JPH01182266A - 電子部品搬送用キャリアテープ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子部品搬送用キャリアテープに関し、詳しく
は、電子部品を収納し、カバーテープをかぶせて当該電
子部品を輸送する際に使用されるキャリアテープに関す
る。

〔従来の技術〕

従来、電子部品を搬送するに、リールに巻かれた一端部
に送り六が設けられ、当該送り穴の内側に凹部（キャビ
ティ部）を有するテープが使用されており、当該送り大
を利用してテープを送り出しし、当該凹部に面装着型半
導体パッケージを収納し、当該パッケージが当該凹部の
外に出ないように、当該テープの上面にカバーテープを
ヒートシールする形態のテープ（以下キャリアテープと
いう）がある。

なお、当該キャリアテープ（出荷用エンボステープ）に
ついて述べた特許の例としては、特開昭５５−６８６０
号公報があげられる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかるに、従来のキャリアテープにあっては、当該公報
にも記載のように、カバーテープが接着される部分の当
該キャリアテープの接着部は平坦な面に構成されている
。

七の為、カバーテープが輸送時や実装作業に際してキャ
リアテープかも剥離し、当該テープに収納した製品を落
下させるという問題があった。

すなわち、当該テープキャリアにありては、そのテープ
幅や製品を収納するための凹部（収納部）の大きさやテ
ープ送り穴の位置およびピッチなどはＥＩＡ規格、ＥＩ
ＡＪ規格などにより定められているために、このように
、接着部分が平坦面であると、その接着面積が限られ狭
いものとなり、また、当該テープΦヤリアはリールに巻
かれ、送り出しし、製品を収納し、カバーテープをヒー
トシールした後に、再びリールに巻かれるなどの使用が
なされるので、カバーテープがキャリアテープから剥離
し易いという性格を元々持っている。

また、キャリアテープに収納する製品が小型のものでは
、比較的にカバーテープが剥離し、製品が落下するとい
うことが防止できるが、製品が大型化し、その重量が増
大してくると、当該問題も顕著になってくる。

そこで、本発明は、かかるカバーテープとキャリアテー
プとの接着強度を高め、その剥離による製品の落下を防
止し、また、製品が大型化し、重量が増加してくる場合
にも対処できる技術を提供することを目的としたもので
ある。

本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明細書の記述および添付図面からあきらかになるであ
ろう。

〔問題点を解決するだめの手段〕

本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記のとおりである。

本発明では、キャリアテープにおいて、その製品収納部
の両端に溝部を設けるようにした。

〔作用〕

このように溝部を設けることにより、カバーテープをキ
ャリアテープに被着させる際に、当該カバーテープが当
該キャリアテープの溝部の中に入るので、その接着面積
が増大し、接着強度を向上させ、キャリアテープからカ
バーテープが剥れることを防止でき、製品の落下などの
問題な解決できた。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例を、図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の実施例を示す斜視図である。

第１図にて、１はカバーテープ、２はキャリアテープ、
３は製品収納部、４は溝部、５は送り穴、６はカバーテ
ープ接着面である。

キャリアテープ２は、長尺の例えばプラスチックフィル
ムより成る。該キャリアテープ２はリールに巻かれてい
る。第１図では、当該リールから送り出しされた状態を
示しである。キャリアテープ２の一端部（図示では左側
端部）には、当該送り出し用の送り穴５が複数、定めら
れたピッチで孔設されている。当該送、クー穴５は貫通
孔である。

キャリアテープ２の中央部には、複数、定められたピッ
チで、四角形状の収納部３が溝膜されている。当該収納
部３円には例えば面付実装タイプの半導体パッケージが
収納される。収納される製品が輸送中などに動かない程
度にその大きさや深さなどが選択、決定されている。

当該キャリアテープ２は、収納されるパッケージの静電
破壊などを防止するために、導電性を付与するカーボン
ブラックなどが混入されている。

透明な材質よりなることが収納部３内の製品の確認など
に際し好ましい。

キャリアテープ２には、本発明に係る溝部４が、送り穴
５の内側であって、収納部３０両端外側に溝膜されてい
る。溝部４は、図示のように、長尺のキャリアテープ２
の長さ方向に沿って連続した形で設けられている。

当該キャリアテープ２の上面でありて、カバーテープ接
着面に、図示のよ５な長尺のカバーテープ１を被着させ
る。

当該カバーテープ１もキャリアテープ２と同様の材質よ
り成る。

これらテープ１，２はヒートシールできることが好まし
い。

第２図は当該ヒートシール工程の説明断面で、同図にて
、７はテープ接着用治具である。

第２図矢標で示すように、キャリアテープ２にカバーテ
ープ１を載置し、テープ接着用治具７の突出した抑圧部
８により、カバーテープ１の一部をキャリアテープ２の
溝部４に入れ、カバーテープ１をキャリアテープ２にヒ
ートシールする。

第３図は本発明の他の実施例を示す。

第２図では、第１図に示すものと同様に当該溝部４を方
形状に構成した例を示したが、この第３図に示す実施例
では当該溝部４を円孤状に構成した例を示す。

また、第４図は本発明のさらに他の実施例を示す。

この第４図に示す実施例では当該溝部４を７字状に構成
した例を示す。

第５図はキャリアテープ２の収納部３内に収納すること
ができる電子部品の一例を示し、当該例としてフラット
パックプラスチックパッケージ９を例示した。

本発明によればキャリアテープ２に溝部４を設げたので
、当該溝部４にカバーテープ１を入れることができ、当
該溝部４がなく平坦な面である場合に比して、その接着
面積を増大させることができ、それにより接着強度が高
くなり、パッケージ９を当該キャリアテープ２の収納部
３内に収納してカバーテープ１を被着させたときに、カ
バーテープ１がキャリアテープ２から剥離することが防
止され、リールに巻かれ輸送などがされても、カバーテ
ープ１が剥離し当該パッケージ９が落下するなどという
ことが防止できた。

接着強度が向上するので、重量のあるパッケージでもそ
の落下を防止することができた。

以上本発明者によってなされた発明を実施例にもとづき
具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。

以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となりた利用分野である面実装型半導体パッ
ケージを収納する場合について説明したが、それに限定
されるものではなく、例えばコンデンサなどの各種電子
部品を収納する場合にも適用できる。

〔発明の効果〕

本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとうりであ
る。

本発明は電子部品の搬送に際し、カバーテープのキャリ
アテープからの剥離を防止することができる技術を提供
することができた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す斜視図、第２図は本発明
の実施例を示す説明断面図、第３図は本発明の他の実施
例な示す説明断面図、第４図は本発明のさらに他の実施
例を示す説明断面図、 第５図はキャリアテープの収納部に収納される電子部品
の一例斜視図である。 １・・・カバーテープ、２・・・キャリアテープ、３・
・・収納部、４・・・溝部、５・・・送り大、６・・・
カバーテープ接着面、７・・・テープ接着用治具、８・
・・押圧部、９・・・フラットバックプラスチックパッ
ケージ。 第　　１　図 ／ 第２図 第゛　３　図 ／ 第　　４　図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. １．適宜間隔を置いて複数溝設された電子部品を収納す
   るための収納部と適宜間隔を置いて複数設けられた送り
   穴とを備え、かつ、前記収納部内に収納された電子部品
   が当該収納部外に出ないようにその上面にカバーテープ
   を被着させる電子部品搬送用キャリアテープにおいて、
   前記送り穴内側であって前記収納部の両端外側に溝部を
   溝設して成ることを特徴とする電子部品搬送用キャリア
   テープ。
2. ２．カバーテープをキャリアテープに被着させるに、ヒ
   ートシールにより行われる特許請求の範囲第１項記載の
   電子部品搬送用キャリアテープ。