JP6738434B2 - 光ファイバケーブルおよび光ファイバケーブルの製造方法 - Google Patents

光ファイバケーブルおよび光ファイバケーブルの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6738434B2
JP6738434B2 JP2018551704A JP2018551704A JP6738434B2 JP 6738434 B2 JP6738434 B2 JP 6738434B2 JP 2018551704 A JP2018551704 A JP 2018551704A JP 2018551704 A JP2018551704 A JP 2018551704A JP 6738434 B2 JP6738434 B2 JP 6738434B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
inner sheath
fiber cable
sheath
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018551704A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2018092880A1 (ja
Inventor
正敏 大野
正敏 大野
真之介 佐藤
真之介 佐藤
瑞基 伊佐地
瑞基 伊佐地
富川 浩二
浩二 富川
彰 鯰江
彰 鯰江
大里 健
健 大里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Publication of JPWO2018092880A1 publication Critical patent/JPWO2018092880A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6738434B2 publication Critical patent/JP6738434B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4429Means specially adapted for strengthening or protecting the cables
    • G02B6/443Protective covering
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/441Optical cables built up from sub-bundles
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4429Means specially adapted for strengthening or protecting the cables
    • G02B6/443Protective covering
    • G02B6/4431Protective covering with provision in the protective covering, e.g. weak line, for gaining access to one or more fibres, e.g. for branching or tapping
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4429Means specially adapted for strengthening or protecting the cables
    • G02B6/443Protective covering
    • G02B6/4432Protective covering with fibre reinforcements
    • G02B6/4433Double reinforcement laying in straight line with optical transmission element
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4479Manufacturing methods of optical cables
    • G02B6/4486Protective covering
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/46Processes or apparatus adapted for installing or repairing optical fibres or optical cables
    • G02B6/56Processes for repairing optical cables
    • G02B6/566Devices for opening or removing the mantle

Description

本発明は、光ファイバケーブルおよび光ファイバケーブルの製造方法に関するものである。
本願は、2016年11月17日に、日本に出願された特願2016−224005号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
従来から、下記特許文献1に示されるような光ファイバケーブルが知られている。この光ファイバケーブルは、複数本の光ファイバ素線若しくは光ファイバ心線(以下、単に「光ファイバ」という)を集合したコアと、コアを内部に収容する内側シースと、内側シース内に埋設された一対の線条体および一対の抗張力体と、内側シースを被覆する外側シースと、を備えている。
この構成では、内側シースおよび外側シースでコアを2重に被覆することにより、光ファイバを外力などから有効に保護することができる。
日本国特開2015−215533号公報
ところで、この種の光ファイバケーブルでは、光ファイバケーブルの解体時や設置後の光ファイバの接続時に光ファイバを取り出す作業(以下、「取り出し作業(draw-out-operation)」という)を行う場合がある。
上記特許文献1の構成の光ファイバケーブルにおいて、取り出し作業を行う場合には、外側シースおよび内側シースを刃などの工具により切開し、線条体を部分的に取り出し、線条体を長手方向に引っ張ることで内側シースおよび外側シースを引き裂く。ここで、光ファイバケーブルの強度を確保するために、内側シースおよび外側シースの厚みを大きくしたり、硬い材質を用いてこれらのシースを形成したりすると、大きな力で線条体を引っ張る必要が生じるため、作業者の負担が大きくなるとともに作業時間が増大する場合がある。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであって、内側シースおよび外側シースによって光ファイバケーブルの強度を確保しつつ、取り出し作業時の作業者の負担を軽減し、取り出し作業時間が増大するのを抑えることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る光ファイバケーブルは、複数本の光ファイバを集合したコアと、前記コアを内部に収容する内側シースと、前記コアを挟んで前記内側シースに埋設された一対の抗張力体と、前記内側シースを被覆する外側シースと、を備え、前記内側シースには、前記内側シースの内周面および外周面を周方向に分断する分断部が形成され、前記分断部は前記光ファイバの延びる長手方向に沿って延びている。
本発明の上記態様によれば、外側シースおよび内側シースによって光ファイバケーブルの強度を確保しつつ、取り出し作業時の作業者の負担を軽減し、取り出し作業時間が増大するのを抑えることができる。
第1実施形態に係る光ファイバケーブルの構造を示す横断面図である。 図1に示す光ファイバケーブルの取り出し作業時の工程を示す説明図である。 第2実施形態に係る光ファイバケーブルの構造を示す横断面図である。 第3実施形態に係る光ファイバケーブルの構造を示す横断面図である。 第4実施形態に係る光ファイバケーブルの構造を示す横断面図である。 第5実施形態に係る光ファイバケーブルの構造を示す横断面図である。 第5実施形態に係る光ファイバケーブルの中間ユニットの構造を示す横断面図である。 図6に示す光ファイバケーブルの取り出し作業時の工程を示す説明図である。 第5実施形態の変形例に係る光ファイバケーブルの構造を示す横断面図である。 比較例の光ファイバケーブルの構造を示す横断面図である。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態に係る光ファイバケーブルの構成を、図1および図2を参照しながら説明する。なお、以下の説明に用いる各図では、各構成部材の形状を認識可能とするために縮尺を適宜変更している。
図1に示すように、光ファイバケーブル10は、複数本の光ファイバ21を集合したコア2と、コア2を内部に収容する内側シース3と、内側シース3に埋設された一対の線条体4および一対の抗張力体7(テンションメンバ)と、内側シース3を被覆する外側シース6と、を備える。
(方向定義)
ここで本実施形態では、内側シース3および外側シース6は、共通の中心軸線Oを有する筒状に形成されており、この中心軸線Oに沿って光ファイバ21が延びている。
本実施形態では、中心軸線Oに沿う方向を長手方向という。また、長手方向から見た横断面視において、中心軸線Oに直交する方向を径方向といい、中心軸線O周りに周回する方向を周方向という。
コア2は、複数の光ファイバ21を各別に有する複数の光ファイバユニット23と、これらの光ファイバユニット23を包む押さえ巻き24と、を備えている。図示の例では、各光ファイバユニット23は20本の光ファイバ21を有し、押さえ巻き24は10個の光ファイバユニット23を包んでいる。これにより、コア2には合計200本の光ファイバ21が含まれている。なお、コア2に含まれる光ファイバ21の数は適宜変更してもよい。押さえ巻き24は、例えば吸水テープなどの吸水性を有する材質により形成されていてもよい。
押さえ巻き24として吸水性を有する材質を用いた場合、例えば内側シース3の後述する分断部3bから水などの液体が光ファイバ21の近傍に進入した場合でも、この液体を押さえ巻き24に吸収させることができる。
なお、本実施形態におけるコア2の断面形状は円形であるが、これに限られず、楕円形などの非円形であってもよい。なお、コア2は押さえ巻き24を備えていなくてもよい。
光ファイバユニット23は、間欠接着型テープ心線と呼ばれるものであり、例えば20本の光ファイバ21と、これらの光ファイバ21を束ねる結束材22とを備えている。光ファイバ21としては、光ファイバ心線や光ファイバ素線などを用いることができる。結束材22に束ねられた複数の光ファイバ21は、その延在方向に対して直交する方向に引っ張ると、網目状(蜘蛛の巣状)に広がるように互いに接着されている。詳しくは、ある一つの光ファイバ21が、その両隣の光ファイバ21に対して長手方向で異なる位置においてそれぞれ接着されており、かつ、隣接する光ファイバ21同士は、長手方向で一定の間隔をあけて互いに接着されている。
なお、コア2に含まれる光ファイバ21の態様は間欠接着型テープ心線に限られず、適宜変更してもよい。
内側シース3の材質としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、エチレンエチルアクリレート共重合体(EEA)、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレンプロピレン共重合体(EP)などのポリオレフィン(PO)樹脂、ポリ塩化ビニル(PVC)などを用いることができる。
横断面視において、内側シース3の内周面3cおよび外周面3aは、中心軸線Oを中心とした同心円状に形成されている。これにより、内側シース3の径方向における厚みは、周方向で略均一になっている。
線条体4としては、PPやナイロン製の円柱状ロッドなどを用いることができる。また、PPやポリエステルなどの繊維を撚り合わせた糸(ヤーン)により線条体4を形成し、線条体4に吸水性を持たせてもよい。
一対の線条体4は、コア2を径方向で挟んで配設され、コア2と平行に長手方向に延びている。なお、内側シース3に埋設される線条体4の数は、1または3以上であってもよい。3以上の線条体4を内側シース3に埋設する場合には、各線条体4を周方向に等間隔をあけて配設することで、各線条体4をコア2に対して対称な位置に配設することができる。
抗張力体7の材質としては、例えば金属線(鋼線など)、抗張力繊維(アラミド繊維など)、およびFRPなどを用いることができる。
一対の抗張力体7は、コア2を径方向で挟んで配設され、コア2と平行に長手方向に延びている。また、一対の抗張力体7は、コア2から径方向に等間隔をあけて配設されている。これにより、横断面視において、抗張力体7が配設されている位置がコア2を挟んで対称に配設されている。従って、温度変化などによって光ファイバケーブル10内に応力の偏りが生じるのを抑止し、光ファイバケーブル10に意図せず不要な捻じれ癖が付くことを防止することができる。
なお、内側シース3に埋設される抗張力体7の数は、1または3以上であってもよい。
3以上の抗張力体7を内側シース3に埋設する場合には、各抗張力体7をコア2から径方向に等間隔を空け、かつ周方向に互いに等間隔をあけて配設することで、各抗張力体7をコア2に対して対称な位置に配設することができる。例えば、抗張力体7の数が4本の場合は、二対の抗張力体7がそれぞれコア2を挟んで内側シース3に埋設されていてもよい。
なお、本実施形態では、周方向に隣接する抗張力体7と線条体4との周方向における間隔が互いに同等になるように、一対の抗張力体7および一対の線条体4が内側シース3に埋設されている。
外側シース6の材質としては、PE、PP、EEA、EVA、EPなどのPO樹脂、あるいはPVCなどを用いることができる。
外側シース6の外周面には、長手方向に沿って延びる一対の突起(印部)6aが形成されている。突起6aと抗張力体7とは、周方向において同等の位置に配設されている。なお、突起6aは後述するように工具Kの位置を合せる際に使用するものであるため、他の形態を採用してもよい。例えば、突起6aは、外側シース6の外周面6dから径方向内側に向かって窪む凹部や、塗料によるマーキングなどであってもよい。
横断面視において、外側シース6の内周面6bおよび外周面6dは、中心軸線Oを中心とした同心円状に形成されている。これにより、外側シース6の径方向における厚みは、周方向で略均一になっている。外側シース6の内周面6bは、内側シース3の外周面3aに隙間なく接している。外側シース6の内周面6bと内側シース3の外周面3aとは、密着されていない。あるいは、外側シース6の内周面6bが内側シース3の外周面3aに対して、容易に剥離可能な程度の弱い力で張り付いていてもよい。
なお、外側シース6を形成する材料に、カプサイシンなどを含ませてもよい。この場合、例えばネズミなどの動物が外側シース6を噛むのを防止することができる。
ここで、本実施形態の内側シース3には、内側シース3の内周面3cおよび外周面3aを周方向に分断する分断部3bが形成されている。分断部3bは長手方向に沿って延びている。
より詳しくは、本実施形態では、一対の線条体4がコア2に対して長手方向に沿って接している。これにより、内側シース3の内周面3cは、長手方向に沿って分断されている。また、線条体4の直径は内側シース3の径方向の厚みより大きい。これにより、内側シース3の外周面3aは、線条体4によって長手方向に沿って分断されている。線条体4は、内側シース3の分断部3bに隣接している。線条体4の一部であるの径方向外側の端部4aは、内側シース3の外周面3aより径方向外側に位置している。また、一対の線条体4はコア2の周囲に等間隔で配設されている。一対の分断部3bは、周方向に等間隔で内側シース3に形成されている。
内側シース3に分断部3bを形成するためには、コア2に対して線条体4を縦添えした状態で、コア2の周囲に内側シース3を成形すればよい。この場合には、横断面視において、分断部3bの輪郭と線条体4の輪郭とが一致する。
次に、以上のように構成された光ファイバケーブル10の作用について説明する。
光ファイバケーブル10で取り出し作業を行う際にはまず、図2(a)に示すように、刃などの工具Kの先端部を突起6aの位置に合わせて、外側シース6を切開する。このとき、工具Kの先端部は抗張力体7に当接し、工具Kが抗張力体7の位置を超えて径方向内側に進入するのが防止される。工具Kによって、図2(b)に示すように外側シース6を切開すると、図2(c)に示すように、内側シース3から一対の線条体4を容易に取り外すことができる。これは、内側シース3の内周面3cおよび外周面3aが、線条体4によって、長手方向に沿って分断されていることによる。内側シース3は、一対の線条体4が取り外されるのに伴い、図2(d)に示すように分割される。これにより、コア2がむき出しの状態となり、取り出し作業が完了する。
なお、光ファイバ21は押さえ巻き24により巻かれているが、押さえ巻き24は吸水テープなどであるため破断しやすく、容易に除去することができる。
次に、本実施形態の光ファイバケーブル10および比較例の光ファイバケーブルの取り出し作業の所要時間について比較実験した結果を説明する。
(実施例1)
本比較実験では、本実施形態の光ファイバケーブル10として、図1に示すような構造の200心の光ファイバケーブル10(実施例1)を作成した。
(比較例)
比較例の光ファイバケーブル100として、図10に示すような高密度型の光ファイバケーブルを作成した。光ファイバケーブル100は、コア2と、コア2を被覆するシース101と、シース101内に埋設された一対の線条体4および抗張力体7と、を備えている。コア2は、実施例1におけるコア2と同様である。シース101の径方向の厚みは、実施例1の内側シース3の厚みと外側シース6の厚みとを合わせたものと同等である。これにより、比較例の光ファイバケーブル100と実施例1の光ファイバケーブル10とでは、外径が同等となっている。シース101の外周面には、第1実施形態の突起6aと同様の一対の突起6aが形成されている。比較例における一対の線条体4は、一対の突起6aと周方向における同等の位置に配設されている。
比較例における光ファイバケーブル100の取り出し作業では、突起6aの位置に合わせて刃などの工具を入れて、シース101を刃などの工具で切開し、線条体4を部分的に取り出す。そして一対の線条体4を径方向外側に向けて引くことで、シース101を引き裂き、コア2を取り出す。
比較例の光ファイバケーブル100および実施例1の光ファイバケーブル10について、外径、重量、およびコア2の取り出し作業時間を相対比較した結果を下記表1に示す。
なお、表1に示す外径、重量、および作業時間の各数値は、比較例の光ファイバケーブル100における数値を1とした場合の相対値を示している。
Figure 0006738434
表1に示すように、外径・重量については、比較例と実施例1とで同等であるが、コア2の取り出し作業時間を比較すると、実施例1の方が比較例よりも大幅に低減されている。これは、実施例1の光ファイバケーブル10の方が、比較例の光ファイバケーブル100よりも作業者に要求される注意力や作業の負荷が小さいことによる。
すなわち、比較例の光ファイバケーブル100では、刃が線条体4の位置を超えて径方向内側に進入し、光ファイバ21を傷つけないように注意を払わなければならないのに加えて、線条体4を大きな力で引っ張ってシース101を引き裂く必要がある。
これに対して実施例1の光ファイバケーブル10では、刃が抗張力体7に当接するため、抗張力体7の位置を超えて刃が径方向内側に進入するのが抑止される。さらに、外側シース6を切開すると、線条体4が内側シース3から容易に取り外されて、内側シース3が分割され、コア2を容易に取り出すことができる。
以上説明したように、第1実施形態の光ファイバケーブル10によれば、内側シース3に、内側シース3の内周面3cおよび外周面3aを周方向に分断する分断部3bが形成され、分断部3bは長手方向に沿って延びている。この構成により、外側シース6を切開して取り除くと、分断部3bを起点として内側シース3を容易に開放させてコア2を取り出すことができる。これにより、内側シース3および外側シース6によって光ファイバケーブル10の強度を確保した場合であっても、取り出し作業時に比較例の光ファイバケーブル100のように線条体4を大きな力で引っ張る必要が無く、作業者の負担を軽減しつつ作業時間が増大するのを抑えることができる。
また、光ファイバケーブル10が、コア2に長手方向に沿って接する線条体4を備え、この線条体4の直径が内側シース3の径方向における厚みより大きいため、線条体4によって内側シース3の内周面3cおよび外周面3aが長手方向に沿って確実に分断される。これにより、取り出し作業時の作業者の負担をより確実に軽減することができる。
さらに、光ファイバケーブル10の製造時には、コア2に線条体4を縦添えした状態で、内側シース3をコア2の周囲に成形することにより、内側シース3に分断部3bを容易に形成することが可能となる。
また、突起6aと抗張力体7とが周方向において同等の位置に配設されているため、突起6aに沿って刃などの工具を入れて外側シース6を切開すると、刃が抗張力体7に当接し、それ以上径方向の内側に刃が進入するのが抑えられる。これにより、例えば刃が不意に内側シース3を貫いてコア2に達し、光ファイバ21を傷つけてしまうのを抑え、作業者に要求される注意力を軽減することができる。
また、内側シース3および外側シース6の径方向における厚みが略均一であるため、側圧に対して局部的に弱い部分が光ファイバケーブル10に生じるのを抑止しつつ、光ファイバケーブル10に意図せず不要な捻じれ癖が付くことを防止することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態について説明するが、第1実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
第2実施形態の光ファイバケーブル20は、線条体4を備えておらず、内側シース3の分断部3bの形態が変更されている点が第1実施形態と異なる。
図3に示すように、第2実施形態の光ファイバケーブル20は、線条体4を備えていない。また、本実施形態における分断部3bは、内側シース3の外周面3aから径方向内側に向かって延びるV字の溝状に形成されている。すなわち、分断部3bは、溝状部3b1を有している。この溝状の分断部3bは、長手方向に沿って延びている。これにより、内側シース3の外周面3aが長手方向に沿って分断されている。また、この分断部3bは内側シース3の内周面3cに達している。これにより、内側シース3の内周面3cは長手方向に沿って分断されている。
図3に示す例では、分断部3bの周方向における幅が、径方向内側に向かうに従い漸次小さくなっている。また、分断部3bは、コア2を径方向で挟んで内側シース3に一対形成されている。
なお、分断部3bの形状や配設する数などは、適宜変更することができる。例えば、分断部3bは横断面視において長方形状に形成されていてもよく、スリット状に形成されていてもよい。また、1つまたは3つ以上の分断部3bが内側シース3に形成されていてもよい。
また、本実施形態の外側シース6の内周面6bには、長手方向に沿って延びる嵌合部6cが形成されている。嵌合部6cは、外側シース6の内周面6bから径方向内側に向けて突出しており、分断部3b内に嵌合している。嵌合部6cの周方向における幅は、径方向内側に向かうに従い漸次小さくなっている。横断面視において、嵌合部6cの輪郭は、分断部3bの輪郭と同等に形成されている。嵌合部6cは、外側シース6の内周面6bに、周方向に等間隔をあけて一対形成されている。
光ファイバケーブル20を製造する場合、内側シース3を成形する際に分断部3bを同時に形成してもよいし、分断部3bを後加工によって形成してもよい。分断部3bが形成された内側シース3の周囲に、外側シース6を被覆することで、分断部3b内に嵌合する嵌合部6cを備えた外側シース6を成形することができる。
次に、本実施形態の光ファイバケーブル20および比較例の光ファイバケーブルの取り出し作業の所要時間について比較実験した結果を説明する。
(実施例2)
本比較実験では、第2実施形態の光ファイバケーブル20として、図3に示すような構造の200心の光ファイバケーブル20(実施例2)を作成した。
本比較実験では、第1実施形態における比較実験で用いた比較例の光ファイバケーブル100と、実施例2の光ファイバケーブル20とで、外径、重量、およびコア2の取り出し作業時間を比較した。この比較の結果を下記表2に示す。なお、表2に示す外径、重量、および作業時間の各数値は、比較例の光ファイバケーブル100における数値を1とした相対値を示している。
Figure 0006738434
表2に示すように、外径・重量については、比較例と実施例2とで同等であるが、コア2の取り出し作業時間を比較すると、実施例2の方が比較例よりも大幅に低減されている。これは、実施例1の光ファイバケーブル10と同様に、実施例2の光ファイバケーブル20の方が、比較例の光ファイバケーブル100よりも作業者に要求される注意力や作業の負担が小さいことによる。
以上説明したように、本実施形態の光ファイバケーブル20によれば、溝状に形成された分断部3b内に嵌合する嵌合部6cが外側シースの内周面6bに形成されている。このため、光ファイバケーブル20のうち分断部3bが配設されている部分に側圧が作用した場合であっても、外側シース6と内側シース3とが一体となってこの側圧を受けることができる。これにより、例えば分断部3bが周方向に拡大するように内側シース3が変形するのを抑え、光ファイバケーブル20の側圧に対する強度を高めることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明に係る第3実施形態について説明するが、第1実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図4に示すように、第3実施形態の光ファイバケーブル30では、内側シース3と外側シース6との間に吸水テープ5が配設されている。また、本実施形態の押さえ巻き24は、吸水性を有する材質により形成されている。
本実施形態の光ファイバケーブル30によれば、押さえ巻き24が吸水性を有する材質により形成されていることにより、例えば内側シース3の分断部3bから水などの液体がコア2の近傍に進入した場合でも、この液体を押さえ巻き24に吸収させることができる。
さらに、内側シース3と外側シース6との間に配設された吸水テープ5が、水などの液体を吸収する。これにより、例えば外側シース6内に液体が進入した場合であっても、この液体が内側シース3の分断部3bからコア2の近傍に進入するのを抑えることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明に係る第4実施形態について説明するが、第1実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図5に示すように、第4実施形態の光ファイバケーブル40では、横断面視において内側シース3が略楕円形状に形成されている。より詳しくは、内側シース3は、長軸Lが一対の抗張力体7上に位置し、短軸Sが内側シース3の一対の分断部3b上に位置する略楕円形状に形成されている。横断面視において、長軸Lと短軸Sとは、中心軸線Oの近傍で直交している。
また、外側シース6の内周面6bは内側シース3の外周面3aと同等の楕円形状に形成され、外側シース6の外周面6dは略円形状に形成されている。
本実施形態の光ファイバケーブル40によれば、内側シース3のうち抗張力体7が位置する部分における厚みが大きくなるため、この抗張力体7を内側シース3内に確実に埋設することができる。さらに、内側シース3のうち分断部3bが形成されている部分の近傍における外側シース6の厚みが大きくなるため、この分断部3bにおける光ファイバケーブル40全体の強度の低下を補うことができる。
(第5実施形態)
次に、本発明に係る第5実施形態について説明するが、第1実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図6に示すように、第5実施形態の光ファイバケーブル50では、分断部3bが、溝状部3b1と、溝状部3b1の径方向内側に位置する内側部3b2と、を有している。溝状部3b1は、内側シース3の外周面3aから径方向内側に向かって窪む溝状に形成されている。内側部3b2は、線条体4に隣接している。溝状部3b1および内側部3b2は、長手方向に沿って延びている。
一対の線条体4がコア2に対して長手方向に沿って接しているので、内側シース3の内周面3cは、内側部3b2によって、長手方向に沿って分断されている。また、内側シース3の外周面3aは、溝状部3b1によって、長手方向に沿って分断されている。
外側シース6の内周面6bには、径方向内側に向けて突出する嵌合部6cが形成されている。嵌合部6cは、溝状部3b1内に嵌合している。嵌合部6cの径方向内側の端部は、線条体4の径方向外側の端面に接している。嵌合部6cは、線条体4を径方向外側から覆っている。
本実施形態では、嵌合部6cが、外側シース6と同一の材質で形成され、外側シース6と一体に形成されている。ただし、嵌合部6cは、外側シース6と異なる材質で形成されていてもよい。また、嵌合部6cは、外側シース6と別体であってもよい。嵌合部6cを、外側シース6と異なる材質、または別体とした場合、外側シース6と一体にするため、嵌合部6cが外側シース6よりも低い融点を有する材質であってもよい。嵌合部6cの材質が外側シース6より低融点である場合、外側シース6を被覆した際に、嵌合部6cと外側シース6とが熱融着して一体化する。また、外側シース6と嵌合部6cとが密着するように、外側シース6と接触する嵌合部6cの表面に凹凸を形成してもよい。この場合、外側シース6を押出し成形する際に、外側シース6となる樹脂が嵌合部6cの表面の凹凸に入り込み、嵌合部6cと外側シース6とを一体化することができる。
次に、光ファイバケーブル50の製造方法について説明する。本実施形態における光ファイバケーブル50の製造方法は、図7に示す中間ユニット50aを得る工程と、中間ユニット50aを被覆する外側シース6を形成する工程と、を有する。
中間ユニット50aは、コア2に一対の線条体4を縦添えした状態で、コア2および一対の抗張力体7を被覆する内側シース3と、嵌合部6cと、を形成することで得られる。中間ユニット50aを得た後、中間ユニット50aを被覆する外側シース6を形成する工程を経て、図6に示す本実施形態の光ファイバケーブルが製造される。なお、本実施形態では嵌合部6cおよび外側シース6の材質が同一であるため、外側シース6を形成する際、嵌合部6cと外側シース6とが互いに密着して一体となる。
次に以上のように構成された光ファイバケーブル50の作用について説明する。
光ファイバケーブル50の取り出し作業を行う際にはまず、図8(a)に示すように、刃などの工具Kの先端部を突起6aの位置に合わせて、外側シース6を切開する。この時、工具Kの先端部は抗張力体7に当接し、工具Kが抗張力体7の位置を超えて径方向内側に侵入するのが防止される。工具Kによって、図8(b)に示すように外側シース6を切開すると、外側シース6と一体となっている嵌合部6cを、外側シース6とともに取り外すことができる。さらに、図8(c)に示すように、内側シース3から一対の線条体4を取り外すことで、内側シース3が自ずと分割される。これにより、コア2がむき出しの状態となり取り出し作業が完成する。
以上説明したように、本実施形態における分断部3bは、嵌合部6cが嵌合する溝状部3b1と、線条体4が隣接する内側部3b2と、を有している。この構成により、内側シース3の厚みよりも径の細い線条体4を用いた場合でも、取り出し作業を容易に行うことができる。
さらに、嵌合部6cが線条体4を径方向外側から覆っているため、内側シース3を形成する際に、例えばコア2の位置が中心軸線Oからズレた場合でも、中間ユニット50aの状態で線条体4が内側シース3から脱落してしまうことが抑えられる。従って、光ファイバケーブル50の製造をより容易にすることができる。
また、内側シース3を押出成形した後、内側シース3を冷却するための水槽に中間ユニット50aを浸したとしても、線条体4内に水が浸透してしまうことが抑えられる。
また、中間ユニット50aを得た後で外側シース6を形成することで、例えば内側シース3と外側シース6とを同時に押出成形する場合と比較して、内側シース3および外側シース6を冷却するために要する時間を低減できる。従って、光ファイバケーブル50の製造線速を早くしたり、冷却用水槽の長さを短くしたりすることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記第1〜第5実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では内側シース3に分断部3bが周方向に等間隔を空けて一対形成されていたが、本発明はこれに限られない。例えば、分断部3bは、横断面視において1つ形成されていてもよく、3つ以上形成されていてもよい。
また、前記実施形態では内側シース3の分断部3bおよび抗張力体7が、コア2に対して対称な位置に配設されていたが、これに限られず、これらの部材は横断面視においてコア2に対して非対称な位置に配設されていてもよい。
また、第5実施形態における線条体4および分断部3bの配置を適宜変更してもよい。例えば図9に示すように、横断面視において、抗張力体7と線条体4とが周方向において等間隔に配置されていない構成を採用してもよい。
また、第5実施形態において、嵌合部6cの材質が外側シース6と異なっていてもよい。この場合、嵌合部6cを外側シース6とともに取り外す(図8(b)参照)ために、嵌合部6cを外側シース6から剥離する際の剥離力を、嵌合部6cを溝状部3b1内から取り出す際の力よりも大きくすることが好ましい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
例えば、第2実施形態と第3実施形態とを組み合わせて、線条体4が配設されておらず、内側シース3に溝状の分断部3bが形成されており、内側シース3と外側シース6との間に配設された吸水テープ5が、分断部3bを覆っていてもよい。この場合、吸水テープ5が分断部3bを覆っていることにより、外側シース6内に進入した水などの液体が、溝状の分断部3bを通ってコア2の近傍に進入するのを抑えることができる。
10、20、30、40、50…光ファイバケーブル、50a…中間ユニット、2…コア、3…内側シース、3b…分断部、3b1…溝状部、3b2…内側部、4…線条体、5…吸水テープ、6…外側シース、6a…突起(印部)、6c…嵌合部、7…抗張力体、24…押さえ巻き、100…光ファイバケーブル(比較例)、L…長軸、S…短軸

Claims (11)

  1. 複数本の光ファイバを集合したコアと、
    前記コアを内部に収容する内側シースと、
    前記コアを挟んで前記内側シースに埋設された一対の抗張力体と、
    前記内側シースを被覆する外側シースと、を備え、
    前記内側シースには、前記内側シースの内周面および外周面を周方向に分断する一対の分断部が形成され、一対の前記分断部は前記光ファイバの延びる長手方向に沿って延び、
    前記周方向において、前記分断部と前記抗張力体とが交互に配置されており、
    前記分断部は、前記内側シースの外周面から径方向内側に向かって窪む溝状に形成された溝状部を有し、
    前記溝状部内には、前記長手方向に沿って延びる嵌合部が嵌合している、光ファイバケーブル。
  2. 前記コアに前記長手方向に沿って接する一対の線条体を備え、
    前記線条体は、前記分断部に隣接するとともに、少なくとも一部が前記内側シースの外周面より径方向外側に位置している、請求項1に記載の光ファイバケーブル。
  3. 前記コアに前記長手方向に沿って接する一対の線条体を備え、
    前記分断部は、前記溝状部と、前記溝状部の径方向内側に位置する内側部と、を有し、
    前記内側部が前記線条体に隣接している、請求項1または2に記載の光ファイバケーブル。
  4. 前記内側シースは、横断面視において長軸が一対の前記抗張力体を通り、短軸が一対の前記分断部を通る略楕円形状に形成され、
    前記外側シースの外周面は、横断面視において略円形状に形成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の光ファイバケーブル。
  5. 前記内側シースの内周面および外周面は、横断面視において同心円状に形成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の光ファイバケーブル。
  6. 複数本の光ファイバを集合したコアと、
    前記コアを内部に収容する内側シースと、
    前記コアを挟んで前記内側シースに埋設された一対の抗張力体と、
    前記内側シースを被覆する外側シースと、
    前記光ファイバの延びる長手方向に沿って前記コアに接する一対の線条体と、を備え、
    前記内側シースには、前記内側シースの内周面および外周面を周方向に分断する一対の分断部が形成され、一対の前記分断部は前記光ファイバの延びる長手方向に沿って延び、
    前記周方向において、前記分断部と前記抗張力体とが交互に配置されており、
    前記内側シースの内周面および外周面は、横断面視において同心円状に形成され、
    前記線条体は、前記分断部に隣接するとともに、少なくとも一部が前記内側シースの外周面より径方向外側に位置している、光ファイバケーブル。
  7. 前記外側シースの外周面には、前記長手方向に沿って延びる一対の印部が形成されており、
    前記印部と前記抗張力体とは、周方向において同等の位置に配設されている、請求項1から6のいずれか1項に記載の光ファイバケーブル。
  8. 前記コアは、複数本の前記光ファイバを包む押さえ巻きを備え、
    前記押さえ巻きは吸水性を有する材質により形成されている、請求項1から7のいずれか1項に記載の光ファイバケーブル。
  9. 前記内側シースと前記外側シースとの間に、吸水性を有する吸水テープが配設されている、請求項8に記載の光ファイバケーブル。
  10. 横断面視において、一対の前記分断部が前記コアを挟んで対向する位置に配設されている、請求項1から9のいずれか1項に記載の光ファイバケーブル。
  11. コアおよび一対の抗張力体を被覆する内側シースと、前記コアに長手方向に沿って接する一対の線条体を径方向外側から覆い、かつ前記内側シースの外周面から径方向内側に向けて延びる溝状部内に嵌合する嵌合部と、を形成して中間ユニットを得る工程と、
    前記中間ユニットを被覆する外側シースを形成する工程と、を有し、
    周方向において、前記線条体と前記抗張力体とが交互に配置されている、光ファイバケーブルの製造方法。
JP2018551704A 2016-11-17 2017-11-17 光ファイバケーブルおよび光ファイバケーブルの製造方法 Active JP6738434B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016224005 2016-11-17
JP2016224005 2016-11-17
PCT/JP2017/041471 WO2018092880A1 (ja) 2016-11-17 2017-11-17 光ファイバケーブルおよび光ファイバケーブルの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2018092880A1 JPWO2018092880A1 (ja) 2019-10-17
JP6738434B2 true JP6738434B2 (ja) 2020-08-12

Family

ID=62145573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018551704A Active JP6738434B2 (ja) 2016-11-17 2017-11-17 光ファイバケーブルおよび光ファイバケーブルの製造方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11262515B2 (ja)
EP (1) EP3543755A4 (ja)
JP (1) JP6738434B2 (ja)
CN (1) CN109891292B (ja)
WO (1) WO2018092880A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6676032B2 (ja) * 2017-12-21 2020-04-08 株式会社フジクラ 光ファイバケーブル
EP3879323B1 (en) * 2018-11-06 2022-12-14 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical fiber cable
JP7135744B2 (ja) * 2018-11-06 2022-09-13 住友電気工業株式会社 光ファイバケーブル
WO2020150566A1 (en) 2019-01-19 2020-07-23 Corning Research & Development Corporation Unitized fiber optic cables

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2798984B2 (ja) * 1989-03-31 1998-09-17 宇部日東化成 株式会社 光ファイバコード
JPH04147204A (ja) * 1990-10-11 1992-05-20 Furukawa Electric Co Ltd:The 皮剥型長尺体
JP3445712B2 (ja) * 1997-01-08 2003-09-08 日立電線株式会社 空気圧送用光ファイバケーブル
US5970196A (en) * 1997-09-22 1999-10-19 Siecor Corporation Fiber optic protective member with removable section to facilitate separation thereof
US6101305A (en) * 1997-12-15 2000-08-08 Siecor Corporation Fiber optic cable
US6041153A (en) 1998-07-01 2000-03-21 Alcatel Continuous composite reinforced buffer tubes for optical fiber cables
US6377738B1 (en) * 1998-12-04 2002-04-23 Pirelli Cable Corporation Optical fiber cable and core with a reinforced buffer tube having visible strength members and methods of manufacture thereof
JP2002098871A (ja) 2000-09-22 2002-04-05 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバケーブル
JP2002098870A (ja) * 2000-09-22 2002-04-05 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバケーブル
JP2002328277A (ja) 2001-04-26 2002-11-15 Fujikura Ltd 光ケーブル
JP2002350695A (ja) * 2001-05-29 2002-12-04 Showa Electric Wire & Cable Co Ltd 光ケーブル
JP2006047390A (ja) 2004-07-30 2006-02-16 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバケーブル及びテープ心線取り出し方法
JP4907909B2 (ja) 2005-06-30 2012-04-04 住友電気工業株式会社 光ファイバケーブルの外被除去方法
JP2007115636A (ja) 2005-10-24 2007-05-10 Fujikura Ltd 通信ケーブル
JP2007114700A (ja) * 2005-10-24 2007-05-10 Fujikura Ltd 光ファイバケーブル
JP4729391B2 (ja) * 2005-11-24 2011-07-20 株式会社フジクラ 通信ケーブル
US7289704B1 (en) * 2006-10-31 2007-10-30 Corning Cable Systems Llc Fiber optic cables that kink with small bend radii
JP4619424B2 (ja) * 2008-06-30 2011-01-26 日本電信電話株式会社 光ファイバケーブル
JP5390414B2 (ja) * 2010-01-05 2014-01-15 株式会社オーシーシー 光ファイバケーブル
CN201654301U (zh) * 2010-05-17 2010-11-24 北京亨通斯博通讯科技有限公司 新型全干式室内外两用ftth引入光缆
JP5598853B2 (ja) * 2010-11-17 2014-10-01 古河電気工業株式会社 光ファイバケーブル、光ファイバケーブルの分岐方法
CA2817836C (en) * 2010-11-23 2018-06-26 Corning Cable Systems Llc Fiber optic cables with access features
JP5846758B2 (ja) * 2011-04-18 2016-01-20 古河電気工業株式会社 光ファイバケーブル、光ファイバケーブルの分岐方法
JP2013083830A (ja) * 2011-10-11 2013-05-09 Advanced Cable Systems Corp 光ファイバケーブル及び光ファイバケーブルの引裂き方法
JP5847008B2 (ja) * 2012-04-27 2016-01-20 古河電気工業株式会社 光ファイバケーブル
JP2015099315A (ja) * 2013-11-20 2015-05-28 株式会社フジクラ スロット型光ファイバケーブル
JP6442161B2 (ja) 2014-05-13 2018-12-19 株式会社フジクラ 光ケーブル及び光ケーブルの製造方法
JP6719175B2 (ja) 2015-03-20 2020-07-08 古河電気工業株式会社 光ファイバケーブル

Also Published As

Publication number Publication date
US20210278616A1 (en) 2021-09-09
US11262515B2 (en) 2022-03-01
CN109891292A (zh) 2019-06-14
WO2018092880A1 (ja) 2018-05-24
CN109891292B (zh) 2021-02-02
EP3543755A1 (en) 2019-09-25
EP3543755A4 (en) 2020-04-01
JPWO2018092880A1 (ja) 2019-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA3027679C (en) Optical fiber cable
JP6738434B2 (ja) 光ファイバケーブルおよび光ファイバケーブルの製造方法
KR101873128B1 (ko) 광 케이블
WO2018221142A1 (ja) 光ファイバケーブル及び光ファイバケーブルの製造方法
JP2013195744A (ja) 光ケーブルの製造装置および製造方法
JP6305493B1 (ja) 光ファイバユニットおよび光ファイバケーブル
JP2020091452A (ja) 光ファイバケーブル
JP2018189962A (ja) 光ファイバケーブルおよび光ファイバケーブルの製造方法
JP4624205B2 (ja) 光ファイバケーブル
JP6967472B2 (ja) 光ファイバケーブル
JP6408289B2 (ja) スロット型光ケーブル、スロット型光ケーブルの製造方法及び光ケーブル用スロットコア
JP7068131B2 (ja) 光ファイバケーブル
JP6211907B2 (ja) 光ファイバケーブル及び光ファイバケーブルの中間後分岐方法
JP6302120B1 (ja) 光ファイバケーブル
JP6340110B1 (ja) 光ファイバケーブルの製造方法
JP6059592B2 (ja) 光ファイバケーブル
JP6027487B2 (ja) 光ファイバケーブルの中間分岐用治具及び光ファイバケーブルの中間分岐方法
JP2012083475A (ja) 光ケーブル

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190415

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200414

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200611

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200630

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200717

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6738434

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250