JP2006320176A - インバータの診断方法及び装置 - Google Patents

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博之 山田
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Abstract

【課題】 インバータのスイッチング素子のショート・オープン故障診断を、正常な素子に影響を与えることなく、確実に実行する。
【解決手段】 インバータの直流端子間に分圧抵抗14,15を設置し、その接続点を任意の交流端子と接続して診断点16を形成する。この診断点電位17を、平滑コンデンサ5の電圧から作った基準値と比較し、ショート故障及びオープン故障診断を実行する。
【選択図】 図1

Description

本発明はインバータの診断方法及び装置に係り、特に、車両駆動用交流電動機に給電するインバータに好適な診断方法及び装置に係る。
電動機を用いた車両の駆動システムは、電気自動車、ハイブリッド車、あるいはバッテリ式電動フォークリフト(バッテリフォークリフト)などの産業車両についても数多く適用されてきている。特に、近年は、小型高出力、メンテナンスフリーなどの利点から駆動システムには交流電動機が適用されることが多くなってきている。
交流電動機を可変速駆動するには、ブリッジ構成の半導体スイッチング素子を使用するインバータによる駆動が一般的である。このインバータは、3相インバータの場合、上アーム3個、下アーム3個の計6個の半導体スイッチング素子を用いるため、故障率の観点から、インバータの信頼性確保及び保守性向上のために、インバータ自体の異常診断が不可欠である。
このようなニーズに対応すべく、例えば、特許文献1では、インバータの駆動素子の下アーム側出力段に分圧抵抗を設け、素子駆動のゲート信号と分圧抵抗の電圧とを比較してインバータの素子のショート(短絡)故障を診断するという技術を開示している。
また、特許文献2では、インバータの直流端子間及び下アーム両端間に分圧抵抗を設け、これら間の差電圧を、スイッチング素子のゲート制御信号のタイミングと比較することでスイッチング素子のショート故障を診断する技術を開示している。
さらに、特許文献3では、インバータのスイッチング素子各々にゲート駆動回路と状態検出回路を設け、ゲート駆動回路により故障診断用の信号を出力し、状態検出回路により素子の駆動状態から、故障診断を行うという技術を開示している。
特開平10−257779号公報(全体) 特開平10−341578号公報(全体) 特開2003−111432号公報(全体)
上記従来技術において、特許文献1及び2では、診断できる異常は、スイッチング素子のショート故障のみであり、インバータ素子がオープンとなっている場合について考慮されていない。構成上も、スイッチング素子の1アーム毎に診断回路が必要であり、構成が煩雑である。また、スイッチング素子を駆動しないとショート故障を診断できない構成であり、いずれかのスイッチング素子がショート故障していた場合、診断中に、健全な素子に過電流ストレスを与えてしまう欠点がある。
一方、特許文献3においては、インバータを構成するスイッチング素子6個全てにゲート駆動と状態検出のためのインターフェースが必要であり、構成が煩雑である。
本発明の目的は、インバータを構成するスイッチング素子のショート及びオープン故障を、簡単な構成と、高い信頼性及び保守性をもって診断するインバータの診断方法又は装置を提供することである。
本発明の他の目的は、インバータを構成するスイッチング素子のショート及びオープン故障を、正常なスイッチング素子に過電流ストレスを与えることなく診断できるインバータの診断方法又は装置を提供することである。
本発明の主特徴とするところは、インバータの直流端子間に直列接続した2つの抵抗の直列接続点を、インバータのいずれかの相の上下アームの接続点と接続して診断点とし、インバータの各相アームを形成する全ての半導体スイッチング素子をオフした状態及び全ての半導体スイッチング素子を1つづつ選択的にオンした状態で、前記診断点の電位を予定の基準値と比較することである。
本発明の望ましい実施態様においては、インバータの各相アームを形成する全てのスイッチング素子がオフの状態で、診断点電圧を基準値と比較することにより、インバータのスイッチング素子のショート故障を診断することを特徴とする。
また、本発明の望ましい実施態様においては、前記スイッチング素子を個別に駆動しながら、前記診断点電圧を基準値と比較することにより、インバータのスイッチング素子のオープン故障を診断することを特徴とする。
さらに、本発明の望ましい実施態様においては、平滑コンデンサの電圧と前記診断点の電圧が所定値より低いとき、インバータの上下アームがショート故障であると診断することを特徴とする。
さらにまた、本発明の望ましい実施態様においては、前記基準値を、平滑コンデンサ電圧に基づいて設定することを特徴とする。
本発明の望ましい実施態様によれば、簡単な構成で、インバータの各相アームを形成するスイッチング素子のショート及びオープン故障を検出でき、信頼性及び保守性を向上させたインバータの診断方法又は装置を提供することができる。
また、本発明の望ましい実施態様によれば、インバータの各相アームを構成するスイッチング素子のショート故障を診断するに際し、正常なスイッチング素子に過電流ストレスを与えることのないインバータの診断方法又は装置を提供することができる。
本発明のその他の目的と特徴は、以下に述べる実施形態の説明で明らかにする。
以下、本発明の一実施形態によるインバータの診断装置を電気車制御装置に適用して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるインバータの診断装置の基本構成図である。
直流電源1の電力を、インバータ2によって、可変電圧・可変周波数の交流電力に変換し、交流電動機3に給電し、この交流電動機3を可変速駆動するものである。この交流電動機3は、例えば、前述した電気自動車等の駆動源となる。
インバータ2の主回路は、3相(U,V,W)上下アームUp,Un、Vp,Vn、及びWp,Wnを形成するスイッチング素子4と、その直流端子間に接続された平滑コンデンサ5を主な構成要素としている。このインバータ2は、制御手段6によってスイッチング素子4群を駆動することにより、所望の可変電圧・可変周波数の交流電力を出力する。
電気車の場合で説明すれば、運転手が、キースイッチ7を操作することによって、制御手段6に起動指令として直流電源1の電圧が印加される。すると、制御手段6は、充電手段8に充電指令9を発し、インバータ2内の平滑コンデンサ5の充電を開始する。予定の充電時間が経過した後に、制御手段6は、開閉器10の投入コイル11を励磁し、開閉器10を投入する。すなわち、充電手段8は、開閉器10の投入時の突入電流を抑制するために設けられた限流抵抗やトランジスタ等である。
以上により、数十〜数百[ms]の短時間内に電気車の起動準備が完了し、アクセルの踏込みに応じて制御手段6はインバータ2を制御する。この準備期間の一部、すなわち充電時間経過後、開閉器10を投入するまでの短時間において、以下に述べるように、本発明の一実施形態によるインバータの診断装置が働くことになる。
インバータ2の直流端子12,13間には、分圧抵抗14と15の直列体が接続されている。この直列接続点は、インバータの任意相の交流端子つまり上下アームの接続点と接続され、診断点16を形成する。図示の例においてはU相上下アームの接続点と接続しているが、これがV相でもW相であっても差し支えない。この診断点16の電位は、診断点電位17として制御手段6に導入される。一方、基準電圧源として、平滑コンデンサ5の電圧18も制御手段6に導入される。制御手段6は、前に述べた平滑コンデンサ5の充電が完了した時点で、前記診断点電位17を基準電圧と比較して、インバータ2を診断し、正常と診断したときだけ、開閉器10を投入する。
前記分圧抵抗14と15の値は、等しいことが基本であるが、任意の異なる値であっても差し支えない。また、2つの抵抗値の和は、インバータ2そのものの動作に影響を与えないように数十〜数百[kΩ]以上の値で構成することが望ましい。
以下、図2〜図5を参照して、本発明の一実施形態によるインバータの診断動作を説明する。図2は、インバータのショート故障診断動作を示す波形図である。
キースイッチ7が投入され、制御手段6に直流電源1の電圧が供給されると、制御手段6は立上り、所定時間t1iniの間に初期化処理を行う。初期化処理の後、充電手段8へ充電指令9を発して、平滑コンデンサ5の充電を開始する。充電時間tchgが経過しコンデンサ5が予定の充電電圧Vchgまで充電されると、制御手段6はこれを検知して充電指令9を停止して充電を終了し、診断開始となる。図2に示す時間tsckが、ショート故障の診断時間である。
今、分圧抵抗14と15を同一値とする。コンデンサ5が予定の充電電圧Vchgまで充電されたとき、診断点電位17は、例えば、インバータ2の内部にショート故障がなければ、図2(d1)に示すように、診断点電位17≒1/2コンデンサ電圧18(=1/2充電電圧Vchg)の値を示す。もし、インバータ2の内のスイッチング素子4の上アーム側のいずれかがショートしている場合、図2(d2)のように、診断点電位17は直流正極12と同じレベル、すなわち診断点電位17≒コンデンサ電圧18(=充電電圧Vchg)となる。他方、下アーム側がショートしている場合には、図2(d3)に示すように、診断点電位17は負極13の電位、すなわち診断点電位17≒0[V](接地GNDレベル)になる。この動作を用いて、コンデンサ5を所定の充電電圧Vchgまで充電した後、診断点電位17を、基準値としてのコンデンサ電圧18と比較することにより、スイッチング素子4を駆動することなくショート故障を診断できる。しかも、上アームか下アームどちらにショート故障が発生しているか区別して診断できる。このとき、正常時の電圧関係は、先に示したように、診断点電位17≒1/2コンデンサ電圧18(=1/2充電電圧Vchg)の関係である。したがって、診断点電位17>3/4コンデンサ電圧18(=3/4充電電圧Vchg)が成立したとき上アームショートである。また、診断点電位17<1/4コンデンサ電圧18(=1/4充電電圧Vchg)が成立したとき下アームショートであり、上記のように、診断しきい値を設定すれば良い。なお、分圧抵抗14と15の抵抗値が異なる定数設定である場合には、その分圧設定によって診断点電位17の正常時のレベルが変化するので、その分圧設定に合わせて診断しきい値を設定すれば良い。また、この診断は、コンデンサ5の充電終了後、所定時間tsckの間に複数回診断するようにすれば、より確度の高い診断を実現することができる。
図3は、本発明の一実施形態によるインバータのオープン故障診断動作を示す波形図である。
先に示したショート故障診断を所定時間tsckの間行い、ショート故障が無かったとき、オープン故障診断を行う。オープン故障診断は、制御手段6よりスイッチング素子4(図示のUp、Vp、Wp、Un、Vn、Wn)をそれぞれ個別にオン駆動しながら実行する。制御手段6よりスイッチング素子4を順次駆動する信号のドライブ信号Upg、Vpg、Wpg、Ung、Vng、Wngを順次所定時間tockずつオン駆動し、オン駆動している最中に診断点電位17とコンデンサ電圧18の比較を行う。上アームの素子であるUp、Vp、Wpを駆動した場合、各々のスイッチング素子4が正常であれば、オン駆動したときの診断点電位17は正極12の電位、すなわち診断点電位17≒コンデンサ電圧18(=充電電圧Vchg)の値を示す。同様に、下アームの素子であるUn、Vn、Wnを駆動した場合には、診断点電位17は負極13の電位、すなわち診断点電位17≒0V(接地GNDレベル)の値を示す。つまり、上アームのスイッチング素子4を順次オン駆動したとき、診断点電位17≒コンデンサ電圧18(=充電電圧Vchg)、下アームのスイッチング素子4を順次オン駆動したとき、診断点電位17≒0V(GNDレベル)という関係を制御手段6で逐次判定する。これによって、前記の関係が成立しないとき、当該オン駆動中のスイッチング素子にオープン故障が生じていると診断できる。この診断を行う場合には、所定のオン時間tockの間で複数回診断すると共に、各素子のオン駆動の間に待ち時間tdlyを設けておくことによって、各々のスイッチング素子4の駆動遅れ等の影響を受けずに確度の高い診断を行うことができる。
なお、オープン故障診断はスイッチング素子4を個別にオン駆動するため、例えば、素子Upをオン駆動したとき、対アームの素子Unがショート故障していた場合には、アーム短絡を生じてしまう。このようなことが無いように、コンデンサ5の充電終了後、まず、最初に、時間tsckの間にショート故障診断を実行し、上アームと下アーム両方にショート故障が検出されなかった場合にのみ、オープン故障診断を実行するように構成している。
図4は、本発明の一実施形態によるインバータのオープン故障診断におけるオープン故障発生時の動作波形図である。
先に説明したように、オープン故障診断は、制御手段6よりスイッチング素子4(図示のUp、Vp、Wp、Un、Vn、Wn)をそれぞれ個別にオン駆動しながら実行する。制御手段6から、ドライブ信号Upg、Vpg、Wpg、Ung、Vng、Wngによりスイッチング素子4を順次所定時間tockずつオン駆動し、オン駆動している最中に診断点電位17とコンデンサ電圧18の比較を行う。まず、上アームの素子Vpにオープン故障が生じていた場合、ドライブ信号Vpgを発生して素子Vpをオン駆動しても、素子Vpはオープン故障により導通しない。したがって、診断点電位17≒コンデンサ電圧18(=充電電圧Vchg)とはならず、診断点電位17≒1/2コンデンサ電圧18(=1/2充電電圧Vchg)のままとなる。所定時間tockのオン駆動時間の間に、この診断点電位17とコンデンサ電圧18の比較を行うことで、素子Vpがオープン故障していると判断できる。同様に、下アームの素子Wnにオープン故障が生じていた場合、ドライブ信号Wngを発生して素子Wnをオン駆動しても、素子Wnはオープン故障により導通しない。したがって、診断点電位17≒0V(GNDレベル)とはならず、診断点電位17≒1/2コンデンサ電圧18(=1/2充電電圧Vchg)のままとなる。所定時間tockのオン駆動時間の間に、この診断点電位17とコンデンサ電圧18の比較を行うことで、素子Wpがオープン故障していると判断できる。
このように、インバータ2のアームを形成するスイッチング素子4のオープン故障を1個(上下アーム)単位で個別に診断することができ、インバータひいては電気車制御装置の保守性を向上させることが可能となる。また、スイッチング素子4を個別にオン駆動するので、インバータ2自体は大電力を通電せずに診断を行え、もし、オープン故障している素子があったとしても、健全な素子にストレスを与えることなく診断でき、インバータ及び電気車制御装置の信頼性を向上できる。
図5は、本発明の一実施形態によるインバータの上下アームショート故障診断の動作波形図である。
インバータ2内のスイッチング素子4が上下アーム共ショートしている場合には、充電手段8によってコンデンサ5を充電することができない。このため、コンデンサ電圧18が上昇せず、診断点電位17も上昇しない。つまり、コンデンサ電圧18≒0V(接地GNDレベル)、診断点電位17≒0V(GNDレベル)となる。本実施形態においては、コンデンサ5の充電時間tchgの後、コンデンサ電圧18の値が充電電圧Vchgに達しない場合でも、充電を打ち切る。そして、ショート故障診断時間tsckの間にキースイッチ7を通しての電源電圧と、診断点電位17及びコンデンサ電圧18との比較を行う。もし、上下アームショートが生じていない場合には、キースイッチ7電圧、コンデンサ電圧18、及び診断点電位17との間には、(1)、(2)式の関係が成立する。
キースイッチ7電圧×充電率kchg(%)=コンデンサ電圧18・・・・・(1)
1/2コンデンサ電圧18=診断点電位17・・・・・・・・・・・・・・・(2)
但し、分圧抵抗14と15の抵抗値は同じものとする。
ここで、充電率kchgとは、キースイッチ7電圧に対しコンデンサ電圧18をどこまで充電するかの割合であり、一般的には60〜100%の間で任意に選択できる。(1)、(2)式に基づけば、キースイッチ7電圧と診断点電位17には、次の(3)式の関係を見い出すことができる。
キースイッチ7電圧×充電率kchg(%)=診断点電位17×2・・・・・(3)
この関係を利用して、所定の充電時間tchg経過後のショート診断時間tsckの間に、(4)及び(5)式が成立すれば、上下アームショートであると判定できる。
キースイッチ7電圧×充電率kchg(%)×klv>診断点電位17×2…(4)
キースイッチ7電圧×充電率kchg(%)×klv>コンデンサ電圧18…(5)
但し、klvは上下アーム診断しきい値割合(%)である。
すなわち、高くなるはずのコンデンサ電圧18と診断点電位17が、いずれも低い値を維持する場合は、上下アームショートが生じているためコンデンサ5が充電されず、診断点電位も上昇しないものと判断できる。
このように、上又は下アームのみならず、上下アームのショートについても、特段のインバータ2の駆動なく検出可能である。また、上下アームがショートしている相以外の正常な相には何らのストレスを与えることなく良好な診断を実現でき、インバータひいては電気車制御装置の信頼性及び保守性を向上させることができる。
図6は、本発明の一実施形態によるインバータの診断処理フロー図である。
診断手続きは、ステップ601で開始し、処理602でコンデンサ5の充電を開始する。充電指令9を発生し、充電手段8を駆動してコンデンサ5の充電を行う。次に、ステップ603において、コンデンサ電圧18が所定の充電電圧Vchgに達したかもしくは所定充電時間tchgを超過したかどうかの判定を行う。いずれも成立していない場合はステップ612に抜ける。
コンデンサ電圧18が所定の充電電圧Vchgに達したか、もしくは所定充電時間tchgを経過した場合、ステップ604に進み、充電指令9を停止する。次に、ステップ605で、上アームショート故障診断を行う。上アームショート故障診断で、診断点電位17>コンデンサ電圧18×kspuの判定を行い、上アームショート故障診断を行う。ここで、係数kspuは、先に説明したように分圧抵抗14と15が同一値の定数設定である場合、正常時の電圧の関係は先に示したように診断点電位17≒1/2コンデンサ電圧18(=1/2充電電圧Vchg)の関係である。したがって、例えば、3/4の75%程度の値に設定すれば良い。また、診断点電位17≒1/2コンデンサ電圧18(=1/2充電電圧Vchg)の関係に対し、診断しきい値が余裕を持った設定になるようにkspuの値を選べば良い。
次に、ステップ606に進み、下アームショート故障診断を行う。下アームショート故障診断では、診断点電位17<コンデンサ電圧18×ksplの判定を行い、下アームショート故障診断を行う。ここで、正常時の電圧の関係は、先に示したように診断点電位17≒1/2コンデンサ電圧18(=1/2充電電圧Vchg)であるので、例えば、1/4の25%程度の値に設定すれば良い。
次に、ステップ607に進み、上下アームショートの診断を行う。このときにはキースイッチ7電圧×充電率kchg(%)×上下アーム診断しきい値klv(%)>診断点電位17×2の判定を行い、上下アームショートの診断を実行することができる。次に、ステップ608に進み、上アーム、下アーム、上下アームそれぞれのショート故障診断が検出されたかどうかの判定を行う。いずれか1つでもショート事象が検出された場合、次段のオープン故障診断ステップ609,610をパスさせ、診断を終了する。全てのショート故障診断がいずれも検出されなかった場合には、ステップ609に進み、上アームオープン故障診断を実行する。ステップ609における上アームオープン故障診断は、素子Up、Vp、Wpを順次オン駆動しながら診断点電位17>コンデンサ電圧18×kspuの判定を行い、判定が成立した素子についてオープン故障であると診断する。診断しきい値の係数kspuはショート故障診断のときと共通で差し支えなく、また別の値を設定しても良い。次に、ステップ610に進んで、下アームオープン故障診断を実行する。ステップ610における下アームオープン故障診断は、素子Un、Vn、Wnを順次オン駆動しオン駆動最中に診断点電位17<コンデンサ電圧18×ksplの判定を行い、判定が成立した素子についてオープン故障であると診断する。診断しきい値の係数ksplは、ショート故障診断のときと共通で差し支えなく、また別の値を設定しても良い。その後、ステップ611に進み、ショート故障診断及びオープン故障診断の結果に基づき電気車制御装置のシステム起動可否を判定して電気車制御装置の起動停止を司る処理を行い、ステップ612で処理を終了する。
このような手続きとすることで、コンデンサ5の充電からショート故障診断、オープン故障診断全ての診断を、インバータ2のスイッチング素子4に過電流ストレスを与えることなく実行することができる。また、ショート故障診断の場合は、上アーム、下アーム、又は上下アームの故障区別まで診断でき、オープン故障の場合は、個別のスイッチング素子のうちどの素子がオープン故障しているか診断できる。したがって、インバータやインバータを適用した電気車制御装置等の信頼性と保守性の向上を図ることができる。
本発明は、交流電動機を半導体スイッチング素子により構成するインバータで駆動する装置等、インバータの診断全般に適用可能である。
本発明の一実施形態によるインバータの診断装置の基本構成図。 本発明の一実施形態によるインバータのショート故障診断時の動作波形図。 本発明の一実施形態によるインバータオープン故障診断の正常動作波形図。 本発明の一実施形態によるインバータオープン故障診断の異常動作波形図。 本発明の一実施形態によるインバータ上下アームショート故障診断動作図。 本発明の一実施形態によるインバータの診断方法の診断処理フロー図。
符号の説明
1…直流電源、2…インバータ、3…交流電動機、4…半導体スイッチング素子、5…平滑コンデンサ、6…制御手段、7…キースイッチ、8…充電手段、9…充電指令、10…開閉器、11…開閉器操作コイル、12…直流正端子、13…直流負端子、14,15…分圧抵抗、16…診断点、17…診断点電位、18…平滑コンデンサ電圧。

Claims (11)

  1. 直流電源と、2つの半導体スイッチング素子を直列接続して各相の上下アームを形成し、前記直流電源の電力を可変電圧・可変周波数の交流に変換するインバータと、このインバータの直流端子間に接続された平滑コンデンサと、前記インバータの出力交流を供給される交流電動機と、前記インバータを制御する制御手段とを備えたインバータの診断方法において、前記インバータの直流端子間に直列接続した2つの抵抗の直列接続点を、前記インバータのいずれかの相の上下アームの接続点と接続して診断点とするステップと、前記平滑コンデンサを充電するステップと、全ての前記半導体スイッチング素子をオフした状態及び全ての前記半導体スイッチング素子を1つづつ選択的にオンした状態で、前記診断点の電位を予定の基準値と比較するステップとを備えたことを特徴とするインバータの診断方法。
  2. 請求項1において、前記充電ステップにより前記平滑コンデンサを所定の充電電圧まで充電した後、全ての前記スイッチング素子がオフの状態で、前記診断点の電位を基準値と比較するステップにより、前記インバータの前記スイッチング素子のショート故障を診断することを特徴とするインバータの診断方法。
  3. 請求項1又は2において、前記充電ステップにより前記平滑コンデンサを所定の充電電圧まで充電した後、前記スイッチング素子を個別に駆動しながら、前記診断点の電位を基準値と比較するステップにより、前記インバータの前記スイッチング素子のオープン故障を診断することを特徴とするインバータの診断方法。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、前記基準値を、前記平滑コンデンサの電圧に基づいて設定することを特徴とするインバータの診断方法。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、前記充電ステップにより前記平滑コンデンサを所定の充電電圧まで充電した後、ショート及び/又はオープン故障を診断するステップと、この診断の後に、前記直流電源と前記平滑コンデンサとの間に接続された開閉器を投入するステップを備えたことを特徴とするインバータの診断方法。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて、前記スイッチング素子のショート故障を診断するステップにおいてショート故障が診断されなかったとき、前記スイッチング素子のオープン故障を診断することを特徴とするインバータの診断方法。
  7. 請求項1〜6のいずれかにおいて、前記充電ステップによる前記平滑コンデンサの充電が所定時間経過した後、前記平滑コンデンサの電圧と前記診断点の電圧が所定値より低いとき、前記インバータの上下アームがショート故障であると診断するステップを備えたことを特徴とするインバータの診断方法。
  8. 直流電源と、2つの半導体スイッチング素子を直列接続して各相の上下アームを形成し、前記直流電源の電力を可変電圧・可変周波数の交流に変換するインバータと、このインバータの直流端子間に接続された平滑コンデンサと、前記インバータの出力交流を供給され車両駆動力を発生する交流電動機と、前記インバータを制御する制御手段とを備えた電気車制御装置の診断装置において、前記インバータの直流端子間に接続した2つの抵抗の直列接続体と、この直列接続点を前記インバータのいずれかの相の上下アームの接続点と接続して形成された診断点と、この診断点の電位を予定の基準値と比較する比較手段とを備えたことを特徴とするインバータの診断装置。
  9. 請求項8において、前記診断点の電位が所定値以上にあるとき、前記インバータの上アームのショート故障と判断し、前記診断点の電位が接地電位に近いとき、前記インバータの下アームのショート故障と判断し、前記診断点の電位が予定の中間電位にあるとき正常と判断するショート故障診断部を備えたことを特徴とするインバータの診断装置。
  10. 請求項8又は9において、上アームの任意相のスイッチング素子をオンしたタイミングで前記診断点の電位が所定値以上にあり、下アームの任意相のスイッチング素子をオンしたタイミングで前記診断点の電位が接地電位に近いとき正常と判断し、上アームの任意相のスイッチング素子をオンしたタイミング及び下アームの任意相のスイッチング素子をオンしたタイミングで、前記診断点の電位が予定の中間電位にあるときオープン故障と判断するオープン故障診断部を備えたことを特徴とするインバータの診断装置。
  11. 請求項8〜10のいずれかにおいて、前記直流電源と前記平滑コンデンサとの間に接続された開閉器と、この開閉器を跨ぐように接続された充電装置と、この充電装置を通して前記平滑コンデンサの充電が所定時間経過した後、前記平滑コンデンサの電圧と、前記診断点の電位が共に接地電位に近いとき、前記インバータの上下アームのショート故障と判断する上下アームショート故障診断部を備えたことを特徴とするインバータの診断装置。
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