JP2002153328A - 水平スタッキングテーブル - Google Patents

水平スタッキングテーブル

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JP2002153328A
JP2002153328A JP2000353528A JP2000353528A JP2002153328A JP 2002153328 A JP2002153328 A JP 2002153328A JP 2000353528 A JP2000353528 A JP 2000353528A JP 2000353528 A JP2000353528 A JP 2000353528A JP 2002153328 A JP2002153328 A JP 2002153328A
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Soichiro Nagashima
宗一郎 永島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天板を水平状態と立起状態とに簡単な機構に
てガツツキなく確実に支持することができるとともに、
天板を水平状態と立起状態との間でスムーズに変化させ
ることができる水平スタッキングテーブルを提供する。 【解決手段】 脚部1の天板枢着部4より前下方位置に
横設した水平杆7にステー3の基端部を回動可能に枢着
し、ステーを跳ね上げ方向に弾性付勢し、天板2の下面
前部に取付けた案内部材6に、上方へ湾曲した案内部8
Aと案内部の前後端に上方へ切れ込んだ係合部8B,8
Cとからなるガイド溝8を形成し、ステーの先端部に設
けた摺動部9をガイド溝内にスライド係合し、ステーの
摺動部がガイド溝の前方係合部に係合した状態で天板を
水平状態に支持し、後方係合部に係合した状態で天板を
立起状態に支持してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水平スタッキング
テーブルに係わり、更に詳しくは脚部に上下回動可能に
枢着した天板を水平状態と立起状態とに保持し、天板が
立起状態で前後方向にスタッキングが可能な水平スタッ
キングテーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、脚部の上端に天板の後部を上下回
動可能に枢着するとともに、前記天板を水平状態と前部
を跳ね上げた立起状態とに保持し、天板が立起状態で前
後方向にスタッキングが可能な水平スタッキングテーブ
ルは各種提供されている。この種の水平スタッキングテ
ーブルは、脚部の構造が前後に重なるように工夫された
ものであり、天板は立起状態で前後に重なるようになっ
ている。
【0003】例えば、両側脚部に上下回動可能に天板を
取付け、該天板の立起回転に伴って両側脚部が回転変位
して複数のテーブルを前後にスタッキング可能としてな
る折畳み式テーブルは、実公昭56−37619号公報
として既に提供されている。この公報記載の折畳み式テ
ーブルは、天板を水平状態から立起状態に回転させる折
畳み動作に伴って、前記脚部を約45°だけ内向きに回
転させて前後にスタッキングできるように変形させる構
造のものである。この種の脚部を変形させる構造のもの
は機構的に複雑になってコスト高になる。
【0004】また、前記天板を水平状態と立起状態とに
支持する構造は、脚部と天板との枢着部においてその回
転角度を制限する構造のものが多く、高い支持強度を出
すために枢着部は頑丈な構造となっていた。しかし、脚
部と天板との枢着部を頑丈な構造にしても、基本的には
天板が片持ち状態で支持されているので、上下のガタツ
キを完全に抑制することができないばかりでなく、コス
ト高となっていた。
【0005】尚、水平スタッキングテーブルではない
が、天板の前部を持上げた立起状態にステーで支持する
構造として、実公昭58−37327号公報には、脚台
の上部後端に天板の後端を上下回動可能に枢着するとと
もに、脚台内の両側に前後方向に延び下縁に所定間隔毎
に係合凹所を形成したスリットを設け、天板の前後中間
部両側にステーを枢着し、該両ステーの下端部を前記両
スリットに貫通したロッドの両端部に連結するととも
に、該ロッドの端部にノブを螺着した構造のものが開示
されている。この場合、前記ロッドを所定の係合凹所に
係合させて、天板を所定の角度に傾斜させた状態で前記
ノブを締付けてその状態を固定するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、前後にスタッキング
可能な脚部の上端に天板の後部を上下回動可能に枢着
し、天板が立起状態で前後方向にスタッキングが可能な
水平スタッキングテーブルにおいて、天板を水平状態と
立起状態とに簡単な機構にてガタツキなく確実に支持す
ることができるとともに、天板を水平状態と立起状態と
の間でスムーズに変化させることができる水平スタッキ
ングテーブルを提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、前後にスタッキング可能な脚部の上端に天
板の後部を上下回動可能に枢着するとともに、前記脚部
と天板前部間に設けたステーによって天板を水平状態と
前部を跳ね上げた立起状態とに保持し、天板が立起状態
で前後方向にスタッキングが可能な水平スタッキングテ
ーブルであって、前記脚部の天板枢着部より前下方位置
に横設した水平杆に前記ステーの基端部を回動可能に枢
着するとともに、該ステーを跳ね上げ方向に弾性付勢
し、前記天板の下面前部に前後方向に取付けた案内部材
に、上方へ湾曲した案内部と該案内部の前後端に上方へ
切れ込んだ係合部とからなるガイド溝を形成し、前記ス
テーの先端部に設けた摺動部を前記ガイド溝内にスライ
ド係合し、前記ステーの摺動部がガイド溝の前方係合部
に係合した状態で前記天板を水平状態に支持するととも
に、摺動部が後方係合部に係合した状態で前記天板を立
起状態に支持してなる水平スタッキングテーブルを構成
した。
【0008】ここで、前記ステーは左右に一対設け、そ
れに応じて前記案内部材を天板下面の左右に一対設ける
とともに、各案内部材の対向面側に対称に前記ガイド溝
を形成し、前記両ステーの先端部に渡設した連結杆の両
端部に形成した摺動部を前記各ガイド溝にスライド係合
してなることが好ましい。
【0009】また、前記天板が水平状態のときの前記ス
テーの弾性付勢力は該天板が跳ね上がらない程度の強さ
に設定されているものである。
【0010】そして、前記ステーの基端部にヒンジ部材
を取付け、該ヒンジ部材は前記水平杆を包囲して回動可
能に連結する軸受部を有するとともに、該軸受部の内周
面に円周方向の溝部を形成し、該溝部内に収容し且つ前
記水平杆に巻回した引張りコイルばねの一端を該水平杆
に固定するとともに、他端を溝部内の適所又はステーの
先端部に固定し、当該ヒンジ部材にてステーを回動可能
に水平杆に連結するとともに、前記引張りコイルばねに
てステーを跳ね上げる方向へ弾性付勢してなることがよ
り好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を添付図
面に基づき更に詳細に説明する。図1〜図4は本発明に
係る水平スタッキングテーブルAを示し、図中符号1は
脚部、2は天板、3はステー、4は枢着部、5はヒンジ
部材、6は案内部材をそれぞれ示している。
【0012】本発明に係る水平スタッキングテーブルA
は、前後にスタッキング可能な構造を有する脚部1の上
端に天板2の後部を上下回動可能に枢着するとともに、
前記脚部1と天板2の前部間に設けたステー3によって
天板2を水平状態と前部を跳ね上げた立起状態とに保持
し、天板2が立起状態で前後方向にスタッキングが可能
なものである。
【0013】更に詳しくは、前記水平スタッキングテー
ブルAは、前記脚部1の天板枢着部4より前下方位置に
横設した水平杆7に前記ステー3の基端部をヒンジ部材
5にて回動可能に枢着するとともに、該ステー3を跳ね
上げ方向に弾性付勢し、前記天板2の下面前部に前後方
向に取付けた案内部材6に、上方へ湾曲した案内部8A
と該案内部8Aの前後端に上方へ切れ込んだ係合部8
B,8Cとからなるガイド溝8を形成し、前記ステー3
の先端部に設けた摺動部9を前記ガイド溝8内にスライ
ド係合し、前記ステー3の摺動部9がガイド溝の前方係
合部8Bに係合した状態で前記天板2を水平状態に支持
するとともに、摺動部9が後方係合部8Cに係合した状
態で前記天板2を立起状態に支持してなるものである。
【0014】更に、前記脚部1は、複数の鋼管で構成さ
れており、左右両側に後方へ湾曲しながら傾斜した前脚
杆10の上端間に支持杆11を渡設するとともに、該支
持杆11より下方で若干前方位置に前記水平杆7を渡設
し、両前脚杆10,10の間隔よりも狭く設定した左右
両側の後脚杆12,12の上端を前記水平杆7の両端部
に溶着し、更に前記水平杆7より下方位置で前記前脚杆
10と後脚杆12とを補強杆13でそれぞれ連結した構
造となっている。そして、前後にスタッキングする場合
には、図4に示すように、前方に位置する水平スタッキ
ングテーブルAの脚部1の後脚杆12,12が、後方に
位置する水平スタッキングテーブルAの脚部1の前脚杆
10,10の間に挿入された状態となる。また、前記両
前脚杆10,10と前記両後脚杆12,12の下端には
キャスター14,…が取付けられている。更に、前記支
持杆11には、幕板15の上端が取付けられ、該幕板1
5の下端は前記後脚杆12,12の背面に当止されてい
る。
【0015】本実施形態では、前記ステー3,3を左右
に一対設け、それに応じて前記案内部材6,6を天板2
の下面の左右に一対設けるとともに、各案内部材6の対
向面側に対称に前記ガイド溝8を形成し、前記両ステー
3,3の先端部に渡設した連結杆16の両端部に形成し
た摺動部9,9を前記各ガイド溝8,8にスライド係合
している。また、本実施形態では、前記両案内部材6,
6を利用して、天板2の下方にフレーム状の棚受部17
を取付けている。
【0016】前記ガイド溝8は、上方へ緩やかに湾曲さ
せて案内部8Aを形成することで、前記ステー3の状端
部の摺動部9をスムーズに案内することができるととも
に、前記案内部材6の上下幅を小さくすることが可能と
なる。また、前記案内部8Aの前後両端から上方へ前方
係合部8Bと後方係合部8Cを切り込み形成している
が、これら係合部8B,8Cの深さは前記摺動部9を形
成する連結杆16の直径よりも大きく設定している。
【0017】次に、図5〜図10に基づいて、前記ヒン
ジ部材5を説明する。本実施形態では、このヒンジ部材
5の内部に前記ステー3を跳ね上げ方向に弾性付勢する
ためのばね機構を内蔵させている。つまり、前記ヒンジ
部材5は、前記ステー3の基端部を連結するための取付
部18と、前記水平杆7を包囲して回動可能に連結する
軸受部19を有するとともに、該軸受部19の内周面に
円周方向の溝部20を形成し、該溝部20内に収容し且
つ前記水平杆7に巻回した引張りコイルばね21の一端
21Aを該水平杆7に固定するとともに、他端21Bを
溝部20内の適所又はステー3の先端部に固定した構造
のものである。そして、当該ヒンジ部材5にてステー3
を回動可能に水平杆7に連結するとともに、前記引張り
コイルばね21にてステー3を跳ね上げる方向へ弾性付
勢するのである。ここで、前記天板2が水平状態のとき
の前記ステー3の弾性付勢力は、該天板2が跳ね上がら
ない程度の強さに設定されている。
【0018】更に詳しくは、前記ヒンジ部材5は、図7
〜図10に示すように、合成樹脂製で一体成形した部材
であり、中央部の薄肉部22で連設された第1ヒンジ部
23と第2ヒンジ部24との二つ割構造となっている。
各ヒンジ部23,24の遊端部には互いに重合した状態
で前記取付部18を形成する半割取付部25と半割取付
部26とを有するとともに、各半割取付部25,26に
はステー3を取付ける取付溝27,28を形成し、且つ
取付溝27,28に貫通した取付孔29,30を形成し
ている。また、各ヒンジ部23,24の薄肉部22寄り
部分には、前記水平杆7を回動可能に包持する半割軸受
溝31,32を形成するとともに、該半割軸受溝31,
32の軸方向中央部に前記溝部20,20を形成し、更
に薄肉部22に連続した接合部33,34には互いに係
合する突起35と凹部36が形成されている。また、前
記半割取付部25の取付溝27と半割軸受溝31の境界
には、前記ステー3の基端を当止する突片37を形成し
ている。そして、前記各ヒンジ部23,24を薄肉部2
2に屈曲させて重合させると図10に示すようにヒンジ
部材5が構成される。
【0019】前記ヒンジ部材5を用いてステー3を水平
杆7に枢着し且つ弾性付勢するには、先ず各ヒンジ部2
3,24を開いた状態で、ステー3の基端部を前記取付
溝27に係合させ、外側から固定ネジ38を取付孔29
とステー3に貫通させ、一方、前記引張りコイルばね2
1の一端21Aを前記水平杆7にネジ39で固定し、そ
して該引張りコイルばね21をヒンジ部23の溝部20
内に受け入れながら半割軸受溝31を水平杆7に当接
し、それから引張りコイルばね21の他端21Bを前記
固定ネジ38に係止するとともに、ヒンジ部24をヒン
ジ部23に重合させて該ヒンジ部24の溝部20内に引
張りコイルばね21を受け入れ且つ半割軸受溝32で水
平杆7を包囲し、更に前記固定ネジ38をヒンジ部24
の取付孔30に貫通させ且つステー3の基端部を前記取
付溝28に係合させた後、ナット40で固定ネジ38を
締付けるのである。
【0020】この場合、前記ヒンジ部材5は、引張りコ
イルばね21の一端21Aを前記水平杆7に固定したネ
ジ39によって、少なくとも引張りコイルばね21の一
端部は水平杆7に沿った方向に移動することはないの
で、当該ヒンジ部材5が、水平杆7の軸方向に移動する
ことなく回動可能に取付けられる。また、前記ヒンジ部
材5に内蔵された前記引張りコイルばね21によって、
前記ステー3の先端部を跳ね上げる方向に弾性付勢され
るのである。この弾性付勢力は、前記引張りコイルばね
21のばね定数、長さ、水平杆7への固定位置を調節す
ることによって、適宜な値に設定可能である。
【0021】前記前記ヒンジ部材5に内蔵された前記引
張りコイルばね21によって跳ね上げ方向へ弾性付勢さ
れたステー3の摺動部9は、前記ガイド溝8の上縁に常
時押し当てられた状態となる。つまり、前記天板2が水
平状態では、前方係合部8Bに摺動部9が係合する方向
に弾性付勢され、天板2の前部を持上げて枢着部4を中
心に回動させた際には、前方係合部8Bと摺動部9の係
合が外れてガイド部8Aの上縁を摺動部9がスライドし
ながら移動し、最も天板2を起こして傾斜させた立起状
態では後方係合部8Cに摺動部9が係合する方向に弾性
付勢されている。この天板2の立起状態では、前記ステ
ー3が跳ね上げ方向に弾性付勢されているので、該ステ
ー3を手前に引かない限り、後方係合部8Cと摺動部9
との係合が外れることはなく、即ち天板2を立起状態で
安定に支持することができる。
【0022】また、天板2を立起状態から水平状態へ移
すには、前記ステー3の中間部に側設したレバー41を
持って弾性付勢力に抗して手前に引き、後方係合部8C
と摺動部9との係合を外すと、天板2の自重によって該
天板2は下方へ回動し、その回動速度はステー3が跳ね
上げ力で減速され、摺動部9が前方係合部8Bに至って
係合すると、もはや天板2は下方へ回動せず水平状態に
支持されるのである。
【0023】ここで、前記天板2の枢着部4を中心とす
る回動動作と、ステー3のヒンジ部材5を中心とする回
動動作の関係を、前記ガイド部8Aが直線の場合と比較
して説明する。前記天板2を水平状態から立起状態に移
行する際には、天板2の回転角度が大きくなるとステー
の回転角度の変化はガイド部8Aの上方湾曲のため大き
くなり、摺動部9が円弧状のガイド部8Aの頂部を過ぎ
ると逆に小さくなる。尚、前記天板2が立起状態から水
平状態へ移行する際には、前述と逆の動作になる。ま
た、前記天板2の自重による下方回転のモーメントは、
立起状態の場合に最も小さく、水平状態の場合に最も大
きくなる。また、前記ステー3の弾性付勢力は、天板2
が立起状態の場合に最も大きく、水平状態の場合に最も
小さくなる。そのため、天板2が立起状態から下方へ回
動する途中まで天板2の自重では改定しないように前記
ステー3の弾性付勢力を設定することが可能であり、そ
の場合、天板2を下方へ回動途中で、前記ステー3の弾
性付勢力より前記天板2の自重による下方回転のモーメ
ントが逆転し、その後は天板2は自重によって水平状態
に復帰するのである。
【0024】最後に、前記天板2を脚部1の支持杆11
に枢着した枢着部4の構造と、前記幕板15の支持構造
を図11〜図13に基づいて説明する。前記枢着部4を
構成する軸受部材42は、両端部に天板2下面への取付
片43,43を有するとともに、中央部に上方開放した
軸受部44を有する側面視略ひ字形の部材である。そし
て、前記軸受部44を前記支持杆11にその開放側から
両取付片43,43を拡開しながら外嵌し、該軸受部4
4の弾性復元力を利用して前記支持杆11に密嵌させ、
ガタツキない回動動作を実現する。また、前記軸受部材
42の軸受部44の軸方向中央部には、前方側の取付片
43から軸受部44の円周方向途中部まで開口45を形
成し、前記支持杆11を露出させ、該開口45内に支持
部材46の半円筒状の固定部47を挿入し、前記支持杆
11にネジ止めする。ここで、前記軸受部材42の固定
部47の円周方向一端は、図13に示すように前記天板
2が立起状態となった際に開口45の端部に当接し、そ
れ以上の回動を規制している。また、前記軸受部材42
の固定部47の円周方向他端は、図12に示した例では
天板2が水平状態のときに他方の取付片43の端部と離
れているが、これらが当接するように設定することも可
能である。
【0025】そして、前記支持部材46の突出端部48
には、前記幕板15の上縁を嵌合し、適宜ネジ止めした
ホルダー49を水平な支軸50で取付け、幕板15の下
部を前後に回動可能に支持している。尚、前記幕板15
の下端部を前記後脚杆12に固定し、前後に揺動しない
ようにすることも可能である。
【0026】
【発明の効果】以上にしてなる請求項1に係る発明の水
平スタッキングテーブルは、前記脚部の天板枢着部より
前下方位置に横設した水平杆に前記ステーの基端部を回
動可能に枢着するとともに、該ステーを跳ね上げ方向に
弾性付勢し、前記天板の下面前部に前後方向に取付けた
案内部材に、上方へ湾曲した案内部と該案内部の前後端
に上方へ切れ込んだ係合部とからなるガイド溝を形成
し、前記ステーの先端部に設けた摺動部を前記ガイド溝
内にスライド係合し、前記ステーの摺動部がガイド溝の
前方係合部に係合した状態で前記天板を水平状態に支持
するとともに、摺動部が後方係合部に係合した状態で前
記天板を立起状態に支持してなるので、天板を水平状態
と立起状態とに簡単な機構にてガツツキなく確実に支持
することができるとともに、天板を水平状態と立起状態
との間でスムーズに変化させることができる。
【0027】請求項2によれば、左右のステーが一体と
なって連動し、天板の下面両側部を支持するので、天板
を立起状態にした場合に枢着部に捩れを生じさせること
なく安定に支持することができる。
【0028】請求項3によれば、天板を水平状態におい
て何らストッパーを設けなくてもその状態を維持するこ
とができ、また天板を前部を持上げて立起状態へ移行さ
せる際には、ステーの弾性付勢力が天板に自重による下
方回転のモーメントの一部を相殺するので、その動作が
軽くなる。
【0029】請求項4によれば、ヒンジ部材内にステー
を跳ね上げ方向へ弾性付勢する引張りコイルばねを内蔵
しているので、該引張りコイルばねが露出しないので外
観性に優れているとともに、安全性がより高められ、ま
たヒンジ部材も水平杆の時期方向への移動が自動的に規
制された状態で簡単に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水平スタッキングテーブルの側面
図である。
【図2】同じく天板の動作を示す部分側面図である。
【図3】同じく正面図である。
【図4】複数の水平スタッキングテーブルを前後にスタ
ッキングした状態を示す側面図である。
【図5】水平杆にステーを枢着するヒンジ部材と弾性付
勢機構を示し、天板が水平状態の場合の部分断面図であ
る。
【図6】同じく天板が立起状態の場合の部分断面図であ
る。
【図7】ヒンジ部材の展開図である。
【図8】同じく展開状態のヒンジ部材の側面図である。
【図9】同じく展開状態のヒンジ部材の断面側面図であ
る。
【図10】同じく重合状態のヒンジ部材の断面側面図で
ある。
【図11】脚部と天板との枢着部と幕板の取付構造を示
す部分分解斜視図である。
【図12】同じく天板が水平状態の場合の部分断面図で
ある。
【図13】同じく天板が立起状態の場合の部分断面図で
ある。
【符号の説明】
A 水平スタッキングテーブル 1 脚部 2 天板 3 ステー 4 枢着部 5 ヒンジ部材 6 案内部材 7 水平杆 8 ガイド溝 8A ガイド部 8B 前方係合部 8C 後方係合部 9 摺動部 10 前脚杆 11 支持杆 12 後脚杆 13 補強杆 14 キャスター 15 幕板 16 連結杆 17 棚受部 18 取付部 19 軸受部 20 溝部 21 引張りコイルばね 21A 一端 21B 他端 22 薄肉部 23,24 ヒンジ部 25,26 半割取付部 27,28 取付溝 29,30 取付孔 31,32 半割軸受溝 33,34 接合部 35 突起 36 凹部 37 突片 38 固定ネジ 39 ネジ 40 ナット 41 レバー 42 軸受部材 43 取付片 44 軸受部 45 開口 46 支持部材 47 固定部 48 突出端部 49 ホルダー 50 支軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小田 義昭 埼玉県入間郡三芳町藤久保526−1 C− 203 Fターム(参考) 3B053 GA10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後にスタッキング可能な脚部の上端に
    天板の後部を上下回動可能に枢着するとともに、前記脚
    部と天板前部間に設けたステーによって天板を水平状態
    と前部を跳ね上げた立起状態とに保持し、天板が立起状
    態で前後方向にスタッキングが可能な水平スタッキング
    テーブルであって、前記脚部の天板枢着部より前下方位
    置に横設した水平杆に前記ステーの基端部を回動可能に
    枢着するとともに、該ステーを跳ね上げ方向に弾性付勢
    し、前記天板の下面前部に前後方向に取付けた案内部材
    に、上方へ湾曲した案内部と該案内部の前後端に上方へ
    切れ込んだ係合部とからなるガイド溝を形成し、前記ス
    テーの先端部に設けた摺動部を前記ガイド溝内にスライ
    ド係合し、前記ステーの摺動部がガイド溝の前方係合部
    に係合した状態で前記天板を水平状態に支持するととも
    に、摺動部が後方係合部に係合した状態で前記天板を立
    起状態に支持してなることを特徴とする水平スタッキン
    グテーブル。
  2. 【請求項2】 前記ステーは左右に一対設け、それに応
    じて前記案内部材を天板下面の左右に一対設けるととも
    に、各案内部材の対向面側に対称に前記ガイド溝を形成
    し、前記両ステーの先端部に渡設した連結杆の両端部に
    形成した摺動部を前記各ガイド溝にスライド係合してな
    る請求項1記載の水平スタッキングテーブル。
  3. 【請求項3】 前記天板が水平状態のときの前記ステー
    の弾性付勢力は該天板が跳ね上がらない程度の強さに設
    定されている請求項1又は2記載の水平スタッキングテ
    ーブル。
  4. 【請求項4】 前記ステーの基端部にヒンジ部材を取付
    け、該ヒンジ部材は前記水平杆を包囲して回動可能に連
    結する軸受部を有するとともに、該軸受部の内周面に円
    周方向の溝部を形成し、該溝部内に収容し且つ前記水平
    杆に巻回した引張りコイルばねの一端を該水平杆に固定
    するとともに、他端を溝部内の適所又はステーの先端部
    に固定し、当該ヒンジ部材にてステーを回動可能に水平
    杆に連結するとともに、前記引張りコイルばねにてステ
    ーを跳ね上げる方向へ弾性付勢してなる請求項1〜3何
    れかに記載の水平スタッキングテーブル。
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