JP6655222B1 - ジョー交換装置、および、工作機械 - Google Patents

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Abstract

ジョー交換装置は、回転軸まわりを回転可能なチャック本体に取り付けるためのジョーを保管するストッカと、ストッカを、第1位置と第2位置との間で移動させるストッカ移動機構と、ジョー移送装置とを備える。ジョー移送装置は、ジョーを受け取るジョー受取装置から第1位置にあるストッカにジョーを移送することが可能である。また、ジョー移送装置は、第2位置にあるストッカからチャック本体にジョーを移送することが可能である。

Description

本発明は、ジョー交換装置、および、工作機械に関する。
複数のジョー(爪)を保管するマガジンを備えた工作機械が知られている。
関連する技術として、特許文献1には、チャック爪自動交換装置の爪貯蔵マガジンが開示されている。特許文献1に記載の爪貯蔵マガジンは、スライドベースに固定されており、爪貯蔵マガジンはスライドベースと共に前後方向に移動可能である。スライドベースは、固定ベースを介して主軸台に固定されている。爪貯蔵マガジンが前進位置にあるとき、爪貯蔵マガジンに保管された爪と、チャック本体に取り付けられた爪とが交換される。
特公平5−75522号公報
本発明の目的は、ストッカにジョーを保管する作業を容易に実行可能なジョー交換装置、および、工作機械を提供することである。
いくつかの実施形態におけるジョー交換装置は、回転軸まわりを回転可能なチャック本体に取り付けるためのジョーを保管するストッカと、前記ストッカを、第1位置と第2位置との間で移動させるストッカ移動機構と、前記ジョーを受け取るジョー受取装置から前記第1位置にある前記ストッカに前記ジョーを移送することが可能、かつ、前記第2位置にある前記ストッカから前記チャック本体に前記ジョーを移送することが可能なジョー移送装置と、を具備する。
いくつかの実施形態における工作機械は、ジョー交換装置と、ジョーを介してワークを保持するチャック本体と、前記チャック本体を回転可能に支持する支持部材と、工具が取り付けられる加工装置と、前記ジョー交換装置を制御する制御装置と、を具備する。前記ジョー交換装置は、前記ジョーを受け取り可能なジョー受取装置と、複数の前記ジョーを保管可能なストッカと、前記ストッカを、第1位置と第2位置との間で移動させるストッカ移動機構と、前記ジョー受取装置から前記第1位置にある前記ストッカに前記ジョーを移送することが可能、かつ、前記第2位置にある前記ストッカから前記チャック本体に前記ジョーを移送することが可能なジョー移送装置と、を備える。
本発明により、ストッカにジョーを保管する作業を容易に実行可能なジョー交換装置、および、工作機械を提供することができる。
図1は、第1の実施形態におけるジョー交換装置、および、工作機械の配置の一例を模式的に示す概略平面図である。 図2は、第2の実施形態におけるジョー交換装置を模式的に示す概略斜視図である。 図3は、ジョー交換装置の一部分を拡大して示す概略拡大正面図である。 図4は、第2の実施形態におけるジョー交換装置を模式的に示す概略平面図である。 図5は、第2の実施形態におけるジョー交換装置を模式的に示す概略平面図である。 図6は、第2の実施形態におけるジョー交換装置を模式的に示す概略平面図である。 図7は、第2の実施形態におけるジョー交換装置を模式的に示す概略正面図である。 図8は、ジョー交換装置の一部分を拡大して示す概略拡大正面図である。 図9は、ジョー受取装置の一例を模式的に示す概略斜視図である。 図10は、第2の実施形態におけるジョー交換装置、および、工作機械の配置の一例を模式的に示す概略正面図である。 図11は、ジョーの保管方法の一例を示すフローチャートである。 図12は、ジョーの交換方法の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、いくつかの実施形態におけるジョー交換装置1、および、工作機械100について説明する。なお、以下の実施形態の説明において、同一の機能を有する部位、部材については同一の符号を付し、同一の符号が付された部位、部材についての繰り返しとなる説明は省略する。
(方向および用語の定義)
本明細書において、「第1位置P1」とは、ストッカ20がジョー受取装置10から、ジョーCを受け取り可能な位置、あるいは、ストッカ20からジョー受取装置10にジョーCを取り出すことが可能な位置を意味する。また、「第2位置P2」とは、ストッカ20がチャック本体62からジョーCを受け取り可能な位置、あるいは、ストッカ20がチャック本体62にジョーCを供給可能な位置を意味する。
本明細書において、ジョー受取装置10から、第1位置P1にあるストッカ20(より具体的には、ストッカ20のジョー受取部21a)に向かう方向を「第1方向DR1」と定義する。第1方向DR1は、例えば、鉛直方向に平行な方向である。また、第1方向DR1と反対の方向を「第2方向DR2」と定義する。
本明細書において、チャック本体62から、第2位置P2にあるストッカ20(より具体的には、ストッカ20のジョー受取部21a)に向かう方向を「第3方向DR3」と定義する。第3方向DR3は、例えば、鉛直方向に平行な方向である。第3方向DR3は、例えば、第1方向DR1と平行である。また、第3方向DR3と反対の方向を「第4方向DR4」と定義する。
本明細書において、ジョー受取装置10から工作機械100の中央部に向かう方向を「第5方向DR5」と定義する。第5方向DR5は、例えば、工作機械100の筐体85(あるいは、工作機械100の前面101b)から工作機械100の中央部に向かう方向である。
本明細書において、工作機械100の第1側面101cから第2側面101dに向かう方向を「第6方向DR6」と定義する。第6方向DR6は、例えば、横方向に対応する。
本明細書において、チャック本体62は、ジョーCを介して、対象物(より具体的には、加工対象物であるワーク)を保持する部材を意味する。ジョーは、日本語では、「爪」と呼ばれることもある。本明細書では、ジョー受取装置10を介してストッカ20に保管されるジョーを「ジョーCn」と記述し、それ以外のジョーを「ジョーC」と記述する。
本明細書において、工作機械100は、加工対象物であるワークを加工可能な任意の機械を意味する。工作機械は、例えば、金属を、切断、切削、または、研削可能な機械である。本明細書における工作機械は、複数の異なる種類の加工を実行可能な複合加工機(例えば、複合加工旋盤)であってもよい。また、本明細書における工作機械は、旋盤(タレット型旋盤、くし刃型旋盤、横型旋盤、立型旋盤等)であってもよい。
(第1の実施形態)
図1を参照して、第1の実施形態におけるジョー交換装置1A、および、工作機械100Aについて説明する。図1は、第1の実施形態におけるジョー交換装置1A、および、工作機械100Aの配置の一例を模式的に示す概略平面図である。なお、図1において、工作機械100Aの一部(例えば、筐体85の頂部)の記載は省略されている。
第1の実施形態におけるジョー交換装置1Aは、ストッカ20と、ストッカ移動機構Mと、ジョー移送装置40とを具備する。
ジョー交換装置1Aは、チャック本体62に保持されたジョーCを、他のジョーと交換することが可能な装置である。チャック本体62は、ジョーCを介して、ワーク(換言すれば、加工対象物)を保持する。また、チャック本体62は、回転軸AXまわりを回転可能である。チャック本体62が回転軸AXまわりを回転することにより、複数のジョーCによって保持されたワークが、回転軸AXまわりを回転する。回転軸AXまわりを回転するワークは、加工装置70に取り付けられた工具72によって加工される。図1に記載の例では、回転軸AXは、第6方向DR6と平行である。
ストッカ20は、ジョーCを保管することが可能な装置である。ストッカ20は、ジョーCを保持可能なジョーホルダ21を備えることが好ましい。図1に記載の例では、ストッカ20は、複数のジョーホルダ21を備えている。複数のジョーホルダ21は、複数のジョーCを、それぞれ保持することができる。換言すれば、ストッカ20は、複数のジョーホルダ21を介して、複数のジョーCを保管することができる。
図1に記載の例では、ストッカ20への新たなジョーCnの保管を、ジョー移送装置40を介して行うことができる。詳細については、後述される。
ストッカ移動機構Mは、ストッカ20を、第1位置P1(図1の破線を参照。)と第2位置P2(図1の二点鎖線を参照。)との間で移動させる。ストッカ移動機構Mは、ストッカ20を移動させる駆動装置31を含む。駆動装置31は、モータであってもよいし、アクチュエータ(例えば、油圧式アクチュエータ)であってもよい。
第1位置P1は、ストッカ20がジョー受取装置10からジョーCnを受け取るジョー受取位置、または、ストッカ20からジョー受取装置10にジョーCを取り出すジョー取出位置に対応する。
また、第2位置P2は、ジョー交換位置に対応する。より具体的には、第2位置P2は、チャック本体62に取り付けられたジョーCをストッカ20に回収するための位置に対応する。また、第2位置P2は、ストッカ20に保管されたジョーCをチャック本体62に供給するための位置に対応する。
図1に記載の例では、ストッカ20は、ジョー受取部21aを有する。ジョー受取部21aは、例えば、ストッカ20の第1端部20aに位置するジョーホルダ21である。
ジョー移送装置40は、ジョー受取装置10から第1位置P1にあるストッカ20(より具体的には、第1位置P1にあるストッカ20のジョー受取部21a)にジョーCnを移送する。ジョー受取装置10からジョー受取部21aへのジョーCnの移送は、例えば、ジョー移送装置40がジョーCnを上方に引き上げることにより実行される。
ジョー移送装置40は、第2位置P2にあるストッカ20からチャック本体62にジョーCを移送する。図1に記載の例(図1の2点鎖線を参照。)では、ジョー移送装置40は、ストッカ20の第1端部20aに位置するジョーホルダ21から、チャック本体62に、ジョーCを移送する。当該ジョーCの移送は、例えば、ジョー移送装置40がジョーCを下方に押し下げることにより実行される。
第1の実施形態におけるジョー交換装置1Aでは、ストッカ20は、ジョー受取位置(第1位置P1)に移動可能である。また、ジョー移送装置40は、ジョー受取装置10から、第1位置P1にあるストッカ20に、ジョーCnを移送することができる。このため、作業者(または、ロボット)は、ジョー受取装置10にジョーCnを配置するだけで、当該ジョーCnをストッカ20に保管することができる。換言すれば、第1の実施形態では、ストッカ20にジョーCnを保管する作業を容易に実行することができる。
第1の実施形態において、ジョー交換装置1Aは、ジョーCnを受け取るジョー受取装置10(ジョーレシーバ)を備えていてもよい。
ジョー受取装置10は、工作機械100Aの外部からジョーCnを受け取ることが可能な位置に配置される。工作機械100Aの外部から、ジョー受取装置10へのジョーCnの供給は、例えば、作業者またはロボットによって行われる。
図1に記載の例では、ジョー受取装置10は、ジョーCnを保持可能な保持具12を含む。この場合、作業者またはロボットは、工作機械100Aの外部からジョー受取装置10の保持具12に、ジョーCnを供給すればよい。
図1に記載の例では、ジョー受取装置10およびジョー移送装置40を介して、ストッカ20にジョーCnを保管することが可能である。このため、ストッカ20にジョーCnを保管するに際して、作業者は、工作機械100Aの内部(より具体的には、筐体85の内部)に入る必要がない。よって、第1の実施形態では、ストッカ20にジョーCnを保管するに際して、工作機械100Aの駆動(例えば、チャック本体62の回転駆動、あるいは、加工装置70の駆動)を停止させる必要がない。
ただし、第1の実施形態において、ジョー受取装置10およびジョー移送装置40を介さずに、ストッカ20にジョーCnを保管することは排除されない。換言すれば、工作機械100Aの駆動を停止させた状態で、作業者は工作機械100Aの内部に入ってもよい。工作機械100Aの内部に入った作業者は、従来と同様の方法で、ストッカ20にジョーCnを保管することができる。
図1に記載の例(図1の破線を参照。)では、ジョー受取装置10と、第1位置P1にあるストッカ20(より具体的には、ジョー受取部21a、または、ストッカ20の第1端部20a)とが、第1方向DR1に沿って(より具体的には、鉛直方向に沿って)配置されている。このため、ジョー移送装置40は、ジョーCnを第1方向DR1(より具体的には、上方向)に移動させるだけで、ジョー受取装置10からストッカ20にジョーCnを移載することができる。こうして、図1に記載の例では、ジョー受取装置10からストッカ20へのジョーCnの移載を、短時間で実行することができる。
図1に記載の例において、加工装置70によるワークの加工中に、ストッカ20を、上述の第1位置P1(図1の破線を参照。)に維持することが可能である。この場合、ワークの加工中においても、ジョー受取装置10からストッカ20へのジョーCnの移載(換言すれば、保管)を、短時間で実行することができる。
ジョー移送装置40は、ジョーCを第2方向DR2(より具体的には、下方向)に移動させるだけで、ストッカ20からジョー受取装置10にジョーCを取り出すことができる。こうして、図1に記載の例では、ストッカ20からジョー受取装置10へのジョーCの取り出しを、短時間で実行することができる。
第1の実施形態における工作機械100Aは、ジョー交換装置1Aと、ジョーCを介してワークを保持するチャック本体62と、チャック本体62を回転可能に支持する支持部材66と、工具72が取り付けられる加工装置70と、制御装置90とを具備する。工作機械100Aは、筐体85(ジョー交換装置1A、チャック本体62、支持部材66、および、加工装置70を囲む筐体85)を備えていてもよい。
ジョー受取装置10にジョーCnを配置する作業を容易にする観点から、ジョー受取装置10は、筐体85の近傍(例えば、筐体85から50cm以内の距離、あるいは、筐体から30cm以内の距離)に配置されることが好ましい。代替的に、あるいは、付加的に、ジョー受取装置10は、筐体85に設けられたアクセス開口ASを介してアクセス可能な位置(例えば、アクセス開口ASから手の届く位置)に配置されることが好ましい。
図1に記載の例では、ジョー受取装置10が、筐体85の近傍、あるいは、筐体85に設けられたアクセス開口ASの近傍に設けられている。このため、作業者(または、ロボット)は、容易に、ジョー受取装置10にジョーCnを配置することができる。
ジョー受取装置10にジョーCnを配置する作業を容易にする観点から、ジョー受取装置10は、工作機械100Aの前面101b側の領域に配置されることが好ましい。代替的に、あるいは、付加的に、アクセス開口ASは、筐体85の前面101bに配置されることが好ましい。ジョー受取装置10にアクセスするためのアクセス開口ASが、工作機械100Aの前面101bに配置されることにより、作業者は、通常の作業位置で、ジョー受取装置10にジョーCnを配置することができる。換言すれば、作業者は、ジョーCnを保管するために、工作機械100Aの前面101b側から、工作機械の背面101a側(あるいは、工作機械100Aの側面側または工作機械100Aの内部)に移動する必要がない。
図1に記載の例では、ジョー移送装置40は、ストッカ20とともに移動可能である。より具体的には、ジョー移送装置40は、ストッカ20に取り付けられている。この場合、1つのジョー移送装置40を用いて、ジョー受取装置10からストッカ20へのジョーCnの移載と、ストッカ20からチャック本体62へのジョーCの移載とを実行することができる。換言すれば、ジョー受取装置10から第1位置P1にあるストッカ20にジョーCnを移送する第1ジョー移送装置40aと、第2位置P2にあるストッカ20からチャック本体62にジョーCを移送する第2ジョー移送装置40bとを同一の装置とすることができる。
ジョー移送装置40が、ストッカ20とともに移動可能である場合、ジョー交換装置1Aが備えるジョー移送装置40の数が少なくて済む。また、ジョー移送装置40が、ストッカ20に取り付けられている場合、ストッカ20を移動させる度に、ストッカ20とジョー移送装置40とを位置合わせする必要がない。
図1に記載の例では、ストッカ20は、チャック本体62を回転可能に支持する支持部材66の上方に配置されている。換言すれば、図1に記載の例では、支持部材66の上方の空間に、ストッカ20が配置されている。この場合、支持部材66の上方の空間を有効的に活用することができ、その結果、工作機械100Aのサイズをコンパクトにすることができる。
図1に記載の例(図1の2点鎖線を参照。)では、ストッカ20が第2位置P2にあるとき、ストッカ20のジョー受取部21aあるいはストッカ20の第1端部20aは、平面視で、チャック本体62とオーバーラップする位置にある。
他方、ストッカ20が第1位置P1にあるとき、ストッカ20のジョー受取部21aあるいはストッカ20の第1端部20aは、平面視で、チャック本体62および支持部材66とオーバーラップしない位置(非オーバーラップ位置)にある。この場合、ジョー受取装置10からストッカ20にジョーCnを移載するに際して、チャック本体62および支持部材66が邪魔になることはない。
図1に記載の例では、ストッカ移動機構Mは、ストッカ20を、第1角度位置AP1と第2角度位置AP2との間で旋回移動させる第1移動機構M1(例えば、モータ、アクチュエータ等の駆動装置31)を備える。上述の第1角度位置AP1は、例えば、ストッカ20の長手方向が、チャック本体62の回転軸AXに対して傾斜した角度位置である。また、第2角度位置AP2は、ストッカ20の長手方向が、チャック本体62の回転軸AXに平行となる角度位置である。図1に記載の例では、上述の第1角度位置AP1が第1位置P1に対応し、上述の第2角度位置AP2が第2位置P2に対応する。
ストッカ20が、旋回軸AX1まわりを旋回可能である場合、ストッカ20の旋回軸AX1に近い部分(例えば、ストッカ20の第2端部20b)の移動量に比べて、ストッカ20の第1端部20aの移動量を大きくすることができる。この場合、ストッカ20の移動に要するスペースをコンパクトにしつつ、第1端部20aの移動ストローク(換言すれば、ジョー受取部21aの移動ストローク)を大きくすることができる。
(第2の実施形態)
図2乃至図10を参照して、第2の実施形態におけるジョー交換装置1B、および、工作機械100Bについて説明する。図2は、第2の実施形態におけるジョー交換装置1Bを模式的に示す概略斜視図である。図3は、ジョー交換装置1Bの一部分を拡大して示す概略拡大正面図である。図4乃至図6は、第2の実施形態におけるジョー交換装置1Bを模式的に示す概略平面図である。図7は、第2の実施形態におけるジョー交換装置1Bを模式的に示す概略正面図である。図8は、ジョー交換装置1Bの一部分を拡大して示す概略拡大正面図である。図9は、ジョー受取装置10の一例を模式的に示す概略斜視図である。図10は、第2の実施形態におけるジョー交換装置1B、および、工作機械100Bの配置の一例を模式的に示す概略正面図である。なお、図4は、ストッカ20が第2位置P2にある時の状態を示し、図5は、ストッカ20が第2位置P2と第1位置P1との間の位置(中間位置Pm)にある時の状態を示し、図6は、ストッカ20が第1位置P1にある時の状態を示している。なお、図4乃至図7において、ジョー交換装置1Bの一部の記載は省略されている。例えば、図4乃至図6には、ジョー受取装置10が配置される領域ARが明示されているものの、ジョー受取装置10自体の記載は省略されている。また、図7において、ジョー受取装置10の記載は省略されている。
第2の実施形態では、第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。他方、第2の実施形態では、第1の実施形態で説明済みの事項についての繰り返しとなる説明は省略する。したがって、第2の実施形態において、明示的に説明をしなかったとしても、第1の実施形態において説明済みの事項を第2の実施形態に適用できることは言うまでもない。
第2の実施形態におけるジョー交換装置1Bは、ストッカ20と、ストッカ移動機構Mと、ジョー移送装置40とを具備する。ジョー交換装置1Bは、ジョー受取装置10を具備していてもよい。ストッカ20、ストッカ移動機構M、ジョー移送装置40、および、ジョー受取装置10の概要および機能については、第1の実施形態において説明済みである。よって、これらの構成の概要および機能についての繰り返しとなる説明は省略する。
(ストッカ20)
図2を参照して、ストッカ20の一例について説明する。図2に記載の例では、ストッカ20は、複数のジョーホルダ21と、無端チェーン23と、チェーン駆動装置24と、を備える。
複数のジョーホルダ21の各々は、ジョーCを保持可能である。より具体的には、ジョーホルダ21は、ジョーCと係合可能である。例えば、ジョーホルダ21とジョーCとが平面視で位置合わせされた状態で、ジョーCを鉛直方向に沿って移動させることにより(例えば、ジョーCを上方に移動させることにより)、ジョーホルダ21にジョーCを係合させることができる。また、ジョーホルダ21に保持されたジョーCを、鉛直方向に沿って移動させることにより(例えば、ジョーCを下方に移動させることにより)、ジョーホルダ21とジョーCとの間の係合を解除することができる。
図2に記載の例では、ストッカ20は、30個のジョーホルダ21を備える(2つのジョーホルダは、ジョー移送装置40の背後に隠れている。)。ただし、ストッカ20が備えるジョーホルダ21の数は、30個に限定されず任意である。
複数のジョーホルダ21は、循環式に移動可能なように、無端チェーン23に支持されている。無端チェーン23は、チェーン駆動装置24によって駆動される。
図2に記載の例では、チェーン駆動装置24は、モータ24aと、モータ24aによって駆動される第1スプロケット24bとを備える。図2に記載の例では、第1スプロケット24bおよび第2スプロケット25bが、無端チェーン23と係合している。
図2に記載の例では、第1スプロケット24bから第2スプロケット25bに向かう方向(または、第2スプロケット25bから第1スプロケット24bに向かう方向)が、ストッカ20の長手方向に対応する。
(ジョーC)
図2に記載の例では、チャック本体62には、3個のジョーCが取り付けられる。換言すれば、チャック本体62は、3個のジョーCによって構成される1セットのジョーを介して、ワークを保持する。
3個のジョーCによって1セットのジョーが構成される場合、1セットを構成する3つのジョーは、ジョーホルダの循環移動方向に連続する3つのジョーホルダ21に、それぞれ、保持されることが好ましい。
図2に記載の例では、ジョーCは、ワークに当接する当接面CAと、チャック本体62によって保持される基端部CBと、ジョー移送装置40の係合部材と係合可能な係合部CC(図3を参照。)と、を備える。基端部CBは、チャック本体62の溝部と相補的な形状を有する。また、チャック本体62にジョーCを取り付ける際に(または、チャック本体62からジョーCを取り外す際に)、ジョーCの基端部CBは、チャック本体62の溝部によってガイドされる。
(ストッカ移動機構M)
図4乃至図7を参照して、ストッカ移動機構Mについて説明する。ストッカ移動機構Mは、中間位置Pm(intermediate position)を介して、第1位置P1と第2位置P2との間でストッカ20を移動させることが可能な機構である。
第1位置P1(図6を参照。)は、第1の実施形態で説明されたように、ストッカ20がジョー受取装置10(領域ARに配置されたジョー受取装置10)からジョーCnを受け取るジョー受取位置、または、ストッカ20からジョー受取装置10にジョーCを取り出すジョー取出位置に対応する。
中間位置Pm(図5を参照。)は、第1位置P1と第2位置P2との間の位置であり、ストッカ20が移動を開始してからストッカ20が移動を完了するまでの間の移動途中のストッカ20の位置に対応する。
第2位置P2(図4を参照。)は、第1の実施形態で説明されたように、ジョー交換位置に対応する。より具体的には、第2位置P2は、チャック本体62に取り付けられたジョーCをストッカ20に回収するための位置に対応する。また、第2位置P2は、ストッカ20に保管されたジョーCをチャック本体62に供給するための位置に対応する。
図4および図5に記載の例では、ストッカ移動機構Mは、第1移動機構M1を備える。第1移動機構M1は、第1角度位置AP1(図5を参照。)と第2角度位置AP2(図4を参照。)との間で、ストッカ20を旋回移動させる機構である。第1角度位置AP1は、例えば、ストッカ20の長手方向が、チャック本体62の回転軸AXに対して傾斜した角度位置である。また、第2角度位置AP2は、例えば、ストッカ20の長手方向が、チャック本体62の回転軸AXに平行となる角度位置である。
第1移動機構M1は、旋回軸AX1を規定するピン部材と、旋回軸AX1まわりにストッカ20を回転させる駆動装置31(図7を参照。)とを含む。駆動装置31は、モータであってもよいし、アクチュエータ(例えば、油圧式アクチュエータ)であってもよい。旋回軸AX1は、例えば、鉛直方向に平行な軸である。図4に記載の例では、旋回軸AX1は、ストッカ20の第2端部20b側の領域に配置されている。
図4に記載の例では、上述の第2角度位置AP2が第2位置P2に対応する。また、図5に記載の例では、上述の第1角度位置AP1が中間位置Pmに対応する。なお、第1角度位置AP1は、第1位置P1(図6を参照。)にも対応する。
ストッカ移動機構Mが、第1移動機構M1(換言すれば、ストッカ20を旋回移動させる機構)を備えることによる効果については、第1の実施形態において説明済みである。よって、当該効果についての繰り返しとなる説明は省略する。
図4および図5に記載の例では、ストッカ20が、旋回軸AX1まわりを旋回するとき、回転軸AXに沿う方向におけるストッカ20の第1端部20aの移動量は小さい。このため、図5に示された中間位置Pmでは、回転軸AXに沿う方向におけるストッカ20の退避量が不十分となる可能性がある。そこで、ストッカ移動機構Mは、第1移動機構M1に加えて、ストッカ20をチャック本体62に対して直線的に移動させることが可能な第2移動機構M2を有することが好ましい。
図5および図6に記載の例では、第2移動機構M2は、チャック本体62の回転軸AXに沿う方向に、ストッカ20を直線的に移動させることが可能である。より具体的には、第2移動機構M2は、中間位置Pm(図5を参照。)と第1位置P1(図6を参照。)との間で、ストッカ20を移動させる。
第2移動機構M2は、第2駆動装置32(図7を参照。)を備える。第2移動機構M2は、ガイド部材33(図5を参照。)と、スライダ34とを備えていてもよい。
第2駆動装置32は、ガイド部材33(例えば、ガイドレール)に沿って、ストッカ20を移動させる。図5に記載の例では、第2移動機構M2は、ガイド部材33に対して直線的に移動可能なスライダ34を含み、ストッカ20は、当該スライダ34によって支持されている。
スライダ34およびスライダ34に支持されたストッカ20を移動させる第2駆動装置32は、モータであってもよいし、アクチュエータ(例えば、油圧式アクチュエータ)であってもよい。
図4乃至図7に記載の例では、ストッカ移動機構Mは、ストッカ20を旋回移動させることが可能な第1移動機構M1と、ストッカ20を直線的に移動させることが可能な第2移動機構M2とを備える。この場合、ストッカ20の移動に要するスペースをコンパクトにすることができ、ストッカ20の第2端部20bの移動ストロークと比較してストッカ20の第1端部20aの移動ストロークを大きくすることができる。加えて、チャック本体62の回転軸AXに沿う方向におけるストッカ20の退避量を大きくすることができる。
なお、第2の実施形態において、ストッカ移動機構Mは、ストッカ20を旋回移動させることが可能な第1移動機構M1、および、ストッカ20を直線的に移動させることが可能な第2移動機構M2のうちの一方のみを備えていてもよい。また、ストッカ移動機構Mは、ストッカ20を直線的に移動させることが可能な2つの移動機構を備えていてもよい。例えば、ストッカ移動機構Mは、チャック本体62の回転軸AXに平行な方向にストッカ20を移動させる移動機構と、回転軸AXに垂直な方向にストッカ20を移動させる移動機構とを備えていてもよい。
(ストッカ20の支持構造)
図7に記載の例では、ストッカ20は、チャック本体62を回転可能に支持する支持部材66の上方に配置されている。また、ストッカ20は、支持部材66を介さずに、支持部材66の下方に位置するベース80によって支持されている。
ストッカ20が、支持部材66を介することなくベース80によって支持される場合、ストッカ20の作動(例えば、無端チェーン23の駆動)に際して生じる振動が支持部材66に伝わりにくい。このため、チャック本体62によって保持されたワークの加工と、ジョー受取装置10からストッカ20へのジョーCnの保管とが同時に実行された場合であっても、ワークの加工精度が悪化しない。
なお、図7に記載の例では、ベース80に、構造部材82が固定され、当該構造部材82に、上述のストッカ移動機構Mを介して、ストッカ20が取り付けられている。構造部材82は、チャック本体62を回転可能に支持する支持部材66の周囲に配置されることが好ましい。また、構造部材82は、支持部材66と直接的に接触していないことが好ましい。
図7に記載の例では、チャック本体62を回転可能に支持する支持部材66と、上述の構造部材82とが、同一のベース80に固定されている。代替的に、支持部材66が固定されるベースと、上述の構造部材82が固定されるベース80とは、異なるベースであってもよい。
(ジョー移送装置40)
図2および図3を参照してジョー移送装置40について説明する。図2に記載の例では、ジョー移送装置40は、ブラケット41等を介して、ストッカ20に取り付けられている。このため、ストッカ20が第1位置P1から第2位置P2に移動すると、ジョー移送装置40も第1位置P1から第2位置P2に移動する。
図2に記載の例では、ジョー移送装置40は、ジョーCの係合部CCと係合可能な係合部材42と、係合部材42を移動させる第3駆動装置44とを含む。
図3に記載の例では、第3駆動装置44は、係合部材42を、直線的に移動させるリニア駆動装置440を含む。リニア駆動装置440は、係合部材42を直線的に移動させることにより、係合部材42に係合したジョーCを直線的に移動させることができる。リニア駆動装置440は、例えば、モータ、または、アクチュエータ(例えば、電動式アクチュエータ、油圧式アクチュエータ等)である。図3に記載の例では、リニア駆動装置440は、係合部材42を、第1方向DR1あるいは第3方向DR3(より具体的には、鉛直方向)に沿って移動させる。
図3に記載の例では、第3駆動装置44は、係合部材42を、回転移動させる回転駆動装置445を含む。回転駆動装置445は、係合部材42を、回転軸AX2まわりに回転させることにより、係合部材42を、ジョーCの係合部CCに係合させることができる。また、回転駆動装置445は、係合部材42を、回転軸AX2まわりに回転させることにより、係合部材42とジョーCの係合部CCとの間の係合を解除することができる。
図3に記載の例では、リニア駆動装置440の固定部440aがブラケット41等に固定されている。また、リニア駆動装置440の移動部440bには、移動体43(例えば、移動ブロック)が取り付けられている。また、移動体43には、回転駆動装置445が取り付けられている。当該回転駆動装置445は、係合部材42を回転軸AX2まわりに回転可能なように支持している。
ジョー移送装置40が、回転駆動装置445を備えていることにより、係合部材42とジョーCの係合部CCとの間の係合(あるいは、係合解除)を速やかに行うことができる。また、ジョー移送装置40が、リニア駆動装置440を備えていることにより、ジョーCを、安定的に、直線移動させることができる。
(ガイドブロック50)
ジョーCの直線移動を、安定的かつ正確に実施する観点から、図2に例示されるように、ジョー交換装置1Bは、ガイドブロック50を備えていることが好ましい。
ガイドブロック50は、ストッカ20とチャック本体62との間の領域において、ジョーCの直線移動をガイドする。また、ガイドブロック50は、ストッカ20とジョー受取装置10との間の領域において、ジョーCの直線移動をガイドする。
図2に記載の例では、ガイドブロック50は、ストッカ20に取り付けられている。また、ガイドブロック50は、ストッカ20に対して、ジョー移送装置40とは、反対側に配置されている。より具体的には、図2に記載の例では、ジョー移送装置40がストッカ20の上方に配置され、ガイドブロック50が、ストッカ20の下方に配置されている。図2に例示されるように、ストッカ20が第2位置P2にあるとき、ガイドブロック50は、ストッカ20(より具体的には、ストッカ20の第1端部20a)とチャック本体62との間に配置される。
図2に記載の例では、ガイドブロック50は、ジョーCの基端部CBをガイドする溝51を備える。溝51の延在方向は、第3方向DR3(より具体的には、鉛直方向)に平行な方向である。
図8に記載の例では、ガイドブロック50は、チャック本体62に設けられたロック解除操作部620を操作する操作機構Gを備える。操作機構Gは、例えば、ロック解除操作部620を押圧可能な押圧部材53と、当該押圧部材53を移動させる第4駆動装置55とを備える。第4駆動装置55は、例えば、モータ、あるいは、アクチュエータである。
押圧部材53がロック解除操作部620を押圧することにより、チャック本体62とジョーCとの間のロック状態(換言すれば、固定状態)が解除される。ロック状態が解除されると、ジョー移送装置40は、チャック本体62からジョーCを引き抜くことができる。また、押圧部材53がロック解除操作部620を押圧している状態で、ジョー移送装置40は、チャック本体62に新たなジョーCを取り付けることができる。
(ジョー受取装置10)
図9に記載の例では、ジョー受取装置10は、ジョーCを保持可能な保持具12と、保持具12を移動させる保持具駆動装置14(第5駆動装置)とを含む。
図9に記載の例では、保持具12は、ジョーCの凸部CDに係合する係合部13を備える。当該係合部13は、第1方向DR1に平行な方向に、ジョーCが保持具12に対して相対移動することを許容する係合部であることが好ましい。また、係合部13は、第1方向DR1に平行な方向以外の方向に、ジョーCが保持具12に対して相対移動することを禁止する係合部であることが好ましい。
保持具駆動装置14は、保持具12を、中間位置Pn(intermediate position)を介して、第3位置P3と第4位置P4との間で移動させる。
第3位置P3は、保持具12が、作業者またはロボットからジョーCnを受け取る位置(あるいは、作業者またはロボットが、保持具12からジョーCを取り出す位置)に対応する。中間位置Pnは、第3位置P3と第4位置P4との間の位置、換言すれば、保持具12が移動を開始してから保持具12が移動を完了するまでの間の移動途中の保持具12の位置に対応する。また、第4位置P4は、ジョー移送装置40が、保持具12からジョーCnを取り出す位置(あるいは、保持具12が、ジョー移送装置40からジョーCを受け取る位置)に対応する。保持具12が第4位置P4に移動し、ストッカ20が第1位置P1に移動すると、保持具12と、ストッカ20(より具体的には、ストッカ20のジョー受取部21a)とは、自動的に互いに位置合わせされる。また、保持具12が第4位置P4に移動し、ストッカ20が第1位置P1に移動すると、保持具12と、ジョー移送装置40とは、自動的に互いに位置合わせされる。
第4位置P4にある保持具12から、第1位置P1にあるストッカ20(より具体的には、ストッカ20の第1端部20a)に向かう方向は、第1方向DR1(より具体的には、鉛直方向)に対して平行である。この場合、ジョー移送装置40は、保持具12からストッカ20に向かう方向である第1方向DR1(より具体的には、鉛直上方向)にジョーCnを移動させるだけで、ジョーCnをストッカ20に保管することができる。
第3位置P3は、第4位置P4と比較して、筐体85(より具体的には、アクセス開口AS)に近い位置である。この場合、作業者またはロボットは、第3位置P3にある保持具12に容易にアクセスすることができる。なお、第3位置P3にある保持具12から、第1位置P1にあるストッカ20(より具体的には、ストッカ20の第1端部20a)に向かう方向は、第1方向DR1(より具体的には、鉛直方向)に対して非平行である。
図9に記載の例では、ジョー受取装置10が、保持具12と、保持具12を移動させる保持具駆動装置14とを備える。この場合、保持具12の位置または姿勢を、作業者またはロボットからアクセスし易い位置または姿勢に変更することができ、かつ、保持具12の位置または姿勢を、ジョー移送装置40からアクセスし易い位置または姿勢に変更することができる。
図9に記載の例では、保持具駆動装置14は、保持具12の位置を変化させるともに、保持具12の姿勢(例えば、保持具12の向き)を変化させることが可能である。
図9に記載の例では、保持具駆動装置14は、保持具12を直線的に移動させるリニア駆動装置14aと、保持具12を旋回軸まわりに旋回移動させる旋回駆動装置14bとを含む。
リニア駆動装置14aは、例えば、モータ、または、アクチュエータである。リニア駆動装置14aは、保持具12を、工作機械100Bの筐体85から離れる方向(より具体的には、第5方向DR5)に直線的に移動させることができる。作業者またはロボットが、保持具12にジョーCnを配置した場合を想定する(図9における実線を参照。)。この場合、リニア駆動装置14aが、保持具12を第5方向DR5に移動させることにより、保持具12および保持具12に保持されたジョーCnは、第3位置P3から中間位置Pn(図9における2点鎖線を参照。)に移動する。
旋回駆動装置14bは、例えば、モータ、または、アクチュエータである。旋回駆動装置14bは、保持具12を、旋回軸まわりに旋回移動させることができる。保持具12が、旋回移動することにより、保持具12に保持されたジョーCnの姿勢(より具体的には、ジョーCnの向き)が変更される。ジョーCnを保持する保持具12が中間位置Pnにある場合を想定する(図9における2点鎖線を参照。)。この場合、旋回駆動装置14bが、保持具12を旋回移動させることにより(矢印Fを参照。)、保持具12および保持具12に保持されたジョーCnは、中間位置Pnから第4位置P4(図9における破線を参照。)に移動する。
ジョー受取装置10が、旋回駆動装置14bを備える場合、保持具12に保持されたジョーCの姿勢を、作業者またはロボットが取り扱い易い第1姿勢と、ストッカ20またはジョー移送装置40によって受け入れ可能な第2姿勢との間で変更することが可能となる。
図9に記載の例では、旋回駆動装置14bは、ブラケット15に固定されている。また、保持具12は、ブラケット15によって、ブラケット15に対して回転可能なように支持されている。
図9に記載の例では、リニア駆動装置14aの移動部がブラケット15に接続されており、リニア駆動装置14aがブラケット15を移動させることにより、ブラケット15に支持された旋回駆動装置14bおよび保持具12が、直線的に移動する。
図9に記載の例では、保持具駆動装置14は、リニア駆動装置14aと、旋回駆動装置14bとを含む。代替的に、保持具駆動装置14は、リニア駆動装置14a、および、旋回駆動装置14bのうちの一方のみを含んでいてもよい。
(工作機械100B)
図10に記載の例では、工作機械100Bは、ジョー交換装置1Bに加えて、チャック本体62、チャック本体62を回転可能に支持する支持部材66、チャック本体62を回転軸AXまわりに回転させる回転駆動装置67、工具72が取り付けられる加工装置70、筐体85(ジョー交換装置1B、チャック本体62、支持部材66、回転駆動装置67、および、加工装置70を囲む筐体85)、および、制御装置90を備える。
図10に記載の例では、ジョー受取装置10は、筐体85に設けられたアクセス開口ASを介して、作業者またはロボットがアクセス可能な位置に配置される。ジョー受取装置10またはアクセス開口ASの高さは、例えば、ストッカ20の高さよりも低い。また、ジョー受取装置10またはアクセス開口ASの高さは、例えば、チャック本体62の高さと概ね等しい。
ジョー受取装置10は、チャック本体62あるいは支持部材66と比較して、筐体85に近い位置に配置される。ジョー受取装置10は、工作機械100Bの前面側の領域に配置されることが好ましい。
筐体85には、アクセス開口ASを開閉自在なドア86(例えば、透明な窓を備えたドア)が設けられることが好ましい。ドア86が開状態のとき、作業者またはロボットは、アクセス開口ASを介して、ジョー受取装置10にアクセスすることができる。他方、ドア86が閉状態のとき、ジョー移送装置40は、ジョー受取装置10にアクセスすることができる。
図2に記載の例では、工作機械100Bは、アクセス開口ASに連通するジョー収容室RMを備える。第3位置P3にある保持具12は、ジョー収容室RMの内部に位置する。
(制御装置90)
制御装置90は、ストッカ20(より具体的には、ストッカ20のチェーン駆動装置24)、ストッカ移動機構M、ジョー移送装置40を制御する。制御装置90は、ジョー受取装置10の保持具駆動装置14、および/または、ガイドブロック50の第4駆動装置55を制御してもよい。また、制御装置90は、チャック本体62を回転させる回転駆動装置67を制御してもよい。制御装置90は、ストッカ20、ストッカ移動機構M、ジョー移送装置40、保持具駆動装置14、および、ガイドブロック50の第4駆動装置55の各々と制御信号を伝達可能なように接続される。
(ジョーCの保管方法)
図1乃至図11を参照して、実施形態におけるジョー交換装置1を用いて実行されるジョーCnの保管方法について説明する。図11は、ジョーCnの保管方法の一例を示すフローチャートである。ここでは、ストッカ20の位置が、既に、第1位置P1にある場合を想定する。なお、ストッカ20の位置が、第1位置P1にない場合には、後述の第3ステップST3の終了までに、ストッカ20の位置が、第1位置P1に変更される。
第1ステップST1において、ジョー受取装置10(より具体的には、保持具12)は、作業者またはロボットからジョーCnを受け取る。
第2ステップST2において、ジョー受取装置10の保持具12が、第3位置P3から第4位置P4に移動する。保持具12の移動は、保持具駆動装置14が制御装置90から制御信号を受信し、保持具駆動装置14が、受信した制御信号に応じて、保持具12を移動させることにより実行される。保持具駆動装置14がリニア駆動装置14aを備える場合には、保持具12の移動は、保持具12の直線移動を含む。また、保持具駆動装置14が旋回駆動装置14bを備える場合には、保持具12の移動は、保持具12の旋回移動を含む。保持具駆動装置14がリニア駆動装置14aおよび旋回駆動装置14bを備える場合には、保持具12の移動は、保持具12の直線移動と保持具12の旋回移動とを含む。
なお、保持具12が移動不能な保持具である場合には、第2ステップST2は省略される。
第3ステップST3において、ストッカ20のジョー受取部21a(空のジョーホルダ21)の位置が、ジョー受取装置10に対して位置合わせされた位置(より具体的には、ジョー受取装置10の鉛直上方の位置)となるように、ストッカ20のチェーン駆動装置24が駆動される。チェーン駆動装置24の駆動は、チェーン駆動装置24が制御装置90から制御信号を受信することに応じて実行される。
第4ステップST4において、ジョー移送装置40によって、ジョー受取装置10からストッカ20のジョー受取部21a(空のジョーホルダ21)にジョーCnが移送される。当該ジョーCnの移送は、第3駆動装置44(より具体的には、リニア駆動装置440および/または回転駆動装置445)が制御装置90から制御信号を受信することに応じて実行される。より具体的には、リニア駆動装置440が制御装置90から制御信号を受信することに応じて、リニア駆動装置440は、係合部材42を第2方向DR2に移動させる。次に、回転駆動装置445が制御装置90から制御信号を受信することに応じて、回転駆動装置445は、係合部材42を回転軸AX2まわりに回転させる。当該回転により、係合部材42がジョーCnの係合部CCと係合する。続いて、リニア駆動装置440が制御装置90から制御信号を受信することに応じて、リニア駆動装置440は、係合部材42を第1方向DR1に移動させる。当該係合部材42の移動により、ジョーCnが係合部材42とともに第1方向DR1に移動する。その結果、ジョーCnがストッカ20に格納される。
以上の工程により、ストッカ20にジョーCnを保管することができる。なお、第1ステップST1乃至第4ステップST4の実行中に、作業者は、工作機械100の内部に入る必要がない。このため、上述のジョーの保管方法の実行に際して、工作機械100によるワークの加工を中断させる必要がない。また、ジョー受取装置10からストッカ20へのジョーCnの移送は、ジョー移送装置40による直線的な移送である。このため、ジョーCnの移送を、短時間に安定的に行うことができる。
(ジョーCの交換方法)
図1乃至図10、図12を参照して、実施形態におけるジョー交換装置1を用いて実行されるジョーCの交換方法について説明する。図12は、ジョーCの交換方法の一例を示すフローチャートである。ここでは、ジョーCの交換方法の実行前に、ストッカ20の位置が、第1位置P1にある場合を想定する。
第1ステップST101において、ストッカ20が、第1位置P1から第2位置P2に移動される。ストッカ20の移動は、ストッカ移動機構Mが、制御装置90から制御信号を受信し、ストッカ移動機構M(より具体的には、第1移動機構M1および/または第2移動機構M2)が、受信した制御信号に応じて、ストッカ20を移動させることにより実行される。
第2ステップST102において、ストッカ20のジョー受取部21a(空のジョーホルダ21)の位置が、チャック本体62に対して位置合わせされた位置(より具体的には、チャック本体62の鉛直上方の位置)となるように、ストッカ20のチェーン駆動装置24が駆動される。チェーン駆動装置24の駆動は、チェーン駆動装置24が制御装置90から制御信号を受信することに応じて実行される。また、第2ステップST102において、チャック本体62に保持されたジョーCの位置が、取外位置となるように、チャック本体62が回転軸AXまわりを回転される。取外位置は、例えば、回収されるべきジョーCの位置が、最も高くなる位置に対応する。
第3ステップST103において、ジョー移送装置40によって、チャック本体62からストッカ20のジョー受取部21a(空のジョーホルダ21)にジョーCが移送される。当該ジョーCの移送は、第3駆動装置44(より具体的には、リニア駆動装置440および/または回転駆動装置445)が制御装置90から制御信号を受信することに応じて実行される。第3ステップST103の実行により、チャック本体62に取り付けられていたジョーCがストッカ20に回収される。
第2ステップST102および第3ステップST103は、チャック本体62から回収すべきジョーCの数だけ繰り返し実行される。例えば、チャック本体62から回収すべきジョーCの数が3個である場合、第2ステップST102および第3ステップST103は、3回繰り返し実行される。
第4ステップST104において、ストッカ20のジョー供給部(ジョーCを保持したジョーホルダ21)の位置が、チャック本体62に対して位置合わせされた位置(より具体的には、チャック本体62の鉛直上方の位置)となるように、ストッカ20のチェーン駆動装置24が駆動される。チェーン駆動装置24の駆動は、チェーン駆動装置24が制御装置90から制御信号を受信することに応じて実行される。また、第4ステップST104において、チャック本体62の溝部(ジョーCを受け入れる溝部)の位置が、取付位置となるように、チャック本体62が回転軸AXまわりを回転される。取付位置は、例えば、チャック本体62の溝部が上方を向く位置に対応する。
第5ステップST105において、ジョー移送装置40によって、ストッカ20のジョー供給部(ジョーCを保持したジョーホルダ21)からチャック本体62にジョーCが移送される。当該ジョーCの移送は、第3駆動装置44(より具体的には、リニア駆動装置440および/または回転駆動装置445)が制御装置90から制御信号を受信することに応じて実行される。第5ステップST105の実行により、チャック本体62にジョーCが取り付けられる。
第4ステップST104および第5ステップST105は、チャック本体62に取り付けるべきジョーCの数だけ繰り返し実行される。例えば、チャック本体62に取り付けるジョーCの数が3個である場合、第4ステップST104および第5ステップST105は、3回繰り返し実行される。
第6ステップST106において、ストッカ20が、第2位置P2から第1位置P1に移動される。ストッカ20の移動は、ストッカ移動機構Mが、制御装置90から制御信号を受信し、ストッカ移動機構M(より具体的には、第1移動機構M1および/または第2移動機構M2)が、受信した制御信号に応じて、ストッカ20を移動させることにより実行される。
以上の工程により、チャック本体62に取り付けられていたジョーCを交換することができる。
本発明は上記各実施形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施形態は適宜変形又は変更され得ることは明らかである。また、各実施形態で用いられる種々の技術は、技術的矛盾が生じない限り、他の実施形態にも適用可能である。さらに、各実施形態における任意付加的な構成は、適宜省略可能である。
例えば、上述の実施形態では、工作機械100が、1つのジョー交換装置1を備える例について説明された。代替的に、工作機械100が、2つ以上のジョー交換装置を備えていてもよい。例えば、工作機械が、複数のワーク保持装置(換言すれば、複数のチャック本体62)を備える場合、ワーク保持装置の数に対応する数のジョー交換装置が設けられてもよい。代替的に、複数のワーク保持装置で、1つのジョー交換装置が共用されてもよい。
また、上述の実施形態において、ストッカ20に保管されるジョーのサイズに特に限定はない。換言すれば、実施形態におけるジョー交換装置を、任意のサイズのジョーの交換に用いることが可能である。また、上述の実施形態において、ストッカ20に保管される1つのジョーCの当接面CAの構造または形状は、ストッカ20に保管される他のジョーCの当接面CAの構造または形状と同一であってもよいし、異なっていてもよい。
1、1A、1B…ジョー交換装置、10…ジョー受取装置、12…保持具、13…係合部、14…保持具駆動装置、14a…リニア駆動装置、14b…旋回駆動装置、15…ブラケット、20…ストッカ、20a…第1端部、20b…第2端部、21…ジョーホルダ、21a…ジョー受取部、23…無端チェーン、24…チェーン駆動装置、24a…モータ、24b…第1スプロケット、25b…第2スプロケット、31…駆動装置、32…第2駆動装置、33…ガイド部材、34…スライダ、40…ジョー移送装置、40a…第1ジョー移送装置、40b…第2ジョー移送装置、41…ブラケット、42…係合部材、43…移動体、44…第3駆動装置、50…ガイドブロック、51…溝、53…押圧部材、55…第4駆動装置、62…チャック本体、66…支持部材、67…回転駆動装置、70…加工装置、72…工具、80…ベース、82…構造部材、85…筐体、86…ドア、90…制御装置、100、100A、100B…工作機械、101a…背面、101b…前面、101c…第1側面、101d…第2側面、440…リニア駆動装置、440a…固定部、440b…移動部、445…回転駆動装置、620…ロック解除操作部、AS…アクセス開口、AX…回転軸、AX1…旋回軸、AX2…回転軸、C、Cn…ジョー、CA…当接面、CB…基端部、CC…係合部、CD…凸部、G…操作機構、M…ストッカ移動機構、M1…第1移動機構、M2…第2移動機構、RM…ジョー収容室

Claims (13)

  1. 回転軸まわりを回転可能なチャック本体に取り付けるためのジョーを保管するストッカと、
    前記ストッカを、第1位置と第2位置との間で移動させるストッカ移動機構と、
    前記ジョーを受け取るジョー受取装置から前記第1位置にある前記ストッカに前記ジョーを移送することが可能、かつ、前記第2位置にある前記ストッカから前記チャック本体に前記ジョーを移送することが可能なジョー移送装置と
    を具備する
    ジョー交換装置。
  2. 前記ジョー移送装置は、前記ストッカとともに移動可能であり、
    前記ジョー受取装置から前記第1位置にある前記ストッカに前記ジョーを移送する第1ジョー移送装置と、前記第2位置にある前記ストッカから前記チャック本体に前記ジョーを移送する第2ジョー移送装置とは、同一である
    請求項1に記載のジョー交換装置。
  3. 前記ストッカは、前記チャック本体を回転可能に支持する支持部材の上方に配置される
    請求項1または2に記載のジョー交換装置。
  4. 前記ストッカは、前記支持部材を介さずに、前記支持部材の下方に位置するベースによって支持される
    請求項3に記載のジョー交換装置。
  5. 前記ストッカ移動機構は、前記ストッカを、第1角度位置と第2角度位置との間で旋回移動させることが可能な第1移動機構を備える
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載のジョー交換装置。
  6. 前記第1角度位置は、前記ストッカの長手方向が、前記回転軸に対して傾斜した角度位置であり、
    前記第2角度位置は、前記ストッカの前記長手方向が、前記回転軸に平行となる角度位置である
    請求項5に記載のジョー交換装置。
  7. 前記ストッカ移動機構は、前記ストッカを直線的に移動させることが可能な第2移動機構を備える
    請求項5または6に記載のジョー交換装置。
  8. 工作機械の外部から前記ジョーを受け取ることが可能な位置に配置される前記ジョー受取装置を具備する
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載のジョー交換装置。
  9. 前記ジョー受取装置と、前記第1位置にある前記ストッカとは、鉛直方向に沿って配置される
    請求項8に記載のジョー交換装置。
  10. 前記ジョー受取装置は、
    前記ジョーを保持する保持具と、
    前記保持具を、前記工作機械の外部から前記ジョーを受け取り可能な第3位置と、前記保持具から前記ストッカに前記ジョーを移送可能な第4位置との間で移動させる保持具駆動装置と
    を備える
    請求項8または9に記載のジョー交換装置。
  11. ジョー交換装置と、
    ジョーを介してワークを保持するチャック本体と、
    前記チャック本体を回転可能に支持する支持部材と、
    工具が取り付けられる加工装置と、
    前記ジョー交換装置を制御する制御装置と
    を具備し、
    前記ジョー交換装置は、
    前記ジョーを受け取り可能なジョー受取装置と、
    複数の前記ジョーを保管可能なストッカと、
    前記ストッカを、第1位置と第2位置との間で移動させるストッカ移動機構と、
    前記ジョー受取装置から前記第1位置にある前記ストッカに前記ジョーを移送することが可能、かつ、前記第2位置にある前記ストッカから前記チャック本体に前記ジョーを移送することが可能なジョー移送装置と
    を備える
    工作機械。
  12. 前記ジョー交換装置、前記チャック本体、前記支持部材、および、前記加工装置を囲む筐体を更に具備し、
    前記ジョー受取装置は、前記筐体に設けられたアクセス開口を介してアクセス可能な位置に配置される
    請求項11に記載の工作機械。
  13. 前記ジョー受取装置にアクセスするための前記アクセス開口は、前記筐体の前面に配置される
    請求項12に記載の工作機械。
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