JP3027801U - 輪ゴム等の包装用容器 - Google Patents

輪ゴム等の包装用容器

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JP3027801U
JP3027801U JP1996001354U JP135496U JP3027801U JP 3027801 U JP3027801 U JP 3027801U JP 1996001354 U JP1996001354 U JP 1996001354U JP 135496 U JP135496 U JP 135496U JP 3027801 U JP3027801 U JP 3027801U
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twill
perforation
container
rubber bands
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JP1996001354U
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English (en)
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隆 堀
滋 堀
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ホリアキ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輪ゴム等の内容物の取り出しが容易となるよ
うに従来よりも大きくしかも開閉可能な蓋を有する割
に、箱本体の強度が低下し難い輪ゴム等の包装用容器を
提供する。 【解決手段】 六面体である箱本体1の上面2に設けた
蓋11は、一本のミシン目を切断することで開閉可能で
ある。上面2に連続し且つ対向し合う一対の連続面5と
この上面2との境界部に位置する一対の綾部12a,1
2bのうち、一方の綾部12aに前記ミシン目の両端部
を到達させると共に、前記上面2を他方の綾部12b側
において連続させてある。また、上面2、底面及び両連
続面5,5により筒状体6をなすことで、綾部12a,
12bに沿う方向に対する座屈強度をさらに向上させ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、輪ゴム等の包装用容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、輪ゴム等の包装用容器としては、図6に示すように、六面体である箱本 体の100の上面102にミシン目を切断することで離脱可能となる蓋111を 形成してあった。この蓋111の離脱により形成される開口部102bの直径は 、箱の強度低下や輪ゴムのこぼれ等の防止のために、輪ゴムの外径にほぼ近い程 度とされていた。しかし、輪ゴムの外径程度の開口部102bでは、輪ゴムが取 り出し難く、また、開閉可能な蓋が備えられていないことから異物が侵入したり 持ち運びに不便である等の問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
かかる問題に鑑みて、本考案は、輪ゴム等の内容物の取り出しが容易となるよ うに従来よりも大きくしかも開閉可能な蓋を有する割に、箱本体の強度が低下し 難い輪ゴム等の包装用容器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案の特徴構成は、六面体である箱本体の一面に 蓋を備え、この蓋は一本のミシン目を切断することで開閉可能であり、前記一面 に連続し且つ対向し合う一対の対向面とこの一面との境界部に位置する一対の綾 部のうち、一方の綾部に前記ミシン目の両端部を到達させると共に、前記一面を 他方の綾部側において連続させたことにある。
【0005】 かかる特徴構成によれば、一方の綾部に前記ミシン目の両端部を到達させてあ るので、前記蓋はこの一方の綾部を中心に開閉可能となる。しかも、蓋を設けた 前記一面を他方の綾部側において連続させてあるので、双方の綾部は2つの面が 交差する角部をなす。よって、各対向面の端は蓋の付け根又は前記一面によって 補強され、前記綾部の方向に荷重を加えられても前記両対向面は座屈し難くなる 。
【0006】 また、前記一面と前記対向面とがさらに他の面と共に筒状体をなすようにして もよい。このような筒状体を形成することで、前記綾部に沿う方向に対する座屈 強度はより一層向上する。
【0007】 さらに、前記ミシン目における貫通切込の長さを前記一方の綾部の近傍で拡大 させてもよい。ミシン目の貫通切込の長さがその終端近傍で長ければ、ミシン目 の切断の際に誤って前記対向面を損傷するおそれも減少する。
【0008】 加えて、前記蓋の開閉側端部に摘みを設けてもよい。前記一面よりも若干下側 に蓋を位置させると蓋の開きを防ぎ易いが、このような状態でも、摘みを介して 容易に蓋を開けることができる。
【0009】
【考案の実施の形態】
次に、図1及び2を参照しながら本考案の第一の実施形態について説明する。 本考案における輪ゴム等の包装用容器における箱本体1は所望の形状に打ち抜 いた厚紙を組み立てたものであって、その一面である上面2に開閉可能な蓋11 を備えている。図1は箱本体1の展開図であり、この箱本体1は、先の上面2と 、この上面2に連続し、かつ対向し合う一対の対向面5,5と、これら対向面5 のうちの一方に順次連続する底面3及び接着面3aとを備えている。他方の対向 面5と先の接着面3aとは糊により接着され、これら上面2、対向面5,5及び 底面3により筒状体6が形成される。各対向面5,5の上下には内フラップ8a がそれぞれ突出し、また、上記上面2の上下には全面7aと背面7bとが順次連 続突出している。そして、筒状体6を形成した後に内フラップ8a、全面7a及 び背面7bを折り曲げ、外フラップ8bを筒状体6の端部に差し込むことにより 、六面体の一形態である直方体をなす箱本体1を形成する。
【0010】 上面2に設けられた蓋11は、上面2に設けた一本のミシン目10を切断する ことで開閉可能となる。このミシン目10は、上面2及び一対の対向面5,5の 境界に位置する第一、第二綾部12a,12bのうち一方の第一綾部12aにそ の両端部10a,10aを到達させてある。また、ミシン目10は第一綾部12 aから他方の第二綾部12bに至るに従って幅狭となる平面視略台形を呈し、ミ シン目10は第二綾部12bまでは到達せずにその手前までに留められている。 その結果、上面2は第二綾部12b側の連続部2aにおいて第二綾部12bに沿 った方向に連続し、他方の対向面5の上端が補強される。なお、ミシン目10は 貫通切込を断続的に設けることにより上面2の厚紙を簡単に切断できるようにし たものであって、抜き型等により形成される。
【0011】 使用に際しては、ミシン目10を切断し、図2のように蓋11を持ち上げる。 蓋11は第一綾部12aを中心に開閉可能である。また、ミシン目10の切断に より蓋の縁11b及び開口部の縁2bに形成された紙の微細の凹凸により、蓋1 1の閉じ状態が維持しやすくなっている。蓋11と対向面5とは大半の場合に交 差角をなすような関係を保つので、先の第二綾部12b側と同様に、対向面5の 上端は第一綾部12a側でも補強される。
【0012】 次に、図3〜図5を参照しながら本考案の第二実施形態について説明する。 本実施形態における箱本体1は、先の第一の実施形態における箱本体1の基本 構成とほぼ同様である。但し、本実施形態ではミシン目10の態様が異なってお り、このミシン目10は第二綾部12b側において局部的に突出し、蓋11の上 端に摘み15を突出させる。また、第一綾部12aとの境界部であるミシン目1 0の両端部10a,10aは、その貫通切込10bの長さを第一綾部12aの近 傍において拡大させてある。すなわち、ミシン目10の端部10aにおける貫通 切込10bは第一綾部12aから5〜10mm程度の長さを有している。このよ うに、第一綾部12a近傍において貫通切込10bを拡大させることとにより、 ミシン目10を切断する際に、勢い余って第一綾部12aを乗り越えて対向面5 の部分が破損することを防止できる。
【0013】 使用に際しては、上面2に形成したミシン目10を切断し、図4の如く摘み1 5を上方に向かって折り起こすことにより、摘み15を介しての蓋11の開閉が 容易となる。また、蓋11を閉じるに際しては、図5に示すように、蓋11の蓋 の縁11bを開口部の縁2bの下側に位置させることによって蓋11が開き難く なるが、この際にも摘み15を上面2よりも上側に突出させることが可能で、蓋 11の開き操作が容易となる。
【0014】 最後に、本考案の他の実施形態の可能性を列挙する。 上記各実施形態では、箱本体1の材料に厚紙等を用いたが、不織布や合成樹脂 を用いても構わない。ミシン目10とは、上記一面2の切断を容易にするための 手段であって、必ずしも貫通切込を断続的に形成したものには限られない。勿論 、摘みの態様は種々の改変が可能である。箱本体1は六面体形状をなせば足り、 上述のごとき直方体の外に正方体でもよく、また、角錐台等に形成してもよい。
【0015】 なお、実用新案登録請求の範囲の項に記した符号は、あくまでも図面との対照 を便利にするためのものにすぎず、該記入により本考案は添付図面の構成に限定 されるものではない。
【0016】
【考案の効果】
このように、上記本考案の特徴構成によれば、上記各綾部に沿った方向に荷重 を加えられても上記両対向面は座屈し難くなり、加えて、蓋が一方の綾部を境に 開閉するため、箱本体の強度低下や劣化を防止できるようになった。その結果、 輪ゴム等の内容物の取り出しが容易となるように従来よりも大きくしかも開閉可 能な蓋を有する割に、箱本体の強度が低下し難い輪ゴム等の包装用容器を提供す ることが可能となった。
【0017】 また、上述の如く筒状体をなすように構成することで、箱本体の強度がより向 上し、さらに、ミシン目における貫通切込の長さを一方の綾部の近傍で拡大させ ることで、ミシン目の切断時に対向面を損傷することを防止して、箱本体の耐久 性を向上させ得るようになった。加えて、蓋に上記摘みを設けることで、この蓋 がより閉鎖し易く且つ開け易くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施形態における箱本体の展開図
である。
【図2】包装用容器の蓋を若干開いた状態における斜視
図である。
【図3】本考案の第二実施形態における箱本体の平面図
である。
【図4】第二実施形態における図2相当図である。
【図5】第二実施形態における蓋を閉じた状態を示す斜
視図である。
【図6】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 箱本体 2 一面(上面) 2a 連続部 2b 開口部の縁 3 底面 3a 接着面 5 対向面 6 筒状体 7a 前面 7b 背面 8a 内フラップ 8b 外フラップ 10 ミシン目 10a 端部 10b 貫通切込 11 蓋 11b 蓋の縁 12a 第一綾部 12b 第二綾部 15 摘み

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 六面体である箱本体(1)の一面(2)
    に蓋(11)を備え、この蓋(11)は一本のミシン目
    (10)を切断することで開閉可能であり、前記一面
    (2)に連続し且つ対向し合う一対の対向面(5,5)
    とこの一面(2)との境界部に位置する一対の綾部(1
    2a,12b)のうち、一方の綾部(12a)に前記ミ
    シン目(10)の両端部(10a,10a)を到達させ
    ると共に、前記一面(2)を他方の綾部(12b)側に
    おいて連続させてある輪ゴム等の包装用容器。
  2. 【請求項2】 前記一面(2)と前記対向面(5,5)
    とがさらに他の面(3)と共に筒状体(6)をなす請求
    項1に記載の輪ゴム等の包装用容器。
  3. 【請求項3】 前記ミシン目(10)における貫通切込
    (10b)の長さを前記一方の綾部の近傍で拡大させて
    ある請求項1又は2のいずれかに記載の輪ゴム等の包装
    用容器。
  4. 【請求項4】 前記蓋(11)の開閉側端部に摘み(1
    5)を設けてある請求項1又は2のいずれかに記載の輪
    ゴム等の包装用容器。
JP1996001354U 1996-02-09 1996-02-09 輪ゴム等の包装用容器 Expired - Lifetime JP3027801U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020070096A (ja) * 2018-11-02 2020-05-07 株式会社カウネット

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020070096A (ja) * 2018-11-02 2020-05-07 株式会社カウネット
JP7146350B2 (ja) 2018-11-02 2022-10-04 株式会社カウネット

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