JP6697603B1 - カバーフィルム - Google Patents

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Abstract

【課題】高硬度でありながら、耐屈曲性も高い、カバーフィルムを提供する。【解決手段】本発明に係るカバーフィルムは、透明の基材フィルムと、前記透明基材フィルムの少なくとも一方の面に積層された緩衝層と、前記緩衝層上に積層され、電離放射線硬化型樹脂で形成されたハードコート層と、を備え、前記ハードコート層の膜厚は、50〜250μmであり、前記緩衝層の膜厚は、5〜75μmである、カバーフィルム。【選択図】図1

Description

本発明は、カバーフィルムに関する。
近年、スマートフォンなどのタッチパネルディスプレイの表面を保護する種々のカバーフィルムが提案されている。例えば、特許文献1には、フィルム基材と、その表面に形成された緩衝層とハードコート層とを有するカバーフィルムが提案されている。
特開開平11−300873号公報
一般的に、ハードコート層は、外力によって傷や圧痕がつかないように高硬度であることが要求されている。これに加え、近年は、湾曲または屈曲したディスプレイが提案されているため、このような湾曲や屈曲に追従し、ハードコート層に割れが生じないカバーフィルムが要望されている。本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、高硬度でありながら、耐屈曲性も高い、カバーフィルムを提供することを目的とする。
項1.透明の基材フィルムと、
前記透明基材フィルムの少なくとも一方の面に積層された緩衝層と、
前記緩衝層上に積層され、電離放射線硬化型樹脂で形成されたハードコート層と、
を備え、
前記ハードコート層の膜厚は、50〜250μmであり、
前記緩衝層の膜厚は、5〜75μmである、カバーフィルム。
項2.前記ハードコート層の膜厚が、前記緩衝層の膜厚よりも大きい、項1に記載のカバーフィルム。
項3.前記ハードコート層の膜厚に対する前記緩衝層の膜厚が、3〜70%である、項2に記載のカバーフィルム。
項4.前記緩衝層は、
1Hz、25℃におけるせん断貯蔵弾性率が1.0×105Pa以下である、
項1から3のいずれかに記載のカバーフィルム。
本発明に係るカバーフィルムによれば、高硬度でありながら、耐屈曲性も高くすることができる。
本発明の一実施形態に係るカバーフィルムの断面図である。 屈曲試験の方法を示す図である。
以下、本発明に係るカバーフィルムの一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の一実施形態に係るカバーフィルムの断面図である。図1に示すように、このカバーフィルムは、例えば、タッチパネルディスプレイなどの画像表示装置に取り付けられるものであり、透明の基材フィルム1と、この基材フィルム1の一方の面に積層される緩衝層2と、この緩衝層2上に積層されるハードコート層3と、を備えている。以下、各部材について、詳細に説明する。
<1.基材フィルム>
本実施形態に係る基材フィルム1は、透明の種々の材料で形成することができ、例えば、セルロースアシレート、シクロオレフィンポリマー、ポリカーボネート、アクリレート系ポリマー、ポリエステル、ポリイミドなどで形成することができる。特に、ポリイミドは、屈曲に対して強く、また、屈曲しても癖が付きにくいため、好ましい。また、この基材フィルム1には、必要に応じて種々の添加剤を添加することができる。例えば、可塑剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤等の各種添加剤が添加されていてもよい。
基材フィルム1の厚みは、例えば、250μm以下であることが好ましく、200μm以下であることがより好ましく、100μm以下であることがさらに好ましい。基材フィルム1の厚さが250μmより大きいと、カバーフィルムの屈曲性が低下する。
<2.緩衝層>
緩衝層2は、カバーフィルムの屈曲時に、ハードコート層3に作用する応力を吸収し、ハードコート層3にクラックが生じるのを抑制する役割を果たす。また、緩衝層2は、基材フィルム1とハードコート層3とを固定するための粘着剤としても機能する。この緩衝層2は、例えばアクリル系材料、ウレタン系材料、ゴム系材料で形成することができるが、一例として、主成分としてのアクリル酸エステル共重合体と、イソシアネート系架橋剤と、を含有する粘着性組成物を架橋したものとすることができる。以下、詳細に説明する。
<2−1.(メタ)アクリル酸エステル共重合体>
(メタ)アクリル酸エステル重合体は、アルキル基の炭素数が2〜20の(メタ)アクリル酸アルキルエステルと、分子内に反応性官能基を有するモノマー(反応性官能基含有モノマー)とを、モノマー単位として含有することが好ましい。
アルキル基の炭素数が2〜20の(メタ)アクリル酸アルキルエステルとしては、ホモポリマーとしてのガラス転移温度(Tg)が−40℃以下であるものが好ましい。このような(メタ)アクリル酸アルキルエステルを構成モノマー単位として含有することにより、せん断貯蔵弾性率の低い緩衝層を形成することができ、屈曲耐久性に優れたカバーフィルムを提供できる。
(メタ)アクリル酸エステル重合体は、モノマー単位として反応性官能基含有モノマーを含有することで、当該反応性官能基含有モノマー由来の反応性官能基を介して、後述する架橋剤と反応し、これにより架橋構造(三次元網目構造)が形成され、所望の凝集力を有する緩衝層2が得られる。
(メタ)アクリル酸エステル重合体が、モノマー単位として含有する反応性官能基含有モノマーとしては、分子内に水酸基を有するモノマー(水酸基含有モノマー)、分子内にアミノ基を有するモノマー(アミノ基含有モノマー)などが好ましい。これらの中でも、水酸基含有モノマーが特に好ましい。水酸基含有モノマーは、ガラス転移温度(Tg)が0℃以下であるものが多く、本実施形態に係る緩衝層2の主剤のガラス転移温度(Tg)を前述した範囲に設定し易い。
(メタ)アクリル酸エステル重合体の重量平均分子量の下限値は、20万以上であることが好ましく、30万以上であることが好ましく、40万以上であることが特に好ましい。(メタ)アクリル酸エステル重合体の重量平均分子量の下限値が上記以上であると、緩衝層2の浸み出し等の不具合が抑制される。なお、本明細書における重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)法により測定した標準ポリスチレン換算の値である。
また、(メタ)アクリル酸エステル重合体の重量平均分子量の上限値は、100万以下であることが好ましく、90万以下であることがさらに好ましく、80万以下であることが特に好ましい。(メタ)アクリル酸エステル重合体の重量平均分子量の上限値が上記以下であると、得られる緩衝層2の層間密着力が好適な範囲に入り易くなる。
<2−2.イソシアネート系架橋剤>
本実施形態に係る粘着性組成物を加熱すると、イソシアネート系架橋剤は(メタ)アクリル酸エステル重合体を架橋し、三次元網目構造を形成する。これにより、得られる緩衝層2の凝集力が向上する。イソシアネート系架橋剤としては、特には限定されない。
<2−3.添加剤>
緩衝層2には、必要に応じて、アクリル系粘着剤に通常使用されている各種添加剤、例えば、シランカップリング剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、粘着付与剤、酸化防止剤、光安定剤、軟化剤、充填剤、屈折率調整剤などを添加することができ、例えば、緩衝層2のせん断貯蔵弾性率を好適な範囲に調整するためにロジンエステル系粘着付与剤を添加することが好ましい。なお、後述の重合溶媒や希釈溶媒は、粘着性組成物を構成する添加剤に含まれないものとする。
<2−4.緩衝層の物性>
<2−4−1.緩衝層の厚み>
緩衝層2の厚みは、5〜75μmであることが好ましく、10〜50μmであることがさらに好ましい。これは、厚みを5μm未満とすると、緩衝効果が低下し、ハードコート層3の屈曲による応力を吸収しづらくなるおそれがある。一方、厚みが75μmを超えると、カバーフィルムを押圧したときに、カバーフィルムが沈み込むため、鉛筆硬度が大きく低下するおそれがある。
特に、緩衝層2の厚みは、ハードコート層3の厚み3〜70%であることが好ましく、5〜50%であることがより好ましく、10〜30%であることがさらに好ましい。これは、緩衝層3の厚みが70%を超えると、上記のように、鉛筆硬度が大きく低下するおそれがあり、3%未満であると、緩衝層2による緩衝効果が低下し、ハードコート層3の屈曲による応力を吸収しづらくなるおそれがある。そして、緩衝効果が低下すると、カバーフィルムの屈曲時にハードコート層3にクラックが生じるおそれがある。
<2−4−2.せん断貯蔵弾性率>
本実施形態に係る緩衝層2は、1Hz、25℃におけるせん断貯蔵弾性率が1.0×105Pa以下であることが好ましい。緩衝層2の1Hz、25℃におけるせん断貯蔵弾性率は、より低いことが好ましく、8.0×104Pa以下であることがより好ましく、5.0×104Pa以下であることがさらに好ましく、3.0×104Pa以下であることが特に好ましい。また、低温においても柔らかさを保つため、緩衝層2の1Hz、−20℃における貯蔵弾性率は、1.0×105Pa以下であることが好ましく、7.0×104Pa以下であることがさらに好ましく、5.5×104Pa以下であることが特に好ましい。
なお、1Hz、25℃におけるせん断貯蔵弾性率は、JIS K7244−6に準拠した方法により測定することができる。
<3.ハードコート層>
次に、ハードコート層3について説明する。ハードコート層3は、電離放射線硬化型樹脂、光重合開始剤などを含有するハードコート層用樹脂組成物を硬化させたものである。また、この組成物には、必要に応じて、後述する添加剤やシリカ等の微粒子を配合することもできる。
<3−1.電離放射線硬化型樹脂>
電離放射線硬化型樹脂とは、電離放射線(紫外線または電子線)により高分子化または架橋反応するラジカル重合性を有する化合物を含み、例えば、構造単位中にエチレン性の不飽和結合を少なくとも1個以上含む化合物、またはこれらの混合物とすることができる。
不飽和結合を1個含む単官能の化合物としては、例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレートなどを挙げることができる。
また、不飽和結合を2個含む二官能の化合物としては、例えば、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、エトキシ化ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、プロポキシ化ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、エトキシ化ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレートなどのジ(メタ)アクリレート等を挙げることができる。
また、不飽和結合を3個以上含む多官能化合物としては、例えば、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、エトキシ化トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、プロポキシ化トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリス2−ヒドロキシエチルイソシアヌレートトリ(メタ)アクリレート、グリセリントリ(メタ)アクリレート等のトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート等の3官能の(メタ)アクリレート化合物や、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンヘキサ(メタ)アクリレート等の3官能以上の多官能(メタ)アクリレート化合物や、これら(メタ)アクリレートの一部をアルキル基やε−カプロラクトンで置換した多官能(メタ)アクリレート化合物等の(メタ)アクリレート化合物を挙げることができる。
その他、上記(メタ)アクリレート化合物に、ウレタン系樹脂を混合することもできる。ウレタン系樹脂としては、例えば、ウレタン(メタ)アクリレート系樹脂を用いることができる。具体的には、ウレタン(メタ)アクリレート化合物としては、ペンタエリスリトールトリアクリレートヘキサメチレンジイソシアネートウレタンプレポリマー、ジペンタエリスリトールペンタアクリレートヘキサメチレンジイソシアネートウレタンプレポリマー、ペンタエリスリトールトリアクリレートトルエンジイソシアネートウレタンプレポリマー、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート、トルエンジイソシアネートウレタンプレポリマー、ペンタエリスリトールトリアクリレートイソホロンジイソシアネートウレタンプレポリマー、ジペンタエリスリトールペンタアクリレートイソホロンジイソシアネートウレタンプレポリマーなどを用いることができる。
<3−2.光重合開始剤>
重合開始剤としては、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン等のベンジルメチルケタール類、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン等のα−ヒドロキシケトン類、2−メチル−1[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)ブタノン−1等のα−アミノケトン類、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペンチルフォスフィンオキサイド等のビスアシルフォスフィンオキサイド類、2,2‘−ビス(o−クロロフェニル)−4,4‘,5,5‘−テトラフェニル−1,1‘−ビイミダゾール、ビス(2,4,5−トリフェニル)イミダゾール等のビスイミダゾール類、N−フェニルグリシン等のN−アリールグリシン類、4,4‘−ジアジドカルコン等の有機アジド類、3,3‘,4,4‘−テトラ(tert−ブチルペルオキシカルボキシル)ベンゾフェノン等の有機過酸化物類をはじめ、J.Photochem.Sci.Technol.,2,283(1987).に記載される化合物を挙げることができる。
<3−3.添加剤>
組成物には、必要に応じて添加剤を配合することができる。例えば、レベリング、表面スリップ性、高水接触角性等を付与するシリコーン系、フッ素系の添加剤(例えば、レベリング剤)を挙げることができる。
<3−4.ハードコート層の物性>
ハードコート層3の厚みは、50〜250μmであることが好ましく、75〜200μmであることがさらに好ましく、100〜150μmであることが特に好ましい。これは、50μm未満であると、カバーフィルムの表面硬度が不十分になるからである。一方、250μmより大きいとカバーフィルムの硬化収縮が大きくなり、屈曲性が低下する点で好ましくない。
<3−5.引張貯蔵弾性率>
本実施形態に係るハードコート層3は、1Hz、25℃における引張貯蔵弾性率が1.0×109〜1.0×1010Paであることが好ましい。
なお、1Hz、25℃におけるせん断貯蔵弾性率は、JIS K7244−4に準拠した方法により測定することができる。
<4.カバーフィルムの製造方法>
本実施形態に係るカバーフィルムの製造方法は、特には限定されないが、例えば、次のように行うことができる。
まず、基材フィルム1の一方の面に、上述したように調製した緩衝層用組成物を塗布する。塗布方法としては、例えば、ロールコーター、リバースロールコーター、グラビアコーター、ナイフコーター、バーコーター等の公知の方法を採用することができる。次に、緩衝層組成物を50〜150℃で加熱する。加熱時間は10秒〜10分である。こうして、緩衝層2が形成される。
続いて、ハードコート層用組成物を緩衝層2上に塗布する。塗布方法は、緩衝層2と同じである。次に、ハードコート層用組成物を乾燥させる。乾燥の方法は、特には限定されないが例えば、この組成物が塗布された基材フィルム1を、乾燥器内を通過させる方法が挙げられる。このときの乾燥温度は、例えば、40〜100℃であることが好ましい。その後、この組成物を光重合により硬化させる。この硬化には、電離放射線源として紫外線を使用することが好ましく、高圧水銀灯、低圧水銀灯、超高圧水銀灯、メタルハライドランプ、カーボンアーク、キセノンアーク等の光源を利用することができる。こうして、この組成物が硬化し、ハードコート層3が形成される。以上の工程により、カバーフィルムが完成する。
なお、カバーフィルムの反りを防止するため、基材フィルム1の両面に、それぞれ緩衝層2とハードコート層3を積層させることもできる。
また、緩衝層2及びハードコート層3を別個に作製した後、基材フィルム1上に、緩衝層2、ハードコート層3をこの順で貼り付けることもできる。この場合、緩衝層2は、シート材として作成しておく。ハードコート層3も、緩衝層2のシート材と同様に作成することができる。すなわち、剥離シートのほか、例えば、PETフィルムなどの基材上にハードコート層3を形成することができる。
あるいは、上記のように、基材フィルム1上に、緩衝層用組成物を塗布し、加熱によって緩衝層2を形成した後、別個に作成したハードコート層3を貼り付けることもできる。
<5.特徴>
本実施形態に係るカバーフィルムによれば、基材フィルム1とハードコート層3との間に緩衝層2を設けているため、例えば、カバーフィルムが画像表示装置に沿って屈曲したときの応力を緩衝層2によって緩和することができる。そのため、カバーフィルムが屈曲したときに、ハードコート層3にクラックが生じるのを防止することができる。また、ハードコート層3の厚みが50〜250μmであるため、適度な鉛筆硬度と屈曲性能を有することができる。
<6.変形例>
上述した緩衝層2とハードコート層3の組成は一例であり、種々の材料を用いることができる。緩衝層2は、上記のように、屈曲によってハードコート層3に作用する応力を緩和するため、ハードコート3層よりも柔らかい材料であることが必要である。したがって、例えば、ハードコート層3の1Hz、25℃における引張貯蔵弾性率を1.0×109Pa〜1.0×1010Paとしたとき、緩衝層2のせん断貯蔵弾性率を1.0×105Pa以下とすることが好ましい。
次に、本発明の実施例について説明する。但し、本発明は、以下の実施例に限定されない。
<1.実施例及び比較例の作製>
実施例1〜12及び比較例1,2に係るカバーフィルムを準備した。
(1)基材フィルム
厚みが50μmのポリエチレンテレフタレートによって形成した。
(2)緩衝層
重量平均分子量40万、水酸基価10〜20であるアクリル酸エステル共重合体100重量部に対し、溶剤(酢酸エチル)にて固形分35%に希釈し、イソシアネート系架橋剤(東ソー社製 型番「コロネートL−55E」)を0.13重量部添加し、撹拌した。こうして、緩衝層用の塗工液を生成した。
この塗工液を上記基材フィルム上にアプリケーターを用い、乾燥後の膜厚が表1のようになるように塗工した。その後、乾燥炉(アドバンテック社製 型番:DRD620DA)で90℃、5min加熱・乾燥し塗工液を半硬化させた。この緩衝層のせん断貯蔵弾性率は、1Hz、25℃において、2.6×104Paであった。
(3)ハードコート層
ハードコート層は、(A)ポリイソシアネート化合物(但し、脂環構造を有するものを除く。)と水酸基含有(メタ)アクリレートとを反応させてなる多官能ウレタン(メタ)アクリレートと、(B)脂環構造を有する2官能(メタ)アクリレートと、光重合開始剤である成分(C)と、によって調製した。
まず、(A)成分を調製した。具体的には、ポリイソシアネート化合物として、1,6−ヘキサンジイソシアネートのイソシアヌレート型3量体(130g)を用意した。また、水酸基含有(メタ)アクリレートとして、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート(870g)を用意した。これらと、重合禁止剤としてのハイドロキノンメチルエーテル0.8gと、溶媒としてのトルエンとを、撹拌機、冷却管、温度計を備えたガラス製の反応機内に投入した。1,6−ヘキサンジイソシアネートのイソシアヌレート型3量体と、ジペンタエリスリトールペンタアクリレートとの−OH基/−NCO基は1/1であった。更に、ウレタン化触媒としてジラウリン酸ジブチルスズ0.3gを添加して、85度で6時間反応させた後、溶剤を留去して成分(A)の多官能ウレタン(メタ)アクリレートを調製した。
ガラス容器に、上述のように調製した成分(A)の多官能ウレタン(メタ)アクリレート193.6gと、成分(B)の脂環構造を有する2官能(メタ)アクリレートとしてのトリシクロデカンジメタノールジメタクリレート96.8gと、成分(A)及び(B)以外の3官能以上の多官能ポリエステルアクリレート677.6gと、成分(C)の光重合開始剤として1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン9.7gと、紫外線吸収剤として2−ヒドロキシ−4−(アクリロイルエトキシ)ベンゾフェノン0.97gと、増感剤としてチオール化合物19.4gとを添加した。成分(A)の質量(MA)と成分(B)の質量(MB)との質量比(MA)/(MB)は、66.7/33.3であった。
これらをガラス容器内で、40℃、2時間の条件下で混合撹拌して、重合性組成物を調製した。重合性組成物の粘度は、2700mPa・sであった。
得られた重合性組成物を、PETフィルムであるA4100(東洋紡株式会社製)の未処理面(易接着層が形成されていない面)に、テスター産業株式会社製のバーコーター:ROD#38を用いて塗布した。A4100をもう一枚用意し、当該塗布された重合性組成物上に、A4100の未処理面が接するようにラミネートして、三層構造のラミネートフィルムを調製した。このとき、最終的なハードコート層の厚みが、表1に示した厚みになるように、重合性組成物の厚みを調整した。
ラミネートフィルムに、紫外線硬化装置(フュージョンUVシステムズ・ジャパン株式会社製 商品名:CV−110Q−G)を用いて積算照射量1597mJ/cm2の紫外線を照射し、重合性組成物を硬化させた後、両面のPETフィルムを剥離し、ハードコート層を得た。このハードコート層の引張貯蔵弾性率は、1Hz、25℃において、2.5×109Paであった。
(4)カバーフィルムの作製
緩衝層を積層した基材フィルムの緩衝層側に、ハードコート層を貼合により積層し、以下の表1に示すカバーフィルムを作製した。
<2.評価>
(1)鉛筆硬度
実施例1〜12及び比較例1,2のハードコート層に対し、JIS−K5600−5−4に準拠する表面鉛筆硬度試験を行った。すなわち、ハードコート層の表面に750gの荷重をかけた硬度Hから9Hの鉛筆(三菱UNI)を順に用い、試験を行った。そして、ハードコート層の表面のキズによる外観の変化を目視で評価した。以下の表2では、キズが生じたときの鉛筆硬度を記載している。
(2)屈曲試験
上記実施例1〜12及び比較例1,2に係るカバーフィルムから、レーザーカット装置(GCC社製SpiritGX 30W)によって2×10cmの試験片を切り出し、常温で屈曲試験(マンドレル試験1回曲げ:JIS K5600−5−1)を行った。屈曲試験は図2に示すように、円筒体の外周面に2つ折りになるようにカバーフィルムを巻き付けた後、元の状態に戻した。そして、ハードコート層にクラックが発生するか否かを確認した。以下の表2では、ハードコート層にクラックが生じなかった最小の円筒体の半径を示している。なお、IF屈曲性は、ハードコート層が円筒体に接するように屈曲させたときの結果であり、OF屈曲性は、基材フィルムが円筒体に接するように屈曲させたときの結果である。
表2によれば、ハードコート層の厚みが大きくなるにしたがって、概ね鉛筆硬度が高くなっている。特に、実施例9〜12のように、ハードコート層の厚みが200μm以上となると、緩衝層の厚みにかかわらず、鉛筆硬度が高くなっている。一方、ハードコート層の厚みが小さい比較例1は、鉛筆硬度がH未満であった。また、実施例1〜8のように、実施例9〜12と比べて、ハードコート層の厚みが大きくない場合には、緩衝層の厚みが大きくなるにしたがって、鉛筆硬度が低くなっている。これは、鉛筆によってハードコート層を押圧したとき、緩衝層の厚みが大きいと、ハードコート層が凹みやすくなるからであると考えられる。
また、IF屈曲性については、緩衝層の厚みにかかわらず、ハードコート層の厚みが大きくなるにしたがって、クラックが発生する円筒体の径が大きくなっている。一方、OF屈曲性についても、IF屈曲性と概ね同様の傾向が見られるが、IF屈曲性よりもハードコート層に作用する応力が大きいため、IF屈曲性に比べ、全体として屈曲性能が低下している。また、実施例5〜8のように、ハードコート層の厚みが100μm程度であれば、緩衝層の厚みが大きくなるにしたがって、緩衝効果により、OF屈曲性が向上している。すなわち、より小さい径の円筒体での屈曲性が向上している。一方、比較例2は、ハードコート層の厚みが大きいため、IF屈曲性及びOF屈曲性のいずれでも屈曲性はよくなかった。したがって、本発明に係るカバーフィルムは、鉛筆硬度と屈曲性能がともに良好であることが分かった。
1 基材フィルム
2 緩衝層
3 ハードコート層


Claims (2)

  1. 透明の基材フィルムと、
    前記透明基材フィルムの少なくとも一方の面に積層された緩衝層と、
    前記緩衝層上に積層され、電離放射線硬化型樹脂で形成されたハードコート層と、
    を備え、
    前記緩衝層は、前記ハードコート層に屈曲によって作用する応力を吸収するように構成され、
    前記ハードコート層の膜厚は、50〜250μmであり、
    前記緩衝層の膜厚は、5〜75μmであり、
    前記ハードコート層の膜厚に対する前記緩衝層の膜厚が、3〜50%である、カバーフィルム。
  2. 前記緩衝層は、
    1Hz、25℃におけるせん断貯蔵弾性率が1.0×10 5 Pa以下である、
    請求項1に記載のカバーフィルム。
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