JP3385827B2 - チップ状電子部品連およびその製造方法 - Google Patents

チップ状電子部品連およびその製造方法

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JP3385827B2 JP27994895A JP27994895A JP3385827B2 JP 3385827 B2 JP3385827 B2 JP 3385827B2 JP 27994895 A JP27994895 A JP 27994895A JP 27994895 A JP27994895 A JP 27994895A JP 3385827 B2 JP3385827 B2 JP 3385827B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プラスチックシ
ートからなるキャリアテープを備え、このキャリアテー
プをエンボス加工することにより各々チップ状電子部品
を収納するための複数個のキャビティが形成された、チ
ップ状電子部品連およびその製造方法に関するもので、
特に、キャビティの形状およびその成形方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この発明にとって興味あるチップ状電子
部品連は、上方に開口を有する複数個のキャビティをそ
の長手方向に分布させて形成したキャリアテープを備え
る。キャリアテープはプラスチックシートからなり、上
述のキャビティは、このプラスチックシートをエンボス
加工することにより形成される。
【0003】キャビティの各々には、たとえば積層セラ
ミックコンデンサのようなチップ状電子部品が1個ずつ
収納される。このチップ状電子部品の収納後に、トップ
テープが、キャビティの上方開口を覆うようにキャリア
テープの上方主面に接着される。トップテープは、通
常、プラスチックシートからなり、熱シール法を用い
て、キャリアテープに接着される。
【0004】このようにして得られたチップ状電子部品
連を用いて、チップ状電子部品を供給するときには、送
り穴を用いてチップ状電子部品連をその長手方向へ搬送
しながら、トップテープをキャリアテープから剥がし、
順次、上方開口が開いた状態とされたキャビティからチ
ップ状電子部品が、たとえば真空吸引チャックにより取
り出され、これをマウントしようとする所望の回路基板
等にまで供給される。
【0005】上述したチップ状電子部品連に備えるキャ
リアテープを得るには、まず、厚み0.2〜0.5mm程
度のたとえばポリスチレン等からなる平坦なプラスチッ
クシートが用意され、これにキャビティを成形するた
め、図5に示したプレス成形法、または図6に示した真
空成形法のいずれかが適用されている。図5に示したプ
レス成形法では、(a)に示すように、凹部1を有する
金型2と凹部1に対向するように位置されるポンチ3と
の間に、プラスチックシート4が配置され、ポンチ3を
金型2の凹部1内に突入させることにより、(b)に示
すように、キャビティ5が成形されたキャリアテープ6
が得られる。このとき、プラスチックシート4に可塑性
を与えるため、必要に応じてプラスチックシート4が加
熱されることもある。
【0006】他方、図6に示した真空成形法では、
(a)に示すように、凹部7を有する金型8が用意さ
れ、この金型8上にプラスチックシート9が配置され
る。この状態で、プラスチックシート9は、可塑状態に
するために加熱され、かつ、矢印10で示すように、真
空穴11を通して負圧が与えられる。プラスチックシー
ト9は、これによって、凹部7に沿って変形し、(b)
に示すように、キャビティ12が形成されたキャリアテ
ープ13が得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たプレス成形法および真空成形法の各々には、以下のよ
うな問題がある。まず、プレス成形法によってキャビテ
ィ5が成形された場合には、図5(b)に示すように、
キャビティ5の内面は、ポンチ3の外面形状によって規
定されるので、そのコーナー部14にそれほど大きなア
ール形状が付与されることはないが、外面側では、その
コーナー部15や底壁部外面に比較的大きなアール形状
が付与されてしまう。
【0008】その結果、このようなキャビティ5が形成
されたキャリアテープ6を備えるチップ状電子部品連を
前述のように搬送しながら、チップ状電子部品を供給し
ようとするとき、キャビティ5の底壁部が振動しやす
く、そのため、キャビティ5内のチップ状電子部品が踊
ったり、飛び出したりすることがある。それゆえ、真空
吸引チャックがチップ状電子部品の適正な位置を吸着し
得なかったり、チップ状電子部品の吸着自身を行なえな
かったりすることがあり、チップ状電子部品のマウント
の信頼性の低下、ひいてはチップ状電子部品を用いて製
造される電子機器の生産性の低下を招く原因となってい
る。
【0009】他方、真空成形法によってキャビティ12
が成形された場合には、図6(b)に示すように、キャ
ビティ12の外面は、金型8の凹部7の内面形状によっ
て規定されるので、そのコーナー16にそれほど大きな
アール形状が付与されることはないが、内面側では、そ
のコーナー部17に比較的大きなアール形状が付与さ
れ、キャビティ12の底壁部の内面に形成される平坦面
の面積が狭くなる。
【0010】その結果、チップ状電子部品がキャビティ
12内で踊りやすくなる。これを防止して、チップ状電
子部品をキャビティ12内において安定した姿勢で収納
するためには、平坦面上に接した状態としなければなら
ないが、このような平坦面の面積を確保するためには、
キャビティ12の平面形状を、チップ状電子部品の単な
る収納に必要な寸法に比べて、アール形状が付与された
コーナー部17の寸法分だけ大きくしなければならず、
キャビティ12内のクリアランスが大きくなってしま
う。しかしながら、このようなクリアランスの増大も、
かえって、キャビティ12内でチップ状電子部品を踊り
やすくし、前述したプレス成形法によってキャビティ5
が形成された場合と同様、チップ状電子部品の供給工程
において、真空吸引チャックがチップ状電子部品の適正
な位置を吸着し得なかったり、チップ状電子部品の吸着
自身を行なえなかったりする、という問題を招き、チッ
プ状電子部品のマウントの信頼性を低下させ、また、チ
ップ状電子部品を部品として用いて製造される電子機器
の生産性を低下させてしまう。
【0011】さらに、プレス成形法および真空成形法の
いずれによっても、たとえば平面寸法が1.6mm×0.
8mm以下といった、より小型のチップ状電子部品を収納
するのに適した、より小さな寸法のキャビティ5または
12を成形することは、困難である。そこで、この発明
の目的は、上述したプレス成形法および真空成形法のそ
れぞれが遭遇した問題を解決し得る、チップ状電子部品
連の製造方法、およびそれによって得られたチップ状電
子部品連を提供しようとすることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、プラスチッ
クシートからなり、エンボス加工することにより上方に
開口を有する複数個のキャビティが長手方向に分布して
形成されたキャリアテープと、キャビティの各々に収納
されたチップ状電子部品と、キャビティの上方開口を覆
うようにキャリアテープに接着されるトップテープとを
備える、チップ状電子部品連の製造方法にまず向けられ
るものであって、上述の技術的課題を解決するため、次
のような工程を備えることを特徴としている。
【0013】すなわち、まず、プラスチックシートと、
キャビティを成形するための凸部が形成されるとともに
負圧を与えるための複数個の真空穴が表面に分布され
た、真空成形金型と、キャビティの底壁部の外面を平坦
面にするためのプレス金型とが用意される。そして、真
空成形金型の凸部が形成された側に、プラスチックシー
トが配置される。この状態で、複数個の真空穴に負圧を
与えることによって、凸部の外面に相関する内面を有す
るキャビティが凸部に沿わせて成形される。他方、凸部
の上面に対向するようにプレス金型が配置される。この
プレス金型は、真空成形金型上に配置されたプラスチッ
クシートに向かって接近させられ、凸部の上面とこのプ
レス金型とによってキャビティの底壁部が成形される。
【0014】この発明は、また、上述した製造方法によ
って製造されたチップ状電子部品連の構造にも向けられ
る。このチップ状電子部品連は、プラスチックシートか
らなり、エンボス加工することにより上方に開口を有す
る複数個のキャビティが長手方向に分布して形成された
キャリアテープと、キャビティの各々に収納されたチッ
プ状電子部品と、キャビティの上方開口を覆うようにキ
ャリアテープに接着されるトップテープとを備えてお
り、上述した技術的課題を解決するため、次のような構
成を備えることを特徴としている。
【0015】すなわち、キャリアテープのキャビティ
は、負圧を与えるための複数個の真空穴が表面に分布さ
れた真空成形金型に備える凸部に沿って成形されたもの
であり、凸部の外面に相関する内面と、凸部の上面とこ
れに対向するように配置されたプレス金型との接近によ
り成形された底壁部の外面とを有することを特徴として
いる。
【0016】
【発明の効果】この発明では、キャビティの内面が真空
成形金型に備える凸部によって成形されるので、凸部の
形状をほぼそのままキャビティの内面に与えることがで
きる。したがって、キャビティの内面側のコーナー部に
アール形状がほとんど付与されないようにすることがで
きる。他方、真空成形金型にある凸部の上面とプレス金
型とに挟まれてキャビティの底壁部が成形されるので、
キャビティの底壁部の外面を平坦にすることができる。
【0017】これらのことから、チップ状電子部品を収
納するキャビティ内でのクリアランスを小さくすること
ができ、また、チップ状電子部品を供給するため、チッ
プ状電子部品連を長手方向に搬送するとき、振動が生じ
にくくなり、それゆえ、キャビティ内のチップ状電子部
品が踊ったり、飛び出したりすることがほとんどなくな
る。したがって、真空吸引チャックがチップ状電子部品
の適正な位置を吸着し得なかったり、チップ状電子部品
の吸着自身を行なえなかったりすることを防止でき、チ
ップ状電子部品のマウントの信頼性およびチップ状電子
部品供給装置の稼働率が向上し、ひいては、チップ状電
子部品を部品として用いて製造される電子機器の生産性
をも向上させることができる。
【0018】また、たとえば平面寸法が1.6mm×0.
8mm以下といった、より小型のチップ状電子部品を収納
するのに適した、より小さな寸法のキャビティを成形す
ることも容易になる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1ないし図4は、この発明の一
実施形態によるチップ状電子部品連21を説明するため
のものである。ここで、図1は、チップ状電子部品連2
1の一部を破断して示す斜視図である。図2は、図1の
線II−IIに沿う拡大断面図である。図3は、チップ
状電子部品連21に備えるキャリアテープ22を得るた
めの方法を示している。図4は、図3に示した方法にお
いて用いられる真空成形金型23の一部表面を示す斜視
図である。
【0020】図1および図2を参照して、チップ状電子
部品連21は、上方に開口24を有する複数個のキャビ
ティ25をその長手方向に分布させて形成したキャリア
テープ22を備える。キャリアテープ22はプラスチッ
クシート26からなり、上述のキャビティ25は、基本
的には、このプラスチックシート26をエンボス加工す
ることにより形成される。
【0021】より詳細には、以下に説明するように、図
3に示した工程に従って、上述したキャビティ25を備
えるキャリアテープ22が製造される。まず、図3
(a)に示すように、プラスチックシート26と、キャ
ビティ25を成形するための凸部27が形成された真空
成形金型23と、キャビティ25の底壁部28の外面を
平坦面にするためのプレス金型29とが用意される。真
空成形金型23の表面には、図4にも示されているよう
に、負圧を与えるための複数個の真空穴30が分布され
ている。これら真空穴30は、たとえば、凸部27にお
ける上面31と2つの側面32とが交差する頂点の部分
を含めて、キャビティ25の成形上、肝要な部分に分布
するようにされるが、さらに多くの真空穴が図示した以
外の部分にも分布されるようにしてもよい。
【0022】次に、同じく図3(a)に示すように、プ
ラスチックシート26が、真空成形金型23の凸部27
が形成された側に配置される。また、凸部27の上面3
1に対向するように、プレス金型29が配置され、この
プレス金型29と真空成形金型23との間にプラスチッ
クシート26が挟まれる状態とされる。プラスチックシ
ート26は、たとえば、厚み0.2〜0.5mm程度のポ
リスチレンのような熱可塑性樹脂から構成される。した
がって、このプラスチックシート26を可塑状態にする
ため、必要に応じて加熱されながら、次に図3(b)に
示した工程が実施される。
【0023】図3(b)を参照して、複数個の真空穴3
0に、矢印33で示すように、負圧が与えられ、それに
よって、プラスチックシート26が真空成形金型23に
密着するように吸着され、その結果、凸部27の外面に
相関する内面を有するキャビティ25が成形される。こ
のとき、キャビティ25の底壁部28の外面にあって
は、何らの外力も及ぼされないならば、全体的にアール
形状が付与されることになるが、上述した負圧によるプ
ラスチックシート26の吸着と同時に、プレス金型29
がプラスチックシート26に向かって接近され、凸部2
7の上面31とプレス金型29との間にプラスチックシ
ート26が挟まれる。これによって、キャビティ25の
底壁部28が成形され、底壁部28の外面が平坦面とな
るようにされる。
【0024】なお、上述の説明では、負圧によるプラス
チックシート26の吸着と、プレス金型29のプラスチ
ックシート26への接近とが、同時に行なわれたが、負
圧によるプラスチックシート26の吸着に遅れて、プレ
ス金型29がプラスチックシート26に向かって接近し
ても、あるいは、プレス金型29のプラスチックシート
26への接近の後に、負圧によるプラスチックシート2
6の吸着が行なわれてもよい。
【0025】その後、たとえば自然冷却され、真空成形
金型23とプレス金型29との間からプラスチックシー
ト26が取り出されたとき、図3(c)に示すように、
キャビティ25を備えるキャリアテープ22が得られ
る。通常、真空成形金型23およびプレス金型29は、
それぞれ、有限の長さを有しているので、上述した操作
がプラスチックシート26の長さ方向に繰り返されるこ
とによって、長尺のキャリアテープ22の全長にわたっ
て、キャビティ25が形成される。このことから、真空
成形金型23には、できるだけ多くの凸部27が設けら
れている方が、より能率的にキャリアテープ22を製造
することができるが、このような利点を望まないなら
ば、単に1個の凸部27しか設けられていない真空成形
金型23が用いられてもよい。
【0026】このようにして製造されることにより、キ
ャリアテープ22のキャビティ25は、真空成形金型2
3の凸部27によって成形された内面と、凸部27の上
面31に対向するプレス金型29によって成形された底
壁部28の外面とを有していて、特に図2によく示され
ているように、キャビティ25の内面のコーナー部34
にはアール形状がほとんど付与されておらず、また、キ
ャビティ25の底壁部28の外面が平坦とされているこ
とに注目すべきである。
【0027】図1および図2に示すように、キャビティ
25の各々に、たとえば積層セラミックコンデンサのよ
うなチップ状電子部品35が1個ずつ収納された後、ト
ップテープ36が、キャビティ25の上方開口24を覆
うようにキャリアテープ22の上方主面に接着される。
トップテープ36は、通常、プラスチックシートからな
り、熱シール法を用いて、キャリアテープ22に接着さ
れる。なお、キャリアテープ22には、通常、キャビテ
ィ25の形成ピッチに相関するピッチをもって、複数個
の送り穴37が設けられる。
【0028】このようにして得られたチップ状電子部品
連21を用いて、チップ状電子部品35を供給するとき
には、送り穴37を用いてチップ状電子部品連21をそ
の長手方向へ搬送しながら、トップテープ36をキャリ
アテープ22から剥がし、順次、上方開口24が開いた
状態とされたキャビティ25からチップ状電子部品35
が、たとえば真空吸引チャックにより取り出され、これ
をマウントしようとする所望の回路基板等にまで供給さ
れる。
【0029】このとき、前述したように、チップ状電子
部品35は、キャビティ25内においてクリアランスを
わずかしか残さない状態でありながら、キャビティ25
の底壁部28の平坦な内面に接した状態でキャビティ2
5内に収納されているので、キャビティ25内でチップ
状電子部品35が踊ることがほとんどなくなり、それゆ
え、真空吸引チャックがチップ状電子部品35の適正な
位置を吸着し得なかったり、チップ状電子部品35の吸
着自身を行なえなかったりすることを有利に防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態によるチップ状電子部品
連21を一部破断して示す斜視図である。
【図2】図1の線II−IIに沿う拡大断面図である。
【図3】図1および図2に示したチップ状電子部品連2
1に備えるキャリアテープ22のキャビティ25の成形
方法に含まれるいくつかの工程を順次示す図解的断面図
である。
【図4】図3に示した真空成形金型23の一部表面を示
す斜視図である。
【図5】キャリアテープ6にキャビティ5を成形するた
めの従来の第1の方法を示す図解的断面図である。
【図6】キャリアテープ13にキャビティ12を成形す
るための従来の第2の方法を示す図解的断面図である。
【符号の説明】
21 チップ状電子部品連 22 キャリアテープ 23 真空成形金型 24 上方開口 25 キャビティ 26 プラスチックシート 27 凸部 28 底壁部 29 プレス金型 30 真空穴 31 上面 35 チップ状電子部品 36 トップテープ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックシートからなり、エンボス
    加工することにより上方に開口を有する複数個のキャビ
    ティが長手方向に分布して形成されたキャリアテープ
    と、前記キャビティの各々に収納されたチップ状電子部
    品と、前記キャビティの上方開口を覆うように前記キャ
    リアテープに接着されるトップテープとを備える、チッ
    プ状電子部品連の製造方法であって、 前記プラスチックシートと、前記キャビティを成形する
    ための凸部が形成されるとともに負圧を与えるための複
    数個の真空穴が表面に分布された、真空成形金型と、前
    記キャビティの底壁部の外面を平坦面にするためのプレ
    ス金型とを用意し、 前記真空成形金型の前記凸部が形成された側に、前記プ
    ラスチックシートを配置し、 前記複数個の真空穴に負圧を与えることによって、前記
    凸部の外面に相関する内面を有する前記キャビティを
    記凸部に沿わせて成形し、 前記凸部の上面に対向するように前記プレス金型を配置
    し、 前記真空成形金型上に配置された前記プラスチックシー
    トに向かって前記プレス金型を接近させ、前記凸部の上
    面と前記プレス金型とによって前記キャビティの底壁部
    を成形する、 各工程を備える、チップ状電子部品連の製造方法。
  2. 【請求項2】 プラスチックシートからなり、エンボス
    加工することにより上方に開口を有する複数個のキャビ
    ティが長手方向に分布して形成されたキャリアテープ
    と、前記キャビティの各々に収納されたチップ状電子部
    品と、前記キャビティの上方開口を覆うように前記キャ
    リアテープに接着されるトップテープとを備える、チッ
    プ状電子部品連において、 前記キャリアテープの前記キャビティは、負圧を与える
    ための複数個の真空穴が表面に分布された真空成形金型
    に備える凸部に沿って成形されたものであり、前記凸部
    の外面に相関する内面と、前記凸部の上面とこれに対向
    するように配置されたプレス金型との接近により成形さ
    れた底壁部の外面とを有することを特徴とする、チップ
    状電子部品連。
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