JP4687086B2 - 電力変換器の試験装置および試験方法 - Google Patents

電力変換器の試験装置および試験方法 Download PDF

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この発明は、電力変換器の試験装置および試験方法に関し、より特定的には、少なくとも1つの電力用半導体スイッチング素子を含んで構成された電力変換器の試験装置および試験方法に関する。
インバータ等の電力変換器の動作試験のための試験装置の構成が種々提案されている。たとえば、試験対象となる2つのインバータの交流端子同士を、遅れ位相電力伝達要素を介して接続することにより、負荷装置を不要あるいは小型化して、試験時の消費電力を抑制可能なインバータ試験装置が提案されている(たとえば特許文献1)。
また、インバータの入力段に平滑コンデンサを備えた構成において、当該平滑コンデンサに放電回路を設けることによって、インバータのスイッチング動作強制停止時に平滑用のコンデンサの電荷を選択的に放電可能な構成も提案されている(たとえば特許文献2)。
特開2004−88832号公報 特開平2−269479号公報
インバータ等の電力変換器の試験中には、電力用半導体スイッチング素子の過電流通過や温度上昇等の異常が検知される場合がある。一般的には、このような異常検知時には、
機器保護上あるいは安全上の観点から、即座に電源を遮断する異常処理が行なわれる。具体的には、試験用の主電源および電力変換器の制御回路の動作電源である制御電源が遮断される。
しかしながら、このような異常処理では、制御電源の遮断により異常検知後の試験データ収集が不可能であるので、異常時のデータを有効に収集するという点では問題がある。また、試験対象である電力変換器が平滑コンデンサおよび当該平滑コンデンサの放電回路を備えている場合には、制御電源の遮断により放電回路が制御不能となってしまうため、平滑コンデンサに残存する電荷が機器保護上あるいは安全上の問題となる。
この発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、この発明の目的は、試験対象である電力変換器の異常発生時に、効率的かつ安全な異常検出時終了処理を行なう電力変換器の試験装置および試験方法を提供することである。
本発明による電力変換器の試験装置は、試験データ収集手段と、異常検知手段と、第1の電源遮断手段と、第2の電源遮断手段とを備える。試験データ収集手段は、制御電源の動作中に電力変換器から出力される試験データを収集する。異常検知手段は、電力変換器からの出力に基づいて、電力変換器での異常発生を検知する。第1の電源遮断手段は、電力変換器での異常発生の検知に応答して、電力変換器への主電源供給を遮断する。第2の電源遮断手段は、第1の電源遮断手段による主電源供給の遮断から所定時間経過後に制御電源を遮断する。
上記電力変換器の試験装置では、試験対象である電力変換器の異常発生時に主電源を即座に遮断して機器保護および安全性確保を図った上で、主電源遮断後、所定時間が経過するまでは制御電源を引き続き動作させる。これにより、主電源遮断後にも電力変換器からの試験データ収集を継続できるので、有効な異常時データの収集が可能となる。
好ましくは、本発明による電力変換器の試験装置では、所定時間は、主電源供給の遮断後における、電力変換器を構成する電力用半導体スイッチング素子の温度推移特性を考慮して定められる。
上記電力変換器の試験装置では、主電源遮断後も上昇を続ける傾向にある電力用半導体スイッチング素子の温度について、有効な異常時データの収集が可能となる。
また好ましくは、本発明による電力変換器の試験装置では、電力変換器は電荷を蓄積するコンデンサを含み、試験装置は、主電源および制御電源以外の電源により制御されて、コンデンサの蓄積電荷の放電経路を形成可能な放電回路をさらに備える。
上記電力変換器の試験装置では、試験対象である電力変換器がコンデンサを内蔵する構成である場合に、主電源および制御電源を遮断しても上記コンデンサの放電回路を確実に動作させることができる。したがって、試験での異常発生時に平滑コンデンサを放電して安全性を確保できる。
あるいは好ましくは、本発明による電力変換器の試験装置では、電力変換器は電荷を蓄積するコンデンサを含み、試験装置は、制御電源の動作中にコンデンサの蓄積電荷の放電経路を形成可能な放電用リレーを含む放電回路をさらに備える。
上記電力変換器の試験装置では、試験対象である電力変換器がコンデンサを内蔵する構成である場合に、異常発生時に主電源を即座に遮断しても放電回路中の放電用リレーを所定期間導通させることができる。したがって、試験での異常発生時に平滑コンデンサを放電して安全性を確保できる。
本発明による電力変換器の試験方法であって、制御電源の動作中に電力変換器からの出力データを収集するステップと、試験時における電力変換器からの出力に基づいて、電力変換器での異常発生を検知するステップと、電力変換器での異常発生の検知に応答して、電力変換器への主電源供給を遮断する第1の電源遮断ステップと、第1の電源遮断ステップによる主電源供給の遮断から所定時間経過後に制御電源を遮断する第2の電源遮断ステップとを備える。
上記電力変換器の試験方法では、試験対象である電力変換器の異常発生時に主電源を即座に遮断して機器保護および安全性確保を図った上で、主電源遮断後、所定時間が経過するまでは制御電源を引き続き動作させる。これにより、主電源遮断により機器保護および安全確保を行なった上で、主電源遮断後にも電力変換器からの試験データ収集を継続できるので、有効な異常時データの収集が可能となる。
本発明に係る電力変換器の試験装置および試験方法によれば、試験対象である電力変換器の異常発生時に、効率的かつ安全な異常検出時終了処理を行なうことができる。
以下において、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下では図中の同一または相当部分には同一符号を付してその詳細な説明は繰返さないこととする。
図1は、本発明の実施の形態に従う電力変換器の試験装置を備える試験システムの構成を説明するブロック図である。
図1を参照して、本発明の実施の形態に従う電力変換器の試験システムは、試験用の「主電源」として設けられたバッテリ10と、試験対象である電力変換器20と、試験負荷30と、本発明に係る試験装置に対応するテスト制御装置300と、放電回路350とを備える。
試験対象の電力変換器20は、コンバータ110およびインバータ120を含む。ECU(Electronic Control Unit)200は、電力変換器20の動作を制御する「制御回路」として設けられる。
コンバータ110は、パワーモジュールPM1,PM2と、コンデンサ112と、リアクトル114と、平滑コンデンサ116とを含む。
パワーモジュールPM1は、電力用半導体スイッチング素子(以下、単に「スイッチング素子」と称する)Q1およびその素子制御回路DV1ならびに、逆並列ダイオードD1を含む。スイッチング素子Q1は、代表的にはIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)で構成され、逆並列ダイオードD1は、スイッチング素子Q1のエミッタ側からコレクタ側に電流を通過可能なように接続される。素子制御回路DV1は、ECU200からのスイッチング制御信号に応答して、スイッチング素子Q1をオン・オフさせる駆動回路機能を有する。また、素子制御回路DV1は、スイッチング素子Q1の電圧・電流・温度等を測定する機能を有し、測定した電圧・電流・温度等のデータをECU200に対して送出する。さらに、測定した電圧・電流・温度等のデータが所定の基準値を超えた場合には、過電圧、過電流、過高温等の異常を検知して、異常検知信号をECU200へ送出する。なお、電力変換器20に含まれる他のパワーモジュールPM2〜PM8も、上記パワーモジュールPM1と同様に構成されて、スイッチング素子Q2〜Q8、素子制御回路DV2〜DV8および逆並列ダイオードD2〜D8をそれぞれ含む。
コンデンサ112は、メインリレー12を介してバッテリ10の正極と接続される電源ライン101と、メインリレー14を介してバッテリ10の負極と接続される接地ライン102との間に接続される。スイッチング素子Q1およびQ2は、昇圧ライン103と接地ライン102との間に直列に接続される。リアクトル114は、スイッチング素子Q1およびQ2の接続ノードと電源ライン101との間に接続される。平滑コンデンサ116は、昇圧ライン103および接地ライン102の間に接続される。
以上のように、コンバータ110は、ECU200からのスイッチング制御信号に従うスイッチング素子Q1およびQ2のオン期間比(デューティ比)に応じた昇圧比でバッテリ10からの直流電圧Vmを昇圧して昇圧ライン103へ出力する、一般的な昇圧チョッパ回路の構成を有する。
インバータ120は、一般的な三相インバータの構成を有する。パワーモジュールPM3およびPM4中のスイッチング素子Q3およびQ4は、昇圧ライン103および接地ライン102の間に直列に接続されてU相アームを構成する。同様に、パワーモジュールPM5およびPM6中のスイッチング素子Q5およびQ6がV相アームを構成し、パワーモジュールPM7およびPM8中のスイッチング素子Q7およびQ8がW相アームを構成する。各相アームにおけるスイッチング素子の接続ノードは、三相モータを想定した試験負荷30と接続される。試験負荷30としては、一般的に電子負荷が用いられる。
インバータ120は、モータ(試験負荷30)の力行制御を想定した試験時には、ECU200からのスイッチング制御信号に従うスイッチング素子Q3〜Q8のスイッチング制御により、コンバータ110により昇圧された直流電圧を試験負荷30へ供給される交流電圧へ変換する。
また、インバータ120は、モータ(試験負荷30)の回生制動制御に対応する試験時には、スイッチング素子Q3〜Q8のスイッチング制御により、試験負荷30からの交流電圧を直流電圧に変換して昇圧ライン103に供給する。コンバータ110は、スイッチング素子Q1およびQ2のスイッチング制御により、昇圧ライン103の直流電圧を降圧してバッテリ10へ供給する。
試験用の主電源であるバッテリ10からの直流電圧Vmは、メインリレー12,14を介して、試験対象の電力変換器20へ与えられる。一方、ECU200の動作電源は、制御電源400より供給される。一般的に、制御電源400からの供給電圧Vgは、電子回路群の動作電圧に相当するため、安全上大きな問題が生じないような低電圧(9〜16V程度)である。
テスト制御装置300は、メインリレー12,14の開閉制御信号SR1,SR2により、主電源の導通および遮断を制御する。さらに、テスト制御装置300は、制御電源400の導通(動作)および遮断についても制御可能である。すなわち、制御電源400の動作時、すなわち制御電源電圧Vgの供給時には、テスト制御装置300は、ECU200に対する試験指示の送出および、ECU200からの試験データの受信および異常検知信号の検知が可能である。
放電回路350は、昇圧ライン103および接地ノードの間に直列に接続された、放電用リレー352および放電抵抗354を含む。放電用リレー352は、テスト制御装置300からの指令SRdに従ってオンして、平滑コンデンサ116の蓄積電荷の放電経路を形成する。すなわち、放電用リレー342は、テスト制御装置300によって制御され、制御電源400あるいは、主電源10および制御電源400以外の電源によるリレーコイルの通電期間に導通する。
ECCU200は、少なくとも1つのパワーモジュールPM(パワーモジュールPM1〜PM8を総括的に表記したもの)において、電圧、過電流、過高温等の異常が検知された場合、あるいは電力変換器20に配置された他のセンサ(図示せず)により異常が検知された場合には、異常検知信号ならびに異常発生個所および異常種類を示すコード信号をテスト制御装置300に対して送出する。
テスト制御装置300は、ECU200からの異常検知信号を受けて、以下に示すような異常検出時処理制御を実行する。
図2は、本発明の実施の形態に従う電力変換器の試験方法による異常検出時処理制御を説明するフローチャートである。
図2を参照して、ECU200からの異常検知信号によって、テスト制御装置300は、電力変換器20での異常発生を検知する(ステップS100におけるY判定)。一方、ECU200からの異常検知信号が送出されていないときには(ステップS100におけるN判定)、主電源であるバッテリ10および制御電源400による電源供給が継続されて、試験および試験データ収集が続行される(ステップS105)。また、異常処理は不要であるので、異常検出時処理制御は終了される。
テスト制御装置300は、異常検知信号に応答して、主電源遮断処理を行なう。すなわち、試験用の主電源であるバッテリ10から電力変換器20への電力供給を遮断するために、メインリレー12,14に対して開放指令(オフ指令)が発せられる。さらに、テスト制御装置300は、試験負荷30に対しても停止指令を発する。なお、これらの処理を、どのような順序で行なうかについては、書換え可能なプログラムによって指定することができる(ステップS110)。
上記主電源遮断処理と並行して、ECU200は、各スイッチング素子Q3〜Q8を強制的にターンオフする。さらに、テスト制御装置300は、平滑コンデンサ116の蓄積電荷を放電するために、放電用リレー342の導通指令(オン指令)を発する。なお、放電用リレー342の駆動電源を、主電源10および制御電源400以外の電源(たとえば、テスト制御装置300の動作電源)とすることにより、試験での異常発生時に平滑コンデンサを確実に放電して安全性を確保できる。
テスト制御装置300は、主電源遮断処理後、所定時間Tdが経過するまでは(ステップS120におけるN判定)、制御電源400を遮断せず、引き続き動作させる(ステップS130)。これにより、各パワーモジュールPM1〜PM8からの試験データ送出および送出された試験データの収集が継続される(ステップS140)。
これにより、図3に示すように、主電源遮断処理によって機器保護および安全性確保を実現した上で、有効な異常時データの収集が可能となる。
図3を参照して、時刻taにおいて異常検知信号が発せられても、一般的にパワーモジュールの温度は、その後さらに上昇を続け、時刻tbで最高点に達した後は徐々に低下する。したがって、異常検知時に制御電源400を合わせて遮断すると、異常発生時の素子最高温度(時刻tbにおける温度)データが収集できなくなってしまう。
したがって、このようなパワーモジュールの温度推移等を考慮して、異常発生時の最高温度データを収集可能なように所定時間Tdを設定する。これにより、時刻ta〜tcの間も、制御電源を動作させて試験データ収集を継続することによって有効な異常時データを収集できる。なお、他の試験データ項目の推移特性に着目して所定時間Tdすることも可能である。
再び図2を参照して、ステップS110による主電源遮断処理後、所定時間Tdが経過すると(ステップS120におけるY判定)、ECU200の動作電源である制御電源400が遮断される(ステップS150)。これにより、試験データ収集も終了される。
なお、制御電源400の遮断を遅らせることによって、放電用リレー352が制御電源400を電源として開閉制御される構成である場合にも、主電源10の遮断後に放電用リレー352の導通期間を所定時間Td確保することができる。これにより、放電用リレー142を導通させて平滑コンデンサ116の放電経路を形成できる(ステップS145)。ただし、このような構成では、所定時間Tdの経過後に、放電用リレー352は、導通のための電源が失われて開放される。したがって、所定時間Tdについては、平滑コンデンサ116の容量値および放電抵抗354の抵抗値のRC積に依存する放電時定数についても考慮して定める必要がある。
また、上記のように制御電源400からの供給電圧Vgは比較的低電圧ではあるが、所定時間Tdの間には、ランプの点灯等によって、制御電源が遮断されていないことを試験者に知らせるような構成とすることが好ましい。
ここで、図2に示したフローチャートと、本発明の構成との対応関係を説明すると、ステップS105およびS140が本発明の「試験データ収集手段」に対応し、ステップS100が本発明の「異常検知手段」に対応し、ステップS110およびS150が、本発明の「第1の電源遮断手段」および「第2の電源遮断手段」にそれぞれ対応する。
また、本発明の実施の形態では、昇圧コンバータおよびインバータを備える電力変換器を試験対象とする試験構成を例示したが、本発明の適用はこのような構成に限定されるものではない。すなわち、少なくとも1個のスイッチング素子を含んで構成される電力変換器の試験について、本発明に係る試験装置および試験方法の適用が可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に従う電力変換器の試験装置を備える試験システムの構成を説明するブロック図である。 本発明の実施の形態に従う電力変換器の試験方法による異常検出時処理制御を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態に従う電力変換器の試験方法による異常発生時における試験データ収集を説明する概念図である。
符号の説明
10 バッテリ(試験用主電源)、12,14 メインリレー、20 電力変換器(試験対象)、30 試験負荷、101 電源ライン、102 接地ライン、103 昇圧ライン、110 コンバータ、112 コンデンサ、114 リアクトル、116 平滑コンデンサ、120 インバータ、300 テスト制御装置、350 放電回路、352 放電用リレー、354 放電抵抗、400 制御電源、D1〜D8 逆並列ダイオード、DV1〜DV8 素子制御回路、PM1〜PM8 パワーモジュール、Q1〜Q8 電力用半導体スイッチング素子、SR1,SR2 開閉制御信号(メインリレー)、SRd 閉指令(放電用リレー)、Td 所定時間(主電源遮断から制御電源遮断までの時間遅れ)、Vg 供給電圧(制御電源)、Vm 直流電圧(主電源)。

Claims (3)

  1. 電力変換器の試験装置であって、
    制御電源の動作中に前記電力変換器から出力される試験データを収集する試験データ収集手段と、
    前記電力変換器からの出力に基づき、前記電力変換器での異常発生を検知する異常検知手段と、
    前記電力変換器での異常発生の検知に応答して、前記電力変換器への主電源供給を遮断する第1の電源遮断手段と、
    前記第1の電源遮断手段による主電源供給の遮断から所定時間経過後に前記制御電源を遮断する第2の電源遮断手段とを備え、
    前記電力変換器は電荷を蓄積するコンデンサを含み、
    前記試験装置は、
    前記主電源供給の遮断後であって前記制御電源の動作中に前記コンデンサの蓄積電荷の放電経路を形成可能な放電リレーを含む放電回路をさらに備える、電力変換器の試験装置。
  2. 前記所定時間は、前記主電源供給の遮断後における、前記電力変換器を構成する電力用半導体スイッチング素子の温度推移特性を考慮して定められる、請求項1記載の電力変換器の試験装置。
  3. 電力変換器の試験方法であって、
    前記電力変換器は電荷を蓄積するコンデンサを含み、
    前記試験方法は、
    制御電源の動作中に前記電力変換器からの出力データを収集するステップと、
    試験時における前記電力変換器からの出力に基づき、前記電力変換器での異常発生を検知するステップと、
    前記電力変換器での異常発生の検知に応答して、前記電力変換器への主電源供給を遮断する第1の電源遮断ステップと、
    前記主電源供給の遮断後であって前記制御電源の動作中に、放電リレーの導通によって前記コンデンサの蓄積電荷の放電経路を形成するステップと、
    前記第1の電源遮断ステップによる主電源供給の遮断から所定時間経過後に前記制御電源を遮断する第2の電源遮断ステップとを備える、電力変換器の試験方法。
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