JPH1149240A - 緩衝材 - Google Patents

緩衝材

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JPH1149240A
JPH1149240A JP9205619A JP20561997A JPH1149240A JP H1149240 A JPH1149240 A JP H1149240A JP 9205619 A JP9205619 A JP 9205619A JP 20561997 A JP20561997 A JP 20561997A JP H1149240 A JPH1149240 A JP H1149240A
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JP
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packed
bent
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JP9205619A
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Shigeru Taniguchi
滋 谷口
Masahiko Okano
雅彦 岡野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 梱包箱及び被梱包物間の間隔を広くすること
ができ、もって落下時等の強い衝撃にも被梱包物の損傷
を少なくすることができる緩衝材の提供。 【解決手段】 住宅用分電盤 2の隣合う2つの側面 2b,
2bに対向する略L字状の対向部10と、この対向部の切溝
11より上部を折曲して住宅用分電盤の上面に当接する押
さえ部12と、対向部の内側方向又は外側方向に略筒状に
折曲された折り返し部13とを一枚の厚紙により一体形成
し、対向部を住宅用分電盤の側面2bに当接させるととも
に折り返し部13を梱包箱 1の内側面1bに当接させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、梱包箱の角部と被
梱包物の角部との間に配設されて被梱包物を衝撃から保
護する緩衝材に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、梱包箱に被梱包物を収納する場
合、外部の衝撃から被梱包物を保護する緩衝材が梱包箱
及び被梱包物間に配設される。このような緩衝材の一例
を図10に示す。
【0003】このものは、梱包箱(図示せず)と住宅用
分電盤 2(被梱包物)との間、かつ住宅用分電盤 2の長
手方向両側に配設される。なお、住宅用分電盤 2には、
窓孔8が形成されており、主幹開閉器のハンドルと分岐
開閉器のハンドルとを外部に突出させることができるよ
うになっている。緩衝材 Aは、ハンドルよりも上側に上
端が位置するようになっており、ハンドルの破損防止が
行えるようになっている。
【0004】緩衝材 Aは、段ボール等の一枚の厚紙によ
り一体形成され、住宅用分電盤 2の一側面に当接する主
片30と、この主片30の両側に連設されて住宅用分電盤 2
の隣合う側面に各々当接する両側片 31,31と、これらの
両側片 31,31に連設されて外側方向から両側片 31,31方
向に折り返された重合片32,32 とを有している。主片30
及び両側片 31,31間には切溝が形成され、この切溝より
も上側33を各々住宅用分電盤 2側に突出させて住宅用分
電盤 2の上面に当接させており、住宅用分電盤2の移動
を規制している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した緩衝材にあっ
ては、梱包箱及び被梱包物(住宅用分電盤)間に、その
まま厚み方向として配設されているので、梱包箱及び被
梱包物間の間隔が狭く、落下時等の強い衝撃が加わった
場合、被梱包物が損傷することがあった。特に、被梱包
物の四隅(角部の中心)に落下時の衝撃が加わった場
合、小さな面で衝撃を吸収することとなり、大損傷を引
き起こすという問題があった。
【0006】本発明は、かかる事由に鑑みて成されたも
のであり、その目的とするところは、梱包箱及び被梱包
物間の間隔を広くすることができ、もって落下時等の強
い衝撃にも被梱包物の損傷を少なくすることができる緩
衝材を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1記載の緩衝材は、梱包箱に収納した被
梱包物を保護するために梱包箱の各角部と被梱包物の各
角部との間に各々介在させる緩衝材であって、前記被梱
包物の各角部に沿って折曲形成されて被梱包物の隣合う
2つの側面に対向する略L字状の対向部と、この対向部
に被梱包物の隣合う2つの側面間で跨る切溝を設け、こ
の切溝より上部を被梱包物方向に折曲形成して該折曲し
た下端が被梱包物の上面に当接する押さえ部と、対向部
の下端に連設されて対向部の内側方向又は外側方向に略
筒状に折曲された折り返し部とを一枚の厚紙により一体
形成し、前記対向部及び折り返し部の一方を被梱包物の
側面に当接させるとともに対向部及び折り返し部の他方
を梱包箱の内側面に当接させた構成としてある。
【0008】請求項2記載の緩衝材は、請求項1のもの
の折り返し部は、対向部の下端に連設されて梱包箱の底
面に当接する底面当接片と、この底面当接片に連設され
て梱包箱の隣合う2つの内側面又は被梱包物の隣合う2
つの側面に当接する側面当接片と、この側面当接片に連
設されて対向片方向に折曲した折り返し片と、この折り
返し片に連設されて底面当接片方向に延出された対向部
当接片とを有して構成され、前記底面当接片と側面当接
片と折り返し片とは、対向部の角部の中心に対応する位
置が切断され、前記対向部当接片は、対向部の2つの側
面に跨って形成された構成としてある。
【0009】請求項3記載の緩衝材は、請求項1又は請
求項2のものの対向部又は折り返し部に引掛爪を設ける
とともに前記折り返し部又は対向部に引掛爪を引掛ける
引掛所を設けた構成としてある。
【0010】請求項4記載の緩衝材は、請求項1乃至請
求項3のものの折り返し部を被梱包物の隣合う2つの側
面に当接し得るよう対向部の内側に折曲し、該折り返し
部における対向部の角部に対応する位置を互いに噛み合
うよう切欠した構成としてある。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。 (実施形態1)本実施形態の緩衝材を図1乃至図5に基
づいて説明する。この緩衝材 Aは、図1に示すように、
一面開口の梱包箱 1に収納した住宅用分電盤 2(被梱包
物)を保護するために梱包箱 1の各角部 3と住宅用分電
盤 2の各角部 4との間に各々介在させるものである。
【0012】梱包箱 1は、底面1aに住宅用分電盤 2の下
面を当接させ、内側面1bを住宅用分電盤 2の側面に、各
覆片 5を住宅用分電盤 2の上面に各々対向させた状態で
住宅用分電盤 2を収納するものである。住宅用分電盤 2
は、図2に示すように、主幹開閉器や分岐開閉器を取着
した下箱 6及びこの下箱 6の開口を塞ぐ上箱 7により構
成されている。上箱 7には、主幹開閉器のハンドルや分
岐開閉器のハンドルを外部に突出させるための窓孔 8が
形成されており、外部から各開閉器の開閉操作ができる
ようになっている。そして、この住宅用分電盤 2の下面
2aが梱包箱 1の底面1aに当接し、側面2bが梱包箱 1の内
側面1bに、上面2cが覆片 5にそれぞれ対向した状態で梱
包箱 1内に収納される。
【0013】各緩衝材 Aは、住宅用分電盤 2の各角部 3
に沿って折曲形成されて住宅用分電盤 2の隣合う2つの
側面に対向する略L字状の対向部10と、この対向部10に
住宅用分電盤 2の隣合う2つの側面間で跨る切溝11(図
3参照)を設け、この切溝11よりも上部を住宅用分電盤
2方向に折曲して該折曲した下端 12aが住宅用分電盤2
の上面に当接する押さえ部12と、対向部10の下端に連設
されて対向部10の外側方向(梱包箱方向)に略筒状に折
曲された折り返し部13とを一枚の厚紙により一体形成し
ている。そして、これらの緩衝材 Aは、対向部10を住宅
用分電盤 2の側面2bに当接させるとともに折り返し部13
を梱包箱 1の内側面1bに当接させた状態で梱包箱 1の各
角部 3及び住宅用分電盤 2の各角部 4間に配設され、梱
包箱 1と被梱包物 2との間に略筒状の折り返し部13が位
置することとなり、梱包箱 1及び被梱包物 2間の間隔を
広くすることができ、もって落下時等の強い衝撃にも被
梱包物 2の損傷を少なくすることができる。
【0014】各対向部10における切溝11より下側の位置
には、切溝11に連設されて折り返し部13を引っ掛ける引
掛爪14が形成され、折り返し部13を対向部10に当接させ
た状態から変位しないようにしている。
【0015】折り返し部13は、対向部10の下端に連設さ
れて梱包箱 1の底面1aに当接する底面当接片15と、この
底面当接片15に連設されて梱包箱 1の内側面に当接する
側面当接片16と、この側面当接片16に連設されて対向片
10方向に折曲した折り返し片17と、この折り返し片17に
連設されて底面当接片15方向に延出された対向部当接片
18とを有して略筒状に形成されている。
【0016】底面当接片15と側面当接片16と折り返し片
17とは、図3及び図4に示すように、対向部10の角部の
中心に対応する位置が切断されており、図5に示すよう
に、容易に略90度折曲することができるようになってい
る。対向部当接片18は、図3に示すように、対向部10の
2つの側面に跨って形成されており、図5に示すよう
に、略90度折曲したときに対向部当接片18が対向部10の
折曲頂点に折り重ねられる。これにより、折り返し部13
が広がろうとするのを防止することができるようになっ
ており、緩衝材 A自体を梱包箱 1と住宅用分電盤 2との
間に挿入し易くできる。
【0017】また、この折り返し部13には、上述した対
向部10の引掛爪14を引掛ける引掛所19が設けられてお
り、この引掛所19に引掛爪14を引っ掛けることにより、
図4に示すように、対向部10を折曲する前でも折り返し
部13が広がろうとするのを防止することができ、緩衝材
A自体の組立作業性を向上させている。この引掛所19
は、図3に示すように、折り返し片17から一部が対向部
当接片18に跨がる形で切断溝20が形成され、この切断溝
20に沿って切り抜くことにより略長方形状に形成され
る。
【0018】次に、本実施形態1の緩衝材 Aの組立方法
を図3乃至図5に基づいて説明する。なお、図3におい
て実線は切断箇所を示し、破線は折曲箇所を示してい
る。
【0019】すなわち、先ず図3に示すように、実線に
沿って各箇所を切断する。次に、図4に示すように、折
り返し部13を破線に沿って折曲して略筒状に折り返す。
次に、図5に示すように、対向部10及び折り返し部13を
略90度折曲し、切溝11より上部を内側方向に折曲して押
さえ部12とするとともに、切溝11から連設された引掛爪
14を折り返し部13の引掛所19に引掛けることにより組み
立てられる。
【0020】なお、このように組み立てられた4つの緩
衝材 Aを各々梱包箱 1の各角部 3及び住宅用分電盤 2
(被梱包物)の各角部 4間に配設することにより、住宅
用分電盤 2及び梱包箱 1間の間隔(特に角部 3.4間)を
広くすることができ、もって落下時等の強い衝撃にも被
梱包物の損傷を少なくすることができる。 (実施形態2)本実施形態の緩衝材を図6に基づいて説
明する。実施形態1では、引掛爪14が対向部10のやや角
部近傍に形成されていたが、本実施形態2では、引掛爪
14を対向部10の両側方向に形成している。また、この引
掛爪14は、対向部10の一部を切欠した孔の両側から折り
返し部13方向に突出させている。さらに、引掛爪14を引
掛ける引掛所19は、折り返し部13の対向部当接片18に形
成されている。 (実施形態3)本実施形態の緩衝材を図7に基づいて説
明する。この実施形態3では、引掛爪14を対向部10の長
手方向両端に形成している。すなわち、図7に示すよう
に、対向部10の両端を端面から切込み、この切込みによ
り折曲可能な中央部を引掛爪14としている。また、引掛
所19は、折り返し部13の対向部当接片18の長手方向両端
に、引掛爪14同様、切込み形成されている。 (実施形態4)本実施形態の緩衝材を図8及び図9に基
づいて説明する。この実施形態4では、折り返し部13を
対向部10の内側、すなわち住宅用分電盤(図1及び図2
参照)側に折り返して折り返し部13を住宅用分電盤の側
面に当接させるとともに、対向部10を梱包箱(図1参
照)の内側面に当接させるものであり、対向部10の角部
の略中心にも折り返し部13の一部が臨むこととなり、梱
包箱の角部の略中心から衝撃が加わると住宅用分電盤に
衝撃が加わるよりも折り返し部13が先に変形することか
ら、更に落下時等の強い衝撃にも住宅用分電盤(被梱包
物)の損傷を少なくすることができる。
【0021】つまり、実施形態1乃至実施形態3によれ
ば、対向部10の角部の略中心に対応する位置で折り返し
部13が切断されており、この角部の略中心から衝撃が加
わった場合には、梱包箱 1の角部の略中心及び緩衝材 A
の角部の略中心間に隙間があるので、そのまま梱包箱 1
が潰れ易いのである。実施形態4では、梱包箱 1(実施
形態1参照)の角部の略中心及び緩衝材 Aの角部の略中
心間に隙間がなくなるので、梱包箱 1の角部の略中心か
ら衝撃が加わった場合にも、梱包箱 1が潰れにくいので
ある。
【0022】このように、本実施形態4では折り返し部
13を対向部10の内側に折曲するため、折り返し部13にお
ける対向部10の角部に対応する位置を互いに噛合うよう
切欠している。すなわち、図9に示すように、対向部10
の角部に対応する位置は、角部の中心よりも一方側の折
り返し部13を角部の中心において切断する実線 aに跨が
って2本の切断溝 bが形成されるとともに、この切断溝
bの基端に折曲線 cが形成されている。そして、図8に
示すように、切断溝 aから切断溝 bに沿って折曲線 cを
中心として内側に折り曲げ、この折り曲げられた部分
に、角部の中心よりも他方側の折り返し部13を挿入する
ことができるようになっている。
【0023】なお、実施形態1乃至実施形態3では、対
向部に引掛爪を設けるとともに折り返し部に引掛所を設
けているが、折り返し部に引掛爪を設けるとともに対向
部に引掛所を設けても良い。また、この引掛爪及び引掛
所を設けなくても折り返し部の対向部当接片が対向部の
2つの側面に跨って形成されているので、角部を中心に
折曲した状態では折り返し部が広がろうとするのを防止
できる。
【0024】また、実施形態4では、対向部及び折り返
し部に引掛爪及び引掛所を設けていないが、引掛爪及び
引掛所を設けても良い。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の緩衝材は、梱包箱に収納
した被梱包物を保護するために梱包箱の各角部と被梱包
物の各角部との間に各々介在させる緩衝材であって、前
記被梱包物の各角部に沿って折曲形成されて被梱包物の
隣合う2つの側面に対向する略L字状の対向部と、この
対向部に被梱包物の隣合う2つの側面間で跨る切溝を設
け、この切溝より上部を被梱包物方向に折曲形成して該
折曲した下端が被梱包物の上面に当接する押さえ部と、
対向部の下端に連設されて対向部の内側方向又は外側方
向に略筒状に折曲された折り返し部とを一枚の厚紙によ
り一体形成し、前記対向部及び折り返し部の一方を被梱
包物の側面に当接させるとともに対向部及び折り返し部
の他方を梱包箱の内側面に当接させているので、梱包箱
と被梱包物との間に略筒状の折り返し部が位置すること
となり、梱包箱及び被梱包物間の間隔を広くすることが
でき、もって落下時等の強い衝撃にも被梱包物の損傷を
少なくすることができる。
【0026】請求項2記載の緩衝材は、折り返し部は、
対向部の下端に連設されて梱包箱の底面に当接する底面
当接片と、この底面当接片に連設されて梱包箱の隣合う
2つの内側面又は被梱包物の隣合う2つの側面に当接す
る側面当接片と、この側面当接片に連設されて対向片方
向に折曲した折り返し片と、この折り返し片に連設され
て底面当接片方向に延出された対向部当接片とを有して
構成され、前記底面当接片と側面当接片と折り返し片と
は、対向部の角部の中心に対応する位置が切断されてい
るので、底面当接片と側面当接片と折り返し片との切断
した部分で梱包箱の隣合う2つの内側面又は被梱包物の
隣合う2つの側面に容易に分割でき、対向部を折曲する
作業が容易となる。また、対向部当接片は、対向部の2
つの側面に跨って形成されているので、対向部を折曲す
ると折り返し部の対向部当接片が対向部の折曲頂点に折
り重ねられることとなり、対向部当接片が対向部から抜
けにくくなる。このため、折り返し部が広がろうとする
のを防止することができ、請求項1記載の効果に加え、
緩衝材自体を梱包箱と住宅用分電盤との間に配設する作
業が容易となる。
【0027】請求項3記載の緩衝材は、対向部又は折り
返し部に引掛爪を設けるとともに前記折り返し部又は対
向部に引掛爪を引掛ける引掛所を設けているので、引掛
爪を引掛所に引掛けると、対向部を折曲しない場合にも
折り返し部が広がろうとするのを防止することができ、
請求項1又は請求項2記載の効果に加え、緩衝材自体の
組立作業が向上する。
【0028】請求項4記載の緩衝材は、折り返し部を被
梱包物の隣合う2つの側面に当接し得るよう対向部の内
側に折曲し、該折り返し部における対向部の角部に対応
する位置を互いに噛み合うよう切欠しているので、対向
部の角部の略中心にも折り返し部の一部が臨むこととな
り、梱包箱の角部の略中心から衝撃が加わると被梱包物
に衝撃が加わるよりも折り返し部が先に変形することか
ら、請求項1乃至請求項3記載の効果に加え、更に落下
時等の強い衝撃にも被梱包物の損傷を少なくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1を梱包箱及び被梱包物に組
み込んだ分解斜視図である。
【図2】同上の要部の分解斜視図である。
【図3】同上の展開図である。
【図4】同上の組立途中図である。
【図5】同上の組立終了図である。
【図6】本発明の実施形態2を示す斜視図である。
【図7】本発明の実施形態3を示す斜視図である。
【図8】本発明の実施形態4を示す斜視図である。
【図9】同上の展開図である。
【図10】従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 梱包箱 1b 梱包箱の内側面 2 住宅用分電盤(被梱包物) 2b 住宅用分電盤(被梱包物)の側面 3 梱包箱の角部 4 住宅用分電盤(被梱包物)の角部 10 対向部 11 切溝 12 押さえ部 13 折り返し部 A 緩衝材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 梱包箱に収納した被梱包物を保護するた
    めに梱包箱の各角部と被梱包物の各角部との間に各々介
    在させる緩衝材であって、 前記被梱包物の各角部に沿って折曲形成されて被梱包物
    の隣合う2つの側面に対向する略L字状の対向部と、こ
    の対向部に被梱包物の隣合う2つの側面間で跨る切溝を
    設け、この切溝より上部を被梱包物方向に折曲形成して
    該折曲した下端が被梱包物の上面に当接する押さえ部
    と、対向部の下端に連設されて対向部の内側方向又は外
    側方向に略筒状に折曲された折り返し部とを一枚の厚紙
    により一体形成し、前記対向部及び折り返し部の一方を
    被梱包物の側面に当接させるとともに対向部及び折り返
    し部の他方を梱包箱の内側面に当接させたことを特徴と
    する緩衝材。
  2. 【請求項2】 前記折り返し部は、対向部の下端に連設
    されて梱包箱の底面に当接する底面当接片と、この底面
    当接片に連設されて梱包箱の隣合う2つの内側面又は被
    梱包物の隣合う2つの側面に当接する側面当接片と、こ
    の側面当接片に連設されて対向片方向に折曲した折り返
    し片と、この折り返し片に連設されて底面当接片方向に
    延出された対向部当接片とを有して構成され、前記底面
    当接片と側面当接片と折り返し片とは、対向部の角部の
    中心に対応する位置が切断され、前記対向部当接片は、
    対向部の2つの側面に跨って形成されたことを特徴とす
    る請求項1記載の梱包材。
  3. 【請求項3】 前記対向部又は折り返し部に引掛爪を設
    けるとともに前記折り返し部又は対向部に引掛爪を引掛
    ける引掛所を設けたことを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載の梱包材。
  4. 【請求項4】 前記折り返し部を被梱包物の隣合う2つ
    の側面に当接し得るよう対向部の内側に折曲し、該折り
    返し部における対向部の角部に対応する位置を互いに噛
    み合うよう切欠したことを特徴とする請求項1乃至請求
    項3記載の緩衝材。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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