JP2017086355A - 天板付什器 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作部材の操作スペースをコンパクトにし、連係部品のストローク量を確保しやすく、什器移動時の負担を軽減することができる、天板付什器を提供する。【解決手段】天板30を含む上部構造体と、前記上部構造体を支持する下部構造体と、前記下部構造体に設けられるキャスターと、前記キャスターの床面に対しての転動状態を切り替え可能な転動切替装置66と、を備え、前記転動切替装置66は、前記上部構造体に上下方向の枢軸65回りに枢支されて、前記キャスターの転動状態を切り替えるべく前記枢軸65を中心に回動操作可能な操作レバー63を備えている。【選択図】図6

Description

本発明は、天板付什器に関する。
天板と、天板を支持する支持脚と、支持脚に設けられて床面を転動することにより当該什器を床面に対して移動可能とするキャスターと、キャスターの床面に対しての転動状態を切り替え可能な転動切替手段と、を備える天板付什器として、例えば、下記特許文献1,2に開示されるものが公知である。
これらの天板付什器は、天板の支持脚に対しての傾斜位置の違いによって、キャスターが床面に対して転動可能な状態と転動不能な状態とを切り替える一方、天板の傾斜位置の調整とは別に、キャスターの転動の可否を切り替え可能な転動切替手段を有することによって、天板上で筆記作業等を行える状態にあってもキャスターを転動可能とし、当該什器の位置を微調整することが可能になっている。
特許文献1に開示される天板付什器では、天板1を脚2に枢支するための水平方向の支持軸19の軸線回りに回動操作可能な移動用レバー601を備え、このレバー601を回動させて連係機構を操作し、キャスター26のベースフレーム213に対しての上下位置を変位させることができる。これにより、キャスター26をベースフレーム213に対して上方に変位させ、キャスター26を床面から離間させて、キャスター26を床面に対して転動不能な状態にすることができる。
特許文献2に開示される天板付什器では、レバー72を天板10に対して水平方向で手前に引くことによって、連係機構を作動させてキャスター30の転動自体をロックすることができる。レバー72を引くときには、親指を天板10の上面に乗せたままでそれ以外の指を握りこむという、操作機構のない天板の縁部を握るときと同じような持ち方をすることができる。
特許第5785145号明細書 特許第5356678号明細書
しかし、特許文献1の構成では、レバー601を上方に変位させながら天板1を手で保持することになるが、天板1およびレバー601を指先で上下から摘まむような持ち方になるので、什器全体の荷重を移動させるだけの保持力を得にくい傾向にある。また、レバー601が天板1の下方に張り出すので、レバー601の操作スペースが大きくなりやすい。
また、特許文献2の構成では、レバー72の移動軌跡はテーブル1の前後方向に沿う直線状となるので、レバー72の移動量と連係部品のストローク量とが同一となり、ストローク量を大きく確保するためにはレバー72を大きく移動させなければならない。また、指を握りこんだときには、親指以外の指の動きもレバー72の移動方向に沿おうとするので、握りこんだ状態にあっては脇が閉まった体勢になり、テーブル移動時の腕の疲労が大きくなりやすい。
本願発明は、上記の技術的課題に鑑みてなされたもので、操作部材の操作スペースをコンパクトにし、連係部品のストローク量を確保しやすく、什器移動時の負担を軽減することができる、天板付什器を提供する。
上記課題の解決手段として、本発明の天板付什器は、天板を含む上部構造体と、前記上部構造体を支持する下部構造体と、前記下部構造体に設けられて床面を転動することにより当該什器を床面に対して移動可能とするキャスターと、前記キャスターの床面に対しての転動を可能にする転動可能状態と前記転動を不能にする転動不能状態とを切り替え可能な転動切替手段と、を備え、前記転動切替手段は、前記上部構造体に上下方向の枢軸回りに枢支されて、前記キャスターの転動状態を切り替えるべく前記枢軸を中心に回動操作可能な操作部材を備えている。
この構成によれば、操作部材が水平方向の軸を中心に回動する場合と比べて、操作部材を回動させても操作部材が天板の下方に張り出さず、操作部材の操作スペースをコンパクトにすることができる。また、操作部材を直線的に操作する場合と比べて、操作部材による操作ストロークの増加又は操作力の軽減を容易に図ることができる。また、上部構造体に支持される操作部材により、下部構造体のキャスターの転動の可否を切り替えることが可能となり、什器移動の作業を容易にすることができる。
本発明の天板付什器において、前記転動切替手段は、前記操作部材と、前記キャスターの転動状態を切り替えるべく作動するキャスター側作動部材と、前記操作部材の操作により前記キャスター側作動部材を作動させる操作機構と、を備え、前記操作機構は、前記操作部材の操作力を伝達するワイヤーを備えている構成としてもよい。
この構成によれば、操作部材およびキャスター側作動部材の配置自由度を確保した上で、互いに離間する操作部材とキャスター側作動部材とを連動させることができる。
本発明の天板付什器において、前記転動切替手段は、前記操作部材と、前記キャスターの転動状態を切り替えるべく作動するキャスター側作動部材と、前記操作部材の操作により前記キャスター側作動部材を作動させる操作機構と、を備え、前記操作部材、前記操作機構および前記キャスターは、それぞれ前記天板の幅方向の両側に設けられている構成としてもよい。
この構成によれば、幅方向両側のキャスターを、同じく幅方向両側の操作部材および操作機構で容易に操作することができる。
本発明の天板付什器において、前記転動切替手段は、前記幅方向の両側に設けられる前記操作機構を互いに連動させる連動機構を備えている構成としてもよい。
この構成によれば、幅方向一側の操作部材の操作によって、幅方向両側の操作機構を連動させて幅方向両側のキャスターを操作可能とし、天板付什器の操作性を向上させることができる。
本発明の天板付什器において、前記操作部材は、操作前の初期位置から前記幅方向の外側へ回動操作可能である構成としてもよい。
この構成によれば、例えば幅方向両側に設けられる操作部材に手を掛けて回動操作する場合、両操作部材の回動によって使用者の腕が幅方向の外側に開き、脇が開いた状態で天板を保持することができるため、両操作部材が幅方向の内側へ回動操作される場合と比べて、リラックスした状態で天板付什器を保持してキャスターを操作することができる。また、天板の幅が大きく幅方向一側の操作部材のみを操作する場合、幅方向一側に立った使用者は、片手で操作部材を操作しつつ、もう一方の手で天板の幅方向外側における任意の位置を保持すると考えられるが、このような場合にも、使用者が操作部材を引き易い配置とすることができる。
本発明の天板付什器において、前記天板は跳ね上げ動作可能であり、前記天板と前記キャスターとの間には、前記天板の跳ね上げに応じて前記キャスターの転動状態を切り替える跳ね上げ連動機構が形成されている構成としてもよい。
この構成によれば、天板の跳ね上げに応じてキャスターを転動可能とすることができ、天板跳ね上げ時の什器の操作性を向上させることができる。
本発明の天板付什器において、前記操作部材は、指掛かり部と前記枢軸との間に屈曲部を有している構成としてもよい。
この構成によれば、指掛かり部の向きを設定する際に操作部材の配置等の影響を受け難くし、操作部材をコンパクトにしつつストローク確保を容易にして、操作部材の操作性を向上させることができる。
本発明によれば、操作部材の操作スペースをコンパクトにし、連係部品のストローク量を確保しやすく、什器移動時の負担を軽減することができる、天板付什器を提供することができる。
本発明の実施形態におけるテーブル装置の斜視図である。 上記テーブル装置の支持脚の内部機構を示す左右側面に沿う断面図である。 上記支持脚の上部を示す図2に相当する断面図である。 図3のIV−IV断面図である。 上記テーブル装置の天板を支持するサポートプレート等を示す分解斜視図である。 上記天板の下面側の操作レバー等を示す斜視図である。 上記支持脚の下部を示す図2に相当する断面図である。 上記天板を下面側から見た平面図である。 (a)は上記テーブル装置の要部構成を簡略的に示す側面図、(b)は上記操作レバー操作時の作用を示す(a)に相当する側面図、(c)は上記天板跳ね上げ時の作用を示す(a)に相当する側面図である。 上記支持脚の下部の第一作用説明図である。 上記支持脚の下部の第二作用説明図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明では天板付什器の一例としてテーブル装置10について説明する。また、テーブル装置10の通常使用位置に使用者が対峙した際に、テーブル装置10における使用者側を「前」または「手前」、その反対側を「後」または「奥」とする。また、上下左右は前記使用者から見た上下左右とし、左右方向はテーブル装置10および天板30の幅方向ということがある。また、図中矢印UPは上方、矢印FRは前方、LHは左方、INは前記幅方向の内側をそれぞれ示している。
図1に、図2示すように、テーブル装置(天板付什器)10は、床面F上に設置され、上下方向に延びる左右一対の支持脚20と、物品が載置可能な上面30fを有し、左右支持脚20の上端部に支持された例えば平面視矩形状の天板30と、テーブル装置10の奥側において天板30の下方に位置し、左右支持脚20の間の空間を閉塞する幕板15と、を備えている。
左右支持脚20は、天板30の幅方向両端部にそれぞれ設けられている。各支持脚20は、床面F上に対向配置される前後方向に長い脚部21と、脚部21の後部から上方に延び、天板30を下方から支持する中空柱状の支柱部23と、を備えている。本実施形態において、支柱部23は、脚部21の後部から斜め上前方に向けて延出している。左右支持脚20は、支柱部23の上部の間で天板30の幅方向に延びる連結杆23jによって一体的に連結されている。
図3〜図6に示すように、左右支柱部23の上部の幅方向内側には、サポートプレート31が固定されている。サポートプレート31は、支柱部23の上部の内側壁に沿って延在し、支柱部23の内側壁に上下一対の締結部31bによって締結されている。サポートプレート31の上下締結部31bの間には、連結杆23jの外側端を結合する杆結合部31cが設けられている。サポートプレート31における支柱部23よりも前後幅を増した上部31aには、側面視円形状の円孔31dが形成されている。
サポートプレート31は、幅方向外側(支柱部23に対向する側)に開放する断面形状を有しており、その内側には、上下締結部31bに渡るように内装部材32が保持されている。サポートプレート31の上部31aおよび内装部材32は、幅方向外側を切り欠くように幅方向の厚さを減少させて形成されている。サポートプレート31の上部31aの内側には、内装部材32における上部側壁部32aが保持されている。上部側壁部32aには、円孔31dと同軸の中央孔32dを有するとともに円孔31d内に嵌入される環状突部32bを有する内側軸受け部32cが形成されている。
上部側壁部32aの幅方向外側には、中央孔36aを有する円盤状の軸受け部材36が保持されている。軸受け部材36は、内側軸受け部32cと同軸に配置されている。軸受け部材36の中央孔36aは、内側軸受け部32cの中央孔32dよりも小径に形成されている。軸受け部材36および内側軸受け部32cを含む内装部材32は、POM(ポリアセタール)等の滑り性および耐摩耗性を有する材料で形成されている。内側軸受け部32cおよび軸受け部材36の中心軸線C1は、天板30の回動中心軸線に相当する。
天板30の幅方向両側の下面には、L字状の断面形状を有して前後方向に延びる支持ブラケット33がそれぞれ固定されている。支持ブラケット33は、天板30の下面にビス等により固定される上壁部33aと、上壁部33aの幅方向内側から垂下する側壁部33bと、を有している。側壁部33bの後部の幅方向内側には、サポートプレート31に保持された軸受け部材36内に挿入される円筒状の筒状軸33cが形成されている。これにより、天板30および支持ブラケット33が、支持脚20およびサポートプレート31に対して、軸線C1回りに回動可能とされている。以下、天板30を含んで軸線C1回りに回動可能な構造体を上部構造体11と称し、上部構造体11を回動可能に支持する構造体を下部構造体12と称する。
支持ブラケット33の側壁部33bの幅方向外側で支柱部23よりも幅方向外側には、ロックレバー34が回動軸34sを介して回動可能に設けられている。回動軸34sは、軸線C1よりも前方で支持ブラケット33の側壁部33bを幅方向で貫通し、この回動軸34sの幅方向外側にロックレバー34が一体回動可能に設けられている。
回動軸34sの幅方向内側には、板状のロックプレート34tが一体回動可能に設けられている。ロックプレート34tには、その外周部に係合凹部34uが形成されている。一方、支柱部23に固定されたサポートプレート31には、軸線C1を中心とした同心円上で周方向に間隔を空けた二カ所に第一および第二ロックピン31p,31qが固設されている。サポートプレート31および支持ブラケット33を含むヒンジ機構の周囲は、天板30の下方からブラケットカバー37により覆われている。
図2を併せて参照し、ロックプレート34tは、係合凹部34uを第一ロックピン31pに係合させることで、天板30を水平にした通常使用状態(図2において実線で示す。)で天板30の回動をロック可能である。また、ロックプレート34tは、係合凹部34uを第二ロックピン31qに係合させることで、天板30を前端部30a側を上方に跳ね上げた跳ね上げ状態(図2において二点鎖線で示す。)で天板30の回動をロック可能である。
天板30の後端部30bの下面には、下後方に向かけて延出するサポートアーム35が設けられている。サポートアーム35は、幕板15の上端部に設けられたジョイント部材16に、左右方向に沿う軸中心で回動可能に連結されている。幕板15の下端部には、ジョイント部材17を介して、リンクプレート18の一端部が左右方向に沿う軸中心で回動可能に連結されている。リンクプレート18の他端部は、支柱部23の上下中間部に左右方向に沿う軸中心で回動可能に連結されている。
幕板15は、天板30を通常使用状態としたときに、天板30の後端部30bの下方へほぼ鉛直方向に沿って延びるように配置される(図2において実線で示す。)。この通常使用状態から、天板30の手前側を上方に跳ね上げるように天板30を軸線C1回りに回動させると、天板30と一体に回動するサポートアーム35が幕板15の上端部を下方かつ前方に移動させる。これに伴い、リンクプレート18が支柱部23側の軸中心で回動し、幕板15の下端部を下前方に移動させる。その結果、天板30を支柱部23と側面視で略平行となるまで跳ね上げた跳ね上げ状態としたときに、幕板15が支柱部23の後面に沿う位置まで移動した格納状態(図2において二点鎖線で示す。)となる。
図2、図7に示すように、脚部21は、支柱部23の下端に一体に設けられ、床面Fに沿って前後方向に延びるベースフレーム24と、ベースフレーム24を覆うカバー25と、を備えている。脚部21の上面21u(カバー25の上面)は、後端部21rに対して前端部21f側が漸次低くなるように傾斜している。ベースフレーム24の前後端部には、床面F上を転動可能な前後キャスター26,27が設けられている。前後キャスター26,27は、それぞれベースフレーム24に対して鉛直方向に沿う軸回りに回動可能に支持されている。これら前後キャスター26,27により、テーブル装置10が床面F上の任意の方向へ容易に移動可能とされている。
ベースフレーム24の前後端部には、前後キャスター26,27によるテーブル装置10の移動の拘束、および前記拘束の解除が可能なストッパ機構50が設けられている。
ストッパ機構50は、前部ストッパ部材51と、後部ストッパ部材52と、付勢部材53と、駆動機構60と、を備えている。
図10、図11を併せて参照し、前部ストッパ部材51は、ベースフレーム24の前端部において、前キャスター26よりも前方に設けられている。前部ストッパ部材51は、その下面が平面状の接地面51sとされている。接地面51sは、後部ストッパ部材52が接地して脚部21が後上がりに傾斜した際には、床面Fに接地して前キャスター26を床面Fから離間させる(図10参照)。接地面51sは、後部ストッパ部材52が床面Fから離間して脚部21が後下がりに傾斜した際には、床面Fから離間して前キャスター26を床面Fに接地させる(図11参照)。
図7を参照し、後部ストッパ部材52は、ベースフレーム24の後部に支持されたスイング部材55の下面に設けられている。スイング部材55は、天板30の幅方向に間隔を空けて対向配置されて前後方向に延びる左右一対の側板55aと、スイング部材55の後部において左右側板55aの下端部間を連結する底板55bと、を有している。スイング部材55の前端部55f(左右側板55aの前端部)は、脚部21のベースフレーム24に第一支持軸56を介して回動可能に支持されている。第一支持軸56は、後キャスター27よりも前方において左右方向に沿って延びている。
スイング部材55は、左右側板55aが後キャスター27よりも後方まで延び、底板55bが後キャスター27よりも後方に配置されている。スイング部材55の後部において、左右側板55aには、側板55aと平行に前後方向に延びるガイド溝57がそれぞれ形成されている。各ガイド溝57には、左右方向に沿って延びて後述する連係部材61の下端部を貫通するスライド軸61tの両端部が、それぞれガイド溝57の長手方向でスライド可能に係合されている。
後部ストッパ部材52は、スイング部材55の底板55bの下面に一体に固定されている。後部ストッパ部材52は、ベースフレーム24の後端部において、後キャスター27よりも後方に配置されている。
付勢部材53は、圧縮コイルスプリング等からなり、スイング部材55の底板55bに下端部を連結している。付勢部材53の上端部は、ベースフレーム24の後端部に固設されたホルダ部材58に連結されている。これにより、付勢部材53がスイング部材55の後端部55rを下方に向けて付勢している。
スイング部材55の後端部55rとホルダ部材58との間には、付勢部材53の後方で上下方向に延びる連係部材61が配置されている。連係部材61は、上端部を貫通して左右方向に延びる第二支持軸61sを介して、ホルダ部材58に回動可能に支持されている。第二支持軸61sは、後キャスター27よりも後方に配置され、かつ第一支持軸56よりも上方に配置されている。
連係部材61の下端部は、左右方向に延びるスライド軸61tを介して、スイング部材55の後端部55rに係合されている。連係部材61は、第二支持軸61s回りに揺動し、スライド軸61tをガイド溝57内でスライドさせることで、スイング部材55を上下揺動可能とされている。連係部材61は、図示しない捩りコイルバネ等によって、下端部を後方に移動させる側(ガイド溝57の後端部57bに突き当てる側、スイング部材55を下方へ回動させる側)に付勢されている。
本実施形態では、スイング部材55、ガイド溝57、連係部材61およびスライド軸61tを含んで駆動機構60が構成されている。
ガイド溝57は、連係部材61およびスイング部材55が側面視で直交配置されたときの第二支持軸61sの位置(以下、直交時軸位置という。)P1よりも前方に離間した位置を前端部57aとし、直交時軸位置P1よりも僅かに後方にずれた位置を後端部57bとしている。
連係部材61が前方に揺動すると、スライド軸61tがガイド溝57内を前方にスライドしつつ上方に変位するので、スイング部材55が付勢部材53の付勢力に抗して上方へ揺動し、後部ストッパ部材52が上方に引き上げられる(図7中に二点鎖線で示す。)。そして、スライド軸61tがガイド溝57の前端部57aまでスライドすると、後部ストッパ部材52が床面Fから離間して後キャスター27が床面Fに接地する。このとき、後述の如く前キャスター26も床面Fに接地するので、前後キャスター26,27が床面Fに対して転動可能な状態となる。
一方、連係部材61が後方に揺動すると、スライド軸61tがガイド溝57内を後方にスライドしつつ下方に変位するので、スイング部材55が下方へ揺動し、後部ストッパ部材52が下方に押し下げられる(図7中に実線で示す。)。そして、スライド軸61tがガイド溝57の後端部57bまでスライドすると、後部ストッパ部材52が床面Fに接地して後キャスター27を床面Fから離間させる。このとき、脚部21が後上がりに傾斜し、前部ストッパ部材51を床面Fに接地させて前キャスター26を床面Fから離間させる。これにより、前後キャスター26,27が床面Fに対して転動不能な状態となる。
すなわち、連係部材61は、前後キャスター26,27の床面Fに対しての転動を可能にする転動可能状態と、前記転動を不能にする転動不能状態と、を切り替えるべく作動するキャスター側作動部材を構成している。
スライド軸61tがガイド溝57の後端部57bまでスライドすると、スライド軸61tが直交時軸位置P1よりも僅かに後方に至るので、スイング部材55が床面Fからの反力を受けても、連係部材61がガイド溝57の後端部57b側に付勢されることとなる。よって、床面Fからの反力を受けても、連係部材61がガイド溝57の前端部57a側にスライドしてスイング部材55を上方に揺動させることはない。連係部材61がガイド溝57の後端部57bに位置する状態からスイング部材55を上方に揺動させるには、連係部材61を前方に揺動させる別途の操作力を付与すればよい。
図2、図6、図8に示すように、テーブル装置10は、天板30の下面に設置された操作レバー63によって連係部材61を操作可能とし、前後キャスター26,27の床面Fに対しての転動を可能とする転動可能状態と前記転動を不能とする転動不能状態とを切り替え可能とする転動切替装置66を備えている。
操作レバー63は、天板30の幅方向の両側に設けられている。各操作レバー63は、天板30に上下方向の枢軸65回りに枢支され、枢軸65を中心に回動操作可能とされている。各操作レバー63は、操作前の初期位置では指掛かり部63dを概ね左右方向に沿わせて配置され、この初期位置から指掛かり部63dを前方かつ幅方向外側へ回動させるように操作可能とされている。
操作レバー63は、指掛かり部63dと枢軸65との間に屈曲部63eを有している。具体的に、操作レバー63は、枢軸65を挿通する基部63aと、基部63aから前方に延出する前方延出部63bと、前方延出部63bの前端から幅方向内側に延出する内方延出部63cと、内方延出部63cの幅方向内側に連なる指掛かり部63dと、を有し、前方延出部63bと内方延出部63cとの間に屈曲部63eが形成されている。操作レバー63の基部63a、前方延出部63bおよび内方延出部63cの周囲は、天板30の下方からレバーハウジング64により覆われている。
図2〜図5に示すように、転動切替装置66は、操作レバー63および連係部材61と、操作レバー63の操作によって連係部材61を作動させる操作機構67と、を備えている。
操作機構67は、前後キャスター26,27、連係部材61および操作レバー63と同様、天板30の幅方向の両側に設けられており、幅方向両側のそれぞれにおいて、操作レバー63によって連係部材61を操作可能としている。
操作機構67は、操作レバー63の操作力を連係部材61側に伝達するワイヤー68と、操作レバー63および連係部材61の間に配設される中継部材71と、備えている。ワイヤー68は、操作レバー63と中継部材71との間に渡る第一ワイヤー68aと、中継部材71と連係部材61との間に渡る第二ワイヤー68bと、を備える。両ワイヤー68a,68bは、アウターケーブル内にインナーケーブルを摺動可能に挿通した既知の操作ケーブルである。
中継部材71は、側面視でV字形状をなすベルクランク状の部材であり、軸線C1に沿う回動軸72を介して軸受け部材36に回動可能に支持されている。中継部材71は、天板30が通常使用状態にありかつ操作レバー63が操作前状態にある場合において、回動軸72の下方に延びる第一アーム部71aと、回動軸72の前上方に延びる第二アーム部71bと、を有している。以下、天板30が通常使用状態にありかつ操作レバー63が操作前状態にある場合における中継部材71の状態を初期状態という。
第一アーム部71aの先端部には第一ワイヤー68aの前端部が係止され、第二アーム部71bの先端部には第二ワイヤー68bの上端部が係止されている。第一ワイヤー68aの後端部は操作レバー63の内方延出部63cに係止され、第二ワイヤー68bの下端部は連係部材61のスライド軸61t側の端部に係止されている。第一ワイヤー68aの後部は、ロックレバー34の回動軸34sの後方で下後方を指向して延びている。第二ワイヤー68bの上部は、支柱部23の上端部内に挿入されたケーブルガイド69の湾曲面69fに沿って湾曲している。図7を参照し、第二ワイヤー68bの下部は、ホルダ部材58に形成された湾曲面58fに沿って湾曲している。
図9(a)を参照し、天板30が通常使用状態にありかつ操作レバー63が操作前状態にある場合において、テーブル装置10の使用者が操作レバー63の指掛かり部63dを前方かつ幅方向外側に向けて回動操作すると、第一ワイヤー68aが前方に引かれるとともに中継部材71の下向きの第一アーム部71aが前方に引かれ、中継部材71が軸線C1回りに後転方向へ回動する(図9(b)参照)。すると、中継部材71の前向きの第二アーム部71bにより第二ワイヤー68bが上方に引かれ、第二ワイヤー68bがホルダ部材58の湾曲面58fに沿って連係部材61の下端部を前上方へ引き上げ、連係部材61を前方へ揺動させる。
操作レバー63は、指掛かり部63dよりも枢軸65側の内方延出部63cに第一ワイヤー68aを係止させているが、第一ワイヤー68aをより枢軸65側に係止させれば、操作レバー63の操作力を軽減可能であり、第一ワイヤー68aをより枢軸65と反対側に係止させれば、第一ワイヤー68aの引き代を大きくすることが可能である。
図2〜図5に示すように、転動切替装置66は、幅方向両側に設けられる操作機構67を互いに連動させる連動機構73を備えている。連動機構73は、左右中継部材71の回動軸72の間を連結する左右方向に沿う連動シャフト74を有している。
ここで、回動軸72は、軸受け部材36に支持される円軸部72aと、円軸部72aの幅方向内側に連なり軸線C1に沿う二平面が形成された二面取り軸部72bと、二面取り軸部72bの幅方向内側に連なる角軸部72cと、を有している。二面取り軸部72bおよび角軸部72cは、サポートプレート31の上部31aおよび支持ブラケット33の側壁部33bの幅方向内側に突出する。二面取り軸部72bには、後述する連動ディスク75が一体回動可能に取り付けられている。角軸部72cには、連動シャフト74の左右端部が一体回動可能に取り付けられている。
また、左右ロックレバー34の回動軸34sの間には、ロック連動機構77として左右回動軸34s間を連結する左右方向に沿う第二連動シャフト78が設けられている。
また、天板30と連係部材61との間には、天板30の跳ね上げに応じて連係部材61を作動させる跳ね上げ連動機構79が構成されている。
跳ね上げ連動機構79は、左右中継部材71の回動軸72の二面取り軸部72bに一体回動可能に固定される連動ディスク75と、支持ブラケット33の側壁部33bの幅方向内側に突設された連動ピン76と、を有している。
連動ディスク75は、中継部材71が初期状態にあるときに回動軸72の前下方に突出する係止片75aを有している。この係止片75aに対し、連動ピン76は、天板30が通常使用状態にあるときには、係止片75aの下後方に離間している。
この状態から天板30が跳ね上げられると、天板30とともに回動した連動ピン76が係止片75aの端縁に当接し、その後に天板30の跳ね上げに応じて連動ピン76が連動ディスク75を天板30の跳ね上げと同方向に回動させる(図9(c)参照)。これにより、連動ディスク75とともに中継部材71が回動し、第二ワイヤー68bを介して連係部材61を前方に揺動させることが可能である。なお、図9では便宜上、連動ディスク75の図示を略し、連動ピン76が中継部材71を直接回動させる態様を示している。
次に、作用について説明する。
まず、天板30が通常使用状態にありかつ操作レバー63が操作前状態にある場合においては、図10に示すように、前部ストッパ部材51と後部ストッパ部材52とが床面Fに接地し、前後キャスター26,27が床面Fから浮いた状態となる。これにより、テーブル装置10が床面F上での移動が拘束されて固定的に設置された状態となる。
天板30が通常使用状態にありかつ操作レバー63が操作前状態にある場合においては、ワイヤー68に引張力が作用しておらず、連係部材61が前方に揺動しきってスイング部材55の揺動をロックした状態になっている。
テーブル装置10を移動させるため、前部ストッパ部材51および後部ストッパ部材52による移動の拘束を解除するには、天板30を跳ね上げるか、操作レバー63を操作するか、の何れかが必要である。
天板30を跳ね上げる場合、まず、ロックプレート34tによる天板30のロックを解除する。すなわち、天板30の通常使用状態では、第一ロックピン31pがロックプレート34tの係合凹部34uに係合し、天板30を通常使用状態にロックした状態にあるので、このロックを解除する。天板30のロック解除はロックレバー34の操作で行われるが、左右ロックレバー34の回動軸34sの間は第二連動シャフト78により一体回動可能に連結されているので、左右ロックレバー34の何れか一方を操作すれば、左右ロックプレート34tによる天板30のロックを同時に解除することが可能である。
次いで、天板30の前端部30aを上方に引き上げて天板30を軸線C1回りに回動させると、跳ね上げ連動機構79において連動ピン76が連動ディスク75に係合し、連動ディスク75および中継部材71を天板30と同方向(後転方向)に回動させる(図9(c)参照)。通常使用状態にある天板30が回動して連動ピン76が連動ディスク75に係合するには、天板30を約30度回動させる必要がある。この位相差により、天板30の跳ね上げ直後から前後キャスター26,27を接地させてテーブル装置10を移動させてしまうことを規制する。
中継部材71の後転方向の回動により第二ワイヤー68bが上方に引かれると、第二ワイヤー68bが連係部材61を前方へ揺動させるとともにスイング部材55を上方へ揺動させ、後部ストッパ部材52を床面Fから離間させて後キャスター27を接地させる。
そして、天板30が跳ね上げ状態まで回動すると、第二ロックピン31qがロックレバー34の係合凹部34uに係合し、天板30を跳ね上げ状態にロックする。
図11に示すように、後部ストッパ部材52が床面Fから離間して後キャスター27を床面Fに接地させると、脚部21が後下がりに僅かに傾動し、前キャスター26を床面Fに接地させるとともに前部ストッパ部材51を床面Fから離間させる。これにより、支持脚20において前後キャスター26,27のみが床面Fに接地し、テーブル装置10の拘束が解除されて床面F上で容易に移動可能な状態となる。
操作レバー63を操作する場合、通常使用状態にある天板30の下方において、幅方向両側にある左右操作レバー63の指掛かり部63dを前方かつ幅方向外側へ回動させるように操作する(図8参照)。すると、第一ワイヤー68aが前方に引かれて中継部材71を後転方向に回動させる(図9(b)参照)。中継部材71の後転方向の回動により第二ワイヤー68bが上方に引かれると、第二ワイヤー68bが連係部材61を前方へ揺動させるとともにスイング部材55を上方へ揺動させ、後部ストッパ部材52を床面Fから離間させて後キャスター27を接地させる。これにより、天板30を跳ね上げる場合と同様、支持脚20において前後キャスター26,27のみが床面Fに接地し、テーブル装置10の拘束が解除されて床面F上で容易に移動可能な状態となる。
操作レバー63の回動操作を行う際、左右中継部材71の回動軸72の間は連動シャフト74により一体回動可能に連結されているので、左右操作レバー63の何れか一方を操作すれば、左右支持脚20において前後キャスター26,27を同時に床面Fに接地させることが可能である。
以上説明したように、上記実施形態における天板付什器では、天板30を含む上部構造体11と、前記上部構造体11を支持する下部構造体12と、前記下部構造体12に設けられて床面Fを転動することにより当該什器を床面Fに対して移動可能とするキャスター26,27と、前記キャスター26,27の床面Fに対しての転動を可能にする転動可能状態と前記転動を不能にする転動不能状態とを切り替え可能な転動切替装置66と、を備え、前記転動切替装置66は、前記上部構造体11に上下方向の枢軸65回りに枢支されて、前記キャスター26,27の転動状態を切り替えるべく前記枢軸65を中心に回動操作可能な操作レバー63を備えている。
この構成によれば、操作レバー63が水平方向の軸を中心に回動する場合と比べて、操作レバー63を回動させても操作レバー63が天板30の下方に張り出さず、操作レバー63の操作スペースをコンパクトにすることができる。また、操作レバー63を直線的に操作する場合と比べて、操作レバー63による操作ストロークの増加又は操作力の軽減を容易に図ることができる。また、上部構造体11に支持される操作レバー63により、下部構造体12のキャスター26,27の転動の可否を切り替えることが可能となり、什器移動の作業を容易にすることができる。
また、上記天板付什器では、前記転動切替装置66は、前記操作レバー63と、前記キャスター26,27の転動状態を切り替えるべく作動する連係部材61と、前記操作レバー63の操作により前記連係部材61を作動させる操作機構67と、を備え、前記操作機構67は、前記操作レバー63の操作力を伝達するワイヤー68を備えている。
この構成によれば、操作レバー63および連係部材61の配置自由度を確保した上で、互いに離間する操作レバー63と連係部材61とを連動させることができる。
また、上記天板付什器では、前記操作レバー63、前記操作機構67および前記キャスター26,27は、それぞれ前記天板30の幅方向の両側に設けられている。
この構成によれば、幅方向両側のキャスター26,27を、同じく幅方向両側の操作レバー63および操作機構67で容易に操作することができる。
また、上記天板付什器では、前記転動切替装置66は、前記幅方向の両側に設けられる前記操作機構67を互いに連動させる連動機構73を備えている。
この構成によれば、幅方向一側の操作レバー63の操作によって、幅方向両側の操作機構67を連動させて幅方向両側のキャスター26,27を操作可能とし、天板付什器の操作性を向上させることができる。
また、上記天板付什器では、前記幅方向の両側に設けられる前記操作レバー63は、操作前の初期位置から前記幅方向の外側へ回動操作可能である。
この構成によれば、幅方向両側の操作レバー63に手を掛けて回動操作する場合、両操作レバー63の回動によって使用者の腕が幅方向の外側に開き、脇が開いた状態で天板30を保持することができるため、両操作レバー63が幅方向の内側へ回動操作される場合と比べて、リラックスした状態で天板付什器を保持してキャスター26,27を操作することができる。
また、上記天板付什器では、前記天板30は跳ね上げ動作可能であり、前記天板30と前記連係部材61との間には、前記天板30の跳ね上げに応じて前記連係部材61を作動させる跳ね上げ連動機構79が形成されている。
この構成によれば、天板30の跳ね上げに応じて連係部材61を作動させてキャスター26,27を転動可能とすることができ、天板30跳ね上げ時の什器の操作性を向上させることができる。
また、上記天板付什器では、前記操作レバー63は、指掛かり部63dと前記枢軸65との間に屈曲部63eを有している。
この構成によれば、指掛かり部63dの向きを設定する際に操作レバー63の配置等の影響を受け難くし、操作レバー63をコンパクトにしつつストローク確保を容易にして、操作レバー63の操作性を向上させることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、操作レバー63を天板30の下面に支持したが、これに限らず、上部構造体11の何れの場所に設けてもよい。脚部21の後方にのみ揺動可能な後部ストッパ部材52を備える構成に限らず、前方のみあるいは前後両方に揺動可能な接地部材を備える構成であってもよい。ストッパ部材によりキャスターの接地状態を切り替える構成に限らず、キャスターの車輪をロック可能な構成であってもよい。一対の支持脚20を備える什器に限らず、天板30のサイズおよび形状等によっては、一本のみあるいは三本以上の支持脚を備える構成であってもよい。テーブル装置10への適用に限らず、他形態の天板付什器に適用してもよい。
ここで、天板付き什器の幅が大きい場合、幅方向一側の操作レバー63のみを操作することが有り得る。このとき、幅方向一側に立った使用者は、片手で操作レバー63を操作しつつ、もう一方の手で天板30の幅方向外側における任意の位置を保持することとなるが、この場合にも、操作レバー63が幅方向外側に回動操作されるので、使用者が操作レバー63を引き易い。すなわち、幅方向一側のみに操作部材が設けられる構成であってもよい。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
10 テーブル装置(天板付什器)
11 上部構造体
12 下部構造体
26 前キャスター
27 後キャスター
61 連係部材(キャスター側作動部材)
63 操作レバー(操作部材)
63d 指掛かり部
63e 屈曲部
65 枢軸
66 転動切替装置(転動切替手段)
67 操作機構
68 ワイヤー
73 連動機構
79 跳ね上げ連動機構
F 床面

Claims (7)

  1. 天板を含む上部構造体と、
    前記上部構造体を支持する下部構造体と、
    前記下部構造体に設けられて床面を転動することにより当該什器を床面に対して移動可能とするキャスターと、
    前記キャスターの床面に対しての転動を可能にする転動可能状態と前記転動を不能にする転動不能状態とを切り替え可能な転動切替手段と、を備え、
    前記転動切替手段は、前記上部構造体に上下方向の枢軸回りに枢支されて、前記キャスターの転動状態を切り替えるべく前記枢軸を中心に回動操作可能な操作部材を備えている、天板付什器。
  2. 前記転動切替手段は、前記操作部材と、前記キャスターの転動状態を切り替えるべく作動するキャスター側作動部材と、前記操作部材の操作により前記キャスター側作動部材を作動させる操作機構と、を備え、
    前記操作機構は、前記操作部材の操作力を伝達するワイヤーを備えている、請求項1に記載の天板付什器。
  3. 前記転動切替手段は、前記操作部材と、前記キャスターの転動状態を切り替えるべく作動するキャスター側作動部材と、前記操作部材の操作により前記キャスター側作動部材を作動させる操作機構と、を備え、
    前記操作部材、前記操作機構および前記キャスターは、それぞれ前記天板の幅方向の両側に設けられている、請求項1又は2に記載の天板付什器。
  4. 前記転動切替手段は、前記幅方向の両側に設けられる前記操作機構を互いに連動させる連動機構を備えている、請求項3に記載の天板付什器。
  5. 前記操作部材は、操作前の初期位置から前記幅方向の外側へ回動操作可能である、請求項1から4の何れか一項に記載の天板付什器。
  6. 前記天板は跳ね上げ動作可能であり、
    前記天板と前記キャスターとの間には、前記天板の跳ね上げに応じて前記キャスターの転動状態を切り替える跳ね上げ連動機構が形成されている、請求項1から5の何れか一項に記載の天板付什器。
  7. 前記操作部材は、指掛かり部と前記枢軸との間に屈曲部を有している、請求項1から6の何れか一項に記載の天板付什器。
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