JP2526801B2 - エンボスキャリアテ―プ - Google Patents

エンボスキャリアテ―プ

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JP2526801B2 JP5259327A JP25932793A JP2526801B2 JP 2526801 B2 JP2526801 B2 JP 2526801B2 JP 5259327 A JP5259327 A JP 5259327A JP 25932793 A JP25932793 A JP 25932793A JP 2526801 B2 JP2526801 B2 JP 2526801B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンボスキャリアテー
プに関し、特にはがし易いトップテープを有するエンボ
スキャリアテープに関する。
【0002】
【従来の技術】従来例1としてのエンボスキャリアテー
プは、図2に示すように、トップテープ(3)の長手方
向のエンボス両端部に対向する箇所に連続する2本の薄
肉部(11)を形成し、エンボスキャリアテープ(1)
とトップテープの両薄肉部の外側で熱圧着する構造とな
っている(例えば、実開平1−88864)。この従来
例1は、実装機において薄肉部(11)を起点にトップ
テープ(3)をはくりし、電子部品(4)をエンボス部
(2)よりピックアップする動作となっている。従来例
2としてのエンボスキャリアテープは、図3に示すよう
にトップシート(3)の熱圧着部5の内側に沿って、ト
ップシートはがし用のミシン目状の孔(12)を有し、
エンボスキャリアテープ(1)をミシン目状の孔(1
2)の外側で熱圧着する構造となっている(例えば、実
開平−126961)。この従来例2は、実装機におい
てミシン目状の孔(12)を起点にトップテープ(3)
をはくりし、電子部品(4)をエンボス部(2)よりピ
ックアップする動作となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来例は、エ
ンボス部内に電子部品を挿入固定後、キャリアテープと
トップテープを熱圧着した構造となっている。SMD実
装機で電子部品をエンボスキャリアテープのエンボス部
よりピックアップする際、トップテープをキャリアテー
プとトップテープの熱圧着部よりはくりしながら電子部
品をピックアップし、所望の基板に実装するのが一般的
である。又、この時のはくり強度の強弱により、トップ
テープの途中での切断、トップシートはくりせず、ある
いはトップシート圧着部分外からのはくり等の不具合が
生じやすい。これらの不具合改善のため様々な改善策が
講じている。
【0004】従来例1の場合では、熱圧着部の強度強弱
によって生ずる不具合を、トップシールに薄肉部を設
け、熱圧着部をはくりせずに薄肉部を起点にトップテー
プをはくりする方法であるが、トップテープの厚さは、
通常40〜50μmの多層構造であり、この従来例の場
合、薄肉部の基準厚さとそのバラツキによりはくり強度
が右左されやすく、この構造の場合、トップシートを引
きちぎる形となり、そりはくり強度がバラツキ。又、ト
ップシートの多層構造の面より薄肉部外の部分よりはく
りが生じる問題がある。
【0005】従来例2の場合では、熱圧着部の強度強弱
によって生ずる不具合を、トップシートにミシン目状の
孔を設け、熱圧着部をはくりせずにミシン目状の孔を起
点にトップシートをはくりする方法であるが、この場
合、ミシン目状の孔の大きさ及び間隔によりバラツキに
よりはくり強度が右左されやすい。又、ミシン目状にな
っていることより、はくり強度の経時変化はノコギリ状
の強度推移となり、外形の小さな部品(例えば、160
8部品、1005部品)ではそのノコギリ状の振動を受
けやすく、製品のエンボス部よりのとび出し等の問題が
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のキャリアテープ
は、電子部品を収納するエンボス部が連続して設けられ
たキャリアテープにおいて、該エンボス部をシールする
トップテープは、前記キャリアテープと接着する領域を
有する第一層と、該接着する領域とは独立な接着領域で
前記第一層と接着する第二層より構成されることを特徴
とするものである。また、キャリアテープと第一層との
接着領域の幅より、第一層と第二層との接着領域の幅が
小さいことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明においては、トップシートが、熱圧着部
層とトップシートはくり層の2層からなるトップシート
を有することにより、熱圧着部からのはくり時の不具合
(テープ切断、はくりせず等)がなくなり、電子部品を
エンボスキャリアテープのエンボス部よりピックアップ
する際、トップテープをキャリアテープとトップテープ
の熱圧着部よりはくりせずにトップテープははくり層よ
りはくりし電子部品をピックアップし、所望の基板に実
装することができるものである。
【0008】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図1(a),(b)は本発明の実施例による電子
部品供給用エンボスキャリアテープの平面図、及び断面
図であり、(c)はトップテープの断面図、(d)は本
発明の実施例のはくり強度を示すグラフである。図1
(a),(b)に示すように、キャリアテープ(1)に
は、電子部品(4)を挿入固定するためのエンボス部
(2)とテープ送り用の透孔(10)をそれぞれ等間隔
に設けられている。キャリアテープ(1)のエンボス部
(2)に電子部品(4)が挿入され、キャリアテープ
(1)の上面をトップテープ(3)でシールするもので
ある。この電子部品供給用エンボスキャリアテープ
(1)の製造にあたっては、フィルムシート層A(6)
(約20μm程度)からなるテープと、フィルムシート
層B(8)約20〜30μm(又は多層接着剤層)と、
接着剤層B(9)からなるテープを、接着剤層A(7)
により重ね合わせ図1(c)のトップシート(3)の形
状に加工する。電子部品(4)を挿入後トップテープ
(3)を、アイロン方式(コテによる熱圧着)にて、順
次長手方向に熱圧着部(5)を固定し電子部品(4)を
固定する。
【0009】この時熱圧着部(5)の圧着強度(はくり
強度)は、コテ幅の大きさ、圧着回数、温度により接着
剤層A(7)のはくり強度より大きくなるように条件出
しを行ない強度を決定する。一例として図1(d)に示
すようにコテ幅0.8mm、温度180℃、1度押しの条
件の場合、平均70gr程度のはくり強度を得る事が出
来る。接着剤層A(7)の接着強度は一般的なSMD実
装機でのはくり強度の下限範囲である20〜30grの
値を選択する。実装機でのトップシート(3)のはくり
は接着剤層A(7)の面よりはくりする。また、例とし
てフィルムシート層AとしてはPET、フィルムシート
層BとしてはPET、接着剤層Aとしてはポリエチレン
系組織材、接着剤層Bとしては、ポリエチレン系組織材
がもちいられる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トップシートを2層より構成され、それぞれトップシー
トはくり用、トップシートとエンボスキャリアテープ接
着用にと用途別に構成されている。また、従来のように
トップシートにミシン目状の孔を設ける、あるいは薄肉
部を設ける方法により、従来よりのトップシール製法、
構成を活かし接着剤層でのはくりを行なうことより均一
なはくり強度を得ることができるものである。このよう
に、電子部品をエンボスキャリアテープのエンボス部よ
りピックアップする際、トップテープをキャリアテープ
とトップテープの熱圧着部よりはくりしながら電子部品
をピックアップし、所望の基板に的確に実装することが
でき、また、この時のはくり強度の強弱により、トップ
テープの途中での切断、トップシートはくりせず、ある
いはトップシート圧着部分外からのはくり等の問題が生
ずることがなくなどの優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b) 本発明の実施例の平面図及び
断面図 (c) トップテープの断面図 (d) 本発明の実施例のはくり強度を示すグラフ
【図2】(a),(b) 従来例1の平面図及び断面図
【図3】(a),(b) 従来例2の平面図及び断面図
【符号の説明】
1.エンボスキャリアテープ 2.エンボス部 3.トップテープ 4.電子部品 5.熱圧着部 6.フィルムシート層A 7.接着剤層A 8.フィルムシート層B 9.接着剤層B 10.テープ送り用の透孔 11.薄肉部 12.ミシン目状の孔

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を収納するエンボス部が連続し
    て設けられたキャリアテープにおいて、該エンボス部を
    シールするトップテープは、前記キャリアテープと接着
    する領域を有する第一層と、該接着する領域とは独立な
    接着領域で前記第一層と接着する第二層より構成される
    ことを特徴とするキャリアテープ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、キャリアテープと第
    一層との接着領域の幅より、第一層と第二層との接着領
    域の幅が小さいことを特徴とするキャリアテープ。
JP5259327A 1993-09-22 1993-09-22 エンボスキャリアテ―プ Expired - Fee Related JP2526801B2 (ja)

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