JP7303679B2 - グラスランの組付方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ドアガラスとクォーターガラスが装着される自動車ドアに設けられた枠体に沿って取付けられるグラスランの組付方法に関するものである。
従来、図10に示すように、車両のフロントドア100及びリヤドア200の枠体400には、グラスラン1が取付けられていて昇降するドアガラス10を案内するようになっている。
特にクォーターガラス(三角窓)300が設けられたリヤドア200においては、グラスラン1は、図11(a)に示すように、ドアパネルの内部から上方に延びる前側縦辺部1A及び後側縦辺部1B、そして2本の縦辺部1A,1Bの上端を接続する横辺部1Cから構成されている。
このようなグラスラン1の組み付けは、通常、図12に示すような手順で行われる。
先ず、グラスラン1の前側縦辺部1Aと横辺部1Cの前側一部を、枠体400に組み付けした後(図12(a))、クォーターウェザーストリップ2が周設されたクォーターガラス300をリヤドア200の枠体400の後側に組み付け(図12(b))、ドアガラス10をグラスラン1の前側縦辺部1Aに嵌め込んで下方に下げる(図12(c))。
その後、グラスラン1の後側縦辺部1Bにディビジョンバー3を取付け、後側縦辺部1Bがリヤドア200の枠体400に組み付けられたクォーターガラス300の前側に位置するように横辺部1C上方に向って折り曲げながら先端側から差し込む(図12(d))。そして、ディビジョンバー3を組付けた後側縦辺部1Bの後側にクォーターガラス300に周設されたクォーターウェザーストリップ2を嵌め込み、後側縦辺部1Bにドアガラス10を嵌め込む(図12(e))。これにより組み付けが完了する。
ここで図12(e)のA-A断面である図13に示すように、クォーターガラス300に周設されたクォーターウェザーストリップ2は、SUS製のモール部4と枠体400を構成するドアパネル間に引っ掛けるようにして組付けられるため安定した状態で保持されるが、シール性は不十分である。すなわち、クォーターウェザーストリップ2の上部には、枠体400に弾接するリップ部2aが設けられているものの、モール部4とクォーターウェザーストリップ2の間から水Wが浸入してリップ部2aと枠体400の間から水Wが車内側に浸入するといった問題がある。
一方、図14に示すように、枠体400の一部を車外側から覆って隠すヒドンタイプと呼ばれるヒドングラスラン20が知られている(例えば、特許文献1,2,3参照)。
ヒドングラスラン20は、図11(b)に示すように、ドアパネルの内部から上方に延びる前側縦辺部20A及び後側縦辺部20B、2本の縦辺部20A,20Bの上端を接続する横辺部20Cと、さらに後側縦辺部20Bと横辺部20Cの接続部から後方に突出する傾斜辺部20Dから構成されている。
図14に示すように、このグラスラン20の横辺部20Cは、内側に溝部M1を形成し、車外側側壁部22と車内側側壁部23とそれらを連結するグラスラン側側壁部24からなる本体部21と、本体部21の外方側に設けられ、枠体400から車外側に向けて突出するように形成されたフランジ(第一フランジ)410に組付けられる前記グラスラン側側壁部24とボディ側側壁部26とそれらを連結する連結壁部27からなる断面略コ字状の取付部25と、車外側側壁部22の下端部22aから車内側に向けて延びドアガラス10に摺接するアウタリップ部28と、車内側側壁部23の端部23aから車外側に向けて延びドアガラス10に摺接するインナリップ部29と、枠体400の車内側から下方に向けて突出するように形成されたフランジ(第二フランジ)420を車内側側壁部23との間で挟むように車内側側壁部23の端部23aから延びる装飾リップ部31を備えている。
取付部25の内方には第一フランジ410を挟持する複数の保持リップ部25a,25b,25cが設けられ、また、ボディ側側壁部26の上方には車体開口部周縁500に弾接するボディシールリップ部32が設けられている。また、車内側側壁部23の上方には車外側に延びてドアガラス10の上端に弾接する受けリップ部33が設けられている。また、グラスラン側側壁部24の端部には、第一フランジ410にグラスラン20を組付ける際に、第一フランジ410に対する挿入性を改善するために小リップ部35が設けられている。
米国特許出願公開第2009/0223135号明細書 特表2008-516841号公報 特表2006-502048号公報
しかしながら、ヒドングラスラン20は、グラスラン1とは異なり剛性が高い材質で構成されるため、図12(d)で示したように、リヤドア200の枠体400に組み付けられる際に図11(a)に示すような、従来品のように折り曲げることができないので、組み付けることができないといった問題がある。
特許文献3に記載の発明では、ヒドングラスラン20の組み付けについて、ディビジョンバーの組み付けも含めて記載されてなく、現実的に組み付けることは想到困難であると推測する。
また、ヒドングラスラン20はソリッド製の樹脂材はゴム材からなり、モール部4のようにSUS製ではないため、傾斜辺部20Dにおいて、クォーターガラス300に周設されたクォーターウェザーストリップを引っ掛ける部位はない。
そのため、特許文献2では、図15及び図16に示すように、クォーターガラス300に周設されたクォーターウェザーストリップ36の上方に車外側に延びる突出部38を形成して、突出部38を第一フランジ410に重ねている。グラスラン側側壁部24を、突出部38下方の車外側に開口した溝部M3の中に押し込むとともに、車内側に開口した溝部M2を、突出部38と第一フランジ410を重ねたものに対して装着するという、かなり複雑な構造をしている。
また、特許文献1に記載の発明では、クォーターガラス300に周設されたクォーターウェザーストリップをヒドングラスランに対して型成形していて、クォーターガラス300に周設されたクォーターウェザーストリップを先にヒドングラスランに一体型成形した後に、ヒドングラスランを組み付けることが記載されているものの、特許文献2と同様に、現実的に組み付けることは想到困難であると推測する。すなわち、互いに突出方向が略垂直である、第一フランジ410と第二フランジ420に対して、ヒドングラスランを組付けるためには、まずヒドングラスランを第一フランジ410に対して取付けし、次に、第二フランジ420に対して車外側から押し付けられたモールリップ31を引っ張り出して、第二フランジ420の車内側に位置させるような、組付け手順が想定され、組付けに手間がかかることが、推測される。
そこで、本発明の目的とするところは、フランジに対する組付作業を容易に行うことができ、しかもシール性に優れるグラスランの組付方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明のグラスランの組付方法は、クォーターガラス(300)にクォーターウェザーストリップ(70)が周設され、前記クォーターウェザーストリップ(70)は、前記クォーターガラス(300)の端部を覆って挟み込む、車外壁(72)と、車内壁(73)と、前記車外壁(72)と前記車内壁(73)を連結する底壁(74)からなり、前記車内壁(73)又は、前記車内壁(73)と前記底壁(74)の接続部から車内側に向けて内向係止突起(73b)が突設され、
ドアガラス(10)及び前記クォーターガラス(300)を溝部(M1)に案内する、車外側側壁部(52)と、車内側側壁部(53)と、前記車外側側壁部(52)と前記車内側側壁部(53)を連結するグラスラン側側壁部(54)からなる本体部(51)と、
前記枠体(400)から車外側に向けて突出したフランジ(410)に組付けられる、前記グラスラン側側壁部(54)と、車体開口部周縁と対向するボディ側側壁部(56)と、前記グラスラン側側壁部(54)と前記ボディ側側壁部(56)を連結する連結壁部(57)からなる断面略コ字状の取付部(55)を備え、前記本体部(51)の車内側側壁部(53)から車外側に向けて外向係止突起(53b)を突設したグラスラン(50)を、前記ドアガラス(10)と、前記クォーターガラス(300)と、両ガラス(10,300)間にディビジョンバー(80)が装着される自動車ドア(200)に設けられた枠体(400)の車外側に沿って組付ける方法であって、
前記グラスラン(50)の取付部(55)を、前記枠体(400)から突出したフランジ(410)に、正規な位置に対して途中まで差し込んだ状態として前記枠体(400)に対して前記グラスラン(50)を仮組みした後、
前記ドアガラス(10)を、前記グラスラン(50)の下方に仮置きして、
前記ディビジョンバー(80)の上端部を前記グラスラン(50)に仮組みするとともに、前記クォーターウェザーストリップ(70)に設けられた内向係止突起(73b)を、前記グラスラン(50)に設けられた外向係止突起(53b)に係止させるように、前記クォーターウェザーストリップ(70)が周設された前記クォーターガラス(300)を、前記グラスラン(50)の溝部(M1)に仮組みした後、
前記グラスラン(50)の取付部(55)を、前記枠体(400)から突出したフランジ(410)に、正規な位置まで差し込んで本組みするとともに、前記ドアガラス(10),前記ディビジョンバー(80),前記クォーターガラス(300)を本組みすることを特徴とする。
なお、括弧内の記号は、図面および後述する発明を実施するための形態に記載された対応要素または対応事項を示す。
本発明によれば、ドアガラスと、クォーターウェザーストリップが周設されたクォーターガラスと、両ガラス間にディビジョンバーが装着される自動車ドアに設けられた枠体の一部を車外側から覆って隠すヒドンタイプのグラスランの組付構造であって、クォーターウェザーストリップの車内壁から車内側に向けて、又は車内壁と底壁の接続部から車内側に向けて内向係止突起を突設するとともに、グラスランの本体部の車内側側壁部から車外側に向けて外向係止突起を突設して、内向係止突起と外向係止突起を互いに係止させるようにしたので、クォーターウェザーストリップ付きのクォーターガラスを、安定した状態でグラスランに保持させることができるとともに、従来の構造(図13)と比較して水に対するシール性能が向上する。
また、本発明によれば、グラスランを、ドアガラスと、クォーターガラスと、両ガラス間にディビジョンバーが装着される自動車ドアに設けられた枠体の車外側に沿って組付けるときには、グラスランの取付部を、枠体から突出したフランジに、正規な位置に対して途中まで差し込んだ状態としてグラスランを仮組みした後、ドアガラスをグラスランの下方に仮置きして、ディビジョンバーの上端部をグラスランに仮組みするとともに、クォーターウェザーストリップに設けられた内向係止突起を、グラスランに設けられた外向係止突起に係止させるようにクォーターガラスをグラスランの溝部に仮組みした後、グラスランの取付部をフランジに正規な位置まで差し込んで本組みするとともに、ドアガラス,ディビジョンバー,クォーターガラスを本組みするものである。
すなわち、内向係止突起と外向係止突起を互いに係止させるようにヒドンタイプのグラスランに対して、クォーターウェザーストリップが周設されたクォーターガラスを仮組み状態とし、その後、グラスランの取付部をフランジに正規な位置まで差し込んで本組みするといった新しい組付方法を採用するものであるので、組付性が向上する。
また、従来のグラスランで示したように(図12)、クォーターウェザーストリップが周設されたクォーターガラスをドアの枠体に組み付けた後に、剛性の低いグラスランを折り曲げながらグラスランを組み付けるといった工程では、組付けることができなかった事に対して、本発明では、比較的容易に、組付けることが、可能となる。
本発明の実施形態に係るグラスランの組付構造を示す、図10のB-B線拡大断面図である。 本発明の実施形態に係るグラスランの組付構造を示す、図10のC-C線拡大断面図である。 本発明の実施形態に係るグラスランの組付構造を示す、図10のD-D線拡大断面図である。 本発明の実施形態に係るグラスランの組付方法を示す工程図である。 本発明の実施形態に係るグラスランの組付方法を示す、図4(a)のE-E線拡大断面図である。 本発明の実施形態に係るグラスランの組付方法を示す、図4(a)のF-F線拡大断面図である。 本発明の実施形態に係るグラスランの組付方法を示す、図4(d)のG-G線拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る別のグラスランの組付構造を示す、図10のC-C線拡大断面図である。 本発明の実施形態に係るさらに別のグラスランの組付構造を示す、図10のC-C線拡大断面図である。 自動車の左側の外観側面図である。 グラスランの外観側面図であり、(a)は従来の通常タイプ,(b)はヒドンタイプである。 従来例に係るグラスランの組付方法を示す工程図である。 図12(e)に示すA-A線拡大断面図である。 別の従来例に係るグラスラン(ヒドンタイプ)の組付構造を示す、図10のB-B線拡大断面図である。 別の従来例に係るグラスラン(ヒドンタイプ)の組付構造に係る、図10のC-C線位置での、クォーターウェザーストリップが周設されたクォーターガラスを示す断面図である。 別の従来例に係るグラスラン(ヒドンタイプ)の組付構造を示す、図10のC-C線拡大断面図である。
図面を参照して、本発明の実施形態に係るグラスランの組付構造及び組付方法について説明する。なお、従来例で示したものと同一部分には同一符号を付した。
本発明の実施形態に係るグラスランの組付構造は、図10,図1および図2に示したような、フロントドア100及びリヤドア200に枠体400が設けられた車両のその枠体400の車外側に沿って取付けられ、枠体400の一部を車外側から覆って隠すヒドンタイプのグラスラン50に関するものであり、ドアガラス10と、クォーターウェザーストリップ70が周設されたクォーターガラス300と、両ガラス10,300間にディビジョンバー80が装着されるリヤドア200に設けられた枠体400の車外側に沿って組付けられる。
このグラスラン50は、図11(b)および図2に示すように、ドアパネルの内部から上方に延びる前側縦辺部50A及び後側縦辺部50B、2本の縦辺部50A,50Bの上端を接続する横辺部50Cと、さらに後側縦辺部50Bと横辺部50Cの接続部から後方に突出する傾斜辺部50Dから構成されている。後側縦辺部50Bと傾斜辺部50Dで囲まれる位置にクォーターウェザーストリップ70が周設されたクォーターガラス300がディビジョンバー80を介して組み込まれる。
グラスラン50は、横辺部50Cでは、図1に示すようにドアガラス10を受けるように構成されている。
すなわち、内側に溝部Mを形成し、昇降するドアガラス10を案内する本体部51と、枠体400から車外側に向けて突出したフランジ410に組付けられる取付部55を備えていて、両者は一体的に成形されている。
本体部51は、車外側側壁部52とその車外側側壁部52よりも長い断面形状の車内側側壁部53とそれらを連結するグラスラン側側壁部54からなる断面略J字状である。
車外側側壁部52の下端部52aには、車内側に向けて延びるアウタリップ部58が設けられドアガラス10の車外側面に摺接し、また車内側側壁部53の端部53aには、車外側に向けて延びるインナリップ部59が設けられドアガラス10の車内側面に摺接するようにしている。
また、車内側側壁部53の下端部53aには、車内側に向けて延びるリップ部61が設けられ、枠体400に弾接している。さらに、車内側側壁部53の端部53aよりグラスラン側側壁部54側には、車内側に向けて延びる突出部62が設けられ、枠体400に設けられた凹部401に嵌め込まれている。突出部62は、厚肉の支持柱62aとその支持柱62aの上側から車外側に向けて折り返された支持柱62aより薄肉の小リップ部62bからなり、凹部401に嵌め込まれた際に抜け難くしている。また、省略することもできるが、車外側側壁部52のグラスラン側側壁部54側には車内側に延びてドアガラス10の上端に弾接する受けリップ部63が設けられている。
そして、グラスラン50の本体部51の車内側側壁部53から車外側に向けて外向係止突起53bが突設されている。外向係止突起53bは、車内側側壁部53の上下方向の中央よりも上側(グラスラン側側壁部54側)に設けられ、先細で断面略舌状であり上昇したドアガラス10よりも車内側に配置されドアガラス10に接しない程度に短く設定してある。
外向係止突起53bは、図11および図2で後述する傾斜辺部50Dで、クォーターウェザーストリップ70に設けられた内向係止突起73bに係止されるものであるが、グラスラン50は押出成形されてなり、ここでは横辺部50Cにおいても外向係止突起53bは形成されているが、横辺部50Cでは外向係止突起53bを形成しないようにすることも可能である。
また図1に示すように、グラスラン50の取付部55は、上述したグラスラン側側壁部24と、車体開口部周縁と対向するボディ側側壁部56と、グラスラン側側壁部54とボディ側側壁部56を連結する連結壁部57からなる断面略コ字状である。グラスラン側側壁部54は、本体部51と取付部55の両方を構成していて、グラスラン側側壁部54の下方側に開口する溝M1内にドアガラス10が案内され、取付部55の車内側に開口する溝M2内にフランジ410が挿入される。
また、グラスラン側側壁部54の上方とボディ側側壁部56の下方にはフランジ410を挟持する複数の保持リップ部55aが設けられている。保持リップ部55aは突条でもリップ状でもよくその数も限定されるものではない。
また、ボディ側側壁部56の上方には車体開口部周縁500に弾接してボディBDとリヤドア200間をシールするボディシールリップ部64が突設されている。
なお、取付部55に高剛性芯材を埋設するようにしてもよい。
そして、グラスラン50は、傾斜辺部50Dでは、図2に示すようにクォーターウェザーストリップ70が周設されたクォーターガラス300を受けるように構成されている。
ここでは、図1に示したように、車内側側壁部53において形成された外向係止突起53bの下部に示したL1線以下が切断されている。また、L2線より車内側であるアウタリップ部58およびL3線より車内側である受けリップ部63も切断されている。
図2に示すように、クォーターウェザーストリップ70は、クォーターガラス300の上端部を略コ字状に覆って挟み込む、車外壁72と、車内壁73と、車外壁72と車内壁73を連結する底壁74からなる。
車外壁72は、下側にいくにしたがって厚肉になっていてその下端部から車外側及び車内側に向けて小突起75a,75bが形成されている。小突起75aは、グラスラン50の車外側側壁部52を下から支持し、小突起75bはクォーターガラス300の車外側面に弾接している。
車内壁73も、下側にいくにしたがって厚肉になっていてその最も肉厚の部位の肉厚Sは車外壁72及び底壁74の肉厚よりも厚くなっている。また、車内壁73の車外側面から車外側に向けて小突起76が形成されクォーターガラス300の車内側面に弾接している。
また、車内壁73の略中央には車内側に向けてリップ部77が突設され、枠体400に形成された凹部401に係止される。また、車内壁73の下端部73aは車内側に向けて斜め下方に傾斜していて枠体400において凹部401の下部位置に弾接している。
また、底壁74の下方にもクォーターガラス300の上端に弾接する小突起78が形成されている。また底壁74の上方からリップ部79が突設され、グラスラン50の本体部51のグラスラン側側壁部54の下側面に弾接するようにしている。
そして、車内壁73と底壁74の接続部から車内側に向けて内向係止突起73bが突設されている。
内向係止突起73bは、先細で断面略舌状であり、グラスラン50に形成された外向係止突起53bの上側(グラスラン側側壁部54側)に配置され、外向係止突起53bに係止されている。
また、グラスラン50は、後側縦辺部50Bでは、図3に示すように、クォーターウェザーストリップ70とともに、ディビジョンバー80に装着されている。
ディビジョンバー80は断面略H状で、車両前側の凹部81にグラスラン50の車外側側壁部52,車内側側壁部53及びグラスラン側側壁部54が嵌め込まれ、車両後側の凹部82にクォーターガラス300に周設されたクォーターウェザーストリップ70の車外壁72,車内側73及び底壁74が嵌め込まれている。
後側縦辺部50Bは、押出成形されたものであるが、横辺部50C及び傾斜辺部50Dに対して接続される部位では型成形される。また、横辺部50Cとは断面形状は異なり、ドアガラス10の中心線に対して車外側側壁部52及び車内側側壁部53は略対称で断面略コ字状をしている。また、クォーターウェザーストリップ70もクォーターガラス300の中心線に対して車外壁72及び車内壁73は略対称で断面略コ字状をしている。
これらグラスラン50の材質としては、ゴム様弾性体であれば、特に限定はされない。
EPDM等の各種合成ゴムや,オレフィン系熱可塑性エラストマーや,スチレン系熱可塑性エラストマーなどの各種熱可塑性エラストマーがあげられるが、特に限定されるものではない。
また製品としては、これら材質の内の一つによる単一構成であってもよいし、2種類以上を複合させた構成でもよい。また発泡させたものであってもよい。
本実施形態では特に取付部55の大部分を、熱可塑性樹脂(例えば、ポリプロピレン(PP),ポリエチレン(PE),ナイロン,PVC(塩ビ),PBT等のポリエステル樹脂)や熱可塑性エラストマー(TPE)を含む高剛性材で構成した。より具体的には、耐熱性に優れるポリプロピレン(PP)と、非晶性重合体(ゴム)と,充填材の三成分を主成分とする熱可塑性エラストマー(TPE)で構成した。非晶性重合体(ゴム)としては、オレフィン系ゴム,スチレン系ゴム等があげられるが、EPM(エチレンプロピレンゴム)が好ましい。
また、充填材としては、タルクやガラス繊維などがあげられるが、タルクが好ましい。なお、ポリプロピレン(PP)のみを配合すると剛性が高くなりすぎてもろく割れやすく、さらに弾性不足になり、ポリプロピレン(PP)と非晶性重合体(ゴム)のみを配合すると剛性が低すぎ押出成形時の形状が安定しない場合があるので、充填材をさらに配合した上記三成分とすることが好ましい。
また具体的には、取付部55の大部分は、高剛性材で構成しているが、アウタリップ58、インナリップ59、受けリップ63、保持リップ部55a、ボディシールリップ64等は、撓みやすいようにする為に、低剛性な、軟質材で構成している。
このようにして構成されたグラスラン50は、図4に示すような手順によって組付けられる。
先ず、横辺部50Cおよび傾斜辺部50Dでは、枠体400から突出したフランジ410に対して、グラスラン50の取付部55は、正規な位置に対して途中まで差し込んだ状態として枠体400に対してグラスラン50を仮組みした状態とされる(図4(a)、図4のE-E断面である図5、および図4のF-F断面である図6)。
次に、ドアガラス10を、グラスラン50の下方に組付けして(図4(b))、ロアフレーム83をドアガラス10の下方に仮置きする(図4(c))。
次に、ディビジョンバー80の上端部をグラスラン50に仮組みするとともに、クォーターウェザーストリップ70に設けられた内向係止突起73bを、グラスラン50に設けられた外向係止突起53bに係止させるように、クォーターウェザーストリップ70が周設されたクォーターガラス300を、グラスラン50の溝部M1に仮組し、ロアフレーム83をドアガラス10の上方に仮置きする(図4(d)および、そのG-G断面である、図7)。
ここで、クォーターウェザーストリップ70の内向係止突起73bをグラスラン50の外向係止突起53bに係止させるには、詳細な図示は省略するが、グラスラン50の溝部M1に対して、クォーターウェザーストリップ70を、従来例である、図10(b)に示す方向と同様に、前方から後方に向けてスライド移動させても良いし、下方から上方に移動させても良い。
このとき、図5および図7に示すように、枠体400から突出したフランジ410に対して、グラスラン50の取付部55は、図1および図2に示す正規な位置に対して途中まで差し込んだ状態のままである。取付部55は、フランジ410に対して正規な位置を基準にした場合、半分以上(ここでは2/3)は差し込んだ状態にしてある。このとき、クォーターウェザーストリップ70に設けられた内向係止突起73bとグラスラン50に設けられた外向係止突起53bは互いに係止させてあるので、クォーターウェザーストリップ70付きのクォーターガラス300を、安定した状態でグラスラン50に保持させることができる。
そして、グラスラン50の取付部55を、枠体400から突出したフランジ410に、正規な位置まで押し込んで本組みするとともに、ドアガラス10,ディビジョンバー80,クォーターガラス300,ロアフレーム83を本組みする(図4(e))。
これにより、組み付けが完了する(図4(f))。
このような組付方法によれば、内向係止突起73bと外向係止突起53bを互いに係止させてヒドンタイプのグラスラン50に対して、クォーターウェザーストリップ70が周設されたクォーターガラス300を仮組み状態とした後、グラスラン50の取付部55をフランジ410に正規な位置まで差し込んで本組みするといった新しい組付方法を採用するものであるので、組付性が向上する。すなわち、従来で示したように(図12)、クォーターウェザーストリップが周設されたクォーターガラスをドアの枠体に組み付けた後に、剛性の高いグラスランを折り曲げながらグラスランを組み付けるといった従来工程では組付不能であったのに対して、本発明の組付方法では、剛性の高いヒドングラスランとクォーターウェザーストリップと、ディビジョンバーの三者を、比較的容易に組付けすることが可能である。
そして、組み付けられたグラスラン50によれば、内向係止突起73bと外向係止突起
53bを互いに係止させることで、図2に示すように、クォーターウェザーストリップ70の底壁74から突設させたリップ部79をグラスラン50の本体部51のグラスラン側側壁部54の下側面に弾接させることに加えて、水Wの浸入を防止するシール部が増えるので、従来の構造(図13)と比較して水Wに対するシール性能が向上する。
また、クォーターウェザーストリップ70の車内壁73の端部73aを枠体400に係止させることに加えて、車内壁73から車内側に向けてリップ部77を突設して枠体400の凹部401の下側段部に係止させるようにしたので、グラスラン50に対するクォーターウェザーストリップ70付きのクォーターガラス300の保持性が向上し、シール性能もより向上する。さらに、クォーターウェザーストリップ70の車内壁73の肉厚を、車外壁72及び底壁74の肉厚よりも厚くしたので、車内壁73の剛性がより高くなり、これにより、同様にグラスラン50に対するクォーターウェザーストリップ70付きのクォーターガラス300の保持性が向上し、シール性能もより向上する。
なお、本発明の実施形態では、クォーターウェザーストリップ70に形成された内向係止突起73bを、グラスラン50に形成された外向係止突起53bの上方に重ねるようにして互いに係止するようにしたが、内向係止突起73bと外向係止突起53bが互いに係止される構造であれば、形状や位置関係は特に限定されるものではない。
例えば、図8に示すように、外向係止突起53bを下方に下げることで上方に広い空間を設け、内向係止突起73bを車内壁73と底壁74の接続部から、車内側に斜め上方に延ばしそこから斜め下方に延びるようにして、図2に示したものと比較して鋭角的に外向係止突起53bに係止されるようにして係止力(嵌合力)をより高めるようにすることもできる。
また、図9に示すように、内向係止突起73bの下方に支持突起73cを設けて、外向係止突起53bをその上下から内向係止突起73bと支持突起73cで挟み込むようにすることもできる。
また、本実施形態では、クォーターウェザーストリップ70の車内壁73からリップ部77を設けて枠体400に形成した凹部401の下側段部に係止されるようにしたが、図8及び図9に示すように、特にリップ部77を設けないようにすることもできる。また、車内壁73の肉厚を車外壁72,底壁74と同等にしてもよい。
また、本実施形態では、内向係止突起73bを車内壁73と底壁74の接続部から車内側に向けて突設させたが、その接続部よりも下方で車内壁73から突設させるようにしてもよい。
なお、本実施形態では、主にリヤドア200に設けられた枠体400に組付けられるグラスラン50について説明したが、クォーターウェザーストリップ70が周設されたクォーターガラス300がフロントドア100側に設けられている場合には、フロントドア100に設けられた枠体400においても同様に適用される。
1 グラスラン
1A 前側縦辺部
1B 後側縦辺部
1C 横辺部
2 クォーターウェザーストリップ
2a リップ部
3 ディビジョンバー
4 モール部
10 ドアガラス
20 グラスラン(ヒドングラスラン)
20A 前側縦辺部
20B 後側縦辺部
20C 横辺部
20D 傾斜辺部
21 本体部
22 車外側側壁部
22a 車外側側壁部の端部
23 車内側側壁部
23a 車内側側壁部の端部
24 グラスラン側側壁部
25 取付部
25a,25b,25c 保持リップ部
26 ボディ側側壁部
27 連結壁部
28 アウタリップ部
29 インナリップ部
31 装飾リップ部
32 ボディシールリップ部
33 受けリップ部
35 小リップ部
36 クォーターウェザーストリップ
38 突出部
50 グラスラン(ヒドングラスラン)
50A 前側縦辺部
50B 後側縦辺部
50C 横辺部
50D 傾斜辺部
51 本体部
52 車外側側壁部
52a 車外側側壁部の下端部
53 車内側側壁部
53a 車内側側壁部の下端部
53b 外向係止突起
54 グラスラン側側壁部
55 取付部
55a 保持リップ部
56 ボディ側側壁部
57 連結壁部
58 アウタリップ部
59 インナリップ部
61 リップ部
62 突出部
62a 支持柱
62b 小リップ部
63 受けリップ部
64 ボディシールリップ部
70 クォーターウェザーストリップ
72 車外壁
73 車内壁
73a 車内壁の端部
73b 内向係止突起
73c 支持突起
74 底壁
75a 小突起
75b 小突起
76 小突起
77 リップ部
78 小突起
79 リップ部
80 ディビジョンバー
81 凹部
82 凹部
83 ロアフレーム
100 フロントドア
200 リヤドア
300 クォーターガラス
400 枠体
401 凹部
410 第一フランジ(フランジ)
420 第二フランジ
500 車体開口部周縁
BD ボディ
L1 線
L2 線
L3 線
M1 溝部
M2 溝部
M3 溝部
S 肉厚
W 水

Claims (1)

  1. クォーターガラスにクォーターウェザーストリップが周設され、前記クォーターウェザーストリップは、前記クォーターガラスの端部を覆って挟み込む、車外壁と、車内壁と、前記車外壁と前記車内壁を連結する底壁からなり、前記車内壁又は、前記車内壁と前記底壁の接続部から車内側に向けて内向係止突起が突設され、
    ドアガラス及び前記クォーターガラスを溝部に案内する、車外側側壁部と、車内側側壁部と、前記車外側側壁部と前記車内側側壁部を連結するグラスラン側側壁部からなる本体部と、
    前記枠体から車外側に向けて突出したフランジに組付けられる、前記グラスラン側側壁部と、車体開口部周縁と対向するボディ側側壁部と、前記グラスラン側側壁部と前記ボディ側側壁部を連結する連結壁部からなる断面略コ字状の取付部を備え、前記本体部の車内側側壁部から車外側に向けて外向係止突起を突設したグラスランを、前記ドアガラスと、前記クォーターガラスと、両ガラス間にディビジョンバーが装着される自動車ドアに設けられた枠体の車外側に沿って組付ける方法であって、
    前記グラスランの取付部を、前記枠体から突出したフランジに、正規な位置に対して途中まで差し込んだ状態として前記枠体に対して前記グラスランを仮組みした後、
    前記ドアガラスを、前記グラスランの下方に仮置きして、
    前記ディビジョンバーの上端部を前記グラスランに仮組みするとともに、前記クォーターウェザーストリップに設けられた内向係止突起を、前記グラスランに設けられた外向係止突起に係止させるように、前記クォーターウェザーストリップが周設された前記クォーターガラスを、前記グラスランの溝部に仮組みした後、
    前記グラスランの取付部を、前記枠体から突出したフランジに、正規な位置まで差し込んで本組みするとともに、前記ドアガラス,前記ディビジョンバー,前記クォーターガラスを本組みすることを特徴とするグラスランの組付方法。
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