JPH1191766A - 電気機器の梱包装置 - Google Patents
電気機器の梱包装置Info
- Publication number
- JPH1191766A JPH1191766A JP25313097A JP25313097A JPH1191766A JP H1191766 A JPH1191766 A JP H1191766A JP 25313097 A JP25313097 A JP 25313097A JP 25313097 A JP25313097 A JP 25313097A JP H1191766 A JPH1191766 A JP H1191766A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flap
- plug
- humidifier
- packing
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 発砲スチロ−ル材を使用せずに器具用プラグ
の緩衝、保護を行い、落下時の器具用プラグの破損を防
止でき、また、発砲スチロ−ル材の廃止による廃却処理
の軽減および緩衝材をなくすことによる小型化を図るこ
とができることを目的とする。 【解決手段】 下側の第1の内フラップ1に切線12と
罫線13により上方に折り曲げられ、加湿機17の背面
に当接する緩衝片14を形成し、加湿機17の電源コ−
ドを接続する器具用プラグ18を保護して梱包する構成
とすることにより、脆くて割れやすい器具用プラグ18
が背板3と下側の第1の内フラップ1に設けた緩衝片1
4の2重壁による緩衝効果により落下時等の衝撃が緩和
されることとなり、発砲スチロ−ル材によるパッド等を
用いることなく加湿機17と器具用プラグ18の保護を
行うことができ、発砲スチロ−ルよりなるパッド等を使
用する必要がなくなり、廃却処理の軽減および小型の梱
包装置が得られる。
の緩衝、保護を行い、落下時の器具用プラグの破損を防
止でき、また、発砲スチロ−ル材の廃止による廃却処理
の軽減および緩衝材をなくすことによる小型化を図るこ
とができることを目的とする。 【解決手段】 下側の第1の内フラップ1に切線12と
罫線13により上方に折り曲げられ、加湿機17の背面
に当接する緩衝片14を形成し、加湿機17の電源コ−
ドを接続する器具用プラグ18を保護して梱包する構成
とすることにより、脆くて割れやすい器具用プラグ18
が背板3と下側の第1の内フラップ1に設けた緩衝片1
4の2重壁による緩衝効果により落下時等の衝撃が緩和
されることとなり、発砲スチロ−ル材によるパッド等を
用いることなく加湿機17と器具用プラグ18の保護を
行うことができ、発砲スチロ−ルよりなるパッド等を使
用する必要がなくなり、廃却処理の軽減および小型の梱
包装置が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、梱包材を使用して
梱包する電気機器の梱包装置に関する。
梱包する電気機器の梱包装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気機器の梱包装置は、図10お
よび図11のような構成が一般的であった。
よび図11のような構成が一般的であった。
【0003】図に示すように、電気機器としての加湿機
101の上下を発砲スチロ−ル製の上側パッド102と
下側パッド103で挟んで、加湿機101と電源コ−ド
接続用の器具用プラグを保護し、ダンボ−ル製の梱包ケ
−ス104内に収納して内フラップ105を折り畳んだ
のち、外フラップ106をその上に折り畳み、外フラッ
プ106の合わせ目部分をテ−プで固定していた。
101の上下を発砲スチロ−ル製の上側パッド102と
下側パッド103で挟んで、加湿機101と電源コ−ド
接続用の器具用プラグを保護し、ダンボ−ル製の梱包ケ
−ス104内に収納して内フラップ105を折り畳んだ
のち、外フラップ106をその上に折り畳み、外フラッ
プ106の合わせ目部分をテ−プで固定していた。
【0004】また、外フラップには取手108が設けら
れ、上側パッド102で加湿機101と外フラップ10
6の間に指が入る空間を設けていた。
れ、上側パッド102で加湿機101と外フラップ10
6の間に指が入る空間を設けていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電気
機器の梱包装置では、熱硬化性樹脂で成型された器具用
プラグと加湿機101の上下を保護するために発砲スチ
ロ−ル製の上側パッド102と下側パッド103を用い
緩衝材としているので、発砲スチロ−ル製の上側パッド
102および下側パッド103の廃却処理が容易でな
く、環境を悪化する恐れがあるとともに、上側パッド1
02および下側パッド103を用いることにより梱包ケ
−ス104が大型になるという課題があった。
機器の梱包装置では、熱硬化性樹脂で成型された器具用
プラグと加湿機101の上下を保護するために発砲スチ
ロ−ル製の上側パッド102と下側パッド103を用い
緩衝材としているので、発砲スチロ−ル製の上側パッド
102および下側パッド103の廃却処理が容易でな
く、環境を悪化する恐れがあるとともに、上側パッド1
02および下側パッド103を用いることにより梱包ケ
−ス104が大型になるという課題があった。
【0006】また、熱硬化性樹脂製の器具用プラグは衝
撃に弱く、パッドを廃止すると割れやすくなるという課
題があり、梱包ケ−スを小型化するとともに器具用プラ
グを保護できる電気機器の梱包装置が要求されている。
撃に弱く、パッドを廃止すると割れやすくなるという課
題があり、梱包ケ−スを小型化するとともに器具用プラ
グを保護できる電気機器の梱包装置が要求されている。
【0007】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、発砲スチロ−ル材を廃止して廃却処理の軽
減ができ、梱包ケ−スの小型化を図り、器具用プラグの
緩衝、保護を行う電気機器の梱包装置を提供することを
目的としている。
ものであり、発砲スチロ−ル材を廃止して廃却処理の軽
減ができ、梱包ケ−スの小型化を図り、器具用プラグの
緩衝、保護を行う電気機器の梱包装置を提供することを
目的としている。
【0008】また、梱包状態では、梱包ケ−ス内の電気
機器の色などを判別することができないので、判別用の
窓を梱包ケ−スの側面にあけたものが一般的に知られて
いるが、この判別用の窓から侵入した埃が電気機器や包
装袋に付着しないように、また判別用の窓から電気機器
に異物が当たり、傷がつかないようにするため、帯電防
止剤入りの厚手の包装袋を使用せねばならなず、コスト
アップになるという課題があった。
機器の色などを判別することができないので、判別用の
窓を梱包ケ−スの側面にあけたものが一般的に知られて
いるが、この判別用の窓から侵入した埃が電気機器や包
装袋に付着しないように、また判別用の窓から電気機器
に異物が当たり、傷がつかないようにするため、帯電防
止剤入りの厚手の包装袋を使用せねばならなず、コスト
アップになるという課題があった。
【0009】また、判別用の窓を透明シ−トで塞いだも
のもあるが、別物の透明シ−トを貼らねばならず、貼付
工数と部品コストが余計にかかるという課題があり、コ
ストをかけずに梱包ケ−スに判別用の窓を設けることが
要求されている。
のもあるが、別物の透明シ−トを貼らねばならず、貼付
工数と部品コストが余計にかかるという課題があり、コ
ストをかけずに梱包ケ−スに判別用の窓を設けることが
要求されている。
【0010】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、製品の汚れや傷付きがなく、製品の色など
を判別できる窓を安価に形成できる電気機器の梱包装置
を提供することを目的としている。
ものであり、製品の汚れや傷付きがなく、製品の色など
を判別できる窓を安価に形成できる電気機器の梱包装置
を提供することを目的としている。
【0011】また、梱包ケ−スの外フラップに形成した
取手を用いて持ち運ぶとき、外フラップと電気機器の間
に指が入る空間が必要なため、上側パッドを廃止すると
指が入る空間がなくなり、持ちにくいという課題があ
り、また梱包ケ−スに合成樹脂製の取手を結びつけたも
のが一般的に知られているが、部品コストが余計にかか
るという課題があり、追加部品を使用せず持ち運び易い
取手を備えた梱包装置が要求されている。
取手を用いて持ち運ぶとき、外フラップと電気機器の間
に指が入る空間が必要なため、上側パッドを廃止すると
指が入る空間がなくなり、持ちにくいという課題があ
り、また梱包ケ−スに合成樹脂製の取手を結びつけたも
のが一般的に知られているが、部品コストが余計にかか
るという課題があり、追加部品を使用せず持ち運び易い
取手を備えた梱包装置が要求されている。
【0012】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、取手部品を追加することなく持ち運び易い
取手を有した電気機器の梱包装置を提供することを目的
としている。
ものであり、取手部品を追加することなく持ち運び易い
取手を有した電気機器の梱包装置を提供することを目的
としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の電気機器の梱包
装置は上記目的を達成するために、ダンボ−ル紙のフラ
ップを折り曲げ箱形状に形成される梱包ケ−スと、下側
の第1の内フラップに切線と罫線により上方に折り曲げ
られ、電気機器の一面に当接する緩衝片を有し、この緩
衝片を電源コ−ドを接続する器具用プラグの近傍に設け
た構成としたものである。
装置は上記目的を達成するために、ダンボ−ル紙のフラ
ップを折り曲げ箱形状に形成される梱包ケ−スと、下側
の第1の内フラップに切線と罫線により上方に折り曲げ
られ、電気機器の一面に当接する緩衝片を有し、この緩
衝片を電源コ−ドを接続する器具用プラグの近傍に設け
た構成としたものである。
【0014】本発明によれば上記手段により、発砲スチ
ロ−ル材を廃止して廃却処理の軽減ができ、梱包ケ−ス
の小型化を図り、器具用プラグの緩衝、保護を行う電気
機器の梱包装置が得られる。
ロ−ル材を廃止して廃却処理の軽減ができ、梱包ケ−ス
の小型化を図り、器具用プラグの緩衝、保護を行う電気
機器の梱包装置が得られる。
【0015】また他の手段は、ダンボ−ル紙のフラップ
を折り曲げ箱形状に形成される梱包ケ−スと、背板の下
方中央部に、切線と罫線により内方に折り曲げられ、電
気機器の一面に当接する緩衝片を有し、前記緩衝片を折
り曲げて形成される透視窓を梱包ケ−ス封緘用の透明テ
−プで被覆した構成としたものである。
を折り曲げ箱形状に形成される梱包ケ−スと、背板の下
方中央部に、切線と罫線により内方に折り曲げられ、電
気機器の一面に当接する緩衝片を有し、前記緩衝片を折
り曲げて形成される透視窓を梱包ケ−ス封緘用の透明テ
−プで被覆した構成としたものである。
【0016】そして本発明によれば、製品の汚れや傷付
きがなく、製品の色などを判別できる窓を安価に形成す
ることができる電気機器の梱包装置が得られる。
きがなく、製品の色などを判別できる窓を安価に形成す
ることができる電気機器の梱包装置が得られる。
【0017】また他の手段は、第1と第2の上側の内フ
ラップを折り曲げ2重にして電気機器の天面部を押さ
え、第1と第2の上側の外フラップに内方に向かい切り
起こされた取手を設けた構成としたものである。
ラップを折り曲げ2重にして電気機器の天面部を押さ
え、第1と第2の上側の外フラップに内方に向かい切り
起こされた取手を設けた構成としたものである。
【0018】そして本発明によれば、取手部品を追加す
ることなく持ち運び易い取手を有した電気機器の梱包装
置が得られる。
ることなく持ち運び易い取手を有した電気機器の梱包装
置が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明は、ダンボ−ル紙のフラッ
プを折り曲げ箱形状に形成される梱包ケ−スと、下側の
第1の内フラップに切線と罫線により上方に折り曲げら
れ、電気機器の一面に当接する緩衝片を有し、この緩衝
片を電源コ−ドを接続する器具用プラグの近傍に設けた
構成としたものであり、背板と下側の第1の内フラップ
に設けた緩衝片の近傍に脆くて割れやすい器具用プラグ
が有り、落下時等の衝撃が加わっても緩衝片の2重壁に
よる緩衝効果により衝撃が緩和されることとなり、器具
用プラグの保護を行うことができるという作用を有す
る。
プを折り曲げ箱形状に形成される梱包ケ−スと、下側の
第1の内フラップに切線と罫線により上方に折り曲げら
れ、電気機器の一面に当接する緩衝片を有し、この緩衝
片を電源コ−ドを接続する器具用プラグの近傍に設けた
構成としたものであり、背板と下側の第1の内フラップ
に設けた緩衝片の近傍に脆くて割れやすい器具用プラグ
が有り、落下時等の衝撃が加わっても緩衝片の2重壁に
よる緩衝効果により衝撃が緩和されることとなり、器具
用プラグの保護を行うことができるという作用を有す
る。
【0020】また、ダンボ−ル紙のフラップを折り曲げ
箱形状に形成される梱包ケ−スと、背板の下方中央部に
切線と罫線により内方に折り曲げられ、電気機器の一面
に当接する緩衝片を有し、前記緩衝片を折り曲げて形成
される透視窓を梱包ケ−ス封緘用の透明テ−プで被覆し
てなる構成としたものであり、開口部を透明の封緘テ−
プを用いて被覆することにより、追加部品もなく、製造
工数をかけずに透視窓を形成し、さらに透視窓から埃や
異物が侵入するのを防止できるという作用を有する。
箱形状に形成される梱包ケ−スと、背板の下方中央部に
切線と罫線により内方に折り曲げられ、電気機器の一面
に当接する緩衝片を有し、前記緩衝片を折り曲げて形成
される透視窓を梱包ケ−ス封緘用の透明テ−プで被覆し
てなる構成としたものであり、開口部を透明の封緘テ−
プを用いて被覆することにより、追加部品もなく、製造
工数をかけずに透視窓を形成し、さらに透視窓から埃や
異物が侵入するのを防止できるという作用を有する。
【0021】また、第1と第2の上側の内フラップを折
り曲げ2重にして電気機器の天面部を押さえ、第1と第
2の上側の外フラップに内方に向かい切り起こされた取
手を設けた構成としたものであり、第1と第2の上側の
内フラップを折り曲げ2重にすることにより、外フラッ
プと電気機器の間に指が入る空間を確保し、持ち運び易
くするとともに、緩衝効果を高めて電気機器を保護でき
るという作用を有する。
り曲げ2重にして電気機器の天面部を押さえ、第1と第
2の上側の外フラップに内方に向かい切り起こされた取
手を設けた構成としたものであり、第1と第2の上側の
内フラップを折り曲げ2重にすることにより、外フラッ
プと電気機器の間に指が入る空間を確保し、持ち運び易
くするとともに、緩衝効果を高めて電気機器を保護でき
るという作用を有する。
【0022】以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0023】
(実施例1)図1〜図3に示すように、上下に第1の内
フラップ1と側面に接続板2を有した背板3と、上下に
第1の外フラップ4を有した第1の側板5と、上下に第
2の内フラップ6を有した前板7と、上下に第2の外フ
ラップ8を有した第2の側板9を連設し、ダンボ−ル紙
により梱包ケ−ス材10を形成する。そして、各フラッ
プ間にはスリット11を形成し、前記下側の第1の内フ
ラップ1には切線12と罫線13により上方に折り曲げ
られる緩衝片14が設けられ、梱包ケ−ス材10を箱状
にして梱包ケ−ス15とするときには、接続板2の外面
に第2の側板9を接着剤などにより接着したのち、下方
側の第1の内フラップ1と第2の内フラップ6を先に内
方に向かい折り曲げ、第1の外フラップ4と第2の外フ
ラップ8を折り曲げ、第1の外フラップ4と第2の外フ
ラップ8間を閉鎖するようにテ−プ16を貼り付けて梱
包ケ−ス15を形成する。このとき緩衝片14を折り曲
げた後にできる内フラップの開口部1aは、第1の外フ
ラップ4と第2の外フラップ8で覆われているので、梱
包ケ−ス15の外郭に開口部は露出しない構成としてい
る。
フラップ1と側面に接続板2を有した背板3と、上下に
第1の外フラップ4を有した第1の側板5と、上下に第
2の内フラップ6を有した前板7と、上下に第2の外フ
ラップ8を有した第2の側板9を連設し、ダンボ−ル紙
により梱包ケ−ス材10を形成する。そして、各フラッ
プ間にはスリット11を形成し、前記下側の第1の内フ
ラップ1には切線12と罫線13により上方に折り曲げ
られる緩衝片14が設けられ、梱包ケ−ス材10を箱状
にして梱包ケ−ス15とするときには、接続板2の外面
に第2の側板9を接着剤などにより接着したのち、下方
側の第1の内フラップ1と第2の内フラップ6を先に内
方に向かい折り曲げ、第1の外フラップ4と第2の外フ
ラップ8を折り曲げ、第1の外フラップ4と第2の外フ
ラップ8間を閉鎖するようにテ−プ16を貼り付けて梱
包ケ−ス15を形成する。このとき緩衝片14を折り曲
げた後にできる内フラップの開口部1aは、第1の外フ
ラップ4と第2の外フラップ8で覆われているので、梱
包ケ−ス15の外郭に開口部は露出しない構成としてい
る。
【0024】電気機器としての加湿機17を梱包すると
きには、加湿機17に設けられる電源コ−ド接続用の器
具用プラグ18は、背板3と下側の第1の内フラップ1
に設けた緩衝片14の2重壁の近傍に位置するようにな
っている。
きには、加湿機17に設けられる電源コ−ド接続用の器
具用プラグ18は、背板3と下側の第1の内フラップ1
に設けた緩衝片14の2重壁の近傍に位置するようにな
っている。
【0025】上記構成において、緩衝片14が本体17
に当接して隙間ができ、この隙間内に器具用プラグが突
出している。器具用プラグと背板3の間に空間を有して
いることにより、背板3と緩衝片14の2重壁が落下時
の衝撃を緩和して吸収し、加湿機17には小さい衝撃力
しか伝わらず加湿機17は破損しない。さらに、脆くて
割れやすい器具用プラグ18は先に加湿機17が衝撃を
吸収するため、器具用プラグ18にはさらに小さい衝撃
力しか伝わらないので、器具用プラグ18の破損を防止
することができる。
に当接して隙間ができ、この隙間内に器具用プラグが突
出している。器具用プラグと背板3の間に空間を有して
いることにより、背板3と緩衝片14の2重壁が落下時
の衝撃を緩和して吸収し、加湿機17には小さい衝撃力
しか伝わらず加湿機17は破損しない。さらに、脆くて
割れやすい器具用プラグ18は先に加湿機17が衝撃を
吸収するため、器具用プラグ18にはさらに小さい衝撃
力しか伝わらないので、器具用プラグ18の破損を防止
することができる。
【0026】(実施例2)図4〜図6に示すように、背
板3の下方中央部に、切線19と罫線20により緩衝片
21が設けられ、この緩衝片21を内方に折り曲げた後
に透視窓22ができるように構成され、梱包ケ−ス材1
0を箱状にして梱包ケ−ス23とするときには、接続板
2の外面に第2の側板9を接着剤などにより接着したの
ち、下方側の第1の内フラップ1と第2の内フラップ6
と緩衝片21を先に内方に向かい折り曲げ、第1の外フ
ラップ4と第2の外フラップ8を折り曲げ、第1の外フ
ラップ4と第2の外フラップ8間を閉鎖し、緩衝片21
を折り曲げた後にできた開口を同時に覆うように透明テ
−プ24を貼り付けて透視窓22となし、加湿機17の
梱包前の状態の梱包ケ−ス23を形成する。
板3の下方中央部に、切線19と罫線20により緩衝片
21が設けられ、この緩衝片21を内方に折り曲げた後
に透視窓22ができるように構成され、梱包ケ−ス材1
0を箱状にして梱包ケ−ス23とするときには、接続板
2の外面に第2の側板9を接着剤などにより接着したの
ち、下方側の第1の内フラップ1と第2の内フラップ6
と緩衝片21を先に内方に向かい折り曲げ、第1の外フ
ラップ4と第2の外フラップ8を折り曲げ、第1の外フ
ラップ4と第2の外フラップ8間を閉鎖し、緩衝片21
を折り曲げた後にできた開口を同時に覆うように透明テ
−プ24を貼り付けて透視窓22となし、加湿機17の
梱包前の状態の梱包ケ−ス23を形成する。
【0027】上記構成において加湿機17を梱包すると
きには、加湿機17に設けられる電源コ−ド接続用の器
具用プラグ18を、背板3と背板3に設けた緩衝片21
の2重壁に対向するように梱包ケ−ス23内に収納する
ことにより、脆くて割れやすい器具用プラグ18を保護
して梱包できることとなる。さらに、透視窓22から、
加湿機17の色等を判別することができ、この透視窓2
2は透明テ−プ24で覆われているため、梱包ケ−ス2
3内に埃や異物が入って加湿機17を汚したり、傷つけ
たりするのを防止できることとなる。
きには、加湿機17に設けられる電源コ−ド接続用の器
具用プラグ18を、背板3と背板3に設けた緩衝片21
の2重壁に対向するように梱包ケ−ス23内に収納する
ことにより、脆くて割れやすい器具用プラグ18を保護
して梱包できることとなる。さらに、透視窓22から、
加湿機17の色等を判別することができ、この透視窓2
2は透明テ−プ24で覆われているため、梱包ケ−ス2
3内に埃や異物が入って加湿機17を汚したり、傷つけ
たりするのを防止できることとなる。
【0028】(実施例3)図7〜図9に示すように、第
1の上側の内フラップ1と第2の上側の内フラップ6に
罫線25を設け、第1の上側の外フラップ4と第2の上
側の外フラップ8には切線26と罫線27からなる取手
28を設けて構成され、加湿機17を梱包するときは、
第1の上側の内フラップ1と第2の上側の内フラップ6
設けた罫線25から折り返して2重にして梱包する。
1の上側の内フラップ1と第2の上側の内フラップ6に
罫線25を設け、第1の上側の外フラップ4と第2の上
側の外フラップ8には切線26と罫線27からなる取手
28を設けて構成され、加湿機17を梱包するときは、
第1の上側の内フラップ1と第2の上側の内フラップ6
設けた罫線25から折り返して2重にして梱包する。
【0029】上記構成において、加湿機17の天面を第
1の上側の内フラップ1と第2の上側の内フラップ6を
2重にして緩衝性を増して保護できる。さらに、取手2
8を内側に押し込んで持ち運びするときには、第1の上
側の内フラップ1と第2の上側の内フラップ6を2重に
して空間を設けたため、指が掛かり易くなり持ち運びを
容易にすることができる。
1の上側の内フラップ1と第2の上側の内フラップ6を
2重にして緩衝性を増して保護できる。さらに、取手2
8を内側に押し込んで持ち運びするときには、第1の上
側の内フラップ1と第2の上側の内フラップ6を2重に
して空間を設けたため、指が掛かり易くなり持ち運びを
容易にすることができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、発砲スチ
ロ−ル材の廃止による廃却処理の軽減および緩衝材をな
くし、また梱包ケ−スの小型化を図り、さらに器具用プ
ラグの緩衝および保護を行い、落下時の器具用プラグの
破損を防止できるという効果のある電気機器の梱包装置
を提供できる。
ロ−ル材の廃止による廃却処理の軽減および緩衝材をな
くし、また梱包ケ−スの小型化を図り、さらに器具用プ
ラグの緩衝および保護を行い、落下時の器具用プラグの
破損を防止できるという効果のある電気機器の梱包装置
を提供できる。
【0031】また、梱包された電気機器の色などを梱包
ケ−スの透視窓から判別ができ、透視窓からの埃や異物
の侵入による汚れや傷つきを防止し、しかも安価に実現
できる効果のある電気機器の梱包装置を提供できる。
ケ−スの透視窓から判別ができ、透視窓からの埃や異物
の侵入による汚れや傷つきを防止し、しかも安価に実現
できる効果のある電気機器の梱包装置を提供できる。
【0032】また、緩衝性を上げながら、持ち運び易い
取手を安価に実現できる効果のある電気機器の梱包装置
を提供できる。
取手を安価に実現できる効果のある電気機器の梱包装置
を提供できる。
【図1】本発明の実施例1の加湿機の梱包装置の展開図
【図2】同断面図
【図3】同斜視図
【図4】同実施例2の加湿機の梱包装置の展開図
【図5】同斜視図
【図6】同断面図
【図7】同実施例3の加湿機の梱包装置の展開図
【図8】同斜視図
【図9】同断面図
【図10】従来の加湿機の梱包装置の断面図
【図11】同展開図
1 第1の内フラップ 3 背板 4 第1の外フラップ 6 第2の内フラップ 8 第2の外フラップ 12、19 切線 13、20 罫線 14、21 緩衝片 15、23 梱包ケ−ス 17 加湿機(電気機器) 18 器具用プラグ 22 透視窓 24 透明テ−プ 28 取手
Claims (3)
- 【請求項1】 ダンボ−ル紙のフラップを折り曲げ箱形
状に形成される梱包ケ−スと、下側の第1の内フラップ
に切線と罫線により上方に折り曲げられ、電気機器の一
面に当接する緩衝片を有し、この緩衝片を電源コ−ドを
接続する器具用プラグの近傍に設けてなる電気機器の梱
包装置。 - 【請求項2】 ダンボ−ル紙のフラップを折り曲げ箱形
状に形成される梱包ケ−スと、背板の下方中央部に切線
と罫線により内方に折り曲げられ、電気機器の一面に当
接する緩衝片を有し、前記緩衝片を折り曲げて形成され
る透視窓を梱包ケ−ス封緘用の透明テ−プで被覆してな
る電気機器の梱包装置。 - 【請求項3】 第1と第2の上側の内フラップを折り曲
げ2重にして電気機器の天面部を押さえ、第1と第2の
上側の外フラップに内方に向かい切り起こされた取手を
設けてなる電気機器の梱包装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25313097A JPH1191766A (ja) | 1997-09-18 | 1997-09-18 | 電気機器の梱包装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25313097A JPH1191766A (ja) | 1997-09-18 | 1997-09-18 | 電気機器の梱包装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1191766A true JPH1191766A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17246931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25313097A Pending JPH1191766A (ja) | 1997-09-18 | 1997-09-18 | 電気機器の梱包装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1191766A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006069592A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Kyocera Mita Corp | 梱包箱 |
JP2007197015A (ja) * | 2006-01-24 | 2007-08-09 | Itoki Corp | 包装体及びこれを用いた包装方法 |
JP2007276806A (ja) * | 2006-04-04 | 2007-10-25 | Epia:Kk | エアバッグ付のダンボール、紙製容器等の梱包容器 |
-
1997
- 1997-09-18 JP JP25313097A patent/JPH1191766A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006069592A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Kyocera Mita Corp | 梱包箱 |
JP2007197015A (ja) * | 2006-01-24 | 2007-08-09 | Itoki Corp | 包装体及びこれを用いた包装方法 |
JP2007276806A (ja) * | 2006-04-04 | 2007-10-25 | Epia:Kk | エアバッグ付のダンボール、紙製容器等の梱包容器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5251760A (en) | Shipping package | |
JP5724288B2 (ja) | 梱包体 | |
JP2003063569A (ja) | 梱包用緩衝材および梱包物 | |
JPH1191766A (ja) | 電気機器の梱包装置 | |
JP4269448B2 (ja) | 耐衝撃ディスク装置 | |
JP2000142672A (ja) | 付属品収納部付きカートン | |
JP2002053194A (ja) | 梱包装置 | |
JP4060933B2 (ja) | 緩衝機能付き包装体 | |
JP4064751B2 (ja) | 梱包用緩衝材 | |
JP3587244B2 (ja) | 包装構造 | |
EP2268551B1 (en) | Anti-shock packaging in particular for beverage dispensers | |
JPH08310560A (ja) | セラミックシートの梱包構造 | |
JP3213879B2 (ja) | 梱包用具 | |
JP3143311B2 (ja) | 梱包装置 | |
JP3387297B2 (ja) | 包装装置 | |
JPH1017067A (ja) | ふとん乾燥機の梱包装置 | |
JP2001039436A (ja) | 梱包材 | |
JPH0924988A (ja) | 包装方法及び包装装置 | |
JPH11236036A (ja) | 緩衝機能付き包装体 | |
KR200235390Y1 (ko) | 포장용상자 | |
JP2001097365A (ja) | 梱包材 | |
JPH10147372A (ja) | 製品の梱包構造 | |
JP2001080632A (ja) | 梱包装置 | |
JP2001240048A (ja) | 梱包材 | |
JP3353861B2 (ja) | 空気調和機の梱包装置 |