JP6726087B2 - 光検出器 - Google Patents

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Description

本発明は、光検出器に関する。
光検出器として、基板と、基板の表面との間に空隙が形成されるように基板の表面上に支持された膜体と、を備え、膜体が、ギャップを介して互いに対向する一対の配線層と、温度に依存する電気抵抗を有する抵抗層と、を有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された装置では、一対の配線層に相当する一対の電極が、ギャップを除く膜体の全領域に広がっており、この一対の電極によって光吸収が行われている。
米国特許第6426539号明細書
しかし、特許文献1に記載された装置のように、一対の配線層が、ギャップを除く膜体の全領域に広がっていると、光吸収によって生じた熱が配線層を伝って基板側に逃げ易くなるため、感度の向上に限界がある。
そこで、本発明は、感度の向上を図ることができる光検出器を提供することを目的とする。
本発明の光検出器は、基板と、基板の表面との間に空隙が形成されるように基板の表面上に支持された膜体と、を備え、膜体は、ラインに沿って延在するギャップを介して互いに対向する第1配線層及び第2配線層と、第1配線層及び第2配線層のそれぞれと電気的に接続され、温度に依存する電気抵抗を有する抵抗層と、基板の表面と対向する光吸収層と、第1配線層及び第2配線層のそれぞれと光吸収層との間に配置された分離層と、を有し、光吸収層は、基板の厚さ方向から見た場合に第1配線層に対して第2配線層の反対側に広がる第1領域と、基板の厚さ方向から見た場合に第2配線層に対して第1配線層の反対側に広がる第2領域と、を含む。
この光検出器では、基板の厚さ方向から見た場合に、光吸収層の第1領域が第1配線層に対して第2配線層の反対側に広がっており、光吸収層の第2領域が第2配線層に対して第1配線層の反対側に広がっている。つまり、基板の厚さ方向から見た場合に、光吸収層の第1領域が第1配線層と重なっておらず、光吸収層の第2領域が第2配線層と重なっていない。これにより、光吸収層の第1領域及び第2領域において十分な光吸収が実現される。しかも、第1配線層及び第2配線層のそれぞれと光吸収層との間に分離層が配置されている。これにより、光吸収層において生じた熱が第1配線層及び第2配線層を伝って基板側に逃げるようなことが抑制され、その熱が分離層を介して抵抗層に十分に伝わる。以上により、この光検出器によれば、感度の向上を図ることができる。
本発明の光検出器は、基板の表面に配置され、光吸収層と光共振構造を構成する光反射層、を更に備えてもよい。この構成によれば、光吸収層と光反射層との距離に応じた波長域において光吸収を実現することができる。
本発明の光検出器では、基板の厚さ方向から見た場合に、第1配線層及び第2配線層の面積の合計は、第1領域及び第2領域の面積の合計よりも小さくてもよい。この構成によれば、光吸収層の第1領域及び第2領域においてより十分な光吸収が実現され、且つ、光吸収層において生じた熱が第1配線層及び第2配線層を伝って基板側に逃げるようなことがより一層抑制されるため、より一層の感度の向上を図ることができる。
本発明の光検出器では、基板の厚さ方向から見た場合に、第1配線層及び第2配線層の面積の合計は、第1領域及び第2領域のそれぞれの面積よりも小さくてもよい。この構成によれば、光吸収層の第1領域及び第2領域においてより十分な光吸収が実現され、且つ、光吸収層において生じた熱が第1配線層及び第2配線層を伝って基板側に逃げるようなことがより一層抑制されるため、より一層の感度の向上を図ることができる。
本発明の光検出器では、基板の厚さ方向から見た場合に、ラインに沿った方向における第1配線層及び第2配線層のそれぞれの長さは、ラインに垂直な方向における第1配線層及び第2配線層のそれぞれの幅よりも大きくてもよい。この構成によれば、ギャップの長さを長くし、より一層の感度の向上を図ることができる。
本発明の光検出器では、分離層の厚さは、第1配線層、第2配線層、抵抗層及び光吸収層のそれぞれの厚さよりも大きくてもよい。この構成によれば、光吸収層において生じた熱が第1配線層及び第2配線層を伝って基板側に逃げるようなことがより一層抑制されるため、より一層の感度の向上を図ることができる。
本発明によれば、感度の向上を図ることができる光検出器を提供することが可能となる。
一実施形態の光検出器の平面図である。 図1の光検出器の画素部の平面図である。 図2の画素部の光検出素子の斜視図である。 図3の光検出素子の平面図である。 図3の光検出素子の断面図である。 光共振構造の原理を示す図である。 変形例の光検出素子の平面図である。 変形例の光検出素子の断面図である。 変形例の光検出素子の断面図である。 変形例の光検出素子の断面図である。 変形例の光検出素子の断面図である。 変形例の光検出素子の断面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に示される光検出器1は、ボロメータとしての機能を利用することで、光を検出する。当該光は、例えば赤外線である。当該光が赤外線である場合、光検出器1は、赤外イメージャ、又はサーモグラフィー等に用いられる。図1に示されるように、光検出器1は、基板2と、画素部3と、信号処理回路部4と、を備えている。基板2は、例えばSi基板である。基板2の厚さは、例えば数百μm程度である。画素部3及び信号処理回路部4は、基板2上に形成されており、互いに電気的に接続されている。なお、信号処理回路部4は、基板2内に形成されていてもよい。
図2に示されるように、画素部3は、複数の光検出素子10によって構成されている。複数の光検出素子10は、二次元マトリックス状に配置されている。図3に示されるように、光検出素子10は、基板2(正確には、基板2の一部)と、光反射層5と、一対の電極プラグ11,12と、膜体20と、を備えている。
光反射層5は、基板2の表面2aに形成されている。光反射層5は、後述する光吸収層34と対向しており、光吸収層34と共に光共振構造を構成している。光反射層5の厚さは、例えば数百nm程度である。光反射層5の材料は、例えば、Al等の光(例えば赤外線)に対する反射率が大きい金属材料である。
一対の電極プラグ11,12は、基板2の表面2a上に形成されている。各電極プラグ11,12は、例えば円柱状に形成されている。各電極プラグ11,12の高さは、例えば数μm程度である。各電極プラグ11,12の材料は、例えばTi等の金属材料である。一対の電極プラグ11,12は、基板2の表面2aと膜体20との間に空隙Sが形成されるように、基板2の表面2a上に膜体20を支持している。膜体20は、基板2の表面2aと略平行に配置されている。膜体20と基板2の表面2aとの距離は、例えば数μm程度である。
図3及び図4に示されるように、膜体20は、受光部21と、一対の電極部22,23と、一対の梁部24,25と、を有している。受光部21は、基板2の厚さ方向(すなわち、基板2の表面2aに垂直な方向)から見た場合に、各電極プラグ11,12を避けるように広がっている。電極部22は、電極プラグ11上に配置されている。電極部23は、電極プラグ12上に配置されている。梁部24は、受光部21の一方の側において受光部21の外縁に沿って延在している。梁部25は、受光部21の他方の側において受光部21の外縁に沿って延在している。梁部24の一端は、電極部22と接続されており、梁部24の他端は、電極部23の近傍の位置で受光部21と接続されている。梁部25の一端は、電極部23と接続されており、梁部25の他端は、電極部22の近傍の位置で受光部21と接続されている。膜体20は、基板2の厚さ方向から見た場合に、例えば矩形状を呈している。一対の電極部22,23は、膜体20の対角のそれぞれに設けられている。
受光部21、一対の電極部22,23、及び一対の梁部24,25は、一体的に形成されている。受光部21と電極部22との間、及び受光部21と梁部24との間には、スリット20aが一続きに形成されている。受光部21と電極部23との間、及び受光部21と梁部25との間には、スリット20bが一続きに形成されている。各梁部24,25の幅は、例えば数μm程度であり、各梁部24,25の長さは、例えば数十μm程度である。各スリット20a,20bの幅は、例えば数μm程度である。
図5は、光検出素子10の断面図である。図5のI−I、II−II、III−III、IV−IV、V−Vは、それぞれ、図4のI−I線、II−II線、III−III線、IV−IV線、V−V線に沿っての断面図である。図5に示されるように、膜体20は、第1配線層31及び第2配線層32と、抵抗層33と、光吸収層34と、分離層35と、を有している。
図4及び図5に示されるように、基板2の厚さ方向から見た場合に、第1配線層31及び第2配線層32は、受光部21において、ギャップGを介して互いに対向している。ギャップGは、ラインLに沿って延在している。ラインLは、基板2の厚さ方向から見た場合に、例えば電極部22と電極部23とを結ぶように直線状に延在している。第1配線層31及び第2配線層32は、受光部21において、ラインLに沿った方向において細長く形成されている。つまり、基板2の厚さ方向から見た場合に、受光部21において、ラインLに沿った方向における第1配線層31及び第2配線層32のそれぞれの長さは、ラインLに垂直な方向における第1配線層31及び第2配線層32のそれぞれの幅よりも大きい。
具体的には、第1配線層31は、受光部21において、第1縁部31aと、第2縁部31bと、を有している。基板2の厚さ方向から見た場合に、第1縁部31a及び第2縁部31bのそれぞれは、ラインLに沿って延在している。第2配線層32は、受光部21において、第3縁部32aと、第4縁部32bと、を有している。基板2の厚さ方向から見た場合に、第3縁部32a及び第4縁部32bのそれぞれは、ラインLに沿って延在している。基板2の厚さ方向から見た場合に、第1縁部31aと第3縁部32aとはラインLを介して互いに対向している。つまり、基板2の厚さ方向から見た場合に、ギャップGは、第1縁部31aと第3縁部32aとによって画定されている。
基板2の厚さ方向から見た場合に、受光部21において、ラインLに沿った方向における第1配線層31及び第2配線層32のそれぞれの長さは、例えば、数十〜数百μm程度である。基板2の厚さ方向から見た場合に、ラインLに垂直な方向における第1配線層31及び第2配線層32のそれぞれの幅は、例えば数μm程度である。基板2の厚さ方向から見た場合に、ラインLに垂直な方向におけるギャップGの幅は、例えば数μm程度である。第1配線層31及び第2配線層32の厚さは、例えば数十〜数百nm程度である。
第1配線層31は、受光部21から梁部24を介して電極部22に延在している。第1配線層31は、電極部22において電極プラグ11上に形成されている。第1配線層31は、電極プラグ11と電気的に接続されている。第2配線層32は、受光部21から梁部25を介して電極部23に延在している。第2配線層32は、電極部23において電極プラグ12上に形成されている。第2配線層32は、電極プラグ12と電気的に接続されている。第1配線層31及び第2配線層32の材料は、例えばTi等の金属材料である。
抵抗層33は、受光部21においては、基板2の反対側から第1配線層31及び第2配線層32を覆うように形成されている。抵抗層33は、受光部21においては、第1配線層31及び第2配線層32のそれぞれにおける基板2の反対側の表面、並びに、第1配線層31及び第2配線層32のそれぞれの側面を覆っている。つまり、ギャップGには、抵抗層33が配置されている。抵抗層33は、電極部22,23及び梁部24,25においては、第1配線層31及び第2配線層32における基板2の反対側の表面上に形成されている。抵抗層33は、第1配線層31及び第2配線層32のそれぞれと電気的に接続されている。抵抗層33の厚さは、例えば数十〜数百nm程度である。抵抗層33は、温度に依存する電気抵抗を有している。抵抗層33の材料は、例えばアモルファスシリコン(a−Si)等の温度変化による電気抵抗率の変化が大きい材料である。
光吸収層34は、受光部21において、基板2の表面2aと対向している。光吸収層34は、抵抗層33に対して基板2の反対側に配置されている。光吸収層34は、基板2の厚さ方向から見た場合に、受光部21のほぼ全領域に広がっている。光吸収層34の厚さは、例えば十数nm程度である。光吸収層34の材料は、例えばWSi又はTi等である。
分離層35は、第1配線層31及び第2配線層32のそれぞれと光吸収層34との間に配置されている。具体的には、分離層35は、受光部21、梁部24,25及び電極部22,23において、抵抗層33における基板2の反対側の表面上に形成されている。そして、光吸収層34は、受光部21において分離層35における基板2の反対側の表面上に形成されている。分離層35の厚さは、例えば数百nm程度である。分離層35の厚さは、第1配線層31、第2配線層32、抵抗層33及び光吸収層34のそれぞれの厚さよりも大きい。分離層35の材料は、例えばシリコン窒化膜(SiN)等である。
基板2の厚さ方向から見た場合に、光吸収層34は、第1領域34aと、第2領域34bと、を含んでいる。第1領域34aは、基板2の厚さ方向から見た場合に、第1配線層31に対して第2配線層32の反対側に広がっている。第2領域34bは、基板2の厚さ方向から見た場合に、第2配線層32に対して第1配線層31の反対側に広がっている。基板2の厚さ方向から見た場合に、第1配線層31及び第2配線層32の面積の合計は、第1領域34a及び第2領域34bのそれぞれの面積よりも小さい。
なお、光吸収層34の第1領域34a及び第2領域34bは、分離層35を介して抵抗層33上に形成されている。また、抵抗層33及び分離層35は、第1領域34a及び第2領域34bを亘って連続的に形成されている。
以上のように構成された光検出器1では、以下のように、光が検出される。まず、光が受光部21に入射すると、後述する光共振構造を構成する光吸収層34において熱が生じる。このとき、受光部21と基板2とは、空隙Sによって熱的に分離されている。また、受光部21と電極部22及び梁部24とは、スリット20aによって熱的に分離されている。また、受光部21と電極部23及び梁部25とは、スリット20bによって熱的に分離されている。このため、光吸収層34において生じた熱が、梁部24,25及び電極部22,23を介して基板2側に逃げるようなことが抑制される。
光吸収層34において生じた熱は、分離層35を介して抵抗層33に伝わる。そして、抵抗層33は、この熱によって温度が上昇すると共に電気抵抗が上昇する。このような電気抵抗の変化は、信号として抵抗層33と電気的に接続された第1配線層31及び第2配線層32、並びに、電極プラグ11,12を介して信号処理回路部4へ送られる。そして、信号処理回路部4では、抵抗層33の電気抵抗の変化が電圧の変化に変換され、この電圧の変化を基に、光が検出される。
次に、光共振構造について詳細に説明する。図6に示されるように、光吸収層34に入射した入射光A(波長がλである)は、一部が光吸収層34によって反射光B1として反射され、他の一部が光吸収層34を透過する。光吸収層34を透過した入射光Aの他の一部は、光反射層5によって反射光B2として反射される。そして、反射光B1と反射光B2とは、光吸収層34の反射面において、互いに干渉して打ち消される。これにより、光吸収層34の当該反射面において入射光Aが吸収される。そして、吸収された入射光Aのエネルギーによって光吸収層34において熱が生じる。
入射光Aの吸収率は、光吸収層34のシート抵抗、及び、光吸収層34と光反射層5との間の光学距離tによって決められる。光吸収層34の厚さは、シート抵抗が真空インピーダンス(377Ω/sq)となるように略16nm(光吸収層34の材料が、WSiである場合)に設定されている。これによれば、光吸収層34によって反射された反射光B1の振幅が光反射層5によって反射された反射光B2の振幅と一致する。このため、光吸収層34の反射面において、反射光B1と反射光B2とが効率的に干渉して打ち消される。従って、入射光Aの吸収率が向上される。
また、光学距離tは、t=(2m−1)λ/4(m=1、2、3、・・・)となるように設定されている。これによれば、反射光B1と反射光B2との位相が180°ずれる。このため、光吸収層34の反射面において、反射光B1と反射光B2とが効率的に干渉して打ち消される。従って、入射光Aの吸収率が向上される。このように、光反射層5は、光吸収層34と光共振構造を構成している。基板2の厚さ方向から見た場合に、光反射層5及び光吸収層34の重なっている部分の面積が広ければ広いほど、入射光Aが効率よく吸収される。
以上説明したように、一実施形態の光検出器1では、基板2の厚さ方向から見た場合に、光吸収層34の第1領域34aが第1配線層31に対して第2配線層32の反対側に広がっており、光吸収層34の第2領域34bが第2配線層32に対して第1配線層31の反対側に広がっている。つまり、基板2の厚さ方向から見た場合に、光吸収層34の第1領域34aが第1配線層31と重なっておらず、光吸収層34の第2領域34bが第2配線層32と重なっていない。これにより、光吸収層34の第1領域34a及び第2領域34bにおいて十分な光吸収が実現される。しかも、第1配線層31及び第2配線層32のそれぞれと光吸収層34との間に分離層35が配置されている。これにより、光吸収層34において生じた熱が第1配線層31及び第2配線層32を伝って基板2側に逃げるようなことが抑制され、その熱が分離層35を介して抵抗層33に十分に伝わる。以上により、光検出器1によれば、感度の向上を図ることができる。感度とは、光検出器1が、光を検出する能力のことをいう。例えば、光検出器1が弱い光でも検出することができる場合は、光検出器1の感度が高いといい、光検出器1が強い光でも検出することができない場合は、光検出器1の感度が低いという。
また、第1配線層31及び第2配線層32のそれぞれと光吸収層34との間に分離層35が配置されているため、膜体20が反り難くなる。また、第1配線層31及び第2配線層32のそれぞれは、受光部21において、受光部21を横切るように形成されている。これにより、膜体20が第1配線層31及び第2配線層32によって確実に支持されているため、第1配線層31及び第2配線層32間の抵抗層33の歪みや変形を抑制することができる。
また、光検出器1は、基板2の表面2aに配置され、光吸収層34と光共振構造を構成する光反射層5、を更に備えている。この構成によれば、光吸収層34と光反射層5との距離に応じた波長域において光吸収を実現することができる。
また、光検出器1では、基板2の厚さ方向から見た場合に、第1配線層31及び第2配線層32の面積の合計は、第1領域34a及び第2領域34bのそれぞれの面積よりも小さい。この構成によれば、光吸収層34の第1領域34a及び第2領域34bにおいてより十分な光吸収が実現され、且つ、光吸収層34において生じた熱が第1配線層31及び第2配線層32を伝って基板2側に逃げるようなことがより一層抑制されるため、より一層の感度の向上を図ることができる。
また、光検出器1では、基板2の厚さ方向から見た場合に、ラインLに沿った方向における第1配線層31及び第2配線層32のそれぞれの長さは、ラインLに垂直な方向における第1配線層31及び第2配線層32のそれぞれの幅よりも大きい。この構成によれば、ギャップGの長さを長くし、より一層の感度の向上を図ることができる。
また、光検出器1では、分離層35の厚さは、第1配線層31、第2配線層32、抵抗層33及び光吸収層34のそれぞれの厚さよりも大きい。この構成によれば、光吸収層34において生じた熱が第1配線層31及び第2配線層32を伝って基板2側に逃げるようなことがより一層抑制されるため、より一層の感度の向上を図ることができる。また、この構成によれば、膜体20の強度の向上を図ると共に膜体20が変形するのを抑制することができる。
また、光検出器1では、光吸収層34の第1領域34a及び第2領域34bは、分離層35を介して抵抗層33上に形成されている。また、抵抗層33及び分離層35は、第1領域34a及び第2領域34bを亘って連続的に形成されている。この構成によれば、膜体20の変形や反りを抑制すると共に、光検出器1の製造プロセスを簡素化することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態では、膜体20は、基板2の厚さ方向から見た場合に、例えば矩形状を呈している例を示したが、これに限定されない。膜体20は、基板2の厚さ方向から見た場合に、例えば円形状等の様々な形状を呈していてもよい。
また、基板2の厚さ方向における第1配線層31及び第2配線層32の位置は、一致している例を示したが、基板2の厚さ方向における第1配線層31及び第2配線層32の位置は、一致していなくてもよい。
また、ラインLは、基板2の厚さ方向から見た場合に、例えば電極部22と電極部23とを結ぶように直線状に延在している例を示したが、これに限定されない。図7に示されるように、ラインLは、基板2の厚さ方向から見た場合に、例えば曲線部を含み蛇行状に延在していてもよい。これによれば、ラインLが直線である場合に比べて、ギャップGの長さを長くすることによって、感度を向上させることができる。なお、ラインLが曲線部を含む場合に、ラインLに垂直な方向とは、ラインLの各位置における接線に垂直な方向をいう。曲線部の各位置においては、ラインLに垂直な方向はそれぞれ相違する。
また、抵抗層33は、例えば、電極部22,23、梁部24,25、第1領域34aに対応する領域及び第2領域34bに対応する領域には形成されていなくてもよい。
また、分離層35は、例えば、電極部22,23、梁部24,25、第1領域34aに対応する領域及び第2領域34bに対応する領域には配置されていなくてもよい。また、分離層35の厚さは、第1配線層31、第2配線層32、抵抗層33及び光吸収層34のそれぞれの厚さ以下であってもよい。また、分離層35の材料は、抵抗層33と同一であってもよい(図9参照)。
また、基板2の厚さ方向から見た場合に、第1配線層31及び第2配線層32の面積の合計は、第1領域34a及び第2領域34bの面積の合計よりも小さくてもよい。この構成によれば、上述したように、光吸収層34の第1領域34a及び第2領域34bにおいてより十分な光吸収が実現され、且つ、光吸収層34において生じた熱が第1配線層31及び第2配線層32を伝って基板2側に逃げるようなことがより一層抑制されるため、より一層の感度の向上を図ることができる。
また、図8に示されるように、分離層35及び光吸収層34は、第1配線層31及び第2配線層32の基板2側に形成されていてもよい。具体的には、分離層35は、電極プラグ11,12上に形成されている。第1配線層31及び第2配線層32、並びに、抵抗層33は、分離層35における基板2の反対側の表面上に形成されている。光吸収層34は、分離層35の基板2側の表面上に形成されている。これによれば、光吸収層34と光反射層5とは、空隙Sを介して直接対向している。このため、光学距離tの調整が容易となり、より確実に光共振構造によって光を吸収することができる。なお、この場合においても、第1配線層31は、電極プラグ11と電気的に接続されている。第2配線層32は、電極プラグ12と電気的に接続されている。
また、図9に示されるように、第1配線層31及び第2配線層32と光吸収層34との間に抵抗層33が形成されていれば、膜体20は、分離層35を有していなくてもよい。この際、抵抗層33は、抵抗層33及び分離層35の両方の機能を兼ねている。これによれば、膜体20の熱コンダクタンスが低くなるため、応答速度の向上を図ることができる。応答速度とは、受光部21に入射する光(例えば光量)が変化した際、膜体20の温度の時間に対する変化率のことをいう。例えば、受光部21に入射した光の光量が増加した際、膜体20の温度が所定の安定した温度まで上昇するまでにかかった時間が短ければ、応答速度が速いといい、かかった時間が長ければ、応答速度が低いという。また、これによれば、膜体20の素子抵抗が低くなるため、ノイズの低減を図ることができる。
また、図10に示されるように、抵抗層33は、第1配線層31及び第2配線層32の基板2側に形成されていてもよい。この際は、抵抗層33はギャップGには配置されていない。なお、この場合においても、第1配線層31は、電極プラグ11と電気的に接続されている。第2配線層32は、電極プラグ12と電気的に接続されている。
また、図11に示されるように、抵抗層33、分離層35及び光吸収層34は、第1配線層31及び第2配線層32の基板2側に形成されていてもよい。具体的には、分離層35は、電極プラグ11,12上に形成されている。抵抗層33は、分離層35における基板2の反対側の表面上に形成されている。第1配線層31及び第2配線層32は、抵抗層33における基板2の反対側の表面上に形成されている。光吸収層34は、分離層35の基板2側の表面上に形成されている。なお、この場合においても、第1配線層31は、電極プラグ11と電気的に接続されている。第2配線層32は、電極プラグ12と電気的に接続されている。
また、図12に示されるように、抵抗層33及び光吸収層34が、第1配線層31及び第2配線層32の基板2側に形成されている場合においても、第1配線層31及び第2配線層32と光吸収層34との間に抵抗層33が形成されていれば、膜体20は、分離層35を有していなくてもよい。つまり、この場合においても、抵抗層33は、抵抗層33及び分離層35の両方の機能を兼ねている。なお、この場合においても、第1配線層31は、電極プラグ11と電気的に接続されている。第2配線層32は、電極プラグ12と電気的に接続されている。
また、上述した各構成において、光吸収層34の材料は、例えば黒樹脂等の光に対して吸収率が大きい材料であってもよい。なお、この場合には、光共振構造は構成されず、光は直接光吸収層34によって吸収される。これによれば、上述したように、光学距離tを精度よく調整しなくてもよい。なお、光共振構造が構成されない場合においても、光検出素子10は、光反射層5を備えるのが好ましい。その理由は、以下の通りである。光吸収層34に入射した入射光Aの一部が光吸収層34によって吸収されず、膜体20を透過した場合に、膜体20を透過した入射光Aは、光反射層5によって反射され、再度、光吸収層34へ入射する。再度光吸収層34へ入射した入射光Aは、光吸収層34によって吸収され熱となる。これにより、光の吸収率が向上される。また、光吸収層34の材料が、黒樹脂である場合には、光吸収層34と抵抗層33との間に分離層35を配置することによって、光吸収層34が抵抗層33に接触することによって抵抗層33の特性に影響を及ぼすのが抑制される。
また、上述した各構成において、膜体20の基板2側の表面上に分離層35が更に形成されていてもよい。これによれば、抵抗層33の安定化を図ると共に、膜体20をより反り難くすることができる。
また、第1配線層31及び第2配線層32、抵抗層33、光吸収層34並びに分離層35のそれぞれは、様々な材料及び厚さが選択されることができる。第1配線層31及び第2配線層32、抵抗層33並びに分離層35のそれぞれについて、最適な材料及び厚さを選択することによって、感度の向上を容易に図ると共に、膜体20の強度を向上させることができる。また、配線層を光吸収層として用いる従来の構造(例えば特許文献1参照)に比べて、第1配線層31及び第2配線層32、並びに光吸収層34のそれぞれについて、最適な材料を選択することによって、感度及び応答速度の向上を両立することが可能となる。
また、画素部3は、1つの光検出素子10によって構成されていてもよい。
1…光検出器、2…基板、2a…表面、20…膜体,31…第1配線層、32…第2配線層、33…抵抗層、34…光吸収層、34a…第1領域、34b…第2領域、35…分離層、5…光反射層、L…ライン、S…空隙、G…ギャップ。

Claims (6)

  1. 基板と、
    前記基板の表面との間に空隙が形成されるように前記基板の前記表面上に支持された膜体と、を備え、
    前記膜体は、
    ラインに沿って延在するギャップを介して互いに対向する第1配線層及び第2配線層と、
    前記第1配線層及び前記第2配線層のそれぞれと電気的に接続され、温度に依存する電気抵抗を有する抵抗層と、
    前記基板の前記表面と対向する光吸収層と、
    前記第1配線層及び前記第2配線層のそれぞれと前記光吸収層との間に配置された分離層と、を有し、
    前記光吸収層は、
    前記基板の厚さ方向から見た場合に前記第1配線層に対して前記第2配線層の反対側に広がる第1領域と、
    前記基板の厚さ方向から見た場合に前記第2配線層に対して前記第1配線層の反対側に広がる第2領域と、を含む、光検出器。
  2. 前記基板の前記表面に配置され、前記光吸収層と光共振構造を構成する光反射層、を更に備える、請求項1に記載の光検出器。
  3. 前記基板の厚さ方向から見た場合に、前記第1配線層及び前記第2配線層の面積の合計は、前記第1領域及び前記第2領域の面積の合計よりも小さい、請求項1又は2に記載の光検出器。
  4. 前記基板の厚さ方向から見た場合に、前記第1配線層及び前記第2配線層の面積の合計は、前記第1領域及び前記第2領域のそれぞれの面積よりも小さい、請求項1〜3のいずれか一項に記載の光検出器。
  5. 前記基板の厚さ方向から見た場合に、前記ラインに沿った方向における前記第1配線層及び前記第2配線層のそれぞれの長さは、前記ラインに垂直な方向における前記第1配線層及び前記第2配線層のそれぞれの幅よりも大きい、請求項1〜4のいずれか一項に記載の光検出器。
  6. 前記分離層の厚さは、前記第1配線層、前記第2配線層、前記抵抗層及び前記光吸収層のそれぞれの厚さよりも大きい、請求項1〜5のいずれか一項に記載の光検出器。
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