JP6665671B2 - 画像検査装置、画像形成装置及びプログラム - Google Patents
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Description
上記制御部は、上記画像不良検知部により出力画像の画像不良が検知された場合には、上記画像形成部による画像形成処理を停止し、画像不良が検知された不良ページと、それ以降の用紙搬送路上に滞留する滞留ページの一部又は全部とを排紙先に排出する。その後、上記画像形成部により読み取り画像及び原稿画像を用紙の同じ面に形成し、その用紙を不良検知レポートとして出力するよう制御する。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像形成システムを用いたシステム構成を示す図である。
図2は、検査ユニット40を含む画像形成システム4の内部構成図である。
図2に示すように、画像形成システム4は、給紙装置30と、画像形成装置本体10と、検査ユニット40と、後処理ユニット50とが連なって接続されている。図2の例では、画像形成装置本体10と検査ユニット40によって画像検査装置が構成される。
給紙装置30は、用紙のサイズや種類に応じて複数の用紙トレイ31が設けられている。給紙装置30では、画像形成装置本体10からの指示に基づいて該当する用紙トレイ31が選択され、不図示の給紙部により用紙Sが取り出され、画像形成装置本体10に送られる。
画像形成装置本体10は、静電気を用いて画像の形成を行う電子写真方式を採用しており、例えばイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のトナー画像を重ね合わせるタンデム形式のカラー画像形成装置である。この画像形成装置本体10は、給紙トレイ11と、画像形成部20と、自動原稿給送装置(ADF)25と、操作表示パネル26とを有する。また、画像形成装置本体10には、給紙装置30又は給紙トレイ11から給紙された用紙Sを搬送する搬送路12が形成されている。搬送路12には、用紙Sを搬送するための複数のローラ(搬送ローラ)が設けられている。
検査ユニット40は、画像形成装置本体10から搬送された用紙Sに形成された画像を読み取るインラインセンサ41,42(読取部の一例)を備える。インラインセンサ41は、検査ユニット40内において用紙Sを搬送する搬送路の上方に設置されており、搬送された用紙Sの上面に形成された画像(出力画像)を読み取る。また、インラインセンサ42は、搬送路の下方に設置されており、搬送された用紙Sの下面に形成された画像(出力画像)を読み取る。これにより、用紙Sの上面と下面の出力画像をワンパス(一度の機会)で検出できる。インラインセンサ41,42が用紙Sの出力画像から読み取って得たデータ(読み取り画像データ)は、シリアル通信等により画像形成装置本体10に送られる。
後処理ユニット50は、検査ユニット40から搬送された用紙Sに、必要に応じて後処理を行う装置である。この後処理ユニット50は、ソート部、ステープル部、パンチ部、折り部等の各種後処理部(図示略)と、第1の排紙トレイ54(第1の排紙先)と、第2の排紙トレイ55(第2の排紙先)を有している。後処理ユニット50は、画像形成装置本体10から排出された用紙Sに対して各種後処理を施し、後処理が施された用紙Sを第1の排紙トレイ54又は第2の排紙トレイ55に排出する。通常の画像形成処理では、用紙Sは第1の排紙トレイ54に排紙される。図2では、後処理部の記載を省略して用紙Sが搬送される搬送路51のみを記載している。
次に、第1の実施形態に係る画像形成システム4の機能構成の概略を説明する。
図3は、画像形成システム4の機能構成の概略を示す説明図(その1)である。
図4は、画像形成システム4の機能構成の概略を示す説明図(その2)である。なお、図3及び図4では、各装置内部の構成を省略又は簡略している。
図3に示すように、画像形成装置本体10においてジョブに基づいて給紙装置30から給紙された用紙にページごとに画像が形成され、インラインセンサ41,42及び測色計43(図2参照)を備える検査ユニット40に搬送される。インラインセンサ41,42からセンサ画像データ(読み取り画像データ)が画像形成装置本体10へ送られる。そして、検査ユニット40で用紙に形成された画像(出力画像)の品質が検査された後、画像不良が検知されなかった用紙は後処理ユニット50に搬送されて所定の排紙先(第1の排紙トレイ54)へ排出される。
図4に示すように出力画像に不良が検知された場合、以下の処理が行われる。
(1)画像不良が存在するページ(以下「不良ページ」と記す)が検知された場合(図4の(a))、機械停止後、後処理ユニット50は、不良ページとそれ以降の搬送路上に滞留する滞留ページの一部又は全部をそのまま第1の排紙トレイ54に排出する(図4の(b))。例えば、ページA〜ページJの順に給紙、画像形成及び排紙が行われる例を想定すると、ページHで不良が検知された場合には、ページHが不良ページとして且つページI,Jが滞留ページとして第1の排紙トレイ54に排出され、前のページの上に順次積み重ねられる。
(2)画像形成装置本体10は、不良検知結果として不良検知レポートを出力し、別トレイ(第2の排紙トレイ55)に排出する(図4の(c))。不良検知レポートは、正常画像(原稿画像)と不良検知画像(読み取り画像;縮小画像又は等倍画像)が一つの用紙の同じ面に形成された印刷物である。
(3)次の部の印刷を止めて、画像不良を検知したことを操作表示パネル26や警告灯(パトランプ)に表示する。
(4)ユーザーが不良検知レポートを確認し、品質に問題があるかどうかを確認する。操作表示パネル26上に再印刷するかどうかの選択画面を表示しておき、ユーザーが再印刷するかどうかを選択する。その際に、品質に問題がないと判断された場合には、画像不良検知のしきい値の設定を緩めるかどうかをユーザーに選択させる。画像不良検知のしきい値は、例えば画像不良の長さや大きさ(面積)などである。
次に、画像形成システム4の制御系を説明する。
図5は、画像形成システム4のハードウェア構成を示すブロック図である。
図6は、画像形成装置本体10の機能構成を示すブロック図である。
画像形成装置本体10は大きく分けて、画像不良検知部141と、制御部142を備える。画像不良検知部141は、インラインセンサ41,42で読み取られた画像である読み取り画像と出力画像の原稿画像とを比較し、用紙に形成された出力画像の画像不良を検知する。
図7は、不良検知レポート121の一例(縮小画像)を示す説明図である。
図7の不良検知レポート121には、正常画像として原稿画像1210、不良検知画像として読み取り画像1220が表示されている。原稿画像1210と読み取り画像1220は、出力画像の大きさに対して縮小倍率の画像である。読み取り画像1220には色ホタル1221と白スジ1222が存在し、それぞれの不良箇所が赤丸1223,1224で囲まれている。
また、原稿画像1210と読み取り画像1220が縮小されて画像全体が表示されているので、画像スジなどの画像全体にわたって形成される画像不良を確認することができ、視認性が向上する。
さらにまた、赤丸等により不良が発生した部分が視覚的に明示されているため、ユーザーは不良箇所を迅速に把握することができる。
それゆえ、このような不良検知レポート121によれば、不良検知後のユーザーによる確認作業を効率よく実施することができる。
図8の不良検知レポート121には、正常画像として原稿画像1230,1240、不良検知画像として読み取り画像1250,1260が表示されている。原稿画像1230,1240と読み取り画像1250,1260は、出力画像の大きさに対して等倍の画像である。読み取り画像1250には色ホタル1251が存在し、また読み取り画像1260には色ホタル1261が存在し、それぞれの不良箇所が赤丸1252,1262で囲まれている。
図9は、画像不良検知時の印刷選択画面の一例を示す図である。
例えば図9に示すように、印刷選択画面280には、「画像不良を検知しました。排紙トレイに排出された不良検知レポートを確認して下さい。確認しましたら下記のいずれかを選択して下さい。」というメッセージ281が表示される。また、印刷選択画面280のメッセージ281の下方には、「不良ページを廃棄して再印刷」と記載されたボタン282と、「不良ではないので継続印刷」と記載されたボタン283が表示されている。ユーザーは、不良検知レポート121の内容を確認して、いずれかのボタンを選択する。
図10は、継続印刷選択時のしきい値選択画面の一例を示す図である。
例えば図10に示すように、しきい値選択画面285には、「画像不良検知のしきい値の設定を緩めますか?」というメッセージとともに、「はい」及び「いいえ」のボタンが表示される。
次に、第1の実施形態に係る画像検査処理を説明する。
図11は、第1の実施形態に係る画像検査処理を示すフローチャート(その1)である。
図12は、第1の実施形態に係る画像検査処理を示すフローチャート(その2)である。CPU140は、不図示のROMに記録されたプログラムを実行することで、図11及び図12に示す処理を実現する。
上述した第1の実施形態によれば、画像形成装置本体10は出力画像の画像不良を検知した際に、読み取り画像と原稿画像を並べて配置した不良検知レポート121を出力する。それにより、ユーザーは、一枚の用紙に形成された読み取り画像と原稿画像を比較して、出力画像の品質に問題がないかどうかの確認作業を容易に行える。それゆえ、ユーザーは、不良ページを再印刷するか、又は不良ページよりも後のページから継続印刷するかの確認及び判断を容易に行える。さらに、一枚の用紙に読み取り画像と原稿画像が形成されるので、ユーザーは読み取り画像と原稿画像を同じ条件で比較でき、ユーザーによる出力画像の品質の良否判断の精度を、従来よりも向上させることができる。
第2の実施形態は、画像不良が検知された場合に、第1の実施形態に係る読取部(インラインセンサ41,42、測色計43)から用紙の排出先を切り換える切換ゲート53までの搬送路長に応じて、自動印刷復帰を行うかどうかを判断する場合の例である。自動印刷復帰では、画像形成装置本体10は、不良ページ及び滞留ページを第2の排紙トレイ55に排出し、不良検知レポート121を出力することなく、画像形成処理を不良ページから再開するよう制御する。以降の説明では、自動印刷復帰を「自動リカバリ」と記すことがある。
(検知時間と搬送時間の関係に基づき自動印刷復帰の実施を判断する方法)
図13は、第2の実施形態に係る画像形成システムを説明するための構成図(その1)である。図13の画像形成システム4は、第1の実施形態に係る画像形成システム4(図3,図4)と同じである。画像形成システム4の後処理構成(後処理ユニット50)を、後処理構成Aとする。
また、用紙を読取部(インラインセンサ41等)から切換ゲート53まで搬送するのに掛かる時間を、搬送時間t2とする。搬送時間t2は、検知猶予距離L1を用紙搬送速度v1で割って求められる。画像形成システム4Aの搬送時間t2も、画像形成システム4の場合よりも長くなる。これらの各パラメーターは、予めメモリ150等の不揮発性記憶部に格納されている。
・検知時間t1<搬送時間t2→自動印刷復帰(自動リカバリ)
・検知時間t1≧搬送時間t2→機械停止及び不良検知レポート印刷
一方、画像形成システム4が備える後処理構成Bの場合、検査項目A〜Dのいずれでも、自動リカバリ処理が間に合う。そのため、自動リカバリ処理を実施するよう設定しておくことで、CPU140は、自動リカバリ処理を実施することが可能である。
図16は、画像形成装置本体10の制御部の機能構成を示すブロック図である。
図16に示す制御部142Aは、第1の実施形態に係る制御部142(図6)に対して、自動印刷復帰判定部148を備える点が異なる。制御部142Aについてこの制御部142と異なる点を中心に説明する。
制御部142Aは、自動復帰印刷を行う場合には、不良ページと滞留ページの一部又は全部とを第2の排紙トレイ55に排出し、所定の印刷処理を実施する。また制御部142Aは、機械停止を行う場合には、不良ページと滞留ページの一部又は全部とを第1の排紙トレイ54に排出し、再印刷又は継続印刷を実施する。
次に、第2の実施形態に係る画像検査処理を説明する。
図17は、第2の実施形態に係る画像検査処理を示すフローチャートである。
図18では、印刷ジョブの1ページ(P1)から4ページ(P4)の画像形成処理を行い、ページP3に画像不良が検知された場合を想定する。図18では、ページP3の原稿画像を「3」、ページP3のインラインセンサ41による読み取り画像を「3´」と表している。ページP1,P2は、CPU140による画像不良検知処理の結果、画像不良が検知されなかったので第1の排紙トレイ54に排出される。一方、ページP3に画像不良が検知されたため、CPU140は、ページP3を不良ページとして、またページP4を滞留ページとして、第2の排紙トレイ55に排出する。その後、CPU140は、不良検知レポートを出力することなく、不良ページであるページP3から自動印刷復帰を行い、破線で示すようにページP3,P4を再印刷して第1の排紙トレイ54に排出する。
上述した第2の実施形態によれば、画像形成システム4Aの後処理構成が自動印刷復帰の条件を満たしている場合には、不良ページ及び滞留ページを画像不良が検知される前の排紙先と異なる第2の排紙トレイ55に排出し、自動的に印刷処理に復帰する。このような構成とすることで、画像不良があるページに単発で発生したような場合には、自動的に印刷処理が継続される。それゆえ、生産性を落とさずに印刷ジョブを実行できる。
(1)初期設定のしきい値0.5mmで画像不良検知を行うと、NG判定となる。
(2)次に、自動印刷復帰を行い、しきい値を1mmに変更して画像不良検知を行うと、再度NG判定となる。
(3)さらに、しきい値を1.5mmに変更して画像不良検知を行うと、OK判定となる。
上述した自動印刷復帰の実施の可否を、切換ゲート53に対する用紙の位置で判断することが可能である。CPU140の制御部142Aは、出力画像の画像不良が検知されたとき、切換ゲート53の用紙搬送方向の上流側に配置された用紙検知部56の検知結果を取得し、検知結果から用紙が切換ゲート53(分岐点)に到達しているかどうかを判断する。
Claims (19)
- ジョブに含まれる原稿画像をページごとに用紙に形成する画像形成部と前記用紙を排出する排紙先との間に配置された、前記用紙に形成された画像である出力画像を読み取る読取部と、
前記読取部で前記出力画像から読み取られた読み取り画像と、対応する前記原稿画像とを比較し、前記出力画像の画像不良を検知する画像不良検知部と、
前記画像不良検知部の不良検知結果に基づく制御を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、前記画像不良検知部により前記出力画像の画像不良が検知された場合には、前記画像形成部による画像形成処理を停止し、前記画像不良が検知された不良ページと、それ以降の用紙搬送路上に滞留する滞留ページの一部又は全部とを前記排紙先に排出し、その後、前記画像形成部により前記読み取り画像及び前記原稿画像を用紙の同じ面に形成し、その用紙を不良検知レポートとして出力するよう制御する
画像検査装置。 - 前記制御部は、前記読み取り画像及び前記原稿画像が形成される前記不良検知レポートに使用される前記用紙は、前記出力画像が形成された前記用紙と同じ種類の用紙である
請求項1に記載の画像検査装置。 - 前記制御部は、前記不良検知レポートの内容として前記用紙に形成する前記読み取り画像及び前記原稿画像の倍率を、検知した不良項目に応じて切り換える
請求項1又は2に記載の画像検査装置。 - 前記不良項目が、画像の局所に前記画像不良が現れる不良項目である場合には、前記制御部は、前記読み取り画像及び前記原稿画像の倍率を、前記出力画像の大きさと同等又はそれ以上に設定し、前記読み取り画像及び前記原稿画像から前記画像不良が発生した部分を含む領域を切り出して前記不良検知レポートに出力する
請求項3に記載の画像検査装置。 - 前記制御部は、前記読み取り画像の解像度と前記原稿画像の解像度に差異がある場合には、前記読み取り画像の前記解像度と前記原稿画像の前記解像度を、それぞれの最小公倍数の解像度に合わせる
請求項4に記載の画像検査装置。 - 前記不良項目に、画像の全体又は一定以上の大きさの領域に前記画像不良が現れる不良項目が含まれる場合には、前記制御部は、前記読み取り画像及び前記原稿画像の倍率を、前記出力画像の大きさに対して縮小倍率に設定し、前記読み取り画像及び前記原稿画像の全体を前記不良検知レポートに出力する
請求項3に記載の画像検査装置。 - 前記制御部は、前記読み取り画像の解像度と前記原稿画像の解像度に差異がある場合には、前記読み取り画像の前記解像度と前記原稿画像の前記解像度を、それぞれの最大公約数の解像度に合わせる
請求項6に記載の画像検査装置。 - 前記制御部は少なくとも、検知された前記画像不良に関する情報と、前記画像形成処理の停止後に前記排紙先に排出された前記不良ページ及び前記滞留ページのページ数に関する情報とを、前記不良検知レポートに出力する
請求項1乃至7のいずれかに記載の画像検査装置。 - 前記制御部は、前記不良検知レポートにおいて、前記読み取り画像の前記画像不良が発生した部分を視覚的に明示する
請求項8に記載の画像検査装置。 - 前記制御部は、前記不良検知レポートを、前記出力画像の画像不良が検知される直前に使用していた前記排紙先としての第1の排紙先とは異なる第2の排紙先に排出する
請求項8又は9に記載の画像検査装置。 - 前記制御部は、前記不良検知レポートを出力した後、前記排紙先に排出された前記不良ページ及び前記滞留ページを廃棄して前記不良ページから再度画像形成を行う再印刷か、又は前記滞留ページの後のページから画像形成を行う継続印刷を利用者に選択させるための印刷選択画面を表示部に表示する
請求項1乃至10のいずれかに記載の画像検査装置。 - 前記制御部は、前記印刷選択画面において前記継続印刷が選択された場合には、前記画像不良検知部が前記出力画像の画像不良を検知する際に用いるしきい値の設定を変更するためのしきい値選択画面を前記表示部に表示し、前記しきい値を変更することが選択されると前記しきい値の設定を緩める
請求項11に記載の画像検査装置。 - 前記制御部は、前記印刷選択画面において前記継続印刷が選択された場合には、前記画像不良検知部が前記出力画像の画像不良を検知する際に用いるしきい値の設定を緩める
請求項11に記載の画像検査装置。 - 前記制御部は、前記ジョブの終了後、変更後の前記しきい値を変更前の前記しきい値に戻す
請求項12又は13に記載の画像検査装置。 - 前記制御部は、前記読取部から複数の前記排紙先への経路を切り換えるための切換ゲートまでの搬送路長に応じて、前記不良ページ及び前記滞留ページを排出する前記排紙先と、前記不良検知レポートを出力するかどうかを判断する
請求項1に記載の画像検査装置。 - 前記画像不良の検知に要する検知時間をt1、前記用紙を前記読取部から前記切換ゲートまで搬送するのに掛かる搬送時間をt2としたとき、
前記制御部は、前記検知時間t1が前記搬送時間t2よりも短い場合には、前記切換ゲートを切り替えて、前記不良ページ及び前記滞留ページを、前記出力画像の画像不良が検知される直前に使用していた前記排紙先としての第1の排紙先とは異なる第2の排紙先に排出した後、前記不良検知レポートを出力することなく前記用紙に画像を形成する処理を前記不良ページから再開し、
前記検知時間t1が前記搬送時間t2以上である場合には、前記不良ページ及び前記滞留ページを、前記第1の排紙先に排出した後、前記不良検知レポートを出力するよう制御する
請求項15に記載の画像検査装置。 - 前記制御部は、前記出力画像の画像不良が検知されたとき、前記用紙搬送路上の前記切換ゲートの用紙搬送方向の上流側に配置された、用紙の有無を検知する用紙検知部の検知結果を取得し、前記検知結果から前記用紙が前記切換ゲートに到達していないと判断した場合には、前記切換ゲートを切り替えて、前記不良ページ及び前記滞留ページを、前記出力画像の画像不良が検知される直前に使用していた前記排紙先としての第1の排紙先とは異なる第2の排紙先に排出した後、前記不良検知レポートを出力することなく前記用紙に画像を形成する処理を前記不良ページから再開し、
前記検知結果から前記用紙が前記切換ゲートに到達していると判断した場合には、前記不良ページ及び前記滞留ページを、前記第1の排紙先に排出した後、前記不良検知レポートを出力するよう制御する
請求項16に記載の画像検査装置。 - ジョブに含まれる原稿画像をページごとに用紙に形成する画像形成部と、
前記画像形成部と前記用紙を排出する排紙先との間に配置された、前記用紙に形成された画像である出力画像を読み取る読取部で前記出力画像から読み取った読み取り画像と、対応する前記原稿画像とを比較し、前記出力画像の画像不良を検知する画像不良検知部と、
前記画像不良検知部の不良検知結果に基づく制御を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、前記画像不良検知部により前記出力画像の画像不良が検知された場合には、前記画像形成部による画像形成処理を停止し、前記画像不良が検知された不良ページと、それ以降の用紙搬送路上に滞留する滞留ページの一部又は全部とを前記排紙先に排出し、その後、前記画像形成部により前記読み取り画像及び前記原稿画像を用紙の同じ面に形成し、その用紙を不良検知レポートとして出力するよう制御する
画像形成装置。 - ジョブに含まれる原稿画像をページごとに用紙に形成する画像形成部と前記用紙を排出する排紙先との間に配置された読取部により、前記用紙に形成された画像である出力画像を読み取る手順と、
前記読取部で前記出力画像から読み取った読み取り画像と、対応する前記原稿画像とを比較し、前記出力画像の画像不良を検知する手順と、
前記出力画像の画像不良が検知された場合に、前記画像形成部による画像形成処理を停止し、前記画像不良が検知された不良ページと、それ以降の用紙搬送路上に滞留する滞留ページの一部又は全部とを前記排紙先に排出し、その後、前記画像形成部により前記読み取り画像及び前記原稿画像を用紙の同じ面に形成し、その用紙を不良検知レポートとして出力する手順と、
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