JPH082551A - 包装用結束具 - Google Patents

包装用結束具

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JPH082551A
JPH082551A JP6135900A JP13590094A JPH082551A JP H082551 A JPH082551 A JP H082551A JP 6135900 A JP6135900 A JP 6135900A JP 13590094 A JP13590094 A JP 13590094A JP H082551 A JPH082551 A JP H082551A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
cut
handle portion
product
grip
Prior art date
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Pending
Application number
JP6135900A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshifumi Kashiwakura
佳文 柏倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rengo Co Ltd
Original Assignee
Rengo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Rengo Co Ltd filed Critical Rengo Co Ltd
Priority to JP6135900A priority Critical patent/JPH082551A/ja
Publication of JPH082551A publication Critical patent/JPH082551A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 左右に並ぶ複数個の商品Aを被覆する板紙製
の包装用結束具において、前壁11の上部から頂壁11
を通り後壁12の上部に至る二条の切目線24からなる
把手部25を持ち上げた際に、把手部25の下面と商品
Aとの間に指を差し入れる隙間が形成されるようにし
て、把手部25を掴みやすくする。 【構成】 二条の切目線24の間に位置し、商品Aと当
接する頂壁11の前後端の稜線部に切目線30を設け、
把手部25を持ち上げた際に、切目線30が開いて把手
部25が上方に持ち上がるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、缶ビールや缶ジュー
スなどの商品を、例えば、6本セットで販売する場合に
使用する包装用結束具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の包装用結束具は、板紙に
よって形成され、図6に示すように、左右に並ぶ複数個
の飲料缶等の商品Aを被覆し、把手部5を形成するため
の二条の切目線6を、前壁1の上部から頂壁3を通り後
壁2の上部に至るように設けた構造になっている。
【0003】そして、上記包装用結束具によって包まれ
た商品Aを購入した者は、二条の切目線6を切り開いて
把手部5を形成し、把手部5に指を掛けてそのまま提げ
て持ち帰ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
包装用結束具では、二条の切目線6を切り開いて把手部
5を形成し、把手部5の下方に指を差し入れようとして
も、把手部5の下方には商品が詰まっているため、指が
入りにくく、把手部5を掴みにくいという問題がある。
【0005】そこで、この発明は、把手部5を上方に持
ち上げると、把手部5と商品との間に隙間があき、把手
部5の下方に指を差し入れやすい包装用結束具を提供し
ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、左右に並ぶ複数個の商品を被覆する
板紙製の包装用結束具において、前壁の上部から頂壁を
通り後壁の上部に至る二条の切目線を設け、この二条の
切目線の間に位置し、商品と当接する頂壁の前後端の稜
線部に切目線を設けた構成を採用したのである。
【0007】上記切目線は、連続する切目であっても、
不連続な切目であってもよい。
【0008】
【作用】以上のように構成された把手部の両側を持って
持ち上げると、頂壁の前後端の稜線部に形成した切目線
に、把手部の下方に位置する商品の頂面の角部が当た
り、切目線に商品の頂面の角部が嵌まり切目線が開かれ
る。
【0009】このようにして、把手部の前後両端の切目
線が開かれると、開かれた分だけ把手部が上方に持ち上
がるため、把手部と商品の頂面との間に隙間が形成さ
れ、把手部の下方に指を差し入れることができるように
なる。
【0010】上記切目線を不連続な切目にした場合、切
目線を切り開く前の状態において、板材がしっかりする
ため、商品の保持状態が安定化する。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を説明する。
【0012】図1乃至図4は、この発明の第一実施例で
あり、6本の飲料缶等の商品Aを前後に3本づつ2列に
並べた状態で一体に包装できる包装用結束具を示してい
る。
【0013】この包装用結束具は、図2に示す厚紙等の
板紙から組立てられ、前後3本づつ2列に並べられた商
品Aの前後面、頂面及び底面を包む前壁11、後壁1
2、頂壁13及び底壁14の四つの壁面が、頂壁13の
両側に折目線15、16、17、18を介して、前壁1
1と、底壁14を構成する底組板14aと、後壁12
と、底壁14を構成する底組板14bとが順次連設され
ている。
【0014】底壁14は、底組板14aと底組板14b
とによって組立てられる。底組板14bの先端部は、3
個の係止片19に分かれ、各係止片19の付け根部分に
は、切目線20により切り起こされる係止小片21が設
けられている。一方、底組板14aの端部には、上記係
止片19が挿入される3個の係止用スリット22と、係
止小片21が係止される3個の係止孔23がそれぞれ設
けられている。
【0015】上記頂壁13の中央部には、中央の前後2
つの商品Aの頂面を前後に横切り、両端が前壁11と後
壁12の上部に達する二条の切目線24によって画され
た把手部25が形成されている。
【0016】この把手部25を形成する切目線24は、
連続する切目であってもよいし、ミシン目のような不連
続な切目であってもよい。
【0017】上記把手部25は、両端部分から前壁11
と後壁12の上部にかけてその幅が中央部の幅の二倍程
広く形成されている。また、把手部25の中央部分を形
成する切目線24は、外側に膨らむように形成され、こ
の膨らんだ部分に山折り線26を形成して、把手部25
の中央部分に把手部25の下面側に折り返される折り返
し片27を形成している。また、この折り返し片27の
外側には、指差し孔28を形成する切目線29が形成さ
れている。
【0018】上記把手部25の両端の幅広部分の中央に
は、頂壁13の両側の前壁11と後壁12を区切る折目
線15、16上に、商品Aの頂面の角部が沿う切目線3
0を、この切目線30の左右両側に把手部25が残るよ
うに所定幅で形成している。
【0019】この切目線30も、把手部25を形成する
切目線24と同様に、連続する切目であってもよいし、
ミシン目のような不連続な切目であってもよい。また、
この切目線24の左右両側には、引き剥き防止用の切目
31が切目線30に対して横切る方向に形成されてい
る。
【0020】上記のように、切目線24、30を不連続
な切目にした場合、切目線24、30を切り開く前の状
態において、板材がしっかりして、商品の保持状態が安
定化する。
【0021】上記前壁11と後壁12の上端の左右両側
部分には、商品Aの側方への抜け止めを防止する三角形
の抜け止め片32が形成されている。また、上記前壁1
1と後壁12の上端には、前壁11と後壁12の上端が
商品Aの肩部に沿うように、折目線15、16と平行に
折目線34、35が設けられている。
【0022】上記前壁11と後壁12の下端にも、前壁
11と後壁12の下端が商品Aの底面の角部に沿うよう
に、折目線17、18に平行な折目線36、37を形成
している。また、上記前壁11と後壁12の下端には、
商品Aの底面の角部が引掛かる底部引掛孔38がそれぞ
れ3個ずつ形成されている。
【0023】上記前壁11の中央部には、開封用の切取
り線39が左右方向に形成されている。
【0024】上記のように構成された包装用結束具で商
品を包み、指差し孔28を形成する切目線29を破っ
て、指差し孔28に指を差し入れ、折り返し片27を把
手部25の下面側に折り返すようにして、把手部25を
持ち上げると、頂壁13の前後両端の切目線30に、把
手部25の下方に位置する商品Aの頂面の角部が嵌ま
り、それによって切目線30が開かれる。このようにし
て、頂壁13の前後両端の切目線30が開くと、図3及
び図4に示すように、把手部25の前後両端部が中央部
に向かって切目線30が開いた分だけ寄り、把手部25
と商品Aとの間に隙間が形成されるので、この隙間に指
を差し入れることによって、把手部25をしっかりと握
ることができる。
【0025】次に、図5は、この発明の第2実施例を示
している。
【0026】この図5の包装用結束具は、商品Aの全面
を包む箱形のタイプであるという点が第1実施例と異な
るのみで、その他の構成は、両側面が開放する第1実施
例と同一であるから、対応する構成部分には同一符号を
付し説明を省略する。
【0027】
【発明の効果】この発明の包装用結束具は、上記のよう
に、頂壁の把手部を上方に持ち上げると、頂壁の前後端
の稜線部に形成した切目線が開き、把手部の下面と商品
との間に隙間が形成されるので、この隙間に指を差し入
れることによって、把手部をしっかりと掴むことができ
る。
【0028】また、把持部を形成する切目線と、頂壁の
前後端の稜線部に形成した切目線を不連続な切目にした
場合、切目線を切り開く前の状態において、板材がしっ
かりするため、商品の保持状態が安定化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る包装用結束具の第一実施例の組
立状態を示す斜視図
【図2】同上の第1実施例の展開図
【図3】同上の第1実施例の使用状態を示す斜視図
【図4】図3の部分拡大断面図
【図5】この発明に係る包装用結束具の第二実施例の組
立状態を示す斜視図
【図6】従来例の斜視図
【符号の説明】
11 前壁 12 後壁 13 頂壁 14 底壁 24 切目線 25 把手部 30 切目線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右に並ぶ複数個の商品を被覆する板紙
    製の包装用結束具において、前壁の上部から頂壁を通り
    後壁の上部に至る二条の切目線を設け、この二条の切目
    線の間に位置し、商品と当接する頂壁の前後端の稜線部
    に切目線を設けたことを特徴とする包装用結束具。
  2. 【請求項2】 上記把手部を形成する二条の切目線と、
    把手部の前後両端に形成した切目線がいずれも不連続な
    切目であることを特徴とする請求項1記載の包装用結束
    具。
JP6135900A 1994-06-17 1994-06-17 包装用結束具 Pending JPH082551A (ja)

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JP6135900A JPH082551A (ja) 1994-06-17 1994-06-17 包装用結束具

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