JPH11130059A - 収納容器 - Google Patents

収納容器

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JPH11130059A
JPH11130059A JP29377497A JP29377497A JPH11130059A JP H11130059 A JPH11130059 A JP H11130059A JP 29377497 A JP29377497 A JP 29377497A JP 29377497 A JP29377497 A JP 29377497A JP H11130059 A JPH11130059 A JP H11130059A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side wall
lid
parts
storage container
wall parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29377497A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadahiro Kamagata
唯弘 鎌形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aiwa Co Ltd filed Critical Aiwa Co Ltd
Priority to JP29377497A priority Critical patent/JPH11130059A/ja
Publication of JPH11130059A publication Critical patent/JPH11130059A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋部と側壁部との間に隙間を生じさせない。 【解決手段】 第1側壁部12に隣り合う一対の第2側
壁部14、16の上下の端部14A、16Aがそれぞれ
円弧状に突出して形成される。第1側壁部12の上部に
上蓋部22の基端部分が連結される。上蓋部22の先端
部分に被覆部26の基端側が連結され、被覆部26の先
端側に一段細くされた挿入片28が連結される。第1側
壁部12の下部に下蓋部24の基端部分が連結される。
下蓋部24の先端部分に被挿入部30の基端側が連結さ
れ、被挿入部30の基端側の部分に溝部30Aが貫通し
て設けられる。第3側壁部18の下側の端部に凹部18
Aが切り欠かれて形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、蓋部と側壁部と
の間に隙間を生じさせない収納容器に関し、携帯用のカ
セットプレーヤ等の製品の収納に適用可能なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば携帯用のカセットプレーヤ等の製
品を販売する際には、製品自体は小さいものの一般に収
納容器に製品を入れて販売店まで搬送していた。
【0003】ここで従来の収納容器による収納形態を図
9及び図10に示し、これら図に基づき従来技術を以下
に説明する。
【0004】図9に示すように、この箱状に形成された
収納容器110は、4面ある側壁部112の内の上蓋部
114及び下蓋部116の側端部に対向する側壁部11
2の上下部分に目隠し用の耳部118がそれぞれ設けら
れた構造となっており、例えば下蓋部116を閉鎖して
から製品を収納容器110内に収納し、最後に上蓋部1
14を閉鎖するようにされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の収
納容器110では、蓋部114、116の折り曲げが不
十分であったり、或いは耳部118の不十分な折り曲げ
に伴ってこの耳部118により蓋部114、116が押
し上げられて、図9に示すように蓋部114、116と
側壁部112との間に隙間Sが縦方向に沿って生じる傾
向を有していた。
【0006】他方、上記のように耳部118が折り曲げ
られた状態で収納容器110は使用されるので、計4か
所の耳部118をそれぞれ折り曲げる工程が必要とな
る。従って、隙間Sを無くすべく収納容器110の側壁
部112の端部に丸みを持たせたデザインにしようとす
る場合、図10に示すように、耳部118を細かく形成
してこれら細かい耳部118を全部確実に折り曲げる必
要が生じ、結果として梱包作業の作業効率が低下するお
それがあった。
【0007】また、この場合、耳部118をいくら細か
く形成しても角が残って、きれいな曲線にすることは困
難であった。
【0008】本発明は上記欠点を解消するためになされ
たもので、蓋部と側壁部との間に隙間を生じさせない収
納容器を提供することを第1の目的とし、また、作業効
率を高めつつ蓋部と側壁部との間に隙間を生じさせない
収納容器を提供することを第2の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1による収納容器
は、端部が弧状に突出して形成された側壁部と、側壁部
の端部を覆いつつ閉鎖され得る蓋部と、蓋部自身の弾性
により蓋部を側壁部の端部に沿って湾曲させて側壁部の
端部に当接しつつ蓋部を閉鎖した状態に維持し得る締結
部と、を有したことを特徴とする。
【0010】請求項2による収納容器は、請求項1に係
る収納容器において、蓋部の端部が弧状に突出して形成
されたことを特徴とする。
【0011】請求項1に係る収納容器の作用を以下に説
明する。弧状に突出して形成された側壁部の端部に沿っ
て蓋部が当接した状態で、蓋部が側壁部の端部を覆いつ
つ閉鎖される。この際に締結部が蓋部を引っ張って、蓋
部自身の弾性により蓋部を側壁部の端部に沿って湾曲さ
せて側壁部の端部に当接させつつ、蓋部を閉鎖した状態
に維持する。
【0012】従って、側壁部の端部に沿って湾曲させて
当接しつつ蓋部が閉鎖されるので、蓋部と側壁部との間
に隙間が生じないようになる。
【0013】請求項2に係る収納容器の作用を以下に説
明する。本請求項も請求項1と同様の構成を有している
が、さらに以下のように作用する。
【0014】本請求項では、蓋部の端部が弧状に突出し
て形成されている。従って、端部が弧状に突出している
ので、側壁部の端部に蓋部が確実に当接しつつ、蓋部が
閉鎖されるようになる。この為、耳部が無くとも側壁部
の端部に蓋部が当接し、横方向に側壁部が曲がったりし
ても、蓋部の突出した端部により側壁部の切断面や収納
容器の内部が見えないようになる。
【0015】つまり、側壁部に丸みを持たせたデザイン
にする場合には、収納容器の内部が見えないように耳部
を細かく形成する必要が生じるので、これに伴って、こ
れら耳部を全部折り曲げる必要が生じたり、細かく形成
した耳部であっても角が残って側壁部の端部をきれいな
曲線にできなかったりする欠点がある。
【0016】しかし、本請求項では、蓋部の端部が弧状
に突出しているので、耳部が無くとも側壁部の端部に蓋
部が確実に当接するようになり、耳部を折り曲げる必要
が無くなって、梱包作業の作業効率が向上すると共に、
側壁部の端部がきれいな曲線ともなる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明に係る収納容器の一実施の
形態を図1から図8に示し、これらの図に基づき本発明
の実施の形態を説明する。
【0018】図1に示すように、本実施の形態に係る収
納容器10は、素材となる段ボールを打ち抜いたものを
組み立てて形成されている。
【0019】以下に、本実施の形態に係る収納容器10
の各部を図に基づき説明する。図1に示す展開図のよう
に4つの側壁部12、14、16、18が並んで配置さ
れており、一点鎖線Aの部分で折り曲げると共にこの図
の左端側に位置する接合部20を右端側の側壁部18と
接着して、図2に示すように4面の側壁部12、14、
16、18をリング状に連結するようになっている。
【0020】一方、これら側壁部12、14、16、1
8の内の第1側壁部12に隣り合う一対の第2側壁部1
4、16の上下の端部14A、16Aは、それぞれ円弧
状に突出して形成されている。
【0021】また、第1側壁部12の上部には、側端部
22Aを円弧状に突出して形成した上蓋部22の基端部
分が、連結されている。この上蓋部22の先端部分に
は、第1側壁部12に対向して位置する第3側壁部18
を外側から覆う為の被覆部26の基端側が連結されてお
り、この被覆部26の先端側には、被覆部26に対して
一段細くされた挿入片28が連結されている。
【0022】さらに、第1側壁部12の下部には、側端
部24Aを円弧状に突出して形成した下蓋部24の基端
部分が、連結されている。この下蓋部24の先端部分に
は被挿入部30の基端側が連結されており、この被挿入
部30の基端側の部分には、挿入片28の大きさに合わ
せた大きさの溝部30Aが貫通して設けられている。
【0023】図1に示すように、第3側壁部18の下側
の端部には、挿入片28の大きさに合わせた大きさに凹
部18Aが切り欠かれて形成されている。つまり、これ
ら挿入片28、凹部18A及び溝部30A等により、締
結部32が構成されることになる。
【0024】そして、上記のように各部分が形成される
収納容器10の内寸法は、図4に示すように、カセット
プレーヤ等の製品40を内部に収納し得る大きさに形成
されている。
【0025】次に、本実施の形態に係る収納容器10の
組立及び本実施の形態による収納作業を説明する。
【0026】先ず、図1に示す形状の段ボールを折り曲
げると共に接合部20を接着して、図2に示す状態とす
る。
【0027】次に、図3に示すように、第1側壁部12
に対して下蓋部24を折り曲げると共に被挿入部30を
下蓋部24に対して折り曲げて、第3側壁部18の内側
に被挿入部30を入れて側壁部12、14、16、18
のX方向の位置を決め、この被挿入部30が第3側壁部
18の内側に入った状態で、図4に示すように製品40
を収納容器10内に入れる。
【0028】この後、図5及び図6に示すように第1側
壁部12に対して上蓋部22を折り曲げ、上蓋部22に
対して被覆部26を折り曲げ、さらに被覆部26に対し
て挿入片28を折り曲げることで、挿入片28を凹部1
8A内に押し込みつつ被挿入部30の溝部30Aに挿入
して、図7に示す状態として収納作業を完了する。
【0029】この結果、上蓋部22及び下蓋部24が第
2側壁部14、16の端部14A、16Aをそれぞれ覆
って、収納容器10の4つの側壁部12、14、16、
18に囲まれて形成された開口部が閉鎖される。そし
て、締結部32の溝部30Aに挿入された挿入片28
が、上蓋部22及び下蓋部24をそれぞれ引っ張り、こ
れら蓋部22、24自身の弾性によって、上蓋部22及
び下蓋部24を第2側壁部14、16の端部14A、1
6Aに沿って湾曲させて当接させ、この閉鎖された状態
を維持する。
【0030】次に、本実施の形態に係る収納容器10の
作用を説明する。円弧状に突出して形成された第2側壁
部14、16の上下の端部14A、16Aに沿って上蓋
部22及び下蓋部24が当接して、上蓋部22及び下蓋
部24が第2側壁部14、16の端部14A、16Aを
覆いつつ閉鎖される。この際に締結部32が、蓋部2
2、24自身の弾性によって、上蓋部22及び下蓋部2
4を第2側壁部14、16の端部14A、16Aに沿っ
て湾曲しつつ、この端部14A、16Aに当接した状態
に維持する。
【0031】従って、一対の第2側壁部14、16の上
下の端部14A、16Aに沿って湾曲されて当接しつつ
上蓋部22及び下蓋部24が閉鎖されるので、上蓋部2
2及び下蓋部24と第2側壁部14、16との間に隙間
が生じないようになる。
【0032】一方、本実施の形態では、上蓋部22及び
下蓋部24の側端部22A、24Aが円弧状に突出して
形成されている。従って、側端部22A、24Aが円弧
状に突出しているので、図8に示すように、第2側壁部
14、16の端部14A、16Aに蓋部22、24が確
実に当接しつつ、蓋部22、24が閉鎖されるようにな
る。
【0033】この為、耳部が無くとも第2側壁部14、
16の端部14A、16Aに蓋部22、24が確実に当
接し、横方向であるX方向に第2側壁部14、16が曲
がったりしても、蓋部22、24の突出した側端部22
A、24A(図8上、側端部22Aのみを示す)により
第2側壁部14、16の切断面や収納容器10の内部が
見えないようになる。
【0034】つまり、側壁部に丸みを持たせたデザイン
にする場合には、収納容器10の内部が見えないように
耳部を細かく形成する必要が生じるので、これに伴っ
て、これら耳部を全部折り曲げる必要が生じたり、細か
く形成した耳部であっても角が残って側壁部の端部をき
れいな曲線にできなかったりする欠点がある。
【0035】しかし、本実施の形態では、上蓋部22及
び下蓋部24の側端部22A、24Aが円弧状に突出し
ているので、耳部が無くとも第2側壁部14、16の端
部14A、16Aに上蓋部22及び下蓋部24が確実に
当接するようになり、結果として、耳部を折り曲げる必
要が無くなって、梱包作業の作業効率が向上すると共
に、側壁部の端部がきれいな曲線ともなる。
【0036】他方、本実施の形態では、丸みを帯びた外
観を収納容器10が有することになるので、通常のデザ
インの収納容器と異なって、展示効果が生じるようにも
なる。
【0037】尚、上記実施の形態では、第2側壁部1
4、16の上下の端部14A、16Aをそれぞれ円弧状
に突出して形成したが、第2側壁部14、16の上下の
何れかの端部のみを円弧状に突出させてもよく、また単
に弧状に端部を突出させても良い。
【0038】また、上記実施の形態では、カセットプレ
ーヤを収納する収納容器を例として説明したが、他の製
品を収納する収納容器に本発明を用いても良い。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明の収納容器に
よれば、蓋部と側壁部との間に隙間を生じさせないとい
う効果が得られるだけでなく、作業効率を高めつつ蓋部
と側壁部との間に隙間を生じさせないという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る収納容器の展開図
である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る収納容器の4つの
側壁部をリング状にした状態の斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る収納容器の下蓋部
を閉める際の斜視図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る収納容器に製品を
入れる際の斜視図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る収納容器の上蓋部
を閉める際の斜視図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る収納容器の上蓋部
を閉める際の断面図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る収納容器の側面図
である。
【図8】本発明の一実施の形態に係る収納容器の平面図
である。
【図9】従来の第1の収納容器の斜視図である。
【図10】従来の第2の収納容器の斜視図である。
【符号の説明】
10 収納容器 14 側壁部 16 側壁部 18A 凹部 22 上蓋部 24 下蓋部 28 挿入片 30A 溝部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部が弧状に突出して形成された側壁部
    と、 側壁部の端部を覆いつつ閉鎖され得る蓋部と、 蓋部自身の弾性により蓋部を側壁部の端部に沿って湾曲
    させて側壁部の端部に当接しつつ蓋部を閉鎖した状態に
    維持し得る締結部と、 を有したことを特徴とする収納容器。
  2. 【請求項2】 蓋部の端部が弧状に突出して形成された
    ことを特徴とする請求項1記載の収納容器。
JP29377497A 1997-10-27 1997-10-27 収納容器 Pending JPH11130059A (ja)

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JP29377497A JPH11130059A (ja) 1997-10-27 1997-10-27 収納容器

Applications Claiming Priority (1)

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JP29377497A JPH11130059A (ja) 1997-10-27 1997-10-27 収納容器

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JPH11130059A true JPH11130059A (ja) 1999-05-18

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ID=17799027

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JP29377497A Pending JPH11130059A (ja) 1997-10-27 1997-10-27 収納容器

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