JPH0219217A - キャリアテープのシール方法 - Google Patents

キャリアテープのシール方法

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JPH0219217A
JPH0219217A JP63162902A JP16290288A JPH0219217A JP H0219217 A JPH0219217 A JP H0219217A JP 63162902 A JP63162902 A JP 63162902A JP 16290288 A JP16290288 A JP 16290288A JP H0219217 A JPH0219217 A JP H0219217A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier tape
strength
adhesive
sealing
cover tape
Prior art date
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Pending
Application number
JP63162902A
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English (en)
Inventor
Susumu Ando
進 安藤
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Nippon Chemi Con Corp
Original Assignee
Nippon Chemi Con Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Chemi Con Corp filed Critical Nippon Chemi Con Corp
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Publication of JPH0219217A publication Critical patent/JPH0219217A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電子部品などを収納して移送するために用
いられるキャリアテープのシール方法に関する。
〔従来の技術〕
キャリアテープ°2には、たとえば第8図に示すように
、電解コンデンサなどのチップ部品4が収納される複数
個のキャビティ6がエンボス加工によって長手方向に等
間隔で形成され、各キャビティ6の間には実装機におけ
る移送用のスプロケットに対応するスプロケットホール
8が等間隔に形成されている。
そして、各キャビティ6にチップ部品4が収納されたキ
ャリアテープ2の上面には、フィルム状のカバーテープ
10が重ねられてシールされ、各キャビティ6がカバー
テープlOによって閉塞される。
キャリアテープ2とカバーテープ10とのシールは、第
9図(A)に示すように、キャビティ6を跨がる両端部
におけるキャリアテープ2とカバーテープ10との接合
部間を熱圧着によって一定幅りを連続して接着すること
によって成される。
キャリアテープ2はリール30に巻回された状態で使用
に供され、配線基板などに対する実装においては、スプ
ロケットの回転によってキャリアテープ2が送られると
同時に、カバーテープ10が剥がされながらキャビティ
6からチップ部品4が真空ピンセットなどで取り上げら
れてプリント基板などの被実装体にマウントされる。
〔発明が解決しようとする課題] とごろで、熱圧着では、押えローラなどの放熱体の温度
を一定に設定しても、実際には温度は時間や接着面の性
状などの諸因により微妙に変化するため、接着領域の全
域に亘って一定の温度に保持させてシールを行うことは
極めて困難である。
また、押え圧を一定に設定しても、温度と同様、実際に
は接着面における押え口・−ラと接着の接触状態の不均
一性により微妙に変化する。
したがって、温度や押え圧が均一に加えられることによ
って生じる一定のシール強度、すなわち理想的な接着状
態は考えられるものの、実際にそのような接着状態が得
られるよ・うに制御するに難しい温度変化や押え圧の変
化を考えると不可能に近い。
このため、第9図(B)に示すように、部分的にシール
強度のむらを生じ、シール強度の小さい部分がある程度
連続する箇所ではカバーテープ10が自然に剥がれ、キ
ャリアテープ2の移送時にチップ部品4が抜は落ちると
いう問題がある。
なお、シール強度の数値は、電子部品の実装分野で用い
られるキャリアテープのシール強度の規格における上限
値と下限値である。また、自然剥離の問題に対処して、
シール強度を全域に亘って強くすれば、実装機の機種に
よってはカバーテープが切断するという不具合がある。
このようなことから、第10図(A)に示すように、比
較的シール強度の大きい接着部分Mをスポット的に不連
続に形成することも成されているが、この場合、カバー
テープIOの自然剥離によるチップ部品4の脱落の危惧
は減少するものの、第10図(B)に示すように5.接
着部分Mと非接着部分Nにおけるシール強度の差が大き
くなり、カバーテープ10を剥がす時にキャリアテープ
2に振動を生じ、実装中にチップ部品4の抜は落ち、飛
散を生じる問題がある。そして、これらの問題は、何れ
も実装の歩留りや稼働率に影響し、作業性の低下に繋が
っている。
そこで、この発明は、シール強度の最適化範囲を拡大し
てシールの信軌性を改善したキャリアテープのシール方
法の捷供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明のキャリアテープのシール方法は、上記課題を
解決するために、シール強度の強弱域を分布させ、それ
らの強弱域の連関関係によるシール強度の最適化を企図
したもので、キャビティが一定の間隔で形成されたキャ
リアテープの前記キャビティの中に移送すべき物を収納
するとともに、前記キャリアテープの上面に前記キャビ
ティを閉塞するカバーテープを重ね合せ、前記キャビテ
ィを跨がる両端部における前記キャリアテープと前記カ
バーテープとの接合部間に、特定のシール強度を有する
連続する第1の接着領域と、前記シール強度より大きい
シール強度を有する不連続な第2の接着領域とを形成す
るシール方法としたものである。
また、前記接着領域を、連続し且つ不連続に広幅となる
単一の領域として形成するシール方法とすることもでき
る。
〔作   用〕
上述の方法とすれば、キャリアテープとカバーテープと
の接合部間の接着状態が、シール強度の小さい第1の接
着領域とシール強度の大きい第2の接着領域との分布に
よって形成されるので、たとえ第1の接着領域で自然剥
離が生じても第2の接着領域の存在によって収納部品の
抜は落ちが阻止されるとともに、第2の接着領域にカバ
ーテープを切断するようなシール強度が存在しても第2
の接着領域自体の不連続性および第1の接着領域のシー
ル強度の弱さによって抑制される。
また、第1の接着領域と第2の接着領域との間における
シール強度の差が大きくなく、且つ、接着領域は全体と
して連続しているので、カバーテープの剥離時、シール
強度の弱から強、強から弱への移行が滑らかとなり、キ
ャリアテープの振動を生じない。
したがって、両域の連関関係によって、温度や押え圧が
均一に付与された場合に得られる理想的なシール強度に
、剥離特性上近似するシール強度の最適化が図られる。
また、シール強度の最適化は、通常的に得られる接着状
態、すなわち、温度や押え圧の不均一による接着むらが
存在する接着状態としての第1の接着領域と、第2の接
着領域との連関関係によって成されるので、設定された
温度や押え圧の不均一性を考慮することなく、極めて自
由度の大きい条件の下でシール作業を実施できる。
〔実 施 例〕
第1図ないし第4図は、この発明のキャリアテープのシ
ール方法の一実施例を示す。
プラスチック製のキャリアテープ2のほぼ中央部には、
電解コンデンサなどのチップ部品4を収納可能な角柱状
の空隙を成すキャビティ6がエンボス加工によって長手
方向に等間隔に複数個形成され、キャビティ6の形成に
よって隔てられた上面の一端部には、実装機(図示しな
い)のスプロケットに嵌合するスプロケットホール8が
長手方向に等間隔に形成されている。
チップ部品4が収納されたキャリアテープ2の上面は、
キャビティ6を閉塞するように重ね合せられたフィルム
状のカバーテープ10でシールされる。シールは、キャ
ビティ6を跨がる両端部におけるキャリアテープ2とカ
バーテープlOとの接合部間Wに、20gf前後のシー
ル強度を有する長手方向に連続した第1の接着領域12
と、この接着領域12上に等間隔に不連続に位置し、3
5gf前後のシール強度を有する第2の接着領域14と
を形成して成される。接着領域12は、接合部間Wの1
/3程度の一定幅Sを有し、接着領域14は、接着領域
12の幅Sに等しい直径を存する円形に形成されている
接着には、たとえば、第2図に示すように、両端に接着
領域12の幅Sと等しい幅の径大部を有する2個のドラ
ム状の押えローラ16.18が所定の設定温度に加熱さ
れて使用される。
一方の押えローラ16の押え面である径大部16a、1
6bの周端面は平坦に形成され、この押えローラ16に
よってキャリアテープ2の長手方向に連続するシール強
度の小さい接着領域12が形成される。
また、他方の押えローラ18の押え面である径大部18
a、18bの周端面には、接着領域12の幅Sと等しい
大きさの直径を有するとともにカバーテープ10の厚み
以下の高さを有する円形突部18cが等間隔に形成され
ており、この押えローラ18によって、押えローラ16
で形成された接着領域12上に円形突部18cの圧着に
よるシール強度の大きい接着領域14が等間隔に形成さ
れる。
カバーテープIOのシール強度すなわち剥離強度は、第
3図(B)に示すように、弱いシール強度に強いシール
強度が一定の周期で加味される強弱の分布状態となる。
カバーテープlOの剥離時、シール強度の弱い接着領域
12では、カバーテープlOが切断しないシール強度が
得られ、たとえ接着むらがあり自然剥離を生じる状態に
あっても、一定間隔で存在するシール強度の強い接着領
域14によってチップ部品4の抜は落ちが阻止される。
また、シール強度の強い接着領域14では、カバーテー
プlOの自然剥離を生じないシール強度が得られ、たと
えカバーテープIOが切断するようなシール強度であっ
ても、接着領域14は不連続に点在し、且つ、接着領域
12との間にシール強度の差を有するので、剥離抵抗の
強い状態が連続せずカバーテープ10の切断に至らない
そして、両接着領域12.14間のシール強度に大きな
差がなく、且つ、接着領域12.14は全体として連続
状態にあるので、カバーテープIOの剥離時、シール強
度の弱から強、強から弱への移行が滑らかとなり、キャ
リアテープ2の振動が抑制される。
次に、第4図は、押えローラの変形例を示す。
前述の押えローラ16.18の接着機能を一体に有する
ドラム状の押えローラ20の両端には、押えローラ16
.18と同様に、接着領域12の幅Sと等しい幅の径大
部20aが形成され、押え面である径大部20aの周端
面には、接着領域12の幅Sと同じ直径を有するととも
にカバーテープ10の厚み以下の高さを有する円形突部
20bが等間隔に形成されている。
そして、径大部20aにおける円形突部20b以外の平
坦な周端面によってシール強度の小さい接着領域12が
形成され、円形突部20bによってシール強度の大きい
接着領域14が形成される。
ところで、接着領域14が接着領域12の域内に位置す
る場合には、接着領域14が接着領域12の領域外に位
置する場合や、接着領域14が接着領域12の領域幅S
を越える直径を有する場合に比べて再接着領域12.1
4間のシール強度の差が大きくないので、振動抑制が特
に良好となる。
また、シール強度の大きい接着領域14の領域形状は、
極めて面積の小さいスポット状でも良好であるが、ある
程度の面積を有する円形とすれば、剥離強度が直径部分
をピークとするなだらかな勾配となり、カバーテープI
Oの切断やキャリアテープ2の振動を極めて良好に抑制
できる利点を有する。そして、接着領域14の形状を、
−頂点がカバーテープ10の剥離開始部側へ向いた三角
形(たとえば二等辺三角形)とすることも有効である。
この場合、円形に比べて剥離強度の勾配がさらになだら
かになる利点を有する。
ところで、シール強度の大きい接着領域14を、シール
強度の小さい接着領域12上に等間隔に、且つ、両側で
対向する位置に形成したが、接着領域14を接着領域1
2上に等間隔に、且つ、両側において互い違いに位置す
るように形成しても良好な剥離強度が得られる。
次に、第5図は、この発明のキャリアテープのシール方
法の他の実施例を示す。
キャリアテープ2とカバーテープ10との接合部間には
、連続する単一の接着領域22を形成してシールが成さ
れており、接着領域22は、細幅領域22aと、不連続
で等間隔に位置する四角形状の広幅領域22bとから形
成されている。キャリアテープ2の長手方向における単
位長さ当りの面積の相違により、細幅領域22aでは弱
いシール強度が得られ、広幅領域22bでは強いシール
強度が得られる。
キャリアテープ2とカバーテープ10との接着には、第
6図に示すように、ドラム状を成す押えローラ24が使
用される。この押えローラ24の両端には、径大部24
aが形成され、押え面である径大部24aの周端面には
、細幅領域22aを形成するための細幅凸面24bと、
広幅領域22bを形成するための広幅凸面24cが一連
に形成されている。
カバーテープ10のシール強度すなわち剥離強度は、第
7図(B)に示すように、前記実施例と同様、弱いシー
ル強度に強いシール強度が一定の周期で加味される強弱
の分布状態となる。したがって、細幅領域22aと広幅
領域22bの連関関係によって前記実施例と同様にシー
ル強度の最適状態が得られる。
また、広幅領域22bの形状を、円形や三角形の形状と
すれば、収納物の種類に対応したシール強度の多様化を
図ることができる。
なお、上記の両実施例では、何れもカバーテープ10の
シール強度が20gf近傍での最適化状態を示したが、
上限値と下限値との許容区間において基準強度を任意に
設定して最適化範囲の拡大を図ることができる。
〔発明の効果〕
以上の通り、この発明によれば、シール強度が、シール
強度の弱い接着領域とシール強度の強い接着領域との連
関関係によって形成されるので、カバーテープの剥離強
度の最適化範囲が拡大され、実装の歩留り、稼働率の向
上を図ることができる。
また、シール強度の小さい接着領域とシール強度の大き
い接着領域の個別的なシール精度は条件要素としないの
で、自由度の大きし1条件下でシー少工程を実施でき、
シール作業の品質性、容易性の向上を図ることができる
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明のキャリアテープのシール方法の一実
施例を示すキャリアテープの部分斜視図、第2図は第1
図に示すキャリアテープの押えローラによるシールを示
す斜視図、第3図は第1図に示すキャリアテープおよび
そのシール強度の分布を示す図、第4図は第1図に示す
キャリアテープの他の押えローラによるシールを示す斜
視図、第5図はこの発明のキャリアテープのシール方法
の他の実施例を示すキャリアテープの部分斜視図、第6
図は第5図に示すキャリアテープの押えローラによるシ
ールを示す斜視図、第7図は第5図に示すキャリアテー
プおよびそのシール強度の分布を示す図、第8図はキャ
リアテープの使用状態を示す斜視図、第9図は従来のシ
ール方法によってシールされたキャリアテープおよびそ
のシール強度の分布を示す図、第10図は従来の他のシ
ール方法によってシールされたキャリアテープおよびそ
のシール強度の分布を示す図である。 2・・・キャリアテープ 6・・・キャビティ lO・・・カバーテープ 12.22a・・・第1の接着領域 14.22b・・・第2の接着碩域 第2のII珊領領 域4 第1図 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) キャビティが一定の間隔で形成されたキャリア
    テープの前記キャビティの中に移送すべき物を収納する
    とともに、前記キャリアテープの上面に前記キャビティ
    を閉塞するカバーテープを重ね合せ、前記キャビティを
    跨がる両端部における前記キャリアテープと前記カバー
    テープとの接合部間に、特定のシール強度を有する連続
    する第1の接着領域と、前記シール強度より大きいシー
    ル強度を有する不連続な第2の接着領域とを形成してな
    るキャリアテープのシール方法。
  2. (2) 前記接着領域が、連続し且つ不連続に広幅とな
    る単一の領域である請求項1記載のキャリアテープのシ
    ール方法。
JP63162902A 1988-06-30 1988-06-30 キャリアテープのシール方法 Pending JPH0219217A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009040475A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Murata Mfg Co Ltd テーピング電子部品の製造装置およびそれを用いたテーピング電子部品の製造方法
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CN111071529A (zh) * 2019-12-26 2020-04-28 昆山诚业德通讯科技有限公司 一种弹片包装设备

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