JP3587244B2 - 包装構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばビデオカメラなどの被包装物を発泡スチロールからなる緩衝体を使用することなく包装する包装構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ビデオカメラなどの被包装物を包装する場合、一般に発泡スチロールからなる緩衝体が使用されている。ところが、発泡スチロールからなる緩衝体は焼却処理することにより高温になり、焼却炉を傷めるという問題があることから、最近では発泡スチロールからなる緩衝体に代わって段ボール板で作られた緩衝体が要望されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような課題を解決するもので、段ボール板で作られた緩衝体を用い、ビデオカメラなどの被包装物を効率良く包装することのできる包装構造を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明は、段ボール板からなる包装箱本体と、この包装箱本体の内部において被包装物を保護する段ボール板からなる緩衝体およびこの緩衝体の上に載せられる段ボール板からなる付属品トレーとを用い、付属品を受ける付属品トレーの上から包装箱本体側のフラップの板部で覆い、この上から取り扱い説明書が載せられた状態で上蓋となる包装箱本体側のフラップを閉じて被包装物を包装するように構成した包装構造であって、前記緩衝体は被包装物を載せて受けるための平面形状が矩形の底板部と、この底板部の下側に空間部を作るへく底板部の1組の対向側辺に連設された1組の板部と、この板部の下端に板部の外面に下端部内面が重なるように連設された1組の立ち上がり側板部と、前記底板部の他の組の対向側辺に連設された他の組の立ち上がり側板部と、前記1組の立ち上がり側板部の内、一方の立ち上がり側板部の上端に連設された上板部とを備えており、前記他の組の立ち上がり側板部はそれぞれ前記底板部の他の組の対向側辺に連設された外側側板部と、この外側側板部の上端に細幅状の板部を介して外側側板部の内側に位置するように連設された内側側板部とを備え、内側側板部の幅方向における両端近傍部には前記1組の立ち上がり側板部の両端近傍部に上端より下向きに適当長さ形成されたスリットに係合するスリットが下端より上向きに適当長さ形成されており、前記1組の立ち上がり側板部の両端近傍部においてスリットに対し各内側側板部のスリットを係合させることにより1組の立ち上がり側板部と他の組の立ち上がり側板部が組み合わさり、且つ他の組の立ち上がり側板部の外側側板部と内側側板部との間に緩衝用空間部が形成されるように構成し、前記1組の立ち上がり側板部の内、一方の立ち上がり側板部の上端に上板部が連設され、この上板部は一方の立ち上がり側板部の上端より少し下側の位置で一方の立ち上がり側板部に対し連設され、この上板部の先端部には他方の立ち上がり側板部の上端に形成された差し込み片に係合する差し込み孔部が形成されていることを要旨とするものである。
【0005】
この構成により、段ボール板で作られた緩衝体を用い、ビデオカメラなどの被包装物を効率良く包装することのできる包装構造を提供することができる。特に、本発明は包装箱本体の内部においてビデオカメラなどの被包装物を保護する段ボール板からなる緩衝体と、この緩衝体の上に載せられる段ボール板からなる付属品トレーとを用い、付属品を受ける付属品トレーの上から包装箱本体側のフラップの板部で覆い、この上から取り扱い説明書が載せられた状態で上蓋となる包装箱本体側のフラップを閉じて被包装物の包装を完了するものであり、さらに詳しくは前記緩衝体周りで緩衝作用を発揮するような空間部が存在することにより、被包装物の包装状態において誤って落下が生じても緩衝作用を発揮し、被包装物を安全に保護することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
先ず、図1〜図13に示す第1の実施の形態について説明すると、1は段ボール板からなる包装箱本体で、この包装箱本体1は2組の対向側板2,2、3,3と、この対向側板2,2、3,3の下端に連設された底板形成用フラップ4,4、5,5と、対向側板2,2、3,3の上端に連設されたフラップ6,6、7,7とを備えて平面形状が矩形に作られている。さらに詳しくは、前記底板形成用フラップ4,4、5,5は互いに組み合わせることにより底板を形成することができる構成となっている。また、前記対向側板2,2、3,3の上端に連設されたフラップ6,6、7,7の内、短辺側の対向側板3,3の上端に連設されるフラップ7,7は短辺側の対向側板3,3の上端部内面に重なる板部7a,7aと、この板部7a,7aに直角に折れ曲がるように連設された板部7b,7bとからなり、長辺側の対向側板2,2の上端に連設されるフラップ6,6の内、一方のフラップ6は一方の長辺側の側板2の上端部内面に重なる板部6aと、この板部6aに直角に折れ曲がるように連設され前記板部7b,7b上に載る板部6bとからなり、フラップ6,6の内、他方のフラップ6は包装箱本体1の上端全体を覆う大きさとなっていて上蓋となり、この他方のフラップ6の先端には一方の長辺側の側板2と一方のフラップ6の前記板部6aとの連設部に形成された差し込み孔部8に差し込まれる差し込み片9が連設され、またこの他方のフラップ6と差し込み片9との連設部に形成された差し込み孔部10に差し込まれる差し込み片11が前記一方の長辺側の側板2と前記板部6aとの連設部にまたがって切り込みを入れることにより形成されている。
【0007】
12は前記包装箱本体1の内部に例えばビデオカメラなどの被包装物13を保護した状態で収納するための段ボール板からなる緩衝体で、この緩衝体12は袋に入れられた被包装物13を載せて受けるための平面形状が矩形、詳しくは長方形の底板部14と、この底板部14の下側に空間部を作るへく底板部14の長辺側の対向側辺に連設された1組の板部15,15と、この板部15,15の下端に板部15,15の外面に下端部内面が重なるように連設された1組の立ち上がり側板部16,16と、前記底板部14の短辺側の対向側辺に連設された他の組の立ち上がり側板部17,17と、前記1組の立ち上がり側板部16,16の内、一方の立ち上がり側板部16の上端に連設された上板部18とを備えている。さらに詳しくは、前記他の組の立ち上がり側板部17,17はそれぞれ前記底板部14の短辺側の対向側辺に直接連設された外側側板部19と、この外側側板部19の上端に細幅状の板部20を介して外側側板部19の内側に位置するように連設された内側側板部21とを備え、内側側板部21の幅方向における両端近傍部には前記1組の立ち上がり側板部16,16の両端近傍部に上端より下向きに適当長さ形成されたスリット22,22に係合するスリット23,23が下端より上向きに適当長さ形成されており、前記1組の立ち上がり側板部16,16の両端近傍部においてスリット22,22に対し各内側側板部21のスリット23,23を係合させることにより1組の立ち上がり側板部16,16と他の組の立ち上がり側板部17,17が組み合わさり、且つ他の組の立ち上がり側板部17の外側側板部19と内側側板部21との間に緩衝用空間部24が形成される。つまり、前記1組の立ち上がり側板部16,16のスリット22,22の位置は1組の立ち上がり側板部16,16の両端より前記板部20の幅と同幅分おかれて設定され、前記スリット22,22に対しスリット23,23を係合させることにより前記外側側板部19と内側側板部21とが互いに平行な状態を保ち、外側側板部19と内側側板部21との間に緩衝用空間部24が形成されることになる。また、前記底板部14の長辺側の対向側辺に連設された1組の板部15,15の下端には長さ方向中央部に切り抜き孔25,25が形成され、また前記底板部14の長さ方向両端部で前記外側側板部19との連設部の位置で底板部14に角型の切り込みを入れて外側側板部19を立てたときに角型の切り込みで囲まれる板部26が外側側板部19と一体に下向きとなり、前記板部15,15および1組の立ち上がり側板部16,16の下端とともに板部26の下端が前記包装箱本体1の底板形成用フラップ4,4、5,5で形成される底板上に載ることになる。また、前記1組の立ち上がり側板部16,16の内、一方の立ち上がり側板部16の上端に連設された上板部18は一方の立ち上がり側板部16の上端より少し下側の位置で一方の立ち上がり側板部16に対し連設され、この上板部18の先端部には他方の立ち上がり側板部16の上端に形成された差し込み片27に係合する差し込み孔部28が形成されている。そして、上板部18が一方の立ち上がり側板部16の上端より少し下側の位置で連設されていることから、上板部18の先端の差し込み孔部28を他方の立ち上がり側板部16の上端の差し込み片27に係合させて閉じた状態において、上板部18の連設部における一方の立ち上がり側板部16の上端は切り欠き状態となり、また他方の立ち上がり側板部16の差し込み片27の形成部両側は切り欠き状態となり、さらに前記外側側板部19を立てて底板部14の長さ方向両端部の角型の切り込みで囲まれる板部26が下向きとなった状態において、底板部14の長さ方向両端部の角型の切り込みで囲まれる部分は開口状態となる。18aは前記差し込み孔部28の両側位置で上板部18の先端に連設された折り曲げ片で、この折り曲げ片18aは上板部18を閉じた状態において前記他方の立ち上がり側板部16の上端内面に重なるようになっている。さらに、前記内側側板部21のスリット23,23間で挟まれる部分は前記底板部14上に載り、スリット23の外側部分は前記包装箱本体1の底板上に載ることになる。
【0008】
29は前記包装箱本体1の内部で緩衝体12の上に載せられコード、リモコン、アダプターなどの付属品30を受けるための段ボール板からなる付属品トレーで、この付属品トレー29は付属品30を受ける平面形状が矩形、詳しくは長方形の底板部31と、この底板部31の長辺側の対向側辺に連設された1組の側板部32,32と、この側板部32,32の上端に連設された上板部33,33と、前記底板部31に切り込みで囲まれる部分を立て起こすことにより形成され上端より下向きに適当長さ形成されたスリット34を備えた仕切り板部35と、前記底板部31の短辺側の対向側辺に連設され先端近傍に前記スリット34に係合するスリット36,36を備えた仕切り板部37,37とからなり、前記仕切り板部35のスリット34と仕切り板部37,37のスリット36,36を係合させることにより底板部31上に形成された3つの収納部に付属品30を収納した状態において前記上板部33,33を閉じるようになっている。なお、前記各上板部33には前記側板部32との連設部近傍に切り抜き孔33aが形成されている。
【0009】
上記構成において、前記包装箱本体1の内部に例えばビデオカメラなどの被包装物13を保護した状態で収納するとき、先ず袋に入れられた被包装物13を前記緩衝体12の底板部14上に載せて緩衝体12で包み、これを包装箱本体1の内部に収納する。次に、緩衝体12の上から前記付属品30を包む付属品トレー29を載せ、その上から前記包装箱本体1のフラップ7,7の板部7b,7bで覆い、この板部7b,7bの上から前記包装箱本体1の一方のフラップ6の板部6bが重なり、この板部6b上に取り扱い説明書38が載せられた後、前記他方のフラップ6を閉じて前記差し込み孔部8に対する差し込み片9の差し込み、および前記差し込み孔部10に対する差し込み片11の差し込みにより他方のフラップ6の閉塞状態を保持するようになっている。
【0010】
なお、被包装物13を包んだ緩衝体12は前記板部15,15および1組の立ち上がり側板部16,16の下端とともに板部26の下端が包装箱本体1の底板形成用フラップ4,4、5,5で形成される底板上に載り、前記立ち上がり側板部17の外側側板部19の外面が包装箱本体1の短辺側の対向側板3,3の内面に当接し、立ち上がり側板部17の外側側板部19、板部20および内側側板部21の幅方向における両端が包装箱本体1の長辺側の対向側板2,2の内面に当接し、包装箱本体1の底板上面と底板部14の下面との間に空間部が形成され、包装箱本体1の長辺側の対向側板2,2の内面と立ち上がり側板部16,16の外面との間に空間部が形成され、さらに前記緩衝体12の上に載る付属品トレー29は前記底板部31の短辺側の対向側辺との連設部における仕切り板部37,37の外面が包装箱本体1の短辺側の対向側板3,3の内面に当接し、前記側板部32,32の外面が包装箱本体1の長辺側の対向側板2,2の内面に当接し、この付属品トレー29の底板部31の下面と前記緩衝体12の上板部18の上面との間に空間部が形成され、被包装物13の包装状態において誤って落下が生じても緩衝体12周りでの空間部の存在により緩衝作用を発揮し、被包装物13を安全に保護することができる。さらに詳しくは、前記緩衝体12において、上板部18の連設部における一方の立ち上がり側板部16の上端は切り欠き状態となり、また他方の立ち上がり側板部16の差し込み片27の形成部両側は切り欠き状態となり、さらに前記外側側板部19を立てて底板部14の長さ方向両端部の角型の切り込みで囲まれる板部26が下向きとなった状態において、底板部14の長さ方向両端部の角型の切り込みで囲まれる部分は開口状態となることから、これらの箇所において被包装物13の落下時における衝撃緩和効果が得られる。また、前記付属品トレー29においても前記各上板部33に形成されている切り抜き孔33aの存在により被包装物13の落下時における衝撃緩和効果が得られる。つまり、被包装物13を取り巻く材料(段ボール板)に適所において逃げ孔を作っておくことにより、衝撃緩和効果が向上するものである。
【0011】
次に、第2の実施の形態について説明すると、この第2の実施の形態において使用される包装箱本体1、付属品トレー29は前記第1の実施の形態と同様であるのでその詳細説明を省略するが、前記緩衝体12に代えて図14および図15に示すような緩衝体39を用いた。この第2の実施の形態の緩衝体39の構成は基本的には前記第1の実施の形態の緩衝体12とほぼ同様であるが、第1の実施の形態の緩衝体12と異なる点は、底板部14の長さ方向両端部に切り込みがなく、また外側側板部19と、この外側側板部19の上端に細幅状の板部20を介して外側側板部19の内側に位置するように連設された内側側板部21とからなる他の組の立ち上がり側板部17,17の内、一方の立ち上がり側板部17の上端が他方の立ち上がり側板部17の上端ならびに1組の立ち上がり側板部16,16の上端よりも低く構成され、この緩衝体39の中に収納された被包装物13の先端部(例えばレンズ部)13aを一方の立ち上がり側板部17の上端で受けるようにしてあり、また前記底板部14と1組の立ち上がり側板部16,16を繋ぐ1組の板部15,15の下端には長さ方向中央部に切り抜き孔40,40が形成され、この切り抜き孔40,40の形成により捨てられる材料を利用して底板部14から下向きに折れ曲がる板部41a,41bを連設し、一方の板部41aと他方の板部41bの上下方向の長さを異ならし、また緩衝体39の上端を覆う上板部がなく、1組の立ち上がり側板部16,16の上端には先端が包装箱本体1の長辺側の対向側板2,2の内面に当接する板部42,42を連設し、さらに1組の立ち上がり側板部16,16と板部42,42との連設部に切り抜き部43,43を形成するとともに板部42,42の先端にも切り欠き部44,44を形成して、この緩衝体39を包装箱本体1の中に収めたとき、板部42,42の先端が部分的に長辺側の対向側板2,2の内面に当接するようになっている。他の構成は前記第1の実施の形態と同様である。
【0012】
従って、この第2の実施の形態の緩衝体39を用いて包装箱本体1の内部に例えばビデオカメラなどの被包装物13を保護した状態で収納するとき、先ず被包装物13を前記緩衝体39の底板部14上に載せて緩衝体39で包み、これを包装箱本体1の内部に収納する。次に、上端が開口する緩衝体39の上から付属品30を包む付属品トレー29を載せ、その上から前記包装箱本体1のフラップ7,7の板部7b,7bで覆い、この板部7b,7bの上から前記包装箱本体1の一方のフラップ6の板部6bが重なり、この板部6b上に取り扱い説明書38が載せられた後、前記他方のフラップ6を閉じて前記差し込み孔部8に対する差し込み片9の差し込み、および前記差し込み孔部10に対する差し込み片11の差し込みにより他方のフラップ6の閉塞状態を保持する。
【0013】
このような包装状態において、誤って落下が生じても緩衝体39周りでの空間部の存在により緩衝作用を発揮し、被包装物13を安全に保護することができる。特に、1組の立ち上がり側板部16,16と板部42,42との連設部に切り抜き部43,43が形成され、板部42,42の先端にも切り欠き部44,44が形成されて、板部42,42の先端が部分的に長辺側の対向側板2,2の内面に当接するようになっていることから、上下方向ならびに側方向から受ける衝撃緩和効果が向上する。さらに、被包装物13が携帯式のビデオカメラである場合、ビデオカメラ本体に設けられる取っ手用ベルトが存在することにより、ビデオカメラを緩衝体39の底板部14上に載せたとき底板部14の中心ではなく左右何れかに偏った状態で載せられ、重量バランスが取れていないことが多いが、そのような場合でも前述のように前記一方の板部41aと他方の板部41bの上下方向の長さを異ならしてあることにより、長さの長い一方の板部41a側にビデオカメラ本体を位置させることにより、落下時における緩衝作用を発揮する。
【0014】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、段ボール板で作られた緩衝体を用い、ビデオカメラなどの被包装物を効率良く包装することのできる包装構造を提供することができる。特に、本発明は包装箱本体の内部においてビデオカメラなどの被包装物を保護する段ボール板からなる緩衝体と、この緩衝体の上に載せられる段ボール板からなる付属品トレーとを用い、付属品を受ける付属品トレーの上から包装箱本体側のフラップの板部で覆い、この上から取り扱い説明書が載せられた状態で上蓋となる包装箱本体側のフラップを閉じて被包装物の包装を完了するものであり、さらに詳しくは前記緩衝体周りで緩衝作用を発揮するような空間部が存在することにより、被包装物の包装状態において誤って落下が生じても緩衝作用を発揮し、被包装物を安全に保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における包装箱本体の展開図である。
【図2】同包装箱本体の組み立て状態を示す斜視図である。
【図3】同緩衝体の展開図である。
【図4】同緩衝体を組み立てて上板部を開き被包装物を収納する状態を示す斜視図である。
【図5】同緩衝体の上板部を閉じた状態を示す斜視図である。
【図6】同付属品トレーの展開図である。
【図7】同付属品トレーの組み立て途中の状態を示す斜視図である。
【図8】同付属品トレーに付属品を載せた状態を示す斜視図である。
【図9】同包装箱本体内に被包装物を収納した緩衝体と付属品を載せた付属品トレーを入れた状態を示す斜視図である。
【図10】同包装箱本体内の付属品トレーの上から包装箱本体側のフラップの板部で覆いこの上から取り扱い説明書を載せた状態を示す斜視図である。
【図11】同包装箱本体の上蓋となるフラップを閉じた状態を示す斜視図である。
【図12】図11のX−X断面図である。
【図13】図11のY−Y断面図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態における緩衝体の展開図である。
【図15】同緩衝体に被包装物を収納した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 包装箱本体
2,3 対向側板
4,5 底板形成用フラップ
6,7 フラップ
6a,6b 板部
7a,7b 板部
8 差し込み孔部
9 差し込み片
10 差し込み孔部
11 差し込み片
12 緩衝体
13 被包装物
13a 先端部
14 底板部
15 板部
16 1組の立ち上がり側板部
17 他の組の立ち上がり側板部
18 上板部
19 外側側板部
20 板部
21 内側側板部
22,23 スリット
24 緩衝用空間部
25 切り抜き孔
26 板部
27 差し込み片
28 差し込み孔部
29 付属品トレー
30 付属品
31 底板部
32 側板部
33 上板部
33a 切り抜き孔
34 スリット
35 仕切り板部
36 スリット
37 仕切り板部
39 緩衝体
40 切り抜き孔
41a,41b 板部
42 板部
43 切り抜き部
44 切り欠き部

Claims (1)

  1. 段ボール板からなる包装箱本体と、この包装箱本体の内部において被包装物を保護する段ボール板からなる緩衝体およびこの緩衝体の上に載せられる段ボール板からなる付属品トレーとを用い、付属品を受ける付属品トレーの上から包装箱本体側のフラップの板部で覆い、この上から取り扱い説明書が載せられた状態で上蓋となる包装箱本体側のフラップを閉じて被包装物を包装するように構成した包装構造であって、前記緩衝体は被包装物を載せて受けるための平面形状が矩形の底板部と、この底板部の下側に空間部を作るへく底板部の1組の対向側辺に連設された1組の板部と、この板部の下端に板部の外面に下端部内面が重なるように連設された1組の立ち上がり側板部と、前記底板部の他の組の対向側辺に連設された他の組の立ち上がり側板部と、前記1組の立ち上がり側板部の内、一方の立ち上がり側板部の上端に連設された上板部とを備えており、前記他の組の立ち上がり側板部はそれぞれ前記底板部の他の組の対向側辺に連設された外側側板部と、この外側側板部の上端に細幅状の板部を介して外側側板部の内側に位置するように連設された内側側板部とを備え、内側側板部の幅方向における両端近傍部には前記1組の立ち上がり側板部の両端近傍部に上端より下向きに適当長さ形成されたスリットに係合するスリットが下端より上向きに適当長さ形成されており、前記1組の立ち上がり側板部の両端近傍部においてスリットに対し各内側側板部のスリットを係合させることにより1組の立ち上がり側板部と他の組の立ち上がり側板部が組み合わさり、且つ他の組の立ち上がり側板部の外側側板部と内側側板部との間に緩衝用空間部が形成されるように構成し、前記1組の立ち上がり側板部の内、一方の立ち上がり側板部の上端に上板部が連設され、この上板部は一方の立ち上がり側板部の上端より少し下側の位置で一方の立ち上がり側板部に対し連設され、この上板部の先端部には他方の立ち上がり側板部の上端に形成された差し込み片に係合する差し込み孔部が形成されていることを特徴とする包装構造。
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