JP5384922B2 - 卓板付き椅子 - Google Patents
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Description
(1) 座の側部上方に配設した前後方向を向く支持軸の端部に、卓板を、座の前上方においてほぼ水平をなす使用位置と、座の一側方においてほぼ垂直をなす不使用位置とに移動可能として取り付けた卓板付き椅子において、前記支持軸の端部外周にストッパを突設し、上面に前記ストッパが回動自在に嵌合する半円状の大径溝と、ストッパの前後の支持軸が回動自在に嵌合する前後1対のU字状の小径溝とが連続して設けられた受け部材と、下端の半円弧状の溝が支持軸上に跨嵌するようにして、前後の小径溝に嵌合され、かつ前後方向の連結杆をもって互いに連結された前後1対の鞍状の押え部材と、この押え部材の上面に当接するようにして、前記受け部材の上面を閉塞する閉塞板とにより前記ストッパを含む支持軸の端部を挾み、前記閉塞板に突設した前記支持軸と直交する軸に前記卓板を枢着し、前記卓板が使用位置に位置しているとき、前記ストッパの上端に閉塞板の下面が当接して、卓板の下向き回動を阻止するようにし、さらに、前記受け部材における支持軸の先端部が嵌合される方の小径溝と大径溝との境界部の上部に内向き鍔部を設け、この内向き鍔部に、前記小径溝に嵌合された押え部材が係合することにより、連結杆により連結された前後の押え部材が、支持軸の基端部側に移動するのを阻止するようにする。
しかも、前後1対の押え部材を連結杆をもって連結することにより、いずれか一方の押え部材の前後方向の移動を阻止するだけで、他方の押え部材の前後方向の移動をも同時に阻止することができ、その移動を阻止するための構成を簡素化することができる。
以上の効果は、次の(2)項の発明においても奏することができる。
上記(1)項の発明においては、さらに、内向き鍔部に一方の押え部材が係合することにより、この一方の押え部材に連結杆をもって連結された他方の押え部材が支持軸の基端部側に移動するのを、同時に阻止することができる。
図1〜図3に示すように、この卓板付き椅子は、座支持体1の後上部に、座2の後部が、左右方向の軸(図示略)をもって枢着され、座2は、図1〜図3に示すように、前方を向く使用位置と、図13に示すように、上方を向くはね上げ位置とに回動しうるようになっている。
この例では、管材により形成した支持杆5の前端部をそのまま支持軸7としてあるが、支持軸7を、支持杆5と別体として、その前端部に嵌合固着して形成してもよい。
図5および図6に示すように、座支持体1は、後下方に傾斜する左右1対の後脚9、9と、それらの上部より前方を向く左右1対の水平杆10、10と、それらの前端より前下方に傾斜する左右1対の前脚11、11と、左右の水平杆10、10の中間部同士を連結する左右方向を向く連結杆12とを備えている。
図8に示すように、支持軸7の前端寄りの外周面の一部には、ストッパ16が固着されている。
このストッパ16は、屈曲部の内側の縁が、支持軸7の外径と同形の円弧状をなす正面視ほぼL字状の前後1対の側片16a、16aと、それらの上端同士を連結する水平の上片16bとからなり、前後の側片16a、16aにおける屈曲部の内側の縁が、支持軸7の前端寄りの外周面の内側から下側までの四半部に当接され、かつ溶接等により固着されている。
受け部材17の上面には、ストッパ16が相対回動自在に嵌合する半円状の大径溝18と、ストッパ16の前後の支持軸7が相対回動自在に嵌合する前後1対のU字状の小径溝19、20とが連続して設けられている。
また、受け部材17の上面外周縁には、後方の小径溝20の上方の部分を除いて、起立縁21が設けられている。
前方の小径溝19の前端は閉塞され、後方の小径溝20の後端は、受け部材17の後面に開口している。
また、前方の小径溝19の拡幅部19bと大径溝18との境界部には、内端が半円弧部19aの上端開口縁に整合する、互いに対向する内向き鍔部22、22が設けられている。
後方の押え部材25の後端部上縁には、押え部材25を小径溝20の正規の位置に嵌合したとき、受け部材17における起立縁21の切欠部21aに嵌合して、起立縁21とともに完全な円筒形の突縁を形成する弧状の起立縁25aが設けられている。
この閉塞板27の上面中央には、軸28が、またその偏心部には、小ねじにより形成したピン29が、それぞれ上向きに突設されている。
それらの前方への移動は、後方の押え部材25が、ストッパ16の後面に当接することによって阻止される。
さらに、ストッパ16が受け部材17における大径溝18と後方の小径溝20との段差面に当接することにより、受け部材17が支持軸7から前方に脱落するのが阻止される。
回転カラー34の外周部には、ピン29が挿通する挿通孔40と、ねじ孔30より上方に突出した締付ねじ30の上端部と干渉するのを避けるための4個の切欠き41とが設けられている。
しかも、前後1対の押え部材24、25を連結杆26をもって連結することにより、いずれか一方の押え部材24または25の前後方向の移動を阻止するだけで、他方の押え部材25または24の前後方向の移動をも同時に阻止することができ、その移動を阻止するための構成を簡素化することができる。
例えば、支持杆5が、座支持体1における前部の一側より後上方に向かって延出し、その後端部に形成した支持軸に、枢支機構8を、上述のものと前後逆向きとして装着してもよい。
2 座
3 背凭れ支持杆
4 背凭れ
5 支持杆
5a基部
5b腕部
6 卓板
7 支持軸
8 枢支機構
9 後脚
9a延長部
10 水平杆
11 前脚
12 連結杆
13 筒部
14 閉塞部材
15 補強杆
15a取付部
15b起立部
15c屈曲部
16 ストッパ
16a側片
16b上片
17 受け部材
18 大径溝
19、20 小径溝
19a、20a 半円弧部
19b、20b 拡幅部
21 起立縁
21a切欠部
22 内向き鍔部
23 溝
24、25 押え部材
25a起立縁
26 連結杆
27 閉塞板
28 軸
29 ピン
30 締付ねじ(締着手段)
31 挿通孔
32 ねじ孔
33 ブラケット
34 回転カラー
35 押え板
36 座金
37 軸孔
38 円弧孔
39 ボス
40 挿通孔
41 切欠き
42、43 突起
44、45 係合孔
46 軸孔
47 係合孔
48 軸孔
49 固定ねじ
50 ねじ孔
Claims (3)
- 座の側部上方に配設した前後方向を向く支持軸の端部に、卓板を、座の前上方においてほぼ水平をなす使用位置と、座の一側方においてほぼ垂直をなす不使用位置とに移動可能として取り付けた卓板付き椅子において、
前記支持軸の端部外周にストッパを突設し、上面に前記ストッパが回動自在に嵌合する半円状の大径溝と、ストッパの前後の支持軸が回動自在に嵌合する前後1対のU字状の小径溝とが連続して設けられた受け部材と、下端の半円弧状の溝が支持軸上に跨嵌するようにして、前後の小径溝に嵌合され、かつ前後方向の連結杆をもって互いに連結された前後1対の鞍状の押え部材と、この押え部材の上面に当接するようにして、前記受け部材の上面を閉塞する閉塞板とにより前記ストッパを含む支持軸の端部を挾み、前記閉塞板に突設した前記支持軸と直交する軸に前記卓板を枢着し、前記卓板が使用位置に位置しているとき、前記ストッパの上端に閉塞板の下面が当接して、卓板の下向き回動を阻止するようにし、さらに、前記受け部材における支持軸の先端部が嵌合される方の小径溝と大径溝との境界部の上部に内向き鍔部を設け、この内向き鍔部に、前記小径溝に嵌合された押え部材が係合することにより、連結杆により連結された前後の押え部材が、支持軸の基端部側に移動するのを阻止するようにしたことを特徴とする卓板付き椅子。 - 座の側部上方に配設した前後方向を向く支持軸の端部に、卓板を、座の前上方においてほぼ水平をなす使用位置と、座の一側方においてほぼ垂直をなす不使用位置とに移動可能として取り付けた卓板付き椅子において、
前記支持軸の端部外周にストッパを突設し、上面に前記ストッパが回動自在に嵌合する半円状の大径溝と、ストッパの前後の支持軸が回動自在に嵌合する前後1対のU字状の小径溝とが連続して設けられた受け部材と、下端の半円弧状の溝が支持軸上に跨嵌するようにして、前後の小径溝に嵌合され、かつ前後方向の連結杆をもって互いに連結された前後1対の鞍状の押え部材と、この押え部材の上面に当接するようにして、前記受け部材の上面を閉塞する閉塞板とにより前記ストッパを含む支持軸の端部を挾み、前記閉塞板に突設した前記支持軸と直交する軸に前記卓板を枢着し、前記卓板が使用位置に位置しているとき、前記ストッパの上端に閉塞板の下面が当接して、卓板の下向き回動を阻止するようにし、さらに、前記ストッパを、支持軸の外周面の内側から下側までの四半部に沿って湾曲する正面視ほぼL字状とし、卓板を使用位置から支持軸を中心として上向きのはね上げ位置まで回動させたとき、支持軸の下方を通って外側方を向く前記ストッパの外側端に閉塞板が当接して、卓板のそれ以上の回動を阻止するようにしたことを特徴とする卓板付き椅子。 - 支持軸と押え部材とを、閉塞板と受け部材とにより上下から挟んで、閉塞板と受け部材とを、締着手段をもって締着することにより、卓板の支持軸回りの回動に抵抗力を付与するようにした請求項1または2記載の卓板付き椅子。
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