてスパークプラグをさらに強固に保持できる。請求
項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明の
効果に加え、収納箱の前後方向の強度を向上し得る。請
求項4記載の発明によれば、請求項1乃至3のいずれか
一項記載の発明の効果に加え、収納箱の上下方向の強度
を向上し得る。請求項5記載の発明によれば、請求項1
乃至4のいずれか一項記載の発明の効果に加え、主体金
具にテーパ面を形成したタイプのスパークプラグであっ
ても、内箱体において強固に保持できる。
【0043】請求項6記載の発明によれば、請求項5記
載の発明の効果に加え、ネジ部が比較的大きな径を有す
るタイプのスパークプラグであっても、内箱体において
強固に保持できる。請求項7記載の発明によれば、請求
項5又は6記載の発明の効果に加え、各種タイプの異な
るスパークプラグを内箱体において、さらに強固に保持
できる。請求項8記載の発明によれば、請求項1乃至7
のいずれか一項記載の発明の効果に加え、内箱体におい
てスパークプラグをさらに強固に保持できる。請求項9
記載の発明によれば、請求項8記載の発明の効果に加
え、筋交効果によって包装箱の強度を向上し得る。請求
項10記載の発明によれば、請求項8記載の発明の効果
に加え、包装箱内にスパークプラグを横向きで収納する
タイプにおいて、製函作業性を向上し得る。
【0044】請求項11記載の発明によれば、請求項8
乃至10のいずれか一項記載の発明の効果に加え、内箱
体においてスパークプラグをさらに強固に保持できる。
請求項12記載の発明によれば、請求項8乃至11のい
ずれか一項記載の発明の効果に加え、ネジ端子を備えた
スパークプラグであっても内箱体において強固に保持で
きる。請求項13記載の発明によれば、請求項1乃至7
のいずれか一項記載の発明の効果に加え、包装箱をコン
パクトに設計できる。請求項14記載の発明によれば、
請求項1乃至13記載の発明の効果に加え、包装箱内に
スパークプラグを横向きで収納するタイプにおいて、ス
パークプラグをより確実に保護できる。請求項15記載
の発明によれば、請求項1乃至14のいずれか一項記載
の発明の効果に加え、収納箱を簡易に吊り下げることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】外箱体に対する内箱体の組立てを説明するため
の斜視図である。
【図2】外箱体の展開図である。
【図3】内箱体の展開図である。
【図4】内箱体の斜視図である。
【図5】内箱体の要部を拡大した平面図である。
【図6】包装箱の縦断面図である。
【図7】包装箱の斜視図である。
【図8】実施例2における補強板の説明図である。
【図9】同じく、内箱体の要部を拡大した平面図であ
る。
【図10】同じく、包装箱の縦断面図である。
【図11】実施例3における外箱体に対する内箱体の組
立てを説明するための斜視図である。
【図12】同じく、内箱体の展開図である。
【図13】同じく、内箱体の斜視図である。
【図14】同じく、包装箱の縦断面図である。
【図15】実施例4における外箱体に対する内箱体の組
立てを説明するための斜視図である。
【図16】同じく、内箱体の展開図である。
【図17】同じく、内箱体の斜視図である。
【図18】同じく、包装箱の縦断面図である。
【図19】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1;包装箱、3;スパークプラグ、3a;端子部、3
b;絶縁体、3c;主体金部の径大部、3d;ネジ部、
3e;外側電極、4e;ネジ端子、10;外箱体、11
a〜11f;内箱保護壁、11g;主壁、13;吊り下
げ用の孔、20(50,60);内箱体、21;保護箱
部、22a〜22d;保護壁、23;主体壁、24;傾
斜保持壁、27;切れ目、27a;円弧状切れ目、27
b;分割切れ目、27c;補助切れ目、30;ネジ部挿
通孔、31b;曲折タブの曲折縁、32;曲折タブ、3
5;突出片、37;端子部挿通孔、40;補強板、4
1;差込スリット、43;圧接タブ、44;端子保持
部、45;補強板、45a;水平補強板、45b;垂直
補強板、47;ネジ端子保持板、48;ネジ端子保持
部、49;圧接タブ、53;主体壁、54;補助壁、5
5;傾斜壁、56(64);フラップ壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 知明 名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日本特殊 陶業株式会社内 (72)発明者 佐之井 久樹 名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日本特殊 陶業株式会社内 (72)発明者 河原 好彦 愛知県春日井市岩野町4208番地 河原紙器 株式会社内 Fターム(参考) 3E060 AA03 AB05 BA03 BC04 CA02 CA12 CA26 CB06 CB16 CC14 CC18 CC19 CC33 CC49 DA11 DA30 EA06 EA20

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略中央に径大部を形成された金属製の主
    体金具に保持された絶縁体を有するスパークプラグを保
    持する紙製の内箱体と、該内箱体を収容する紙製の直方
    体状の内箱体収容空間を有する外箱体とを備えてなるス
    パークプラグの包装箱であって、 前記内箱体は、前記スパークプラグの前記絶縁体の一端
    側に保持された中心電極との間で放電ギャップを形成す
    る外側電極及び前記主体金具の径大部よりも該外側電極
    側に形成されたエンジン係合部を保護する保護壁からな
    る保護箱部が曲折形成されると共に、前記スパークプラ
    グの前記主体金具の径大部が係止される上側の保護壁
    に、前記スパークプラグの前記エンジン係合部を挿通し
    得るエンジン係合部挿通孔及び該上側の保護壁の両端に
    続く前側の保護壁及び後側の保護壁に達する切れ目によ
    って前記保護箱部内側に曲折された曲折タブの曲折縁が
    形成され、前記スパークプラグの前記エンジン係合部を
    前記エンジン係合部挿通孔へ挿通したときに、前記上側
    の保護壁の曲折縁で前記スパークプラグの主体金具の径
    大部下面を支持するようにしたことを特徴とするスパー
    クプラグの包装箱。
  2. 【請求項2】 前記切れ目を、前記エンジン係合部挿通
    孔外周に沿った円弧状切れ目と、該円弧状切れ目と連続
    し、エンジン係合部挿通孔に対応する面域を2分割する
    分割切れ目と、該円弧状切れ目から前記上側の保護壁の
    曲折縁に向かって伸びる補助切れ目とから構成した請求
    項1記載のスパークプラグの包装箱。
  3. 【請求項3】 前記保護箱部の前記前側の保護壁及び後
    側の保護壁の間に、前記上側の保護壁と反対側に続いて
    形成された下側の保護壁を、その前後方向幅が前記外箱
    体の収容幅に対応した長さとなるように設定した請求項
    1又は請求項2記載のスパークプラグの包装箱。
  4. 【請求項4】 前記保護箱部の前記前側の保護壁及び後
    側の保護壁の間に、前記上側の保護壁と反対側に続いて
    形成された下側の保護壁の一方の曲折縁に突出片を設
    け、前記外箱体の内箱体収容空間に内箱体を収容した状
    態で、下側の保護壁の他方の曲折縁と突出片とが外箱体
    の収容面に当接するようにした請求項1乃至3のいずれ
    か一項記載のスパークプラグの包装箱。
  5. 【請求項5】 一端を開口し、かつ、前記エンジン係合
    部挿通孔より小径な円弧面域を切欠いた差込スリットを
    形成した紙製の補強板を備え、該補強板を、前記スパー
    クプラグの前記径大部と前記保護箱部の上側の保護壁と
    の間に差込むようにした請求項1乃至4のいずれか一項
    記載のスパークプラグの包装箱。
  6. 【請求項6】 前記補強板を、前記差込スリットを形成
    した水平補強板と、該水平補強板のスリット開口と反対
    の側縁から下方に向かって伸びる垂直補強板とから構成
    した請求項5記載のスパークプラグの包装箱。
  7. 【請求項7】 前記補強板と前記内箱体とを、両者の紙
    繊維方向が直交するように形成した請求項5又は6記載
    のスパークプラグの包装箱。
  8. 【請求項8】 前記内箱体に、保護箱部から上方に向か
    って伸びる主体壁と、該主体壁と連続する端子保持部と
    を設け、該端子保持部に、前記スパークプラグの絶縁体
    の他端側から突出する端子部を挿通保持し得る端子部挿
    通孔を形成した請求項1乃至7のいずれか一項記載のス
    パークプラグの包装箱。
  9. 【請求項9】 前記端子保持部を、前記主体壁の上端縁
    から斜め上方に向かって伸びる傾斜保持壁で構成すると
    共に、前記外箱体内に内箱体を収容した状態で、外箱体
    の収容面に主体壁が重なり、かつ、外箱体の収容角部に
    傾斜保持壁の自由端縁が係止するようにした請求項8記
    載のスパークプラグの包装箱。
  10. 【請求項10】 前記端子保持部を、前記主体壁の端縁
    から該主体壁に対して垂直に伸びる補助壁と、該補助壁
    の端縁から斜め下方に向かって伸び、前記端子部挿通孔
    を形成した傾斜壁とから箱状に曲折形成した請求項8記
    載のスパークプラグの包装箱。
  11. 【請求項11】 前記端子保持部に、前記端子部挿通孔
    の外周に沿った切れ目を形成して、前記スパークプラグ
    の端子部を端子部挿通孔へ挿通したときに、その挿通方
    向へ向かって曲折されて端子部に圧接する圧接タブを設
    けた請求項8乃至10のいずれか一項記載のスパークプ
    ラグの包装箱。
  12. 【請求項12】 前記スパークプラグのネジによって構
    成されたネジ端子を保持するネジ端子保持部を形成した
    紙製のネジ端子保持板を備える請求項8乃至11のいず
    れか一項記載のスパークプラグの包装箱。
  13. 【請求項13】 前記保護箱部の上側の保護壁には、前
    記エンジン係合部挿通孔の隣に前記スパークプラグの絶
    縁体が挿通される絶縁体挿通孔を形成し、該保護箱部を
    一対備えて前記内箱体を構成し、1本のスパークプラグ
    において、一方の保護箱部のエンジン係合部挿通孔にそ
    のエンジン係合部を挿通すると共に、他方の保護箱部の
    絶縁体挿通孔にその絶縁体を挿通させて、内箱体で隣り
    合うスパークプラグを互いに逆向きに保持するようにし
    た請求項1乃至7のいずれか一項記載のスパークプラグ
    の包装箱。
  14. 【請求項14】 前記外箱体内の内箱体収容空間に内箱
    体を収容した状態で、外箱体の収容面に重なるフラップ
    壁を内箱体に形成した請求項1乃至13のいずれか一項
    記載のスパークプラグの包装箱。
  15. 【請求項15】 前記外箱体を、前記内箱体収容空間を
    構成する上下、左右、前後側の内箱保護壁と、上側の内
    箱保護壁の後側縁に連続して上方に向かって伸びる主壁
    とから構成し、後側の内箱保護壁の上下方向幅を、その
    後側の内箱保護壁上部と該主壁とが重なるように設定す
    ると共に、主壁と後側の内箱保護壁とに、両者が重なる
    状態で連続する吊り下げ用の孔を夫々形成した請求項1
    乃至14のいずれか一項記載のスパークプラグの包装
    箱。
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