JPH07507988A - 点火栓のためのパッケージ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 点火栓のためのパッケージ 本発明は請求項１に記載した形式の点火栓のためのパッケージに関する。この種 のパッケージは主として医薬品を収容したアンプル、びんなどを包装するのに使 用される。この種のパッケージをその他の物品、例えば点火栓のために使用する ことは容易に可能である。例えばＤＥ−ＧＭ　９０１７１１０．１　号実用新案 明細書により公知のパッケージでは、それが両方の中空壁の間の１層の構造しか 有しないため安定性が低（、それゆえ、このパッケージは折り畳み式カードボー ドボックス内の挿入物として使用されるのが有利であり、従って、包装した物品 の種類及び数量を外から見ることができないのが欠点である。それゆえ、パッケ ージの完全な内容をチェックするには開放が必要である。さらに、この種のパッ ケージからは個々の物品を簡単に取り出すことができるため、充分な盗難予防が 保証されない。

本発明の利点 請求項１に記載の特徴概念を有する本発明に基づくパッケージが公知パッケージ に対して有する利点は、複数の中空壁の間に配置されこの中空壁と一体的に結合 された中間部分を設けたことにより、パッケージ材料ブランク（裁断片）の片側 だけを外からみることができ、従って、片側だけに塗布されたカートンをパッケ ージ材料ブランクのために使用することができる。

さらに、中間部分によりパッケージの安定性が増大する。

請求項２以下に記載の実施態様により、請求項１に記載のパッケージの改良が可 能である。

請求項２に記載の特徴によれば、パッケージ内での点火栓の規定された座りと所 期の案内とが得られ、これにより著しく良好な位置確実性が得られる。請求項４ から６までに記載の構成では、吊り下げ式ディスプレーパッケージとしての使用 が可能となる。特に請求項７に記載の構成によればパッケージの安定性が高めら れる。請求項８及び１０に記載の構成によれば、特別な盗難予防手段が保証され る。この構成により、このパッケージから７点火栓を取り出すにはパッケージを あからさまに破墳しなければならない。請求項１２及び１３に記載の構成では、 パーフォレーションにより制限された破断タブを引きちぎることにより点火栓を パッケージから簡単に取り出すことができる。

図面 本発明の複数の実施例が図面に記載されており、次の記載で詳しく説明される。

第１図は４つの点火栓を収容するパッケージのため第１図のパッケージ材料ブラ ンクを折り畳みかつ接着した状態を斜視図で示し、第３図は点火栓を収容したパ ッケージを第２図のＩ　Ｉ　Ｉ−！ｌ　Ｉ線に沿って断面した図を示し、第４図 は盗難防止に役立つカバーを斜視図で示し、第５図は盗難防止に役立つスリーブ を斜視図で示し、第６図は４つの点火栓を収容するためのパッケージにカバー又 はスリーブをかぶせた状態を斜視図で示す。

実施例の記述 パッケージ材料ブランク１０はほぼ長方形のカートンから成り、このカートンの 片側が塗布されかつ印刷されている。このパッケージ材料ブランク１０は横方向 に延びる折り線１１に沿って、カートンの塗布されかつ印刷されている側が外向 きとなるように、折り畳むことにより背壁１２と前壁１３とに区分される。背壁 １２の両側にそれぞれ１つのサイドタブ１４が形成されている。前壁１３は横方 向に延びる折り線１６゜１７．１８，１９，２０，２１．２２により複数の部分 に区分されており、これらの部分を折り曲げることにより２つの中空壁２４．２ ５が形成されている（第２図及び第３図参照）。折り線１１に続く第１の中空！ ２４は背壁１２から垂直に起立した２つの壁部分２６．２７と、背壁１２に対し て平行な１つの壁部分２８とを備えている。第２の中空壁２５は中間部分３０を 介して第１の中空壁２４に折り線１８．１９のところで一体に結合されている。

第２の中空壁２５は互いに斜めに延びる２つの壁部分３１．３２と、背壁１２に 対して平行に延びていて２つの壁部分３１．３２を結合せしめている１つの壁部 分３３とを備えている。

この第２の中空壁２５は有利には台形横断面を有している。この第２の中空壁２ ５には折り線２２を介してタブ３４が結合されており、このタブ３４は背壁１２ 上に載着されていてこれに全面的に又は部分的に接着されている。

第１及び第２の中空壁２４．２５の互いに対向して位置する壁部分２７．３１に は開口３７．３８が設けられている。これらの開口はそれぞれ有利には背壁１２ に対して平行な隣接する壁部分２８．３３へ続いている。第１の中空壁２４の開 口３７を貫通して点火栓４０のねじ部３９が第１の中空壁２４内に突入している 。背壁１２と中間部分３０とに対して垂直な、第１の中空壁２４の壁部分２７は 、点火栓４０のねじ部３９に続くシール座４２のための座着部４１を形成してい る。第２の中空壁２５の開口３８は、点火栓４０の絶縁体４３を受容し、位置確 実にしかつ案内するために、中間部分３０に結合された斜めの壁部分３１に広い 横断面を有しており、背壁１２に対して平行な壁部分３３には狭い横断面を有し ている。この狭い横断面は点火栓４０の接続電極４４の太さに対応している。

パッケージからの点火栓４０の取り出しは斜めの壁部分３１の開口３８から絶縁 体４３を旋回的に引き出し、次いで第１の中空壁２４の壁部分２７の座着部４１ から点火栓４０のねじ部３９を引き出すことにより行われる。タブ３４及び背壁 １２にはそれぞれ合致した開口３６が設けられている。吊り下げに役立つこの開 口３６は円形、スロット形状又は有利には両者の組み合わせ形状を有している。

これまで説明したパッケージは点火栓４０の収容及び販売に適している。盗難予 防を保証するために、前壁１３の両方の中空壁２４．２５は付加的に覆われる。

そのことのために、カバー４６（第４図参照）が使用される。このカバー４６は 両方の中空壁２４．２５の前面と、互いに反対側の壁部分２６．３２と、背壁１ ２から第１の中空壁２４の端面４７上へ折り曲げられたサイドタブ１４とを覆う 。このカバー４６は一体の横タブ４８と縦タブ４９とを備えており、それらの内 面は中空壁２４．２５の互いに反対側の壁部分２６．３２と、サイドタブ１４と に接着される。

包装された点火栓４０の種類と数量とを確認するために、カバー４６は覗き窓５ ０を備えており、その高さＨは第１の中空壁２４の折り線１７から第２の中空壁 ２５の折り線２１まで延びている。パッケージからの点火栓４０の取り出しを簡 単にするために、パーフォレージジン５１により制限された破断タブ５２が、覗 き窓５０を点火栓４０の座着部４１の高さのところで制限するカバ一部分に設け られている。各点火栓４０のねじ部３９にわたって破断タブ５２が配置されると 、個々の点火栓４０をパッケージから取り出すことができると共に、それにより パッケージ内の残余の点火栓４０の保護を損なうことがないので有利である。

さらに、各点火栓４０の接続電極５４をチェックするために窓５５が設けられて おり、この窓の輪郭は有利には半円形に形成される。

カバー４６の代わりに、盗難防止手段としてスリーブ５６を設けることもできる （第５図参照）。このスリーブ５６はカバー４６と異なり、背壁１２の領域をも 覆う。このスリーブは両方の中空壁２４．２５の端面４７へ折り曲げられたサイ ドタブ１４を介してパッケージに固定的に接着される。カバー４６と同様に、こ のスリーブ５６にも覗き窓５７と、パーフォレーション５８により制限された破 断タブ５９と、窓６０とが設けられる。上述の同じ構成により、カバー４６によ っても、又はスリーブ５６によっても同じ外観を備えたパッケージが得られる（ 第６図参照）。

フロントページの続き （７２）発明者　ヴエルファ−９フォルカードイツ連邦共和国　Ｄ−７６１８５ カールスルーエ　へルマンーライヒトリンーシュトラーセ　１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．少なくとも１つの点火栓（４０）のための、カートン製のパッケージ材料ブ ランク（１０）から成るパッケージであって、平らな１つの背壁（１２）と１つ の前壁（１３）とを備えており、前壁（１３）により２つの中空壁（２４，２５ ）が形成されており、これらの中空壁（２４，２５）の互いに対向して位置する 側（２７，３１）に、点火栓（４０）の端部（６２，６３）を収容するための開 口（３７，３８）が設けられている形式のものにおいて、中空壁（２４，２５） の両方の互いに対向して位置する側（２７，３１）が、これらと一体に結合され た中間部分（３０）により互いに結合されており、かつ、前壁（１３）が中空壁 （２５）の一端から突出したタブ（３４）を備えており、このタブが背壁（１２ ）の起立している部分に固定的に結合されていることを特徴とする点火栓のため のパッケージ。 ２．中空壁（２４，２５）の互いに対向して位置する側（２７，３１）の一方が 中間部分（３０）から直角に突出していて点火栓（４０）のシール座（４２）の ための座着部（４１）を形成しており、かつ、両方の側（２７，３１）の他方が 中間部分（３０）から斜めに突出していることを特徴とする請求項１記載のパッ ケージ。 ３．開口（３７，３８）が中空壁（２４，２５）の、背壁（１２）に対して平行 な部分（２８，３３）へ続いていることを特徴とする請求項１又は２記載のパッ ケージ。 ４．タブ（３４）と、これに結合された、背壁（１２）の部分とに、それぞれ１ つの開口（３６）が設けられており、かつ、互いに合致したこれらの開口（３６ ）が円形横断面を備えていることを特徴とする請求項１から３までのいずれか１ 項記載のパッケージ。 ５．タブ（３４）と、これに結合された、背壁（１２）の部分とに、それぞれ１ つの開口（３６）が設けられており、かつ、互いに合致したこれらの開口（３６ ）がスロットとして形成されていることを特徴とする請求項１から３までのいず れか１項記載のパッケージ。 ６．タブ（３４）と、これに結合された、背壁（１２）の部分とに、それぞれ１ つの開口（３６）が設けられており、かつ、互いに合致したこれらの開口（３６ ）が、中央に円形の開口を備えたスロットとして形成されていることを特徴とす る請求項１から３までのいずれか１項記載のパッケージ。 ７．背壁（１２）にサイドタブ（１４）が一体に設けられており、このサイドタ ブが中空壁（２４，２５）の端面（４７）上へ折り曲げられていることを特徴と する請求項１から６までのいずれか１項記載のパッケージ。 ８．中空壁（２４，２５）と中間部分（３０）とをカバー（４６）が適合して囲 んでおり、かつ、このカバー（４６）がサイドタブ（１４）と固定的に結合され ていることを特徴とする請求項１から７までのいずれか１項記載のパッケージ。 ９．カバー（４６）が覗き窓（５０）を備えており、この覗き窓の高さ（Ｈ）が 、背壁（１２）に対して平行な部分（３３）にわたり、かつ中間部分（３０）か ら直角に突出した側（２７）と、背壁（１２）に対し平行な部分（２８）との移 行部まで延びていることを特徴とする請求項８記載のパッケージ。 １０．背壁（１２）の一部と、中空壁（２４，２５）と、その端面とをスリーブ （５６）が囲んでいることを特徴とする請求項１から６までのいずれか１項記載 のパッケージ。 １１．スリーブ（５６）が覗き窓（５７）を備えており、その高さ（Ｈ）が背壁 （１２）に対して平行な部分（３３）にわたり、かつ中間部分（３０）から直角 に突出した側（２７）と、背壁（１２）に対し平行な部分（２８）との移行部ま で延びていることを特徴とする請求項１０記載のパッケージ。 １２．点火栓（４０）の座着部（４１）の高さのところで覗き窓（５０）を制限 する、カバー（４６）の部分内に、パーフオレーション（５１）により制限され た少なくとも１つの破断タブ（５２）が投けられていることを特徴とする請求項 ９記載のパッケージ。 １３．点火栓（４０）の座着部（４１）の高さのところで覗き窓（５７）を制限 する、スリーブ（５６）の部分内に、パーフオレーション（５８）により制限さ れた少なくとも１つの破断タブ（５９）が設けられていることを特徴とする請求 項１１記載のパッケージ。 １４．破断タブ（５２）内に、点火栓（４０）の接続電極（５４）を露出させる 窓（５５）が設けられていることを特徴とする請求項１２記載のパッケージ。 １５．破断タブ（５９）内に、点火栓（４０）の接続電極（５４）を露出させる 窓（６０）が設けられていることを特徴とする請求項１３記載のパッケージ。 １６．パッケージ材料ブランク（１０）が片側で塗布されかつ印刷されているこ とを特徴とする請求項１から１５までのいずれか１項記載のパッケージ。