JPH0323100Y2 - - Google Patents

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JPH0323100Y2
JPH0323100Y2 JP1986202062U JP20206286U JPH0323100Y2 JP H0323100 Y2 JPH0323100 Y2 JP H0323100Y2 JP 1986202062 U JP1986202062 U JP 1986202062U JP 20206286 U JP20206286 U JP 20206286U JP H0323100 Y2 JPH0323100 Y2 JP H0323100Y2
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plate
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paper container
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JP1986202062U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は紙容器に関し、更に詳しくはゴキブリ
捕獲器収納紙容器であつて、容器として使用後ゴ
キブリ捕獲器として再利用することができる紙容
器に関する。
〔従来の技術〕
従来、ゴキブリ捕獲器収納紙容器は、収納容器
としての役割が終わると再利用されることなく廃
棄されていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕 しかしながら、森林資源の愛護が求められてい
る現状において、ゴキブリ捕獲器を収納する本来
の役目を果たした後とはいえ、ゴキブリ捕獲器収
納紙容器を再利用することなくそのまま廃棄して
しまうことには問題がある。
本考案の目的は、ゴキブリ捕獲器収納容器とし
て利用した後に更にゴキブリ捕獲器として再利用
することができる紙容器を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案者らは、前記問題点を解決すべく研究の
結果、ゴキブリ捕獲器収納紙容器の天板や側壁板
に適宜切離し線を刻設することによりこの紙容器
をゴキブリ捕獲器として再利用することができる
ことを見いだし、本考案を完成した。
本考案の紙容器は、外形が天板、底板、一対の
長側壁板および一対の短側壁板からなる直方体状
を呈し、天板に、天板の長辺方向の二等分線と、
その二等分線と交わる1個以上の直線状または曲
線状の切込みを切離し線により刻設し、一対の長
側壁板の双方またはいずれか一方に、1個以上の
開口部の形状を切離し線により刻設し、一対の短
側壁板の双方に、開口部を有する等脚台形状の閉
鎖板の形状を切離し線により刻設し、内底面にセ
パレーターを貼付した粘着面を設けるか、内部に
内底面とほぼ同大のセパレーターを貼付した粘着
板を収納したゴキブリ捕獲器収納紙容器。
本考案の紙容器は、外形が直方体状を呈するか
ら、天板と底板は同形同大で平行であり、一対の
長側壁板はそれぞれ同形同大で平行であり、一対
の短側壁板はそれぞれ同形同大で平行である。
天板に切離し線により刻設される二等分線は天
板の短辺の中点を結ぶ線分であり、天板の長辺と
同じ方向を向いている。天板に切離し線で刻設さ
れる切込みは、直線状でもよいし、曲線状でもよ
く、直線状のものは一直線状のものだけでなく鉤
形に曲がつたものも含む。
切込みと二等分線の交わり方は、×状、+の字
状、キの字状などに切込みが二等分線をこえて二
等分線と任意の角度で交わる場合〔第8図a,c
参照〕のみならず、トの字状、逆コの字状などに
切込みが二等分線をこえることなく二等分線と任
意の角度で交わる場合〔第8図e,g参照〕があ
る。
この切込みは、切込みおよび/または二等分さ
れた一方の天板とかみ合つて二等分された天板を
再び係止する係止片として作用する。
長側壁板に刻設される開口部は、正方形、長方
形、台形などの任意の形状でよく、一対の長側壁
板の双方またはいずれか一方に設ければよい。こ
の開口部の上端は、天板の長辺に接していてもよ
いし接していなくてもよい。この開口部の上端の
位置により開口部が長側壁板に占める位置が決ま
つてくるが、開口部の下端を長側壁板の下側長辺
から1〜2cmの位置に保つのが好ましい。
短側壁板に刻設される閉鎖板は、その上底が短
側壁板の上側長辺に接しその下底が短側壁板の下
側長辺に接する等脚台形状をなし、その内側に、
前記長側壁板に設けたような開口部が設けてあ
る。この場合も開口部の下端を短側壁板の下側長
辺から1〜2cmの位置に保つのが好ましい。この
閉鎖板は一対の短側壁板の双方に設けなければな
らない。
なお、前記天板の二等分線や切込み、側壁板の
閉鎖板や開口部の形状の刻設は、ミシン目、その
他力を加えることにより切離しを可能とする常用
の切離し線をいれることによつて行なわれる。
本考案の紙容器は、ゴキブリ捕獲器の収納に利
用した後、次のようにしてゴキブリ捕獲器に変形
する。
まず天板を二等分線において切離し、天板の切
込みを切離して形成する。
次に長側壁板から開口部を打抜き、短側壁板か
ら台形状の閉鎖板を切離し、この閉鎖板から開口
部を打抜く。
二分された天板を合わせた後、切込みを相手の
天板にくいこませて係止する。係止された天板は
くいこませた長さだけ元の天板の巾より狭くな
る。このとき長側壁板と底板の交差角を20〜60゜
とするのが、ゴキブリ捕獲上効果的である。
最後に、台形状の閉鎖板を紙容器の内側に押込
んで係合することにより、ゴキブリ捕獲器が形成
される。
この閉鎖板の上底は二分後係止された天板の巾
以下であり、下底は短側壁板の下側の長辺に等し
い。また、閉鎖板と底板の交差角を20〜60゜とす
るのがゴキブリ捕獲上効果的である。
各側壁板の開口部は、切離し線をすべて切離し
て形成してもよいし、また開口部の上端部に相当
する切離し線のみ切離すことなく側壁板に接続さ
せておいて、その下端を持上げて水平にして開口
部のフラツプとして利用してもよい。
このようにして形成されるゴキブリ捕獲器の粘
着板は、紙容器の中にセパレーターを貼付した粘
着板を一枚いれておいてこれを用いてもよいし、
また予め紙容器の底板に粘着剤を塗布し、セパレ
ーターを貼付したものをそのまま利用してもよ
い。
なお、紙容器を変形することなく、直方体状の
まま、側壁板に開口部のみを打抜いてゴキブリ捕
獲器として利用することもできる。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本考案を具体的に説明す
る。
第1図は、本考案の実施態様の一例を示す紙容
器の展開紙型の平面図である。
第2図は、第1図に示す展開紙型を組立てた紙
容器の斜視図ある。
第3図は、第2図に示す紙容器を変形して形成
したゴキブリ捕獲器の斜視図である。
第4図は、本考案の他の実施態様の一例を示す
紙容器の展開紙型の平面図である。
第5図は、第4図に示す展開紙型を組立てた紙
容器の斜視図である。
第6図は、第5図に示す紙容器を変形して形成
したゴキブリ捕獲器の斜視図である。
第7図は、第5図に示す紙容器を変形すること
なく形成したゴキブリ捕獲器の斜視図である。
第8図は、天板の切込みの諸例とその切込みに
よつて形成される二分天板の係止状態を示す平面
図である。
第2図に示される紙容器は、第1図に示される
紙型を組立てることにより作成され、長方形状の
天板1、底板2、一対の長側壁板3,4、一対の
短側壁板5,6からなる中空の直方体である。天
板1には天板1の短辺の中点を結ぶ二等分線7と
鉤形の直線状切込み8,8′がミシン目で刻設さ
れている。
この切込み8,8′は、二等分線7をこえるこ
となくそれぞれ逆方向から二等分線7と交わつて
いるが、その交点は離れている。
長側壁板3,4には、等脚台形状開口部の形状
9,10がそれぞれミシン目で刻設されている。
この開口部の形状9,10の上底はそれぞれ天板
1の長辺に接し、その下底はそれぞれ長側壁板
3,4の中間部にある。
短側壁板5,6には、等脚台形状閉鎖板の形状
11,12がその斜辺のみミシン目で刻設されて
いる。
閉鎖板の形状11,12の下底はそれぞれ底板
2の短辺に接し、その上底は、短側壁板5,6に
それぞれ連接する台形状挿込み舌片15,16の
下底に接している。閉鎖板11,12の形状のほ
ぼ中央にそれぞれ等脚台形状開口部の形状13,
14がミシン目で刻設されている。
短側壁板5,6にそれぞれ連接する台形状挿込
み舌片15,16には、閉鎖板の形状11,12
の上底と等しい長辺を有する長方形状舌片の形状
17,18が、それぞれ閉鎖板11,12の上底
と連接してその短辺のみミシン目で刻設されてい
る。
ゴキブリ捕獲器とともに底板2よりやや小さい
厚紙に粘着剤を塗布してその粘着面にセパレータ
ーを貼付したものを紙容器に収納しておき、ゴキ
ブリ捕獲器として使用した後、天板の二等分線
7、切込み8,8′、長側壁板3,4の開口部の
形状9,10、短側壁板5,6の閉鎖板の形状1
1,12、開口部の形状13,14、挿込み舌片
15,16の長方形状舌片の形状17,18を切
離す。
それから、二等分された天板1を切込み8,
8′で係止して、紙容器本体を長側壁板と底板と
の角度が20〜60゜の台形状筒体に形成し、粘着板
を挿入する。
長側壁板3,4に形成された台形状フラツプ
9′,10′を水平に持ち上げて開口部9″,1
0″を形成し、開口部13′,14′が形成された
閉鎖板11′,12′と舌片17′,18′を紙容器
本体の内側に押込むと第3図に示すゴキブリ捕獲
器が形成される。
第5図に示す紙容器は、第4図に示す展開紙型
を組立てて作成したものであり、前記同様に変形
させると第6図に示すゴキブリ捕獲器が得られ
る。
第5図に示す紙容器は、天板の切込みと長側壁
板の開口部の形状が第2図に示す紙容器のものと
は異なり、また長側壁板の開口部上縁にフラツプ
がなく、底板に粘着剤を塗布してある点でも第2
図に示す紙容器のものと異なる。
また、第7図に示す紙容器は、天板を切離すこ
となく、長側壁板と短側壁板の開口部を打抜いて
直方体状の外形のままゴキブリ捕獲器として使用
する場合を示す。
なお、天板の切込みの形状は、二分された天板
を係止することができる形状であれば足りる。
第8図左側には切込みの形状の諸例を示し、同
図右側にはその切込みを使用して二分された天板
を係合した際の天板の係合状態を示す。
〔考案の効果〕
本考案により、ゴキブリ捕獲器収納紙容器とし
て使用した後、ゴキブリ捕獲器として再使用する
ことができる紙容器を提供することができる。
本考案の紙容器は経済的であり、また森林資源
の愛護に役立つものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施態様の一例を示す紙容
器の展開紙型の平面図である。第2図は、第1に
示す展開紙型を組立てた紙容器の斜視図である。
第3図は、第2図に示す紙容器を変形して形成し
たゴキブリ捕獲器の斜視図である。第4図は、本
考案の他の実施態様の一例を示す紙容器の展開紙
型の平面図である。第5図は、第4図に示す展開
紙型を組立てた紙容器の斜視図である。第6図
は、第5図に示す紙容器を変形して形成したゴキ
ブリ捕獲器の斜視図である。第7図は、第5図に
示す紙容器を変形することなく形成したゴキブリ
捕獲器の斜視図である。第8図は、天板の切込み
の諸例とその切込みによつて形成される二分天板
の係止状態を示す平面図である。 各図において、1は天板、2は底板、3,4は
長側壁板、5,6は短側壁板、7は天板二等分
線、8,8′は切込み、9,10は開口部の形状、
9′,10′は開口部フラツプ、9″,10″は開口
部、11,12は短側壁板の閉鎖板の形状、1
1′,12′は短側壁板の閉鎖板、13,14は閉
鎖板11′,12′の開口部の形状、13′,1
4′は開口部、15,16は挿込み舌片、17,
18は舌片の形状、17′,18′は舌片を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外形が天板、底板、一対の長側壁板および一対
    の短側壁板からなる直方体状を呈し、天板に、天
    板の長辺方向の二等分線と、その二等分線と交わ
    る1個以上の直線状または曲線状の切込みを切離
    し線により刻設し、一対の長側壁板の双方または
    いずれか一方に、1個以上の開口部の形状を切離
    し線により刻設し、一対の短側壁板の双方に、開
    口部を有する等脚台形状の閉鎖板の形状を切離し
    線により刻設し、内底面にセパレーターを貼付し
    た粘着面を設けるか、内部に内底面とほぼ同大の
    セパレーターを貼付した粘着板を収納したゴキブ
    リ捕獲器収納紙容器。
JP1986202062U 1986-12-24 1986-12-24 Expired JPH0323100Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986202062U JPH0323100Y2 (ja) 1986-12-24 1986-12-24

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JP1986202062U JPH0323100Y2 (ja) 1986-12-24 1986-12-24

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JPS63199580U JPS63199580U (ja) 1988-12-22
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JPS5756714U (ja) * 1980-09-12 1982-04-02

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