JP2577874B2 - 包装箱 - Google Patents

包装箱

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JP2577874B2
JP2577874B2 JP6296485A JP29648594A JP2577874B2 JP 2577874 B2 JP2577874 B2 JP 2577874B2 JP 6296485 A JP6296485 A JP 6296485A JP 29648594 A JP29648594 A JP 29648594A JP 2577874 B2 JP2577874 B2 JP 2577874B2
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卓弥 吉沢
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平板部材(厚紙、合成
樹脂板、金属箔等の単層体若しくは多層体からなり、か
つ保形性を有する平板部材)からなり、簡単な組立工程
で商品を収容包装する包装箱に係り、特に上蓋や下蓋の
組立閉塞が簡単でかつその組立閉塞した上蓋や下蓋が簡
単に開口できない包装箱に関するものである。
【0002】なお、本明細書において、内側又は内面側
とは本発明の包装箱により画成される商品収容用の空間
側又はその空間と対向する面側と言い、また上縁とは胴
部の平面開口部側の縁を言い、さらに下縁とは胴部の底
面開口部側の縁を言う。
【0003】
【従来の技術】以下、従来の包装箱について説明する。
平板部材からなる正面板及び背面板及び左右両側面板に
より胴部が構成されており、この胴部は平面及び底面が
開口された中空状の四角筒形状をなす。正面板の上縁か
ら平面板が折曲線を介して延設され、この平面板の上縁
から差込み板が折曲線を介して延設され、この平面板と
差込み板との境界に係止切れ目が設けられている。ま
た、背面板の上縁から第1延長板が延設され、この第1
延長板の上縁から第2延長板が折曲線を介して延設さ
れ、この第2延長板の上縁に係止爪が設けられている。
一方、正面板(又は背面板)の下縁から第1底面板が折
曲線を介して延設され、左右両側面板の下縁から2枚の
第2底面板がそれぞれ折曲線を介して延設され、背面板
(又は正面板)の下縁から第3底面板が折曲線を介して
延設されている。この第1底面板の両端に2個の第1凸
部が、2枚の第2底面板に2個の第2凸部が、第3底面
板に第3凸部が、それぞれ設けられている。
【0004】次に、上述の包装箱による商品の収容包装
について説明する。まず、胴部を中空状の四角筒形状に
組み立てる。次いで、第1底面板を内側にほぼ直角に折
り曲げ、また2枚の第2底面板を内側にほぼ直角にそれ
ぞれ折り曲げてその2枚の第2底面板の内面側に2個の
第1凸部をそれぞれ配置し、さらに第3底面板を内側に
折り曲げてその第3底面板の内面側に2個の第2凸部を
それぞれ配置すると共に、第3凸部を第1底面板と2個
の第2凸部との間の隙間から第1底面板の内面側に配置
させることにより、その第1底面板及び第2底面板及び
第3底面板で胴部の底面開口部が閉塞され、かつ第1凸
部と第2凸部と第3凸部との相互係合により、第1底面
板及び第2底面板及び第3底面板の底面開口部の閉塞状
態が保持される。
【0005】上述の胴部の底面開口部を閉塞してからそ
の胴部中に商品を収容する。それから、差込み板を内側
にほぼ直角に折り曲げると共に平面板を内側にほぼ直角
に折り曲げて、差込み板を平面開口部から背面板の内面
側に差込むことにより、その平面板で胴部の平面開口部
が閉塞される。続いて、第2延長板を第1延長板の内面
側に折り重ね合わせると共に、係止爪を係止切れ目に係
止させることにより、平面板の平面開口部の閉塞状態が
保持される。
【0006】このように、平面板等を組み立てて胴部の
平面開口部を閉塞(上蓋の組立閉塞)し、かつ底面板等
を組み立てて胴部の底面開口部を閉塞(下蓋の組立閉
塞)して、胴部中に商品を収容するものである。また、
平面板等を分解して胴部の平面開口部を開口(上蓋の開
口)したり、底面板等を分解して胴部の底面開口部を開
口(下蓋の開口)したりして、胴部中から商品を取り出
すものである。そして、この包装箱は、商品を包装収容
したままの状態で陳列したりすることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の包装箱は、平面板等及び底面板等の簡単な組立により
胴部の平面開口部及び底面開口部を閉塞してなるもので
あるから、この平面板等や底面板等を分解して胴部の平
面開口部や底面開口部を簡単に開口することができる。
このために、陳列中において、包装箱の上蓋や下蓋が簡
単に開口されてしまうので包装効果に問題がある。
【0008】本発明の目的は、上蓋や下蓋の組立閉塞が
簡単でかつその組立閉塞した上蓋や下蓋の開口が簡単で
ない包装箱を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、第2延長板の上縁にロック爪が設けら
れていることを特徴とする。
【0010】また、本発明は、第3凸部にストッパ爪が
設けられいることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明は、ロック爪を背面板と差込み板との間
に差込むことにより、折り重ね合わせた第2延長板を第
1延長板の内面側から離しながら係止爪を係止切れ目か
ら取り外そうとすると、ロック爪が差込み板に当接し
て、第2延長板が第1延長板の内面側から離れるのを阻
止されるので、係止切れ目と係止爪との係止状態がロッ
クされ、上蓋を簡単に開口することができない。
【0012】また、本発明は、ストッパ爪を第1底面板
の内面側に配置させることにより、第1底面板や第2底
面板や第3底面板を内側に押し込んで第1凸部と第2凸
部と第3凸部との相互係合を解除しょうとすると、スト
ッパ爪が第1凸部や第2凸部に係合して、第1底面板や
第2底面板や第3底面板が内側に押し込まれるのを阻止
されるので、第1凸部及び第2凸部及び第3凸部の係合
状態がロックされ、下蓋を簡単に開口することができな
い。
【0013】
【実施例】以下、本発明の包装箱の一実施例を添付図面
を参照して説明する。図において、1は胴部である。こ
の胴部1は、図1に示すように、正面板4と、この正面
板4の左右両側縁のから折曲線5を介してそれぞれ延設
した右側面板6及び左側面板7と、この右側面板6の左
側縁から折曲線5を介して延設した背面板8と、この背
面板8の左側縁から折曲線5を介して延設したのり代板
9とからなる。こののり代板9の外面を右側面板6の内
面を接着剤等により接着することにより、通常平面状に
折り畳まれ、かつ組み立てることによって平面2及び底
面3が開口された中空状の四角筒形状をなす胴部1が構
成される。この胴部1の平面開口部2及び底面開口部3
には上蓋及び下蓋がそれぞれ構成されている。
【0014】すなわち、正面板4の上縁から平面板10
が折曲線5を介して延設され、この平面板10の上縁か
ら差込み板11が折曲線5を介して延設され、この平面
板10と差込み板11との境界の折曲線5の両端部に2
個の係止切れ目12、12がそれぞれ設けられている。
また、背面板8の上縁(図1中二点鎖線にて示す)から
第1延長板13が延設され、この第1延長板13の上縁
から第2延長板14が折曲線5を介して延設され、この
第2延長板14の上縁(図1中二点鎖線にて示す)の両
端部に2個の係止爪15、15が前記2個の係止切れ目
12、12に対応してそれぞれ設けられている。さら
に、左右両側板6及び7の上縁から左右両側肩板16及
び17が折曲線5を介してそれぞれ延設されている。こ
の平面板10及び差込み板11及び第1延長板13及び
第2延長板14及び左右両側肩板16及び17が上蓋を
構成する。
【0015】一方、正面板4の下縁から第1底面板18
が折曲線5を介して延設され、左右両側面板6及び7の
下縁から左右両側の(2枚の)第2底面板19及び20
がそれぞれ折曲線5を介して延設され、背面板8の下縁
から第3底面板21が折曲線5を介して延設されてい
る。この第1底面板18の左右両端に2個の第1凸部2
2、22が、左右両側の第2底面板19及び20に2個
の第2凸部23及び24が、第3底面板21に第3凸部
25が、それぞれ設けられている。この第1底面板18
及び第2底面板19及び20及び第3底面板21及び第
1凸部22、22及び第2凸部23及び24及び第3凸
部25が下蓋を構成する。なお、この下蓋において、図
1中の二点鎖線は、第1底面板18と第1凸部22、2
2との境界、第2底面板19及び20と第2凸部23及
び24との境界、第3底面板21と第3凸部25との境
界を、それぞれ示すが、この境界は特にこの実施例に限
定されるものではない。
【0016】この実施例における本発明の包装箱は、第
2延長板14の上縁のうち、2個の係止爪15、15の
間に逆V字形状のロック爪26が設けられている。ま
た、第3凸部25の両端の縁(図1中の二点鎖線にて示
す)に小四角形状の2個のストッパ爪27、27がそれ
ぞれ設けられている。さらに、第1凸部22、22に
は、第3凸部25が第1底面板18の内面側に配置され
る際に2個のストッパ爪27、27が通過するための2
個の切れ溝28、28がそれぞれ設けられている。
【0017】この実施例における本発明の包装箱は、以
上の如き構成からなり、以下その使用例について説明す
る。まず、胴部1を中空状の四角筒形状に組み立てる。
次いで、第1底面板18及び左右両端の第1凸部22、
22を内側にほぼ直角に折り曲げる(図8(A)及び
(B)参照)。また、左右両側の第2底面板19及び2
0及び第2凸部23及び24を内側にほぼ直角にそれぞ
れ折り曲げて、その左右両側の第2底面板19及び20
の内面側に左右両端の第1凸部22、22をそれぞれ配
置させる(図8(B)及び(C)参照)。さらに、第3
底面板21及び第3凸部25及び2個のストッパ爪2
7、27を内側に押し込み(図8(C)及び(D)及び
図10参照)、2個のストッパ爪27、27が2個の切
れ溝28、28に達したところで第3底面板等21、2
5、27、27の内側への押し込みを止める。すると、
本発明の包装箱の材料の平板部材の弾性復元力で、第3
底面板21の内面側に左右両側の第2凸部21及び22
がそれぞれ配置すると共に、第3凸部25が第1底面板
18と左右両側の第2凸部23及び24との間の隙間か
ら第1底面板18の内面側に配置し、かつ2個のストッ
パ爪27、27が第1底面板18の左右両端の内面側に
配置する(図9及び図11参照)。この結果、第1底面
板18及び左右両側の第2底面板19及び20及び第3
底面板21で胴部1の底面開口部3が閉塞され、かつ左
右両端の第1凸部22、22と左右両側の第2凸部23
及び24と第3凸部25との相互係合により、第1底面
板18及び左右両側の第2底面板19及び20及び第3
底面板21の底面開口部3の閉塞状態が保持される。さ
らに、2個のストッパ爪27を第1底面板18の左右両
端の内面側に配置させることにより、上述の第1凸部2
2、22と第2凸部23、24と第3凸部25との相互
係合状態が後述するようにロックされる。
【0018】上述のように、胴部1の底面開口部3を閉
塞してからその胴部1中に商品(図示せず)を収容す
る。それから、左右両肩板16、17を内側にほぼ直角
に折り曲げ(図4(A)及び(B)参照)、次いで差込
み板11を内側にほぼ直角に折り曲げると共に平面板1
0を内側にほぼ直角に折り曲げて(図4(B)及び
(C)参照)、差込み板11を平面開口部2から背面板
8の内面側に差込むことにより、平面板10で胴部1の
平面開口部2が閉塞される(図4(D)参照)。続い
て、第2延長板14を第1延長板13の内面側に折り重
ね合わせると共に、2個の係止爪15を2個の係止切れ
目12にそれぞれ係止させることにより、平面板10の
平面開口部2の閉塞状態が保持される。(図4(D)及
び図5(A)参照) さらに、ロック爪26を背面板8と差込み板11との間
に差込むことにより、上述の係止切れ目12と係止爪1
5との係止状態が後述するようにロックされる(図5
(B)参照)。
【0019】このように、この実施例における本発明の
包装箱は、平面板等10、11、13、14、16、1
7を組み立てて胴部1の平面開口部2を閉塞(上蓋の組
立閉塞)し、かつ底面板等18、19、20、21、2
2、22、23、24、25を組み立てて胴部1の底面
開口部3を閉塞(下蓋の組立閉塞)して、胴部1中に商
品を収容する。また、この実施例における本発明の包装
箱は、図2に示すように、第1延長板13及び第2延長
板14に設けた係合孔30に陳列フック31に係合させ
て、商品を包装収容したままの状態で陳列したりするこ
とができる。
【0020】そして、この実施例における本発明の包装
箱は、以上の如き構成からなるので、ロック爪26を背
面板8と差込み板11との間に差込むことにより、図5
(A)に示すように、折り重ね合わせた第2延長板14
を第1延長板13の内面側から離しながら係止爪15、
15を係止切れ目12、12から取り外そうとすると、
図5(B)に示すように、ロック爪26が差込み板11
に当接して、第2延長板14が第1延長板13の内面側
から離れるのを阻止されるので、係止切れ目12、12
と係止爪15、15との係止状態がロックされ、上蓋を
簡単に開口することができない。
【0021】また、この実施例における本発明の包装箱
は、ストッパ爪27、27を第1底面板18の左右両端
の内面側に配置させることにより、図9中の矢印に示す
ように、第1底面板18や第2底面板19、20や第3
底面板21を内側に押し込んで第1凸部22、22と第
2凸部23、24と第3凸部25との相互係合を解除し
ょうとすると、ストッパ爪27、27の図11中のA点
で示す部分が第2凸部23、24の図11中のB点で示
す部分に係合して、第1底面板18や第2底面板19、
20や第3底面板21が内側に押し込まれるのを阻止さ
れるので、第1凸部22、22及び第2凸部23、24
及び第3凸部25の係合状態がロックされ、下蓋を簡単
に開口することができない。
【0022】図6はロック爪の変形例を示した一部展開
図である。この変形例は、第2延長板14の上縁の2個
の係止爪15、15の間に円弧形状の第1ロック爪29
が設けられていると共に、第2延長板14の上縁の左右
両端部に鋸歯形状の第2ロック爪30が設けられてい
る。図7は同じくロック爪の変形例を示した一部展開図
である。この変形例は、第2延長板14の上縁の2個の
係止爪15、15の間に小四角形のロック爪31が設け
られている。この図6及び図7に示すロック爪29、3
0、31は、上述の実施例のものと同様の作用効果を達
成することができる。なお、上述の実施例において、ロ
ック爪の形状や個数等は、特に限定しない。また、上述
の実施例において、係止爪15、15は2個設けたもの
であるが、包装収容する商品の重量によって、1個若し
くは3個以上設けても良い。
【0023】図12(A)はストッパ爪の変形例を示し
た一部展開図である。この変形例は、第3凸部25の両
端に三角形状のストッパ爪32、32が設けられている
と共に、第1底面板18と第1凸部22、22との間に
切れ溝32、33が設けられている。この変形例におい
ては、ストッパ爪32、32のA部分が第2凸部23、
24のB部分や第1凸部22、22のC部分にそれぞれ
係合して、第1凸部22、22及び第2凸部23、24
及び第3凸部25の係合状態がロックされるものであ
る。図12(B)は同じくストッパ爪の変形例を示した
一部展開図である。この変形例は、第3凸部25の両端
に4分の1円形形状のストッパ爪34、34が折曲線3
5、35を介して設けられている。この変形例において
は、ストッパ爪34、34を第3凸部25の内面側に一
旦仮に折り重ね合わせ、その状態で第3凸部25及びス
トッパ爪34、34を第1底面板18及び第2底面板1
9及び20の内側に押し込んで(図16参照)、その第
1底面板18及び第2底面板19及び20及び第3底面
板21により胴部1の底面開口部3を閉塞する。この際
に、第3凸部25の内面側に一旦仮に折り重ね合わせた
ストッパ爪34、34が材料の平板部材の復元力で元の
状態(図12(B)に示す状態)に戻り、ストッパ爪3
4、34のA部分が第2凸部23、24のB部分や第1
凸部22、22のC部分にそれぞれ係合して、第1凸部
22、22及び第2凸部23、24及び第3凸部25の
係合状態がロックされるものである。この変形例のスト
ッパ爪34、34は、第3凸部25の内面側に一旦仮に
折り重ね合わせるものであるから、第3凸部25及びス
トッパ爪34、34を第1底面板18及び第2底面板1
9及び20の内側に押し込む際に、何等支障を来すよう
な虞が無い。この結果、ストッパ爪34、34の形状を
大きくすることができ、その分第1凸部22、22及び
第2凸部23、24及び第3凸部25の係合状態をロッ
クする効果が大である。この図12(A)及び(B)に
示すストッパ爪32、34は、上述の実施例のものと同
様の作用効果を達成することができる。なお、この実施
例において、ストッパ爪の形状や個数等は、特に限定し
ない。また、この実施例においては、正面板4の下縁か
ら第1底面板18が、また背面板8の下縁から第3底面
板21が、それぞれ延設されているものであるが、正面
板4の下縁から第3底面板21が、また背面板8の下縁
から第1底面板18が、それぞれ延設されたものであっ
ても良い。
【0024】なお、図1及び図12(A)及び(B)の
展開図において、折曲線5、35は1本の直線で示した
が、実際には、折曲線成形刃を平板部材に押圧してその
平面部材に折曲線5、35を形成するものであるから、
例えば平面部材の内面側には小半円状の凹部が形成さ
れ、平面部材の外側には小半円状の凸部が形成されるの
で、近接した2本の平行な直線となる。
【0025】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の包装
箱は、上蓋や下蓋の組立閉塞が簡単でかつその組立閉塞
した上蓋や下蓋の開口が簡単でない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の包装箱の一実施例を示した展開図であ
る。
【図2】商品を収容包装した陳列状態の上からの斜視図
である。
【図3】商品を収容包装した状態の下からの斜視図であ
る。
【図4】上蓋の組立閉塞の順序を示した一部断面の説明
図であって、(A)は左右両肩板を内側に折り込む状態
を示した説明図、(B)は差込み板を内側に折り込む状
態を示した説明図、(C)は平面板を内側に折り込むと
共に、差込み板を左右両肩板と背面板との間に差込む状
態を示した説明図、(D)は第2延長板を内側に折り込
むと共に、係止爪を係止切れ目に係止させ、かつロック
爪を差込み板と背面板との間に差込む状態を示した説明
図である。
【図5】(A)は図2におけるVA−VA線の上半分の
断面図、(B)は図2におけるVB−VB線の上半分の
断面図である。
【図6】ロック爪の変形例を示した一部展開図である。
【図7】同じくロック爪の他の変形例を示した一部展開
図である。
【図8】下蓋の組立閉塞の仕方を示した一部断面の説明
図であって、(A)は第1底面板を内側に折り込む状態
を示した説明図、(B)は第2底面板を内側に折り込む
状態を示した説明図、(C)は第3底面板を内側に折り
込む状態を示した説明図、(D)は第3凸部及びストッ
パ爪の内側への折込により第1底面板及び第1凸部を押
し上げている状態を示した説明図である。
【図9】図2におけるIX−IX線の下半分の断面図で
ある。
【図10】図8(D)におけるX−X線の横断面図であ
る。
【図11】図9におけるXI−XI線の横断面図であ
る。
【図12】(A)はストッパ爪の変形例を示した一部展
開図、(B)は同じくストッパ爪の他の変形例を示した
一部展開図である。
【図13】図12(A)に示すストッパ爪を使用した本
発明の包装箱の図10と対応する横断面図である。
【図14】図12(A)に示すストッパ爪を使用した本
発明の包装箱の図11と対応する横断面図である。
【図15】図12(B)に示すストッパ爪を使用した本
発明の包装箱の図10と対応する横断面図である。
【図16】図12(B)に示すストッパ爪を使用した本
発明の包装箱の図11と対応する横断面図である。
【符号の説明】
1…胴部、2…平面開口部、3…底面開口部、4…正面
板、5、35…折曲線、6…右側面板、7…左側面板、
8…背面板、9…のり代板、10…平面板、11…差込
み板、12…係止切れ目、13…第1延長板、14…第
2延長板、15…係止爪、16、17…肩板、18…第
1底面板、19、20…第2底面板、21…第3底面
板、22…第1凸部、23、24…第2凸部、25…第
3凸部、26、29、30、31…ロック爪、27、3
2、34…ストッパ爪、28、33…切れ溝。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板からなる包装箱であって、 平面及び底面が開口された中空状の四角筒形状をなす胴
    部と、 前記胴部を構成する正面板及び背面板及び左右両側面板
    と、 前記正面板の上縁から折曲線を介して延設され、前記胴
    部の平面開口部を閉塞した平面板と、 前記平面板の上縁から折曲線を介して延設され、前記胴
    部の平面開口部から前記背面板の内面側に差込まれた差
    込み板と、 前記平面板と前記差込み板との境界に設けられた係止切
    れ目と、 前記背面板の上縁から延設された第1延長板と、 前記第1延長板の上縁から折曲線を介して延設され、前
    記第1延長板の内面側に折り重ね合わせられた第2延長
    板と、 前記第2延長板の上縁に設けられ、前記係止切れ目に係
    止されることにより前記平面板の平面開口部の閉塞状態
    を保持する係止爪と、 前記正面板、前記左右両側面板、前記背面板の下縁から
    折曲線を介して延設され、前記胴部の底面開口部を閉塞
    した第1底面板、第2底面板、第3底面板と、 を備えた包装箱において、 前記第2延長板の上縁に設けられ、前記背面板と前記差
    込み板との間に差込まれて前記係止切れ目と前記係止爪
    との係止状態をロックするロック爪が具備されているこ
    とを特徴とする包装箱。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のロック爪は、前記差込
    み板の上縁のうち、複数個の係止爪の間に設けられてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のロック爪は、前記差込
    み板の上縁の端部側に設けられていることを特徴とする
    請求項1に記載の包装箱。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のロック爪は、前記差込
    み板の上縁のうち複数個の係止爪の間と、前記差込み板
    の上縁の端部側とに、それぞれ設けられていることを特
    徴とする請求項1に記載の包装箱。
  5. 【請求項5】 平板からなる包装箱であって、 平面及び底面が開口された中空状の四角筒形状をなす胴
    部と、 前記胴部を構成する正面板及び背面板及び左右両側面板
    と、 前記正面板の上縁から折曲線を介して延設され、前記胴
    部の平面開口部を閉塞した平面板と、 前記正面板又は前記背面板の下縁から折曲線を介して延
    設された第1底面板、前記左右両側面板の下縁から折曲
    線を介して延設された第2底面板、前記背面板又は前記
    正面板の下縁から折曲線を介して延設された第3底面板
    であって、前記胴部の底面開口部を閉塞した第1底面板
    及び第2底面板及び第3底面板と、 前記1底面板に設けられた第1凸部、前記第2底面板に
    設けられた第2凸部、前記第3底面板に設けられた第3
    凸部であって、前記第1凸部が前記第2底面板の内面側
    に配置され、前記第2凸部が前記第3底面板の内面側に
    配置され、前記第3凸部が前記第1底面板の内面側に配
    置されて、前記第1凸部と前記第2凸部と前記第3凸部
    との相互係合により前記第1底面板及び第2底面板及び
    第3底面板の底面開口部の閉塞状態を保持する第1凸部
    及び第2凸部及び第3凸部と、 を備えた包装箱において、 前記第3凸部に設けられ、前記第1凸部や前記第2凸部
    との係合により、前記第1凸部及び前記第2凸部及び前
    記第3凸部の係合状態をロックするストッパ爪が具備さ
    れていることを特徴とする包装箱。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のストッパ爪は、前記第
    3凸部の両端にそれぞれ設けられており、前記第1底面
    板の両端に設けられた2個の前記第1凸部や2個の前記
    第2凸部にそれぞれ係合されていることを特徴とする請
    求項5に記載の包装箱。
  7. 【請求項7】 前記第1凸部には、前記第3凸部が前記
    第1底面板の内面側に配置される際に前記ストッパ爪が
    通過するための切れ溝が設けられていることを特徴とす
    る請求項6に記載の包装箱。
  8. 【請求項8】 請求項5又は6のストッパ爪は、前記第
    3凸部の両端から折曲線を介して延設されていることを
    特徴とする請求項5又は6に記載の包装箱。
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