JP6716074B2 - ピラーガーニッシュ - Google Patents
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- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/70—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens
Description
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、装飾部材の端部が凹部に収容されて、装飾部材の端部を覆うことができる。このことによって、請求項1の発明の効果に加えて、装飾部材の端部が他の部品等と直接接触することを防止することができ、当該他の物品や装飾部材の端部の破損や損傷を防止できるという効果が得られる。
請求項3の発明によれば、凸部により凹部を深くできるため、装飾部材の端部を覆う範囲を拡大することができる。これにより、上記請求項2の発明の効果に加えて、装飾部材の端部と取付部材の端部との間に生じるズレや隙間が大きい場合であっても、これらのズレや隙間をカバー部材によって隠せるという効果が得られる。また、装飾部材の露出部分を減らすことなく装飾部材の端部をカバー部で覆うことができ、見栄えの悪化を防止することができる。
請求項4の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、装飾部材や取付部材の寸法誤差が大きくなり、装飾部材のうち貫通穴に挿入される部分が、例えば支持壁部の厚みより長くなっても、装飾部材の端部と取付部材の端部との間に生じるズレをカバー部で覆い隠すことができるという効果が得られる。
請求項5の発明によれば、請求項1〜4の発明の効果に加えて、延設された分だけ装飾部材の端部を覆う範囲を拡大することができる。このため、請求項1〜4の発明の効果に加えて、装飾部材の端部と取付部材の端部との間に生じるズレや隙間がより一層大きい場合であっても当該ズレや隙間を覆い隠すことができるという効果が得られる。
請求項6の発明によれば、取付部材と装飾部材とを組み付けるときに、カバー部を容易に変形させて装飾部材を嵌め込むことができる。これによって、請求項1〜5の発明の効果に加えて、取付部材と装飾部材との組み付けを作業性よく実施することができるという効果が得られる。
請求項7の発明によれば、ピラーガーニッシュが車両に取り付けられたときに、窓板やピラーに軟質のリップ部を当接させることができる。これにより、請求項1〜6の発明の効果に加えて、振動等による異音の発生を防止できるという効果が得られる。また、リップ部とカバー部との間に境目が形成されず、外観が良好になるために好ましい。
図2、図3および図4に示すように、ピラーガーニッシュ10は、基本的な構成として、長尺な取付部材20と、長尺な装飾部材12と、を備えている。取付部材20は、ピラーガーニッシュ10を隙間Gに取り付けるための部材である。装飾部材12は、ピラーガーニッシュ10の外観を構成する部材である。取付部材20と装飾部材12とは、別個の構成要素として用意される。そしてピラーガーニッシュ10を車両に装着するに先立って、取付部材20の外方の表面21sに、装飾部材12が一体的に組み付けられる。
また、リップ部32、42および下端部36等は、一部を中間品に射出成形により溶着一体化させ、他の一部を別個に形成して接着剤等を介して接合一体化させてもよい。例えば、予め、中間品と、リップ部32、42とを別部材として用意しておき、かかる中間品に下端部36を射出成形により溶着一体化したのち、中間品にリップ部32、42を粘着テープにより固定する等してもよい。
このことにより、装飾部材12に高い意匠性の装飾を簡便かつ多様に施したピラーガーニッシュ10を実現することができる。
カバー部23は、図6(b)〜(e)に示すように、本体部21の前記長手方向Xの端部21aにおいて長手方向Xに交わる方向に沿って立設された支持壁部25を備えている。ここでカバー部23は、図6(b)に示すように、支持壁部25は、長手方向Xの中央C側の表面に、長手方向Xにおいて、中央C側から端部21a側に向けて凹む凹部26を備えていてもよい。凹部26の外方の部分が、装飾部本体13の端部13aを覆う覆い部24を構成する。このような構成によっても、装飾部本体13の端部13aを覆うことができ、装飾部材12や取付部材20の寸法誤差により装飾部本体13の端部13aと本体部21の端部21aとの間に隙間やズレが生じた場合であっても、ピラーガーニッシュ10の見栄えが悪くなるのを抑制することができる。また、装飾部本体13の端部13aが凹部26に収容されるため、端部13aが他の部品等と直接接触することを防止することができ、当該他の物品や装飾部本体13の端部13a自体の破損や損傷を防止できる。
レーザー溶着では、一方の部材の材料をレーザーを透過する透過材とし、他方の部材の材料をエネルギーを吸収して溶融する吸収材とする。また、例えば、取付部材20を車体2に備えられたクリップ等の係合部材(図示せず)に嵌める場合、取付部材20が破損することを防止するため、取付部材20の本体部21を構成する材料を装飾部材12を構成する材料よりも剛性の高い材料にするとよい。したがって、装飾部材12と取付部材20とをレーザー溶着する場合は、装飾部材12を透過材であるポリカーボネートやアクリル樹脂等により構成し、取付部材20の本体部21を吸収材であるAES樹脂等により構成するとよい。
10,10R,10L ピラーガーニッシュ
12 装飾部材
20 取付部材
23 カバー部
24 覆い部
25 支持壁部
30L,30R ピラー
40 窓板
Claims (7)
- 車両の窓板の周縁部と前記車両のピラーとの隙間に取り付けられる長尺なピラーガーニッシュであって、
前記ピラーガーニッシュを前記隙間に取り付けるための長尺な取付部材と、
前記取付部材の表面側に組み付けられ、前記車両の外方に配置される長尺な装飾部材と、を備え、
前記取付部材は、長尺な本体部と、前記本体部の長手方向の少なくとも一方の端部に設けられたカバー部と、を備え、
前記カバー部は、前記装飾部材の表面の少なくとも一部を覆う覆い部と、前記本体部から前記外方に向けて立ち上がり前記覆い部を支持する支持壁部と、を備え、
前記支持壁部は、前記本体部の長手方向に交わる方向に沿って設けられている、ピラーガーニッシュ。 - 前記支持壁部は、前記本体部の長手方向の中央側の表面に、前記本体部の長手方向において前記中央側から前記本体部の端部側に向けて凹む凹部を備え、
前記支持壁部のうちの前記凹部の前記外方の部分は、前記覆い部を構成している、請求項1に記載のピラーガーニッシュ。 - 前記支持壁部は、前記本体部の長手方向において、前記端部側へ突出する凸部を有する、請求項2に記載のピラーガーニッシュ。
- 前記支持壁部は、前記長手方向に貫通する貫通穴を備え、
前記支持壁部のうちの前記貫通穴の前記外方の部分は、前記覆い部を構成している、請求項1に記載のピラーガーニッシュ。 - 前記覆い部は、前記支持壁部から前記本体部の長手方向の中央側に延設されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のピラーガーニッシュ。
- 前記カバー部は、前記本体部を構成する材料よりも軟質の材料によって構成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のピラーガーニッシュ。
- 前記取付部材は、
前記本体部から前記窓板および前記ピラーの少なくとも一つに向けて突出するとともに当接されるリップ部を備え、
前記リップ部は、前記本体部に長手方向に沿って接続されているとともに、
前記カバー部と一体的に形成されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載のピラーガーニッシュ。
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