JP6656220B2 - ヒンジ機構 - Google Patents

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Description

本発明は、ドアなどの開閉体を回動自在に支持するヒンジ機構に関する。
ドア等の開閉体を用いて開口部の開閉を行う際に、ヒンジ機構を用いて開閉体を回動自在に支持することが従来から行われている。
たとえば、特許文献1に提案されるヒンジ機構は、車体側ヒンジ、ドア側ヒンジ、および車体側ヒンジとドア側ヒンジとを相対的に回動可能に支持するヒンジピンを備えている。
そして、このヒンジ機構では、車体側ヒンジを製造する際の歩留まりを向上するために、車体側ヒンジを2部品に分割する構成が提案されている。
特許5479169号公報
ところで、車体側ヒンジを2分割する構成では、剛性を確保するために、接合する等の工程が必要になり、製造工数が増大する要因となっている。
本発明は、前述の点に鑑みてなされたものであり、製造工数の増大を抑制することができるヒンジ機構を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明のヒンジ機構は、第1取付部と第2取付部とを備え、これら第1取付部と第2取付部とを介して車体に設置される構造側ヒンジと、該車体のドアに配置される開閉側ヒンジと、該構造側ヒンジと該開閉側ヒンジとを相対的に揺動可能に枢支する枢支部と、を備えるヒンジ機構において、前記枢支部は、前記第1取付部と前記第2取付部の間に配置され、且つ、前記開閉側ヒンジを貫通しつつ、前記第1取付部から立設する第1立脚部と前記第2取付部から立設する第2立脚部とに両端を支持されるヒンジピンを備え、前記構造側ヒンジは、単一の板状部材からなり、前記開閉側ヒンジの揺動領域を横切りつつ、該第1立脚部と該第2立脚部を略U字形状に連結する連結部を備え、車体側面のドア開口部前端側に設置され、該ヒンジピンを回転中心にして該開閉側ヒンジが設置された前記ドアを揺動可能に支持し、前記連結部は、前記第1取付部及び前記第2取付部より車体進行方向後側かつ開閉側ヒンジより車内側に配置され、該ドアの開閉が行われた際に、前記連結部のU字形状内周面に前記開閉側ヒンジが当接することで該ドアの開き側の回動を規制し、前記連結部の枢支部側側面に前記開閉側ヒンジが当接することで該ドアの閉じ側の回動を規制することを特徴とする。
本発明によれば、製造工数の増大を抑制することができるヒンジ機構を提供することができる。
第1実施形態に係るヒンジ機構が設置された車両を示す側面図である。 第1実施形態に係る上方のヒンジ機構を示す斜視図である。 図2の反対側から見た上方のヒンジ機構を示す斜視図である。 第1実施形態に係る上方のヒンジ機構を示す平面図である。 第1実施形態に係るヒンジ機構を構成する構造側ヒンジの斜視図である。 第1実施形態に係る上方のヒンジ機構と下方のヒンジ機構を示す平面図である。 第2実施形態に係る上方のヒンジ機構を示す斜視図である。
本発明の第1実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に示すように、本実施形態のヒンジ機構1が設置される車体S(構造体)の側面には、ドア開口部S1(車両開口部)が開口し、ドアS2(開閉体)がドア開口部S1を開閉する。
ドアS2は、その前端に設置されたヒンジ機構1を回転中心にして、揺動可能に車体Sに支持されている。そして、ドアS2は、車体Sに開口するドア開口部S1に嵌って、ドア開口部S1を閉止する。
本実施形態のヒンジ機構1は、図1に示すように、ドア前端の上方と下方の2箇所に設置される。また、ヒンジ機構1は、図2、図3に示すように、車体側ヒンジ10(構造側ヒンジ)、ドア側ヒンジ20(開閉側ヒンジ)、枢支部30、および揺動規制部40を備えている。
なお、図1、図6に示すように、ヒンジ機構1において、上方のヒンジ機構1Uと下方のヒンジ機構1Lとは、ドア側ヒンジ20(開閉側ヒンジ)を除いて、同一の部材で構成されている。このため、ヒンジ機構1の各構成の説明は、上方のヒンジ機構1Uを示す図2〜図5を参照して行う。
車体側ヒンジ10は、図1に示すように、構造側ヒンジとして、ドア開口部S1の前縁部外側面に設置される。また、車体側ヒンジ10は、図2〜図4に示すように、プレス加工によって成形された単一の板状の金属材からなり、車体側取付部11、立脚部12、連結部13、および車体側枢支部14(構造側枢支部)を備えている。
車体側取付部11は、車体側上方取付部11a(第1取付部)と車体側下方取付部11b(第2取付部)とで構成されている。
車体側上方取付部11aと車体側下方取付部11bは、角を落とした略長方形形状を備え、長方形形状の長辺部分が平行に対向するように、同一平面上に間隔を空けて配置されている。
車体側上方取付部11aには、その中央部に、貫通孔からなり、車体締結用のボルト(図示せず)が挿通される上方固定孔15a(第1固定手段)が開口している。また、車体側下方取付部11bには、その中央部に、貫通孔からなり、車体締結用ボルトが挿通される下方固定孔15b(第2固定手段)が開口している。
上方固定孔15aと下方固定孔15bの図4における左右方向の位置は、それぞれの孔の中心O15a、O15bと後述するヒンジピン31のヒンジ軸L31との間の距離La、Lbが等しくなるように設定されている。また上方固定孔15aと下方固定孔15bの図4における上下方向の位置は、それぞれの孔の中心O15a、O15bと長方形形状の内側長辺との間の距離Lc、Ldが等しくなるように設定されている。
なお、上方固定孔15aと、下方固定孔15bとは、同一径となるように、それぞれの直径が設定されている。
立脚部12は、車体側上方取付部11aに立設される上方立脚部12aと、車体側下方取付部11bに立設される下方立脚部12bとで構成されている。
上方立脚部12aは、車体側上方取付部11aにおける長方形形状の内側長辺から車体側上方取付部11aの板面に対して垂直に立設されている。
下方立脚部12bは、車体側下方取付部11bにおける長方形形状の内側長辺から車体側下方取付部11bの板面に対して垂直に立設されている。
つまり、上方立脚部12aと下方立脚部12bとは、平行に配置されている。また、上方立脚部12aと下方立脚部12bとの間隔は、後述するドア側ヒンジ20の揺動腕部22が、ガタ付くことなく、滑らかに回転可能な寸法に設定されている。
上方立脚部12aと下方立脚部12bとは、それぞれが同一形状の略L字形状を備えている。そして、上方立脚部12aと下方立脚部12bとは、L字形状の横辺が長方形形状の内側長辺部分に連続している。また、上方立脚部12aと下方立脚部12bとは、それぞれのL字形状の縦辺同士が連結部13を介して連結されている。
上方立脚部12aと下方立脚部12bとには、それぞれのL字形状の縦辺の先端部に、貫通孔からなる車体側枢支部14(構造側枢支部)が設けられている。
連結部13は、プレス加工によって、断面略U字形状に折曲げられている。そして、連結部13は、そのU字形状内周面13aが後述する開き側揺動規制部40aを構成している。また、連結部13は、その先端側端面13bが後述する閉じ側揺動規制部40bを構成している。
車体側枢支部14(構造側枢支部)には、圧入、およびカシメなどの加工によって、後述するヒンジピン31が、ガタ付くことなく配置されている。
車体側ヒンジ10の各構成は、展開状態で母材(図示せず)上に配置され、プレス加工によって母材から打ち抜かれる。
そして、上方立脚部12aと下方立脚部12bとが平行に面するように、立脚部12と連結部13との境界部分を折曲げる(図5参照)。
次に、車体側上方取付部11aと車体側下方取付部11bとが同一平面上に面するように、車体側取付部11と立脚部12との境界部分を折曲げる。
以上の工程を経て、車体側ヒンジ10は成形される。
次に、ドア側ヒンジ20について説明する。
ドア側ヒンジ20は、図1に示すように、開閉側ヒンジとして、ドア前端部の前端面に設置される。そして、ドア側ヒンジ20は、プレス加工によって略L字形状に成形された板状の金属材からなり、ドア側取付部21、揺動腕部22、およびドア側枢支部23(開閉側枢支部)を備えている(図2〜図4参照)。
ドア側取付部21は、上方のヒンジ機構1Uでは、揺動腕部22から下方へ垂下するように配置され、下方のヒンジ機構1Lでは、揺動腕部22から上方へ立設している。また、ドア側取付部21は、図2、図3に示すように、角を落とした矩形形状を備えている。さらに、ドア側取付部21には、貫通孔からなるドア固定孔24が開口している。そして、ドア側取付部21は、ドア固定孔24を貫通しつつ、ドアS2に螺着されるボルト(図示せず)によって、ドア前端面に固定される。
揺動腕部22は、自身の板面に沿ってスライド可能に、上方立脚部12aと下方立脚部12bとの間に、隙間なく挟持されている。また、揺動腕部22には、貫通孔からなるドア側枢支部23(開閉側枢支部)が開口している。
ドア側枢支部23は、ヒンジピン31がガタ付くことなく軸周りに回動可能に挿通されている。
次に、枢支部30について説明する。
枢支部30は、車体側ヒンジ10の上方立脚部12a、および下方立脚部12bに開口する一対の車体側枢支部14、ドア側ヒンジのドア側枢支部23、およびヒンジピン31で構成されている。
つまり、枢支部30は車体側上方取付部11aと車体側下方取付部11bとの間に配置されている。
ヒンジピン31は、円柱状の軸部31aと、軸部31aの一端に形成され、軸部31aよりも大径の頭部31bとを備えている。
ヒンジピン31は、軸部31aが、上方立脚部12a、揺動腕部22、下方立脚部12bの順に貫通しつつ、頭部31bが上方立脚部12aに突き当てられた状態で、軸部31aの先端が拡径され、車体側枢支部14にかしめられている。
つまり、ヒンジピン31は、ドア側ヒンジ20を貫通しつつ、上方立脚部12aと下方立脚部12bに固定とに両端を支持されている。
これによって、ヒンジピン31が、上方立脚部12aと下方立脚部12bに固定されるとともに、揺動腕部22が揺動可能に支持されている。
次に、揺動規制部40について説明する。
揺動規制部40は、ドアS2の開閉範囲を規定するための構成で、開き側揺動規制部40aと、閉じ側揺動規制部40bを備えている。
開き側揺動規制部40aは、ドアS2の開き側の揺動端を規定しており、揺動腕部22におけるドア側枢支部23よりも先端側に延在する係止部41と、連結部13のU字形状内周面13aとで構成されている。
なお、前述の連結部13は、ドア側ヒンジ20の揺動領域を横切るように、その形状が設定されている。このため、開き側揺動規制部40aは、ドア側ヒンジ20が開き方向へ回動した際に、係止部41の先端が連結部13の内周面に当接し、揺動腕部22の回動が規制される。
閉じ側揺動規制部40bは、ドアS2の閉じ側の揺動端を規定しており、揺動腕部22におけるドア側枢支部23よりも基部側(折曲げ部分側)に位置する基部22aと、連結部13の先端側端面13bとで構成されている。
前述のように連結部13は、ドア側ヒンジ20の揺動領域を横切るようにその形状が設定されている。このため、閉じ側揺動規制部40bは、ドア側ヒンジ20が閉じ方向へ回動した際に、揺動腕部22の基部22aが連結部13の先端側端面13bに当接し、揺動腕部22の回動が規制される。
また、このような閉じ側揺動規制部40bを備えることで、車両が側面衝突された際に、枢支部30だけでなく、閉じ側揺動規制部40bでも衝突荷重を受けるため、より大きな衝突荷重に耐えることができる。
次に、本実施形態に係るヒンジ機構1の作用効果について説明する。
本実施形態では、車体側ヒンジ10(構造側ヒンジ)が、曲げ加工を施された単一の板状部材で構成されている。つまり、車体側上方取付部11a(第1取付部)と車体側下方取付部11b(第2取付部)とが、単一の部材で形成されている。
これによって、車体側上方取付部11aと車体側下方取付部11bとが、別々の部材に設けられる際に必要となる接合や板合わせ等の工程を削減することができるため、製造工数の増大を抑制することができる。
また、本実施形態では、枢支部30が、車体側上方取付部11aと車体側下方取付部11bの間に配置されている。
これによって、枢支部30の両側が支持されるため、車体側ヒンジ10を安定して車体Sに取付けることができる。
本実施形態では、ヒンジピン31が、ドア側ヒンジ20(開閉側ヒンジ)を貫通しつつ、その両端を車体側上方取付部11aから立設する上方立脚部12a(第1立脚部)と、車体側下方取付部11b(第2取付部)から立設する下方立脚部12b(第2立脚部)とに支持されている。
これによって、ドア側ヒンジ20を上方立脚部12aと、車体側下方取付部11bの間に枢支することができるため、ドア側ヒンジ20を安定して揺動させることができる。
本実施形態では、連結部13が、ドア側ヒンジ20の揺動領域を横切りつつ、上方立脚部12aと下方立脚部12bを連結している。
また、ドア側ヒンジ20が全開位置に位置した状態で、連結部13に当接可能な開き側揺動規制部40a(揺動規制部40)をドア側ヒンジ20に備えている。
このような構成とすることで、部品を別途設けることなく、ドアS2(開閉体)の開き側の揺動範囲を規定することができるとともに、係止部41の形状を変えるだけで、揺動範囲を変更することができる。
本実施形態では、図4に示す平面視において、ヒンジ軸L31(ヒンジピン31の中心軸)から上方固定孔15a(第1固定手段)の中心O15aまでの距離Laと、ヒンジ軸L31から下方固定孔15b(第2固定手段)の中心O15bまでの距離Lbとが同じになるように、上方固定孔15aと下方固定孔15bとが配置されている。
このような構成とすることで、枢支部30に掛かる荷重の偏りを抑制することができる。
これによって、車体側ヒンジ10を安定して支持することができ、枢支部30の回動を滑らかにすることができる。
なお、本実施形態では、距離Laと距離Lbとが、所定の寸法に設定されているが、このような構成に限定されるものではない。
たとえば、距離Laと距離Lbとの寸法を0(ゼロ)に設定することも可能である。
つまり、図4に示す平面視において、上方固定孔15aの中心がヒンジ軸L31上に位置しつつ、下方固定孔15bの中心がヒンジ軸L31上に位置するように、上方固定孔15aと下方固定孔15bが配置する構成とすることも可能である。
そして、このような構成とした場合にも、車体側ヒンジ10を安定して支持することができ、枢支部30の回動を滑らかにすることができる。
次に、本実施形態の第2実施形態について説明する。
前述のヒンジ機構1と同様の構成には、同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態と前述の第1実施形態とで大きく異なる構成は、立脚部12の形状と、車体側取付部11の形状である。
本実施形態の立脚部12には、上方立脚部12a(第1立脚部)と下方立脚部12b(第2立脚部)の両方にビード16が形成されている。
ビード16は、プレス加工(曲げ加工)を施すことで板面から隆起した突起である。つまり、上方立脚部12aのビード16は、車体側上方取付部11aから上方立脚部12aが立設する方向に沿って板面から隆起している。また、下方立脚部12bのビード16は、車体側下方取付部11bから下方立脚部12bが立設する方向に沿って板面から隆起している。
次に、車体側取付部11について説明する。
前述の実施形態では、車体側取付部11は略長方形形状を備えていたが、図7に示すように、角を落とした略台形形状とすることも可能である。また、本実施形態では、車体側上方取付部11aと車体側下方取付部11bとが、異なる台形形状を備えている。
さらに、上方固定孔15aと下方固定孔15bとが、異なる位置に配置されている。つまり、上方固定孔15aと下方固定孔15bの位置におけるヒンジ軸L31からの距離La、Lb(図4参照)、および立脚部12側端縁からの距離Lc、Ldがそれぞれ異なる寸法に設定されている。
次に、本実施形態に係るヒンジ機構1の作用効果について説明する。
本実施形態では、上方立脚部12aと下方立脚部12bの両方に、それぞれの取付部から立設する方向に沿って、各立脚部12の板面から隆起するビード16が形成されている。
これによって、各立脚部12の剛性が高まり、ドアS2を開閉する際の撓み変形が低減され、枢支部30の回動をより滑らかにすることができる。
また、本実施形態のビード16は、プレス加工(曲げ加工)によって、両立脚部12の板面を湾曲、隆起させることで形成されている。
このような構成とすることで、ヒンジ機構1の重量を増大することなく、剛性を高めることができる。
なお、本実施形態では、ビード16は、プレス加工によって隆起した突起で構成されているが、このような構成に限定するものではない。たとえば、筋交いのような部材を各立脚部12に溶接等で設けることも可能であり、同様の作用効果が得られる。
また、上方固定孔15aと下方固定孔15bの位置におけるヒンジ軸L31からの距離La、Lb(図4参照)、および立脚部12側端縁からの距離Lc、Ldは、適宜設定することができる。そして、設定された上方固定孔15aと下方固定孔15bの位置に応じて、車体側取付部11の形状を変更することが可能である。
これによって、前述の第1実施形態の作用効果に加え、ドア開閉時に車体側ヒンジ10に掛かる荷重を、より適切な位置で支えることができる。
1 ヒンジ機構
10 車体側ヒンジ(構造側ヒンジ)
11a 車体側上方取付部(第1取付部)
11b 車体側下方取付部(第2取付部)
12a 第1立脚部
12b 第2立脚部
13 連結部
15a 上方固定孔(第1固定手段)
15b 下方固定孔(第2固定手段)
16 ビード
20 ドア側ヒンジ(開閉側ヒンジ)
30 枢支部
31 ヒンジピン
41 係止部
S 車体(構造体)
S2 ドア(開閉体)
L31 ヒンジ軸(ヒンジピンの中心軸)
La ヒンジピンの中心軸から第1固定手段の中心までの距離
Lb ヒンジピンの中心軸から第2固定手段の中心までの距離

Claims (4)

  1. 第1取付部と第2取付部とを備え、これら第1取付部と第2取付部とを介して車体に設置される構造側ヒンジと、
    該車体のドアに配置される開閉側ヒンジと、
    該構造側ヒンジと該開閉側ヒンジとを相対的に揺動可能に枢支する枢支部と、
    を備えるヒンジ機構において、
    前記枢支部は、
    前記第1取付部と前記第2取付部の間に配置され、且つ、前記開閉側ヒンジを貫通しつつ、前記第1取付部から立設する第1立脚部と前記第2取付部から立設する第2立脚部とに両端を支持されるヒンジピンを備え、
    前記構造側ヒンジは、
    単一の板状部材からなり、
    前記開閉側ヒンジの揺動領域を横切りつつ、該第1立脚部と該第2立脚部を略U字形状に連結する連結部を備え、
    車体側面のドア開口部前端側に設置され、該ヒンジピンを回転中心にして該開閉側ヒンジが設置された前記ドアを揺動可能に支持し、
    前記連結部は、
    前記第1取付部及び前記第2取付部より車体進行方向後側かつ開閉側ヒンジより車内側に配置され、
    該ドアの開閉が行われた際に、
    前記連結部のU字形状内周面に前記開閉側ヒンジが当接することで該ドアの開き側の回動を規制し、
    前記連結部の枢支部側側面に前記開閉側ヒンジが当接することで該ドアの閉じ側の回動を規制する
    ことを特徴とするヒンジ機構。
  2. 前記第1立脚部と前記第2立脚部の少なくともどちらか一方に、
    前記第1取付部、または前記第2取付部から立設する方向に沿って板面から突出する突起からなるビードを備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のヒンジ機構。
  3. 前記第1取付部を前記車体に固定する第1固定手段と、
    前記第2取付部を該車体に固定する第2固定手段と、
    を備え、
    平面視において、
    前記ヒンジピンの中心軸から該第1固定手段の中心までの距離と、
    該ヒンジピンの該中心軸から該第2固定手段の中心までの距離とが同じになるように、該第1固定手段と該第2固定手段が配置された
    ことを特徴とする請求項1、または請求項2に記載のヒンジ機構。
  4. 前記第1取付部を前記車体に固定する第1固定手段と、
    前記第2取付部を該車体に固定する第2固定手段と、
    を備え、
    平面視において、
    該第1固定手段の中心が前記ヒンジピンの中心軸上に位置しつつ、
    該第2固定手段の中心が該ヒンジピンの該中心軸上に位置するように、該第1固定手段と該第2固定手段が配置された
    ことを特徴とする請求項1、または請求項2に記載のヒンジ機構。
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