JP6239024B2 - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6239024B2
JP6239024B2 JP2016085778A JP2016085778A JP6239024B2 JP 6239024 B2 JP6239024 B2 JP 6239024B2 JP 2016085778 A JP2016085778 A JP 2016085778A JP 2016085778 A JP2016085778 A JP 2016085778A JP 6239024 B2 JP6239024 B2 JP 6239024B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power converter
power
converter
circuit
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016085778A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017195736A (ja
Inventor
佳 早瀬
佳 早瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2016085778A priority Critical patent/JP6239024B2/ja
Publication of JP2017195736A publication Critical patent/JP2017195736A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6239024B2 publication Critical patent/JP6239024B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Description

この発明は、直列接続された電力変換器の間に電力を平滑する平滑コンデンサを有する電力変換装置に関し、特に電力変換器を構成する半導体スイッチング素子のアーム短絡による短絡電流の遮断回路を有した電力変換装置に関するものである。
電力変換装置では、フルブリッジ回路等のハーフブリッジ構造を含む回路が多用されている。このような電力変換装置では、電力平滑のために、入力または出力に比較的容量の大きい平滑コンデンサを有するものが多く、その平滑コンデンサの両端にハーフブリッジ構造の回路を接続することになる。ハーフブリッジ構造の回路は、半導体スイッチング素子を縦積みするため、制御回路の誤動作による半導体スイッチング素子の誤オンや、ハーフブリッジ構造の回路の一方の半導体スイッチング素子が短絡故障を発生した状態で、もう一方の半導体スイッチング素子をオンさせることが原因で、アーム短絡が発生する。アーム短絡が発生すると、平滑コンデンサに蓄積された多大な電力が、半導体スイッチング素子で消費され破壊に至るので、アーム短絡から半導体スイッチング素子を保護する回路が必要となる。
アーム短絡を保護する回路構成としては、半導体スイッチング素子の主端子の電流または電圧を検知する方法がある(特開2015−139271号公報)。別の方法としては、コンバータ部とインバータ部を備えた電力変換装置の構成において、それぞれに有する平滑コンデンサとは別に、短絡検出用コンデンサと電流検出センサからなる短絡検出回路を設けて、コンバータ部とインバータ部の短絡を検知する方法がある(特開2002−51569号公報)。
特開2015−139271号公報 特開2002−51569号公報
特許文献1の電力変換装置では、電流または電圧の検知回路がスイッチング素子毎に必要となり、特に2つの電力変換器が直列接続されている場合には、各電力変換器に少なくとも2つの半導体スイッチング素子があるため、電流または電圧の検知回路は合計で4つ必要となり、電力変換装置の小型化・低価格化の妨げとなる。
さらに、電流検知回路として、安価なシャント抵抗を用いる構成とすると、各電力変換装器のローサイドを構成する半導体スイッチング素子の基準電位が分離されるので、各半導体スイッチング素子を駆動する回路それぞれに別々の電源を供給する必要があり、特に絶縁が必要な用途としては、高価な絶縁電源の個数が増大し、低価格化の妨げとなる。
また、特許文献2の電力変換装置では、平滑コンデンサの他に短絡検出用のコンデンサが必要になり、小型化・低価格化の妨げになる。そのため、短絡検出用コンデンサの容量を小さくすると、電流検出センサに流れる電流が小さくなるので、検出感度が低下する。さらに、平滑のためにコンバータ及びインバータの直近に配置せざるを得ない比較的容量の大きい平滑コンデンサとは別に短絡検出回路を有しているので、コンバータ及びインバータと平滑コンデンサからなる短絡経路のインピーダンスよりも、コンバータ及びインバータと短絡検出回路からなる短絡経路のインピーダンスの方が大きく、短絡検出回路から電流が流れ出すよりも早く、大きなエネルギーを持つ平滑コンデンサの電流がコンバータ及びインバータ回路に流れ、短絡電流の検出が遅れてしまうという問題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、直列接続された電力変換器の間に電力を平滑する平滑コンデンサを有する電力変換装置において、平滑コンデンサと直列接続された電力変換器との接続点間に電流検知回路を設けて過電流を検出し、電流遮断することにより、電力変換器に流れる短絡電流測定の正確さや感度を維持しながら、アーム短絡保護回路を簡素化できようにした電力変換装置を提供することを目的とするものである。
この発明に係る電力変換装置は、複数の半導体スイッチング素子を直列接続した第一の直列回路を少なくとも一つ持ち、第一の直列回路の一端を正側出力端子とし、第一の直列回路の他端を負側出力端子とし、入力電力を直流電力に変換する第一の電力変換器と、複数の半導体スイッチング素子を直列接続した第二の直列回路を少なくとも一つ持ち、第二の直列回路の一端を正側入力端子とし、第二の直列回路の他端を負側入力端子とし、正側入力端子が第一の電力変換器の正側出力端子に接続され、負側入力端子が第一の電力変換器の負側出力端子に接続され、直流電力を負荷に出力する第二の電力変換器と、第一の電力変換器の正側出力端子と第二の電力変換器の正側入力端子との接続点に正側端子が接続され、直流電力を平滑する平滑コンデンサと、平滑コンデンサの負側端子に第一の端子が接続され、第一の電力変換器の負側出力端子と第二の電力変換器の負側入力端子との接続点に第二の端子が接続され、平滑コンデンサに流れる電流を直接検出するシャント抵抗を用いた電流検出手段と、電流検出手段で検出した電流が所定の閾値を超えた場合に、第一の電力変換器もしくは第二の電力変換器の複数の半導体スイッチング素子をオフして短絡電流を遮断する短絡電流遮断回路を有する制御手段を備え、第一の電力変換器の負側出力端子に接続されている半導体スイッチング素子を駆動する第一の駆動回路と、第二の電力変換器の負側入力端子に接続されている半導体スイッチング素子を駆動する第二の駆動回路の電源は同一の電源とし、制御手段は、平滑コンデンサを放電する方向のみの電流に応じて、平滑コンデンサから第一の電力変換器もしくは第二の電力変換器に流れる電流を遮断するようにしたものである。

この発明の電力変換装置によると、直列接続された電力変換器の間に電力を平滑する平滑コンデンサを有する電力変換装置において、平滑コンデンサと直列接続された電力変換器との接続点間に電流検出手段を設けて過電流を検出し、電流遮断することにより、電力変換器に流れる短絡電流測定の正確さや感度を維持しながら、アーム短絡保護回路を簡素化できる。これにより、電力変換装置の小型化・低価格化が実現できる。
この発明の実施の形態1による電力変換装置の構成図である。 この発明の実施の形態1による電力変換装置のアーム短絡時の電流経路図である。 この発明の実施の形態1による電力変換装置のアーム短絡時の動作を説明する波形図である。 この発明の実施の形態1による電力変換装置の突入電流時の電流経路図である。 この発明の実施の形態2による電力変換装置の構成図である。 この発明の実施の形態3による電力変換装置の構成図である。 この発明の実施の形態4による電力変換装置の構成図である。 この発明の実施の形態5による電力変換装置の構成図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1に係る電力変換装置を図1から図4に基づいて説明する。
図1はこの発明の実施の形態1による電力変換装置の回路構成を示した図である。図1に示すように、電力変換装置は、交流電源1の交流電圧Vinを一次側直流電圧Vdcに変換し、さらに一次側直流電圧Vdcをトランス7で絶縁された二次側直流電圧に変換して、例えばバッテリ等の負荷11に直流電圧Voutとして出力する。
電力変換装置は、交流電源1を入力として、交流電圧Vinを一次側直流電圧Vdcに変換する第一の電力変換器としてのAC/DCコンバータ(交流―直流変換器)101と、AC/DCコンバータ101の出力を平滑する平滑コンデンサ5と、平滑コンデンサ5に蓄電された電圧を入力として、一次側直流電圧Vdcを負荷11への直流電圧Voutに変換する第二の電力変換器としてのDC/DCコンバータ(直流―直流変換器)102とを備える。
AC/DCコンバータ101は、力率改善用のPFC(Power Factor Collection)リアクトル2と、ソース・ドレイン間にダイオードが内蔵されたMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)からなる半導体スイッチング素子3a、3bをハーフブリッジ構成した回路と、それと並列にダイオード4a、4bを直列接続した直列回路を構成するトーテムポール型であり、交流電源1の交流電圧Vinを平滑コンデンサ5の直流電圧Vdcに整流する整流回路3として構成されている。
DC/DCコンバータ102は、絶縁されたトランス7と、トランス7の一次巻線7aに接続され、ソース・ドレイン間にダイオードが内蔵されたMOSFETからなる半導体スイッチング素子6a〜6dをフルブリッジ構成して、平滑コンデンサ5の直流電圧Vdcを交流電圧に変換するインバータとしての単相インバータ6と、トランス7の二次巻線7bに接続され、整流素子(半導体素子)としてのダイオード8a〜8dをフルブリッジ構成した整流回路8とを備える。また、整流回路8の出力には出力平滑用のリアクトル9と出力コンデンサ10が接続され、負荷11へ直流電圧Voutが出力される。
更に、AC/DCコンバータ101とDC/DCコンバータ102からなる主回路の外部には制御回路30が配置され、入力電圧Vinおよび出力電圧Voutはそれぞれモニタされて制御回路30へ入力される。制御回路30は、直流電圧Vdc及び出力電圧Voutが目標電圧になるように、半導体スイッチング素子3a、3b、6a〜6dへのゲートに制御信号31を出力し、半導体スイッチング素子3a、3b、6a〜6dのオンDuty(オン期間)を制御する。
また、平滑コンデンサ5の負側端子と、AC/DCコンバータ101の負側出力端子とDC/DCコンバータ102の負側入力端子との接続点との間に電流センサ20が接続され、電流センサ20は平滑コンデンサ5に流れる電流を検出する電流検出手段として機能するもので、例えば、ホール素子を用いた電流センサである。電流センサ20で検出した平滑コンデンサ5の電流センサ信号32は制御回路(制御手段)30に入力される。制御回路30は、平滑コンデンサ5に流れる電流値に応じて、半導体スイッチング素子のアーム短絡電流か否かを判定し、短絡電流の場合は、半導体スイッチング素子3a、3b、6a〜6dをオフし、短絡電流を遮断する短絡電流遮断回路33を有している。
なお、半導体スイッチング素子3a、3b、6a〜6dは、MOSFETに限らず、ダイオードが逆並列接続されたIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等の自己消弧型半導体スイッチング素子でもよい。
このように構成される電力変換装置の短絡電流遮断の動作について以下に説明する。
図2は、短絡電流の経路を示す回路図である。ハーフブリッジを構成する半導体スイッチング素子対3aと3b、6aと6b、6cと6dは、どちらもオフする期間を持って、交互にスイッチングするよう制御回路30からの制御信号31により、制御されている。
ここで、半導体スイッチング素子対3a、3bを例にとると、例えばアーム短絡の発生原因として、半導体スイッチング素子3aがオンしているときに、制御回路30がエラーにより半導体スイッチング素子3bをオンしてしまったとする。平滑コンデンサ5→半導体スイッチング素子3a→半導体スイッチング素子3b→電流センサ20→平滑コンデンサ5の経路(実線矢印)で短絡電流が流れる。
このとき、短絡電流が流れ続けると、半導体スイッチング素子3aもしくは半導体スイッチング素子3bが破壊してしまうので、制御回路30内の短絡電流遮断回路33は、短絡電流の値を電流センサ20により読み取り、所定の閾値を超えた場合に、制御信号31により、半導体スイッチング素子3a、3b、6a〜6dを全てオフさせる。これにより、半導体スイッチング素子3a、3bがオフするので、短絡電流は遮断される。
他のアーム短絡発生原因として、例えば、半導体スイッチング素子3aがショート故障をしてしまった状態で、制御回路30が通常動作として半導体スイッチング素子3bをオンすると、前述と同様に平滑コンデンサ5→半導体スイッチング素子3a→半導体スイッチング素子3b→電流センサ20→平滑コンデンサ5の経路(実線矢印)で短絡電流が流れる。このとき、短絡電流が流れ続けると、半導体スイッチング素子3bも破壊してしまうので、制御回路30内の短絡電流遮断回路33は、短絡電流の値を電流センサ20により読み取り、所定の閾値を超えた場合に、制御信号31により、半導体スイッチング素子3a、3b、6a〜6dを全てオフさせる。これにより、半導体スイッチング素子3aはショート故障してしまっているのでオフできないが、半導体スイッチング素子3bがオフするので、短絡電流は遮断される。
ここで、短絡電流の判定閾値について図3を参照して説明する。図3は、AC/DCコンバータ101から出力され、平滑コンデンサ5と電流センサ20を通る電流Iacと、平滑コンデンサ5と電流センサ20を通り、DC/DCコンバータ102に入力される電流Idcと、電流IacとIdcを重ね合せた電流センサ20を通る電流Isの一例を図示したものである。
各電流は、平滑コンデンサ5を放電する方向を正の方向とする。時刻t0までは、AC/DCコンバータ101とDC/DCコンバータ102からなる電力変換装置が電力変換動作をしている期間である。時刻t0は短絡が発生した時刻であり、時刻t0から短絡電流が増加し続ける。半導体スイッチング素子3aもしくは半導体スイッチング素子3bが破壊される時刻をt2とし、電流センサ20で電流を検知してから、制御回路30内の短絡電流遮断回路33が閾値判定を行い、半導体スイッチング素子3a、3b、6a〜6dをオフさせて短絡電流が遮断されるまでに要する時間をtdとし、時刻t2から時間tdを引いた時刻をt1とする。
電力変換装置が電力変換動作をしている際に電流センサ20に流れうる正方向の最大電流をI0、時刻t1における電流センサ20に流れる電流をI1とする。このとき、短絡電流の判定閾値としては、電流I0からI1の間の電流値とする。このように短絡電流の判定閾値を設定することで、電力変換装置が電力変換動作している正常時は、電流遮断を行わずに、かつ半導体スイッチング素子3aもしくは半導体スイッチング素子3bが破壊される前に確実に短絡電流遮断を行うことができる。
半導体スイッチング素子対3a、3bがアーム短絡し、半導体スイッチング素子対3a、3bに短絡電流が流れる例を示したが、半導体スイッチング素子対6a、6bがアーム短絡し、半導体スイッチング素子対6aと6bに短絡電流が流れる場合には、平滑コンデンサ5→半導体スイッチング素子6a→半導体スイッチング素子6b→電流センサ20→平滑コンデンサ5の経路(図2の一点鎖線矢印)となる。
半導体スイッチング素子対6c、6dがアーム短絡し、半導体スイッチング素子対6cと6dに短絡電流が流れる場合には、平滑コンデンサ5→半導体スイッチング素子6c→半導体スイッチング素子6d→電流センサ20→平滑コンデンサ5の経路(図2の点線矢印)になるので、ハーフブリッジを構成する半導体スイッチング素子対3aと3b、6aと6b、6cと6dのどこに短絡電流が発生しても、電流センサ20で短絡電流を検知して、半導体スイッチング素子3a、3b、6a〜6dをオフさせて短絡電流を遮断することができる。
以上に示した通り、直列接続されたAC/DCコンバータ101とDC/DCコンバータ102と、その間に電力を平滑する平滑コンデンサ5を有する電力変換装置において、平滑コンデンサ5と、AC/DCコンバータ101とDC/DCコンバータ102との負側接続点間に電流センサ20を設けて短絡電流を検出し、電流遮断することにより、AC/DCコンバータ101とDC/DCコンバータ102を構成する複数のハーフブリッジ回路それぞれの短絡電流を検知し、遮断することができる。これにより、電流センサ20が一つで済み、電力変換装置の小型化・低価格化が実現できる。
また、電流センサ20は、半導体スイッチング素子3a、3b、6a〜6dを破壊する原因となる平滑コンデンサ5から出力される電流を直接検知しているので、正確に短絡電流を検知できると共に、検知する電流値も大きいので、高感度で短絡電流を検知することができる。
また、実施の形態1では、平滑コンデンサ5と、AC/DCコンバータ101とDC/DCコンバータ102との負側接続点間に電流センサ20を設ける例を示したが、平滑コンデンサ5と、AC/DCコンバータ101とDC/DCコンバータ102との正側接続点間に電流センサ20を設けても、同様の効果が得られる。
実施の形態1では、電流センサ20として、ホール素子を用いた構成としたが、電流センサ20として、安価に構成できるシャント抵抗を用いた構成としてもよい。その場合、シャント抵抗を半導体スイッチング素子3a、3b、6a〜6dの例えばソース端子にそれぞれ接続せずに、平滑コンデンサ5と、AC/DCコンバータ101とDC/DCコンバータ102との負側接続点間に接続することで、特に下アームを構成する半導体スイッチング素子(3b、6b、6d)のソース端子が同ノードになるので、半導体スイッチング素子3b、6b、6dを駆動する回路の電源を共通化することかできる。これにより、駆動回路電源数を削減することができ、電力変換装置の小型化・低価格化が実現できる。
特に、AC/DCコンバータ101とDC/DCコンバータ102が、それらを収納する筐体と絶縁されている構成である場合には、下アームを構成する半導体スイッチング素子(3b、6b、6d)も絶縁電源が必要となり、比較的大型・高価格の絶縁電源回路が必要になるので、シャント抵抗を平滑コンデンサ5と、AC/DCコンバータ101とDC/DCコンバータ102との負側接続点間に接続し、半導体スイッチング素子3b、6b、6dを駆動する回路の電源を共通化することによる電力変換装置の小型化・低価格化の効果は大きくなる。
このように、電流検知手段の低コスト化のためにシャント抵抗を使用した場合でも、半導体スイッチング素子を駆動する回路用の電源を追加する必要がなくなる。
更に、平滑コンデンサ5と、AC/DCコンバータ101とDC/DCコンバータ102との負側接続点間に電流センサ20を接続する構成では、例えば電流センサ20としてシャント抵抗を用いた構成とすると、シャントを用いた電流センサ回路の電源と下アームを構成する半導体スイッチング素子(3b、6b、6d)の駆動回路の電源を共通化できるので、電源数を削減することができ、電力変換装置の小型化・低価格化が実現できる。
また、電流センサ20は、平滑コンデンサ5が放電する方向の電流のみを検出するように構成してもよい。もしくは、制御回路30内の短絡電流遮断回路33は、電流センサ20が出力する信号のうち、平滑コンデンサ5を放電する方向の電流のみを用いて、短絡電流の閾値判定をして、半導体スイッチング素子3a、3b、6a〜6dをオフさせて短絡電流を遮断してもよい。このように、平滑コンデンサ5が放電する電流のみを短絡電流の判定に用いる理由を、図4を用いて説明する。
図4は、平滑コンデンサ5に蓄えられている電圧が入力電源1の交流ピークより小さいときに流れる突入電流の電流経路を示している。入力電源1が正の電圧の場合は、入力電源1→PFCリアクトル2→半導体スイッチング素子3a→平滑コンデンサ5→電流センサ20→ダイオード4b→入力電源1の経路(実線矢印)で平滑コンデンサ5を充電する電流が流れ、入力電源1が負の場合は、入力電源1→ダイオード4a→平滑コンデンサ5→電流センサ20→半導体スイッチング素子3b→PFCリアクトル2→入力電源1の経路(点線矢印)で平滑コンデンサ5を充電する電流が流れ、いずれの場合にも平滑コンデンサ5及び電流センサ20に平滑コンデンサ5を充電する方向に突入電流が流れる。
特に、入力電源1の交流電圧が大きく、平滑コンデンサ5の電圧が小さいときは、大きな突入電流が流れる。通常、入力電源1とPFCリアクトル2間に突入電流低減用の抵抗を配置するが、突入電流を低減させても、突入電流が図3に示した電流I0以上、さらには短絡電流の判定閾値になる可能性はあり、短絡が発生したと誤検知してしまう。その誤検知を回避するために、電流センサ20は、平滑コンデンサ5が放電する方向の電流のみを検出する構成とする、もしくは、制御回路30内の短絡電流遮断回路33は、電流センサ20が出力する信号のうち、平滑コンデンサ5を放電する方向の電流のみを用いて、短絡電流の閾値判定をして、半導体スイッチング素子3a、3b、6a〜6dをオフさせて短絡電流を遮断する。
実施の形態1では、半導体スイッチング素子3a、3b、6a〜6dとして、MOSFETを用いた構成を示したが、例えばSiC(Silicon Carbide)やGaN(Gallium Nitride)等のワイドバンドギャップ半導体を一部もしくは全部に用いてもよい。ワイドバンドギャップ半導体を用いると、逆導通特性においてリカバリの大きなダイオードを持たず、リカバリが発生しないので、特にAC/DCコンバータ101として、半導体スイッチング素子を直列接続したハーフブリッジ構造を持つ図1に示したような構成を取ることが多いため、電力変換装置を構成するハーフブリッジ構造の数が多くなる。
そのため、平滑コンデンサ5と、AC/DCコンバータ101とDC/DCコンバータ102との負側接続点間に電流センサ20を設けて短絡電流を検出し、電流遮断することにより、AC/DCコンバータ101とDC/DCコンバータ102を構成する多数のハーフブリッジ回路それぞれの短絡電流を一つの電流センサ20で共通に検知し、遮断することで、多数の電流センサを削減することが可能であり、電力変換装置の小型化・低価格化効果が高まる。
また、SiCや特にGaN等のワイドバンドギャップ半導体は、Si半導体と比較し、短絡耐量が少ない傾向にあるため、短絡電流が発生してから素早く短絡電流を遮断する必要がある。そのためには、短絡電流閾値が小さくなる傾向にあり、正確かつ高感度に短絡電流を検知する必要があるため、電流センサ20が半導体スイッチング素子3a、3b、6a〜6dを破壊する原因となる平滑コンデンサ5から出力される電流を直接検知している本構成とすることで、正確に短絡電流を検知できると共に、検知する電流値も大きいので、高感度で短絡電流を検知することができる。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2に係る電力変換装置を図5に基づいて説明する。
図5はこの発明の実施の形態2による電力変換装置の回路構成を示した図である。実施の形態1では、AC/DCコンバータ101及びDC/DCコンバータ102として、それぞれ入力電源1から平滑コンデンサ5に、平滑コンデンサ5から負荷11に電力変換する片方向のコンバータにて構成される片方向電力変換器の例を示したが、実施の形態2による電力変換装置は、図5に示すように、双方向AC/DCコンバータ103と双方向DC/DCコンバータ104にて構成される双方向電力変換器としても同様の効果が得られる。なお、図5において、実施の形態1の図1と同じまたは相当する部分には同じ符号を付して説明を省略する。
図5に示す構成では、双方向AC/DCコンバータ103は半導体スイッチング素子3aと3b、及び半導体スイッチング素子3cと3dで構成されるハーフブリッジを持ち、それぞれが平滑コンデンサ5に接続され、双方向DC/DCコンバータ104は半導体スイッチング素子6aと6b、及び半導体スイッチング素子6cと6dで構成されるハーフブリッジを持ち、それぞれが平滑コンデンサ5に接続される。したがって、半導体スイッチング素子3aと3b、3cと3d、6aと6b、6cと6dそれぞれで構成されるハーフブリッジの短絡電流を電流センサ20で共通に検知することが可能であり、電力変換装置の小型化・低価格化が実現できる。
また、電流センサ20は半導体スイッチング素子3a〜3d、6a〜6dを破壊する原因となる平滑コンデンサ5から出力される電流を直接検知しているので、正確に短絡電流を検知できると共に、検知する電流値も大きいので、高感度で短絡電流を検知することができる。また、電流センサ20として、安価に構成できるシャント抵抗を用いた構成とした場合は、下アームを構成する半導体スイッチング素子(3b、3d、6b、6d)のソース端子が同ノードになるので、半導体スイッチング素子3b、3d、6b、6dの駆動回路の電源を共通化することかできる。
これにより、駆動回路の電源数を削減することができ、電力変換装置の小型化・低価格化が実現できる。更に、平滑コンデンサ5と、双方向AC/DCコンバータ103と双方向DC/DCコンバータ104との負側接続点間にシャント抵抗を用いた電流センサ20を接続する構成では、シャント抵抗を用いた電流センサ回路の電源と下アームを構成する半導体スイッチング素子(3b、3d、6b、6d)の駆動回路の電源を共通化できるので、電源数を削減することができ、電力変換装置の小型化・低価格化が実現できる。
実施の形態1では、DC/DCコンバータ102として、トランス7を用いて一次側と二次側を絶縁し、整流素子(半導体素子)としてのダイオード8a〜8dをフルブリッジ構成した整流回路8を備えた絶縁型フルブリッジDC/DCコンバータの例を示したが、実施の形態2の双方向DC/DCコンバータ104は、トランス7を用いて一次側と二次側を絶縁し、整流素子(半導体素子)としての半導体スイッチング素子12a〜12dをフルブリッジ構成した整流回路12を備えたフルブリッジ型のDC/DCコンバータとしたもので、前述と同様の効果がある。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3に係る電力変換装置を図6に基づいて説明する。
図6はこの発明の実施の形態3による電力変換装置の回路構成を示した図である。実施の形態1および2では、DC/DCコンバータ102、104としてフルブリッジ型のDC/DCコンバータを示したが、実施の形態3の電力変換装置は、図6に示す通り、共振型のDC/DCコンバータ105としたものである。
DC/DCコンバータ105は、半導体スイッチング素子6aと6bで構成されるハーフブリッジの整流回路6を持ち、半導体スイッチング素子6aと6bの接続点とトランス7の一次巻線7aとの間には、共振用のコンデンサ13と共振用のリアクトル14が接続されている。トランス7の二次巻線7bには整流素子(半導体素子)としてのダイオード15a、15bが接続された整流回路15を備える。また、整流回路15の出力には出力コンデンサ10が接続され、負荷11へ直流電圧Voutが出力される。
実施の形態4.
次に、この発明の実施の形態4に係る電力変換装置を図7に基づいて説明する。
図7はこの発明の実施の形態4による電力変換装置の回路構成を示した図である。実施の形態1から3では、AC/DCコンバータ101、103及びDC/DCコンバータ102、104、105から構成され、入力電源1の交流電力から負荷11の直流電力に変換する交流−直流電力変換装置の例を示したが、実施の形態4の電力変換装置は、図7に示す通り、直流の入力電源16を直流電力に変換する双方向DC/DCコンバータ106と、直流を直流電力に変換する共振型双方向DC/DCコンバータ107の組合わせ構成としたものである。
このように入力電源16の直流電力から負荷11の直流電力に変換する双方向直流−直流電力変換装置としても、前述と同様の効果がある。
なお、図7において、実施の形態1、3の図1及び図6と同じまたは相当する部分には同じ符号を付して説明を省略する。
実施の形態5.
次に、この発明の実施の形態5に係る電力変換装置を図8に基づいて説明する。
図8はこの発明の実施の形態5による電力変換装置の回路構成を示した図である。実施の形態5の電力変換装置は、図8に示す通り、双方向DC/DCコンバータ106及び双方向DC/ACコンバータ108にて構成され、入力電源16の直流電力から負荷である交流電動機17の交流電力に変換する双方向直流−交流電力変換装置としても、前述と同様の効果がある。
また、この発明の実施の形態では、AC/DCコンバータ及びDC/DCコンバータそれぞれ一つずつから構成され、それらの接続点に電力を平滑する平滑コンデンサ5を備え、入力電源1を負荷11の電力に変換する電力変換装置の例を示したが、入力電源と電力を平滑する平滑コンデンサ5の間に接続される電力変換器と、平滑コンデンサ5と負荷との間に接続される電力変換器は、一方もしくは両方が複数の電力変換器を並列接続して構成され、共通の平滑コンデンサ5に接続される電力変換装置としても、前述と同様の効果がある。
以上、この発明の実施の形態を記述したが、この発明は実施の形態に限定されるものではなく、種々の設計変更を行うことが可能であり、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1:交流電源、2:PFCリアクトル、
3a〜3d、6a〜6f、12a〜12d、16a,16b:半導体スイッチング素子、4a、4b、8a〜8d、15a、15b:整流ダイオード、
5:平滑コンデンサ、7:トランス、9:平滑リアクトル、10:出力コンデンサ、
11:負荷、12:整流回路、13:共振コンデンサ、14:共振リアクトル、
16:直流電源、17:交流負荷、20:電流センサ(電流検出手段)、30:制御回路、
31:制御信号、32:電流センサ信号、 33:短絡電流遮断回路、
101:AC/DCコンバータ(電力変換器)、102:DC/DCコンバータ、
103:双方向AC/DCコンバータ、104:双方向DC/DCコンバータ、
105:共振型DC/DCコンバータ、106:双方向DC/DCコンバータ、
107:共振型双方向DC/DCコンバータ、108:双方向DC/ACコンバータ

Claims (9)

  1. 複数の半導体スイッチング素子を直列接続した第一の直列回路を少なくとも一つ持ち、前記第一の直列回路の一端を正側出力端子とし、前記第一の直列回路の他端を負側出力端子とし、入力電力を直流電力に変換する第一の電力変換器と、
    複数の半導体スイッチング素子を直列接続した第二の直列回路を少なくとも一つ持ち、前記第二の直列回路の一端を正側入力端子とし、前記第二の直列回路の他端を負側入力端子とし、前記正側入力端子が前記第一の電力変換器の前記正側出力端子に接続され、前記負側入力端子が前記第一の電力変換器の前記負側出力端子に接続され、前記直流電力を負荷に出力する第二の電力変換器と、
    前記第一の電力変換器の前記正側出力端子と前記第二の電力変換器の前記正側入力端子との接続点に正側端子が接続され、前記直流電力を平滑する平滑コンデンサと、
    前記平滑コンデンサの負側端子に第一の端子が接続され、前記第一の電力変換器の前記負側出力端子と前記第二の電力変換器の前記負側入力端子との接続点に第二の端子が接続され、前記平滑コンデンサに流れる電流を直接検出するシャント抵抗を用いた電流検出手段と、
    前記電流検出手段で検出した電流が所定の閾値を超えた場合に、前記第一の電力変換器もしくは前記第二の電力変換器の複数の半導体スイッチング素子をオフして短絡電流を遮断する短絡電流遮断回路を有する制御手段を備え、
    前記第一の電力変換器の負側出力端子に接続されている半導体スイッチング素子を駆動する第一の駆動回路と、前記第二の電力変換器の負側入力端子に接続されている半導体スイッチング素子を駆動する第二の駆動回路の電源は同一の電源とし、前記制御手段は、前記平滑コンデンサを放電する方向のみの電流に応じて、前記平滑コンデンサから前記第一の電力変換器もしくは前記第二の電力変換器に流れる電流を遮断することを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記制御手段は、前記第一の電力変換器の複数の半導体スイッチング素子および前記第二の電力変換器の複数の半導体スイッチング素子のオン期間を制御するようにした請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記第一の電力変換器は、交流−直流変換器であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記交流−直流変換器は、トーテムポール型の交流−直流変換器であることを特徴とする請求項に記載の電力変換装置。
  5. 前記第二の電力変換器は、直流−直流変換器であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力変換装置。
  6. 前記直流−直流変換器は、絶縁型の直流−直流変換器であることを特徴とする請求項に記載の電力変換装置。
  7. 前記第一の電力変換器と前記第二の電力変換器は、それらを収納する筐体と絶縁されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力変換装置。
  8. 前記第一の電力変換器と前記第二の電力変換器は、双方向型の電力変換器であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力変換装置。
  9. 前記半導体スイッチング素子は、ワイドバンドギャップ半導体によって形成されたトランジスタを用いて構成されることを特徴とする請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の電力変換装置。
JP2016085778A 2016-04-22 2016-04-22 電力変換装置 Active JP6239024B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016085778A JP6239024B2 (ja) 2016-04-22 2016-04-22 電力変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016085778A JP6239024B2 (ja) 2016-04-22 2016-04-22 電力変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017195736A JP2017195736A (ja) 2017-10-26
JP6239024B2 true JP6239024B2 (ja) 2017-11-29

Family

ID=60155606

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016085778A Active JP6239024B2 (ja) 2016-04-22 2016-04-22 電力変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6239024B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7205072B2 (ja) * 2018-04-04 2023-01-17 株式会社豊田中央研究所 電力変換装置
CN109451628A (zh) * 2018-12-24 2019-03-08 无锡优电科技有限公司 基于GaN器件的单级隔离型LED驱动电源
JP7379131B2 (ja) 2019-12-16 2023-11-14 東芝テック株式会社 電力変換装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0686556A (ja) * 1992-08-31 1994-03-25 Toshiba Corp 電動機制御装置
JP3199910B2 (ja) * 1993-06-24 2001-08-20 株式会社東芝 電圧駆動形自己消弧素子の過電流保護回路
JP4475716B2 (ja) * 1999-09-20 2010-06-09 東芝エレベータ株式会社 電力変換器制御装置
JP4530499B2 (ja) * 2000-08-03 2010-08-25 東芝エレベータ株式会社 電力変換装置
JP4601044B2 (ja) * 2004-08-30 2010-12-22 日立アプライアンス株式会社 電力変換装置およびその電力変換装置を備えた空気調和機
JP4687086B2 (ja) * 2004-12-03 2011-05-25 トヨタ自動車株式会社 電力変換器の試験装置および試験方法
JP2012196113A (ja) * 2011-03-18 2012-10-11 Toyota Motor Corp 電源装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017195736A (ja) 2017-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111033925B (zh) 具有集成固态断路器的可调速驱动及其操作方法
US9065341B2 (en) DC-DC converter
JP4670582B2 (ja) 双方向絶縁型dc/acインバータ
US9281680B2 (en) Power switching circuit
US20160308458A1 (en) Power conversion device
US9712044B2 (en) Power converter
US10700593B2 (en) Step-down chopper circuit having bypass elements
JP2012231646A (ja) 電力変換装置、冷凍空調システムおよび制御方法
JP6239024B2 (ja) 電力変換装置
WO2015098937A1 (ja) 過電圧保護回路、及びそれを備えた電力変換装置
US11362654B2 (en) Auxiliary circuit
JP2020054079A (ja) 判定回路および電源装置
JP2008017650A (ja) 電力変換装置
JP2007330028A (ja) 電力変換装置及び電力変換装置の保護方法
JPWO2014102899A1 (ja) 半導体装置
JP5253491B2 (ja) 電力変換装置
JP5233492B2 (ja) 交直変換回路
JP7024784B2 (ja) 交直変換回路及び力率改善回路
JP6779388B2 (ja) 電力変換装置
JP2017184496A (ja) 電力変換装置及びその制御方法
JP6459130B2 (ja) 電力変換装置及びそれを用いたパワーコンディショナ
JP2014138427A (ja) Dc/dcコンバータ
JP7442749B1 (ja) 電力変換装置
KR20170009344A (ko) 전력 스위치용 단락방지 회로
KR20180106622A (ko) 액티브 클램프 제어장치

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170801

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170915

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171031

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6239024

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250