JP6751652B2 - 電子部品用キャリアテープの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体パッケージ等からなる電子部品の収納、供給、保管、在庫管理、輸送等に用いられる電子部品用キャリアテープの製造方法に関するものである。
従来における電子部品用キャリアテープは、図8ないし図11に示すように、巻取りリール40に巻回される可撓性の樹脂シート1Aと、この樹脂シート1Aに並設される電子部品用の収納エンボス30Aとを備え、製造メーカで所定の成形法により製造された後、製造メーカから部品メーカに輸送されたり、あるいは部品メーカからアッセンブリメーカに輸送される(特許文献1、2、3、4、5参照)。
樹脂シート1Aは、図9や図10に示すように、長尺に形成されてその長手方向に複数の収納エンボス30Aが一定の間隔で並設され、平坦な表面には、電子部品である半導体パッケージ10を封止するトップテープ20が加熱融着される。各収納エンボス30Aは、図10に示すように、所定の深さのポケット形に形成され、開口から周壁内に半導体パッケージ10を収納するよう機能する。
半導体パッケージ10としては、図11に示すように、例えば2.5〜3.8mm程度の厚さを有するパッケージ本体11の周面四方向から複数本のリード12が並んで突出する表面実装型のQFP(Quad Flat Package)タイプがあげられる。このQFPタイプの半導体パッケージ10は、表面実装のため、プリント基板の配線の自由度が得られ、しかも、ハンダを用いた接続部分が明瞭に視認できるので、不良の確認が容易であるという特徴を有している。
このような電子部品用キャリアテープを製造メーカが所定の成形法により製造する場合には、用意した長尺の樹脂基材を予熱して専用の金型にセットし、この金型により樹脂基材に複数の収納エンボス30Aを一定の間隔でプレス成形し、このプレス成形した樹脂シート1Aを所定の時間放置して冷却した後、冷却した樹脂シート1Aを用意した巻取りリール40に巻き取れば、電子部品用キャリアテープを製造することができる。
製造された電子部品用キャリアテープに半導体パッケージ10を部品メーカが収納する場合には、巻取りリール40に巻回された電子部品用キャリアテープを繰り出し、繰り出した樹脂シート1Aの複数の収納エンボス30Aに半導体パッケージ10を順次収納し、樹脂シート1Aの平坦な表面にトップテープ20を加熱融着した後、巻取りリール40に所定の長さの電子部品用キャリアテープを巻き取れば、電子部品用キャリアテープに半導体パッケージ10を収納することができる。
次に、電子部品用キャリアテープに収納された半導体パッケージ10をアッセンブリメーカが回路基板に実装する場合には、表面実装機等の自動組立装置に電子部品用キャリアテープを巻取りリール40毎セットし、このセットした巻取りリール40から電子部品用キャリアテープを繰り出すとともに、樹脂シート1Aの表面からトップテープ20を徐々に剥離し、その後、樹脂シート1Aの収納エンボス30Aから半導体パッケージ10を吸着して取り出せば、回路基板に半導体パッケージ10をハンダにより表面実装することが可能となる。
特許第4124516号公報 特開2003‐81331号公報 特開2016‐120961号公報 特開2016‐120935号公報 特開2015‐221673号公報
ところで、近年の半導体パッケージ10は、様々な電子機器の小型化や高性能化に伴い、薄型化や高密度化の要求が急速に高まっているのに鑑み、さらなる薄型化が図られている。具体的には2mm以下の厚さ、より具体的には1.4〜2.0mmの厚さに設計され、製造されている。
このような半導体パッケージ10の薄型化が図られる場合、従来の電子部品用キャリアテープは、収納エンボス30Aが厚い半導体パッケージ10を前提に大きく深く構成され、厚さ2.0mm以下の薄い半導体パッケージ10の収納を特に重視していないのが一般的であるので、薄い半導体パッケージ10を適切に保護できなくなるおそれがある。
この点について説明すると、厚さ2.0mm以下の薄い半導体パッケージ10は、従来の電子部品用キャリアテープの収納エンボス30Aに収納され、部品メーカからアッセンブリメーカに輸送される場合、トップテープ20との間に大きな隙間が存在するので、輸送時の衝撃や振動等により、収納エンボス30A内でがたついて飛び出し、樹脂シート1Aとトップテープ20の間に侵入することがある。薄い半導体パッケージ10が樹脂シート1Aとトップテープ20の間に侵入すると、高密度化で細くなったリード11が変形して損傷したり、薄い半導体パッケージ10がトップテープ20を破って脱落することがある。
本発明は上記に鑑みなされたもので、例え電子部品が薄くても、収納エンボスから薄い電子部品が飛び出して損傷したり、脱落するのを防止することのできる電子部品用キャリアテープの製造方法を提供することを目的としている。
本発明においては上記課題を解決するため、金型の上型と下型との間に樹脂シートを挟んでプレス成形することにより、樹脂シートを段差構造に構成し、この樹脂シートに電子部品用の収納エンボスを一体形成する電子部品用キャリアテープの製造方法であって、
金型の上型と下型とを平面視でオーバーラップさせ、上型と下型とのオーバーラップ量を樹脂シートの厚さ以下とし、
樹脂シートを、間隔をおいて対向する複数のフランジ片と、この複数のフランジ片の対向部にそれぞれ接続されてフランジ片の表面側から裏面方向に伸びる複数の段差壁と、この複数の段差壁の間に架設されてフランジ片よりも低位に位置する段差受片とから形成し、
収納エンボスを、樹脂シートの段差受片に設けられる開口と、この開口から段差受片の裏面方向に伸びて電子部品を包囲する包囲壁と、この包囲壁に設けられて電子部品を搭載する底部とから形成し、
収納エンボスに電子部品を収納する場合に、電子部品の表面を樹脂シートの段差受片よりも高く位置させるとともに、樹脂シートのフランジ片の表面よりも低く位置させることを特徴としている。
なお、金型の上型と下型との間に予備加熱した樹脂シートを挟んでプレス成形することができる。
また、金型の上型と下型との間に樹脂シートを挟んでプレス成形する際、上型と下型により、樹脂シートに熱を加えることなくプレス成形することが可能である。
また、樹脂シートのフランジ片の表面から段差受片の表面までの高さを、50μm以上とするとともに、電子部品の厚さの1/2以下とすることが可能である。
また、樹脂シートに一体形成した収納エンボスに電子部品を収納した後、樹脂シートの段差受片の表面にトップテープを積層して貼り着け、このトップテープの電子部品に対向する対向部を、収納エンボスの開口から突出した電子部品の表面に密接させ、変形させることも可能である。
また、電子部品を、パッケージ本体の周面の二方向あるいは四方向から複数本のリードが突出する厚さ2mm以下の半導体パッケージとすることができる。
ここで、特許請求の範囲における樹脂シートは、必要に応じて透明性、絶縁性、導電性、色彩が付与される。電子部品には、少なくとも各種の回路部品(例えば、厚さ2.0mm以下の薄いキャパシタ、トランジスタ、抵抗素子等)や半導体パッケージ(例えば、厚さ2.0mm以下の薄いBGA、SOP、SOJ、QFP、LQFP、TQFPタイプ等)が含まれる。また、樹脂シートの複数のフランジ片のうち、少なくとも一のフランジ片には、複数の送り孔を長手方向に並べ設けることができる。収納エンボスの底部には、必要に応じ、電子部品用の姿勢維持孔を設けることができる。
本発明によれば、電子部品用キャリアテープに電子部品を収納する場合には、先ず、樹脂シートをプレス成形して高低差を有する段差構造に構成するとともに、この段差構造の樹脂シートと収納エンボスとを一体化して電子部品用キャリアテープを製造し、その後、電子部品用キャリアテープの収納エンボス内に電子部品を収納し、樹脂シートのフランジ片よりも低位に位置する段差受片にトップテープを積層して貼り着ければ良い。
すると、トップテープの電子部品に対向する対向部は、収納エンボスから突出している電子部品の突出部の表面に密接して密接部となり、この密接部が電子部品の突出部の形状に応じて変形しながら盛り上がり、この変形して盛り上がった密接部の傾斜部分が電子部品の突出部の周面に近接することにより、電子部品をXY方向に位置決めする。また、トップテープの対向部は、電子部品の表面に大きな隙間をおいて対向するのではなく、電子部品の表面に略隙間なく密接して電子部品を抑え込むことにより、電子部品をZ方向にも位置決めする。
本発明によれば、電子部品にトップテープを密接させて電子部品の動きを規制することができるので、例え電子部品が薄くても、薄型の電子部品が樹脂シートの収納エンボスから飛び出して損傷したり、脱落するのを有効に防止することができるという効果がある。また、プレス成形法により電子部品用キャリアテープを製造するので、高い再現性や寸法精度を得ることができる。また、金型の上型と下型のオーバーラップ量を樹脂シートの厚さ以下とするので、樹脂シートが変形して損傷するのを防止し、樹脂シートの複数のフランジ片と段差受片とを段差構造に形成してこれらの間に高低差を設けることが容易となる。
請求項2記載の発明によれば、予備加熱した樹脂シートをプレス成形して電子部品用キャリアテープを製造するので、反りやヒケの発生を回避することができる。したがって、加工性や成形性の著しい向上が期待でき、しかも、きわめて高い再現性や寸法精度を得ることが可能になる。
請求項3記載の発明によれば、樹脂シートのフランジ片の表面から段差受片の表面までの高さを、50μm以上、かつ電子部品の厚さの1/2以下とするので、電子部品の保持に支障を来したり、電子部品が飛び出すおそれを低減することが可能になる。また、収納エンボス内における電子部品の保持が容易となる。
請求項4記載の発明によれば、収納エンボスの開口から突出している電子部品の突出部の表面にトップテープの対向部が密接被覆して密接部となり、このトップテープの密接部が変形して盛り上がり、この盛り上がった密接部の傾斜部分が電子部品の突出部周面に近接するので、電子部品を適切に位置決めすることが可能になる。また、トップテープの密接部が電子部品の表面に略隙間なく密接するので、電子部品を高さ方向にも適切に位置決めすることが可能になる。
請求項5記載の発明によれば、例え半導体パッケージが薄くても、厚さ2mm以下の薄い半導体パッケージが収納エンボスから飛び出して損傷したり、脱落するのを有効に防止することが可能になる。
本発明に係る電子部品用キャリアテープの製造方法の実施形態における電子部品用キャリアテープを模式的に示す平面説明図である。 本発明に係る電子部品用キャリアテープの製造方法の実施形態における電子部品用キャリアテープを模式的に示す断面説明図である。 本発明に係る電子部品用キャリアテープの製造方法の実施形態における収納エンボスに半導体パッケージを収納し、トップテープで被覆した状態を模式的に示す平面説明図である。 本発明に係る電子部品用キャリアテープの製造方法の実施形態における収納エンボスに半導体パッケージを収納し、トップテープで被覆した状態を模式的に示す断面説明図である。 本発明に係る電子部品用キャリアテープの製造方法の実施形態におけるプレス成形装置を模式的に示す説明図である。 本発明に係る電子部品用キャリアテープの製造方法の実施形態におけるプレス成形装置の金型を模式的に示す要部拡大説明図である。 本発明に係る電子部品用キャリアテープの製造方法の第2の実施形態におけるプレス成形装置の金型を模式的に示す要部拡大説明図である。 電子部品用キャリアテープを模式的に示す全体斜視図である。 従来の電子部品用キャリアテープの樹脂シートと収納エンボス、半導体パッケージを模式的に示す平面説明図である。 図9の断面説明図である。 QFPタイプの半導体パッケージを示す斜視説明図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態を説明すると、本実施形態における電子部品用キャリアテープの製造方法は、図1ないし図6、図8、図11に示すように、金型50の上型51と下型52に樹脂シート1を挟持させてプレス成形することにより、樹脂シート1を高低差付きの段差構造に構成するとともに、この樹脂シート1に薄い半導体パッケージ10用の収納エンボス10を一体形成する製造方法であり、収納エンボス30に薄い半導体パッケージ10を収納した場合に、薄い半導体パッケージ10の表面13を樹脂シート1の段差受片6よりも高く位置させ、かつ樹脂シート1のフランジ片2の表面よりも低く位置させるようにしている。
樹脂シート1は、図1や図2に示すように、間隔をおいて相対向する左右一対のフランジ片2と、この左右一対のフランジ片2の間に介在されて複数の収納エンボス30を支持する段差受片6とを一体に備えた可撓性の長い帯形に形成され、巻取りリール40に巻回される。この樹脂シート1の材料としては、特に限定されるものではないが、汎用性に優れる透明のポリスチレン、A‐PET、強度に優れるポリエチレンテレフタレート、耐薬品性に優れるポリプロピレン、機械的性質や成形性に優れるABS樹脂、耐衝撃性や寸法安定性に優れるポリカーボネート等の基材があげられる。
樹脂シート1は、空気中に放電して静電気を帯びないようにする場合には、ポリスチレン等に帯電防止効果が施された帯電防止タイプが使用される。また、静電気の発生を防止したい場合には、ポリスチレンやA‐PET等にカーボン等が配合された導電タイプが使用される。樹脂シート1の幅は、例えば規格化された12、16、24、32、44、56、72mm等のサイズに設定される。樹脂シート1の厚さは、特に限定されるものではないが、可撓性と強度とを両立させる観点から、0.17〜0.50mm、好ましくは0.25〜0.40mm、より好ましくは0.30mm前後の薄さとされる。
一対のフランジ片2は、図1に示すように、それぞれ細長い帯形に形成され、少なくとも一方のフランジ片2の外側部長手方向に、電子部品用キャリアテープを繰り出すための複数の送り孔3が所定の間隔をおき並べて穿孔される。また、一対のフランジ片2の対向する内側部、換言すれば、対向部4には図1や図2に示すように、フランジ片2の表面側から裏面方向(図2の下方向)に垂下して伸びる段差壁5がそれぞれ接続され、この一対の段差壁5の下端部間には、フランジ片2よりも低位に位置する段差受片6が水平に架設されており、この段差受片6の表面には、薄い半導体パッケージ10を上方から被覆保護する可撓性のトップテープ20が加熱融着される。
各段差壁5は、断面略I字形に形成され、50μm以上の高さ、換言すれば、トップテープ20の厚さ以上の高さとされる。したがって、トップテープ20の厚さが50μm以上の場合には、50μm以上の高さに設定され、トップテープ20の厚さが70μm以上の場合には、70μm以上の高さに設定される。また、段差受片6は、フランジ片2の長手方向(図1の上下方向)に伸びる細長い平坦な板形に形成され、長手方向に複数の収納エンボス30が所定の間隔をおいて配列形成される。
高位に位置する一対のフランジ片2の表面から低位に位置する段差受片6の表面までの高さhは、50μm以上とされるとともに、薄い半導体パッケージ10の厚さの1/2以下とされる。これは、50μm未満の場合には、トップテープ20の厚み以下となり、薄い半導体パッケージ10の保持に支障を来して飛び出しのおそれがあるからである。これに対し、薄い半導体パッケージ10の厚さの1/2を越える場合には、収納エンボス30内における薄い半導体パッケージ10の保持が困難となり、薄い半導体パッケージ10が飛び出すおそれがあるからである。
薄い半導体パッケージ10は、図11に示すように、例えば表面実装型のQFPタイプからなる。この薄い半導体パッケージ10は、樹脂モールド製で平面略矩形のパッケージ本体11を備え、このパッケージ本体11の周面四方向から複数本のリード12が並んで突出しており、各リード12がガルウイング形(略L字形)に細く屈曲形成される。パッケージ本体11は、薄型化の要請に鑑み、2mm以下の厚さ(高さ)、具体的には1.4〜2.0mmの厚さに設計され、製造され、半導体パッケージ10の厚さとなる。このパッケージ本体11の表面13は、薄い半導体パッケージ10の上面、換言すれば、薄い半導体パッケージ10の表面13となる。
このような薄い半導体パッケージ10は、電子部品用キャリアテープが巻取りリール40と共に自動組立装置にセットされた後、この自動組立装置により、収納エンボス30から取り出され、回路基板にハンダで表面実装される。
トップテープ20は、図4に示すように、特に限定されるものではないが、例えばポリエステルフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンフィルム等の基材に、常温接着性の感圧式粘着層や熱融着性の感圧式粘着層が積層されたタイプが用いられる。このトップテープ20は、導電タイプ、帯電防止タイプ、透明タイプ等からなり、50〜70μm、好ましくは55〜65μm、より好ましくは56〜60μm程度の厚さとされる。
収納エンボス30は、図2に示すように、段差受片6に所定の間隔で並べて穿孔される複数の開口31と、各開口31の周縁部から段差受片6の裏面方向に傾斜しながら伸びて半導体パッケージ10を包囲する包囲壁32と、各包囲壁32の下端部に設けられて半導体パッケージ10を搭載する底部33とを備え、厚さ2.0mm以下の薄い半導体パッケージ10の収納を前提に樹脂シート1に一体化される。
各開口31は、図1に示すように、薄い半導体パッケージ10を収納可能な大きさの平面矩形、具体的には正方形に形成される。また、包囲壁32は、図2に示すように、下方に向かうにしたがい徐々に狭まる中空の略角錐台形に形成され、薄い半導体パッケージ10の複数本のリード12に接触して位置決めするよう機能する。この包囲壁32の高さは、薄い半導体パッケージ10の収納時にパッケージ本体11の表面13が段差受片6よりも僅かに高く位置するとともに、一対のフランジ片2の表面よりも僅かに低く位置するよう設定される。
底部33は、同図に示すように、平面矩形に形成され、必要に応じ、中央に丸い姿勢維持孔34が貫通して穿孔される。この姿勢維持孔34は、真空ポンプ等のバキューム装置の駆動に基づいてエアを収納エンボス30の内部から外部に排気し、薄い半導体パッケージ10の姿勢を適切に維持するよう機能する。また、薄い半導体パッケージ10の姿勢維持の他、検出センサにより、薄い半導体パッケージ10の有無を検出する場合にも利用される。
巻取りリール40は、用途に応じた所定の大きさに規格化され、樹脂シート1が一列にレコード巻きされたり、あるいは複数列にトラバース巻きされたりして検査装置や自動組立装置(例えば、表面実装機)等にセットされる(図8参照)。この巻取りリール40には、汎用性に優れる汎用樹脂製のノーマル巻取りリール、カーボン等が配合された導電巻取りリール、ノーマル巻取りリールに帯電防止効果が施された帯電防止巻取りリール、軽量の発泡芯巻取りリール等の種類があるが、検査装置や自動組立装置等にセット可能であれば、特に限定されるものではない。
上記構成において、電子部品用キャリアテープを製造する場合には、先ず、電子部品用キャリアテープに加工するための平坦な長尺の樹脂シート1を用意する。この際、樹脂シート1を所定の幅の帯形に形成しておくことが好ましい。加工用の樹脂シート1を用意したら、この樹脂シート1をヒータ等により加熱軟化させて高い再現性や寸法精度が得られる専用のプレス成形装置50の金型51にセットし、この金型51により予備加熱した樹脂シート1をプレスして段差構造に変形させることにより、一対のフランジ片2と段差受片6との間に高低差を有する電子部品用キャリアテープをプレス成形する。
プレス成形装置50の金型51は、図5や図6に示すように、樹脂シート1を上下方向から挟持する可動の上型52と固定の下型53とを備え、これら上型52と下型53とが平面視で僅かにオーバーラップするよう接離可能に対設されており、上型52と下型53とのオーバーラップ量olが樹脂シート1の厚さ以下に設定される。これは、上型52と下型53とのオーバーラップ量olが樹脂シート1の厚さを越える場合には、樹脂シート1が変形せずに切断し、電子部品用キャリアテープの屈曲成形が困難になるからである。
また、金型51には、パンチである複数の打ち抜きピンと、ダイである穴部とが相対向するよう配設される。これら複数の打ち抜きピンと穴部とは、樹脂シート1の一対のフランジ片2の両側部のうち、少なくとも一側部の長手方向に凹部である複数の送り孔3を所定の間隔で穿孔する。
金型51の下型53に上型52を型締めして既に予備加熱した樹脂シート1をプレス成形する際、金型51の上型52と下型53を加熱して樹脂シート1にさらに熱を加えても良いが、上型52と下型53のキャビティを加熱せずに常温以下とし、樹脂シート1にさらに熱を加えることなく、塑性加工すれば、樹脂シート1の成形中に凹部である複数の送り孔3の変形を確実に防止することができる。電子部品用キャリアテープをプレス成形したら、用意した巻取りリール40に巻き取ることにより、電子部品用キャリアテープを製造することができる。
次に、製造された電子部品用キャリアテープに薄い半導体パッケージ10を収納する場合には、巻取りリール40に巻回された電子部品用キャリアテープを繰り出し、繰り出した樹脂シート1の複数の収納エンボス30に薄い半導体パッケージ10を順次収納し、その後、樹脂シート1の段差受片6の表面にトップテープ20を積層して加熱融着する。
このトップテープ20の加熱融着の際、トップテープ20の薄い半導体パッケージ10に対向する対向部21は、図3や図4に示すように、収納エンボス30の開口31から薄い半導体パッケージ10のパッケージ本体11の表面13が僅かに突出しているので、この僅かに突出したパッケージ本体11の表面13に密接して被覆する。
すると、トップテープ20の薄い半導体パッケージ10に対向する対向部21は、パッケージ本体11の表面13に密接する密接部となり、この密接部が変形して断面略台形に膨出形成され、この変形膨出した密接部の傾斜部分22がパッケージ本体11の周面上部14にXY方向から近接することにより、薄い半導体パッケージ10をXY方向に位置決めする。また、トップテープ20の薄い半導体パッケージ10に対向する対向部21は、パッケージ本体11の表面13に隙間をおいて対向するのではなく、パッケージ本体11の表面13に密接部として隙間なく密接し、かつ圧下することにより、薄い半導体パッケージ10をZ方向にも位置決めする。
この場合、樹脂シート1の一対のフランジ片2よりも段差受片6が低位に位置するので、薄い半導体パッケージ10がXY方向に位置ずれしたり、薄い半導体パッケージ10が飛び出すおそれを有効に排除することができる。これは、段差受片6が一対のフランジ片2と同位に位置したり、一対のフランジ片2よりも高位に位置すると、トップテープ20が薄い半導体パッケージ10の表面13に対向して接触するに止まるので、薄い半導体パッケージ10がXY方向に位置ずれしたり、薄い半導体パッケージ10の飛び出しのおそれが生じるからである。
樹脂シート1の段差受片6の表面にトップテープ20を積層して加熱融着したら、巻取りリール40に所定の長さの電子部品用キャリアテープを巻き取ることにより、電子部品用キャリアテープに薄い半導体パッケージ10を収納することができる。
上記構成によれば、厚さ2.0mm以下の薄い半導体パッケージ10にトップテープ20を常時密接させて薄い半導体パッケージ10のXYZ方向への動きを規制するので、例え電子部品用キャリアテープに衝撃や振動等が作用しても、収納エンボス30内で薄い半導体パッケージ10がたついて飛び出し、樹脂シート1とトップテープ20の間に侵入することがない。したがって、薄い半導体パッケージ10の細いリード12が変形して損傷したり、薄い半導体パッケージ10が樹脂シート1とトップテープ20との間をすり抜けて外部に脱落したり、トップテープ20を破って脱落するのを有効に防止することができる。
また、電子部品用キャリアテープをプレス成形するので、薄く軽く小さい電子部品用キャリアテープの製造にも容易に対応することができ、しかも、材料のロスが少なく、生産性の向上が大いに期待できる。さらに、樹脂シート1が真空成形・圧空成形では成形できない伸びの悪い複合材料の場合にも、電子部品用キャリアテープを容易に成形することができる。
次に、図7は本発明の第2の実施形態を示すもので、この場合には、軟化した樹脂シート1を挟持してプレス成形する金型51の上型52と下型53との間に平面視でクリアランスを区画形成し、このクリアランスのクリアランス量cを樹脂シート1の厚さ未満とするようにしている。その他の部分については、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、上型52と下型53とのクリアランス量cを樹脂シート1の厚さ未満とするので、プレス成形時に応力の分散を招くことがない。したがって、樹脂シート1のプレス成形時に樹脂シート1の端部が跳ね上がり、成形不良が生じるのを有効に防止することができるのは明らかである。
なお、上記実施形態における樹脂シート1の各フランジ片2の外側部長手方向には、電子部品用キャリアテープを繰り出すための複数の送り孔3を予め所定の間隔で穿孔しておいても良い。また、上記実施形態では樹脂シート1の段差壁5を垂直壁としたが、段差壁5を内方向に傾斜させても良い。また、上記実施形態では薄い半導体パッケージ10をQFPタイプとしたが、樹脂モールド製で平面略矩形のパッケージ本体11の周面二方向から複数本のリード12が屈曲しながら並んで突出する表面実装型のSOP(Small Outline Package)タイプ等としても良い。
また、収納エンボス30の包囲壁32を傾斜させず、角筒形の包囲壁32とすることもできる。さらに、薄い半導体パッケージ10の種類に応じ、収納エンボス30の底部表面に、薄い半導体パッケージ10のパッケージ本体11を搭載する平面矩形の上げ底部を突出形成し、この上げ底部の表面周縁部に、薄い半導体パッケージ10の複数本のリード12に跨がれる位置決めリブを突出形成し、この位置決めリブにより、薄い半導体パッケージ10をXY方向に高精度に位置決めすることもできる。
本発明に係る電子部品用キャリアテープの製造方法は、半導体、携帯機器、情報機器、精密機器等の製造分野で使用される。
1 樹脂シート
2 フランジ片
4 対向部
5 段差壁
6 段差受片
10 半導体パッケージ(電子部品)
11 パッケージ本体
12 リード
13 表面
14 周面上部
20 トップテープ
21 対向部
22 傾斜部分
30 収納エンボス
31 開口
32 包囲壁
33 底部
50 プレス成形装置
51 金型
52 上型
53 下型
c クリアランス量
h フランジ片の表面から段差受片の表面までの高さ
ol オーバーラップ量

Claims (5)

  1. 金型の上型と下型との間に樹脂シートを挟んでプレス成形することにより、樹脂シートを段差構造に構成し、この樹脂シートに電子部品用の収納エンボスを一体形成する電子部品用キャリアテープの製造方法であって、
    金型の上型と下型とを平面視でオーバーラップさせ、上型と下型とのオーバーラップ量を樹脂シートの厚さ以下とし、
    樹脂シートを、間隔をおいて対向する複数のフランジ片と、この複数のフランジ片の対向部にそれぞれ接続されてフランジ片の表面側から裏面方向に伸びる複数の段差壁と、この複数の段差壁の間に架設されてフランジ片よりも低位に位置する段差受片とから形成し、
    収納エンボスを、樹脂シートの段差受片に設けられる開口と、この開口から段差受片の裏面方向に伸びて電子部品を包囲する包囲壁と、この包囲壁に設けられて電子部品を搭載する底部とから形成し、
    収納エンボスに電子部品を収納する場合に、電子部品の表面を樹脂シートの段差受片よりも高く位置させるとともに、樹脂シートのフランジ片の表面よりも低く位置させることを特徴とする電子部品用キャリアテープの製造方法。
  2. 金型の上型と下型との間に予備加熱した樹脂シートを挟んでプレス成形する請求項1記載の電子部品用キャリアテープの製造方法。
  3. 樹脂シートのフランジ片の表面から段差受片の表面までの高さを、50μm以上とするとともに、電子部品の厚さの1/2以下とする請求項1又は2記載の電子部品用キャリアテープの製造方法。
  4. 樹脂シートに一体形成した収納エンボスに電子部品を収納した後、樹脂シートの段差受片の表面にトップテープを積層して貼り着け、このトップテープの電子部品に対向する対向部を、収納エンボスの開口から突出した電子部品の表面に密接させ、変形させる請求項1、2、又は3記載の電子部品用キャリアテープの製造方法。
  5. 電子部品を、パッケージ本体の周面の二方向あるいは四方向から複数本のリードが突出する厚さ2mm以下の半導体パッケージとする請求項1ないし4のいずれかに記載の電子部品用キャリアテープの製造方法。
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