JPH08244761A - 包装箱 - Google Patents

包装箱

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JPH08244761A
JPH08244761A JP5446995A JP5446995A JPH08244761A JP H08244761 A JPH08244761 A JP H08244761A JP 5446995 A JP5446995 A JP 5446995A JP 5446995 A JP5446995 A JP 5446995A JP H08244761 A JPH08244761 A JP H08244761A
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JP
Japan
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plate
cut
edge
locking
packaging box
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JP5446995A
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English (en)
Inventor
Takuya Yoshizawa
卓弥 吉沢
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Tenyo Co Ltd
Original Assignee
Tenyo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08244761A publication Critical patent/JPH08244761A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D5/00Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
    • B65D5/42Details of containers or of foldable or erectable container blanks
    • B65D5/4208Means facilitating suspending, lifting, handling, or the like of containers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cartons (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 重い商品を収容包装しても下蓋が簡単に開口
しないこと。 【構成】 底面板18と差込み板21との境界に挿入切
れ目22が設けられ、正面板4(若しくは背面板8)の
下縁から挿入板23が延設されている。この結果、差込
み板21を正面板4の内面側に差し込むと共に、挿入板
23を挿入切れ目22中に挿入して底面板18の内面側
に重ね合わせて、挿入切れ目22の差込み板21側の縁
を挿入板23に係止させる。すると、底面板18に商品
の重力がかかり、差込み板21が正面板4の内面側から
外れようとしても、挿入切れ目22の差込み板21側の
縁が挿入板23に係止するので、差込み板21が正面板
4の内面側から外れるのを防ぐことができる。従って、
重い商品を収容包装しても下蓋が簡単に開口しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平板部材(厚紙、合成
樹脂板、金属箔等の単層体若しくは多層体からなり、か
つ保形性を有する平板部材)からなり、簡単な組立工程
で商品を収容包装する包装箱に係り、特に下蓋の組立閉
塞が簡単でかつその組立閉塞した下蓋が重い商品を収容
包装しても簡単に開口することがない包装箱に関するも
のである。
【0002】なお、本明細書において、内側又は内面側
とは本発明の包装箱により画成される商品収容用の空間
側又はその空間と対向する面側と言い、また上縁とは胴
部の平面開口部側の縁を言い、さらに下縁とは胴部の底
面開口部側の縁を言う。
【0003】
【従来の技術】以下、従来の包装箱について説明する。
平板部材からなる正面板及び背面板及び左右両側面板に
より胴部が構成されており、この胴部は平面及び底面が
開口された中空状の四角筒形状をなす。この正面板、背
面板、左側面板、右側面板のうち少なくとも何れか一の
上縁から平面板が延設され、また、正面板若しくは背面
板の何れか一方の下縁から底面板が折曲線を介して延設
され、かつこの底面板の下縁から差込み板が折曲線を介
して延設されている。そして、必要に応じて、前記左右
両側板の下縁から底肩板が折曲線を介して延設されてい
る。
【0004】次に、上述の包装箱による商品の収容包装
について説明する。まず、胴部を中空状の四角筒形状に
組み立てる。次いで、底肩板を内側にほぼ直角に折り曲
げ、底面板を内側にほぼ直角に折り曲げながら、差込み
板を内側にほぼ直角に折り曲げて、この差込み板を正面
板若しくは背面板の何れか他方の内面側と底肩板との間
に差し込こんで、胴部の底面開口部を底面板で閉塞す
る。上述の胴部の底面開口部を閉塞してからその胴部中
に商品を収容する。それから、平面板で胴部の平面開口
部を閉塞することにより、商品が収容包装される。そし
て、平面板を分解して胴部の平面開口部を開口(上蓋の
開口)したり、差込み板を正面板若しくは背面板の何れ
か他方の内面側から抜き出して胴部の底面開口部を開口
(下蓋の開口)したりして、胴部中から商品を取り出す
ものである。そして、この包装箱は、商品を包装収容し
たままの状態で陳列したりすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の包装箱は、底面板から延設された差込み板を正面板若
しくは背面板の何れか他方の内面側にただ単に差し込ん
で胴部の底面開口部を閉塞してなるものであるから、重
い商品を収容包装した場合、差込み板が正面板若しくは
背面板の何れか他方の内面側から外れて胴部の底面開口
部が簡単に開口する場合がある。
【0006】本発明の目的は、重い商品を収容包装して
も下蓋が簡単に開口しない包装箱を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、底面板と差込み板との境界に挿入切れ
目が設けられ、正面板若しくは背面板の何れか他方の下
縁から挿入板が折曲線を介して延設されていることを特
徴とする。
【0008】
【作用】本発明は、上記の構成により、差込み板を正面
板若しくは背面板の何れか他方の内面側に差し込むと共
に、挿入板を挿入切れ目中に挿入して底面板の内面側に
重ね合わせて、挿入切れ目の差込み板側の縁を挿入板に
係止させる。すると、底面板に商品の重力がかかり、差
込み板が正面板若しくは背面板の何れか他方の内面側か
ら外れようとしても、挿入切れ目の差込み板側の縁が挿
入板に係止するので、差込み板が正面板若しくは背面板
の何れか他方の内面側から外れるのを防ぐことができ
る。この結果、重い商品を収容包装しても下蓋が簡単に
開口しない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の包装箱の一実施例を添付図面
を参照して説明する。図において、1は胴部である。こ
の胴部1は、図1に示すように、正面板4と、この正面
板4の左右両側縁のから折曲線(図1中点線で示す)5
を介してそれぞれ延設した左側面板6及び右側面板7
と、この右側面板7の右側縁から折曲線5を介して延設
した背面板8と、この背面板8の右側縁から折曲線5を
介して延設したのり代板9とからなる。こののり代板9
の外面と左側面板6の内面とを接着剤等により接着する
ことにより、通常平面状に折り畳まれ、かつ組み立てる
ことによって平面(図示せず)及び底面3が開口された
中空状の四角筒形状をなす胴部1が構成される。
【0010】この胴部1の平面開口部及び底面開口部3
には上蓋及び下蓋がそれぞれ構成されている。すなわ
ち、正面板4の上縁から平面板10が折曲線5を介して
延設され、この平面板10の上縁から垂直板11が折曲
線5を介して延設され、この平面板10と垂直板11と
の境界の折曲線5の両端部に2個の係合切れ目12、1
2がそれぞれ設けられている。また、背面板8の上縁
(図1中二点鎖線にて示す)から第1延長板13が延設
され、この第1延長板13の上縁から第2延長板14が
折曲線5を介して延設され、この第2延長板14の上縁
(図1中二点鎖線にて示す)の両端部に2個の係合爪1
5、15が前記2個の係合切れ目12、12に対応して
それぞれ設けられている。さらに、左右両側板6及び7
の上縁から左右両側上肩板16及び17が折曲線5を介
してそれぞれ延設されている。この平面板10及び垂直
板11及び第1延長板13及び第2延長板14及び左右
両側上肩板16及び17が上蓋を構成する。また、この
垂直板11及び第1延長板13及び第2延長板14には
係合孔30がそれぞれ設けられている。
【0011】一方、背面板8の下縁から底面板18が折
曲線5を介して延設され、またこの底面板18の下縁か
ら差込み板21が折曲線5を介して延設され、さらに左
右両側面板6及び7の下縁から左右両側の(2枚の)底
肩板19及び20がそれぞれ折曲線5を介して延設され
ている。
【0012】そして、この実施例においては、底面板1
8と差込み板21との境界(ほぼ折曲線5と等しい)の
ほぼ中央には挿入切れ目22が設けられている。また、
正面板4の下縁のほぼ中央から挿入板23が挿入切れ目
22に対応して折曲線5を介して延設されている。この
挿入板23は図1に示すように、下縁の長さが挿入切れ
目22の長さよりも小で、この下縁が幅狭で、かつ上縁
(正面板4との境界)が幅広の形状をなし、かつ下両角
部が切除されている。
【0013】正面板4と挿入板23の両端との境界の折
曲線5には係止切れ目24がそれぞれ設けられている。
また、挿入切れ目22の両端から延長挿入切れ目25が
係止切れ目24に対応して差込み板21側にそれぞれ延
設されている。さらに、底面板18と差込み板21との
境界の折曲線5及び延長挿入切れ目25により囲まれた
部分には係止部26がそれぞれ形成されている。
【0014】左右両側の底肩板19及び20の挿入板2
3に対向する辺のうち左右両側板6及び7との境界近傍
には係止凸部27がそれぞれ設けられている。底面板1
8と差込み板21との境界の折曲線5の両端には係止凸
部27と対応して端切れ目28がそれぞれ設けられてい
る。この端切れ目28の差込み板21側の縁が係止凸部
27に係止するものである。
【0015】上述の底面板18、左右両側の底肩板19
及び20、差込み板21、挿入板23が下蓋を構成す
る。左右両側の底肩板19及び20の長さは底面板18
の長さと差込み板21の長さとの和とほぼ等しい。下蓋
を組み立てて底面開口部3が閉塞された際には、左右両
側の底肩板19及び20の挿入板23に対向する辺のう
ち先端側の辺が差込み板21のうち挿入切れ目22及び
延長切れ目25に囲まれた部分の内面側に係止する。
【0016】この実施例における本発明の包装箱は、以
上の如き構成からなり、以下その使用例について説明す
る。まず、胴部1を中空状の四角筒形状に組み立てる。
次いで、左右両側の底肩板19及び20を内側にほぼ直
角に折り曲げる(図4(A)及び(B)参照)。それか
ら、底面板18を内側に折り曲げながら、差込み板21
を内側に折り曲げて正面板4の内面側と左右両側の底肩
板19及び20との間に差し込こむ(図4(B)及び
(C)参照)。さらに、挿入板23を内側に折り曲げて
底面板18と差込み板21との境界の挿入切れ目22中
に挿入しながら、底面板18を内側に折り曲げると共
に、差込み板21を正面板4の内面側と左右両側の底肩
板19及び20との間に差し込こむ(図4(C)及び
(D)及び図6(A)参照)。そして、挿入板23を内
側にほぼ直角に折り曲げて挿入切れ目22中に挿入し、
また底面板18を内側にほぼ直角に折り曲げ、さらに差
込み板21を内側にほぼ直角に折り曲げて正面板4の内
面側と左右両側の底肩板19及び20との間に差し込こ
んで、胴部1の底面開口部3を底面板18等で閉塞する
(図5(A)及び(B)及び(C)及び図6(B)参
照)。
【0017】このとき、本発明の包装箱の材料の平板部
材の弾性復元力で、差込み板21の外面側が正面板4の
内面側に当接し、また挿入板23の外面側が底面板18
の内面側に当接し、さらに挿入切れ目22の差込み板2
1側の縁が挿入板23の内面側に係止することにより、
底面板18、左右両側の底肩板19及び20、差込み板
21、挿入板23の底面開口部3の閉塞状態が保持され
ることとなる。
【0018】また、係止切れ目24の挿入板23側の縁
が係止部26の内面側に係止する。さらに、端切れ目2
8の差込み板21側の縁が係止凸部27に係止する。さ
らにまた、左右両側の底肩板19及び20の挿入板23
に対向する辺が差込み板21のうち挿入切れ目22及び
延長切れ目25に囲まれた部分の内面側に係止する。
【0019】上述のように、胴部1の底面開口部3を閉
塞してからその胴部1中に商品(図示せず)を収容す
る。それから、左右両側の上肩板16、17を内側にほ
ぼ直角に折り曲げ、次いで平面板10を内側にほぼ直角
に折り曲げて平面開口部を閉塞するると共に、垂直板1
1を外側にほぼ直角に折り曲げて第1延長板13の内
面、側に重ねる。続いて、第2延長板14を垂直板11
の外面側に折り重ね合わせると共に、2個の係合爪15
を2個の係合切れ目12にそれぞれ係止させることによ
り、平面開口部が平面板10等で閉塞されると共に、こ
の平面開口部の閉塞状態が保持される。
【0020】このように、この実施例における本発明の
包装箱は、底面板等18、19、20、21、23を組
み立てて胴部1の底面開口部3を閉塞(下蓋の組立閉
塞)し、かつ平面板等10、11、13、14、16、
17を組み立てて胴部1の平面開口部を閉塞(上蓋の組
立閉塞)して、胴部1中に商品を収容する。また、この
実施例における本発明の包装箱は、図2に示すように、
垂直板11及び第1延長板13及び第2延長板14に設
けた係合孔30に陳列フック29に係合させて、商品を
包装収容したままの状態で陳列したりすることができ
る。
【0021】そして、この実施例における本発明の包装
箱は、以上の如き構成からなるので、図5(A)中の太
線及び符号Aにて示すように、挿入切れ目22の差込み
板21側の縁が挿入板23の内面側に係止するので、底
面板18に商品の重力がかかり、図5(A)中の矢印に
示すように、差込み板21が正面板4と左右両側の底肩
板19及び20との間から外れようとしても、上述の係
止状態により、上述の差込み板21の外れを防ぐことが
できる。この結果、重い商品を収容包装しても下蓋が簡
単に開口しない。
【0022】特に、この実施例においては、図5(B)
中の太線及び符号Bにて示すように、係止切れ目24の
挿入板23側の縁が係止部26の内面側に係止するの
で、図5(B)中の矢印に示すように、挿入板23を挿
入切れ目22から抜こうとしても、上述の係止状態によ
り、上述の挿入板23の抜きを防ぐことができる。この
結果、上述の挿入切れ目22縁の挿入板23への係止に
よる差込み板21の外れ防止効果と相俟て、上述の差込
み板21の外れをさらに確固に防ぐことができる。
【0023】また、この実施例においては、図5(C)
中の太線及び符号Cにて示すように、端切れ目28の差
込み板21側の縁が係止凸部27に係止するので、図5
(C)中の矢印に示すように、差込み板21が正面板4
と左右両側の底肩板19及び20との間から外れのを防
ぐことができる。この結果、上述の挿入切れ目22縁の
挿入板23への係止と、上述の係止切れ目24縁の係止
部26への係止とによる差込み板21の外れ防止効果と
相俟て、上述の差込み板21の外れをさらに確固に防ぐ
ことができる。
【0024】さらに、この実施例においては、図5
(A)及び図6(B)中の太線及び符号Dにて示すよう
に、左右両側の底肩板19及び20の挿入板23に対向
する辺が差込み板21のうち挿入切れ目22及び延長切
れ目25に囲まれた部分の内面側に係止するので、図5
(A)及び図6(B)中の破線矢印に示すように、差し
込み板21の挿入切れ目22及び延長切れ目25で囲ま
れた部分が開いて、挿入板23が挿入切れ目22から抜
けたり、また差し込み板21が正面板4と左右両側の底
肩板19及び20との間から外れたりするのを防ぐこと
ができる。この結果、上述の挿入切れ目22縁の挿入板
23への係止と、上述の係止切れ目24縁の係止部26
への係止と、上述の端切れ目28縁の係止凸部27への
係止とによる差込み板21の外れ防止効果、と相俟て、
上述の差込み板21の外れをさらに確固に防ぐことがで
きる。
【0025】このように、差込み板21の外れを確固に
防ぐことができるので、重い商品を収容包装しても下蓋
が簡単に開口しない。なお、収容包装された商品を取り
出す場合は、上蓋において、係合爪15を係合切れ目1
2から外して平面開口部を開口する。
【0026】なお、上述の実施例において、正面板4か
ら挿入板23が延設され、また背面板8から底面板18
及び差込み板21が延設されているが、その逆に正面板
4から底面板18及び差込み板21が延設され、また背
面板8から挿入板23が延設されていても良い。
【0027】また、挿入板23の両端には係止切れ目2
4がそれぞれ設けられ、挿入切れ目22の両端には係止
部26がそれぞれ設けられているが、この係止切れ目2
4及び係止部26は設けなくても良いし、又は挿入板2
3の両端及び挿入切れ目22の両端の何れか一方に設け
ても良い。
【0028】さらに、左右両側面板6及び7から左右両
側の底肩板19及び20がそれぞれ設けられているが、
この左右両側の底肩板19及び20は設けなくても良い
し、又は左右両側面板6及び7の何れか一方に設けても
良い。
【0029】さらにまた、左右両側の底肩板19及び2
0には係止凸部27がそれぞれ設けられ、底面板18と
差込み板21との境界の折曲線5の両端には端切れ目2
8がそれぞれ設けれているが、この係止凸部27及び端
切れ目28は設けなくても良いし、又は左右両側の底肩
板19及び20及び底面板18と差込み板21との境界
の折曲線5の両端の何れか一方に設けても良い。
【0030】なお、この実施例において、上蓋は平面板
10、垂直板11、第1延長板13、第2延長板14、
左右両側の上肩板16、17から構成されているが、本
発明の包装箱の上蓋はこの例ものに限定されない。なお
また、図1において、折曲線5は1本の点線で示した
が、実際には、折曲線形成刃を平板部材に押圧してその
平面部材に折曲線5を形成するものであるから、例えば
平面部材の内面側には小半円状の凹部が形成され、平面
部材の外面側には小半円状の凸部が形成されるので、近
接した2本の平行な直線となる。
【0031】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の包装
箱は、重い商品を収容包装しても下蓋が簡単に開口しな
いこと。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の包装箱の一実施例を示した外面側の展
開図である。
【図2】商品を収容包装した陳列状態の上からの斜視図
である。
【図3】商品を収容包装した状態の下からの斜視図であ
る。
【図4】下蓋の組立閉塞の順序を示した一部断面の説明
図であって、(A)開いた状態を示した説明図、(B)
は左右両底肩板を内側に折り込んだ状態を示した説明
図、(C)は底面板及び差込み板を内側に折り込む状態
を示した説明図、(D)は挿入板を挿入切れ目に挿入す
る状態を示した説明図である。
【図5】(A)は図3におけるVA−VA線断面図、
(B)は図3におけるVB−VB線断面図、(C)は図
3におけるVC−VC線断面図である。
【図6】(A)は左右両底肩板を内側に折り込んだ後、
底面板及び差込み板を内側に折り込むと共に、挿入板を
挿入切れ目に挿入する状態を示した横断面図、(B)は
図3におけるVIB−VIB線断面図である。
【符号の説明】
1…胴部、3…底面開口部、4…正面板、5…折曲線、
6…左側面板、7…右側面板、8…背面板、9…のり代
板、10…平面板、11…垂直板、12…係合切れ目、
13…第1延長板、14…第2延長板、15…係合爪、
16、17…左右両側の上肩板、18…底面板、19、
20…左右両側の底肩板、21…差込み板、22…挿入
切れ目、23…挿入板、24…係止切れ目、25…延長
切れ目、26…係止部、27…係止凸部、28…端切れ
目、29…陳列フック、30…係合孔。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板からなる包装箱であって、 平面及び底面が開口された中空状の四角筒形状をなす胴
    部と、 前記胴部を構成する正面板及び背面板及び左右両側面板
    と、 前記正面板、背面板、左側面板、右側面板のうち少なく
    とも何れか一の上縁から延設され、前記胴部の平面開口
    部を閉塞した平面板と、 前記正面板若しくは背面板の何れか一方の下縁から折曲
    線を介して延設され、前記胴部の底面開口部を閉塞した
    底面板と、 前記底面板の下縁から折曲線を介して延設され、前記胴
    部の底面開口部から前記正面板若しくは背面板の何れか
    他方の内面側に差込まれた差込み板と、 を備えた包装箱において、 前記底面板と前記差込み板との境界に設けられた挿入切
    れ目と、 前記正面板若しくは背面板の何れか他方の下縁から折曲
    線を介して延設され、前記挿入切れ目中に挿入されて前
    記底面板の内面側に重ね合わされ、前記挿入切れ目の差
    込み板側の縁が係止する挿入板と、 が具備されていることを特徴とする包装箱。
  2. 【請求項2】 前記正面板若しくは背面板の何れか他方
    と前記挿入板の両端のうち少なくとも何れか一方の端と
    の境界に設けられた係止切れ目と、 前記挿入切れ目の端から前記係止切れ目に対応して前記
    差込み板側に延設された延長挿入切れ目と、 前記底面板と前記差込み板との境界及び前記延長挿入切
    れ目により囲まれた部分に形成され、前記係止切れ目の
    挿入板側の縁が係止する係止部と、 が具備されていることを特徴とする請求項1に記載の包
    装箱。
  3. 【請求項3】 前記左側板、右側板のうち少なくとも何
    れか一の下縁から折曲線を介して延設された底肩板と、 前記底肩板の前記挿入板に対向する辺のうち前記側板と
    の境界近傍に設けられた係止凸部と、 前記底面板と前記差込み板との境界に前記係止凸部と対
    応して設けられ端切れ目であって、この端切れ目の差込
    み板側の縁が前記係止凸部に係止する端切れ目と、 が具備されていることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の包装箱。
  4. 【請求項4】 前記底肩板が前記差込み板の内面側のう
    ち前記挿入切れ目に対応する部分に係止することを特徴
    とする請求項3に記載の包装箱。
JP5446995A 1995-03-14 1995-03-14 包装箱 Pending JPH08244761A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0987186A2 (de) * 1998-09-19 2000-03-22 Beiersdorf Aktiengesellschaft Kartontasche mit verdecktem Originalitätsverschluss
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