JP6723444B2 - エレベーターの防犯運転装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エレベーターの防犯運転装置に関し、特に一人乗車のかごに、他の利用者が乗り込むことを防ぐエレベーターの防犯運転装置に関する。
従来のエレベーターの防犯運転装置には、例えば、下記のような特許文献がある。
特許文献1の「エレベータの共連れ同乗防止方法」では、IDカードを所持する限定利用者の呼びで戸開すると、利用者限定の案内を繰り返し放送し、限定利用者が乗り込むと直ちに戸閉開始する。戸閉中はドア反転機能を無効にして挟まれ防止センサが動作しても低速で戸閉させ、IDカードを所持しない人との共連れ乗車を防止している。このため、アナウンスすること及び戸閉している。
特許文献2の「エレベータの防犯運転方法」では、夜間設定時間帯に利用者が設定部を操作すると、防犯運転が設定される。防犯運転が設定されると乗場呼びを無効とし、かごを基準階に呼び戻す。防犯運転では、防犯運転回路の動作に応じ、戸開時間を短縮し、戸閉速度を高速に設定している。
特開2006−27886号公報 特開2004−352392号公報
近年、マンション等の居住場所における犯罪が増えており、その手口としては、エレベーター近くの物陰に潜み、女性、もしくは、子供などが一人で乗車したのを確認し、戸が閉まる直前に乗車し、走行開始したかご内で犯罪を犯すというものが多く、特に、夜間、乗客が少ない時間帯に多く発生する。
また、犯罪者でなくとも、夜間等に一人で乗車しているところに、駆け込みで乗車されると、走行中のかご内で非常に怖い思いをする。
このような問題は、上記の特許文献1〜2では、対応できなかった。
特に、特許文献1では、IDカードを所持しない人同士の共連れ乗車を防止できない、特許文献2では、同じ階からの共連れ乗車を防止できないという問題があった。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたもので、危険の可能性が有る共連れ乗車を防止することができるエレベーターの防犯運転装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成する為、本発明に係るエレベーターの防犯運転装置は、エレベーターかごに取り付けられた乗車検出装置及びかご負荷検出装置と、エレベーターかごの乗場に設置されて戸閉速度を検出する検出装置と、前記乗車検出装置及びかご負荷検出装置の各出力信号から、一人乗車を検出するとともに、かご呼びが登録され、戸閉動作が開始した後に、前記検出装置の出力から戸閉速度の演算を行う演算装置であって、前記エレベーターかごのドアに隣接して設定された第2のエリアを囲むように設定された該第2のエリアより広い第1のエリアに人が入ったことを検出したとき、前記人の歩行速度を計測し、前記歩行速度が予め定められた設定値以上であることを検出した場合、前記戸閉速度を通常の速度よりも早い第1の速度に制御し、さらに前記人が前記第2のエリアに入ったことを検出したとき、前記人の前記歩行速度を計測し、前記歩行速度が前記設定値以上であることを検出した場合には、前記戸閉速度を前記第1の速度よりも早い第2の速度に制御するための出力信号を発生する演算装置とを備えている。
本発明では、一人乗車を検出するとともに、かご呼びが登録され、戸閉動作が開始した後に、エレベーターかごのドアに隣接して設定された第2のエリアを囲むように設定された第2のエリアより広い第1のエリアに人が入ったことを検出したとき、その人の歩行速度を計測し、その歩行速度が設定値以上であることを検出した場合、戸閉速度を通常の速度よりも早い第1の速度に制御し、さらにその人が第2のエリアに入ったことを検出したとき、その人の歩行速度を計測し、その歩行速度が設定値以上であることを検出した場合には、戸閉速度を第1の速度よりも早い第2の速度に制御するための出力信号を発生するように構成したので、上記のような犯罪や、怖い思いを減らす為に、一人乗車のかごに、他の利用者が乗り込むことを防ぎ、走行開始したかご内での犯罪を防ぎ、安心して乗車する事ができるエレベーターが得られる。
本発明の各実施の形態によるエレベーターの防犯運転装置を示すイメージ図である。 本発明の各実施の形態によるエレベーターの防犯運転装置を示す機能ブロック図である。 本発明の各実施の形態によるエレベーターの防犯運転装置に用いる基本設定データを示した図である。 本発明の各実施の形態によるエレベーターの防犯運転装置の一人乗車検出動作を示すフローチャートである。 本発明の各実施の形態によるエレベーターの防犯運転装置の基本動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2によるエレベーターの防犯運転装置のブザー鳴動動作A1を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2によるエレベーターの防犯運転装置のブザー鳴動動作A2を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3によるエレベーターの防犯運転装置の注意喚起メッセージ発報動作Bを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3によるエレベーターの防犯運転装置の警告メッセージ発報動作Cを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4によるエレベーターの防犯運転装置の滞留メッセージ発報動作D1を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4によるエレベーターの防犯運転装置の滞留メッセージ発報動作D2を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態5によるエレベーターの防犯運転装置の乗場における行動分析動作E1を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態5によるエレベーターの防犯運転装置の乗場における行動分析動作E2を示すフローチャートである。
以下、本発明の各実施の形態によるエレベーターの防犯運転装置を、上記の添付図面を参照して説明する。
実施の形態1.
まず、図1に示す本発明の実施の形態1によるエレベーターの防犯運転装置のイメージ図と、図2の装置構成及び図3に示す設定データ(これは、図示しないエレベーター制御盤に保有される。)を参照して、本発明を概略的に説明する。
なお、本発明のエレベーターの防犯運転装置は、エレベーターかご(以下、かごと略称する。)100の乗場200に設置された撮像装置1と、かご100に設置された乗車検出装置5及びかご負荷検出装置6と、これらの装置1,5,6の出力信号を入力する演算装置20と、演算装置20の出力信号を入力する制御装置30とで構成されている。演算装置20は、第1のエリア検出部2と第2のエリア検出部3と歩行速度計測部4と行動分析部8と一人乗車検出部7と滞留検出部9とで構成されている。制御装置30は、かご100のドア14に接続された戸開閉制御部10と、ブザー15に接続されたブザー制御部11と、スピーカー16に接続された報知制御部12と、管理人室17に繋がっている通報部13とで構成されている。
かご100内の乗車検出装置5により乗客の乗車を検出し、同じくかご100内のかご負荷検出装置6により、検出したかご負荷値から、演算装置20の一人乗車検出部7によりエレベーターの一人乗車を検出する(図1(1))。一人乗車を検出し、かご呼びが登録され(同(2))、戸閉動作が開始した後に(同(3))、乗場200に設置した、乗場監視カメラとしての撮像装置1から取得した乗場200の映像を入力した第1のエリア検出部2により第1のエリアR1に人が入った事を検出する。そして、その映像から演算装置20の歩行速度計測部4により設定値(異常検出速度)以上の歩行速度を検出した場合に(同(4))、制御装置30の戸開閉制御部10により、戸閉速度を通常の速度よりも早い第1の速度(中速)V1に制御する(同(5))。そして、ブザー制御部11を介してブザー15を鳴動させる(同(6))。なお、歩行速度計測部4の計測には、人物行動解析技術などが用いられ、乗客の位置、移動方向、及び移動速度等が解析できる。
その後、演算装置20の第2のエリア検出部3により、第1のエリアR1に囲まれた、かご100のドア14に隣接して設定された第2のエリアR2に人が入った事を検出し、歩行速度計測部4により設定値以上の歩行速度を検出した場合には(同(7))、戸開閉制御部10により、戸閉速度を第1の速度V1よりも早い第2の速度(高速)V2に制御し(同(8))、侵入者の接近度合に応じて戸閉速度を2段階で制御する。また、第2のエリア検出部3で検出後、演算装置20の滞留検出部9により設定時間以上の滞留を検出した場合に、制御装置30の通報部13により遠隔の管理人室17に注意喚起のためのアナウンスをする(同(9))。なお、図3の例では、異常歩行速度(2)は6km/hであり、異常滞留時間(3)は3秒である。
なお、上記の「一人乗車」検出の乗車人数は一人に限られる訳ではなく、子供複数や、大人一人+子供一人、女性二人、老人複数など、この限りでない。また、各エリアへの侵入検出は、戸閉速度を検出する検出装置として、撮像装置1によるものだけではなく、光センサーや、電界センサーなど、種々のものを用いることができる。これらの制御により、夜間などに、エレベーターの近くの物陰に潜み、一人乗車を確認し、戸が閉まる直前に乗車し、走行開始したかご100内での犯罪を防ぐ事ができる。また、上記の歩行速度に対する設定値は異ならせてもよい。
次に、図4を参照して、本実施の形態1における一人乗車検出動作を説明する。
ステップS1で乗車検出装置5により乗車を検出すると、ステップS1の”yes”に進み、ステップS2でかご負荷検出装置6からのかご負荷値により、かご100内の乗客人数が一人であるか否かを判定する。かご100内の人数が一人の場合は、ステップS2の”yes”に進み、ステップS3で一人乗車検出フラグをONにし、図4の処理を終了する。かご100内の人数が一人でない場合は、ステップS2の”no”に進み、ステップS4で一人乗車検出フラグをOFFとし、図4の処理を終了する。
ステップS1で乗車を検出していない場合は、ステップS1の”no”に進み、図4の処理を終了する。
なお、かご100内の人数の判定方法は、かご負荷値によるものだけでなく、かご100内に設けられた撮像装置により撮影された画像を解析する方法など、種々知られている。
次に、図5を参照して、本実施の形態1の基本動作を説明する。なお、図5には、他の実施の形態2〜5の動作も含まれている。
まず、ステップS5で、図4に示した一人乗車検出中か否かを判定する。一人乗車検出中の場合は、ステップS5の”yes”に進み、ステップS6でかご呼びが登録済みか否かを判定する。一人乗車検出中でない場合は、ステップS5の”no”に進み、図5の処理を終了する。
ステップS6でかご呼び登録済みの場合は、ステップS6の”yes”に進み、ステップS7で戸閉動作中か否かを判定する。かご呼び登録済みでない場合は、ステップS6の”no”に進み、図5の処理を終了する。
ステップS7で戸閉動作中の場合は、ステップS7の”yes”に進み、ステップS8で第1のエリアR1への人の侵入を検出中か否かを判定する。戸閉動作中でない場合は、ステップS7の”no”に進み、図5の処理を終了する。
ステップS8で第1のエリアR1への人の侵入を検出している場合は、ステップS8の”yes”に進み、ステップS9で、検出した人の歩行速度が、図3の基本設定データに示す「異常検出速度」以上であるか否かを判定する。「歩行速度≧異常検出速度」である場合は、ステップS9の”yes”に進み、ステップS10で、戸閉速度を通常の速度よりも早い第1の速度(中速)V1に制御し、図5の処理を終了する。
ステップS8で第1のエリアR1への人の侵入を検出していない場合は、ステップS8の”no”に進み、ステップS11で第2のエリアR2への人の侵入を検出中か否かを判定する。
ステップS9で「歩行速度≧異常検出速度」でない場合は、ステップS9の”no”に進み、ステップS11で第2のエリアR2への人の侵入を検出中か否かを判定する。
ステップS11で第2のエリアR2への人の侵入を検出している場合は、ステップS11の”yes”に進み、ステップS12で検出した人の歩行速度が、図3の基本設定データに示す異常検出速度との関係について、「歩行速度≧異常検出速度」であるか否かを判定する。第2のエリアR2への人の侵入を検出していない場合は、ステップS11の”no”に進み、図5の処理を終了する。
ステップS12で「歩行速度≧異常検出速度」である場合は、ステップS12の”yes”に進み、ステップS13で、戸閉速度を第1の速度V1よりも早い第2の速度(高速)V2に制御し、ステップS14で第2のエリアR2での滞留時間が、図3の基本設定データに示す滞留時間との関係について、「滞留時間≧異常検出時間」であるか否かを判定する。「滞留時間≧異常検出時間」である場合は、ステップS14の”yes”に進み、ステップS15で管理人に通報し、図5の処理を終了する。「滞留時間≧異常検出時間」でない場合は、ステップS14の”no”に進み、図5の処理を終了する。ステップS12で「歩行速度≧異常検出速度」でない場合は、ステップS12の”no”に進み、図5の処理を終了する。
実施の形態2.
まず、本実施の形態2によるブザー鳴動動作を、概略的に説明する。
図示しないエレベーター制御盤では、乗車検出装置5により乗客の乗車を検出し、かご負荷検出装置6により検出したかご負荷値から、一人乗車検出部7によりエレベーターの一人乗車を検出する。
一人乗車を検出し、かご呼びが登録され、戸閉動作が開始した後に、第1のエリア検出部2により第1のエリアR1に人が入った事を検出し、歩行速度計測部4により異常検出速度以上の歩行速度を検出した場合に、ブザー制御部11によりブザーを鳴動する。また、第1のエリア検出部により第1のエリアからその人が出た事を検出した場合は、ブザー制御部11によりブザー鳴動を停止する。
次に、図5のフローチャートを参照して、本実施の形態2を説明する。なお、ステップS5〜S7は、実施の形態1の動作と同じである。
ステップS8で第1のエリアR1への人の侵入を検出した場合は、ステップS8の”yes”に進み、ステップS9で検出した人の歩行速度が異常検出速度以上である事を検出した場合は、ステップS9の”yes”に進み、ステップS10で戸閉速度を通常の速度よりも早い第1の速度(中速)V1に制御して、ブザー鳴動動作A1を示す図6のステップS16に進む。ステップS16では、ブザー制御部11によりブザー15を鳴らし、図6の処理を終了する。
また、図5のステップS8で第1のエリアR1への人の侵入を検出していない場合は、ステップS8の”no”に進み、ステップS11で第2のエリアR2にも人の侵入を検出していない場合は、ステップS11の”no”に進み、ブザー鳴動動作A2を示す図7のステップS17に進む。ステップS17では、ブザー鳴動中か否かを判定し、ブザー鳴動中の場合はステップS17の”yes”に進み、ステップS18でブザー鳴動を停止して、図7の処理を終了する。ブザー鳴動中でない場合は、ステップS17の”no”に進み、図7の処理を終了する。
実施の形態3.
まず、本実施の形態3による注意喚起動作を、概略的に説明する。
エレベーター制御盤では、乗車検出装置5により乗客の乗車を検出し、かご負荷検出装置6により検出したかご負荷値から、一人乗車検出部7によりエレベーターの一人乗車を検出する。一人乗車を検出した後、かご呼びが登録され、戸閉動作が開始した後に、第1のエリア検出部2により第1のエリアR1に人が入った事を検出し、歩行速度計測部4により異常検出速度以上の歩行速度を検出した場合、検出した人に対して、報知制御部12を介してスピーカー16から注意喚起を行う第1のメッセージとして、例えば、「赤枠の外でお待ちください。走行を開始します。」を報知する。
その後、第2のエリア検出部3により第2のエリアR2に人が入った事を検出し、歩行速度計測部4により異常検出速度以上の歩行速度を検出した場合に、検出した人に対して、通報部13を介して、警告を行う第2のメッセージとして、管理人室17内の管理人に通報する旨のメッセージを報知する。
これら、注意、及び、警告のメッセージの報知により、効果的に他の利用者が乗車するのを抑止する事ができる。
次に、図5、並びに図8及び図9のフローチャートを参照して、本実施の形態3の動作を説明する。なお、ステップS5〜S7は、実施の形態1の動作と同じである。
図5のステップS8で第1のエリアR1への人の侵入を検出した場合は、ステップS8の”yes”に進み、ステップS9で検出した人の歩行速度が異常検出速度以上である事を検出した場合は、ステップS9の”yes”に進み、ステップS10で戸閉速度を通常の速度よりも早い第1の速度(中速)V1に制御して、注意喚起メッセージ発報動作Bを示す図8のステップS19に進む。
ステップS19では、検出した人に対して注意喚起を行う第1のメッセージとして、例えば、「赤枠の外でお待ちください。走行を開始します。」を報知し、図8の処理を終了する。
また、図5のステップS11で第2のエリアR2への人の侵入を検出した場合は、ステップS11の”yes”に進み、ステップS12で検出した人の歩行速度が異常検出速度以上である事を検出すると、ステップS12の”yes”に進み、ステップS13で戸閉速度を第1の速度V1よりも早い第2の速度(高速)V2に制御して、警告メッセージ発報動作Cを示す図9のステップS20に進む。
ステップS20では、検出した人に対して警告を行う第2のメッセージとして、管理人室17内の管理人に通報する旨のメッセージを報知し、図9の処理を終了する。
実施の形態4.
まず、本実施の形態4による滞留を促す動作を、概略的に説明する。
エレベーター制御盤では、第1のエリア検出部2により第1のエリアR1に人が入った事を検出した後、滞留検出部9により、第1のエリアR1で設定時間以上の滞留を検出しなかった場合に、検出した人に対して、報知制御部12がスピーカー16に対して、滞留を促す第3のメッセージとして、例えば、「赤枠の外でお待ちください。」を報知する。
次に、図5並びに図10及び図11のフローチャートを参照して、本実施の形態4の動作を説明する。なお、ステップS5〜S7は、実施の形態1の動作と同じである。
図5のステップS8で第1のエリアR1への人の侵入を検出した場合は、ステップS8の”yes”に進み、ステップS9で検出した人の歩行速度が異常検出速度以上である事を検出した場合は、ステップS9の”yes”に進み、ステップS10で戸閉速度を通常の速度よりも早い第1の速度(中速)V1に制御して、滞留メッセージ発報動作D1を示す図10のステップS21に進む。
ステップS21では、第1のエリアR1において、「滞留時間≧異常検出時間」であるか否かを判定する。「滞留時間≧異常検出時間」である場合は、ステップS21の”yes”に進み、図10の処理を終了する。
「滞留時間≧異常検出時間」でない場合は、ステップS21の”no”に進み、ステップS22で、検出した人に対して、滞留を促す第3のメッセージとして、例えば、「赤枠の外でお待ちください。」を報知して、図10の処理を終了する。
また、図5のステップS11で第2のエリアR2への人の侵入を検出した場合は、ステップS11の”yes”に進み、ステップS12で検出した人の歩行速度が異常検出速度以上である事を検出すると、ステップS12の”yes”に進み、ステップS13で、戸閉速度を第1の速度V1よりも早い第2の速度(高速)V2に制御して、滞留メッセージ発報動作D2を示す図11のステップS23に進む。
ステップS23で、第2のエリアでの滞留時間が、異常検出時間以上であるか否かを判定する。「滞留時間≧異常検出時間」である場合は、ステップS23の”yes”に進み、ステップS24で管理人室17内の管理人に通報して、図11の処理を終了する。
「滞留時間≧異常検出時間」でない場合は、ステップS23の”no”に進み、ステップS25で、検出した人に対して、滞留を促す第3のメッセージとして、例えば、「赤枠の外でお待ちください。」を報知して、図11の処理を終了する。
実施の形態5.
まず、本実施の形態5による通報動作を、概略的に説明する。
エレベーター制御盤では、行動分析部8により、乗場に設置した図2に示す撮像装置1により取得した乗場の映像を解析し、その人の乗場における行動が予め設定した階段の方向に移動している否かを判定する。第1のエリア検出部2により、エリアR1に人が入った事を検出した後、滞留検出部9により、エリアR1で設定時間以上の滞留を検出しなかった場合に、行動分析部8により、その人が階段方向に移動しているか否かを判定し、また、歩行速度計測部4により、その歩行速度が設定値以上と判断された場合に、通報部13により遠隔の管理人室17に通報する。
これにより、侵入者がエレベーターに同乗するのを諦め、階段で追いかける事を防ぐ。
行動分析部8は、人物行動解析技術などを用いて、乗客の位置、移動方向、及び移動速度等を解析することができる。
次に、図5、並びに図12及び図13のフローチャートを参照して、本実施の形態5の動作を説明する。なお、ステップS5〜S7は、実施の形態1の動作と同じである。
図5のステップS8で第1のエリアR1への人の侵入を検出した場合は、ステップS8の”yes”に進み、ステップS9で検出した人の歩行速度が異常検出速度以上である事を検出した場合は、ステップS9の”yes”に進み、ステップS10で戸閉速度を通常の速度よりも早い第1の速度(中速)V1に制御して、行動分析動作E1を示す図12のステップS26に進む。
ステップS26では、第1のエリアR1での滞留時間が、異常検出時間以上であるか否かを判定する。「滞留時間≧異常検出時間」である場合は、ステップS26の”yes”に進み、図12の処理を終了する。
「滞留時間≧異常検出時間」でない場合は、ステップS26の”no”に進み、ステップS27で、行動分析部8は、乗場に設置した撮像装置1により取得した乗場の映像を解析し、検出した人の乗場における行動を分析する。次に、分析結果を用いて、ステップS28で検出した人が階段方向に移動したか否かを判断する。検出した人が階段方向に移動した場合、ステップS28の”yes”に進み、ステップS29で検出した人の歩行速度が、異常検出速度以上であるか否かを判定する。その結果、「歩行速度≧異常検出速度」である場合は、ステップS29の”yes”に進み、ステップS30で、「検出した人が階段で追いかける可能性がある」ことを管理人室17内の管理人に通報し、図12の処理を終了する。
「歩行速度≧異常検出速度」でない場合は、ステップS29の”no”に進み、図12の処理を終了する。
検出した人が階段方向に移動していない場合、ステップS28の”no”に進み、図12の処理を終了する。
また、図5のステップS11で第2のエリアR2への人の侵入を検出した場合は、ステップS11の”yes”に進み、ステップS12で検出した人の歩行速度が「歩行速度≧異常検出速度」である事を検出すると、ステップS12の”yes”に進み、ステップS13で、戸閉速度を第1の速度V1よりも早い第2の速度(高速)V2に制御して、行動分析動作E2を示す図13のステップS31に進む。
ステップS31では、第2のエリアR2での滞留時間が、異常検出時間以上であるか否かを判定する。「滞留時間≧異常検出時間」である場合は、ステップS31の”yes”に進み、ステップS32で管理人室17内の管理人に通報し、図13の処理を終了する。
「滞留時間≧異常検出時間」でない場合は、ステップS31の”no”に進み、ステップS33で、乗場に設置した撮像装置1から取得した乗場の映像を解析して、検出した人の乗場における行動を分析する。次に、この分析結果を用いて、ステップS34で検出した人が階段方向に移動したか否かを判断する。検出した人が階段方向に移動したことが判明した場合、ステップS34の”yes”に進み、ステップS35で検出した人の歩行速度が異常検出速度以上であるか否かを判定する。「歩行速度≧異常検出速度」である場合は、ステップS35の”yes”に進み、ステップS36で管理人に通報し、図13の処理を終了する。
「歩行速度≧異常検出速度」でない場合は、ステップS35の”no”に進み、図13の処理を終了する。
検出した人が階段方向に移動していない場合、ステップS34の”no”に進み、図13の処理を終了する。
1 撮像装置、2 第1のエリア検出部、3 第2のエリア検出部、4 歩行速度計測部、5 乗車検出装置、6 かご負荷検出装置、7 一人乗車検出部、8 行動分析部、9 滞留検出部、10 戸開閉制御部、11 ブザー制御部、12 報知制御部、13 通報部、14 ドア、15 ブザー、16 スピーカー、17 管理人室、20 演算装置、30 制御装置、100 エレベーターかご。

Claims (7)

  1. エレベーターかごに取り付けられた乗車検出装置及びかご負荷検出装置と、
    前記エレベーターかごの乗場に設置されて戸閉速度を検出する戸閉速度検出装置と、
    前記乗車検出装置及び前記かご負荷検出装置の各出力信号から、一人乗車を検出するとともに、かご呼びが登録され、戸閉動作が開始した後に、前記戸閉速度検出装置の出力から戸閉速度の演算を行う演算装置であって、
    前記エレベーターかごのドアに隣接して設定された第2のエリアを囲むように設定された該第2のエリアより広い第1のエリアに人が入ったことを検出したとき、前記人の歩行速度を計測し、前記歩行速度が予め定められた設定値以上であることを検出した場合、前記戸閉速度を通常の速度よりも速い第1の速度に制御し、
    さらに前記人が前記第2のエリアに入ったことを検出したとき、前記人の前記歩行速度を計測し、前記歩行速度が前記設定値以上であることを検出した場合には、前記戸閉速度を前記第1の速度より速い第2の速度に制御するための出力信号を発生する演算装置と、を備えた
    エレベーターの防犯運転装置。
  2. 前記戸閉速度検出装置は、撮像装置であり、前記演算装置は、前記撮像装置の出力画像から前記戸閉速度を演算する
    請求項1に記載のエレベーターの防犯運転装置。
  3. 前記演算装置は、
    前記第1のエリアに入った人の前記歩行速度が前記設定値以上であることを検出した場合に、前記人が前記第1のエリアから出るまでブザーを鳴動するための出力信号を発生する
    請求項1又は2に記載のエレベーターの防犯運転装置。
  4. 前記演算装置は、
    前記第1のエリアに入った人の前記歩行速度が前記設定値以上であることを検出した場合に、前記人に対して注意喚起を行う第1のメッセージを報知させるための出力信号を発生し、前記人が前記第2のエリアに入ったことを検出し、その時の歩行速度が前記設定値以上の場合に、前記人に対して警告を行う第2のメッセージを報知させるための出力信号を発生する
    請求項1から3のいずれか一項に記載のエレベーターの防犯運転装置。
  5. 前記演算装置は、
    前記第1のエリアに人が入ったことを検出した後、設定時間以上の滞留を検出しなかった場合、滞留を促す第3のメッセージを報知させるための出力信号を発生する
    請求項1に記載のエレベーターの防犯運転装置。
  6. 前記演算装置は、
    前記第2のエリアに人が入ったことを検出した後、設定時間以上の滞留を検出した場合に、遠隔の管理人室に通報する出力信号を発生する
    請求項1に記載のエレベーターの防犯運転装置。
  7. 前記演算装置は、
    前記第1のエリアに人が入ったことを検出した後、設定時間以上の滞留を検出しなかった場合、前記人の乗場における行動が、前記設定値以上の歩行速度で階段方向に向かったと判断された場合に、遠隔の管理人室に通報する
    請求項1に記載のエレベーターの防犯運転装置。
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