JP5491021B2 - 卓板付き椅子 - Google Patents
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Description
(1) 卓板を、座の前上方においてほぼ水平をなす使用位置と、座の一側方においてほぼ垂直をなす不使用位置とに移動可能として取り付けた卓板付き椅子において、前記卓板を枢支するほぼ前後方向を向く支持軸を、前記座を支持する座支持体における後部の一側より前上方に向かって、かつ前記座より外側方に位置するようにして延出する支持杆の前端部に形成し、かつ前記座支持体の一側部における前後方向の中間部から上方に延出する補強杆の上端をもって、前記支持杆の中間部を支承し、さらに、前記補強杆を、上方を向く起立部の下端部を内方に折曲して取付部を形成した正面視L字状とし、前記取付部を前記座支持体に固着し、かつ前記取付部の外端部から起立部の中間部にかけて、取付部より後方に凹入する屈曲部を形成する。
また、補強杆の屈曲部に、ネスティング時における前方の椅子の一部が嵌合することができ、ネスティングを可能にすることができるとともに、外観をよくすることができる。
なお、ここでの「係合」には、補強杆を弾性把持するもの、および補強杆に磁力により吸着するものを含むものとする。
図1〜図3に示すように、この卓板付き椅子は、座支持体1の後上部に、座2の後部が、左右方向の軸(図示略)をもって枢着され、座2は、図1〜図3に示すように、前方を向く使用位置と、図13に示すように、上方を向くはね上げ位置とに回動しうるようになっている。
この例では、管材により形成した支持杆5の前端部をそのまま支持軸7としてあるが、支持軸7を、支持杆5と別体として、その前端部に嵌合固着して形成してもよい。
図5および図6に示すように、座支持体1は、後下方に傾斜する左右1対の後脚9、9と、それらの上部より前方を向く左右1対の水平杆10、10と、それらの前端より前下方に傾斜する左右1対の前脚11、11と、左右の水平杆10、10の中間部同士を連結する左右方向を向く連結杆12とを備えている。
図8に示すように、支持軸7の前端寄りの外周面の一部には、ストッパ16が固着されている。
このストッパ16は、屈曲部の内側の縁が、支持軸7の外径と同形の円弧状をなす正面視ほぼL字状の前後1対の側片16a、16aと、それらの上端同士を連結する水平の上片16bとからなり、前後の側片16a、16aにおける屈曲部の内側の縁が、支持軸7の前端寄りの外周面の内側から下側までの四半部に当接され、かつ溶接等により固着されている。
受け部材17の上面には、ストッパ16が相対回動自在に嵌合する半円状の大径溝18と、ストッパ16の前後の支持軸7が相対回動自在に嵌合する前後1対のU字状の小径溝19、20とが連続して設けられている。
また、受け部材17の上面外周縁には、後方の小径溝20の上方の部分を除いて、起立縁21が設けられている。
前方の小径溝19の前端は閉塞され、後方の小径溝20の後端は、受け部材17の後面に開口している。
また、前方の小径溝19の拡幅部19bと大径溝18との境界部には、内端が半円弧部19aの上端開口縁に整合する、互いに対向する内向き鍔部22、22が設けられている。
後方の押え部材25の後端部上縁には、押え部材25を小径溝20の正規の位置に嵌合したとき、受け部材17における起立縁21の切欠部21aに嵌合して、起立縁21とともに完全な円筒形の突縁を形成する弧状の起立縁25aが設けられている。
この閉塞板27の上面中央には、軸28が、またその偏心部には、小ねじにより形成したピン29が、それぞれ上向きに突設されている。
それらの前方への移動は、後方の押え部材25が、ストッパ16の後面に当接することによって阻止される。
さらに、ストッパ16が受け部材17における大径溝18と後方の小径溝20との段差面に当接することにより、受け部材17が支持軸7から前方に脱落するのが阻止される。
回転カラー34の外周部には、ピン29が挿通する挿通孔40と、ねじ孔30より上方に突出した締付ねじ30の上端部と干渉するのを避けるための4個の切欠き41とが設けられている。
しかも、前後1対の押え部材24、25を連結杆26をもって連結することにより、いずれか一方の押え部材24または25の前後方向の移動を阻止するだけで、他方の押え部材25または24の前後方向の移動をも同時に阻止することができ、その移動を阻止するための構成を簡素化することができる。
例えば、図14に示すように、卓板6の下面に、卓板6を不使用位置としたとき、補強杆15を弾性把持することにより、卓板6を不使用位置に保持しうるようにしたU字状またはΩ字状のクリップ51等の保持手段を設けてもよい。
なお、図14に示す変形例では、支持軸7より垂下する卓板6が、軸28を中心として、前方から後方に向かって回動することにより、不使用位置に到達し、その不使用位置に到達する際に、クリップ51が補強杆15に嵌合して、補強杆15を弾性把持するものとしてある。
このような保持手段を設けると、不使用位置に位置している卓板6が、振動や他物との衝突等によっても、むやみに移動することがないようにすることができる。
2 座
3 背凭れ支持杆
4 背凭れ
5 支持杆
5a基部
5b腕部
6 卓板
7 支持軸
8 枢支機構
9 後脚
9a延長部
10 水平杆
11 前脚
12 連結杆
13 筒部
14 閉塞部材
15 補強杆
15a取付部
15b起立部
15c屈曲部
16 ストッパ
16a側片
16b上片
17 受け部材
18 大径溝
19、20 小径溝
19a、20a 半円弧部
19b、20b 拡幅部
21 起立縁
21a切欠部
22 内向き鍔部
23 溝
24、25 押え部材
25a起立縁
26 連結杆
27 閉塞板
28 軸
29 ピン
30 締付ねじ(締着手段)
31 挿通孔
32 ねじ孔
33 ブラケット
34 回転カラー
35 押え板
36 座金
37 軸孔
38 円弧孔
39 ボス
40 挿通孔
41 切欠き
42、43 突起
44、45 係合孔
46 軸孔
47 係合孔
48 軸孔
49 固定ねじ
50 ねじ孔
51 クリップ
Claims (4)
- 卓板を、座の前上方においてほぼ水平をなす使用位置と、座の一側方においてほぼ垂直をなす不使用位置とに移動可能として取り付けた卓板付き椅子において、
前記卓板を枢支するほぼ前後方向を向く支持軸を、前記座を支持する座支持体における後部の一側より前上方に向かって、かつ前記座より外側方に位置するようにして延出する支持杆の前端部に形成し、かつ前記座支持体の一側部における前後方向の中間部から上方に延出する補強杆の上端をもって、前記支持杆の中間部を支承し、さらに、前記補強杆を、上方を向く起立部の下端部を内方に折曲して取付部を形成した正面視L字状とし、前記取付部を前記座支持体に固着し、かつ前記取付部の外端部から起立部の中間部にかけて、取付部より後方に凹入する屈曲部を形成したことを特徴とする卓板付き椅子。 - 座支持体を、後下方に傾斜する左右1対の後脚と、それらの上部より前方を向く左右1対の水平杆と、それらの前端より前下方に傾斜する左右1対の前脚と、左右の水平杆の中間部同士を連結する左右方向を向く連結杆とを備えるものとし、補強杆における取付部を、連結杆の下面に固着した請求項1記載の卓板付き椅子。
- 水平杆より上方に突出するいずれか一方の後脚の延長部に、支持杆の基端部を嵌合して固着した請求項1または2記載の卓板付き椅子。
- 不使用位置としたときの卓板における補強杆に対向する部分に、補強杆と係合することにより、卓板を不使用位置に保持する保持手段を設けた請求項1〜3のいずれかに記載の卓板付き椅子。
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