JP5491021B2 - 卓板付き椅子 - Google Patents

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Description

本発明は、卓板を、座の前上方においてほぼ水平をなす使用位置と、座の一側方においてほぼ垂直をなす不使用位置とに移動可能として取り付けた卓板付き椅子に関する。
この種の卓板付き椅子には、卓板を枢支するほぼ前後方向を向く支持軸を、座を支持する座支持体における後部の一側より前上方に向かって延出する支持杆の前端部により片持ち支持するようにしたもの(例えば特許文献1参照)や、上記と同様の支持軸を、後端が背フレームに固定され、かつ前端が前脚に沿って垂下する取り付け用フレームにおける水平部により支持するようにしたもの(例えば特許文献2参照)等がある。
特開2004−129721号公報 特許第2738907号公報
特許文献1に記載されているものは、複数の同一の椅子を、前方のものの大部分が後方のものの内部または外部に互いに嵌合し合うようにして前後方向に重ねて収容するネスティングや、上下に積み重ねて収容するスタッキングするのには有利であるが、卓板の支持強度を大とすることが困難で、支持杆を高強度の頑丈なものとしなければ、卓板上に重量物を載置したときに、支持杆が折れ曲がるおそれがある。
特許文献1に記載されているものは、取り付け用フレームにおける水平部の前後の端部が支持されているため、卓板の支持強度を大とすることができるが、取り付け用フレームにおける前端の垂下部分が、ネスティング時の妨げとなり、ネスティングできなくなるという問題がある。
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、ネスティングの妨げとなることなく、簡単な構造で、卓板の支持強度を高めることができるようにした卓板付き椅子を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 卓板を、座の前上方においてほぼ水平をなす使用位置と、座の一側方においてほぼ垂直をなす不使用位置とに移動可能として取り付けた卓板付き椅子において、前記卓板を枢支するほぼ前後方向を向く支持軸を、前記座を支持する座支持体における後部の一側より前上方に向かって、かつ前記座より外側方に位置するようにして延出する支持杆の前端部に形成し、かつ前記座支持体の一側部における前後方向の中間部から上方に延出する補強杆の上端をもって、前記支持杆の中間部を支承し、さらに、前記補強杆を、上方を向く起立部の下端部を内方に折曲して取付部を形成した正面視L字状とし、前記取付部を前記座支持体に固着し、かつ前記取付部の外端部から起立部の中間部にかけて、取付部より後方に凹入する屈曲部を形成する。
このような構成とすると、支持杆の中間部が、座支持体の一側部の中間部から上方に延出する補強杆の上端をもって支持されるので、ネスティングの妨げとなることなく、卓板の支持強度を高めることができ、卓板上に重量物を載置しても、支持杆が折れ曲がることなく、十分に耐えることができる。
また、補強杆の屈曲部に、ネスティング時における前方の椅子の一部が嵌合することができ、ネスティングを可能にすることができるとともに、外観をよくすることができる。
(2) 上記(1)項において、座支持体を、後下方に傾斜する左右1対の後脚と、それらの上部より前方を向く左右1対の水平杆と、それらの前端より前下方に傾斜する左右1対の前脚と、左右の水平杆の中間部同士を連結する左右方向を向く連結杆とを備えるものとし、補強杆における取付部を、連結杆の下面に固着する。
このような構成とすると、補強杆の支持強度を高めることができるとともに、座支持体全体、補強杆、および支持杆を、すべて管材により、簡単に形成することができる。
(3) 上記(1)または(2)項において、水平杆より上方に突出するいずれか一方の後脚の延長部に、支持杆の基端部を嵌合して固着する。
このような構成とすると、座支持体への支持杆の取付作業が簡単となる。
(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、不使用位置としたときの卓板における補強杆に対向する部分に、補強杆と係合することにより、卓板を不使用位置に保持する保持手段を設ける。
なお、ここでの「係合」には、補強杆を弾性把持するもの、および補強杆に磁力により吸着するものを含むものとする。
このような構成とすると、不使用位置に位置している卓板が、振動や他物との衝突等によっても、むやみに移動することがない。
本発明によると、ネスティングの妨げとなることなく、簡単な構造で、卓板の支持強度を高めることができるようにした卓板付き椅子を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態を、添付図面を参照して説明する。
図1〜図3に示すように、この卓板付き椅子は、座支持体1の後上部に、座2の後部が、左右方向の軸(図示略)をもって枢着され、座2は、図1〜図3に示すように、前方を向く使用位置と、図13に示すように、上方を向くはね上げ位置とに回動しうるようになっている。
座支持体1の後上部には、わずかに後傾する左右1対の背凭れ支持杆3、3が立設され、この両背凭れ支持杆3、3をもって、背凭れ4の両側部が支持されている。
座支持体1における後上部の一側より前上方に向かって延出する支持杆5の前端部には、卓板6を枢支する前方を向く支持軸7(図4以後を参照)が設けられ、この支持軸7に装着した枢支機構8により、卓板6は、図1および図3に実線で示すように、座2の前上方においてほぼ水平をなす使用位置と、図1に2点鎖線で(下向きのもの)、かつ図2に実線で示すように、座2の一側方においてほぼ垂直をなす不使用位置とに移動可能となっている。
この例では、管材により形成した支持杆5の前端部をそのまま支持軸7としてあるが、支持軸7を、支持杆5と別体として、その前端部に嵌合固着して形成してもよい。
次に、各部の詳細について説明する。
図5および図6に示すように、座支持体1は、後下方に傾斜する左右1対の後脚9、9と、それらの上部より前方を向く左右1対の水平杆10、10と、それらの前端より前下方に傾斜する左右1対の前脚11、11と、左右の水平杆10、10の中間部同士を連結する左右方向を向く連結杆12とを備えている。
水平杆10より上方に突出する左右の後脚9、9の延長部9a、9aの上端内側部には、互いに内方を向く短寸の筒部13、13が突設され、その内端部間に、座2の後端部が、左右方向の軸(図示略)をもって枢着され、さらに、左右の筒部13、13の上面に、背凭れ支持杆3、3が突設されている。
正面から見て右方の後脚9の延長部9aの上端は、閉塞部材14により閉塞され、同じく左方の後脚9の延長部9aの上端には、支持杆5の基端部が嵌合されて、例えば小ねじ等の固着手段をもって固着されている。
支持杆5は、後脚9の延長部9aの上端から、後脚9と一直線状に前上方に延出する仰角の大きい基部5aと、この基部5aの上端から、基部5aの仰角より小さい仰角をもって前上方に向かって、または水平に前方に向かって延出する腕部5bとを有しており、腕部5bの前端部に、支持軸7が一体的に形成されている。
座支持体1における連結杆12の正面から見て左端部下面には、上方を向く補強杆15の下端部を内方に折曲して形成した取付部15aが、溶接または小ねじ等の固着手段をもって固着されている。
補強杆15は、取付部15aの外端部に起立部15bが連設された正面視L字状をなし、取付部15aの外端部から起立部15bの中間部(この例ではやや上部であるが、少なくとも下部)にかけて、取付部15aより後方に凹入する屈曲部15cが形成されている。
補強杆15の上端は、支持杆5における腕部5bの後部(支持杆5の中間部)下面に固着され、支持杆5はこの補強杆15により支承されている。
このように、支持杆5の中間部が、座支持体1の一側部の中間部から上方に延出する補強杆15の上端をもって支持されているので、図13に示すように、複数の同一の椅子をネスティングする際、そのネスティングの妨げとなることなく、卓板6の支持強度を高めることができ、卓板6上に重量物を載置しても、支持杆5が折れ曲がることなく、十分に耐えることができる。
また、座支持体1を上記のような構成とし、補強杆15の下端の取付部15aを、連結杆12の下面に固着してあるので、補強杆15の支持強度を高めることができるとともに、座支持体1全体、補強杆15、および支持杆5を、すべて管材により、簡単に形成することができる。
さらに、補強杆15の少なくとも下部を、取付部15aより後方に凹入するように屈曲させてあるので、補強杆15の後方への屈曲部15cに、ネスティング時における前方の椅子の一部が嵌合することができ、ネスティングを可能にすることができるとともに、外観をよくすることができる。
次に、枢支機構8の詳細について説明する。
図8に示すように、支持軸7の前端寄りの外周面の一部には、ストッパ16が固着されている。
このストッパ16は、屈曲部の内側の縁が、支持軸7の外径と同形の円弧状をなす正面視ほぼL字状の前後1対の側片16a、16aと、それらの上端同士を連結する水平の上片16bとからなり、前後の側片16a、16aにおける屈曲部の内側の縁が、支持軸7の前端寄りの外周面の内側から下側までの四半部に当接され、かつ溶接等により固着されている。
図8および図9に示すように、枢支機構8は、ほぼ上半部を切除した半球状をなす受け部材17を備えている。
受け部材17の上面には、ストッパ16が相対回動自在に嵌合する半円状の大径溝18と、ストッパ16の前後の支持軸7が相対回動自在に嵌合する前後1対のU字状の小径溝19、20とが連続して設けられている。
また、受け部材17の上面外周縁には、後方の小径溝20の上方の部分を除いて、起立縁21が設けられている。
小径溝19、20の下端部は、支持軸7の外径と同径の半円弧部19a、20aをなし、それより上方の部分は拡幅部19b、20bをなしている。
前方の小径溝19の前端は閉塞され、後方の小径溝20の後端は、受け部材17の後面に開口している。
また、前方の小径溝19の拡幅部19bと大径溝18との境界部には、内端が半円弧部19aの上端開口縁に整合する、互いに対向する内向き鍔部22、22が設けられている。
前後の小径溝19、20における拡幅部19b、20bには、下端に支持軸7の外径と同径の半円弧状の溝23が設けられ、かつ高さを拡幅部19b、20bの深さと同一か、またはそれよりわずかに大とした前後1対の馬の鞍状の押え部材24、25が嵌合しうるようになっている。
前後の押え部材24、25は、前後方向を向く連結杆26をもって互いに連結されている。
後方の押え部材25の後端部上縁には、押え部材25を小径溝20の正規の位置に嵌合したとき、受け部材17における起立縁21の切欠部21aに嵌合して、起立縁21とともに完全な円筒形の突縁を形成する弧状の起立縁25aが設けられている。
受け部材17の上面における起立縁21内には、受け部材17の上面を閉塞する円板状の閉塞板27が嵌合しうるようになっている。
この閉塞板27の上面中央には、軸28が、またその偏心部には、小ねじにより形成したピン29が、それぞれ上向きに突設されている。
しかして、受け部材17における大径溝18にストッパ16を、また同じく前後の小径溝19、20の半円弧部19a、20aに、支持軸7におけるストッパ16より前後の部分を嵌合し、その上方から、前後の押え部材24、25を、その下端の溝23が支持軸7に跨嵌するようにして、それぞれ前後の小径溝19、20の拡幅部19b、20b内に上方より嵌合し、さらにその上方から、閉塞板27を、受け部材17の起立縁21および押え部材25の起立縁25a内に嵌合し、締着手段である4個の締付ねじ30を、受け部材17の4箇所に設けた上下方向の挿通孔31を通して、閉塞板27に設けた4個のねじ孔32に螺合して締め付けることにより、すなわち、支持軸7と押え部材24、25とを、閉塞板27と受け部材17とにより上下から挟んで、閉塞板27と受け部材17とを、締着手段をもって締着することにより、軸28が支持軸7と直交する方向を向くようにするとともに、この軸28に後述するようにして枢着した卓板6の支持軸7回りの回動に抵抗力を付与するようにしてある(図10参照)。
このとき、前方の押え部材24が、小径溝19の後端の内向き鍔部22の前面に係合することにより、その押え部材24と、連結杆26を介してそれに連結された後方の押え部材25との後方への移動がともに阻止され、押え部材24は、受け部材17から後方へ脱落するのが防止される。
それらの前方への移動は、後方の押え部材25が、ストッパ16の後面に当接することによって阻止される。
さらに、ストッパ16が受け部材17における大径溝18と後方の小径溝20との段差面に当接することにより、受け部材17が支持軸7から前方に脱落するのが阻止される。
図7に示すように、枢支機構8は、上述の受け部材17、押え部材24、25、および閉塞板27の他に、卓板6の下面にねじ止めされることにより、卓板6を支持するブラケット33と閉塞板27との間に配設される回転カラー34、並びにブラケット33の上方に配設される押え板35、および座金36を備えている。
ブラケット33には、軸孔37と、この軸孔37を中心とする180°の範囲に亘る円弧孔38とが設けられている。
回転カラー34の上面中央には、閉塞板27に突設した軸28に外嵌するとともに、ブラケット30における軸孔37に嵌合しうるボス39が設けられている。
回転カラー34の外周部には、ピン29が挿通する挿通孔40と、ねじ孔30より上方に突出した締付ねじ30の上端部と干渉するのを避けるための4個の切欠き41とが設けられている。
図7および図10に示すように、回転カラー34と閉塞板27との対向面、および押え板35と座金36との対向面のいずれか一方(この例では、回転カラー34と押え板35)には、複数の(1個でも可)突起42、43が突設され、他方の対向面(この例では、閉塞板27と座金36)には、突起42、43が嵌合する係合孔44、45が設けられ、それらの係合により、回転カラー34と閉塞板27、および押え板35と座金36の相対回転が阻止されるようになっている。
図10に示すように、突起42が係合孔44に嵌合し、軸28がボス39に嵌合し、かつピン29が挿通孔31に嵌合するようにして、閉塞板27と回転カラー34とを重合した状態で、その上に、ブラケット33を、軸孔37にボス39が嵌合し、かつ円弧孔38にピン29が嵌合するようにして重合し、次いでその上に、押え板35を、その中央に設けた軸孔46に、ボス39の上端部が嵌合し、かつ外周部に設けた係合孔47に、ピン29の上端部が嵌合するようにして重合し、さらにその上に、座金36を、その係合孔45に突起43が嵌合するようにして重合し、座金36の中央に設けた軸孔48に上方より挿通した固定ねじ49を、軸28の上端中央に設けたねじ孔50に螺合して締め付けることにより、ブラケット33と、それに固着した卓板6とは、軸28を中心として、ピン29が円弧孔38内を遊動しうる範囲内において、適度の抵抗力をもって回動しうるようになっている。
図10に示すように、卓板6が使用位置に位置しているときは、ストッパ16における上片16bに、閉塞板27の下面が当接して、卓板6の下向き回動が阻止されるとともに、ピン29が円弧孔38の一側端に当接して、卓板6の前方(または後方)への回動が阻止される。
この状態から、卓板6を、支持軸7を中心として、図1に2点鎖線(上向きのもの)で示すはね上げ位置まで上向きに回動させると、図11に示すように、ストッパ16における支持軸7の下方を通って外側方を向く両側片16a、16aの外端部に、閉塞板27が当接して、卓板6のはね上げ位置より外側方への回動が阻止される。
この状態から、卓板6を、ほぼ水平となった軸28を中心として、後方(または前方)へほぼ180°回動させると、図2に示す不使用位置に到達し、ピン29が円弧孔38の他側端に当接して、卓板6のそれ以上の前方(または後方)への回動が阻止される。
卓板6を不使用位置から使用位置へ移動するには、上記と逆の手順で、不使用位置に位置している卓板6を、後方(または前方)へほぼ180°回動させて、一旦はね上げ位置に位置させ、次いで、支持軸7を中心として、ほぼ90°椅子の内方に倒伏させるだけでよい。
以上から明らかなように、この実施形態においては、前後1対の押え部材24、25を連結杆26をもって連結してあるので、それらを一体として、枢支機構8に組み付けることができ、部品点数を削減できるとともに、組み付け作業を簡略化することができ、製造コストを低減することができる。
しかも、前後1対の押え部材24、25を連結杆26をもって連結することにより、いずれか一方の押え部材24または25の前後方向の移動を阻止するだけで、他方の押え部材25または24の前後方向の移動をも同時に阻止することができ、その移動を阻止するための構成を簡素化することができる。
また、受け部材17における支持軸7の先端部が嵌合される方の小径溝19と大径溝18との境界部の上部に内向き鍔部22を設け、この内向き鍔部22に、小径溝19に嵌合された押え部材24が係合し、また前後の押え部材24、25を、連結杆26により連結してあるので、一方の押え部材24の前後方向の移動を阻止するだけで、他方の押え部材25の前後方向に移動をも同時に阻止することができる。
さらに、ストッパ16を上記のような構成とすることにより、1個のストッパ16により、支持軸7を中心とする卓板6の回動範囲の両端を規制することができ、構造の簡素化に寄与することができ、また、支持軸7と押え部材24、25とを、閉塞板27と受け部材17とにより上下から挟んで、閉塞板27と受け部材17とを、締着手段をもって締着することにより、卓板6の支持軸7回りの回動に適度の抵抗力を付与し、卓板6の操作感をよくすることができるとともに、卓板6が不意に回動するのを防止することができる。
本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、幾多の変形した態様での実施が可能である。
例えば、図14に示すように、卓板6の下面に、卓板6を不使用位置としたとき、補強杆15を弾性把持することにより、卓板6を不使用位置に保持しうるようにしたU字状またはΩ字状のクリップ51等の保持手段を設けてもよい。
なお、図14に示す変形例では、支持軸7より垂下する卓板6が、軸28を中心として、前方から後方に向かって回動することにより、不使用位置に到達し、その不使用位置に到達する際に、クリップ51が補強杆15に嵌合して、補強杆15を弾性把持するものとしてある。
クリップ51に代えて、卓板6の下面に、卓板6を不使用位置としたとき、磁性体とした補強杆15に吸着して、卓板6を不使用位置に保持しうるようにした永久磁石(図示略)とした保持手段を設けてもよい。
このような保持手段を設けると、不使用位置に位置している卓板6が、振動や他物との衝突等によっても、むやみに移動することがないようにすることができる。
また、枢支機構8を、他の構造のものとしてもよい。
本発明の一実施形態である卓板付き椅子における卓板を使用位置としたときの正面図である。 同じく、卓板を不使用位置としたときの側面図である。 同じく、卓板を使用位置としたときの平面図である。 図3のIV−IV線に沿う拡大縦断正面図である。 座支持体と背凭れ支持杆のみを、斜め右前方より見た斜視図である。 座支持体と背凭れ支持杆のみを、斜め左前方より見た斜視図である。 枢支機構の分解斜視図である。 枢支機構の腰部の拡大分解斜視図である。 受け部材のみを、図8と異なる斜め後ろの方向から見た斜視図である。 卓板を使用位置としたときの枢支機構の中央で縦断した拡大縦断正面図である。 同じく、卓板を使用位置としたときの、図10と同様の拡大縦断正面図である。 図4のXII−XII線に沿う縦断側面図である。 2個の卓板付き椅子をネスティングしたときの側面図である。 変形例の左側部の横断平面図である。
1 座支持体
2 座
3 背凭れ支持杆
4 背凭れ
5 支持杆
5a基部
5b腕部
6 卓板
7 支持軸
8 枢支機構
9 後脚
9a延長部
10 水平杆
11 前脚
12 連結杆
13 筒部
14 閉塞部材
15 補強杆
15a取付部
15b起立部
15c屈曲部
16 ストッパ
16a側片
16b上片
17 受け部材
18 大径溝
19、20 小径溝
19a、20a 半円弧部
19b、20b 拡幅部
21 起立縁
21a切欠部
22 内向き鍔部
23 溝
24、25 押え部材
25a起立縁
26 連結杆
27 閉塞板
28 軸
29 ピン
30 締付ねじ(締着手段)
31 挿通孔
32 ねじ孔
33 ブラケット
34 回転カラー
35 押え板
36 座金
37 軸孔
38 円弧孔
39 ボス
40 挿通孔
41 切欠き
42、43 突起
44、45 係合孔
46 軸孔
47 係合孔
48 軸孔
49 固定ねじ
50 ねじ孔
51 クリップ

Claims (4)

  1. 卓板を、座の前上方においてほぼ水平をなす使用位置と、座の一側方においてほぼ垂直をなす不使用位置とに移動可能として取り付けた卓板付き椅子において、
    前記卓板を枢支するほぼ前後方向を向く支持軸を、前記座を支持する座支持体における後部の一側より前上方に向かって、かつ前記座より外側方に位置するようにして延出する支持杆の前端部に形成し、かつ前記座支持体の一側部における前後方向の中間部から上方に延出する補強杆の上端をもって、前記支持杆の中間部を支承し、さらに、前記補強杆を、上方を向く起立部の下端部を内方に折曲して取付部を形成した正面視L字状とし、前記取付部を前記座支持体に固着し、かつ前記取付部の外端部から起立部の中間部にかけて、取付部より後方に凹入する屈曲部を形成したことを特徴とする卓板付き椅子。
  2. 座支持体を、後下方に傾斜する左右1対の後脚と、それらの上部より前方を向く左右1対の水平杆と、それらの前端より前下方に傾斜する左右1対の前脚と、左右の水平杆の中間部同士を連結する左右方向を向く連結杆とを備えるものとし、補強杆における取付部を、連結杆の下面に固着した請求項1記載の卓板付き椅子。
  3. 水平杆より上方に突出するいずれか一方の後脚の延長部に、支持杆の基端部を嵌合して固着した請求項1または2記載の卓板付き椅子。
  4. 不使用位置としたときの卓板における補強杆に対向する部分に、補強杆と係合することにより、卓板を不使用位置に保持する保持手段を設けた請求項1〜のいずれかに記載の卓板付き椅子。
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