JP6693229B2 - ワーク交換装置、ワーク交換方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

ワーク交換装置、ワーク交換方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、工作機械を覆う壁の内外でロボットを使用してワークを交換するワーク交換装置、ワーク交換方法及びコンピュータプログラムに関する。
切粉及び冷却液等の飛散を防止する為に、壁が工作機械を覆う。壁は開閉扉を有する。開閉扉の外側にロボットが位置し、ロボットは開閉扉の開閉に連動してワークを交換する。安全の為の柵が壁の外側に位置する。ロボットは柵と壁の間に位置し、柵の内側で交換作業を行う(例えば特許文献1参照)。
特開2015−205385号公報
ロボットの交換作業空間を柵内に確保するので、工作機械、壁、ロボット及び柵の占有面積は増大し、少数の工作機械等しか工場に配置できない。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、専有面積を削減し且つ安全性を確保できるワーク交換装置、ワーク交換方法及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係るワーク交換装置は、工作機械を覆う壁の外側に配置したカバーと前記壁の間に位置しており、前記壁の内外でワークを交換するロボットを備えるワーク交換装置において、前記ロボットは、前記壁の内側及び前記カバーの外側の間でワークを交換する交換機構を有し、前記交換機構が前記カバーの外側に位置するか否かを判定する位置判定部と、該位置判定部にて前記交換機構が前記カバーの外側に位置すると判定した場合、前記交換機構の動作速度を第一速度に設定し、前記位置判定部にて前記交換機構が前記カバーの外側に位置しないと判定した場合、前記交換機構の動作速度を前記第一速度よりも遅い第二速度に設定する速度設定部と、該速度設定部で設定した速度で前記交換機構を駆動制御する制御部とを備えることを特徴とする。
本発明に係るワーク交換装置は、前記交換機構は、一端部を中心に回転する第一アームと、該第一アームを回転駆動する第一駆動源と、一端部に前記把持部を有し、他端部を前記第一アームの他端部に回転可能に接続した第二アームと、該第二アームを回転駆動する第二駆動源とを備え、前記位置判定部は、前記第一アームの回転角度を演算する第一回転角度演算部と、前記第二アームの回転角度を演算する第二回転角度演算部とを備え、前記位置判定部は、前記第一回転角度演算部及び第二回転角度演算部の演算結果に基づき、前記第一アーム又は第二アームの少なくとも一部が前記カバーの外側に位置するか否かを判定することを特徴とする。
本発明に係るワーク交換装置は、前記壁に設けた開閉扉の開閉に連動して前記ロボットは前記ワークを交換することを特徴とする。
本発明に係るワーク交換方法は、工作機械を覆う壁の外側に配置したカバーと前記壁の間に位置するロボットが前記壁の内外でワークを交換するワーク交換方法において、前記ロボットは、前記壁の内側及び前記カバーの外側の間でワークを交換する交換機構を有し、前記交換機構が前記カバーの外側に位置するか否かを判定し、前記交換機構が前記カバーの外側に位置すると判定した場合、前記交換機構の動作速度を第一速度に設定し、前記交換機構が前記カバーの外側に位置しないと判定した場合、前記交換機構の動作速度を前記第一速度よりも遅い第二速度に設定し、設定した速度で前記交換機構を駆動制御することを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、工作機械を覆う壁の外側に配置したカバーと前記壁の間に位置し、前記壁の内外でワークを交換するロボットの駆動を制御する制御装置で実行可能なコンピュータプログラムにおいて、前記ロボットは、前記壁の内側及び前記カバーの外側の間でワークを交換する交換機構を有し、前記制御装置に、前記交換機構が前記カバーの外側に位置するか否かを判定させ、前記交換機構が前記カバーの外側に位置すると判定した場合、前記交換機構の動作速度を第一速度に設定させ、前記交換機構が前記カバーの外側に位置しないと判定した場合、前記交換機構の動作速度を前記第一速度よりも遅い第二速度に設定させ、設定した速度で前記交換機構を駆動制御させることを特徴とする。
本発明においては、ロボットの交換機構は壁の内側及びカバーの外側の間でワークを交換する。即ち交換機構の可動範囲は、カバーがロボットを覆う範囲の外側の領域を含む。故に、交換機構がカバーの外側に位置する場合、交換機構の駆動速度を低くし、ロボット及びカバーの専有面積を小さくし且つ安全性を確保する。交換機構がカバーの外側に位置しない場合、交換機構の駆動速度を高くし、短時間でワークを交換する。
本発明においては、交換機構は、回転可能な第一アームと第二アームを備える。第一アームと第二アームの回転角度に基づき、交換機構がカバーの外側に位置するか否か、換言すれば、第一アーム又は第二アームの少なくとも一部がカバーの外側に位置するか否を判定する。
本発明においては、壁に設けた開閉扉の開閉に連動してロボットはワークを交換し、円滑なワーク交換を実現する。
本発明に係るワーク交換装置、ワーク交換方法及びコンピュータプログラムにあっては、ロボットの交換機構は壁の内側及びカバーの外側の間でワークを交換する。即ち交換機構の可動範囲は、カバーがロボットを覆う範囲の外側の領域を含む。故に、交換機構がカバーの外側に位置する場合、交換機構の駆動速度を低くし、ロボット及びカバーの専有面積を小さくし且つ安全性を確保することができる。交換機構がカバーの外側に位置しない場合、交換機構の駆動速度を高くし、短時間でワークを交換することができる。
工作機械、壁、扉ユニット、ロボット及びカバーを略示する斜視図である。 工作機械、壁及び扉ユニットを略示する斜視図である。 プランジャ及びブロックを略示する部分拡大斜視図である。 プランジャを略示する縦断面図である。 ロボットを略示する部分断面右側面図である。 把持部付近の略示拡大縦断面図である。 交換機構の略示斜視図である。 非係合状態のプランジャ及び係合溝を示す部分拡大正面図である。 係合状態のプランジャ及び係合溝を示す部分拡大正面図である。 ロボットの駆動を制御する制御装置付近の構成を略示するブロック図である。 第一アームの第一回転角度及び第二アームの第二回転角度を測定する基準を示す部分拡大正面図である。 制御装置による速度設定処理を説明するフローチャートである。 制御装置によるワーク交換処理を説明するフローチャートである。 初期状態のロボットを略示する平面図である。 初期状態のロボットを略示する正面図である。 開閉扉が閉じ且つボールが係合溝に係合した状態のロボットを略示する平面図である。 開閉扉が閉じ且つボールが係合溝に係合した状態のロボットを略示する部分断面正面図である。 開閉扉が開き且つ交換機構が壁の内側に入った状態のロボットを略示する平面図である。 開閉扉が開き且つ交換機構が壁の内側に入った状態のロボットを略示する部分断面正面図である。 交換機構がカバーの外側でワークを交換する状態のロボットを略示する平面図である。 交換機構がカバーの外側でワークを交換する状態のロボットを略示する正面断面図である。
以下本発明に係るワーク交換装置を図面に基づいて説明する。以下の説明では、図に示す上下左右前後を使用する。図1は工作機械100、壁101、扉ユニット4、ロボット1及びカバー2を略示する斜視図である。
工作機械100の周囲には、工作機械100を覆う壁101が設けられている。壁101の右部には開口(図示略)が設けてあり、該開口の右側に扉ユニット4が設けてある。扉ユニット4の右側に平面視U状のカバー2が設けてある。
カバー2は上下左右方向に延びた前板部2a及び後板部2bと、上下前後方向に延びた右板部2cを備える。前板部2aの右端と後板部2bの右端を右板部2cが連結する。右板部2cには開口2dが設けてある。
カバー2と壁101及び扉ユニット4との間にロボット1が設けてある。カバー2の右側にワーク91を載置する載置台90が設けてある。載置台90は開口2dの右隣に位置する。ロボット1、カバー2及び扉ユニット4はワーク交換装置を構成する。
図2は工作機械100、壁101及び扉ユニット4を略示する斜視図、図3はプランジャ44及びブロック45aを略示する部分拡大斜視図、図4はプランジャ44を略示する縦断面図である。
扉ユニット4は、直方体状をなし、上下前後方向に延びた薄い筐体41を備える。筐体41は開口42を備え、開口42は、筐体41の右側面及び左側面を左右に貫通する。筐体41の開口42は、壁101の開口に対応した位置に配してある。筐体41は前後方向に移動な開閉扉43を収容する。開閉扉43は筐体41に略平行であり、前後に移動して開口42を開閉する。
図2及び図3に示す如く、開閉扉43の前端部にL形の取付具46を介してプランジャ44及びブロック45aが設けてある。プランジャ44はブロック45aの上側に位置する。図4に示す如く、プランジャ44は、開閉扉43から右方に突出したケース44aと、該ケース44a内に設けてあり、左右に延びる筒状の収容室44bと、該収容室44bに収容してある弾性部材44cと、該弾性部材44cの右端に設けたボール44dとを備える。収容室44bはケース44aの右側面を貫通しており、収容室44bの右端の直径は、他の部分よりも小さい。
ボール44dの直径は収容室44b右端の直径よりも大きく、収容室44bの他の部分よりも小さい。故にボール44dは収容室44b内を左右に移動可能であるが、収容室44bから右方に飛び出ない。弾性部材44cはボール44dを右方に付勢する。弾性部材44cは例えばばね又はゴムである。ブロック45aは後述する近接センサ45bが検知する部材であり鉄等の金属で形成した箱状部材である。
図5はロボット1を略示する部分断面右側面図、図6は把持部60付近の略示拡大縦断面図、図7は交換機構70の略示斜視図である。図5は交換機構70を縦断面で表記している。ロボット1は前後に延びた直方体状の基台12を備える。基台12の右側面に、前後に延びた二つの軌道13が設けてある。二つの軌道13は上下に離隔している。
二つの軌道13の間に前後に延びた螺子軸14が設けてある。二つの軸受15が螺子軸14の前部及び後部を夫々支持する。螺子軸14の後端に第一モータ11が設けてある。ナット16が転動体(図示略)を介して螺子軸14の中途部に連結する。ナット16の右側に支持板18が設けてある。
支持板18は前面視逆L形をなし、上下前後に延びた右板部18aと、該右板部18aの上端から左方に突出した上板部18bとを備える。右板部18aは取付板17を介してナット16に連結する。第一モータ11の回転によってナット16及び支持板18が前後に移動する。上板部18bは、ワークを交換する交換機構70を支持する。また図5及び図7に示す如く、上板部18bの壁101向きに近接センサ45bが設けてある。近接センサ45bは、例えばホールセンサ、光センサ又は超音波センサであり、物体の近接を検知する。
交換機構70は、前支持体20及び後支持体21を備える。前支持体20及び後支持体21は前後に離隔し、上板部18bの上面に固定してある。後支持体21は前後方向を軸方向とした筒状をなし、後支持体21の後部に第二モータ22(第一駆動源)が設けてある。後支持体21の内側に、前後方向を軸方向とした伝動円柱24が設けてある。伝動円柱24の軸部分に第二モータ22の回転軸22aが同軸的に連結する。
前支持体20は前後方向を軸方向とした筒状をなし、第三モータ23(第二駆動源)を収容する。第三モータ23の回転軸23aは前支持体20から後方に突出する。
前支持体20及び後支持体21の間に第一アーム31が設けてある。第一アーム31は上下に延びた箱状をなす。第一アーム31の下端部は前後に貫通した筒状をなす。第一アーム31の下端部は後方に突出する。図5及び図7に示す如く、第一アーム31の下端部の後部外周面にプランジャ44のボール44dが係合する係合溝31aが設けてある。係合溝31aは左右方向において、プランジャ44の右隣に位置する。係合溝31aは円弧状に形成されており、前記下端部の後部外周面の一部分に設けられている。前記下端部の後部には、円盤状のハブ25を介して伝動円柱24が同軸的に連結している。
第一アーム31の下端部の前部には、第三モータ23の回転軸23aが挿入する。第三モータ23の回転軸23aにはプーリ26が設けてある。第三モータ23の回転軸23a、第二モータ22の回転軸22a、伝動円柱24の軸部分、第一アーム31の下端部の軸心は、第一軸(図7参照)上に位置する。第二モータ22が回転し、伝動円柱24が第一軸回りに回転して、第一アーム31は下端部を中心にして、第一軸回りに回転する。
第一アーム31の上端部前側に、前後方向を軸方向とした伝動円柱33が設けてある。伝動円柱33は前後に突出した軸部33aを備える。軸部33aの後端部は第一アーム31の上端部を貫通し、第一アーム31の内側に位置する。軸部33aの後端部にはプーリ33bが設けてある。第三モータ23の回転軸23a及び軸部33aに設けた二つのプーリ26、33bにベルト36が掛架している。
伝動円柱33の前側に第二アーム32が設けてある。第二アーム32は上下に延びた箱状をなす。第二アーム32の上端部に伝動円柱33が連結している。前記軸部33aは第二軸(図7参照)上に位置する。第三モータ23が回転し、ベルト36を介して軸部33a及び伝動円柱33が軸回りに回転し、第二アーム32は上端部を中心にして、第二軸回りに回転する。
第二アーム32の下端部は、第四モータ34を収容する。第二アーム32の下端部の後側に開口32aが設けてある。第四モータ34の回転軸34aは開口32aから後方に突出している。前記回転軸34aにプーリ35が設けてある。
第二アーム32の下端部下面に前後方向を軸方向とした支持筒66が設けてある。支持筒66は有底円筒状をなす。支持筒66の底部は後側に位置する。支持筒66には伝動体65が設けてある。伝動体65は前後方向を軸方向とした円盤状をなす。伝動体65の中心に回転軸67が設けてある。回転軸67は伝動体65から前後に延びる。回転軸67の後端部は支持筒66の底部を貫通し、支持筒66の後側に突出している。回転軸67の後端部にプーリ36が設けてある。第四モータ34の回転軸34a及び回転軸67に設けた二つのプーリ35、36にベルト37が掛架している。
回転軸67の前端部には円板部68が設けてある。該円板部68の前側に、前面視L形の支持板64が設けてある。円板部68は支持板64の角部64aに連結する。第四モータ34及びプーリ35が回転し、ベルト37を介してプーリ36、回転軸67及び伝動体65が回転し、支持板64が回転する。支持板64は前後方向を回転軸方向として、角部64aを中心に回転する。
支持板64の両端部夫々にワーク91を把持する把持部60が設けてある。把持部60は、シリンダ61と、該シリンダ61の駆動によって移動する移動板62と、移動板62に対向する受け部材63とを備える。シリンダ61が駆動し、移動板62は受け部材63に接近するか又は受け部材63から離れる。移動板62と受け部材63の間にワーク91が位置し、移動板62が受け部材63に接近した場合、移動板62及び受け部材63はワーク91を把持する。移動板62及び受け部材63がワーク91を把持し、移動板62が受け部材63から離れた場合、移動板62及び受け部材63はワーク91を離す。
図8は、非係合状態のプランジャ44及び係合溝31aを示す部分拡大正面図、図9は、係合状態のプランジャ44及び係合溝31aを示す部分拡大正面図である。図8に示す如く、第一アーム31が右側(壁101側)に回転した場合、係合溝31aはボール44dから上方に離れる。ボール44dは係合溝31aに係合しない。
図9に示す如く、第一アーム31が左側(壁101の反対側)に回転した場合、係合溝31aは、ボール44dの上側から下側に亘る範囲に位置する。換言すれば、係合溝31aが位置する上下範囲はボール44dの上下位置を含む。係合溝31a及びボール44dの前後位置が略同じ場合、非係合状態の係合溝31aがプランジャ44に接近することで、ボール44dは係合溝31aに係合する。
図10は、ロボット1の駆動を制御する制御装置80付近の構成を略示するブロック図である。制御装置80(位置判定部、速度設定部、制御部)は、CPU81、ROM82、RAM83、不揮発性メモリ84、入力インタフェース85、出力インタフェース86を備える。CPU81はROM82に格納した制御プログラムをRAM83に読み込んで、工作機械100及びワーク交換装置の駆動を制御する。ROM82はワーク91を交換する交換プログラムを格納する。CPU81は交換プログラムを構成する複数のブロックを順次読み込んで、ワーク交換処理を実行する。
第一モータ11〜第四モータ34は第一エンコーダ11b〜第四エンコーダ34bを夫々備える。第一エンコーダ11b〜第四エンコーダ34bは第一モータ11〜第四モータ34の回転角度を検出し、入力インタフェース85を介して、検出した回転角度を制御装置80に入力する。近接センサ45bは交換機構70が近接したか否かを示す信号を制御装置80に入力する。制御装置80は、出力インタフェース86を介して、第一モータ11〜第四モータ34及びシリンダ61に夫々駆動信号を出力する。
制御装置80は、第一エンコーダ11bから入力した第一モータ11の回転角度に基づいて、搬送装置の前後位置を演算し、第二エンコーダ22bから入力した第二モータ22の回転角度に基づいて、第一アーム31の回転角度を演算し、第三エンコーダ23bから入力した第三モータ23の回転角度に基づいて、第二アーム32の第二回転角度を演算し、第四エンコーダ34bから入力した第四モータ34の回転角度に基づいて、支持板64の回転軸67回りの向きを演算する。
図11は、第一アーム31の第一回転角度及び第二アーム32の第二回転角度を測定する基準を示す部分拡大正面図である。第一アーム31の第一回転角度は、第一軸から上方向に延びた第一基準線(鉛直線)を基準にして、右側への第一回転角度を正、左側への第一回転角度を負とする。第一アーム31の上端部が第一基準線よりも右側に回転した場合、第一アーム31と第一基準線とがなす角度が第一アーム31の正の第一回転角度となる。第一アーム31の上端部が第一基準線よりも左側に回転した場合、第一アーム31と第一基準線とがなす角度が第一アーム31の負の第一回転角度となる。
第二アーム32の第二回転角度は、第一軸から第一アーム31の長手方向に延びた第二基準線を基準にして、右側への第二回転角度を正、左側への第二回転角度を負とする。第二アーム32の上端部が第一基準線よりも右側に回転した場合、第二アーム32と第二基準線とがなす角度が第二アーム32の正の第二回転角度となる。第二アーム32の上端部が第二基準線よりも左側に回転した場合、第二アーム32と第二基準線とがなす角度が第二アーム32の負の第二回転角度となる。
図12は、制御装置80による速度設定処理を説明するフローチャートである。制御装置80は、後述するワーク交換処理において、交換プログラムを先読みし、第一アーム31、第二アーム32及び支持板64の回転速度を設定する速度設定処理を適宜実行する。
制御装置80のCPU81は、次に実行する第一アーム31の回転処理を実行するブロックを読み込み、第一回転角度を演算する(ステップS1)。CPU81は、次に実行する第二アーム32の回転処理を実行するブロックを読み込み、第二アーム32の第二回転角度を演算する(ステップS2)。
CPU81は、演算した第一回転角度が0度未満であり且つ第二回転角度が0度未満であるか否かを判定する(ステップS3)。演算した第一回転角度が0度未満であり且つ第二回転角度が0度未満である場合(ステップS3:YES)、「高速」を示す速度をRAM83又は不揮発性メモリ84に設定し(ステップS4)、処理を終了する。
演算した第一回転角度が0度未満であり且つ第二回転角度が0度未満でない場合(ステップS3:NO)、「低速」を示す速度をRAM83又は不揮発性メモリ84に設定し(ステップS5)、処理を終了する。
図13は、制御装置80によるワーク交換処理を説明するフローチャートである。図14は初期状態のロボット1を略示する平面図、図15は初期状態のロボット1を略示する正面図である。図14及び図15において、交換機構70はカバー2の開口2dから外側(右側)に出ている。図16は開閉扉43が閉じ且つボール44dが係合溝31aに係合した状態のロボット1を略示する平面図、図17は開閉扉43が閉じ且つボール44dが係合溝31aに係合した状態のロボット1を略示する部分断面正面図である。
図18は開閉扉43が開き且つ交換機構70が壁101の内側に入った状態のロボット1を略示する平面図、図19は開閉扉43が開き且つ交換機構70が壁101の内側に入った状態のロボット1を略示する部分断面正面図である。図20は交換機構70がカバー2の外側でワーク91を交換する状態のロボット1を略示する平面図、図21は交換機構70がカバー2の外側でワーク91を交換する状態のロボット1を略示する正面断面図である。
ワーク交換処理を説明する。初期状態において、開閉扉43は閉じており、ロボット1は軌道13の後端部に位置しているとする。また第一回転角度及び第二回転角度は0度以上であるとする(図14及び図15参照)。CPU81は速度設定処理を実行し、速度を設定する(ステップS11)。CPU81は、加工プログラムを先読みし、次に実行する第一アーム31及び第二アーム32の目標角度(第一回転角度及び第二回転角度)を読み込み、速度設定処理を実行する。
CPU81は、係合溝31aがボール44dに係合しない位置まで第一アーム31を右側に回転する(ステップS12)。CPU81は第二エンコーダ22bの検出値を取り込み、第二モータ22をフィードバック制御する。ステップS11において、CPU81は、係合溝31aがボール44dに係合しない位置まで第一アーム31が右側に回転する角度(第一回転角度)を読み込んでいる。故にステップS12において、「低速」を示す速度を設定済みであり、第一アーム31は低速で回転する。
CPU81は第一モータ11に駆動信号を出力し、ロボット1は所定位置まで前進する(ステップS13)。CPU81は第一エンコーダ11bの検出値を取り込み、第一モータ11をフィードバック制御する。所定位置は、ボール44dが係合溝31aに係合可能な位置である。なおロボット1が前記係合可能な位置に到達した場合、近接センサ45bが開閉扉43の前端部にL形の取付具46を介して設けたブロック45aを検知しオンになる。近接センサ45bは、ボール44dが係合溝31aに係合可能な位置である場合、ロボット1が前進、後進してもオンの状態を保持する。
CPU81は近接センサ45bの信号を取り込み、近接センサ45bがオンになるまで待機する(ステップS14:NO)。近接センサ45bがオンになった場合(ステップS14:YES)、CPU81は速度設定処理を実行し、速度を設定する(ステップS15)。
CPU81は、係合溝31aがボール44dに係合する位置まで第一アーム31を左側に回転する(ステップS16)。CPU81は第二エンコーダ22bの検出値を取り込み、第二モータ22をフィードバック制御する。ステップS16の処理を実行後、第一回転角度は0度以上である(図16及び図17参照)。
ステップS15において、CPU81は、係合溝31aがボール44dに係合する位置まで第一アーム31が左側に回転する角度(第一回転角度)、すなわち0度以上の角度を読み込んでいる。故にステップS16において、「低速」を示す速度を設定済みであり、第一アーム31は低速で回転する。
CPU81は第一モータ11に駆動信号を出力し、ロボット1は、所定位置(開閉扉43の開度が、交換機構70が壁101の内側に入ることが可能な開度となる位置)まで後進する(ステップS17)。ボール44dが係合溝31aに係合しているので、ロボット1の後進によって開閉扉43は開く。CPU81は第一エンコーダ11bの検出値を取り込み、第一モータ11をフィードバック制御する。
CPU81は速度設定処理を実行し、速度を設定する(ステップS18)。CPU81は、壁101の内側まで第一アーム31及び第二アーム32を左側に回転する(ステップS19)。CPU81は第二エンコーダ22b及び第三エンコーダ23bの検出値を取り込み、第二モータ22及び第三モータ23をフィードバック制御する。ステップS19の処理を実行後、第一回転角度は0度未満である(図18及び図19参照)。
ステップS18において、CPU81は、壁101の内側に位置するまで第一アーム31が左側に回転する角度(第一回転角度)、すなわち0度未満の角度を読み込んでいる。故にステップS19において、「高速」を示す速度を設定済みであり、第一アーム31及び第二アーム32は高速で回転する。一方の把持部60は、工作機械100のワーク保持台に載置した加工済みのワーク91の上側に位置する。
CPU81は壁101の内側で、加工済みのワーク91と未加工のワーク91を交換する(ステップS20)。CPU81はシリンダ61に駆動信号を出力し、一方の把持部60で加工済みのワーク91を把持する。CPU81は支持板64を略90度高速で回転する。CPU81は第四エンコーダ34bの検出値を取り込み、第四モータ34をフィードバック制御する。CPU81はシリンダ61に駆動信号を出力し、他方の把持部60で予め把持していた未加工のワーク91を離し、前記ワーク保持台に載置する。
CPU81は第一アーム31及び第二アーム32を壁101の外側まで右側に回転する(ステップS21)。CPU81は第二エンコーダ22b及び第三エンコーダ23bの検出値を取り込み、第二モータ22及び第三モータ23をフィードバック制御する。第一アーム31及び第二アーム32は高速で壁101の外側まで回転する。例えば、壁101の外側で第一アーム31の第一回転角度は0度であり、第二アーム32の第二回転角度は180度である。即ち、正面視において、図17で示すような状態になる。
CPU81は第一モータ11に駆動信号を出力し、ロボット1は、開閉扉43が閉じる位置まで前進する(ステップS22)。CPU81は第一エンコーダ11bの検出値を取り込み、第一モータ11をフィードバック制御する。ロボット1が、開閉扉43が閉じる位置に到達した場合、近接センサ45bはボール44dが係合溝31aに係合可能な位置でありオンの状態を保持している。
CPU81は近接センサ45bの信号を取り込み、近接センサ45bがオンであることを確認するまで待機する(ステップS23:NO)。近接センサ45bがオンになった場合(ステップS23:YES)、CPU81は速度設定処理を実行し、速度を設定する(ステップS24)。
CPU81は、係合溝31aがボール44dに係合しない位置まで第一アーム31を右側に回転する(ステップS25)。CPU81は第二エンコーダ22bの検出値を取り込み、第二モータ22をフィードバック制御する。ステップS24において、CPU81は、係合溝31aがボール44dに係合しない位置まで第一アーム31が右側に回転する角度(第一回転角度)を読み込んでいる。故にステップS25において、「低速」を示す速度を設定済みであり、第一アーム31は低速で回転する。
CPU81は第一モータ11に駆動信号を出力し、ロボット1は、所定位置(把持部60が把持した加工済みのワーク91を載置台90に載置可能な位置)まで後進する(ステップS26)。ボール44dが係合溝31aに係合していないので、ロボット1の後進によって開閉扉43は開かない。CPU81は第一エンコーダ11bの検出値を取り込み、第一モータ11をフィードバック制御する。
CPU81は速度設定処理を実行し、速度を設定する(ステップS27)。CPU81は、第一アーム31及び第二アーム32を右側に回転し、交換機構70をカバー2の開口2dから外側(右側)に出し、ワーク91を交換する(ステップS28、図20及び図21参照)。
ステップS27において、CPU81は、カバー2の外側に位置するまで第一アーム31が左側に回転する角度(第一回転角度)、すなわち0度以上の角度を読み込んでいる。故にステップS28において、「低速」を示す速度を設定済みであり、第一アーム31及び第二アーム32は低速で回転する。加工済みのワーク91を把持した一方の把持部60は載置台90の上側に位置する。
CPU81は一方の把持部60のシリンダ61に駆動信号を出力する。カバー2の外側で一方の把持部60は加工済みのワーク91を離し、載置台90に載置する。CPU81は支持板64を略90度低速で回転する。CPU81は第四エンコーダ34bの検出値を取り込み、第四モータ34をフィードバック制御する。CPU81は他方の把持部60のシリンダ61に駆動信号を出力し、他方の把持部60で、載置台90に予め載置した未加工のワーク91を把持する。CPU81はワーク交換処理を終了する。
実施の形態に係るワーク交換装置にあっては、ロボット1の交換機構70は壁101の内側及びカバー2の外側の間でワーク91を交換する。即ち交換機構70の可動範囲は、カバー2がロボット1を覆う範囲の外側の領域を含む。故に、交換機構70がカバー2の外側に位置する場合、交換機構70の駆動速度を低くし、ロボット1及びカバー2の専有面積を小さくし且つ安全性を確保することができる。交換機構70がカバー2の外側に位置しない場合、交換機構70の駆動速度を高くし、短時間でワークを交換することができる。
また交換機構70は、回転可能な第一アーム31と第二アーム32を備える。第一アーム31と第二アーム32の回転角度に基づき、交換機構70がカバー2の外側に位置するか否か、換言すれば、第一アーム31又は第二アーム32の少なくとも一部がカバー2の外側に位置するか否を判定する。また壁101に設けた開閉扉43の開閉に連動してロボット1はワーク91を交換し、円滑なワーク交換を実現する。
なお開閉扉43に近接センサ45bを設け、上板部18bにブロック45aを設けてもよい。
1 ロボット
2 カバー
22 第二モータ(第一駆動源)
23 第三モータ(第二駆動源)
31 第一アーム
32 第二アーム
4 扉ユニット
43 開閉扉
44 プランジャ
45a ブロック
45b 近接センサ
70 交換機構
80 制御装置(位置判定部、速度設定部、制御部)
81 CPU
82 ROM
83 RAM
84 不揮発性メモリ
85 入力インタフェース
86 出力インタフェース
91 ワーク
100 工作機械
101 壁

Claims (5)

  1. 工作機械を覆う壁の外側に配置したカバーと前記壁の間に位置しており、前記壁の内外でワークを交換するロボットを備えるワーク交換装置において、
    前記壁に平行な方向に移動して、前記壁に形成された開口を開閉する開閉扉が前記壁に設けてあり、
    前記ロボットは、
    基台と、
    該基台に設けてあり、前記開閉扉の開閉方向に延びる軌道と、
    前記壁の内側及び前記カバーの外側の間でワークを交換する交換機構と、
    前記軌道上を移動し、前記交換機構を支持する支持部と、
    該支持部に動力を供給する動力源と
    を有し、
    前記交換機構及び開閉扉の連結及び連結解除を行う連結機構を備え、
    前記連結機構によって前記交換機構及び開閉扉を連結させた後、前記動力源の駆動によって、前記開閉扉は開閉されるようにしてあり、
    前記カバーは前記基台及び軌道を覆い、
    前記交換機構が前記の外側に位置するか否かを判定する位置判定部と、
    該位置判定部にて前記交換機構が前記の外側に位置すると判定した場合、前記交換機構の動作速度を第一速度に設定し、前記位置判定部にて前記交換機構が前記の外側に位置しないと判定した場合、前記交換機構の動作速度を前記第一速度よりも速い第二速度に設定する速度設定部と、
    該速度設定部で設定した速度で前記交換機構を駆動制御する制御部と
    を備えることを特徴とするワーク交換装置。
  2. 前記交換機構は、
    一端部を中心に回転する第一アームと、
    該第一アームを回転駆動する第一駆動源と、
    一端部に把持部を有し、他端部を前記第一アームの他端部に回転可能に接続した第二アームと、
    該第二アームを回転駆動する第二駆動源と
    を備え、
    前記位置判定部は、
    前記第一アームの回転角度を演算する第一回転角度演算部と、
    前記第二アームの回転角度を演算する第二回転角度演算部と
    を備え、
    前記位置判定部は、前記第一回転角度演算部及び第二回転角度演算部の演算結果に基づき、前記第一アーム又は第二アームの少なくとも一部が前記の外側に位置するか否かを判定すること
    を特徴とする請求項1に記載のワーク交換装置。
  3. 記開閉扉の開閉に連動して前記ロボットは前記ワークを交換すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のワーク交換装置。
  4. 工作機械を覆う壁の外側に配置したカバーと前記壁の間に位置するロボットが前記壁の内外でワークを交換するワーク交換方法において、
    前記壁に平行な方向に移動して、前記壁に形成された開口を開閉する開閉扉が前記壁に設けてあり、
    前記ロボットは、
    基台と、
    該基台に設けてあり、前記開閉扉の開閉方向に延びる軌道と、
    前記壁の内側及び前記カバーの外側の間でワークを交換する交換機構と、
    前記軌道上を移動し、前記交換機構を支持する支持部と、
    該支持部に動力を供給する動力源と
    を有し、
    前記交換機構及び開閉扉の連結及び連結解除を行う連結機構を備え、
    前記連結機構によって前記交換機構及び開閉扉を連結させた後、前記動力源の駆動によって、前記開閉扉は開閉されるようにしてあり、
    前記カバーは前記基台及び軌道を覆い、
    前記交換機構が前記の外側に位置するか否かを判定し、
    前記交換機構が前記の外側に位置すると判定した場合、前記交換機構の動作速度を第一速度に設定し、
    前記交換機構が前記の外側に位置しないと判定した場合、前記交換機構の動作速度を前記第一速度よりも速い第二速度に設定し、
    設定した速度で前記交換機構を駆動制御すること
    を特徴とするワーク交換方法。
  5. 工作機械を覆う壁の外側に配置したカバーと前記壁の間に位置し、前記壁の内外でワークを交換するロボットの駆動を制御する制御装置で実行可能なコンピュータプログラムにおいて、
    前記壁に平行な方向に移動して、前記壁に形成された開口を開閉する開閉扉が前記壁に設けてあり、
    前記ロボットは、
    基台と、
    該基台に設けてあり、前記開閉扉の開閉方向に延びる軌道と、
    前記壁の内側及び前記カバーの外側の間でワークを交換する交換機構と、
    前記軌道上を移動し、前記交換機構を支持する支持部と、
    該支持部に動力を供給する動力源と
    を有し、
    前記交換機構及び開閉扉の連結及び連結解除を行う連結機構を備え、
    前記連結機構によって前記交換機構及び開閉扉を連結させた後、前記動力源の駆動によって、前記開閉扉は開閉されるようにしてあり、
    前記カバーは前記基台及び軌道を覆い、
    前記制御装置に、
    前記交換機構が前記の外側に位置するか否かを判定させ、
    前記交換機構が前記の外側に位置すると判定した場合、前記交換機構の動作速度を第一速度に設定させ、
    前記交換機構が前記の外側に位置しないと判定した場合、前記交換機構の動作速度を前記第一速度よりも速い第二速度に設定させ、
    設定した速度で前記交換機構を駆動制御させること
    を特徴とするコンピュータプログラム。
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