JPH10119918A - 包装材への緩衝材取付方法 - Google Patents
包装材への緩衝材取付方法Info
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- JPH10119918A JPH10119918A JP8279093A JP27909396A JPH10119918A JP H10119918 A JPH10119918 A JP H10119918A JP 8279093 A JP8279093 A JP 8279093A JP 27909396 A JP27909396 A JP 27909396A JP H10119918 A JPH10119918 A JP H10119918A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 緩衝材を簡単に包装材に取付ける。
【解決手段】 箱1からなる包装材に、横断面略L字状
の筒状体からなる緩衝材4を取付ける方法である。箱1
に緩衝材取付用舌片6を一体に形成しておき、この舌片
6を緩衝材6内に挿入して緩衝材4の水平部7の下壁7a
に係合させることにより緩衝材4を取付ける。
の筒状体からなる緩衝材4を取付ける方法である。箱1
に緩衝材取付用舌片6を一体に形成しておき、この舌片
6を緩衝材6内に挿入して緩衝材4の水平部7の下壁7a
に係合させることにより緩衝材4を取付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、箱、トレー、被
包装物の稜線部に配置されて結束により固定されるアン
グル状稜線保護材等の包装材に、被包装物との間に介在
させられる緩衝材を取付ける方法に関する。
包装物の稜線部に配置されて結束により固定されるアン
グル状稜線保護材等の包装材に、被包装物との間に介在
させられる緩衝材を取付ける方法に関する。
【0002】
【従来の技術】包装用緩衝材としては、各種横断面形状
をした筒状体からなるものが用いられていた。ところ
で、このような緩衝材が使用のさいに位置ずれを起すと
被包装物が損傷することがあるので、従来は、接着剤や
両面粘着テープにより、予め緩衝材を包装材に取付けて
いた。
をした筒状体からなるものが用いられていた。ところ
で、このような緩衝材が使用のさいに位置ずれを起すと
被包装物が損傷することがあるので、従来は、接着剤や
両面粘着テープにより、予め緩衝材を包装材に取付けて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法で緩衝材を包装材に取付ける作業は面倒であるとい
う問題があった。特に、接着剤を用いる場合には、接着
剤が乾燥するのに時間がかかり、しかも接着剤が乾燥す
るまで抑えておく必要があって、その作業が極めて面倒
であった。
方法で緩衝材を包装材に取付ける作業は面倒であるとい
う問題があった。特に、接着剤を用いる場合には、接着
剤が乾燥するのに時間がかかり、しかも接着剤が乾燥す
るまで抑えておく必要があって、その作業が極めて面倒
であった。
【0004】この発明の目的は、上記問題を解決し、緩
衝材を簡単に包装材に取付けることのできる方法を提供
することにある。
衝材を簡単に包装材に取付けることのできる方法を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段と発明の効果】この発明に
よる第1の包装材への緩衝材取付方法は、箱、トレー、
被包装物の稜線部に配置されて結束により固定されるア
ングル状稜線保護材等の包装材に、筒状体からなる緩衝
材を取付ける方法であって、包装材に緩衝材取付用舌片
を一体に形成しておき、この舌片を緩衝材に係合させる
ことにより緩衝材を取付けることを特徴とするものであ
る。
よる第1の包装材への緩衝材取付方法は、箱、トレー、
被包装物の稜線部に配置されて結束により固定されるア
ングル状稜線保護材等の包装材に、筒状体からなる緩衝
材を取付ける方法であって、包装材に緩衝材取付用舌片
を一体に形成しておき、この舌片を緩衝材に係合させる
ことにより緩衝材を取付けることを特徴とするものであ
る。
【0006】上記において、箱、トレー、被包装物の稜
線部に配置されて結束により固定されるアングル状稜線
保護材等の包装材は、たとえば厚紙、段ボール等によっ
て形成される。
線部に配置されて結束により固定されるアングル状稜線
保護材等の包装材は、たとえば厚紙、段ボール等によっ
て形成される。
【0007】この発明の第1の包装材への緩衝材取付方
法によれば、包装材に緩衝材取付用舌片を一体に形成し
ておき、この舌片を緩衝材に係合させるだけで緩衝材を
包装材に取付けることができるので、従来の方法に比べ
て作業が簡単になる。
法によれば、包装材に緩衝材取付用舌片を一体に形成し
ておき、この舌片を緩衝材に係合させるだけで緩衝材を
包装材に取付けることができるので、従来の方法に比べ
て作業が簡単になる。
【0008】上記第1の方法において、緩衝材取付用舌
片を緩衝材内に入れ、緩衝材の周壁に係合させることが
ある。この場合、緩衝材の包装材への取付を強固に行う
ことができる。
片を緩衝材内に入れ、緩衝材の周壁に係合させることが
ある。この場合、緩衝材の包装材への取付を強固に行う
ことができる。
【0009】また、上記第1の方法において、包装材の
一部分を切起すことにより緩衝材取付用舌片を形成する
ことがある。この場合、舌片の形成を簡単に行うことが
できる。
一部分を切起すことにより緩衝材取付用舌片を形成する
ことがある。この場合、舌片の形成を簡単に行うことが
できる。
【0010】さらに、上記第1の方法において、包装材
に取付けるべき緩衝材の全長にわたりかつ緩衝材の一部
分が嵌まる孔を形成しておき、孔の両端部のうちのいず
れか一方に孔内方に突出した舌片を形成することがあ
る。この場合、緩衝材の包装材への取付をより強固に行
うことができる。
に取付けるべき緩衝材の全長にわたりかつ緩衝材の一部
分が嵌まる孔を形成しておき、孔の両端部のうちのいず
れか一方に孔内方に突出した舌片を形成することがあ
る。この場合、緩衝材の包装材への取付をより強固に行
うことができる。
【0011】この発明による第2の包装材への緩衝材取
付方法は、箱、トレー、被包装物の稜線部に配置されて
結束により固定されるアングル状稜線保護材等の包装材
に、筒状体からなる緩衝材を取付ける方法であって、板
状の緩衝材保持部材に緩衝材取付用舌片を一体に形成し
ておき、この舌片を緩衝材に係合させることにより緩衝
材を緩衝材保持部材に保持させ、包装材にスリットを形
成するとともに緩衝材保持部材にスリットに嵌入しうる
突片を一体に形成しておき、突片をスリットに嵌入する
ことにより緩衝材保持部材を包装材に取付け、これによ
り緩衝材を緩衝材保持部材を介して包装材に取付けるこ
とを特徴とするものである。
付方法は、箱、トレー、被包装物の稜線部に配置されて
結束により固定されるアングル状稜線保護材等の包装材
に、筒状体からなる緩衝材を取付ける方法であって、板
状の緩衝材保持部材に緩衝材取付用舌片を一体に形成し
ておき、この舌片を緩衝材に係合させることにより緩衝
材を緩衝材保持部材に保持させ、包装材にスリットを形
成するとともに緩衝材保持部材にスリットに嵌入しうる
突片を一体に形成しておき、突片をスリットに嵌入する
ことにより緩衝材保持部材を包装材に取付け、これによ
り緩衝材を緩衝材保持部材を介して包装材に取付けるこ
とを特徴とするものである。
【0012】この発明の第2の包装材への緩衝材取付方
法によれば、板状の緩衝材保持部材に緩衝材取付用舌片
を一体に形成しておき、この舌片を緩衝材に係合させる
ことにより緩衝材を緩衝材保持部材に保持させ、包装材
にスリットを形成するとともに緩衝材保持部材にスリッ
トに嵌入しうる突片を一体に形成しておき、突片をスリ
ットに嵌入することにより緩衝材保持部材を包装材に取
付け、これにより緩衝材を緩衝材保持部材を介して包装
材に取付けることができるので、従来の方法に比べて作
業が簡単になる。
法によれば、板状の緩衝材保持部材に緩衝材取付用舌片
を一体に形成しておき、この舌片を緩衝材に係合させる
ことにより緩衝材を緩衝材保持部材に保持させ、包装材
にスリットを形成するとともに緩衝材保持部材にスリッ
トに嵌入しうる突片を一体に形成しておき、突片をスリ
ットに嵌入することにより緩衝材保持部材を包装材に取
付け、これにより緩衝材を緩衝材保持部材を介して包装
材に取付けることができるので、従来の方法に比べて作
業が簡単になる。
【0013】上記第2の方法において、緩衝材取付用舌
片を緩衝材内に入れ、緩衝材の周壁に係合させることが
ある。この場合、緩衝材の緩衝材保持部材への取付け、
ひいては包装材への取付を強固に行うことができる。
片を緩衝材内に入れ、緩衝材の周壁に係合させることが
ある。この場合、緩衝材の緩衝材保持部材への取付け、
ひいては包装材への取付を強固に行うことができる。
【0014】また、上記第2の方法において、緩衝材保
持部材の一部分を切起すことにより緩衝材取付用舌片を
形成することがある。この場合、舌片の形成を簡単に行
うことができる。
持部材の一部分を切起すことにより緩衝材取付用舌片を
形成することがある。この場合、舌片の形成を簡単に行
うことができる。
【0015】さらに、上記第2の方法において、緩衝材
保持部材に取付けるべき緩衝材の全長にわたりかつ緩衝
材の一部分が嵌まる孔を形成しておき、孔の両端部のう
ちのいずれか一方に孔内方に突出した舌片を形成するこ
とがある。この場合、緩衝材の緩衝材保持部材への取付
け、ひいては包装材への取付をより強固に行うことがで
きる。
保持部材に取付けるべき緩衝材の全長にわたりかつ緩衝
材の一部分が嵌まる孔を形成しておき、孔の両端部のう
ちのいずれか一方に孔内方に突出した舌片を形成するこ
とがある。この場合、緩衝材の緩衝材保持部材への取付
け、ひいては包装材への取付をより強固に行うことがで
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
図面を参照して説明する。なお、全図面を通じて同一物
および同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
図面を参照して説明する。なお、全図面を通じて同一物
および同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0017】実施形態1 この実施形態は図1および図2に示すものであり、箱
(1) (包装材)内の底壁(2) と側壁(3) とよりなる入り
隅部に筒状緩衝材(4) を取付ける方法である。
(1) (包装材)内の底壁(2) と側壁(3) とよりなる入り
隅部に筒状緩衝材(4) を取付ける方法である。
【0018】図1および図2において、箱(1) の底壁
(2) における側壁(3) 近傍部分に、ヘアピン状の切込み
(5) を側壁(3) と平行になるように形成し、切込み(5)
に囲まれた部分を起すこと(切起し)により緩衝材取付
用舌片(6) を底壁(2) と一体に形成する。ついで、紙ま
たは紙を主体とする複合材で形成された横断面略L字状
の筒状体からなる緩衝材(4) を底壁(2) と側壁(3) とに
またがるように箱(1) 内の入り隅部に配し、この緩衝材
(4) の水平部(7) 内に、その一端開口から緩衝材取付用
舌片(6) を挿入する。そして、緩衝材取付用舌片(6)
を、緩衝材(4) の水平部(7) の下壁(7a)に係合させるこ
とにより緩衝材(4) を箱(1) に取付ける。
(2) における側壁(3) 近傍部分に、ヘアピン状の切込み
(5) を側壁(3) と平行になるように形成し、切込み(5)
に囲まれた部分を起すこと(切起し)により緩衝材取付
用舌片(6) を底壁(2) と一体に形成する。ついで、紙ま
たは紙を主体とする複合材で形成された横断面略L字状
の筒状体からなる緩衝材(4) を底壁(2) と側壁(3) とに
またがるように箱(1) 内の入り隅部に配し、この緩衝材
(4) の水平部(7) 内に、その一端開口から緩衝材取付用
舌片(6) を挿入する。そして、緩衝材取付用舌片(6)
を、緩衝材(4) の水平部(7) の下壁(7a)に係合させるこ
とにより緩衝材(4) を箱(1) に取付ける。
【0019】実施形態2 この実施形態は図3および図4に示すものであり、箱
(1) 内の底壁(2) と側壁(3) とよりなる入り隅部に緩衝
材(4) を取付ける方法である。
(1) 内の底壁(2) と側壁(3) とよりなる入り隅部に緩衝
材(4) を取付ける方法である。
【0020】図3および図4において、箱(1) の底壁
(2) における側壁(3) 近傍部分に、側壁(3) と平行でか
つ互いに平行な1対の直線状長尺スリット(10)と両長尺
スリット(10)の長さの中央部を結ぶ1つの直線状短尺ス
リット(11)を入れ、両長尺スリット(10)に挟まれた部分
における短尺スリット(11)の両側部分を起すこと(切起
し)により2つの緩衝材取付用舌片(12)を底壁(2) と一
体に形成する。ついで、緩衝材(4) を底壁(2) と側壁
(3) とにまたがるように箱(1) 内の入り隅部に配し、こ
の緩衝材(4) の水平部(7) 内に、その両端開口からそれ
ぞれ緩衝材取付用舌片(12)を挿入する。そして、両緩衝
材取付用舌片(12)を、それぞれ緩衝材(4) の水平部(7)
の下壁(7a)に係合させることにより緩衝材(4) を箱(1)
に取付ける。
(2) における側壁(3) 近傍部分に、側壁(3) と平行でか
つ互いに平行な1対の直線状長尺スリット(10)と両長尺
スリット(10)の長さの中央部を結ぶ1つの直線状短尺ス
リット(11)を入れ、両長尺スリット(10)に挟まれた部分
における短尺スリット(11)の両側部分を起すこと(切起
し)により2つの緩衝材取付用舌片(12)を底壁(2) と一
体に形成する。ついで、緩衝材(4) を底壁(2) と側壁
(3) とにまたがるように箱(1) 内の入り隅部に配し、こ
の緩衝材(4) の水平部(7) 内に、その両端開口からそれ
ぞれ緩衝材取付用舌片(12)を挿入する。そして、両緩衝
材取付用舌片(12)を、それぞれ緩衝材(4) の水平部(7)
の下壁(7a)に係合させることにより緩衝材(4) を箱(1)
に取付ける。
【0021】この実施形態の場合、緩衝材(4) の長さ方
向両側への位置ずれを確実に防止できる。
向両側への位置ずれを確実に防止できる。
【0022】実施形態3 この実施形態は図5および図6に示すものであり、箱
(1) 内の底壁(2) と側壁(3) とよりなる入り隅部に緩衝
材(4) を取付ける方法である。
(1) 内の底壁(2) と側壁(3) とよりなる入り隅部に緩衝
材(4) を取付ける方法である。
【0023】図5および図6において、箱(1) の底壁
(2) における側壁(3) 近傍部分に、側壁(3) と平行な同
一直線上に位置するように、2つの略U字状切込み(15)
をU字の開放部が互いに反対方向を向くように所定間隔
をおいて形成する。ついで、両切込み(15)に囲まれた部
分をそれぞれ起すこと(切起し)により2つの緩衝材取
付用舌片(16)を底壁(2) と一体に形成する。ついで、緩
衝材(4) を底壁(2) と側壁(3) とにまたがるように箱
(1) 内の入り隅部に配し、この緩衝材(4) の水平部(7)
内に、その両端開口からそれぞれ緩衝材取付用舌片(16)
を挿入する。そして、両緩衝材取付用舌片(16)を、それ
ぞれ緩衝材(4) の水平部(7) の下壁(7a)両端部に係合さ
せることにより緩衝材(4) を箱(1) に取付ける。
(2) における側壁(3) 近傍部分に、側壁(3) と平行な同
一直線上に位置するように、2つの略U字状切込み(15)
をU字の開放部が互いに反対方向を向くように所定間隔
をおいて形成する。ついで、両切込み(15)に囲まれた部
分をそれぞれ起すこと(切起し)により2つの緩衝材取
付用舌片(16)を底壁(2) と一体に形成する。ついで、緩
衝材(4) を底壁(2) と側壁(3) とにまたがるように箱
(1) 内の入り隅部に配し、この緩衝材(4) の水平部(7)
内に、その両端開口からそれぞれ緩衝材取付用舌片(16)
を挿入する。そして、両緩衝材取付用舌片(16)を、それ
ぞれ緩衝材(4) の水平部(7) の下壁(7a)両端部に係合さ
せることにより緩衝材(4) を箱(1) に取付ける。
【0024】この実施形態の場合も、緩衝材(4) の長さ
方向両側への位置ずれを確実に防止できる。
方向両側への位置ずれを確実に防止できる。
【0025】実施形態4 この実施形態は図7および図8に示すものであり、箱
(1) 内の底壁(2) と側壁(3) とよりなる入り隅部に緩衝
材(4) を取付ける方法である。
(1) 内の底壁(2) と側壁(3) とよりなる入り隅部に緩衝
材(4) を取付ける方法である。
【0026】図7および図8において、箱(1) の底壁
(2) における側壁(3) 近傍部分に、側壁(3) と平行にな
るように1つの略U字状切込み(20)を形成し、切込み(2
0)に囲まれた部分を起すこと(切起し)により1つの緩
衝材取付用舌片(21)を底壁(2)と一体に形成する。つい
で、緩衝材(4) を底壁(2) と側壁(3) とにまたがるよう
に箱(1) 内の入り隅部に配し、この緩衝材(4) の水平部
(7) 内に、その一端開口から緩衝材取付用舌片(21)を挿
入する。そして、緩衝材取付用舌片(21)を、緩衝材(4)
の水平部(7) の下壁(7a)一端部に係合させることにより
緩衝材(4) を箱(1) に取付ける。
(2) における側壁(3) 近傍部分に、側壁(3) と平行にな
るように1つの略U字状切込み(20)を形成し、切込み(2
0)に囲まれた部分を起すこと(切起し)により1つの緩
衝材取付用舌片(21)を底壁(2)と一体に形成する。つい
で、緩衝材(4) を底壁(2) と側壁(3) とにまたがるよう
に箱(1) 内の入り隅部に配し、この緩衝材(4) の水平部
(7) 内に、その一端開口から緩衝材取付用舌片(21)を挿
入する。そして、緩衝材取付用舌片(21)を、緩衝材(4)
の水平部(7) の下壁(7a)一端部に係合させることにより
緩衝材(4) を箱(1) に取付ける。
【0027】実施形態5 この実施形態は図9および図10に示すものであり、箱
(1) 内の底壁(2) と側壁(3) とよりなる入り隅部に緩衝
材(4) を取付ける方法である。
(1) 内の底壁(2) と側壁(3) とよりなる入り隅部に緩衝
材(4) を取付ける方法である。
【0028】図9および図10において、箱(1) の底壁
(2) における側壁(3) 近傍部分に、側壁(3) と平行な同
一直線上に位置するように、2つの略U字状切込み(25)
をU字の開放部が互いに反対方向を向くように所定間隔
をおいて形成する。ついで、両切込み(25)に囲まれた部
分をそれぞれ起すこと(切起し)により2つの緩衝材取
付用舌片(26)を底壁(2) と一体に形成する。ついで、緩
衝材(4) を底壁(2) と側壁(3) とにまたがるように箱
(1) 内の入り隅部に配し、この緩衝材(4) の水平部(7)
上に緩衝材取付用舌片(26)をのせる。そして、両緩衝材
取付用舌片(26)を、それぞれ緩衝材(4) の水平部(7) の
上壁(7b)両端部に係合させることにより緩衝材(4) を箱
(1) に取付ける。
(2) における側壁(3) 近傍部分に、側壁(3) と平行な同
一直線上に位置するように、2つの略U字状切込み(25)
をU字の開放部が互いに反対方向を向くように所定間隔
をおいて形成する。ついで、両切込み(25)に囲まれた部
分をそれぞれ起すこと(切起し)により2つの緩衝材取
付用舌片(26)を底壁(2) と一体に形成する。ついで、緩
衝材(4) を底壁(2) と側壁(3) とにまたがるように箱
(1) 内の入り隅部に配し、この緩衝材(4) の水平部(7)
上に緩衝材取付用舌片(26)をのせる。そして、両緩衝材
取付用舌片(26)を、それぞれ緩衝材(4) の水平部(7) の
上壁(7b)両端部に係合させることにより緩衝材(4) を箱
(1) に取付ける。
【0029】この実施形態の場合も、緩衝材(4) の長さ
方向両側への位置ずれを確実に防止できる。
方向両側への位置ずれを確実に防止できる。
【0030】実施形態6 この実施形態は図11および図12に示すものであり、
箱(1) 内の底壁(2) と側壁(3) とよりなる入り隅部に緩
衝材(4) を取付ける方法である。
箱(1) 内の底壁(2) と側壁(3) とよりなる入り隅部に緩
衝材(4) を取付ける方法である。
【0031】図11および図12において、箱(1) の底
壁(2) における側壁(3) 近傍部分に、取付けるべき緩衝
材(4) の全長にわたりかつ緩衝材(4) の水平部(7) の下
部が嵌まる長方形状の孔(30)を側壁(3) と平行になるよ
うに形成しておき、孔(30)の両端部の幅の中央部に、そ
れぞれ孔(30)内方に突出した緩衝材取付用舌片(31)を底
壁(2) と一体に形成する。ついで、緩衝材(4) を底壁
(2) と側壁(3) とにまたがるように箱(1) 内の入り隅部
に配し、この緩衝材(4) の水平部(7) の下部を孔(30)内
に嵌め入れる。ついで、緩衝材(4) の水平部(7) 内に、
その両端開口からそれぞれ緩衝材取付用舌片(31)を挿入
する。そして、両緩衝材取付用舌片(31)を、それぞれ緩
衝材(4) の水平部(7) の下壁(7a)両端部に係合させるこ
とにより緩衝材(4) を箱(1) に取付ける。
壁(2) における側壁(3) 近傍部分に、取付けるべき緩衝
材(4) の全長にわたりかつ緩衝材(4) の水平部(7) の下
部が嵌まる長方形状の孔(30)を側壁(3) と平行になるよ
うに形成しておき、孔(30)の両端部の幅の中央部に、そ
れぞれ孔(30)内方に突出した緩衝材取付用舌片(31)を底
壁(2) と一体に形成する。ついで、緩衝材(4) を底壁
(2) と側壁(3) とにまたがるように箱(1) 内の入り隅部
に配し、この緩衝材(4) の水平部(7) の下部を孔(30)内
に嵌め入れる。ついで、緩衝材(4) の水平部(7) 内に、
その両端開口からそれぞれ緩衝材取付用舌片(31)を挿入
する。そして、両緩衝材取付用舌片(31)を、それぞれ緩
衝材(4) の水平部(7) の下壁(7a)両端部に係合させるこ
とにより緩衝材(4) を箱(1) に取付ける。
【0032】この実施形態の場合、緩衝材(4) の長さ方
向両側への位置ずれを、実施形態2、3および5に比べ
てより確実に防止できる。
向両側への位置ずれを、実施形態2、3および5に比べ
てより確実に防止できる。
【0033】実施形態7 この実施形態は図13に示すものであり、箱(1) 内の底
壁(2) と側壁(3) とよりなる入り隅部に緩衝材(4) を取
付ける方法である。
壁(2) と側壁(3) とよりなる入り隅部に緩衝材(4) を取
付ける方法である。
【0034】図13において、2つの緩衝材取付用舌片
(35)を、長方形状孔(30)の幅方向にずれるように形成す
る。そして、上記実施形態6の場合と同様にして緩衝材
(4)を箱(1) に取付ける。
(35)を、長方形状孔(30)の幅方向にずれるように形成す
る。そして、上記実施形態6の場合と同様にして緩衝材
(4)を箱(1) に取付ける。
【0035】この実施形態の場合も、緩衝材(4) の長さ
方向両側への位置ずれを、実施形態2、3および5に比
べてより確実に防止できる。
方向両側への位置ずれを、実施形態2、3および5に比
べてより確実に防止できる。
【0036】実施形態8 この実施形態は図14および図15に示すものであり、
箱(1) 内における底壁(2) と第1および第2の側壁(3)
(40) とからなるコーナ部に2つの緩衝材(4) を取付け
る方法である。
箱(1) 内における底壁(2) と第1および第2の側壁(3)
(40) とからなるコーナ部に2つの緩衝材(4) を取付け
る方法である。
【0037】図14および図15において、底壁(2) に
おける第1の側壁(3) の近傍でかつ第2の側壁(40)から
所定距離離れた部分に、第1の側壁(3) と平行になるよ
うに1つの略U字状切込み(41)を、U字の開放部が第2
の側壁(40)とは反対方向を向くように形成し、切込み(4
1)に囲まれた部分を起すこと(切起し)により第1の緩
衝材取付用舌片(42)を底壁(2) と一体に形成する。ま
た、底壁(2) における第2の側壁(40)の近傍でかつ第1
の側壁(3) から所定距離離れた部分に、第2の側壁(40)
と平行になるように1つの略U字状切込み(43)を、U字
の開放部が第1の側壁(3) とは反対方向を向くように形
成し、切込み(43)に囲まれた部分を起すこと(切起し)
により第2の緩衝材取付用舌片(44)を底壁(2) と一体に
形成する。ついで、第1の緩衝材(4) を底壁(2) と第1
の側壁(3) とにまたがるように箱(1) 内の入り隅部に配
し、この緩衝材(4) の水平部(7) 内に、その第2の側壁
(40)とは反対側を向いた端の開口から第1緩衝材取付用
舌片(42)を挿入する。そして、第1緩衝材取付用舌片(4
2)を、緩衝材(4) の水平部(7) の下壁(7a)一端部に係合
させることにより第1緩衝材(4) を箱(1) に取付ける。
また、第2の緩衝材(4) を底壁(2) と第2の側壁(40)と
にまたがるように箱(1) 内の入り隅部に配し、この緩衝
材(4) の水平部(7) 内に、その第1の側壁(3) とは反対
側を向いた端の開口から第2緩衝材取付用舌片(44)を挿
入する。そして、第2緩衝材取付用舌片(44)を、緩衝材
(4) の水平部(7) の下壁(7a)一端部に係合させることに
より第2緩衝材(4) を箱(1) に取付ける。このとき、第
2の緩衝材(4) の第1側壁(3) 側の端部は第1側壁(3)
に当接し、第1の緩衝材(4) の第2側壁(40)側の端部は
第2の緩衝材(4) に当接している。
おける第1の側壁(3) の近傍でかつ第2の側壁(40)から
所定距離離れた部分に、第1の側壁(3) と平行になるよ
うに1つの略U字状切込み(41)を、U字の開放部が第2
の側壁(40)とは反対方向を向くように形成し、切込み(4
1)に囲まれた部分を起すこと(切起し)により第1の緩
衝材取付用舌片(42)を底壁(2) と一体に形成する。ま
た、底壁(2) における第2の側壁(40)の近傍でかつ第1
の側壁(3) から所定距離離れた部分に、第2の側壁(40)
と平行になるように1つの略U字状切込み(43)を、U字
の開放部が第1の側壁(3) とは反対方向を向くように形
成し、切込み(43)に囲まれた部分を起すこと(切起し)
により第2の緩衝材取付用舌片(44)を底壁(2) と一体に
形成する。ついで、第1の緩衝材(4) を底壁(2) と第1
の側壁(3) とにまたがるように箱(1) 内の入り隅部に配
し、この緩衝材(4) の水平部(7) 内に、その第2の側壁
(40)とは反対側を向いた端の開口から第1緩衝材取付用
舌片(42)を挿入する。そして、第1緩衝材取付用舌片(4
2)を、緩衝材(4) の水平部(7) の下壁(7a)一端部に係合
させることにより第1緩衝材(4) を箱(1) に取付ける。
また、第2の緩衝材(4) を底壁(2) と第2の側壁(40)と
にまたがるように箱(1) 内の入り隅部に配し、この緩衝
材(4) の水平部(7) 内に、その第1の側壁(3) とは反対
側を向いた端の開口から第2緩衝材取付用舌片(44)を挿
入する。そして、第2緩衝材取付用舌片(44)を、緩衝材
(4) の水平部(7) の下壁(7a)一端部に係合させることに
より第2緩衝材(4) を箱(1) に取付ける。このとき、第
2の緩衝材(4) の第1側壁(3) 側の端部は第1側壁(3)
に当接し、第1の緩衝材(4) の第2側壁(40)側の端部は
第2の緩衝材(4) に当接している。
【0038】実施形態9 この実施形態は図16に示すものであり、箱(1) 内にお
ける第1の側壁(3) と第2の側壁(40)とからなる入り隅
部に円筒状緩衝材(50)を取付ける方法である。
ける第1の側壁(3) と第2の側壁(40)とからなる入り隅
部に円筒状緩衝材(50)を取付ける方法である。
【0039】図16において、第2の側壁(40)の上端に
連なって形成された蓋(51)における第1の側壁(3) 側の
縁部を、第2の側壁(40)との連接部を残して所定長さに
わたって帯状に切ることにより、緩衝材取付用舌片(52)
を第2の側壁(40)と一体に形成する。ついで、紙または
紙を主体とする複合材で形成された横断面円形の筒状体
からなる緩衝材(50)を、箱(1) 内における両側壁(3)(4
0) により形成される入り隅部に配し、この緩衝材(50)
内にその上端開口から緩衝材取付用舌片(52)を挿入す
る。そして、緩衝材取付用舌片(52)を、緩衝材(50)の周
壁の一部に係合させることにより緩衝材(50)を箱(1) に
取り付ける。
連なって形成された蓋(51)における第1の側壁(3) 側の
縁部を、第2の側壁(40)との連接部を残して所定長さに
わたって帯状に切ることにより、緩衝材取付用舌片(52)
を第2の側壁(40)と一体に形成する。ついで、紙または
紙を主体とする複合材で形成された横断面円形の筒状体
からなる緩衝材(50)を、箱(1) 内における両側壁(3)(4
0) により形成される入り隅部に配し、この緩衝材(50)
内にその上端開口から緩衝材取付用舌片(52)を挿入す
る。そして、緩衝材取付用舌片(52)を、緩衝材(50)の周
壁の一部に係合させることにより緩衝材(50)を箱(1) に
取り付ける。
【0040】実施形態10 この実施形態は図17に示すものであり、被包装物の稜
線部に配置されて結束により固定されるアングル状稜線
保護材(55)(包装材)に2つの緩衝材(4) を取付ける方
法である。
線部に配置されて結束により固定されるアングル状稜線
保護材(55)(包装材)に2つの緩衝材(4) を取付ける方
法である。
【0041】図17において、アングル状稜線保護材(5
5)の水平壁(56)に、取付けるべき緩衝材(4) の全長にわ
たりかつ緩衝材(4) の水平部(7) の下部が嵌まる長方形
状の2つの孔(57)をその長さ方向に間隔をおき、かつ垂
直壁(58)と平行になるように形成しておき、各孔(57)の
両端部の幅の中央部に、それぞれ孔(57)内方に突出した
緩衝材取付用舌片(59)を水平壁(56)と一体に形成する。
ついで、緩衝材(4) を両壁(56)(58)にまたがるように稜
線保護材(55)の入り隅部に配し、この緩衝材(4) の水平
部(7) の下部を孔(57)内に嵌め入れる。ついで、緩衝材
(4) の水平部(7) 内に、その両端開口からそれぞれ緩衝
材取付用舌片(58)を挿入する。そして、両緩衝材取付用
舌片(58)を、それぞれ緩衝材(4) の水平部(7) の下壁(7
a)両端部に係合させることにより緩衝材(4) をアングル
状稜線保護材(55)に取付ける。
5)の水平壁(56)に、取付けるべき緩衝材(4) の全長にわ
たりかつ緩衝材(4) の水平部(7) の下部が嵌まる長方形
状の2つの孔(57)をその長さ方向に間隔をおき、かつ垂
直壁(58)と平行になるように形成しておき、各孔(57)の
両端部の幅の中央部に、それぞれ孔(57)内方に突出した
緩衝材取付用舌片(59)を水平壁(56)と一体に形成する。
ついで、緩衝材(4) を両壁(56)(58)にまたがるように稜
線保護材(55)の入り隅部に配し、この緩衝材(4) の水平
部(7) の下部を孔(57)内に嵌め入れる。ついで、緩衝材
(4) の水平部(7) 内に、その両端開口からそれぞれ緩衝
材取付用舌片(58)を挿入する。そして、両緩衝材取付用
舌片(58)を、それぞれ緩衝材(4) の水平部(7) の下壁(7
a)両端部に係合させることにより緩衝材(4) をアングル
状稜線保護材(55)に取付ける。
【0042】この実施形態の場合、緩衝材(4) の長さ方
向両側への位置ずれを、実施形態2、3および5に比べ
てより確実に防止できる。
向両側への位置ずれを、実施形態2、3および5に比べ
てより確実に防止できる。
【0043】実施形態11 この実施形態は図18に示すものであり、アングル状稜
線保護材(55)に緩衝材(4) を取付ける方法である。
線保護材(55)に緩衝材(4) を取付ける方法である。
【0044】図18において、アングル状稜線保護材(5
5)の2つの壁(56)(58)にまたがって、取付けるべき緩衝
材(4) の全長にわたりかつ緩衝材(4) の一部分が嵌まる
孔(60)をその長さ方向に間隔をおいて形成しておき、各
孔(60)における稜線保護材(55)の水平壁(56)に存在する
部分の右端部の幅の中央部に孔(60)内方(左方)に突出
した緩衝材取付用舌片(61)を水平壁(56)と一体に形成す
る。また、各孔(60)における稜線保護材(55)の垂直壁(5
8)に存在する部分の左端部の幅の中央部に孔(60)内方
(右方)に突出した緩衝材取付用舌片(62)を壁(58)と一
体に形成する。ついで、緩衝材(4) を両壁(56)(58)にま
たがるようにアングル状稜線保護材(55)の入り隅部に配
するとともに、この緩衝材(4) の外側部分を孔(60)内に
嵌め入れる。ついで、緩衝材(4) 内にその両端開口から
それぞれ緩衝材取付用舌片(61)(62)を挿入する。そし
て、右側の緩衝材取付用舌片(61)を緩衝材(4) の水平部
(7) の下壁(7a)右端部に係合させるとともに、左側の緩
衝材取付用舌片(62)を緩衝材(4) の垂直部(63)の外側壁
(63a) 左端部に係合させることにより緩衝材(4) をアン
グル状稜線保護材(55)に取付ける。
5)の2つの壁(56)(58)にまたがって、取付けるべき緩衝
材(4) の全長にわたりかつ緩衝材(4) の一部分が嵌まる
孔(60)をその長さ方向に間隔をおいて形成しておき、各
孔(60)における稜線保護材(55)の水平壁(56)に存在する
部分の右端部の幅の中央部に孔(60)内方(左方)に突出
した緩衝材取付用舌片(61)を水平壁(56)と一体に形成す
る。また、各孔(60)における稜線保護材(55)の垂直壁(5
8)に存在する部分の左端部の幅の中央部に孔(60)内方
(右方)に突出した緩衝材取付用舌片(62)を壁(58)と一
体に形成する。ついで、緩衝材(4) を両壁(56)(58)にま
たがるようにアングル状稜線保護材(55)の入り隅部に配
するとともに、この緩衝材(4) の外側部分を孔(60)内に
嵌め入れる。ついで、緩衝材(4) 内にその両端開口から
それぞれ緩衝材取付用舌片(61)(62)を挿入する。そし
て、右側の緩衝材取付用舌片(61)を緩衝材(4) の水平部
(7) の下壁(7a)右端部に係合させるとともに、左側の緩
衝材取付用舌片(62)を緩衝材(4) の垂直部(63)の外側壁
(63a) 左端部に係合させることにより緩衝材(4) をアン
グル状稜線保護材(55)に取付ける。
【0045】この実施形態の場合、緩衝材(4) の長さ方
向両側への位置ずれを、実施形態2、3および5に比べ
てより確実に防止できる。
向両側への位置ずれを、実施形態2、3および5に比べ
てより確実に防止できる。
【0046】実施形態12 この実施形態は図19および図20に示すものであり、
トレー(65)(包装材)の底壁(66)に緩衝材(67)を取付け
る方法である。
トレー(65)(包装材)の底壁(66)に緩衝材(67)を取付け
る方法である。
【0047】図19および図20において、トレー(65)
の底壁(66)における側壁(68)と平行な2つの直線上に、
それぞれ2つの略U字状切込み(69)をU字の開放部が互
いに反対方向を向くように所定間隔をおいて形成する。
ついで、両切込み(69)に囲まれた部分をそれぞれ起すこ
と(切起し)により緩衝材取付用舌片(70)を底壁(66)と
一体に形成する。ついで、紙または紙を主体とする複合
材で形成された横断面略凸形の筒状体からなる2つの緩
衝材(67)をトレー(65)内に配し、各緩衝材(67)内に、そ
の両端開口からそれぞれ緩衝材取付用舌片(70)を挿入す
る。そして、両緩衝材取付用舌片(70)を、それぞれ各緩
衝材(67)の下壁(71)両端部に係合させることにより緩衝
材(67)をトレー(65)に取付ける。
の底壁(66)における側壁(68)と平行な2つの直線上に、
それぞれ2つの略U字状切込み(69)をU字の開放部が互
いに反対方向を向くように所定間隔をおいて形成する。
ついで、両切込み(69)に囲まれた部分をそれぞれ起すこ
と(切起し)により緩衝材取付用舌片(70)を底壁(66)と
一体に形成する。ついで、紙または紙を主体とする複合
材で形成された横断面略凸形の筒状体からなる2つの緩
衝材(67)をトレー(65)内に配し、各緩衝材(67)内に、そ
の両端開口からそれぞれ緩衝材取付用舌片(70)を挿入す
る。そして、両緩衝材取付用舌片(70)を、それぞれ各緩
衝材(67)の下壁(71)両端部に係合させることにより緩衝
材(67)をトレー(65)に取付ける。
【0048】実施形態13 この実施形態は図21に示すものであり、箱(1) の底壁
(2) と側壁(3) とよりなる入り隅部に、板状の緩衝材保
持部材(75)を介して緩衝材(4) を取付ける方法である。
(2) と側壁(3) とよりなる入り隅部に、板状の緩衝材保
持部材(75)を介して緩衝材(4) を取付ける方法である。
【0049】図21において、紙または紙を主体とする
複合材で形成された長方形状の板状緩衝材保持部材(75)
に、取付けるべき緩衝材(4) の全長にわたりかつ緩衝材
(4)の水平部(7) の下部が嵌まる長方形状の孔(76)を形
成しておき、孔(76)の両端部の幅の中央部に、それぞれ
孔(76)内方に突出した緩衝材取付用舌片(77)を一体に形
成する。また、緩衝材保持部材(75)の1つの長辺部分に
突片(78)を一体に形成する。さらに、箱(1) の側壁(3)
に突片(78)が嵌入しうるスリット(79)を形成する。つい
で、緩衝材(4) の水平部(7) の下部を孔(76)内に嵌め入
れる。ついで、緩衝材(4) の水平部(7) 内にその両端開
口からそれぞれ緩衝材取付用舌片(77)を挿入し、両緩衝
材取付用舌片(77)を、それぞれ緩衝材(4) の水平部(7)
の下壁(7a)両端部に係合させることにより緩衝材(4) を
緩衝材保持部材(75)に取付ける。その後、緩衝材保持部
材(75)の突片(78)を箱(1) のスリット(79)に嵌め入れ
る。こうして、緩衝材(4) を緩衝材保持部材(75)を介し
て箱(1) に取付ける。
複合材で形成された長方形状の板状緩衝材保持部材(75)
に、取付けるべき緩衝材(4) の全長にわたりかつ緩衝材
(4)の水平部(7) の下部が嵌まる長方形状の孔(76)を形
成しておき、孔(76)の両端部の幅の中央部に、それぞれ
孔(76)内方に突出した緩衝材取付用舌片(77)を一体に形
成する。また、緩衝材保持部材(75)の1つの長辺部分に
突片(78)を一体に形成する。さらに、箱(1) の側壁(3)
に突片(78)が嵌入しうるスリット(79)を形成する。つい
で、緩衝材(4) の水平部(7) の下部を孔(76)内に嵌め入
れる。ついで、緩衝材(4) の水平部(7) 内にその両端開
口からそれぞれ緩衝材取付用舌片(77)を挿入し、両緩衝
材取付用舌片(77)を、それぞれ緩衝材(4) の水平部(7)
の下壁(7a)両端部に係合させることにより緩衝材(4) を
緩衝材保持部材(75)に取付ける。その後、緩衝材保持部
材(75)の突片(78)を箱(1) のスリット(79)に嵌め入れ
る。こうして、緩衝材(4) を緩衝材保持部材(75)を介し
て箱(1) に取付ける。
【0050】上記実施形態1〜7および13の箱への緩
衝材取付方法は、トレーやアングル状稜線保護材への緩
衝材の取付けにも適用可能である。また、上記実施形態
8の箱への緩衝材取付方法は、トレーへの緩衝材の取付
けにも適用可能である。また、上記実施形態10および
11のアングル状稜線保護材への緩衝材取付方法は、箱
やトレーへの緩衝材の取付けにも適用可能である。さら
に、上記実施形態12のトレーへの緩衝材取付方法は、
箱への緩衝材の取付けにも適用可能である。
衝材取付方法は、トレーやアングル状稜線保護材への緩
衝材の取付けにも適用可能である。また、上記実施形態
8の箱への緩衝材取付方法は、トレーへの緩衝材の取付
けにも適用可能である。また、上記実施形態10および
11のアングル状稜線保護材への緩衝材取付方法は、箱
やトレーへの緩衝材の取付けにも適用可能である。さら
に、上記実施形態12のトレーへの緩衝材取付方法は、
箱への緩衝材の取付けにも適用可能である。
【0051】なお、筒状体からなる緩衝材の横断面形状
は図示のものに限られず、包装材の種類や、被包装物の
形状および種類などを考慮して適宜変更可能である。
は図示のものに限られず、包装材の種類や、被包装物の
形状および種類などを考慮して適宜変更可能である。
【図1】この発明の実施形態1を示す緩衝材を箱に取付
ける前の状態の部分斜視図である。
ける前の状態の部分斜視図である。
【図2】同じく緩衝材を箱に取付けた後の状態の部分斜
視図である。
視図である。
【図3】この発明の実施形態2を示す緩衝材を箱に取付
ける前の状態の箱の部分斜視図である。
ける前の状態の箱の部分斜視図である。
【図4】同じく緩衝材を箱に取付けた後の状態の部分斜
視図である。
視図である。
【図5】この発明の実施形態3を示す緩衝材を箱に取付
ける前の状態の箱の部分斜視図である。
ける前の状態の箱の部分斜視図である。
【図6】同じく緩衝材を箱に取付けた後の状態の部分斜
視図である。
視図である。
【図7】この発明の実施形態4を示す緩衝材を箱に取付
ける前の状態の箱の部分斜視図である。
ける前の状態の箱の部分斜視図である。
【図8】同じく緩衝材を箱に取付けた後の状態の部分斜
視図である。
視図である。
【図9】この発明の実施形態5を示す緩衝材を箱に取付
ける前の状態の箱の部分斜視図である。
ける前の状態の箱の部分斜視図である。
【図10】同じく緩衝材を箱に取付けた後の状態の部分
斜視図である。
斜視図である。
【図11】この発明の実施形態6を示す緩衝材を箱に取
付ける前の状態の箱の部分斜視図である。
付ける前の状態の箱の部分斜視図である。
【図12】同じく緩衝材を箱に取付けた後の状態の部分
斜視図である。
斜視図である。
【図13】この発明の実施形態7を示す緩衝材を箱に取
付ける前の状態の箱の部分斜視図である。
付ける前の状態の箱の部分斜視図である。
【図14】この発明の実施形態8を示す緩衝材を箱に取
付ける前の状態の箱の部分斜視図である。
付ける前の状態の箱の部分斜視図である。
【図15】同じく緩衝材を箱に取付けた後の状態の部分
斜視図である。
斜視図である。
【図16】この発明の実施形態9を示す緩衝材を箱に取
付けた後の状態の部分斜視図である。
付けた後の状態の部分斜視図である。
【図17】この発明の実施形態10を示し、2つの緩衝
材のうちの一方の緩衝材だけをアングル状稜線保護材に
取付けた状態の部分斜視図である。
材のうちの一方の緩衝材だけをアングル状稜線保護材に
取付けた状態の部分斜視図である。
【図18】この発明の実施形態11を示し、2つの緩衝
材のうちの一方の緩衝材だけをアングル状稜線保護材に
取付けた状態の部分斜視図である。
材のうちの一方の緩衝材だけをアングル状稜線保護材に
取付けた状態の部分斜視図である。
【図19】この発明の実施形態12を示す緩衝材をトレ
ーに取付ける前の状態のトレーの部分斜視図である。
ーに取付ける前の状態のトレーの部分斜視図である。
【図20】同じく緩衝材をトレーに取付けた後の状態の
垂直断面図である。
垂直断面図である。
【図21】この発明の実施形態13を示す緩衝材を箱に
取付ける前の状態の部分斜視図である。
取付ける前の状態の部分斜視図である。
(1) 箱(包装材) (4) 緩衝材 (6) 緩衝材取付用舌片 (12) 緩衝材取付用舌片 (16) 緩衝材取付用舌片 (21) 緩衝材取付用舌片 (26) 緩衝材取付用舌片 (31) 緩衝材取付用舌片 (35) 緩衝材取付用舌片 (42) 緩衝材取付用舌片 (44) 緩衝材取付用舌片 (50) 緩衝材 (52) 緩衝材取付用舌片 (55) アングル状稜線保護材(包装材) (59) 緩衝材取付用舌片 (61) 緩衝材取付用舌片 (62) 緩衝材取付用舌片 (65) トレー(包装材) (67) 緩衝材 (70) 緩衝材取付用舌片 (77) 緩衝材取付用舌片
Claims (8)
- 【請求項1】 箱、トレー、被包装物の稜線部に配置さ
れて結束により固定されるアングル状稜線保護材等の包
装材に、筒状体からなる緩衝材を取付ける方法であっ
て、 包装材に緩衝材取付用舌片を一体に形成しておき、この
舌片を緩衝材に係合させることにより緩衝材を取付ける
ことを特徴とする包装材への緩衝材取付方法。 - 【請求項2】 緩衝材取付用舌片を緩衝材内に入れ、緩
衝材の周壁に係合させる請求項1記載の包装材への緩衝
材取付方法。 - 【請求項3】 包装材の一部分を切起すことにより緩衝
材取付用舌片を形成する請求項1または2記載の包装材
への緩衝材取付方法。 - 【請求項4】 包装材に取付けるべき緩衝材の全長にわ
たりかつ緩衝材の一部分が嵌まる孔を形成しておき、孔
の両端部のうちのいずれか一方に孔内方に突出した舌片
を形成する請求項1または2記載の包装材への緩衝材取
付方法。 - 【請求項5】 箱、トレー、被包装物の稜線部に配置さ
れて結束により固定されるアングル状稜線保護材等の包
装材に、筒状体からなる緩衝材を取付ける方法であっ
て、 板状の緩衝材保持部材に緩衝材取付用舌片を一体に形成
しておき、この舌片を緩衝材に係合させることにより緩
衝材を緩衝材保持部材に保持させ、包装材にスリットを
形成するとともに緩衝材保持部材にスリットに嵌入しう
る突片を一体に形成しておき、突片をスリットに嵌入す
ることにより緩衝材保持部材を包装材に取付け、これに
より緩衝材を緩衝材保持部材を介して包装材に取付ける
ことを特徴とする包装材への緩衝材取付方法。 - 【請求項6】 緩衝材取付用舌片を緩衝材内に入れ、緩
衝材の周壁に係合させる請求項5記載の包装材への緩衝
材取付方法。 - 【請求項7】 緩衝材保持部材の一部分を切起すことに
より緩衝材取付用舌片を形成する請求項5または6記載
の包装材への緩衝材取付方法。 - 【請求項8】 緩衝材保持部材に取付けるべき緩衝材の
全長にわたりかつ緩衝材の一部分が嵌まる孔を形成して
おき、孔の両端部のうちのいずれか一方に孔内方に突出
した舌片を形成する請求項5または6記載の包装材への
緩衝材取付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8279093A JPH10119918A (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | 包装材への緩衝材取付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP8279093A JPH10119918A (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | 包装材への緩衝材取付方法 |
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---|---|---|---|---|
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CN105501677A (zh) * | 2015-12-30 | 2016-04-20 | 江阴道达汽车饰件有限公司 | 汽车饰件电镀用包装内衬 |
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JP2020179860A (ja) * | 2019-04-23 | 2020-11-05 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 包装部材 |
-
1996
- 1996-10-22 JP JP8279093A patent/JPH10119918A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103979207A (zh) * | 2014-03-28 | 2014-08-13 | 友达光电股份有限公司 | 包装缓冲结构 |
CN105523285A (zh) * | 2014-03-28 | 2016-04-27 | 友达光电股份有限公司 | 包装缓冲结构 |
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