JP6699253B2 - 電力変換装置、スイッチング素子の短絡故障診断方法およびスイッチング素子のオープン故障診断方法 - Google Patents
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Description
(実施形態)
図1は、この発明の一実施形態による電力変換装置10を含むモータ駆動システム1の構成を示す回路図である。モータ駆動システム1は、電力変換装置10、電流検出器32および直流電源30を有する。電力変換装置10は、例えば、インバータ装置である。電力変換装置10は、直流電源30から供給される直流電力を交流電力に変換してモータ40に出力し、モータ40を駆動制御する。
以上本発明の一実施形態について説明したが、これら実施形態に以下の変形を加えても勿論良い。
Claims (10)
- 直流電源に対して直列接続される抵抗器、スイッチおよびコンデンサと、
スイッチング素子を含み、前記コンデンサに並列に接続された主回路と、
前記スイッチがオンして前記コンデンサの初期充電が開始されてから所定時間が経過するまでに前記コンデンサの電圧が第1の閾値電圧に到達するか否かにより前記主回路のスイッチング素子の短絡故障の有無を判断する第1の短絡故障診断を行う故障診断部と、を有し、
前記故障診断部は、
前記スイッチがオンして前記コンデンサの初期充電が開始された後、前記コンデンサの電圧が第2の閾値電圧に到達すると前記スイッチをオフさせて、前記コンデンサと前記主回路とを直流電源から電気的に切り離した状態で、スイッチング素子の短絡故障の有無を判断する第2の短絡故障診断を行う
ことを特徴とする電力変換装置。 - 前記主回路は、
スイッチング素子を含む上アームとスイッチング素子を含む下アームとが直列に接続され、前記上アームと前記下アームの接続点を出力端として1相が構成され、前記上アームおよび前記下アームを複数相分有し、
前記故障診断部は、
前記第2の短絡故障診断では、
上下アームの各スイッチング素子のうちのいずれか1つのスイッチング素子にオンさせるパルスを与え、そのときの前記コンデンサの電圧の低下率と各相の出力端からモータに出力される出力電流の検出結果とに基づいて、前記パルスを与えたスイッチング素子を含むアームとは反対側の各相のアームのスイッチング素子の短絡故障の有無を判断する
ことを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。 - 前記故障診断部は、
前記コンデンサの電圧の低下率が所定の閾値よりも大きく、かつ、すべての相の出力電流の検出結果の絶対値が所定の電流閾値以下である場合、前記パルスを与えたスイッチング素子を含むアームと同一相における反対側のアームのスイッチング素子に短絡故障が発生していると判断し、
前記コンデンサの電圧の低下率が所定の閾値よりも大きく、かつ、出力電流の検出結果の絶対値が所定の電流閾値以下ではない相がある場合、前記パルスを与えたスイッチング素子を含むアームとは異なる相における反対側のアームのスイッチング素子に短絡故障が発生していると判断する
ことを特徴とする請求項2に記載の電力変換装置。 - 前記主回路は、
スイッチング素子を含む上アームとスイッチング素子を含む下アームとが直列に接続され、前記上アームと前記下アームの接続点を出力端として1相が構成され、前記上アームおよび前記下アームを複数相分有し、
前記故障診断部は、
前記コンデンサと前記主回路とを直流電源から電気的に切り離した状態で、
いずれかの相における上下アームの一方側のスイッチング素子と、前記一方側のスイッチング素子を含む相とは異なる相のいずれかにおける他方側のスイッチング素子との両方にオンさせるパルスを与え、そのときの前記コンデンサの電圧の低下率に基づいて、前記パルスを与えたスイッチング素子のオープン故障の有無を判断するオープン故障診断を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。 - 前記故障診断部は、
前記コンデンサの電圧の低下率が所定の閾値以下である場合、前記パルスを与えたスイッチング素子のうちの少なくとも一方にオープン故障が発生していると判断する
ことを特徴とする請求項4に記載の電力変換装置。 - 前記故障診断部は、
スイッチング素子の故障がなければ前記スイッチをオンさせて前記コンデンサの初期充電を再開させる
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1の請求項に記載の電力変換装置。 - 直流電源に対して直列接続される抵抗器、スイッチおよびコンデンサと、
前記コンデンサに並列に接続された主回路であって、スイッチング素子を含む上アームとスイッチング素子を含む下アームとが直列に接続され、前記上アームと前記下アームの接続点を出力端として1相が構成され、前記上アームおよび前記下アームを複数相分有する主回路と、
前記スイッチがオンして前記コンデンサの初期充電が開始された後、前記コンデンサの電圧が閾値電圧に到達すると前記スイッチをオフさせて、前記コンデンサと前記主回路とを直流電源から電気的に切り離した状態で、上下アームの各スイッチング素子のうちのいずれか1つのスイッチング素子にオンさせるパルスを与え、そのときの前記コンデンサの電圧の低下率と各相の出力端からモータに出力される出力電流の検出結果とに基づいて、前記パルスを与えたスイッチング素子を含むアームとは反対側の各相のアームのスイッチング素子の短絡故障の有無を判断する故障診断部と、
を有することを特徴とする電力変換装置。 - 直流電源に対して直列接続される抵抗器、スイッチおよびコンデンサと、
前記コンデンサに並列に接続された主回路であって、スイッチング素子を含む上アームとスイッチング素子を含む下アームとが直列に接続され、前記上アームと前記下アームの接続点を出力端として1相が構成され、前記上アームおよび前記下アームを複数相分有する主回路と、
前記スイッチがオンして前記コンデンサの初期充電が開始された後、前記コンデンサの電圧が閾値電圧に到達すると前記スイッチをオフさせて、前記コンデンサと前記主回路とを直流電源から電気的に切り離した状態で、いずれかの相における上下アームの一方側のスイッチング素子と、前記一方側のスイッチング素子を含む相とは異なる相のいずれかにおける他方側のスイッチング素子との両方にオンさせるパルスを与え、そのときの前記コンデンサの電圧の低下率に基づいて、前記パルスを与えたスイッチング素子のオープン故障の有無を判断する故障診断部と、
を有することを特徴とする電力変換装置。 - 直流電源に対して直列接続される抵抗器、スイッチおよびコンデンサと、前記コンデンサに並列に接続された主回路であって、スイッチング素子を含む上アームとスイッチング素子を含む下アームとが直列に接続され、前記上アームと前記下アームの接続点を出力端として1相が構成され、前記上アームおよび前記下アームを複数相分有する主回路と、を有し、前記主回路の出力端にモータが接続された電力変換装置におけるスイッチング素子の短絡故障診断方法であって、
前記スイッチをオンするステップと、
前記コンデンサの初期充電が開始された後、前記コンデンサの電圧が閾値電圧に到達すると前記スイッチをオフさせて、前記コンデンサと前記主回路とを直流電源から電気的に切り離すステップと、
上下アームの各スイッチング素子のうちのいずれか1つのスイッチング素子にオンさせるパルスを与え、そのときの前記コンデンサの電圧の低下率と各相の出力端からモータに出力される出力電流の検出結果とに基づいて、前記パルスを与えたスイッチング素子を含むアームとは反対側の各相のアームのスイッチング素子の短絡故障の有無を判断するステップと、
を有することを特徴とするスイッチング素子の短絡故障診断方法。 - 直流電源に対して直列接続される抵抗器、スイッチおよびコンデンサと、前記コンデンサに並列に接続された主回路であって、スイッチング素子を含む上アームとスイッチング素子を含む下アームとが直列に接続され、前記上アームと前記下アームの接続点を出力端として1相が構成され、前記上アームおよび前記下アームを複数相分有する主回路と、を有し、前記主回路の出力端にモータが接続された電力変換装置におけるスイッチング素子のオープン故障診断方法であって、
前記スイッチをオンするステップと、
前記コンデンサの初期充電が開始された後、前記コンデンサの電圧が閾値電圧に到達すると前記スイッチをオフさせて、前記コンデンサと前記主回路とを直流電源から電気的に切り離すステップと、
いずれかの相における上下アームの一方側のスイッチング素子と、前記一方側のスイッチング素子を含む相とは異なる相のいずれかにおける他方側のスイッチング素子との両方にオンさせるパルスを与え、そのときの前記コンデンサの電圧の低下率に基づいて、前記パルスを与えたスイッチング素子のオープン故障の有無を判断するステップと、
を有することを特徴とするスイッチング素子のオープン故障診断方法。
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