JP4509338B2 - スパークプラグの包装箱 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のスパークプラグを収容保持するスパークプラグの包装箱に関し、更に詳しく言えば、自動車部品販売店等で吊り下げ状態で陳列販売されるスパークプラグに適した包装箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来一般に、自動車部品販売店で販売されるスパークプラグの包装箱として、例えば、図19に示すように、複数のスパークプラグ3の形状に合わせて複数のプラグ保持部105を型成形してなるプラスチック製のカバー部材101と、吊り下げ用の孔102を形成した紙製の台板部材103とを備え、そのプラグ保持部105に複数のスパークプラグ3を保持させた状態で、カバー部材101を台板部材103に対して貼着させて包装箱100を構成し、この包装箱100を販売用の陳列棚のフックに孔102を介して吊り下げられるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、産業界では環境保護の観点から環境負荷の少ない材料の選択等に取組んでいるが、上述した従来のスパークプラグの包装箱では、プラスチック製のカバー部材を使用しているのでこの環境保護に適したものではなかった。そこで、カバー部材も台板部材と同様に紙製とすることが提案されるが、単にカバー部材を紙製としても、上述のように陳列棚に吊り下げられている包装箱を誤って落下させてしまった場合、スパークプラグの破損を十分保護できず、さらに、包装箱自体の破損を防止できないといった問題があった。
【0004】
以上より本発明は、上記従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、自動車部品販売店等で吊り下げ状態で陳列される販売形態に適し、環境保護を考慮し、かつ、落下に対する十分な強度を有するスパークプラグの包装箱を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明のスパークプラグの包装箱は、略中央に径大部を形成された金属製の主体金具に保持された絶縁体を有するスパークプラグを保持する紙製の内箱体と、該内箱体を収容する紙製の直方体状の内箱体収容空間を有する外箱体とを備えてなるスパークプラグの包装箱であって、前記内箱体は、前記スパークプラグの前記絶縁体の一端側に保持された中心電極との間で放電ギャップを形成する外側電極及び前記主体金具の径大部よりも該外側電極側に形成されたエンジン係合部を保護する保護壁からなる保護箱部が曲折形成されると共に、前記スパークプラグの前記主体金具の径大部が係止される上側の保護壁に、前記スパークプラグの前記エンジン係合部を挿通し得るエンジン係合部挿通孔及び該上側の保護壁の両端に続く前側の保護壁及び後側の保護壁に達する切れ目によって前記保護箱部内側に曲折された曲折タブの曲折縁が形成され、前記スパークプラグの前記エンジン係合部を前記エンジン係合部挿通孔へ挿通したときに、前記上側の保護壁の曲折縁で前記スパークプラグの主体金具の径大部下面を支持するようにし
前記保護箱部の前記前側の保護壁及び後側の保護壁の間に、前記上側の保護壁と反対側に続いて形成された下側の保護壁の一方の曲折縁に突出片を設け、前記外箱体の内箱体収容空間に内箱体を収容した状態で、下側の保護壁の他方の曲折縁と突出片とが外箱体の収容面に当接するようにし、
前記外箱体を、前記内箱体収容空間を構成する上下、左右、前後側の内箱保護壁と、上側の内箱保護壁の後側縁に連続して上方に向かって伸びる主壁とから構成し、後側の内箱保護壁の上下方向幅を、その後側の内箱保護壁上部と該主壁とが重なるように設定すると共に、主壁と後側の内箱保護壁とに、両者が重なる状態で連続する吊り下げ用の孔を夫々形成したことを特徴とする。
【0006】
従って、請求項1記載の発明によれば、保護箱部によってスパークプラグのエンジン係合部及び外側電極が保護され、また、スパークプラグの主体金具の径大部は、曲折タブの曲折縁を含む上側の保護壁面域に載置支持される。さらに、包装箱のすべてを紙で作成しているため、販売のために店頭で陳列しているときに開封し難く、盗難防止に役立つ。
また、請求項1記載の発明によれば、外箱体に対して内箱体は、下側の保護壁の他方の曲折縁と突出片とが外箱体の収容面に当接した状態で収容され、この突出片により上側の保護壁の水平状態を保ちつつ、落下時の衝撃による内箱体の破損を防止し、また、下側の保護壁が筋交状となるため補強効果がある。
また、請求項1記載の発明によれば、前記外箱体によって内箱体が保護され、吊り下げ用の孔を利用して吊り下げられる。また、吊り下げ用の孔周辺は、後側の内箱保護壁と主壁との2重構造となっており強度が増す。尚、請求項1記載の発明において、前記外箱体を片面コート加工の紙材で構成することによって、外箱体の外観が美しく、また、接着面の強度が高い。さらに、請求項1記載の発明において、外箱体には、スパークプラグが保持された内箱体が内箱体収容空間内に収容された状態で内部のスパークプラグの存在を認識できる覗き孔が内箱保護壁に形成されるようにしてもよい。
【0007】
請求項2記載の発明のスパークプラグの包装箱は、請求項1記載の発明のスパークプラグの包装箱において、前記切れ目を、前記エンジン係合部挿通孔外周に沿った円弧状切れ目と、該円弧状切れ目と連続し、エンジン係合部挿通孔に対応する面域を2分割する分割切れ目と、該円弧状切れ目から前記上側の保護壁の曲折縁に向かって伸びる補助切れ目とから構成したことを特徴とする。従って、請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の作用に加え、スパークプラグのエンジン係合部をエンジン係合部挿通孔へ挿通すると、1対の曲折タブが形成される。
【0008】
請求項3記載の発明のスパークプラグの包装箱は、請求項1又は2記載の発明のスパークプラグの包装箱において、前記保護箱部の前記前側の保護壁及び後側の保護壁の間に、前記上側の保護壁と反対側に続いて形成された下側の保護壁を、その前後方向幅が前記外箱体の収容幅に対応した長さとなるように設定したことを特徴とする。従って、請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明の作用に加え、保護箱部の下側の保護壁は、前記外箱体に適宜固持されて前後方向のガタツキがなく、さらに、外箱体を支えて補強する。
【0010】
請求項記載の発明のスパークプラグの包装箱は、請求項1乃至のいずれか一項記載の発明のスパークプラグの包装箱において、一端を開口し、かつ、前記エンジン係合部挿通孔より小径な円弧面域を切欠いた差込スリットを形成した紙製の補強板を備え、該補強板を、前記スパークプラグの前記径大部と前記保護箱部の上側の保護壁との間に差込むようにしたことを特徴とする。従って、請求項記載の発明によれば、請求項1乃至のいずれか一項記載の発明の作用に加え、補強板によってスパークプラグの支持が補強される。
【0011】
請求項記載の発明のスパークプラグの包装箱は、請求項記載の発明のスパークプラグの包装箱において、前記補強板を、前記差込スリットを形成した水平補強板と、該水平補強板のスリット開口と反対の側縁から下方に向かって伸びる垂直補強板とから構成したことを特徴とする。従って、請求項記載の発明によれば、請求項記載の発明の作用に加え、水平補強板と垂直補強板とによってスパークプラグの支持が補強される。
【0012】
請求項記載の発明のスパークプラグの包装箱は、請求項4又は5記載の発明のスパークプラグの包装箱において、前記補強板と前記内箱体とを、両者の紙繊維方向が直交するように形成したことを特徴とする。従って、請求項記載の発明によれば、請求項4又は5記載の発明の作用に加え、補強板と内箱体との紙繊維方向が直交するため補強効果が得られる。
【0013】
請求項記載の発明のスパークプラグの包装箱は、請求項1乃至のいずれか一項記載の発明のスパークプラグの包装箱において、前記内箱体に、保護箱部から上方に向かって伸びる主体壁と、該主体壁と連続する端子保持部とを設け、該端子保持部に、前記スパークプラグの絶縁体の他端側から突出する端子部を挿通保持し得る端子部挿通孔を形成したことを特徴とする。従って、請求項記載の発明によれば、請求項1乃至のいずれか一項記載の発明の作用に加え、端子保持部によってスパークプラグの端子部が保持される。
【0014】
請求項記載の発明のスパークプラグの包装箱は、請求項記載の発明のスパークプラグの包装箱において、前記端子保持部を、前記主体壁の上端縁から斜め上方に向かって伸びる傾斜保持壁で構成すると共に、前記外箱体内に内箱体を収容した状態で、外箱体の収容面に主体壁が重なり、かつ、外箱体の収容角部に傾斜保持壁の自由端縁が係止するようにしたことを特徴とする。従って、請求項記載の発明によれば、請求項記載の発明の作用に加え、外箱体内に内箱体を収容した状態で、傾斜保持壁の自由端縁が収容角部に筋交状に係止され補強効果が得られる。
【0015】
請求項記載の発明のスパークプラグの包装箱は、請求項記載の発明のスパークプラグの包装箱において、前記端子保持部を、前記主体壁の端縁から該主体壁に対して垂直に伸びる補助壁と、該補助壁の端縁から斜め下方に向かって伸び、前記端子部挿通孔を形成した傾斜壁とから箱状に曲折形成したことを特徴とする。従って、請求項記載の発明によれば、請求項記載の発明の作用に加え、箱状の端子保持部によってスパークプラグの端子部が保持される。
【0016】
請求項10記載の発明のスパークプラグの包装箱は、請求項乃至のいずれか一項記載の発明のスパークプラグの包装箱において、前記端子保持部に、前記端子部挿通孔の外周に沿った切れ目を形成して、前記スパークプラグの端子部を端子部挿通孔へ挿通したときに、その挿通方向へ向かって曲折されて端子部に圧接する圧接タブを設けたことを特徴とする。従って、請求項10記載の発明によれば、請求項乃至のいずれか一項記載の発明の作用に加え、圧接タブによってスパークプラグの端子部が圧接支持される。
【0017】
請求項11記載の発明のスパークプラグの包装箱は、請求項乃至10のいずれか一項記載の発明のスパークプラグの包装箱において、前記スパークプラグのネジによって構成されたネジ端子を保持するネジ端子保持部を形成した紙製のネジ端子保持板を備えることを特徴とする。従って、請求項11記載の発明によれば、請求項乃至10のいずれか一項記載の発明の作用に加え、ネジ端子であってもスパークプラグの保持ができる。尚、請求項11記載の発明において、ネジ端子保持板を、スパークプラグのネジ端子と端子部保持部との間に配置すれば、製函性が向上され、さらに、ネジ端子保持板を、端子保持部と略同一の幅で外箱に当接しないように設定すれば、落下時に外箱体を傷つけることはない。
【0018】
請求項12記載の発明のスパークプラグの包装箱は、請求項1乃至のいずれか一項記載の発明のスパークプラグの包装箱において、前記保護箱部の上側の保護壁には、前記エンジン係合部挿通孔の隣に前記スパークプラグの絶縁体が挿通される絶縁体挿通孔を形成し、該保護箱部を一対備えて前記内箱体を構成し、1本のスパークプラグにおいて、一方の保護箱部のエンジン係合部挿通孔にそのエンジン係合部を挿通すると共に、他方の保護箱部の絶縁体挿通孔にその絶縁体を挿通させて、内箱体で隣り合うスパークプラグを互いに逆向きに保持するようにしたことを特徴とする。従って、請求項12記載の発明によれば、請求項1乃至のいずれか一項記載の発明の作用に加え、一対の保護箱部によって隣り合うスパークプラグは互いに逆向きに保持され、収容容積を低減できる。
【0019】
請求項13記載の発明のスパークプラグの包装箱は、請求項1乃至12記載の発明のスパークプラグの包装箱において、前記外箱体内の内箱体収容空間に内箱体を収容した状態で、外箱体の収容面に重なるフラップ壁を内箱体に形成したことを特徴とする。従って、請求項13記載の発明によれば、請求項1乃至12記載の発明の作用に加え、フラップ壁によってスパークプラグは保護されるとともに、外箱体にスパークプラグのあたり傷が付くことも防ぐことができる。尚、請求項13記載の発明において、内箱体を段ボール材によって形成すれば、段ボール材の厚みとその材料自体が持つ厚み方向に潰れやすい構造が衝撃吸収材としての効果を持つため、エンジン係合部及びギャップの保護効果が高い。さらに、請求項13記載の発明において、内箱体と外箱体とを接着させれば、紙であるために寸法公差が大きくガタツキも生じ易いが接着することで確実に固定することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化したスパークプラグの包装箱の実施例1〜4を図面に従って説明する。尚、各図面間において、上下方向a、前後方向b、左右方向cは夫々対応している。
1.実施例1
(1)外箱体10
図1に示すように、複数(例えば、4本)のスパークプラグ3を収容保持する包装箱1は、内箱体20と外箱体10とから構成されている。先ず、外箱体10について説明すると、図2に示すように、1枚の原料紙(例えば、厚手のボール紙製)から複数の外箱用の裁断紙10Aが裁断されるようになっている。この裁断紙10Aには、後述する内箱体20を収容し得るようにその形状・寸法が適宜所定の値に設定された上下、左右、前後側の内箱保護壁11a,11b、11c,11d、11e,11f及び主壁11gが設けられている。また、左右側の内箱保護壁11c,11dには、上側及び後側の内箱保護壁11a,11fに対するのりしろ用及び折込用のフラップ壁12a,12bが連続して設けられている。尚、折込用のフラップ壁として下側の内箱保護壁に対するフラップ壁を設けていないため、この外箱体の製函作業性を向上させている。さらに、各フラップ壁12a,12bは、裁断紙10Aの上下方向の全長の略中心線となる折れ目より上下方向片側に配設されており、1枚の原料紙において、隣り合う外箱用の裁断紙10Aを上下向きを互いに逆向きとし、各フラップ壁12a,12bの左右方向の位相をオーバーラップさせているので、必要最小限の材料をもって裁断し得るようになっている。
【0022】
上記外箱用の裁断紙10Aには、裁断工程において複数の折れ目10L(図中1点鎖線で示す)が形成されると共に、後側の内箱保護壁11fの上部及び主壁11gには、吊り下げ用の孔13が夫々形成され、また、前側の内箱保護壁11eには、スパークプラグ透視用の覗き窓14が形成される。上記折れ目10Lに沿って曲折すると共に、フラップ壁12aに接着剤等を塗布して各フラップ壁12aを対応する部位に貼着させることによって、上方を開放した外箱体10が組立てられる(図1に示す)。また、図7に示すように、上記外箱体10は、後述する内箱体20を収容した状態で、その上下、左右、前後側の内箱保護壁11a〜11fによって内箱体を保護するようになっている。さらに、後側の内箱保護壁11fの上下方向の幅寸法は、他の前及び左右側の内箱保護壁11e,11c,11dより長く設定され、組付け状態で後側の内箱保護壁11fの上部と主壁11g全域が重なり、両者11f,11gの各孔13が連続するようになっている。尚、外箱体10は、その紙繊維方向が左右方向に設定されている。従って、この紙繊維方向に直交して左右の内箱保護壁11c,11d及びフラップ壁12aが曲折されるので、その折り曲げ形状が安定し、外箱体10に対して内箱体20を容易に挿入し得るようになっている。また、外箱体に覗き窓14が形成してある場合、覗き窓14の周囲にふくらみを生じにくい。
【0023】
(2)内箱体20
図3に示すように、内箱体20でも、上記外箱体10と同様にして、1枚の原料紙(例えば、ダンボール紙製)から複数の内箱用の裁断紙20Aが切断されるようになっている。この内箱用の裁断紙20Aには、スパークプラグ3を強固に保持し得るようにその形状・寸法が適宜所定の値に設定された上下、前後側の保護壁22a,22b、22c,22dと主体壁23と傾斜保持壁24(端子保持部として例示する)とが設けられている。尚、後側の保護壁22dは、主体壁23に対するのりしろとして利用される。また、上側及び後側の保持壁22a,22dには、裁断工程において2枚刃で切断される段差部25が形成されており、この段差部25によって、後側の保護壁22dを主体壁23に貼着する際のずれを許容し製函作業性を向上させている。さらに、内箱用の裁断紙20Aは、1枚の原料紙において、隣り合う裁断紙20Aの上下方向向きを揃え、必要最小限の材料をもって裁断されるようになっている。
【0024】
上記内箱用の裁断紙20Aには、裁断工程において複数の折れ目20L及び切れ目27,34が形成されており、これらの折れ目20Lに沿って曲折すると共に、後側の保護壁22dに接着剤等を塗布して主体壁23の対応部位に貼着させることによって内箱体20が成形されるようになっている。この内箱体20は、図4,6に示すように、上下,前後の保護壁22a〜22dから箱状に曲折成形される保護箱部21を備え、この保護箱部21によってスパークプラグ3のネジ部3d(エンジン係合部として例示する)及び外側電極3eが保護されている。また、上記保護箱部21の上側の保護壁22aは、その左右方向幅が複数のスパークプラグ3を保持可能な長さに設定されると共に、その前後方向幅がスパークプラグ3の主体金具の径大部3cの直径と略同じ長さに設定されている(図5に示す)。
【0025】
また、図5に示すように、上側の保護壁22aには、後述するネジ部挿通孔外周に沿った円弧状切れ目27aと、ネジ部挿通孔30と対応する面域を前後方向に2分割する分割切れ目27bと、円弧状切れ目27aから上側の保護壁の曲折縁へ向かって伸びる補助切れ目27cとからなる切れ目27が形成されている。そして、この切れ目27に対してスパークプラグ3の外側電極3e及びネジ部3dを押圧挿入すると、スパークプラグ3のネジ部3dが挿通し得るネジ部挿通孔30(エンジン係合部挿通孔として例示する)が形成されることとなり、また、上側の保護壁22aの曲折縁に沿って保護箱部21内側へ曲折され、スパークプラグ3のネジ部3dに圧接する曲折タブ32が形成されることとなる(図6に示す)。そして、スパークプラグ3の主体金具の径大部3cの下面は、保護箱部21の上側保護壁22aにおいて、その上側保護壁22a自身の曲折縁31aと曲折タブ32の曲折縁31bとを含む面域(曲折縁31a,31bが2重に重なった部分を含む面域)によって載置支持されることとなり、上下方向の落下に対する包装箱1の強度を確保している。
【0026】
図6に示すように、下側の保護壁22bの前後方向幅は、上側の保護壁22aの前後方向幅より長く、上記外箱体10の前後方向の収容幅に対応した値に設定され、保護箱部21全体として略台形状となっており、これによって、前後方向の落下に対する包装箱1の強度を確保している。ここで、内箱体20の上側保護壁22aの前後方向幅に対応して、内箱体20の下側保護壁22b及び外箱体10の左右側の内箱保護壁11c,11dの前後方向幅を設定するようにしてもよいが、本実施例では、ネジ部3d及び主体金具の径大部3cの直径が比較的小さなタイプのスパークプラグ3であっても、各部の直径が比較的大きなタイプのスパークプラグ3であっても、内箱体20のみを各タイプに応じて変更し、外箱体10を両タイプで共通のものを使用し得るように上述の構成としてある。さらに、下側保護壁22bと前側保護壁22cとの折れ目に沿って切れ目34(図3に示す)が形成され、保護箱部21の前側の保護壁下端22cには、下方に向かって突出する複数(例えば、2つ)の突出片35が形成されている。そして、外箱体10内に内箱体20を収容した状態で、外箱体10の収容底面に対して、上記突出片35と下側保護壁22bの後側の曲折縁とが当接し、収容底面と下側保護壁22bとの間には空間が形成され、下側保護壁22bが筋交状となっている。このように突出片35が形成されていることによって、上下方向の落下に対する包装箱1の強度を確保していると共に、下側の保護壁22bが筋交状とされていることによって、前後方向の落下に対する包装箱1の強度を確保している。
【0027】
図3,6に示すように、上記傾斜保持壁24には、スパークプラグ3の絶縁体3bから上方に突出する端子部3aのくびれ4aを挿通保持し得る楕円形状の端子部挿通孔37が複数(4つ)形成され、これらの端子部挿通孔37には一端が開口するスリットが連続している。そして、外箱体10内に内箱体20を収容した状態で、外箱体10の収容角部に対して、傾斜保持壁24の自由端が筋交状に係止される。これによって、上下及び前後方向の落下に対する包装箱1の強度を確保している。尚、内箱体20は、その紙繊維方向が上下方向に設定され、上下方向に対する落下強度を確保している。
【0028】
(3)包装箱の組立て作用
先ず、外箱体10については、図2に示す外箱用の裁断紙10Aの折れ目10Lに従って曲折し、フラップ壁12aに接着剤等を塗付して後側の内箱保護壁11fに貼り付け、図1に示すように、上方を開放した外箱体10を組み立てる。次いで、内箱体20については、図3に示す内箱用の裁断紙20Aを折れ目20Lに従って曲折し、後側の保護壁22dに接着剤等を塗付して主体壁23に貼り付け、図4に示す内箱体20を組み立てる。そして、上側の保護壁22aに形成したネジ部挿通孔30にスパークプラグ3の外側電極3e及びネジ部3dを押圧挿入させると、切れ目27によって前後一対の曲折タブ32が保護箱部21内側に折れ曲がり、一対の曲折タブ32はスパークプラグ3のネジ部3dに夫々前後方向から圧接し、さらに、スパークプラグ3を押込むと、スパークプラグ3の主体金具の径大部3cの下面が保護箱部の上側の保護壁22a上面に載置支持される。
【0029】
次に、上述の作用を繰り返して全てのネジ部挿通孔30に各スパークプラグ3を挿入支持させたら、略垂直位置にある傾斜保持壁24を折れ目20Lに従って手前に折り曲げ、この傾斜保持壁24の各端子部挿通孔37に各スパークプラグ3の端子部3aを挿通保持させて内箱体20を完成させる。次いで、図1に示すように、複数のスパークプラグ3を保持した内箱体20を外箱体10の開放口から挿入することとなるが、このとき、外箱体10の覗き窓14を介して後側の内箱保護壁11fの収容面に接着剤等を予め塗布しておき、この状態で、外箱体10内に内箱体20を収容し両者を接着させる。それから、折込用のフラップ壁12b、上側の内箱保護壁11a及び主壁11gを折れ目10Lに従って折り曲げていき、内箱体20を完全に収納し、主壁11gと後側の内箱保護壁11fとを重ねあわせ、両者11g,11fを接着剤等で接着して図7に示す複数(4本)のスパークプラグ3を強固に保持した包装箱1が完成される。このように完成された包装箱1は、自動車部品販売店等において、孔13を利用して陳列棚のフック16によって吊り下げ状態で陳列されることとなる。尚、上記実施例では、主壁11gと後側の内箱保護壁11fとを接着するようにしたが、これに替え、又は、これに加え、上側の内箱保護壁11aとフラップ壁12bとを接着するようにしてもよい。
【0030】
(4)実施例1の効果
このようなスパークプラグの包装箱1では、図5に示すように、内箱体20に保持されるスパークプラグ3は、その主体金具の径大部3cの下面が、下側の保護壁22bの曲折縁31a及び曲折タブ32の曲折縁31bを含む面域で強固に載置支持されることとなり、包装箱1を誤って落下させても、上下方向の落下時のスパークプラグ3の自重衝撃によって内箱体20の保護箱部21が破損してしまうことを極力防止できる。また、図6に示すように、下側の保護壁22bの前後方向幅が外箱体10の前後方向の収容寸法に対応した値に設定されているので、包装箱1を誤って落下させても、前後方向の落下時の衝撃によって外、内箱体10,20が破損してしまうことを極力防止できる。また、外箱体10の収容底面に対して突出片35と下側保護壁22bの後側の曲折縁とが当接するようになっているので、包装箱1を誤って落下させても、上下方向の落下時の衝撃によって外、内箱体10,20が破損してしまうことを極力防止できる。
【0031】
また、外箱体10の収容角部に対して傾斜保持壁24の自由端が筋交状に係止されているので、包装箱1を誤って落下させても、上下及び左右方向の落下時の衝撃によって外、内箱体10,20が破損してしまうことを極力防止できる。また、端子保持部を、1枚の板状の傾斜保持壁24から構成しているので、箱状に曲折形成されるものに比べ、材料コストを抑え、かつ、製函作業性を向上し得る。また、傾斜保持壁24によってスパークプラグ3の絶縁体3bから上方に突出する端子部3aのくびれ4aを保持しているので、端子部3aより大径な絶縁体3bを挿通保持するものと比べ、より強固に内箱体20内にスパークプラグ3を保持することができる。また、外箱体10において、主壁11gと後側の内箱保護壁11fとに吊り下げ用の孔13を形成し、2つの孔13を介して吊り下げ支持されるようにしたので、この吊り下げ状態の包装箱に多少の外力がかかったとしても包装箱1が破損することはない。
【0032】
尚、本発明においては、上記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、外箱体10の主壁11gと後側の内箱保護壁11fとの重なり部分を適宜固定手段で固定してもよく、また、外箱体10の裏面に塩ビ用の溶剤を塗布し、組立て時に主壁11gと後側の内箱保護壁11fとを熱圧着するようにしてもよい。このように構成すれば、内箱体20をより強固に収納保持できる包装箱1を提供できる。また、外箱体10の表面に、そのスパークプラグ3の性能情報等を印刷してもよい。また、外箱体10の主壁11gと後側の内箱保護壁11fとの重なり部分間に盗難防止用のタグを挿入するようにしてよい。また、図7に示すように、外箱体10における前側の内箱保護壁11e及び左右の内箱保護壁11cdに、包装箱1開封用のミシン目7を形成して、容易にスパークプラグの取り出しを行えるようにしてもよい。なお、前側の内箱保護壁11eに形成された覗き窓14の枠に沿ってミシン目7を形成した例を示したが、覗き窓14の枠より離れた位置にミシン目7を形成してもよい。
【0033】
2.実施例2
以下、包装箱の実施例2を図8〜図10に従って説明するが、この実施例2は、上述の実施例1におけるスパークプラグ3の形状等が異なるタイプに適した内箱体の構造に特徴があり、実施例1と同様な構成については同じ符号を付すものとする。先ず、スパークプラグ3の主体金具の径大部3cの下面形状がテーパ面となっているタイプ(いわゆるコニカルシートタイプ)では、図8,10に実線で示すように、内箱体20のネジ部挿通孔30に主体金具の径大部3cが埋没してしまうことを防止するために、上側の保護壁22aと略同等な外郭形状の紙製の補強板40が使用される。この補強板40には、一端を開口し、かつ、ネジ部挿通孔30より小径(図9に示すようにネジ首径と略同じ値)な円弧面域を切り欠いてなる差込スリット41が、スパークプラグ3の保持本数に対応して複数(4本)形成されている。そして、保護箱部21の全てのネジ部挿通孔30に各スパークプラグ3のネジ部3dが挿通された状態で、この補強板40を、主体金具の径大部3cと上側の保護壁22aとの間に挟み込みむようになっている。また、図9に示すように、挟み込み状態において補強板40は、そのスリット開口側の端縁が主体壁23に当たらないように寸法設定され、多少の寸法誤差があったとしてもそれを許容して常にスパークプラグ3の主体金具の径大部3cの下面を好適に載置支持し得るようになっている。さらに、図10に示すように、挟み込み状態において補強板40は、外箱体10に当たらない程度で、上側の保護壁22aから突出されており、スパークプラグ3に対して補強板40を当接させやすくなっている。尚、内箱体20は、実施例1と同様にして、その紙繊維方向が上下方向に設定され、また、補強板40は、内箱体20の紙繊維方向と直交するようにその紙繊維方向が左右方向に設定され、これによって、落下に対する包装箱1の強度を確保している。
【0034】
次に、包装箱1をコンパクトにするために、内箱体20をダンボール紙製より厚みが薄くなるボール紙製で形成したタイプでは、ボール紙製の内箱体20では、スパークプラグ3の保持強度や上下方向に対する落下強度が十分でないため、図8,10に仮想線で示すように、上述の補強板40と略同様な構成の水平補強板45aと、この水平補強板45aの一側縁から下方に向かって伸びる垂直補強板45bとからなる補強板45を使用している。尚、このようにボール紙製の内箱体20では、前側の保護壁22cの強度を確保するために、その紙繊維方向が上下方向に設定されると共に、補強板45も同じく上下方向に設定されている。これによって落下に対する包装箱1の強度を確保している。
【0035】
さらに、スパークプラグ3の端子部3aがネジ端子4bとなっているタイプでは、このネジ端子4bをより確実に保持させるために、図8,10に実線で示すように、傾斜保護板24の内側にネジ端子保持板47を差込むようになっている。このネジ端子保持板47には、スパークプラグ3のネジ端子4bを挿通保持し得るネジ端子保持部48及び圧接タブ49が複数(4本)形成されている。尚、このように傾斜保護板24の内側にネジ端子保持板47を配置しているので、外側にネジ端子保持板47を配置するものに比べ、製函作業性が優れている。
【0036】
3.実施例3
以下、包装箱の実施例3を図11〜図14に従って説明するが、この実施例3では、スパークプラグ3を横置きにしたタイプに適した内箱体の構造に特徴があり、実施例1と同様な構成部については同じ符号を付すものとする。図12に示すように、この内箱用の裁断紙50Aは、実施例1と同様にして、1枚の原料紙(例えば、ダンボール紙製)から複数の内箱用の裁断紙50Aが裁断されるようになっている。また、内箱用の裁断紙50Aには、2本のスパークプラグ3を強固に保持し得るようにその形状・寸法が適宜所定値に設定された上下、前後側の保護壁52a,52b,52c,52dと、主体壁53と、補助壁54と、傾斜壁55と、垂直壁42とを備えている。さらに、主体壁53から連続するスパークプラグ保護用のフラップ壁56と、このフラップ壁56から連続する折込用のフラップ壁57とを備えている。
【0037】
上記内箱用の裁断紙50Aには、裁断工程で複数の折れ目50L及び切れ目27,34,39,58が形成されており、これらの折れ目50Lに従って曲折すると共に、後側の保護壁52dに接着剤を塗布して主体壁53の対応部位に貼着させると共に、主体壁53に形成された係止用の係止タブ53aに垂直壁42の自由端縁を係止させて、主体壁53と補助壁54と傾斜壁55とから略三角箱形状の端子保持部44を形成して内箱体50(図13,14に示す)が組み立てられる。また、フラップ壁57は箱状の端子保持部44内に折込まれ補助壁54と重なっており、上記端子保持部44及びフラップ壁56の形状保持の役目を果たし、また、フラップ壁56はスパークプラグの一側面を覆うようになっている。また、上記傾斜壁55には切れ目58が形成され、この切れ目58に対してスパークプラグ3の端子部3aを押圧挿入すると、その端子部3aのくびれ4aを挿通保持し得る端子部挿通孔59が形成されることとなり、また、その挿通方向に向かって曲折して端子部3aに圧接する圧接タブ43が形成されることとなる。このような圧接タブ43を利用した端子部3aの挿通保持は、実施例1のように単なる孔への挿通保持に比べ、製函作業性に優れている。
【0038】
そして、図11に示すように、そのフラップ壁56を下側として、つまり、スパークプラグ3を横向きにした状態で、内箱体50を外箱体10内に収容させる。この収容状態で、外箱体10の収容底面に対して内箱体50のフラップ壁56が重なり、この構成によって、包装箱1を誤って落下させても、上下方向の落下時の衝撃によって外、内箱体50が破損してしまうことを極力防止でき、特に、スパークプラグ3の6角ナット部が比較的大径の場合における強度確保に適している。このように箱状の端子保持部44を備えた内箱体50を横入れするものは、実施例1のように、自由端となっている端子保持部を備えた内箱体20を横入れするものに比べ、挿入性に優れている。
【0039】
4.実施例4
以下、包装箱の実施例4を図15〜図18に従って説明するが、この実施例4では、より小さい容積で多くのスパークプラグ3を収容することが要求されるタイプに適した内箱体60の構造に特徴があり、実施例1と同様な構成部については同じ符号を付すものとする。図16に示すように、この内箱用の裁断紙60Aは、6本のスパークプラグ3を強固に保持し得るようにその形状・寸法が適宜所定値に設定された上下、前後側の保護壁62a,62b,62c,62dと、主体垂直壁63とを備えている。さらに、上側の保護壁62aに連続するスパークプラグ保護用のフラップ壁64を備えている。この内箱用の裁断紙60Aには、裁断工程で複数の折れ目60L及び切れ目27,34,67が形成されており、これらの折れ目60Lに沿って曲折すると共に、後側の保護壁62dに接着剤を塗布して主体垂直壁63の対応部位に貼着させて保護箱部61(図17,18に示す)が組み立てられるようになっている。そして、このように組立てられた一対の保護箱部61を備えて内箱体60が構成される。
【0040】
また、各保護箱部61の上側の保護壁62aには、ネジ部挿通孔30が複数(3つ)形成されると共に、隣り合うネジ部挿入孔30間に位置して絶縁体挿通孔66が複数(3つ)形成されている。各絶縁体挿通孔66は、切れ目67に対してスパークプラグ3の絶縁体3bを押圧挿入して形成されることとなり、また、その挿通方向に向かって曲折して絶縁体3bに圧接する圧接タブ68が形成されることとなる。そして、図17に示すように、1つの保護箱部61において、各ネジ部挿通孔30に各スパークプラグ3のネジ部3dが挿通され、各絶縁体挿通孔66に各スパークプラグ3の絶縁体3bが挿通され、隣り合うスパークプラグ3がその長手方向向きを互いに逆向きにして載置支持されることとなる。次に、このようにスパークプラグ3を支持した保護箱部61に対して他方の保護箱部61を上方より覆い被せて、他方の保護箱部61のネジ部挿通孔30にネジ部3dを、絶縁体挿通孔66に絶縁体3bを夫々挿通させ(図18に示す)、6本のスパークプラグ3を強固に保持した内箱体60が組立てられる。
【0041】
そして、図15に示すように、そのフラップ壁64を下側として、つまり、スパークプラグ3を横向きにした状態で、内箱体60を外箱体10内に収容させる。この収容状態で、外箱体10の収容底面に対して内箱体60のフラップ壁64が重なり、この構成によって、包装箱1を誤って落下させても、上下方向の落下時の衝撃によって外、内箱体10,60が破損してしまうことを極力防止できる。また、上述のように内箱体10内にその長手方向向きを互い違いにして複数のスパークプラグ3を支持しているので、スパークプラグ3の主体金具の径大部3cの左右方向の位相をオーバーラップさせることができ、内箱体60の左右方向幅を必要最小限とし、ひいては、包装箱1全体をコンパクトに設計できる。
【0042】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、内箱体においてスパークプラグを強固に保持・保護でき、落下衝撃時に包装箱及びスパークプラグ自身の破損を防止できると共に、環境保護に貢献できる。また、収納箱の上下方向の強度を向上し得る。さらに、収納箱を簡易に吊り下げることができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加え、内箱体においてスパークプラグをさらに強固に保持できる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明の効果に加え、収納箱の前後方向の強度を向上し得る。
請求項記載の発明によれば、請求項1乃至のいずれか一項記載の発明の効果に加え、主体金具にテーパ面を形成したタイプのスパークプラグであっても、内箱体において強固に保持できる。
【0043】
請求項記載の発明によれば、請求項記載の発明の効果に加え、ネジ部が比較的大きな径を有するタイプのスパークプラグであっても、内箱体において強固に保持できる。
請求項記載の発明によれば、請求項4又は5記載の発明の効果に加え、各種タイプの異なるスパークプラグを内箱体において、さらに強固に保持できる。
請求項記載の発明によれば、請求項1乃至のいずれか一項記載の発明の効果に加え、内箱体においてスパークプラグをさらに強固に保持できる。
請求項記載の発明によれば、請求項記載の発明の効果に加え、筋交効果によって包装箱の強度を向上し得る。
請求項記載の発明によれば、請求項記載の発明の効果に加え、包装箱内にスパークプラグを横向きで収納するタイプにおいて、製函作業性を向上し得る。
【0044】
請求項10記載の発明によれば、請求項乃至のいずれか一項記載の発明の効果に加え、内箱体においてスパークプラグをさらに強固に保持できる。
請求項11記載の発明によれば、請求項乃至10のいずれか一項記載の発明の効果に加え、ネジ端子を備えたスパークプラグであっても内箱体において強固に保持できる。
請求項12記載の発明によれば、請求項1乃至のいずれか一項記載の発明の効果に加え、包装箱をコンパクトに設計できる。
請求項13記載の発明によれば、請求項1乃至12記載の発明の効果に加え、包装箱内にスパークプラグを横向きで収納するタイプにおいて、スパークプラグをより確実に保護できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】外箱体に対する内箱体の組立てを説明するための斜視図である。
【図2】外箱体の展開図である。
【図3】内箱体の展開図である。
【図4】内箱体の斜視図である。
【図5】内箱体の要部を拡大した平面図である。
【図6】包装箱の縦断面図である。
【図7】包装箱の斜視図である。
【図8】実施例2における補強板の説明図である。
【図9】同じく、内箱体の要部を拡大した平面図である。
【図10】同じく、包装箱の縦断面図である。
【図11】実施例3における外箱体に対する内箱体の組立てを説明するための斜視図である。
【図12】同じく、内箱体の展開図である。
【図13】同じく、内箱体の斜視図である。
【図14】同じく、包装箱の縦断面図である。
【図15】実施例4における外箱体に対する内箱体の組立てを説明するための斜視図である。
【図16】同じく、内箱体の展開図である。
【図17】同じく、内箱体の斜視図である。
【図18】同じく、包装箱の縦断面図である。
【図19】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1;包装箱、3;スパークプラグ、3a;端子部、3b;絶縁体、3c;主体金部の径大部、3d;ネジ部、3e;外側電極、4e;ネジ端子、10;外箱体、11a〜11f;内箱保護壁、11g;主壁、13;吊り下げ用の孔、20(50,60);内箱体、21;保護箱部、22a〜22d;保護壁、23;主体壁、24;傾斜保持壁、27;切れ目、27a;円弧状切れ目、27b;分割切れ目、27c;補助切れ目、30;ネジ部挿通孔、31b;曲折タブの曲折縁、32;曲折タブ、35;突出片、37;端子部挿通孔、40;補強板、41;差込スリット、43;圧接タブ、44;端子保持部、45;補強板、45a;水平補強板、45b;垂直補強板、47;ネジ端子保持板、48;ネジ端子保持部、49;圧接タブ、53;主体壁、54;補助壁、55;傾斜壁、56(64);フラップ壁

Claims (13)

  1. 略中央に径大部を形成された金属製の主体金具に保持された絶縁体を有するスパークプラグを保持する紙製の内箱体と、該内箱体を収容する紙製の直方体状の内箱体収容空間を有する外箱体とを備えてなるスパークプラグの包装箱であって、
    前記内箱体は、前記スパークプラグの前記絶縁体の一端側に保持された中心電極との間で放電ギャップを形成する外側電極及び前記主体金具の径大部よりも該外側電極側に形成されたエンジン係合部を保護する保護壁からなる保護箱部が曲折形成されると共に、前記スパークプラグの前記主体金具の径大部が係止される上側の保護壁に、前記スパークプラグの前記エンジン係合部を挿通し得るエンジン係合部挿通孔及び該上側の保護壁の両端に続く前側の保護壁及び後側の保護壁に達する切れ目によって前記保護箱部内側に曲折された曲折タブの曲折縁が形成され、前記スパークプラグの前記エンジン係合部を前記エンジン係合部挿通孔へ挿通したときに、前記上側の保護壁の曲折縁で前記スパークプラグの主体金具の径大部下面を支持するようにし
    前記保護箱部の前記前側の保護壁及び後側の保護壁の間に、前記上側の保護壁と反対側に続いて形成された下側の保護壁の一方の曲折縁に突出片を設け、前記外箱体の内箱体収容空間に内箱体を収容した状態で、下側の保護壁の他方の曲折縁と突出片とが外箱体の収容面に当接するようにし、
    前記外箱体を、前記内箱体収容空間を構成する上下、左右、前後側の内箱保護壁と、上側の内箱保護壁の後側縁に連続して上方に向かって伸びる主壁とから構成し、後側の内箱保護壁の上下方向幅を、その後側の内箱保護壁上部と該主壁とが重なるように設定すると共に、主壁と後側の内箱保護壁とに、両者が重なる状態で連続する吊り下げ用の孔を夫々形成したことを特徴とするスパークプラグの包装箱。
  2. 前記切れ目を、前記エンジン係合部挿通孔外周に沿った円弧状切れ目と、該円弧状切れ目と連続し、エンジン係合部挿通孔に対応する面域を2分割する分割切れ目と、該円弧状切れ目から前記上側の保護壁の曲折縁に向かって伸びる補助切れ目とから構成した請求項1記載のスパークプラグの包装箱。
  3. 前記保護箱部の前記前側の保護壁及び後側の保護壁の間に、前記上側の保護壁と反対側に続いて形成された下側の保護壁を、その前後方向幅が前記外箱体の収容幅に対応した長さとなるように設定した請求項1又は請求項2記載のスパークプラグの包装箱。
  4. 一端を開口し、かつ、前記エンジン係合部挿通孔より小径な円弧面域を切欠いた差込スリットを形成した紙製の補強板を備え、該補強板を、前記スパークプラグの前記径大部と前記保護箱部の上側の保護壁との間に差込むようにした請求項1乃至3のいずれか一項記載のスパークプラグの包装箱。
  5. 前記補強板を、前記差込スリットを形成した水平補強板と、該水平補強板のスリット開口と反対の側縁から下方に向かって伸びる垂直補強板とから構成した請求項記載のスパークプラグの包装箱。
  6. 前記補強板と前記内箱体とを、両者の紙繊維方向が直交するように形成した請求項4又は5記載のスパークプラグの包装箱。
  7. 前記内箱体に、保護箱部から上方に向かって伸びる主体壁と、該主体壁と連続する端子保持部とを設け、該端子保持部に、前記スパークプラグの絶縁体の他端側から突出する端子部を挿通保持し得る端子部挿通孔を形成した請求項1乃至6のいずれか一項記載のスパークプラグの包装箱。
  8. 前記端子保持部を、前記主体壁の上端縁から斜め上方に向かって伸びる傾斜保持壁で構成すると共に、前記外箱体内に内箱体を収容した状態で、外箱体の収容面に主体壁が重なり、かつ、外箱体の収容角部に傾斜保持壁の自由端縁が係止するようにした請求項記載のスパークプラグの包装箱。
  9. 前記端子保持部を、前記主体壁の端縁から該主体壁に対して垂直に伸びる補助壁と、該補助壁の端縁から斜め下方に向かって伸び、前記端子部挿通孔を形成した傾斜壁とから箱状に曲折形成した請求項記載のスパークプラグの包装箱。
  10. 前記端子保持部に、前記端子部挿通孔の外周に沿った切れ目を形成して、前記スパークプラグの端子部を端子部挿通孔へ挿通したときに、その挿通方向へ向かって曲折されて端子部に圧接する圧接タブを設けた請求項7乃至9のいずれか一項記載のスパークプラグの包装箱。
  11. 前記スパークプラグのネジによって構成されたネジ端子を保持するネジ端子保持部を形成した紙製のネジ端子保持板を備える請求項乃至10のいずれか一項記載のスパークプラグの包装箱。
  12. 前記保護箱部の上側の保護壁には、前記エンジン係合部挿通孔の隣に前記スパークプラグの絶縁体が挿通される絶縁体挿通孔を形成し、該保護箱部を一対備えて前記内箱体を構成し、1本のスパークプラグにおいて、一方の保護箱部のエンジン係合部挿通孔にそのエンジン係合部を挿通すると共に、他方の保護箱部の絶縁体挿通孔にその絶縁体を挿通させて、内箱体で隣り合うスパークプラグを互いに逆向きに保持するようにした請求項乃至のいずれか一項記載のスパークプラグの包装箱。
  13. 前記外箱体内の内箱体収容空間に内箱体を収容した状態で、外箱体の収容面に重なるフラップ壁を内箱体に形成した請求項1乃至12のいずれか一項記載のスパークプラグの包装箱。
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