JP6654017B2 - 天板付什器 - Google Patents
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Description
これらの天板付什器は、天板の支持脚に対しての傾斜位置の違いによって、キャスターが床面に対して転動可能な状態と転動不能な状態とを切り替える一方、天板の傾斜位置の調整とは別に、キャスターの転動の可否を切り替え可能な転動切替手段を有することによって、天板上で筆記作業等を行える状態にあってもキャスターを転動可能とし、当該什器の位置を微調整することが可能になっている。
特許文献2に開示される天板付什器では、レバー72を天板10に対して水平方向で手前に引くことによって、連係機構を作動させてキャスター30の転動自体をロックすることができる。レバー72を引くときには、親指を天板10の上面に乗せたままでそれ以外の指を握りこむという、操作機構のない天板の縁部を握るときと同じような持ち方をすることができる。
また、特許文献2の構成では、レバー72の移動軌跡はテーブル1の前後方向に沿う直線状となるので、レバー72の移動量と連係部品のストローク量とが同一となり、ストローク量を大きく確保するためにはレバー72を大きく移動させなければならない。また、指を握りこんだときには、親指以外の指の動きもレバー72の移動方向に沿おうとするので、握りこんだ状態にあっては脇が閉まった体勢になり、テーブル移動時の腕の疲労が大きくなりやすい。
この構成によれば、操作部材が水平方向の軸を中心に回動する場合と比べて、操作部材を回動させても操作部材が天板の下方に張り出さず、操作部材の操作スペースをコンパクトにすることができる。また、操作部材を直線的に操作する場合と比べて、操作部材による操作ストロークの増加又は操作力の軽減を容易に図ることができる。また、上部構造体に支持される操作部材により、下部構造体のキャスターの転動の可否を切り替えることが可能となり、什器移動の作業を容易にすることができる。
この構成によれば、操作部材およびキャスター側作動部材の配置自由度を確保した上で、互いに離間する操作部材とキャスター側作動部材とを連動させることができる。
この構成によれば、幅方向両側のキャスターを、同じく幅方向両側の操作部材および操作機構で容易に操作することができる。
この構成によれば、幅方向一側の操作部材の操作によって、幅方向両側の操作機構を連動させて幅方向両側のキャスターを操作可能とし、天板付什器の操作性を向上させることができる。
この構成によれば、例えば幅方向両側に設けられる操作部材に手を掛けて回動操作する場合、両操作部材の回動によって使用者の腕が幅方向の外側に開き、脇が開いた状態で天板を保持することができるため、両操作部材が幅方向の内側へ回動操作される場合と比べて、リラックスした状態で天板付什器を保持してキャスターを操作することができる。また、天板の幅が大きく幅方向一側の操作部材のみを操作する場合、幅方向一側に立った使用者は、片手で操作部材を操作しつつ、もう一方の手で天板の幅方向外側における任意の位置を保持すると考えられるが、このような場合にも、使用者が操作部材を引き易い配置とすることができる。
この構成によれば、天板の跳ね上げに応じてキャスターを転動可能とすることができ、天板跳ね上げ時の什器の操作性を向上させることができる。
この構成によれば、指掛かり部の向きを設定する際に操作部材の配置等の影響を受け難くし、操作部材をコンパクトにしつつストローク確保を容易にして、操作部材の操作性を向上させることができる。
ストッパ機構50は、前部ストッパ部材51と、後部ストッパ部材52と、付勢部材53と、駆動機構60と、を備えている。
付勢部材53は、圧縮コイルスプリング等からなり、スイング部材55の底板55bに下端部を連結している。付勢部材53の上端部は、ベースフレーム24の後端部に固設されたホルダ部材58に連結されている。これにより、付勢部材53がスイング部材55の後端部55rを下方に向けて付勢している。
ガイド溝57は、連係部材61およびスイング部材55が側面視で直交配置されたときの第二支持軸61sの位置(以下、直交時軸位置という。)P1よりも前方に離間した位置を前端部57aとし、直交時軸位置P1よりも僅かに後方にずれた位置を後端部57bとしている。
操作機構67は、前後キャスター26,27、連係部材61および操作レバー63と同様、天板30の幅方向の両側に設けられており、幅方向両側のそれぞれにおいて、操作レバー63によって連係部材61を操作可能としている。
また、左右ロックレバー34の回動軸34sの間には、ロック連動機構77として左右回動軸34s間を連結する左右方向に沿う第二連動シャフト78が設けられている。
跳ね上げ連動機構79は、左右中継部材71の回動軸72の二面取り軸部72bに一体回動可能に固定される連動ディスク75と、支持ブラケット33の側壁部33bの幅方向内側に突設された連動ピン76と、を有している。
まず、天板30が通常使用状態にありかつ操作レバー63が操作前状態にある場合においては、図10に示すように、前部ストッパ部材51と後部ストッパ部材52とが床面Fに接地し、前後キャスター26,27が床面Fから浮いた状態となる。これにより、テーブル装置10が床面F上での移動が拘束されて固定的に設置された状態となる。
天板30が通常使用状態にありかつ操作レバー63が操作前状態にある場合においては、ワイヤー68に引張力が作用しておらず、連係部材61が前方に揺動しきってスイング部材55の揺動をロックした状態になっている。
そして、天板30が跳ね上げ状態まで回動すると、第二ロックピン31qがロックレバー34の係合凹部34uに係合し、天板30を跳ね上げ状態にロックする。
この構成によれば、操作レバー63および連係部材61の配置自由度を確保した上で、互いに離間する操作レバー63と連係部材61とを連動させることができる。
この構成によれば、幅方向両側のキャスター26,27を、同じく幅方向両側の操作レバー63および操作機構67で容易に操作することができる。
この構成によれば、幅方向一側の操作レバー63の操作によって、幅方向両側の操作機構67を連動させて幅方向両側のキャスター26,27を操作可能とし、天板付什器の操作性を向上させることができる。
この構成によれば、幅方向両側の操作レバー63に手を掛けて回動操作する場合、両操作レバー63の回動によって使用者の腕が幅方向の外側に開き、脇が開いた状態で天板30を保持することができるため、両操作レバー63が幅方向の内側へ回動操作される場合と比べて、リラックスした状態で天板付什器を保持してキャスター26,27を操作することができる。
この構成によれば、天板30の跳ね上げに応じて連係部材61を作動させてキャスター26,27を転動可能とすることができ、天板30跳ね上げ時の什器の操作性を向上させることができる。
この構成によれば、指掛かり部63dの向きを設定する際に操作レバー63の配置等の影響を受け難くし、操作レバー63をコンパクトにしつつストローク確保を容易にして、操作レバー63の操作性を向上させることができる。
ここで、天板付き什器の幅が大きい場合、幅方向一側の操作レバー63のみを操作することが有り得る。このとき、幅方向一側に立った使用者は、片手で操作レバー63を操作しつつ、もう一方の手で天板30の幅方向外側における任意の位置を保持することとなるが、この場合にも、操作レバー63が幅方向外側に回動操作されるので、使用者が操作レバー63を引き易い。すなわち、幅方向一側のみに操作部材が設けられる構成であってもよい。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
11 上部構造体
12 下部構造体
26 前キャスター
27 後キャスター
61 連係部材(キャスター側作動部材)
63 操作レバー(操作部材)
63d 指掛かり部
63e 屈曲部
65 枢軸
66 転動切替装置(転動切替手段)
67 操作機構
68 ワイヤー
73 連動機構
79 跳ね上げ連動機構
F 床面
Claims (7)
- 天板を含む上部構造体と、
前記上部構造体を支持する下部構造体と、を備える天板付什器であって、
前記下部構造体に設けられて床面を転動することにより当該天板付什器を床面に対して移動可能とするキャスターと、
前記キャスターの床面に対しての転動を可能にする転動可能状態と前記転動を不能にする転動不能状態とを切り替え可能な転動切替手段と、を備え、
前記転動切替手段は、前記上部構造体に上下方向の枢軸回りに枢支されて、前記キャスターの転動状態を切り替えるべく前記枢軸を中心に回動操作可能な操作部材を備え、
前記操作部材は、前記枢軸よりも前記上部構造体の幅方向の内側に、前記上部構造体の幅方向に沿わせて配置された指掛かり部を備えている、天板付什器。 - 前記転動切替手段は、前記操作部材と、前記キャスターの転動状態を切り替えるべく作動するキャスター側作動部材と、前記操作部材の操作により前記キャスター側作動部材を作動させる操作機構と、を備え、
前記操作機構は、前記操作部材の操作力を伝達するワイヤーを備えている、請求項1に記載の天板付什器。 - 前記転動切替手段は、前記操作部材と、前記キャスターの転動状態を切り替えるべく作動するキャスター側作動部材と、前記操作部材の操作により前記キャスター側作動部材を作動させる操作機構と、を備え、
前記操作部材、前記操作機構および前記キャスターは、それぞれ前記天板の幅方向の両側に設けられている、請求項1又は2に記載の天板付什器。 - 前記転動切替手段は、前記幅方向の両側に設けられる前記操作機構を互いに連動させる連動機構を備えている、請求項3に記載の天板付什器。
- 前記操作部材は、操作前の初期位置から前記天板の幅方向の外側へ回動操作可能である、請求項1から4の何れか一項に記載の天板付什器。
- 前記天板は跳ね上げ動作可能であり、
前記天板と前記キャスターとの間には、前記天板の跳ね上げに応じて前記キャスターの転動状態を切り替える跳ね上げ連動機構が形成されている、請求項1から5の何れか一項に記載の天板付什器。 - 前記操作部材は、指掛かり部と前記枢軸との間に屈曲部を有している、請求項1から6の何れか一項に記載の天板付什器。
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