JP2007219268A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで操作性に優れた、プロセスカートリッジと現像剤カートリッジとを着脱可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】プリンタ本体にそれぞれ単独で着脱されるプロセスカートリッジ1と、プロセスカートリッジに現像剤を補給するトナーカートリッジ2とを着脱可能な画像形成装置である。プリンタ本体に装着された状態からプロセスカートリッジ1を取り出すとき、カートリッジ同時着脱防止機構のロックレバー30はそのアームAmで他方のトナーカートリッジ2が一緒に引き出されるのをロックして防止する。その間の操作は極めて円滑で自然に行われ、ユーザビリティに優れている。
【選択図】図10

Description

本発明は、複写機、レーザービームプリンタやLEDプリンタなどの電子写真プリンタ、ファクシミリ装置、そして複合機などの電子写真画像形成装置(以下、単に「画像形成装置」という)に関するものである。
従来、電子写真画像形成プロセスを実行して記録紙などシート上に画像を形成する画像形成装置が知られている。この画像形成装置には、電子写真感光体ドラム(以下、単に「感光体ドラム」という)などに形成した静電像を現像手段によって現像剤(トナー)を付着させて現像してシート上に転写する方式が用いられている。その場合、静電潜像担持体である感光体ドラムと、この感光体ドラムに作用するプロセス手段を一体的にまとめてカートリッジ化し、プロセスカートリッジとして画像形成装置本体に着脱自在に装着できるようにしたものがある。プロセス手段とは、帯電手段、現像手段およびクリーニング手段の少なくとも1つのことをいう。感光体ドラムとプロセス手段をそのようにカートリッジ化することによって、それまでサービスマンに依存していた装置のメンテナンスをユーザ自らができるようになり、ユーザビリティが格段に向上し、近年急速に普及している。
一方、かかるカートリッジ構造例として、耐用寿命がそれぞれ異なる上記プロセスカートリッジとは別に現像剤(トナー)カートリッジを構成し、このトナーカートリッジからプロセスカートリッジにトナーを補給するものがある。このカートリッジ構造体の場合、プロセスカートリッジとトナーカートリッジはそれぞれ単独で画像形成装置本体に着脱可能であり、交換可能に構成されている。トナーを補給するために、トナーカートリッジ側にはトナー排出口(供給口)が設けられ、プロセスカートリッジ側にはトナー受入口が設けられている。画像形成装置本体へのカートリッジ装填によって、それら双方のトナー排出口とトナー受入口とを連通させ、トナーをプロセスカートリッジに排出または供給する。このように耐用寿命と用途に違いをもたせたプロセスカートリッジとトナーカートリッジを1つにまとめてカートリッジ構造体としている。これにより、両カートリッジの片方ごとに効率的に部品交換できるので経済的であり、廃棄物低減による資源の節約にも寄与している。このようなカートリッジ構造体に関連するものとして、先に本出願人によって提案された現像剤補給/受入カートリッジ、プロセスカートリッジおよび画像形成装置がある(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に開示された装置は、画像形成装置本体にプロセスカートリッジとトナーカートリッジを装填する際、従来はトナー排出口とトナー受入口をユーザ自らがレバー操作して連通させていたが、その煩わしさを解消して操作性を高めている。
特開2001−222160号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されたカートリッジにあっては、トナー排出口とトナー受入口の開閉を保障するために、両カートリッジが同時に着脱されるのを防止する必要がある。
但し、そのような機構を設けたことで製造コストに大きく反映したり、ユーザに面倒な操作を強いることは避け、低コストでしかもユーザが格別意識せずとも確実かつ自然に機能するような操作性(ユーザビリティ)が望まれる。
以上から、本発明の目的は、低コストで操作性に優れた、プロセスカートリッジと現像剤カートリッジを着脱可能な画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、画像形成装置本体と、前記装置本体に対して着脱されるプロセスカートリッジと、前記プロセスカートリッジに現像剤を補給する、前記装置本体に対して着脱される現像剤カートリッジと、を有する画像形成装置において、
前記装置本体に装着された装着位置から前記プロセスカートリッジおよび前記現像剤カートリッジのいずれか一方を取り出すとき、他方を前記装着位置にロックするカートリッジ同時着脱防止機構を有することを特徴とする。
本発明によれば、低コストで操作性に優れた、プロセスカートリッジと現像剤カートリッジを着脱可能な画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明によるプロセスカートリッジおよび画像形成装置のそれぞれ好適な一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(画像形成装置)
図1は、本実施形態の画像形成装置の具体例であるカラー電子写真プリンタを示す。このプリンタ本体100においては、静電潜像担持体である感光体ドラム3に画像情報をレーザー光で照射する露光装置4を有し、感光体ドラム3上のトナー像を中間転写体ユニット5の転写ベルト6に転写する一次転写装置7を有する。また、中間転写体ユニット5は、転写ベルト6に転写されたトナー像を記録紙などのシートSに転写する二次転写装置8を有している。また、転写ベルト6上の残留トナーを回収する中間転写体クリーニング装置9を有し、定着処理を行う定着装置10を有し、定着処理後のシートSを排出する排出ローラ11を有し、そして排出後のシートSを積載する排出トレイ12が配置されている。
シートSは給送カセット13に積載され、給送ローラ14によって1枚ずつ分離給送して搬送ローラ15で搬送される。そして、レジストローラ16によって感光体ドラム3上のトナー像と同期させて送り出される。図1では、給送カセット13を一段だけで構成したものが示されている。しかし、複数段で構成してシートSのサイズや積載向きを違えて収容できるようにし、所望のシートSを選択できるようにすることもできる。
また、上記感光体ドラム3を内部に収容したプロセスカートリッジ1がプリンタ本体100に対して着脱可能である。このプロセスカートリッジ1とは別体に構成され、プロセスカートリッジ1にトナーを補給するトナーカートリッジ2が、プリンタ本体100に対して着脱可能である。それらプロセスカートリッジ1とトナーカートリッジ2は対を成し、たとえばイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応させて符号1a〜1dと符号2a〜2dで示す4つずつからなっている。すなわち、プロセスカートリッジ1a〜1dとトナーカートリッジ2a〜2dの1つずつで、1つの「カートリッジ構造体」を構成している。そして、これらの「カートリッジ構造体」は、それぞれプリンタ本体100の枠体フレームに設けた所定のカートリッジ装着部に着脱される。以下、便宜的に1つのカートリッジ構造体だけについて、プロセスカートリッジ1とトナーカートリッジ2という名称で代表させて説明する。
(カートリッジ構造体の構成)
図2は、プロセスカートリッジ1およびトナーカートリッジ2で構成される1つのカートリッジ構造体を示す。
プロセスカートリッジ1は感光体ドラム3を備え、この感光体ドラム3に作用するプロセス手段として帯電装置17、現像装置18およびクリーニング装置19など備えて構成されている。帯電装置17は感光体ドラム3に帯電バイアス電圧を印加する。現像装置18はプリンタ本体100側に設けられた露光装置4によって感光体ドラム3上に形成された静電像を現像する。この現像装置18については、現像容器の開口部に設けられたトナー担持体である現像スリーブ21を有し、感光体ドラム3に形成された静電像を現像スリーブ21が担持するトナーで現像する。現像装置18にはまた、トナーカートリッジ2からトナーの補給を受けるためのトナー補給口(図示略)が設けられている。また、クリーニング装置19は感光体ドラム3上に残存した廃トナーを回収する。なお、この場合のプロセスカートリッジ1には、クリーニング装置19で回収された廃トナーを廃トナー搬送機構(図示略)によって搬送された廃トナーを貯蔵する廃トナー回収室20も設けられている。
一方、トナーカートリッジ2については、トナーを収容するトナー収容部22を有し、プロセスカートリッジ1の現像装置18にトナーを補給する補給口(図示略)を備えている。また、現像装置18が具備するトナー量検知手段(図示略)から出力されたトナー補給信号の発信の可否をプリンタ本体100で判断し、トナー補給スクリュー23がプリンタ本体100に備わる駆動手段(図示略)からの回転動力を伝達されて回転する。そのスクリュー搬送によって、トナーをプロセスカートリッジ1の現像装置18に補給する。
以上のように構成されたカートリッジ構造体は、図3および図4に示すように、プリンタ本体100の前カバー24を開き、Y,M,C,K各色ごとにプリンタ本体100の枠体フレームに隣り合って設けたガイド部材(図示略)の案内で着脱される。
(カートリッジ構造体の着脱機構)
図5〜図8に示すように、プロセスカートリッジ1では感光体ドラム3の周上にドラム回転軸線に平行にドラム位置決め部41a,41bが設けられている。これらドラム置決め部41a,41bをプリンタ本体100側の位置決め板40a,40bに設けたV字形状のドラム支持部に載せることにより、感光体ドラム3の回転軸線が定位置になるよう自動的に調芯して位置決めされる。また、隣り合うカートリッジ構造体は互いにプリンタ本体100の枠体フレームに設けた隔壁26,27で仕切られている。これら隔壁26,27には、図5および図6を正面から見て左側(一端側)に第1,第2ガイド部材28a,28bが設けられている。また、枠体フレームの上面には天板25を有し、ここには露光装置4からのレーザー光路を確保するためのスリット形状の孔(図示略)が設けられている。この天板25には正面から見て上記レーザー光路を確保するスリットの略同一線上かつ手前側に第3ガイド部材29が設けられている。この第3ガイド部材29には、要部となる後述のカートリッジ同時着脱防止機構30が設けられている。
図7および図8は、感光体ドラム3の回転中心からプロセスカートリッジ1が位置ずれするのを防止する機構を示す。図において、第1ガイド部材28aはストレート部34aを主部にして形成されている。第2ガイド部材28bは円筒状のボスで形成され、カートリッジ挿入方向の側面から見たカートリッジ挿入方向の上流側で第1ガイド部材28aと同一方向の一端側上部に位置し、仕切り板26に設けられている。また、第4ガイド部材32が図の正面方向から見て左側に上記第1ガイド部材28aと一体に段差成形して設けられている。
同じく図7および図8において、プロセスカートリッジ1を挿入する方向の下流奥側では、感光体ドラム3の法線上に長孔形状の位置決め孔39が設けられている。そして、位置決め孔39が、プリンタ本体100側に設けた位置決め軸38に係合して位置決めされる。また、カートリッジ挿入方向の上流手前側に設けた他端の位置決めボス42を、プリンタ本体100の前側板に設けた感光体ドラム3を中心とする回転方向を抑えるドラム法線上に長孔形状をした位置決め孔43に係合させる。そのようにしてプロセスカートリッジ1の回転方向の位置決めを行う。
一方、プロセスカートリッジ1においては、プリンタ本体100側に設けられた上記の第1,第2ガイド部材28a,28bに対応する位置に、第1ガイド受部34bと第2ガイド受部31bが設けられている。第1ガイド受部34bは、カートリッジ挿入方向の下流奥側に設けられる。また、第2ガイド受部31bはプリンタ本体100側の第2ガイド部材28bのボスが係合する溝形状となっている。それら第1ガイド受部34bと第2ガイド受部31bは、カートリッジ挿入方向から見てクリーナ室19側の上位と下位に配置されている。また、プロセスカートリッジ1には、プリンタ本体100側の第3ガイド部材29のガイド面33に対面して第3ガイド受部35が重力方向に対してほぼ鉛直面で形成されている。さらに、プロセスカートリッジ1には、プリンタ本体100側の第1ガイド部材28aのガイド面に対面して第4ガイド受部36が重力方向に対してほぼ鉛直面で形成されている。それとともに第4ガイド受部36が第3ガイド受部35に対してほぼ反対方向の面を成して設けられている。
さらに、プロセスカートリッジ1側の第1,第2ガイド受部34b,31bと、プリンタ本体100側の第1,第2ガイド部材28a,28bに設けたガイド面34a,31aとは鉛直方向の高さL寸法がほぼ同一の寸法関係に設定されている。また、プロセスカートリッジ1が位置決めされた状態で、側面においてはプロセスカートリッジ1側の第1,第2ガイド受部34b,31bは、いずれもプリンタ本体100側の第1,第2ガイド部材28a,28bと非接触状態になる関係に配置されている。また同じく、プロセスカートリッジ1側の第3,第4ガイド受部35,36は、プロセスカートリッジ1が位置決めされた状態にてプリンタ本体100側の第3ガイド部材29と第4ガイド部材32から非接触状態になる関係に配置されている。
(カートリッジ同時着脱防止機構)
ここで、図9および図10を参照してカートリッジ同時着脱防止機構30の構成および作用について説明する。
図9および図10は、図5中の矢印A方向でいう手前側を示している。そして、プロセスカートリッジ1は、第3ガイド受部35のカートリッジ挿入方向でいう下流奥側に凹部35aを有し、それとほぼ対称にトナーカートリッジ2にあってもガイド面37と凹部37aを有する。両カートリッジのそれらガイド面同士の間と凹部同士の間に跨って移動ロック用「ノッチ」が形成される。そのノッチにカートリッジ同時着脱防止機構30(以下、代表的部材である「ロックレバー30」をもって総称する)が配置されている。
ロックレバー30は支軸30aを支点にしてプリンタ本体100側の第3ガイド部材29に揺動可能に支持されている。さらに、同ロックレバー30の先端部に左右水平に延びるアーム部Amを有する。アーム部Amは、その中心部にて弾性部材としての張力ばね30bに係止され、そのばね付勢力でノッチ部の中心位置に復帰する方向へ付勢されている。そのロックレバー30のアーム部Amの長さ寸法はプロセスカートリッジ1の第3ガイド受部35とトナーカートリッジ2のガイド面37との間の隙間寸法よりも大きく、双方の凹部35a,37aによるノッチ幅とほぼ同等長さに形成されている。
以上の構成により、ロックレバー30はつぎのように動作してカートリッジ同時着脱防止機能を果たす。
いま、図9に示すカートリッジ構造体がプリンタ本体100の定位置に装着されている状態から、ユーザがプロセスカートリッジ1を交換作業のために図10中の矢印方向に引き抜いたとする。このプロセスカートリッジ1の引き抜き動作によって、ロックレバー30のアーム部Amがプロセスカートリッジ1側でノッチを形成する凹部35aから外れる。そして、アーム部Amがプロセスカートリッジ1の第3ガイド受部35に押されてトナーカートリッジ2側に強制的に寄せられる。寄せられたロックレバー30は先端のアーム部Amがトナーカートリッジ2側でノッチを形成す凹部37aに引っ掛かる。これにより、トナーカートリッジ2がプリンタ本体100から取り出せなくなる。このようにして一方を取り出すと他方が追従しないようにして、一緒に取り出せないよう他方の移動を規制(ロック)する。
これから明らかなように、ユーザは格別な操作を行う必要はない。仮に、プロセスカートリッジ1とトナーカートリッジ2を同時にプリンタ本体100から取り出そうと試みても、一方はロックされるので無理な操作ができないことを即座に認識できる。このように極めてユーザビリティの高い着脱操作が実現される。
つぎに、上記カートリッジ同時着脱防止機構に関連して、プロセスカートリッジ1の位置決めに関する構造について説明する。
再び図7および図8において、プリンタ本体100側の第1ガイド部材28aと、プロセスカートリッジ1側の第1ガイド受部34bがガイド面34a,34aaの2つの面からなる段差を有している。そうする理由は、図5に示すように、プリンタ本体100に装着状態で位置決め板40aよりも下方の領域にプロセスカートリッジ1の外形底部を落ち込ませるためである。この落ち込んだ装着状態のプロセスカートリッジ1をプリンタ本体100から抜き出すには、一度上方に逃がしてから抜き出す動作をする必要がある。そこで、第1ガイド部材28aをガイド面34a,34aaでもって段差加工し、装着状態で第1ガイド受部34bがガイド面34aよりもカートリッジ挿入方向の上流領域となるようにする。一方、第2ガイド受部31bにおいても同じく、ガイド面31b,31bbを段差加工し、第2ガイド部材28bを装着状態でガイド面31bよりも装着方向の上流側に設置している。それによって、プロセスカートリッジ1の抜き出し時に上方に持ち上げてから抜き出すことができるようになる。すなわち、プロセスカートリッジ1の底部1a,1bが位置決め板40aに干渉することなく、プリンタ本体100から抜き出すことが可能になる。
さらに、図7に示すように、プロセスカートリッジ1側の第1ガイド受部34bと第2ガイド受部31b、プリンタ本体100側の第1,第2ガイド部材28a,28bに設けたガイド面34a,31aの鉛直方向の高さL寸法を略同一の寸法関係にする。それによって、着脱途中でプロセスカートリッジ1の長手方向への姿勢がほぼ水平に保てるようにしている。
一方、カートリッジ挿入時の動作については上記抜き取り動作と逆になり、抜き出し動作と同様にプロセスカートリッジ1の底部と位置決め板1が干渉せず、かつ挿入途中ではプロセスカートリッジ1の挿入姿勢をほぼ水平に保ちつつ挿入できるようになる。
また、図8に示すように、プロセスカートリッジ1の位置決め部41a,41bがプリンタ本体100の位置決め板40a,40bに当接したとき、第1ガイド受部34bとガイド面34aaが非接触となる高さに設定している。加えて、第2ガイド受部31bbと第2ガイド部材28bもまた非接触となる高さに設定されている。それによって、プロセスカートリッジ1側の位置決め部41a,41bがプリンタ本体100側の位置決め板40a,40bに確実に当接させるようになっている。
以上のようにプロセスカートリッジ1に設けられた第1ガイド受部34b、第2ガイド受部31b、第3ガイド受部35、そして第4ガイド受部36はつぎのように作用する。
図6で示したように、第1,第2ガイド受部34b,31bは、プロセスカートリッジ1の自重を支える方向に面が形成され、プリンタ本体100の第1,第2ガイド部材28a,28bに設けたガイド面34a,31aで荷重を受けている。その際、重力方向に対してほぼ鉛直の面で形成された第3,第4ガイド受部35,36は、それぞれ第3ガイド部材29に設けられたガイド面33と、第1ガイド部材28aに一体に設けられたガイド面に当接する。したがって、プリンタ本体100への着脱中、ガイドされた状態でプロセスカートリッジ1の自重を支えているのは第1ガイド受部34bと第2ガイド受部31bである。
このとき、第1ガイド受部34bがクリーナ室19側の端部に設けられていることで、短手方向から見て第1ガイド受部34bを支点としてカートリッジ自重によるモーメントM1が発生し、時計廻り方向に倒れる力が発生する。プロセスカートリッジ1に設けた第3ガイド受部35によって倒れ方向の荷重を受け止める。これとともに、第4ガイド受部36が第3ガイド受部35に対してほぼ反対方向の面を成している。これにより、第3ガイド受部35の反力を受けることが可能になる。その結果、図6に示すように、4点のガイド面でプロセスカートリッジ1の短手方向の姿勢が保持されている。
それに対して、プロセスカートリッジ1の長手方向でいう第2のガイド部材28bでは、第2ガイド受部31bを支点とするモーメントM2が発生し、同じく時計廻り方向へ倒れる力が発生する。このとき、プロセスカートリッジ1側の第4ガイド受部36でこのモーメント荷重を受け止めるとともに、その反力を第3ガイド受部35が受けて姿勢が保持される。つまり、プロセスカートリッジ1の着脱途中においては、図6に示すように、プロセスカートリッジ1は時計廻り方向に倒れ込みつつ着脱される。即ち、プロセスカートリッジ1の着脱時には、プロセスカートリッジ1が、第1,第2ガイド部材28a,28bによって、第3ガイド部材29に付勢されるように構成されている。したがって、第3ガイド受部35で作動を受けるカートリッジ同時着脱防止機構すなわちロックレバー30がより高精度に動作する。
装着終了段階で、プロセスカートリッジ1に設けた上記第1〜第4ガイド受部34b,31b,35,36の4つは、プリンタ本体100側の第1〜第4ガイド部材からいずれも離れた状態で位置決めされるので、倒れ姿勢が修正され、正規の姿勢で装着される。
これから理解されるように、本実施形態のカートリッジ構造体としては、プロセスカートリッジ1が片側面だけでプリンタ本体100にガイドされて支持される。すなわち、1つのカートリッジ構造体をガイドするのに、プリンタ本体100において両側にガイド部材を設ける必要がなく、片側だけ設ければよいので、それだけ感光体ドラム3のドラム軸間ピッチが狭まってプリンタ本体100が小型化されることになる。
図11は、参考図としてドラム軸間ピッチPを短縮してプリンタ本体100の小型化を説明する図である。プリンタ本体100の枠体フレームに1つのカートリッジ構造体ごとに両側にガイド部材28を設けた場合、プロセスカートリッジ1の着脱動作をその両側のガイド部材28で案内する。その場合、ガイド部材28の幅寸法Zは必要不可欠であり、その幅寸法Zを見込むためにそれだけ感光体ドラム3のドラム軸間ピッチPが大きくなり、プリンタ本体100の小型化への妨げとなる。この問題を本実施形態においては解消している。
ドラム軸間ピッチPの短縮でプリンタ本体100の小型化に寄与できれば、たとえばファーストプリントアウトタイムを短縮するためにプロセスカートリッジ1における転写に要する時間を短縮などでき、コスト低減も可能になる。
具体例を挙げれば、図1において、たとえばプロセススピードが190mm/secの4色カラー画像形成装置の場合、本実施形態ではドラム軸間ピッチPがたとえば5mm短縮されるので、プリンタ本体100のサイズを15mm〔=5mmピッチ×3(ピッチ数)〕だけ小型化できる。また、中間転写体の周長が30mm〔=5mmピッチ×3(ピッチ数)×2(上下面)〕削減できるので、0.16sec〔≒30mm/(190mm/sec)〕だけファーストプリントアウトタイムが短縮される。
また、本実施例によれば、ユーザがプロセスカートリッジと現像剤カートリッジを装置本体から同時に引き抜こうとしても、いずれか一方を装着位置にロックする。それにより、同時引き抜きによる不具合を解消できる。しかも、取り外しなど着脱操作が極めて円滑でユーザビリティに優れたものを提供できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の主旨を逸脱しない範囲内でその他の実施形態、応用例およびそれらの組み合わせも可能である。また、各図で示された各部材や各機器についてもあくまで一例であり、図示の形状に限定されるものではない。
本実施形態のカートリッジ構造体が装着された画像形成装置の具体例である 本実施形態のプロセスカートリッジとトナーカートリッジからなるカートリッジ構造体を示す断面図。 プリンタ本体の前側扉を開けてカートリッジ構造体が装填された状態と、カートリッジ構造体のプロセスカートリッジを取り出す状態を示す斜視図。 同じくプリンタ本体の前側扉を開けてカートリッジ構造体が装填された状態と、カートリッジ構造体のプロセスカートリッジを取り出す状態を示す斜視図。 本実施形態のカートリッジ構造体の構成および作用を正面からみて示す図。 同じく本実施形態のカートリッジ構造体の構成および作用を正面からみて示す図。 本実施形態のカートリッジ構造体の構成および作用を側面からみて示す図。 同じく本実施形態のカートリッジ構造体の構成および作用を側面からみて示す図。 本実施形態の要部ともいうべきカートリッジ同時着脱防止機構の動作を示す図。 本実施形態の要部ともいうべきカートリッジ同時着脱防止機構の動作を示す図。 本実施形態を説明するうえで参考例として示す図。
符号の説明
1 プロセスカートリッジ
2 トナー(現像剤)カートリッジ
3 感光体ドラム
17 帯電装置
18 現像装置
19 クリーニング装置
20 廃トナー回収室
21 現像スリーブ
22 トナー収容部
23 トナー補給スクリュー
24 プリンタ本体の前カバー
25 天板
26 隔壁
27 隔壁
28a 第1ガイド部材
28b 第2ガイド部材
29 第3ガイド部材
32 第4ガイド部材
30 ロックレバー(カートリッジ同時着脱防止機構)
Am アーム部
30a 揺動支点
30b リターンスプリング
34b 第1ガイド受部
31b 第2ガイド受部
35 第3ガイド受部
36 第4ガイド受部
40a 位置決め板
40b 位置決め板
41a 位置決め部
41b 位置決め部
42 位置決めボス
43 位置決め孔
100 プリンタ本体(画像形成装置本体)

Claims (7)

  1. 画像形成装置本体と、前記装置本体に対して着脱されるプロセスカートリッジと、前記プロセスカートリッジに現像剤を補給する、前記装置本体に対して着脱される現像剤カートリッジと、を有する画像形成装置において、
    前記装置本体に装着された装着位置から前記プロセスカートリッジおよび前記現像剤カートリッジのいずれか一方を取り出すとき、他方を前記装着位置にロックするカートリッジ同時着脱防止機構を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記カートリッジ同時着脱防止機構は、
    前記プロセスカートリッジと前記現像剤カートリッジとの間に配置されたロックレバーを有し、前記ロックレバーは一端部が揺動可能に軸支されかつ他端部が自由なアーム部となっており、前記プロセスカートリッジと前記現像剤カートリッジのいずれか一方を前記装置本体から取り出す力で前記アーム部が押されて他方に係合して他方の移動を規制することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記アーム部が、前記プロセスカートリッジと前記現像剤カートリッジとの間の中立位置に復帰する方向に弾性部材によって付勢されていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記装置本体に、前記プロセスカートリッジ及び前記現像剤カートリッジを装着する複数のカートリッジ装着部がその両側を側壁で仕切って設けられており、
    少なくとも、前記側壁の一方に設けられたガイド部材と、
    を備え、
    前記プロセスカートリッジが前記側壁の一方で前記ガイド部材に案内されてスライドすることによって前記カートリッジ装着部に着脱可能となっていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記ガイド部材が、前記側壁の一方に重力方向上下に設けられた2つの第1および第2ガイド部材からなっていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記ガイド部材がさらに、前記プロセスカートリッジと前記現像剤カートリッジとの間に配置されて両カートリッジを案内する第3ガイド部材を含むことを特徴とする請求項4または5に記載の画像形成装置。
  7. 前記プロセスカートリッジを前記装置本体に装着する際に、前記第1,第2ガイド部材によって前記プロセスカートリッジの一方の側面が支持され、前記プロセスカートリッジの他方の側面が前記第3ガイド部材で支持されることによって、前記プロセスカートリッジの傾倒が防止されることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016110133A (ja) * 2014-11-28 2016-06-20 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP7367476B2 (ja) 2019-11-13 2023-10-24 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

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