JP6746299B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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    • G03G21/1839Means for handling the process cartridge in the apparatus body

Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。画像形成装置は記録媒体に画像を形成するものである。画像形成装置の例としては、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(LEDプリンタ、レーザビームプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
電子写真画像形成装置(以下、単に「画像形成装置」ともいう。)では、像担持体としての一般にドラム型とされる電子写真感光体、即ち、感光体ドラムを一様に帯電させる。次いで、帯電した感光体ドラムを選択的に露光することによって、感光体ドラム上に静電潜像(静電像)を形成する。次いで、感光体ドラム上に形成された静電潜像を、現像剤としてのトナーでトナー像として現像する。そして、感光体ドラム上に形成されたトナー像を、記録用紙、プラスチックシートなどの記録材に転写し、更に記録材上に転写されたトナー像に熱や圧力を加えることでトナー像を記録材に定着させることで画像記録を行う。
このような画像形成装置は、一般に、トナー補給や各種のプロセス手段のメンテナンスを必要とする。このトナー補給やメンテナンスを容易にするために、感光体ドラム、帯電手段、現像手段、クリーニング手段などを枠体内にまとめてカートリッジ化し、画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジとしたものが実用化されている。
このカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをユーザ自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができ、ユーザビリティーに優れた画像形成装置を提供することができる。そのため、このカートリッジ方式は画像形成装置において広く用いられている。
また上述したカートリッジ方式の中には、画像形成装置本体から移動可能なトレイが配設され、トレイが本体から引き出された状態でプロセスカートリッジを装着可能なものがある。そのような画像形成装置においては、ユーザが画像形成装置本体の内部に手を入れずに、プロセスカートリッジを交換可能であり、高いユーザビリティー性を有した構成となっている。
特開2009−157389号(図15)
しかしながら、特許文献1の構成においては、画像形成装置の装置本体内部にトレイが配設される分のスペースを設ける必要があって画像形成装置が大型化する場合がある。
本出願に係る発明の目的は、上記課題に鑑み従来構成を発展させることである。カートリッジ支持部材によってカートリッジを画像形成装置の装置本体に装着させる構成において、カートリッジ支持部材を小型化することを目的とする。
上記目的を達成するため、本出願に係る発明の代表的構成は、画像形成装置において、装置本体と、第1のユニットと、前記第1のユニットに対して回動可能に結合した第2のユニットと、を有するカートリッジと、前記カートリッジを装着した状態で前記装置本体に対して移動することで、前記装置本体の外部にあって前記カートリッジを着脱可能とする着脱位置と、前記装置本体の内部にあって前記カートリッジを画像形成可能な位置に配置させる画像形成位置と、を取り得るカートリッジ支持部材と、を有し、前記第1のユニットは被位置規制部を備え、かつ、前記カートリッジが前記カートリッジ支持部材に装着された状態で前記第2のユニットの下方に位置するものであり、前記カートリッジ支持部材は、前記被位置規制部と当接することで前記カートリッジの前記カートリッジ支持部材に対する移動を規制する位置規制部を備え、前記被位置規制部と前記位置規制部は、前記被位置規制部が移動可能な間隙をあけて係合し、前記カートリッジ支持部材が前記着脱位置から前記画像形成位置へ移動することに伴い、前記被位置規制部が前記位置規制部に対して移動しつつ、前記カートリッジは前記カートリッジ支持部材に支持された状態から前記装置本体に支持された状態に移ることを特徴とする画像形成装置。
以上説明したように、本出願に係る発明によれば、カートリッジ支持部材によってカートリッジを画像形成装置の装置本体に装着させる構成において、カートリッジ支持部材を小型化することができる。
第1の実施例に係る、電子写真画像形成装置の画像形成装置本体の開閉扉を開いた状態で、プロセスカートリッジをトレイに装着した際の電子写真画像形成装置の画像形成装置本体の断面図である。 第1の実施例に係る電子写真画像形成装置の画像形成装置本体及びプロセスカートリッジの断面図である。 第1の実施例に係るプロセスカートリッジの断面図である。 第1の実施例に係るプロセスカートリッジのクリーニング容器内部の断面図である。 第1の実施例に係る電子写真画像形成装置の開閉扉を開いた状態の画像形成装置本体の斜視図である。 第1の実施例に係る電子写真画像形成装置の開閉扉を開き、トレイを引き出した状態の画像形成装置本体の斜視図である。 第1の実施例に係る電子写真画像形成装置の開閉扉を開き、トレイを引き出した状態で、トレイにプロセスカートリッジを着脱する際の画像形成装置本体及びプロセスカートリッジの斜視図である。 第1の実施例に係る電子写真画像形成装置本体にプロセスカートリッジが装着された状態の、プロセスカートリッジ及び画像形成装置本体の駆動側支持部の斜視図である。 第1の実施例に係る電子写真画像形成装置本体にプロセスカートリッジが装着された状態の、プロセスカートリッジ及び画像形成装置本体の非駆動側支持部の斜視図である。 第1の実施例に係るプロセスカートリッジの分解図である。 第1の実施例に係るプロセスカートリッジの分解図である。 第1の実施例に係るプロセスカートリッジの分解図である。 第1の実施例に係るプロセスカートリッジの分解図である。 第1の実施例に係るプロセスカートリッジをトレイに装着する状態の斜視図である。 第1の実施例に係るプロセスカートリッジをトレイに装着する状態の斜視図である。 第1の実施例に係るプロセスカートリッジをトレイに装着する状態のトレイの断面図である。 第1の実施例に係るプロセスカートリッジをトレイに装着する状態のトレイの断面図である。 第1の実施例に係るプロセスカートリッジをトレイに装着する状態のトレイの断面図である。 第1の実施例に係るプロセスカートリッジをトレイに装着した状態で、トレイを着脱位置から画像形成位置に移動していく際の装置本体の模式図である。 第1の実施例に係るプロセスカートリッジをトレイに装着した状態で、トレイを着脱位置から画像形成位置に移動していく際の装置本体の模式図である。 第1の実施例に係るプロセスカートリッジをトレイに装着した状態で、トレイを着脱位置から画像形成位置に移動していく際の装置本体の模式図である。 第1の実施例に係るプロセスカートリッジをトレイに装着した状態で、トレイが画像形成位置にある際の装置本体の模式図である。 第1の実施例に係るプロセスカートリッジをトレイに装着した状態で、トレイを画像形成位置から着脱位置に移動していく際の装置本体の模式図である。 第1の実施例に係るプロセスカートリッジをトレイに装着した状態で、トレイを画像形成位置から着脱位置に移動していく際の装置本体の模式図である。 第1の実施例に係るプロセスカートリッジをトレイに装着した状態で、トレイが画像形成位置にある際の装置本体の模式図である。 第2の実施例に係る、電子写真画像形成装置の画像形成装置本体の開閉扉を開いた状態で、プロセスカートリッジをトレイに装着した際の電子写真画像形成装置の画像形成装置本体の断面図である。 第2の実施例に係るプロセスカートリッジをトレイに装着する状態の斜視図である。 第2の実施例に係るプロセスカートリッジをトレイに装着する状態の斜視図である。 第2の実施例に係るプロセスカートリッジをトレイに装着する状態のトレイの断面図である。 第2の実施例に係るプロセスカートリッジをトレイに装着する状態のトレイの断面図である。 第2の実施例に係るプロセスカートリッジをトレイに装着する状態のトレイの断面図である。 第2の実施例に係るプロセスカートリッジをトレイに装着した状態で、トレイを着脱位置から画像形成位置に移動していく際の装置本体の模式図である。 第2の実施例に係るプロセスカートリッジをトレイに装着した状態で、トレイを着脱位置から画像形成位置に移動していく際の装置本体の模式図である。 第2の実施例に係るプロセスカートリッジをトレイに装着した状態で、トレイが画像形成位置にある際の装置本体の模式図である。 第2の実施例に係るプロセスカートリッジをトレイに装着した状態で、トレイを画像形成位置から着脱位置に移動していく際の装置本体の模式図である。 第2の実施例に係るプロセスカートリッジをトレイに装着した状態で、トレイを画像形成位置から着脱位置に移動していく際の装置本体の模式図である。
<実施例1>
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
なお、電子写真感光体ドラムの回転軸線方向を長手方向とする。
また、長手方向において、画像形成装置本体から電子写真感光ドラムが駆動力を受ける側(カートリッジBに後述するカップリング14が設けられる側)を駆動側とする。駆動側の反対側を非駆動側とする。
図2および図3を用いて全体構成および画像形成プロセスについて説明する。
図2は、本発明の一実施の形態である電子写真画像形成装置の画像形成装置本体(以下、装置本体Aと記載する)及びプロセスカートリッジ(以下、カートリッジBと記載する)の断面図である。
図3は、カートリッジBの断面図である。
ここで、装置本体Aとは、電子写真画像形成装置からカートリッジB、トレイ18(詳細は後述)を除いた部分である。
<電子写真画像形成装置全体構成>
図2に示す電子写真画像形成装置は、カートリッジBを装置本体Aに着脱自在とした電子写真技術を利用したレーザビームプリンタである。カートリッジBが装置本体Aに装着されたとき、カートリッジBの電子写真感光体ドラム62に潜像を形成するための露光装置3(レーザスキャナユニット)が配置される。また、カートリッジBの下側に画像形成対象となる記録媒体(以下、シート材Pと記載する)を収納したシートトレイ4が配置されている。
更に、装置本体Aには、シート材Pの搬送方向Dに沿って、ピックアップローラ5a、給送ローラ対5b、搬送ローラ対5c、転写ガイド6、転写ローラ7、搬送ガイド8、定着装置9、排出ローラ対10、排出トレイ11等が順次配置されている。なお、定着装置9は、加熱ローラ9a及び加圧ローラ9bにより構成されている。
<画像形成プロセス>
次に、画像形成プロセスの概略を説明する。プリントスタート信号に基づいて、電子写真感光体ドラム(以下、ドラム62と記載する)は矢印R方向に所定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動される。
バイアス電圧が印加された帯電ローラ66は、ドラム62の外周面に接触し、ドラム62の外周面を一様均一に帯電する。
露光装置3は、画像情報に応じたレーザ光Lを出力する。そのレーザ光LはカートリッジBのクリーニング枠体71に設けられたレーザ開口71hを通り、ドラム62の外周面を走査露光する。これにより、ドラム62の外周面には画像情報に対応した静電潜像が形成される。
一方、図3に示すように、現像装置としての第1のユニット(以下、現像ユニット20とする)において、トナー室29内のトナーTは、第1搬送部材43、第2搬送部材44、第3搬送部材50の回転によって撹拌、搬送され、トナー供給室28に送り出される。
トナーTは、マグネットローラ34(固定磁石)の磁力により、現像ローラ32の表面に担持される。
トナーTは、現像ブレード42によって、摩擦帯電されつつ現像ローラ32周面上での層厚が規制される。
そのトナーTは、静電潜像に応じてドラム62へ現像され、トナー像として可視像化される。つまり現像ローラ32は現像剤を担持して潜像(静電潜像)を現像する現像剤担持体である。また、ドラム62は潜像が形成されトナー像(現像剤像)を担持する像担持体である。
また、図2に示すように、レーザ光Lの出力タイミングとあわせて、ピックアップローラ5a、給送ローラ対5b、搬送ローラ対5cによって、装置本体Aの下部に収納されたシート材Pがシートトレイ4から送り出される。そして、そのシート材Pが転写ガイド6を経由して、ドラム62と転写ローラ7との間の転写位置へ搬送される。この転写位置において、トナー像はドラム62からシート材Pに順次転写されていく。
トナー像が転写されたシート材Pは、ドラム62から分離されて搬送ガイド8に沿って定着装置9に搬送される。そしてシート材Pは、定着装置9を構成する加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとのニップ部を通過する。このニップ部で加圧、及び加熱定着処理が行われてトナー像はシート材Pに定着される。トナー像の定着処理を受けたシート材Pは、排出ローラ対10まで搬送され、排出トレイ11に排出される。
一方、図3に示すように、転写後のドラム62は、クリーニングブレード77により外周面上の残留トナーが除去されて、再び、画像形成プロセスに使用される。ドラム62から除去されたトナーは第2のユニット(以下、クリーニングユニット60)の廃トナー室71bに貯蔵される。なお鉛直方向において、クリーニングユニット60は、現像ユニット(第1のユニット)20の上方に配置される。言い換えると現像ユニット20は、クリーニングユニット60の下方に配置される。
上記において、帯電ローラ66、現像ローラ32、転写ローラ7、クリーニングブレード77がドラム62に作用するプロセス手段である。
<カートリッジ着脱>
次に、装置本体Aに対するカートリッジBの着脱について、図5、図6を用いて説明する。
図5は、カートリッジBを着脱するために開閉扉13を開いた装置本体Aの斜視図である。図6は、カートリッジBを着脱するために開閉扉13を開きトレイ18を引き出した状態の装置本体AとカートリッジBの斜視図である。
図7は、開閉扉13を開きトレイ18を引き出した状態で、カートリッジBを着脱している際の装置本体A及びカートリッジBの斜視図である。カートリッジBは、トレイ18に対して、装着方向Eに沿って装着可能である。
装置本体Aには開閉扉13が回動可能に取り付けられており、この開閉扉13を開くとカートリッジ挿入口17が設けられている。そしてカートリッジ挿入口17内にはカートリッジBを装置本体Aに装着するためのトレイ18が備えられている。
トレイ18はカートリッジBを支持するカートリッジ支持部材であり、カートリッジBはトレイ18に装着される。すなわちトレイ18は、所定の位置まで引き出されると、カートリッジBの着脱が可能である。図6はトレイ18が装置本体Aの外部に引き出された(外部に移動した)状態を示している。つまり図6は、トレイ18がカートリッジBを着脱するための着脱位置(外部位置)にある状態を示している。
カートリッジBはトレイ18に載せられた状態で図中矢印C1方向(第1方向)にガイドレール(不図示)に沿って装置本体A内に装着される。
図5、図2はトレイ18が装置本体Aの内部に装着された状態を示している。このときトレイ18に装着されていたカートリッジBは装置本体Aに支持され、画像形成が可能な位置に配置されることになる。つまり図5や図2は、トレイ18が装置本体Aの内部にあって、カートリッジBを画像形成可能な位置に配置させる画像形成位置(内部位置)にある状態を示している。
また、カートリッジBに設けられた第1カップリング70および第2カップリング21(図8)に駆動を伝達するための第1駆動軸14および第2駆動軸19が設けられている。第1駆動軸14および第2駆動軸19は装置本体Aのモータ(不図示)により駆動される。これにより、第1カップリング70と連結しているドラム62が装置本体Aから駆動力を受けて回転する。また、第2カップリング21から駆動を伝達されて現像ローラ32が回転する。さらに、帯電ローラ66、現像ローラ32は、装置本体Aの給電部(不図示)より給電される。
<カートリッジ支持>
図5に示すように、装置本体AにはカートリッジBを支持するための駆動側板15と非駆動側板16が設けられている。図8に示すように、駆動側板15にはカートリッジBを支持するため駆動側支持部1、駆動側回転規制部2が設けられている。
駆動側支持部1は支持部1aと第1のガイド部(第1の本体側ガイド部)1bが、駆動側回転規制部2は回転規制面2aと第2のガイド部(第2の本体側ガイド部)2bがそれぞれ一体的に形成されている。支持部1aは、支持面1f、1eから構成され、第1のガイド部1bはガイド面1c、1dから構成されている。
同様にして、図9に示すように、非駆動側板16においても非駆動側支持部40、非駆動側回転規制部41が設けられている。非駆動側支持部40は支持部40aと第1のガイド部(第1の本体側ガイド部)40bが、非駆動側回転規制部41は回転規制面41aと第2のガイド部(第2の本体側ガイド部)41bがそれぞれ一体的に形成されている。支持部40aは、支持面40f、支持面40eから構成され、第1のガイド部40bはガイド面40c、40dから構成されている。
一方、カートリッジBの被支持部として、ドラム軸受73の被支持部73b、被支持部73d、非駆動側突起部71fが設けられている。
また、被回転規制部として、クリーニングユニット60には、駆動側ボス71aと非駆動側ボス71gがそれぞれ設けられている。
そして、被支持部73b及び被支持部73dは支持面1fと支持面1eにそれぞれ支持される。
また、駆動側ボス71aは回転規制面2aにより支持される。同様にして、非駆動側突起部(被支持部)71fは非駆動側第1支持部40fと非駆動側第2支持部40eにより支持され、非駆動側ボス71gが回転規制面41aにより支持される。以上により、カートリッジBは装置本体A内で位置決めされる。
つまり、カートリッジBの被支持部(被支持部73b、73d、突起部71f)が装置本体Aの支持部(支持部1a、40a)に支持される。これによりカートリッジBのドラム62(図2)は画像形成可能な位置に位置決めされる。この状態で、カートリッジBの被回転規制部(駆動側ボス71a、被駆動側ボス71g)が装置本体Aの回転規制部2、41に当接する。したがってカートリッジBが支持部(支持部10a、40a)を支点(中心)として回転するのも抑えられる。カートリッジの姿勢が保持され、カートリッジBの全体が位置決めされることになる。
<カートリッジ全体の構成>
次にカートリッジBの全体構成について図3、図4、図10、図11、図12、図13を用いて説明する。図3はカートリッジBの断面図、図10、図11、図12、図13は、カートリッジBの構成を説明する斜視図である。図11及び図13は、図10及び図12の点線部内の箇所を、角度を変えて拡大した部分拡大図である。なお本実施例においては各部品を結合する際のビスに関しては省略して説明する。
カートリッジBは、クリーニングユニット60と、現像ユニット20を有する。なお、一般には、プロセスカートリッジとは、電子写真感光体と、これに作用するプロセス手段としての帯電手段、現像手段及びクリーニング手段の少なくとも一つと、を一体的に電子写真画像形成装置の本体に対して着脱可能としたものである。
図3に示すように、クリーニングユニット60は、ドラム62と、帯電ローラ66と、クリーニング部材77と、これらを支持するクリーニング枠体71と、クリーニング枠体71に溶着等で固定された蓋部材72を有する。クリーニングユニット60において、帯電ローラ66、クリーニング部材77は、それぞれドラム62の外周面に接触して配置される。
クリーニング部材77は、弾性材料としてのゴムで形成されたブレード状の弾性部材であるゴムブレード77aと、ゴムブレード77aを支持する支持部材77bと、を有する。ゴムブレード77aは、ドラム62の回転方向に対してカウンター方向にドラム62に当接している。即ち、ゴムブレード77aは、その先端部がドラム62の回転方向の上流側を向くようにドラム62に当接している。
図4は、クリーニング枠体71内部を示す断面図である。図3、図4に示すように、クリーニング部材77によってドラム62の表面から除去された廃トナーは、廃トナー搬送部材としての第1スクリュー86、第2スクリュー87、第3スクリュー88によって搬送される。搬送されたトナーは、クリーニング枠体と蓋部材によって形成された廃トナー室71bに溜められる。また、第1スクリュー86は(不図示の)ギアによって、図13中に示すカップリング21から駆動を伝達されて回転する。そして、第2スクリュー87は第1スクリュー86から、第3スクリュー88は第2スクリュー87からそれぞれ駆動力を受けて回転する。第1スクリュー86はドラム62の近傍に、第2スクリュー87はクリーニング枠体71の長手方向端部に、第3スクリュー88は廃トナー室71bに、それぞれ配置されている。ここで、第1スクリュー86、第3スクリュー88の回転軸線はドラム62の回転軸線と平行であり第2スクリュー87の回転軸線はドラム62の回転軸線と直交している。
また、図3に示すように、クリーニング枠体71から廃トナーが漏れることを防止するためのスクイシート65が、ドラム62に当接するようにクリーニング枠体71の縁部に設けられている。
ドラム62は、駆動源である本体駆動モータ(不図示)から駆動力を受けることにより、画像形成動作に応じて、図中矢印R方向に回転駆動される。
帯電ローラ66は、クリーニング枠体71の長手方向(ドラム62の回転軸線方向と略平行)の両端部において、帯電ローラ軸受67を介し、クリーニングユニット60に回転可能に取り付けられている。帯電ローラ66は、帯電ローラ軸受67が付勢部材68によりドラム62に向けて加圧されることでドラム62に圧接されている。帯電ローラ66は、ドラム62の回転に従動回転する。
図3に示すように、現像ユニット20は、現像ローラ32と、現像ローラ32を支持する現像容器23と、現像ブレード42等を有する。現像ローラ32内にはマグネットローラ34が設けられている。また現像ユニット20において、現像ローラ32上のトナー層を規制するための現像ブレード42が配置されている。図10、図12に示すように、現像ローラ32には間隔保持部材38が現像ローラ32の両端部に取り付けられており、間隔保持部材38とドラム62が当接することで、現像ローラ32はドラム62と微少隙間をもって保持される。また、図3に示すように、現像ユニット20からトナーが漏れることを防止するための吹き出し防止シート33が、現像ローラ32に当接するように底部材22の縁部に設けられている。更に、現像容器23と底部材22によって形成されたトナー室29には、第1搬送部材43、第2搬送部材44、第3搬送部材50が設けられている。第1搬送部材43、第2搬送部材44、第3搬送部材50は、トナー室29に収容されたトナーを撹拌すると共に、トナー供給室28へトナーを搬送する。
図10、図12に示すように、カートリッジBはクリーニングユニット60と現像ユニット20を合体して構成される。
クリーニングユニット60には、クリーニング枠体71、蓋部材72、ドラム62、ドラム62を回転支持するためのドラム軸受73及びドラム軸78が設けられている。図13に示すように、駆動側においては、ドラム62は、駆動側に設けられた駆動側ドラムフランジ63がドラム軸受73の穴部73aにより回転可能に支持される。一方、図11に示すように、非駆動側は、クリーニング枠体71に設けられた穴部71cに圧入されたドラム軸78が、非駆動側ドラムフランジ64の穴部(不図示)を回転可能に支持する構成となっている。
図3、図10、図12に示すように、一方、現像ユニット20は、底部材22、現像容器23、駆動側現像サイド部材26、現像ブレード42、現像ローラ32等からなる。また現像ローラ32は、両端に設けられた軸受部材27、37により回転可能に現像容器23に取り付けられている。
そして、図11、図13に示すように、クリーニングユニット60と現像ユニット20を結合ピン69で互いに回動可能に結合することによってカートリッジBを構成する。現像ユニット20は結合ピン69を中心としてクリーニングユニット60に対して回動可能である。
具体的には、現像ユニット20の長手方向両端部には、現像容器23に現像第1支持穴23a、現像第2支持穴23bが設けられている。また、クリーニングユニット60の長手方向両端部には、クリーニング枠体71に第1吊り穴71i、第2吊り穴71jが設けられている。第1吊り穴71i、第2吊り穴71jに圧入固定された結合ピン69と現像第1支持穴23a、現像第2支持穴23bが嵌合することにより、クリーニングユニット60と現像ユニット20は互いに回動可能に連結される。
また、駆動側付勢部材46Rの第1穴部46Raはドラム軸受73のボス73cに掛けられ、第2穴部46Rbが駆動側現像サイド部材26のボス26aに掛けられている。
また非駆動側付勢部材46Fの第1穴部46Faはクリーニング枠体71のボス71kに掛けられ、第2穴部46Fbが軸受部材37のボス37aに掛けられている。
本実施例においては駆動側付勢部材46R、非駆動側付勢部材46Fは引っ張りバネで形成されている。これらのバネの付勢力により現像ユニット20をクリーニングユニット60に付勢させることで現像ローラ32をドラム62の方向へ確実に押し付けるよう構成する。そして、現像ローラ32の両端部に取り付けられた間隔保持部材38によって、現像ローラ32はドラム62から所定の間隔をもって保持される。
<カートリッジのトレイへの着脱>
前述したように、カートリッジBの装置本体Aへの着脱に関してはカートリッジBをトレイ18に装着した状態で行われる。
まず、カートリッジBのトレイ18への着脱について説明する。図14、図15はカートリッジBとトレイ18の要素を示す斜視図、図16、図17、図18、図19は着脱時のカートリッジBとトレイ18の位置関係を時系列順に示す模式図である。
まず、トレイ18の詳細な構成を図14、図15、図16により説明する。トレイ18は現像ユニット20に設けられた被支持面20aを支持する支持面18a、18eが設けられている。支持面18a、18eは、図16に示すようにトレイ挿入方向C1の下流側に向かって下方に傾斜した構成となっている。また、図14、図15に示すように、トレイ18には、現像ユニット20の底面に配設された被位置規制部20b、20fと係合する位置規制部18b、18fが設けられている。位置規制部18b、18fは、カートリッジBがトレイ18に対して、図16中矢印C1方向(第1方向)及び、図16中トレイ取り出し方向(第2方向)C2に、移動するのを抑える(移動を規制する)。
位置規制部18bは、第1の当接面18cと第2の当接面18dを有する。そして第1の当接面18cと第2の当接面18dの間が、被位置規制部20bが進入する空間(開口部、溝部)となっている。
なお、位置規制部18fに関しては、機能が位置規制部18bと同様である。本実施例においては、位置規制部18bのみが下方に突き出した構成となっているが、少なくとも一方が下方に突出していれば良い。次に、カートリッジBのトレイ18への着脱について、図16、図17、図18により、述べていく。尚、上述したトレイ18及び現像ユニット20の構成については長手両端部に設けられているが、それぞれの機能は同様であるため、以下では駆動側のみで説明する。
図16は開閉扉13(図6参照)が開かれて、トレイ18が画像形成位置から引き出され、トレイ18からカートリッジBを着脱可能な着脱位置にある状態である。図16より、ユーザが不図示の把手を把持することで、カートリッジBは図16中矢印E方向からトレイ18に装着され、図17で示した通り被位置規制部20bの底面20eが支持面18aに当接する。このとき、支持面18aは傾斜しており、ユーザは被位置規制部20bが支持面18aに当接した状態でカートリッジBを図17中矢印F方向に移動することができる。
つまり支持面18aは、被位置規制部20bと当接することでカートリッジBがトレイ18に装着されるのをガイドする(案内する)ガイド(支持部材側ガイド部)である。
支持面18aに沿って矢印F方向に一定以上カートリッジBを移動させると、図18に示すように、被位置規制部20bの底面20eは、支持面18aとの当接が外れ、斜面18gに当接する。斜面18gの傾斜は、支持面18aよりも傾斜が大きく、底面20eが接触した際に、カートリッジBの自重によって被位置規制部20bが、斜面18gに対して滑落可能な傾斜となっている。そのため、図18の状態において、カートリッジBは斜面18gに沿って矢印G方向に移動する。斜面18gと位置規制部18bの間には段差があるので、底面20eと斜面18gの当接が外れた後は、カートリッジBは自重でE方向に移動する。E方向に移動後は、図1に示すように、カートリッジBの被位置規制部20bが位置規制部18bに位置し、被支持面20aが支持面18aに支持された状態となり、トレイ18への装着が完了する。
カートリッジBをトレイ18に装着する際、支持面18a、斜面18gが配設されていることにより、ユーザはトレイ18に対するカートリッジBの装着をスムーズに行うことが出来る。つまり支持面18aおよび斜面18gは、カートリッジBがトレイ18に装着される方向に沿って下降する傾斜部である。ユーザは、カートリッジBの重量を利用しながらカートリッジBをトレイ18に装着することができる。
また本実施例は、トレイ18にカートリッジBが装着されると、カートリッジBの一部(先端側)が装置本体Aの内部に入ってしまう構成である(図6、図1参照)。トレイ18に対してカートリッジBを支持面18aや斜面18gに沿って、斜め下方(矢印矢印F方向)に装着できる構成であればカートリッジBの先端部を装置本体Aの内部に入れやすく装着しやすい。
本構成はカートリッジB側に突出部である被位置規制部20bが、装置本体A側に切り欠き部である位置規制部18bが設けられている。カートリッジBが、被位置規制部20bの底面20eが支持面18aに当接した状態で、トレイ18に対して図17中矢印F方向に移動し、斜面部18gに当接した状態で図18中矢印G方向に移動する。そして最終的には自重により図18中矢印E方向に移動することで、カートリッジBがトレイ18に対して位置が規制された装着状態となる構成である。
つまり、支持面18aおよび斜面18gは、ガイド(支持部材側ガイド部)として、カートリッジの装着を案内(ガイド)するだけでなく、被位置規制部20bを位置規制部18bに案内している。これによりカートリッジBのトレイ18に対する装着と、位置規制部18bおよび被位置規制部20bによる、カートリッジBの位置規制が円滑に達成される。
カートリッジBをトレイ18に対して装着する過程で、ユーザはカートリッジBを持ち上げる必要がない。本実施例とは逆に被位置規制部20bが切り欠き部で、位置規制部18bが突出部である構成をとることもできる。ただしこの際には、被位置規制部20bの装着方向に対し、突出部である位置規制部18bが存在するため、ユーザはカートリッジBを装着時に、カートリッジBを持ち上げる必要がある。
したがって本実施例の構成では被位置規制部20b及び位置規制部18bの突出形状及び切り欠き部が逆だった場合と比較して、装着時にカートリッジBを持ち上げることがなく、よりスムーズに装着が可能である。
トレイ18は、カートリッジBの取り出しに影響のない範囲で、装置本体Aからの引き出し量を小さくした構成としている。具体的には、図1に示すように、カートリッジ着脱位置において、カートリッジBのドラム62が装置本体A内に配置される構成となっている。そのため、カートリッジBが装着されたトレイ18がカートリッジ着脱位置にある状態においても、画像形成装置の重心が装置本体Aの重心から大きく外れることが防止され、装置本体Aの転倒を防止できる。
一方で、図1に示すように、装置本体Aから矢印C2方向にトレイ18を取り出し、トレイ18を着脱位置に配置した状態で、カートリッジBを図1中矢印M方向に移動することで、トレイ18からカートリッジBを取り出すことが可能である。
<カートリッジの装置本体への着脱>
次に、カートリッジBの装置本体Aへの着脱について説明する。前述したが、図8に示すように装置本体Aには駆動側板15に駆動側支持部1と駆動側回転規制部2が、図9に示すように、非駆動側板16に駆動側支持部40と非駆動側支持部41がそれぞれ設けられている。それぞれの機能は同様であるため、以下においても駆動側のみの構成で説明をする。
図1はカートリッジBがトレイ18に装着された状態を示す図である。トレイ18の支持面18aが、被支持面20aと当接することで、トレイ18に対してカートリッジBが支持された状態となっている。
現像ユニット20の底面に設けられた被位置規制部20bは第1の被当接面20cと第2の被当接面20dから構成される。カートリッジBがトレイ18に対して装着されている時、第1の当接面18cと第1の被当接面20cの間には間隙t1が、第2の当接面18dと第2の被当接面20dの間には間隙t2が存在する。そのため、カートリッジBは間隙t1分だけトレイ18に対して矢印C1方向に、間隙t2分だけ矢印C2方向に移動可能となっている。
つまり、位置規制部18bは、被位置規制部20bと係合することで、カートリッジBがトレイ18に対して移動できる範囲を間隙(t1+t2)の範囲内に制限する。
まず、カートリッジBの装置本体Aへの装着について説明する。
トレイ18を図1中矢印C1方向に押すと、間隙t2がなくなり、トレイ18に設けられた第1の当接面18cと第1の被当接面20cが当接し、プロセスカートリッジBはトレイ18からの力により図1中矢印C1方向に移動する。
そして、図19に示すようにドラム軸受73の被支持部73dとクリーニング枠体71の駆動側ボス71aが駆動側支持部1及び駆動側回転規制部2に設けられたガイド面1c、ガイド部2bに当接する。ガイド面1c、ガイド部2bは、ほぼ平行な面であり、矢印C1方向に対して傾斜していて、カートリッジBを矢印H方向にガイドすることが可能である。
第1の当接面18cと第1の被当接面20cが当接しているため、図19中矢印C1方向に対してトレイ18を移動させると、トレイ18はC1方向に移動する。その際、被支持部73d、駆動側ボス71aがガイド面1c、ガイド部2bにガイドされるため、カートリッジBはトレイ18に対して矢印H方向に相対的に移動することとなる。なお、図19に示すように、矢印H方向は、少なくとも矢印C1方向成分を有するベクトルであるので、カートリッジBが矢印H方向に移動するということは、カートリッジBは少なくとも矢印C1方向に移動していることになる。
このとき被位置規制部20bが位置規制部18bと係合しているが、被位置規制部20bと位置規制部18bの間には間隙t1+t2が設けられているので、カートリッジBがトレイ18に対して移動するのに支障は生じない。
そしてカートリッジBに設けられた、被支持部73dと駆動側ボス71aが、ほぼ同時に装置本体Aに設けられたガイド面1c、ガイド部2bに当接する。つまりカートリッジBはトレイ18に支持されていた状態から、装置本体Aに支持された状態に移り始める。
さらにトレイ18を矢印C1方向に移動させていくと、図20に示すようにドラム軸受73の被支持部73dとクリーニング枠体71の駆動側ボス71aが駆動側支持部1及び駆動側回転規制部2に設けられたガイド面1d、回転規制面2aに支持される。
このとき、現像ユニット20に設けられた被支持面20aと支持面18aとの当接が外れ、プロセスカートリッジBは駆動側支持部1の支持面1d及び駆動側回転規制部2の回転規制面2aで支持されることになる。
一方で、第1の当接面18cと第1の被当接面20cとは当接された状態を保っているため、ユーザがトレイ18を図20中C1方向に移動させると、プロセスカートリッジBも支持面1d及び回転規制面2aに平行な矢印C1方向に移動する。
次に、図21に示すように、ドラム軸受73の被支持部73dは駆動側支持部1に設けられた支持面1eに支持される。この状態で、カートリッジBは装置本体Aに配設された不図示のばねにより、ドラム軸受け73の被支持部73dが矢印K方向に付勢される。支持面1eはC1方向に対して下方に傾斜した斜面形状となっているため、プロセスカートリッジBは、自重及び矢印K方向への付勢力により、支持面1eに沿って図21中矢印J1方向に移動する。一定量移動すると、図22で示すように、ドラム軸受73の被支持部73bは支持部1aの支持面1fに、被支持部73dは支持部1aの支持面1eに、駆動側ボス71aは回転規制面2aに当接する。この状態において、プロセスカートリッジBは装置本体A内で位置決めされ、装置本体Aに対して装着完了となる。なお、図21に示すように、矢印J1方向は、少なくとも矢印C1方向成分を有するベクトルであるので、カートリッジBが矢印J1方向に移動するということは、カートリッジBは少なくとも矢印C1方向に移動していることになる。
上記一連の過程によってカートリッジBは、トレイ18に支持されていた状態から装置本体Aに支持された状態へと移るものである。つまりトレイ18を着脱位置から画像形成位置に移動させることに伴って、カートリッジBを装置本体Aに装着させることができる。ユーザはカートリッジBの姿勢をトレイ18によって安定させた状態のまま、カートリッジBを装置本体Aに対して装着することが可能である。
なおトレイ18は、図1中C1、C2方向に、カートリッジBを完全に位置決めする構成を有していない。
トレイ18が画像形成位置にある際、カートリッジBはトレイ18に対してではなく装置本体Aに直接位置決めされる。
図25に示すように、本構成では、カートリッジBのクリーニングユニット60の被支持部73b、被支持部73d、駆動側ボス71aが、装置本体Aの支持部1a、駆動側回転規制部2の回転規制面2aに当接することで、装置本体Aに対して位置決めされる。
H1、H2はそれぞれ本構成におけるトレイ18のトレイ挿入方向C1の下流側及び上流側の高さである。H1’は、装置本体Aの支持部1aに対する被支持部73b、被支持部73dの当接点のうち、より高い当接点のトレイ18底面からの高さである。H2’は、駆動側ボス71aと回転規制面2aの接点のトレイ18底面からの高さである。
仮に、トレイ18に対してカートリッジBの位置決め構成を持たせようとする場合、トレイ18は、被支持部73b、73d、71aを支持する構成を有する必要がある。その場合、H1はH1’の高さと同一以上に、H2の高さはH2’の高さと同一以上にする必要がある。
これに対して本構成では、トレイ18ではなく、装置本体AにカートリッジBの位置決めを持たせる構成であり、H1をH1’と、H2をH2’と同一以上にする必要がない。したがってく、H1をH1’より低く、H2をH2’より低くした構成である。
そのため、トレイ18の高さをカートリッジBに対して相対的に低くし、トレイ18のスペースを有効活用することで、装置本体Aを小型化することが可能である。
特に本実施例では、図25に示したように、トレイ18の上端の位置(高さH2となる位置)は、被回転規制部71aと回転規制面2aの当接位置よりも低くなっている。
続いて、カートリッジBの装置本体Aからの取り出しについて説明する。図22に示すようなプロセスカートリッジBの装置本体Aへの装着完了状態では第1の当接面18cと第1の被当接面20c及び第2の当接面18dと第2の被当接面20dの間には間隙t1、t2が設けられている。この状態において、カートリッジBは、支持部1a、回転規制面2aにより位置決めされている状態である。そのため、図23に示すように、トレイ18を図23中矢印C2方向に移動させると、トレイ18のみが移動する。つまりカートリッジBがトレイ18に対して矢印C2とは反対の方向に相対移動する。その結果、被位置規制部20bと位置規制部18bの間の間隙t1(図23参照)がなくなり、第2の当接面18dが第2の被当接面20dに当接する。さらに図24中に示すように、引き続きトレイ18のC2方向への移動にしたがって、プロセスカートリッジBは、支持部73dが支持面1eによりガイドされることで、図24中矢印J2方向に移動する。なお、図21に示すように、矢印J2方向は、少なくとも矢印C2方向成分を有するベクトルであるので、カートリッジBが矢印J2方向に移動するということは、カートリッジBは少なくとも矢印C2方向に移動していることになる。
続けてトレイ18を図23中矢印C2方向に移動させると、カートリッジBは装着時とは逆に駆動側支持部1及び駆動側回転規制部2での支持から、トレイ18に設けられた支持面18aで支持された状態となる。
つまりトレイ18を移動させることに伴ってカートリッジBは装置本体Aに支持された状態から、トレイ18に支持された状態へと移る。
そしてさらにトレイ18を図23中矢印C2方向に移動していくことで、トレイ18は図1に示したカートリッジ着脱位置に戻ることができる。その上で、着脱位置から不図示の把手を把持し、カートリッジBをM方向に移動させることで、カートリッジBの装置本体Aからの取り出しが完了する。
上述した本実施例の構成をまとめると以下の通りである。トレイ18に対するカートリッジBの移動を一定の範囲内に制限する機構として、カートリッジBの現像ユニット20に被位置規制部20b、20fを設けた。またトレイ18には被位置規制部20b、20fと係合する位置規制部18b、18fを設けた。これによりトレイ18に対してカートリッジBの移動が一定の範囲内に制限され、トレイ18を移動することだけで、カートリッジBを装置本体Aに着脱可能となる。
ここで、現像ユニット20は、カートリッジがトレイ18に装着された状態でクリーニングユニット60よりも下方に位置するユニットである。そのためカートリッジBの中で、被位置規制部20b、20fを低い位置に配置させることができる。トレイ18の中で位置規制部18b、18fを配置する位置も低くなる。その結果、トレイ18全体の高さも抑えることができ、トレイ18を装着する装置本体Aの高さ、すなわち画像形成装置の高さも抑えることができる。画像形成装置を小型化できる。
また、被位置規制部20bと移動規制部18bは一定の間隙(t1+t2)をあけて係合している(図1参照)。そのためカートリッジBはトレイ18に対して移動が制限されるものの、一定の範囲、すなわち間隙(t1+t2)の分は移動可能である。そのためトレイ18が画像形成位置(図2、図5)に移動する際には、カートリッジBは被位置規制部20bを移動規制部18bに対して移動させて、トレイ18に対して相対移動する。これによりトレイ18に支持された状態から装置本体Aに支持された状態に円滑に移ることができる。
またカートリッジBは装置本体Aに支持されることで装置本体Aによって直接、精度よく位置決めされる。
同様に、トレイ18が着脱位置(図1、図6)に向けて移動する際には、カートリッジBは被位置規制部20bを移動規制部18bに対して移動させつつ、カートリッジBはトレイ18対して相対移動する。この結果、装置本体Aに支持された状態からトレイ18に支持された状態に円滑に移ることができる。
以上、本実施例によればトレイ18に対しカートリッジBの位置規制部18bを、装置本体Aに対してカートリッジBの位置決め部1を持つ構成のため、トレイ18の高さを押さえることができ、トレイ18及び装置本体Aの小型化が可能である。
<実施例2>
次に、本発明の実施例2の形態を説明する。
なお、本実施例においては、前述した実施例1と異なる部分について詳細に説明する。特に改めて記載しない限りは、材質、形状などは前述の実施例と同様である。そのような部分については、同一の番号を付与し、詳細な説明は省略する。
実施例2では、被位置規制部及び位置規制部の数と位置を変更している。
<カートリッジのトレイへの着脱>
カートリッジBのトレイ18への着脱について説明する。図26はカートリッジBがトレイに装着された状態の模式図、図27(a)(b)、図28(a)(b)はカートリッジBとトレイ18の要素を示す斜視図である。なお、図29、図30、図31は着脱時のカートリッジBとトレイ18の位置関係を時系列順に示す模式図である。
図27、図28に示すように、カートリッジBの現像ユニット20には、底面に被位置規制部20h、20i、20q、20r(それぞれ、第1、第2、第3、第4の被位置規制部20h、20i、20q、20r)が配設されている。また、トレイ18には、位置規制部18h、18i、18q、18r(それぞれ、第1、第2、第3、第4の位置規制部18h、18i、18q、18r)が配設されている。図26に示すように、カートリッジBをトレイ18に装着した状態で、カートリッジBをC1方向に一定量移動すると、駆動側に設けられた第1の被位置規制部20hと第1の位置規制部18hが当接する構成である。同じく、カートリッジBをC2方向に一定量移動すると第3の被位置規制部20qと第3の位置規制部18qが当接する構成となっており、カートリッジBがトレイ18に対して、C1、C2方向への移動を規制される構成となっている。なお、同様に非駆動側においても、第2の被位置規制部20iが第2の位置規制部18iに、第4の被位置規制部20rが第4の位置規制部18rに当接する構成であり。これにより、カートリッジBがトレイ18に対して、C1、C2方向への移動を規制される構成となっている(不図示)。
図26に示すように、駆動側において、第1の位置規制部18hは第1の当接面18jを、第3の位置規制部18qは第3の当接面18kを有する。第1の被位置規制部20hは、第1の当接面18jに当接する第1の被当接面20jを、第3の被位置規制部20qは、第3の当接面18kと当接する第3の被当接面20kを有する。
同様に非駆動側において、第2の位置規制部18iは第2の当接面18mを、第4の位置規制部18rは第4の当接面18nを有する。第2の被位置規制部20iは、第2の当接面18mと当接する第2の被当接面20mを、第4の被被位置規制部20rは、第4の当接面18nと当接する第4の被当接面20nを有する(不図示)。
次に、カートリッジBのトレイ18への着脱について、図28、図29、図30により、述べていく。
図29は開閉扉13(図6参照)が開かれて、トレイ18が画像形成位置から引き出され、トレイ18からカートリッジBを着脱可能な着脱位置にある状態である。図29より、ユーザが不図示の把手を把持することで、カートリッジBは図29中矢印E方向からトレイ18に装着され、図30で示した通り第1の被位置規制部20hの底面20eが支持面18aに当接する。また、図27で示した第2の被位置規制部20iの底面20pが図28で示した支持面18pに当接する。このとき、支持面18a、18pは傾斜しており、ユーザは第1の被位置規制部20bが支持面18aに当接し、第2の被位置規制部20iが支持面18pに当接した状態でカートリッジBを図30中矢印F方向に移動することができる。
つまり支持面18a、18pは、第1、第2の被位置規制部20h、20iと当接することでカートリッジBがトレイ18に装着されるのをガイドする(案内する)ガイド(支持部材側ガイド部)である。
支持面18a、18pに沿って矢印F方向に一定以上カートリッジBを移動させると、図31に示すように、第1の被位置規制部20hの底面20eは、支持面18aとの当接が外れ、斜面18gに当接する。斜面18gの傾斜は、支持面18aよりも傾斜が大きく、底面20eが接触した際に、カートリッジBの自重によって第1の被位置規制部20hが、斜面18gに対して滑落可能な傾斜となっている。そのため、図31の状態において、カートリッジBは斜面18gに沿って矢印G方向に移動する。一定量滑落し、底面20eと斜面18gの当接が外れた後は、カートリッジBは自重でE方向に移動する。その結果、図26に示すように、第1の被位置規制部20h、第3の被位置規制部20qは、第1の位置規制部18h、第3の位置規制部18qの間に配置された状態となる。同じタイミングで、第2の被位置規制部20iの底面20pも支持面18pの支持が外れ、第2の被位置規制部20i、第4の被位置規制部20rが、第2の位置規制部18i、第4の位置規制部18rの間に配置された状態となる(不図示)。被支持面20aが支持面18aに支持された状態となり、トレイ18への装着が完了する。
<カートリッジの装置本体への着脱>
図26はカートリッジBがトレイ18に装着された状態を駆動側から示す図である。
現像ユニット20の底面には、下方への突出し部として、第1の被位置規制部20h、第2の被位置規制部20qが配設されている。第1の被位置規制部20hには第1の被当接面20jが、第3の被位置規制部20qには第3の被当接面20kが配設されている。カートリッジBがトレイ18に対して装着されている時、第1の当接面18jと第1の被当接面20jの間には間隙t3が、第2の当接面18kと第2の被当接面20kの間には間隙t4が存在する。そのため、カートリッジBは間隙t3分だけトレイ18に対して矢印C1方向に、間隙t4分だけ矢印C2方向に移動可能となっている。第1、第3の位置規制部18h、18qは、第1、第3の被位置規制部20h、20qと当接することで、カートリッジBがトレイ18に対して移動できる範囲を間隙(t3+t4)の範囲内に制限する。
まず、カートリッジBの装置本体Aへの装着について説明する。トレイ18を図26中矢印C1方向に押すと、トレイ18がC1方向に移動し、トレイ18に設けられた第1の当接面18jと第1の被当接面20jが当接し、プロセスカートリッジBはトレイ18からの力により図26中矢印C1方向に移動する。
第1の当接面18jと第1の被当接面20jが当接しているため、図32中矢印C1方向に対してトレイ18を移動させると、トレイ18はC1方向に移動する。その後、カートリッジBをC1方向に移動させ、カートリッジBが装置本体Aに装着完了するまでの手順は実施例1と同様のため、省略する。
続いて、カートリッジBの装置本体Aからの取り出しについて説明する。図34に示すようなプロセスカートリッジBの装置本体Aへの装着完了状態では第1の当接面18jと第1の被当接面20j及び第3の当接面18kと第3の被当接面20kの間には間隙t3、t4が設けられている。この状態において、カートリッジBは、支持部1a、回転規制面2aにより位置決めされている状態である。そのため、図35に示すように、トレイ18を図35中矢印C2方向に移動させると、トレイ18のみが移動する。つまりカートリッジBがトレイ18に対して矢印C2とは反対の方向に相対移動する。その結果、第3の被位置規制部20qと第3の位置規制部18qの間の間隙t3(図34参照)がなくなり、第3の当接面18kが第3の被当接面20kに当接する。さらに図36中に示すように、引き続きトレイ18のC2方向への移動にしたがって、プロセスカートリッジBは、支持部73dが支持面1eによりガイドされることで、図36中矢印J2方向に移動する。
なお、被駆動側の第2、第4の位置規制部18i、18rと第2、第4の被位置規制部20i、20rの当接関係は、駆動側の第1、第3の位置規制部18h、18qと第1、第3の被位置規制部20h、20qの当接関係と同様であるため、説明を省略する。
上述した本実施例の構成をまとめると以下の通りである。トレイ18に対するカートリッジBの移動を一定の範囲内に制限する機構として、カートリッジBの現像ユニット20に被位置規制部20h、20i、20q、20rを設けた。またトレイ18には被位置規制部20h、20i、20q、20rと係合する位置規制部18h、18i、18q、18rを設けた。本実施例では、カートリッジBを装置本体Aに装着する時とカートリッジBを装置本体Aから取り出す時とで、カートリッジBに衝撃が加わる箇所が異なる。このため、実施例1と比較して、カートリッジBがより高い耐久性を得ることができる。
18 カートリッジトレイ
20 第1のユニット(現像ユニット)
60 第2のユニット(クリーニングユニット)
18b、18f、18h、18i、18q、18r 位置規制部
20b、20f、20h、20i、20q、20r 被位置規制部
69 結合ピン
A 画像形成装置本体(装置本体)
B プロセスカートリッジ(カートリッジ)

Claims (20)

  1. 画像形成装置において、
    装置本体と、
    第1のユニットと、前記第1のユニットに対して回動可能に結合した第2のユニットと、を有するカートリッジと、
    前記カートリッジを装着した状態で前記装置本体に対して移動することで、前記装置本体の外部にあって前記カートリッジを着脱可能とする着脱位置と、前記装置本体の内部にあって前記カートリッジを画像形成可能な位置に配置させる画像形成位置と、を取り得るカートリッジ支持部材と、
    を有し、
    前記第1のユニットは被位置規制部を備え、かつ、前記カートリッジが前記カートリッジ支持部材に装着された状態で前記第2のユニットの下方に位置するものであり、
    前記カートリッジ支持部材は、前記被位置規制部と当接することで前記カートリッジの前記カートリッジ支持部材に対する移動を規制する位置規制部を備え、
    前記被位置規制部と前記位置規制部は、前記被位置規制部が移動可能な間隙をあけて係合し、
    前記カートリッジ支持部材が前記着脱位置から前記画像形成位置へ移動することに伴い、前記被位置規制部が前記位置規制部に対して移動しつつ、前記カートリッジは前記カートリッジ支持部材に支持された状態から前記装置本体に支持された状態に移ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記被位置規制部は、前記カートリッジが前記カートリッジ支持部材に装着された状態で、前記第1のユニットから下方に突出した突出部であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記位置規制部は、前記突出部が進入するための空間を備えることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1のユニットは、少なくとも2つ以上の前記突出部を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 前記被位置規制部は、前記カートリッジが前記カートリッジ支持部材に装着された状態で、前記第1のユニットの底面に設けられることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1のユニットは、現像剤を担持して潜像を現像する現像剤担持体を備え、
    前記第2のユニットは、潜像が形成される像担持体を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記第2のユニットは被支持部を備え、
    前記装置本体は前記被支持部を支持することで前記第2のユニットに設けられた像担持体を画像形成可能な位置に位置決めする支持部を備え、
    前記カートリッジ支持部材が前記着脱位置から前記画像形成位置へ移動することに伴って、前記被支持部が前記支持部に支持されることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記第2のユニットは被回転規制部を備え、
    前記装置本体は、前記被支持部が前記支持部に支持されている状態で前記被回転規制部と当接する回転規制部を備え、
    前記回転規制部は前記被回転規制部と当接することで、前記カートリッジが前記支持部を中心に回転するのを抑えることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記カートリッジ支持部材が前記画像形成位置にある状態で、前記カートリッジ支持部材の上端の位置は、前記回転規制部と前記被回転規制部の当接位置よりも低いことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 画像形成装置において、
    装置本体と、
    第1のユニットと、前記第1のユニットに対して回動可能に結合した第2のユニットと、を有するカートリッジと、
    前記カートリッジを装着した状態で前記装置本体に対して移動することで、前記装置本体の外部にあって前記カートリッジを着脱可能とする着脱位置と、前記装置本体の内部にあって前記カートリッジを画像形成可能な位置に配置させる画像形成位置と、を取り得るカートリッジ支持部材と、
    を有し、
    前記第1のユニットは被位置規制部を備え、かつ、前記カートリッジが前記カートリッジ支持部材に装着された状態で前記第2のユニットの下方に位置するものであり、前記カートリッジ支持部材は、前記被位置規制部と当接することで前記カートリッジの前記カートリッジ支持部材に対する移動を規制する位置規制部を備え、
    前記第2のユニットは被支持部を備え、
    前記装置本体は前記被支持部を支持することで前記第2のユニットに設けられた像担持体を画像形成可能な位置に位置決めする支持部を備え、
    前記カートリッジ支持部材が前記着脱位置から前記画像形成位置へ移動することに伴って、前記被支持部が前記支持部に支持され、
    前記第2のユニットは被回転規制部を備え、
    前記装置本体は、前記被支持部が前記支持部に支持されている状態で前記被回転規制部と当接する回転規制部を備え、
    前記回転規制部は前記被回転規制部と当接することで、前記カートリッジが前記支持部を中心に回転するのを抑え、
    前記回転規制部は、
    前記カートリッジ支持部材が前記着脱位置から前記画像形成位置に移動する際に、前記被回転規制部と当接することで、前記カートリッジが前記装置本体に装着されるのをガイドする本体側ガイド部を有することを特徴とする画像形成装置。
  11. 前記カートリッジ支持部材が前記着脱位置にある時、前記カートリッジ支持部材に装着されたカートリッジはその一部が前記装置本体の内部に位置することを特徴とする請求項1又は10に記載の画像形成装置。
  12. 前記カートリッジ支持部材は、前記カートリッジと当接して前記カートリッジが前記カートリッジ支持部材に装着されるのを案内する支持部材側ガイド部を有することを特徴とする請求項1又は10に記載の画像形成装置。
  13. 前記支持部材側ガイド部は、前記被位置規制部と当接することで前記カートリッジが前記カートリッジ支持部材に装着されるのを案内し、かつ、前記被位置規制部を前記位置規制部に案内することを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記支持部材側ガイド部と前記位置規制部との間に段差が形成されることを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 前記支持部材側ガイド部は、前記カートリッジの装着を案内する方向に沿って下方に傾斜した傾斜部を有することを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  16. 前記カートリッジ支持部材が前記着脱位置から前記画像形成位置へ向かって移動する方向を第1方向とすると、前記カートリッジ支持部材が前記着脱位置から前記画像形成位置へ向かって移動する際、前記位置規制部が前記被位置規制部と当接することで、前記カートリッジを少なくとも前記第1方向へ移動させることを特徴とする請求項1又は10に記載の画像形成装置。
  17. 前記カートリッジ支持部材が前記画像形成位置から前記着脱位置へ向かって移動する方向を第2方向とすると、前記カートリッジ支持部材が前記画像形成位置から前記着脱位置へ向かって移動する際、前記位置規制部が前記被位置規制部と当接することで、前記カートリッジを少なくとも前記第2方向へ移動させることを特徴とする請求項1又は10に記載の画像形成装置。
  18. 前記カートリッジ支持部材は、少なくとも2つ以上の前記位置規制部を備えることを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の画像形成装置。
  19. 装置本体と、
    被位置規制部を備えるカートリッジを支持し且つ動かすカートリッジ支持部材と、を有し、
    前記カートリッジ支持部材は、前記カートリッジ支持部材に対する前記カートリッジの移動を規制する位置規制部を有し、
    前記位置規制部は、(i)前記カートリッジ支持部が第1の方向に移動する間において前記カートリッジの前記被位置規制部の第1被当接部と接触する第1当接部と、(ii)前記カートリッジ支持部が前記第1の方向とは逆の第2の方向に移動する間において前記カートリッジの前記被位置規制部の第2被当接部と接触する第2当接部を有し、前記第2当接部が前記被位置規制部の前記第2被当接部に接触している間、前記第1当接部は前記被位置規制部の前記第1被当接部と接触しておらず、
    前記第1当接部が前記被位置規制部の前記第1被当接部に接触する間、前記第2当接部は前記被位置規制部の前記第2被当接部に当接しておらず、
    前記カートリッジ支持部が前記カートリッジを画像形成可能な位置に配置させたときに、前記第1当接部は前記第1被当接部に接触しておらず且つ前記第2当接部は前記第2被当接部とは接触しておらず、前記カートリッジは前記カートリッジ支持部材に支持された状態から前記装置本体に支持された状態に移ることを特徴とする画像形成装置。
  20. 前記第1の方向は、前記装置本体の外部にあって前記カートリッジを着脱可能とする着脱位置から前記装置本体の内部であって前記カートリッジによる画像形成が可能な画像形成位置に向かって前記カートリッジ支持部材が移動する方向であり、前記第2の方向は、前記画像形成位置から前記着脱位置に向かって前記カートリッジ支持部が移動する方向であることを特徴とする請求項19に記載の画像形成装置。
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