JP3213879B2 - 梱包用具 - Google Patents
梱包用具Info
- Publication number
- JP3213879B2 JP3213879B2 JP03328597A JP3328597A JP3213879B2 JP 3213879 B2 JP3213879 B2 JP 3213879B2 JP 03328597 A JP03328597 A JP 03328597A JP 3328597 A JP3328597 A JP 3328597A JP 3213879 B2 JP3213879 B2 JP 3213879B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- outer box
- packing tool
- tool according
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Buffer Packaging (AREA)
- Cartons (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、緩衝性に優れた梱
包方法およびその用具に関する。
包方法およびその用具に関する。
【０００２】
【従来の技術】抑々、こわれ易い内容物（被梱包物）の
搬送または貯蔵はむずかしいものであり、一般に詰物で
箱の中に押支え止めたり、動かないようにする固定用ア
タッチメントを使ったりして梱包がなされていた。しか
し乍ら、これ等手段はいずれも外箱に受けた衝撃が充分
に緩衝されずに内容物（被梱包物）に伝ってしまうもの
であって、落下等のような強い衝撃に耐え切れない場合
があった。
搬送または貯蔵はむずかしいものであり、一般に詰物で
箱の中に押支え止めたり、動かないようにする固定用ア
タッチメントを使ったりして梱包がなされていた。しか
し乍ら、これ等手段はいずれも外箱に受けた衝撃が充分
に緩衝されずに内容物（被梱包物）に伝ってしまうもの
であって、落下等のような強い衝撃に耐え切れない場合
があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実情に
鑑み、外箱に受けた衝撃を内容物（被梱包物）に伝わる
前に、弾性（伸縮）シートによる浮せ状態挟持手段によ
つて充分に吸収する新規の梱包用具を提供することを目
的とするものである。
鑑み、外箱に受けた衝撃を内容物（被梱包物）に伝わる
前に、弾性（伸縮）シートによる浮せ状態挟持手段によ
つて充分に吸収する新規の梱包用具を提供することを目
的とするものである。
【０００４】
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る梱包用具は、外周壁が縦向き補強リブ付
きの二重壁構造とされた皿形状を呈する１対の枠体を構
成し、これ等各枠体の開口面に弾性シートを配して当該
弾性シートの全周縁部を上記二重壁構造の外周壁の上面
に気密に接着剤を以て止着したことでシートの下面の枠
体内に密閉室を設け、またこれとは別個に外箱を構成
し、この外箱内に上記１対の枠体を収容して成るもので
あり、
に本発明に係る梱包用具は、外周壁が縦向き補強リブ付
きの二重壁構造とされた皿形状を呈する１対の枠体を構
成し、これ等各枠体の開口面に弾性シートを配して当該
弾性シートの全周縁部を上記二重壁構造の外周壁の上面
に気密に接着剤を以て止着したことでシートの下面の枠
体内に密閉室を設け、またこれとは別個に外箱を構成
し、この外箱内に上記１対の枠体を収容して成るもので
あり、
【０００６】そして、枠体を生分解性合成樹脂製薄板製
としたものであり、
としたものであり、
【０００７】また、外箱を段ボール状プラスチック板製
としたものであり、
としたものであり、
【０００８】また、外箱を段ボール状の生分解合成樹脂
板製としたものであり、
板製としたものであり、
【０００９】また、外箱を導電性を備えたプラスチック
板もしくは導電性を備えた紙板等導電性板製としたもの
である。
板もしくは導電性を備えた紙板等導電性板製としたもの
である。
【００１０】
【００１１】
【００１２】
【００１３】
【実施例】図に示す実施例は、生分解性合成樹脂製薄板
に圧絞加工を施して、外周壁１が縦向き補強リブ２付き
の二重壁構造とされた皿形状を呈する１対の枠体３、３
を得ると共にこの枠体３、３の開口面に弾性（伸縮）シ
ート４を配し且つ当該弾性シート４の全周縁部５を上記
二重壁構造の外周壁１の上面に気密に接着剤に６を以て
止着してシート４の下面の枠体３内に密閉室７を形成
し、またこれとは別個に生分解合成樹脂製の段ボール状
プラスチック板（通称、プラ段）を以て外箱８を構成
し、この外箱８と上記１対の枠体３、３をセットとして
ユーザーに呈するようにしたものである。
に圧絞加工を施して、外周壁１が縦向き補強リブ２付き
の二重壁構造とされた皿形状を呈する１対の枠体３、３
を得ると共にこの枠体３、３の開口面に弾性（伸縮）シ
ート４を配し且つ当該弾性シート４の全周縁部５を上記
二重壁構造の外周壁１の上面に気密に接着剤に６を以て
止着してシート４の下面の枠体３内に密閉室７を形成
し、またこれとは別個に生分解合成樹脂製の段ボール状
プラスチック板（通称、プラ段）を以て外箱８を構成
し、この外箱８と上記１対の枠体３、３をセットとして
ユーザーに呈するようにしたものである。
【００１４】ユーザーが使用するときには、先ず外箱８
の底面の上に一方の枠体３を入れたのちにこの一方枠体
３における弾性シート４の上面の中央に被梱包物（内容
物）１０を載置すると共にこの被梱包物１０の上に他方
の枠体３を、弾性シート４が下側となる状態で入れて当
該弾性シート４の中央個所を上記被梱包物（内容物）１
０の上面に圧接させ、次いで外箱８の蓋片９を閉止して
上記他方枠体３を僅かに押下し、よって被梱包物１０を
上下の弾性シート３、３により上下両側から挟み押支え
た浮し状態に保持し、そしてこれを搬送または貯蔵すれ
ばよい。
の底面の上に一方の枠体３を入れたのちにこの一方枠体
３における弾性シート４の上面の中央に被梱包物（内容
物）１０を載置すると共にこの被梱包物１０の上に他方
の枠体３を、弾性シート４が下側となる状態で入れて当
該弾性シート４の中央個所を上記被梱包物（内容物）１
０の上面に圧接させ、次いで外箱８の蓋片９を閉止して
上記他方枠体３を僅かに押下し、よって被梱包物１０を
上下の弾性シート３、３により上下両側から挟み押支え
た浮し状態に保持し、そしてこれを搬送または貯蔵すれ
ばよい。
【００１５】
【発明の効果】本発明に係る梱包用具によれば、上記し
たように内容物（被梱包物）を弾性シートによる浮せ状
態手段により搬送したり貯蔵したりできるものであっ
て、すなわち外箱に受けた衝撃を内容物に伝わる前に弾
性シートにより充分に吸収して内容物を衝撃から完全に
守れるものである。因に、２メートル上からの落下試験
でも大丈夫であった。また本発明に係る梱包用具は上記
したように内容物を衝撃から守る機能を充分に果すは勿
論であるが、この用具は上記のように弾性シートを張設
した１対の枠体と、当該枠体により被梱包物を挟持した
状態で収納する外箱とから成るので、ユーザーが使用す
るときには上記したように、外箱の中に一方の枠体を入
れる操作、内容物を入れる操作、他方の枠体を入れる操
作を順に行ったのち外箱の蓋片を閉止する操作を行うこ
とによって梱包を簡単且つ容易になし得る利便さがあ
り、またシートの下面に設けた密閉室の中の空気がエア
ークッションの役目を果すものであって、このエアーク
ッションと弾性シートの弾性を以て二重に緩衝機能を行
うものであり、請求項２に係る梱包用具は枠体が生分解
性合成樹脂製薄板製であるので自然環境の保護に好適で
あリ、同様に請求項４または５に係る梱包用具は外箱が
段ボール状の生分解合成樹脂板製であるので自然環境の
保護に好適であリ、また請求項３に係る梱包用具は外箱
が導電性を備えたプラスチック板もしくは導電性を備え
た紙板等導電性板製であるので、シールド性がよく内容
物を外部の磁力から保護するものである。
たように内容物（被梱包物）を弾性シートによる浮せ状
態手段により搬送したり貯蔵したりできるものであっ
て、すなわち外箱に受けた衝撃を内容物に伝わる前に弾
性シートにより充分に吸収して内容物を衝撃から完全に
守れるものである。因に、２メートル上からの落下試験
でも大丈夫であった。また本発明に係る梱包用具は上記
したように内容物を衝撃から守る機能を充分に果すは勿
論であるが、この用具は上記のように弾性シートを張設
した１対の枠体と、当該枠体により被梱包物を挟持した
状態で収納する外箱とから成るので、ユーザーが使用す
るときには上記したように、外箱の中に一方の枠体を入
れる操作、内容物を入れる操作、他方の枠体を入れる操
作を順に行ったのち外箱の蓋片を閉止する操作を行うこ
とによって梱包を簡単且つ容易になし得る利便さがあ
り、またシートの下面に設けた密閉室の中の空気がエア
ークッションの役目を果すものであって、このエアーク
ッションと弾性シートの弾性を以て二重に緩衝機能を行
うものであり、請求項２に係る梱包用具は枠体が生分解
性合成樹脂製薄板製であるので自然環境の保護に好適で
あリ、同様に請求項４または５に係る梱包用具は外箱が
段ボール状の生分解合成樹脂板製であるので自然環境の
保護に好適であリ、また請求項３に係る梱包用具は外箱
が導電性を備えたプラスチック板もしくは導電性を備え
た紙板等導電性板製であるので、シールド性がよく内容
物を外部の磁力から保護するものである。
【図１】本発明の実施例を示す使用状態の縦断面図であ
る。
る。
【図２】枠体の縦断面図である。
【図３】同じく底面図である。
【図４】全体を分解状態で示す断面略図である。
１ 外周壁 ２ 補強リブ ３ 枠体 ４ 弾性シート ５ 全周縁部 ６ 接着剤 ７ 密閉室 ８ 外箱 ９ 蓋片 １０ 被梱包物
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65D 81/07 B65D 5/50 101 B65B 55/20
Claims (5)
- 【請求項１】 外周壁が縦向き補強リブ付きの二重壁構
造とされた皿形状を呈する１対の枠体を構成し、これ等
各枠体の開口面に弾性シートを配して当該弾性シートの
全周縁部を上記二重壁構造の外周壁の上面に気密に接着
剤を以て止着したことでシートの下面の枠体内に密閉室
を設け、またこれとは別個に外箱を構成し、この外箱内
に上記１対の枠体を収容して成る梱包用具。 - 【請求項２】 請求項１に係る梱包用具であって、枠体
が、生分解性合成樹脂製薄板製である梱包用具。 - 【請求項３】 請求項１係る梱包用具であって、外箱
が、導電性を備えたプラスチック板もしくは導電性を備
えた紙板等導電性板製である梱包用具。 - 【請求項４】 請求項１係る梱包用具であって、外箱
が、段ボール状プラスチック板製である梱包用具。 - 【請求項５】 請求項１係る梱包用具であって、外箱
が、段ボール状の生分解合成樹脂板製である梱包用具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03328597A JP3213879B2 (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 梱包用具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03328597A JP3213879B2 (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 梱包用具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10218241A JPH10218241A (ja) | 1998-08-18 |
| JP3213879B2 true JP3213879B2 (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=12382271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03328597A Expired - Fee Related JP3213879B2 (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 梱包用具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3213879B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5051190B2 (ja) * | 2009-07-16 | 2012-10-17 | ブラザー工業株式会社 | カートリッジの梱包構造およびカバー部材 |
| CN105667909B (zh) * | 2014-11-19 | 2020-06-05 | 杭州永创智能设备股份有限公司 | 一种礼盒包装一体机 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1989008064A1 (en) * | 1988-02-29 | 1989-09-08 | Louis Herbert Ridgeway | Membrane packing |
| JPH0298563A (ja) * | 1988-09-26 | 1990-04-10 | Jiotetsuku:Kk | 包装構造 |
| JP3356845B2 (ja) * | 1993-10-21 | 2002-12-16 | 旭化成株式会社 | 簡易包装装置 |
| JPH07330034A (ja) * | 1994-06-07 | 1995-12-19 | Nippon Furuuto Kk | 包装装置 |
-
1997
- 1997-01-31 JP JP03328597A patent/JP3213879B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10218241A (ja) | 1998-08-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5251760A (en) | Shipping package | |
| CA1260878A (en) | Protective envelope device for packaging fragile articles | |
| JP5724288B2 (ja) | 梱包体 | |
| US8215488B2 (en) | System and method of packaging | |
| JP2003063569A (ja) | 梱包用緩衝材および梱包物 | |
| JP3213879B2 (ja) | 梱包用具 | |
| JP5209423B2 (ja) | ペリクル梱包構造体 | |
| JP4269448B2 (ja) | 耐衝撃ディスク装置 | |
| CN212951774U (zh) | 一种易碎品的瓦楞纸保护结构 | |
| CN111319853A (zh) | 一种防震防潮瓦楞箱 | |
| JP4442748B2 (ja) | 大型ペリクルの梱包方法 | |
| JP2002053194A (ja) | 梱包装置 | |
| EP0865996A2 (en) | A packaging article | |
| CN215707867U (zh) | 一种农产品运输用防护装置 | |
| CN218086491U (zh) | 一种抗冲击瓦楞纸包装纸箱 | |
| JPH1191766A (ja) | 電気機器の梱包装置 | |
| KR20020027761A (ko) | 포장용 완충용구 | |
| JP3019701U (ja) | 緩衝運搬函 | |
| JPH10147372A (ja) | 製品の梱包構造 | |
| TW201119917A (en) | Packing box structure | |
| JPH11189219A (ja) | 衝撃吸収包装方法及び包装用袋 | |
| JP3014442U (ja) | キノコ用パック | |
| JP2004224351A (ja) | 包装装置 | |
| JP2587800Y2 (ja) | 包装体 | |
| JP2601182Y2 (ja) | 電気機器収納用箱体の包装構造 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3213879 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080727 Year of fee payment: 7 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090727 Year of fee payment: 8 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |