JP6649795B2 - 浸漬ノズルの交換方法 - Google Patents

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Description

本発明は鋼の連続鋳造に使用される浸漬ノズルの交換方法に関する。
鋼の連続鋳造においてタンディッシュからモールドへ溶鋼を流出するために浸漬ノズルが使用されている。浸漬ノズルは、上ノズル、スライディングノズルプレート、あるいは下部ノズルなどの上部の耐火物に接続されて使用されるが、特に浸漬ノズルは溶鋼などによって損耗するため、連続鋳造中に浸漬ノズルのみを交換する方法が知られている。
この交換方法は、新しい浸漬ノズルで使用済の(古い)浸漬ノズルを押し出しながら新しい浸漬ノズルに交換する方法であり、連続鋳造中にモールド内に浸漬ノズルを浸漬した状態で行うことができる。そして、このように連続鋳造中に浸漬ノズルの交換を行う方法において、交換中の溶鋼の漏れを最小限にするために、新しい浸漬ノズルと使用済の浸漬ノズルの双方の浸漬ノズルを、上ノズル、スライディングノズルプレート、あるいは下部ノズルなどの上部の耐火物に対して下方から押圧した状態で摺動しながら交換する方法が、例えば特許文献1に開示されている。
この特許文献1の交換方法では図10に示すとおり、使用済(使用中)の浸漬ノズル52のフランジ部53をその両脇に配置された鍵盤列51によって上方に付勢し、上ノズル56の接合面54に押圧した状態で保持しており、浸漬ノズル52を交換するときは、新しい浸漬ノズル52aをシリンダー57に連結したプッシャー58で横方向に押し出すことによって使用済の浸漬ノズル52と置き換える。このとき新しい浸漬ノズル52aは、上ノズル56の接合面54に押圧されたまま摺動するため、連続鋳造中であっても溶鋼を漏らすことなく瞬時に浸漬ノズルを交換することができる。
ただし、この交換方法では、上ノズルと浸漬ノズルとは耐火物の接合面同士で圧着されており、交換作業時の局部的な磨耗、使用中の熱膨張や製造時の面精度のバラツキなどによりこの接合面間に隙間が生じることがある。この隙間が生じると、隙間からの空気の吸い込みにより鋼の品質を低下させたり、隙間からの溶鋼の漏れの危険性もある。
一方、このような交換方法を実施しない場合、浸漬ノズルと上ノズルとは、十分なシール性を確保する目的で定形目地材を介して接合するのが一般的である。この定形目地材は、使用される浸漬ノズルのノズル孔と同じかノズル孔より少し大きな大きさの切欠部を有する可塑性を持ったシート状の耐火物で、浸漬ノズルが上ノズルに押圧される際に変形して隙間を充填することができる(特許文献2〜6)。定形目地材は、常温から熱間まで広い温度域で可塑性を有しているものもある。
しかし、特許文献1の交換方法では、新しい浸漬ノズルは上ノズルに押圧された状態で摺動するため、新しい浸漬ノズルの上面に定形目地材を設置したとしても、この定形目地材は上ノズルによって削ぎ落とされたりあるいは外れたりするため、定形目地材を使用することができなかった。
そこで、定形目地材を使用できる浸漬ノズルの交換方法が特許文献7に開示されている。この特許文献7の交換方法では、新しい浸漬ノズルが上ノズルの下面と一定空間を保ちつつ上ノズルの下に移動することで、新しい浸漬ノズルの上面に設置した定形目地材が浸漬ノズル移動中に上ノズルに接触することなく設置された状態のまま浸漬ノズルの上面に保持される。
しかし、この特許文献7の交換方法では、交換中に新しい浸漬ノズルと上ノズルとの間に空間が生じるため、新しい浸漬ノズルの上面に溶鋼が落下し接合面の異物となりシール性の低下を招く問題がある。なお、交換中はストッパー等で溶鋼の流れをストップするがノズル孔に残った溶鋼が落下してくる。
登録実用新案第3009112号公報 特公昭60−15592号公報 特許第2977883号公報 特開2001−286995号公報 特開2009−227538号公報 特開平7−330448号公報 国際公開第2002/094476号
本発明が解決しようとする課題は、新しい浸漬ノズルで使用済の浸漬ノズルを押し出しながら行う浸漬ノズルの交換方法において、交換中の溶鋼の漏れを最小限にして、接合面へ定形目地材の使用を可能とし、高いシール性を確保することにある。
本発明者らは、新しい浸漬ノズルの上面にノズル孔(内孔)を含むように凹部を設け、この凹部に定形目地材を装着することで、新しい浸漬ノズルの上面を上部の耐火物の下面に押し付けながら摺動させても、定形目地材がずれたり削ぎ落とされたりすることなく、接合面間に圧着されることを知見した。また、新しい浸漬ノズルの上面に突起部を設け、この突起部に定形目地材を係止することによっても、同様に定形目地材がずれたり削ぎ落とされたりすることなく、接合面間に圧着されることを知見した。
すなわち、本発明によれば、次の(1)から(7)の浸漬ノズルの交換方法が提供される。
(1)新しい浸漬ノズルが、そのフランジ部下面を両脇に並行して設けられた押圧部材で支持されかつ上部の耐火物の下面に押し付けられながら摺動することで、使用済みの浸漬ノズルを水平方向に押し出して上部の耐火物に圧着接合される浸漬ノズルの交換方法であって、
新しい浸漬ノズルの上面にノズル孔を含むように凹部を設け、この凹部に、新しい浸漬ノズルのノズル孔に対応する形状の切欠部を有する可塑性を持った板状の耐火物からなる定形目地材を装着することを特徴とする浸漬ノズルの交換方法。
(2)新しい浸漬ノズルが、そのフランジ部下面を両脇に並行して設けられた押圧部材で支持されかつ上部の耐火物の下面に押し付けられながら摺動することで、使用済みの浸漬ノズルを水平方向に押し出して上部の耐火物に圧着接合される浸漬ノズルの交換方法であって、
新しい浸漬ノズルの上面で当該浸漬ノズルの挿入側とは反対側に突起部を設け、この突起部の高さより大きい厚みであり、新しい浸漬ノズルのノズル孔に対応する形状の切欠部を有する可塑性を持った板状の耐火物からなる定形目地材を、当該突起部に係止するように配置することを特徴とする浸漬ノズルの交換方法。
(3)新しい浸漬ノズルの上面に設けた凹部は、当該浸漬ノズルの挿入側の側面に開口している(1)に記載の浸漬ノズルの交換方法。
(4)上部の耐火物は、新しい浸漬ノズルの挿入側の下端部に傾斜面を有する(1)から(3)のいずれかに記載の浸漬ノズルの交換方法。
(5)定形目地材は、新しい浸漬ノズルの挿入側に傾斜面を有する(1)から(4)のいずれかに記載の浸漬ノズルの交換方法。
(6)定形目地材は、膨張性を有する(1)から(5)のいずれかに記載の浸漬ノズルの交換方法。
(7)新しい浸漬ノズルの上面を、上部の耐火物の下面に押し付けながら摺動するときに、ノズル孔周辺を覆う定形目地材を、当該上部の耐火物の下面に接触させながら摺動させる(1)に記載の浸漬ノズルの交換方法。
なお、本発明でいう定形目地材とは、浸漬ノズルのノズル孔と同じかノズル孔より少し大きな形状、すなわち浸漬ノズルのノズル孔に対応する形状の切欠部を有する可塑性を持った板状の耐火物で、浸漬ノズルが上部の耐火物と接合される際に変形して隙間を充填することができるものである。
本発明の浸漬ノズルの交換方法によれば、新しい浸漬ノズルの上面を上部の耐火物の下面に押し付けながら摺動させても、定形目地材がずれたり削ぎ落とされたりすることがない。したがって、新しい浸漬ノズルの上面(接合面)へ定形目地材の使用が可能となる。しかも、定形目地材を備えた新しい浸漬ノズルの上面を上部の耐火物の下面に押し付けながら摺動させるので、交換中も高いシール性を確保することができ、交換中の溶鋼の漏れを最小限にすることができる。
本発明の第1の実施形態に係る浸漬ノズルの交換方法を概念的に示す説明図である。 同上。 同上。 同上。 本発明の第1の実施形態で使用する上ノズルの縦断面図である。 本発明の第1の実施形態で使用する上ノズルの底面図である。 本発明の第1の実施形態で使用する浸漬ノズルの底面図である。 本発明の第1の実施形態で使用する浸漬ノズルの上面図である。 本発明の第1の実施形態で使用する浸漬ノズルの平面図である。 本発明の第2の実施形態で使用する浸漬ノズルの縦断面図である。 本発明の第2の実施形態で使用する浸漬ノズルの上面図である。 本発明の第2の実施形態で使用する定形目地材の平面図である。 本発明の第3の実施形態で使用する上ノズルの縦断面図である。 本発明の第3の実施形態で使用する上ノズルの底面図である。 本発明の第4の実施形態を示す説明図である。 本発明の第4の実施形態で使用する浸漬ノズルの上面図である。 本発明の第5の実施形態を示す説明図である。 本発明の第5の実施形態で使用する浸漬ノズルの上面図である。 特許文献1に開示された従来の浸漬ノズルの交換方法を示す説明図である。
(第1の実施形態)
図1aから図1dは、本発明の第1の実施形態に係る浸漬ノズルの交換方法を概念的に示す説明図である。
図1aから図1dにおいて新しい浸漬ノズル10(以下、単に「浸漬ノズル10」という。)は、そのフランジ部下面16を両脇に並行して設けられた押圧部材としての鍵盤4で支持され、かつ上部の耐火物としての上ノズルの下面21に押し付けられながら摺動する。この鍵盤4による押圧機構及び浸漬ノズル10を摺動させる摺動機構は、前述の特許文献1(図10)と同様の機構となっている。具体的には、浸漬ノズル10のフランジ部下面16の両側を押圧するための鍵盤4が片側に4個配置され、この浸漬ノズル10が図示しない駆動装置で矢印方向に押されて移動する際に、その上面14が上ノズルの下面21に鍵盤4によって押圧された状態で摺動する。このときの押圧力は600kgfである。なお、図1aから図1dにおいて使用済(使用中)の古い浸漬ノズルは省略している。ただし、最初に浸漬ノズルを上ノズルに接続する場合には古い浸漬ノズルがないため図1aから図1dと同じ状態になり、この場合でも本発明を適用することができる。
本実施形態で使用する上ノズル20は、図2a(縦断面図)及び図2b(底面図)に示すように、本体部が略円筒形で下部のフランジ部が八角柱をしており、中央にノズル孔22を有している。上ノズルの下面21の寸法A1は240mm、寸法B1は220mm、上ノズルの下面21におけるノズル孔径は77mmである。
本実施形態で使用する浸漬ノズル10は、図3a(縦断面図)及び図3b(上面図)に示すように、本体部11が円筒形で上部のフランジ部12が四角柱をしており、中央にノズル孔13を有している。浸漬ノズルの上面14は1辺が190mmの正方形をしており、上面14におけるノズル孔径は80mmである。また、浸漬ノズルの上面14にはノズル孔13を含むように縦A2が170mm、横B2が150mm、深さが3mmの凹部15を有している。
浸漬ノズルの上面の凹部15には、図4に示すように平面視が長方形で円形の切欠部(内孔)31を有する定形目地材30が装着されている、この定形目地材30は縦A3が165mm、横B3が140mm、切欠部径(内孔径)が90mm、厚みが3.5mmである。
この定形目地材30は、特許文献5と同じ方法で製造されたものである。具体的には、焼結アルミナ50質量%、電融ムライト20質量%からなる主原料に、粘土10質量%、フリット10質量%、鱗状黒鉛1質量%を副原料として配合した原料粉末に、アクリル系エマルジョン(結合剤)25質量%、テキサノール(可塑剤)1質量%を外掛けで添加して、卓上ミキサーを用いて混練し、シート状に加圧成形して約80℃で乾燥することで定形目地材30を作製した。このほか、定形目地材30としては、浸漬ノズルと上ノズルの間のシールのために一般的に使用されているものを使用することができ、例えば特許文献2から特許文献6に開示されたものが使用可能である。
次に、本実施形態による浸漬ノズルの交換方法を具体的に説明する。
図1aにおいて、浸漬ノズル10を左側へ移動して行くと、最初に浸漬ノズルのフランジ部下面16が鍵盤4に乗り上げ、浸漬ノズルの上面14が上ノズルの下面21に当接し図1bの状態になる。さらに左へ移動すると定形目地材30の挿入側端部32が上ノズルの下面21に接触して挟み込まれて行き、定形目地材30と上ノズルの下面21は摺動接触することになり図1cの状態になる。このとき、定形目地材30は凹部15の側面によってずれが防止されるため、定形目地材30の上に上ノズル20が乗り上げることができる。定形目地材30は、加圧されながら上ノズルの下面21を移動することで、上ノズル20と浸漬ノズル10との間に挿入され図1dの状態になる。このとき、定形目地材30は0.3mmほど収縮した。
このように、本実施形態による浸漬ノズルの交換方法によれば、浸漬ノズルの上面14を上ノズルの下面21に押し付けながら摺動させても、定形目地材30がずれたり削ぎ落とされたりすることがない。したがって、定形目地材30の使用が可能となり、しかも定形目地材30は上ノズル20と浸漬ノズル10との接合面間で圧縮されるため、上ノズル20と浸漬ノズル10との隙間をなくすことができる。また、浸漬ノズルの上面の凹部15はノズル孔13を含むため、ノズル孔13周辺でも定形目地材30が上ノズル20に接触しながら移動することができる。このため、浸漬ノズル交換中に上ノズル20から溶鋼が落下してきても定形目地材30の上に落下するので、溶鋼が定形目地材30中に押し込まれて定形目地材30の上面は滑らかになるため隙間の発生を防止することができる。これらにより、交換中も高いシール性を確保することができ、交換中の溶鋼の漏れを最小限にすることができる。
また、本実施形態では前述のとおり、定形目地材30は最初に上ノズルの下面21と接触するため、定形目地材30を上ノズルの下面21と浸漬ノズルの条件14との間に確実に挟み込むことができる。すなわち、本実施形態のように定形目地材30の厚みが凹部15の深さよりも大きい場合、定形目地材30は、その挿入側端部32が浸漬ノズル挿入時に上ノズルの下面21と最初に接触可能な位置に配置することが好ましい。ただし、本実施形態とは違って最初に上ノズルの下面21ではなくその側面と接触した場合にも、定形目地材30は柔く切断されやすいため、その挿入側端部(角部)が押しつぶされたり少し削られたりするために挟み込まれることになる。
一方、定形目地材の厚みが凹部の深さと同じか小さい場合には、定形目地材の挿入側端部は任意の位置とすることができる。この場合、定形目地材は浸漬ノズル交換中に上ノズルの下面と接触はしないが、浸漬ノズル交換中は前述のとおり、浸漬ノズルの上面14を上ノズルの下面21に押し付けながら摺動させるので、実用上問題ないレベルのシール性は確保できる。さらに浸漬ノズル交換中に上ノズル20から溶鋼が落下してきても凹部内の定形目地材の上に落下するので、前述のように溶鋼が定形目地材中に押し込まれて定形目地材の上面は滑らかになるため隙間の発生を防止することができ、交換中の溶鋼の漏れも最小限にすることができる。
このように定形目地材の厚みが凹部の深さと同じか小さい場合には特に、膨張性を有する定形目地材を使用することが好ましい。浸漬ノズルは交換前に大気中で予熱されるので、この予熱(加熱)又は予熱(加熱)中の酸化により膨張する膨張性の定形目地材を使用することで交換時の定形目地材の厚みが増し、シール性が向上する。また、膨張性を有する定形目地材の使用は、交換後のシール性を向上する点からも好ましく、定形目地材の厚みが凹部の深さよりも大きい場合にも有効である。
膨張性を有する定形目地材の一形態として、熱膨張性耐火粒子を含む定形目地材が挙げられる。熱膨張性耐火粒子としては、熱膨張性黒鉛粒子、熱膨張性ひる石粒子、熱膨張性黒曜石粒子、熱膨張性松脂岩粒子、熱膨張性真珠岩粒子、熱膨張性粘土粒子、熱膨張性頁岩粒子等が挙げられ、これらの少なくとも1種又は2種以上を混合して使用することができる。この熱膨張性耐火粒子を含む定形目地材は、熱膨張性耐火粒子が交換前の予熱あるいは交換後の使用による加熱により膨張することでシール性を向上する。
膨張性を有する定形目地材の他の形態として、Al、Mg、Cu、Zn等の低融点金属を含む定形目地材が挙げられる。この低融点金属を含む定形目地材は、低融点金属が交換前の予熱あるいは交換後の使用による加熱により酸化して体積膨脹することでシール性を向上する。
(第2の実施形態)
図5aは本発明の第2の実施形態で使用する浸漬ノズルの縦断面図、図5bはその上面図である。本実施形態では、図3a及び図3bに示した第1の実施形態の浸漬ノズルにおいて、その上面の凹部15を浸漬ノズル挿入側の側面17に開口するように設けている。具体的には、本実施形態における凹部15は、縦A4が165mm、横B4が140mm、深さが3mmである。また、この凹部15に装着する定形目地材30は、図6に示すように縦A5が160mm、横B5が130mm、厚みが3.5mmで、浸漬ノズル挿入側の側面17まで配置可能な大きさとしている。
本実施形態においても、図1aから図1dに示した第1の実施形態と同様な方法、つまり浸漬ノズル10を駆動装置によって上ノズル20の下側に移動すると、浸漬ノズル10はそのフランジ部下面16が鍵盤4によって上ノズルの下面21側に押し付けられながら摺動し、定形目地材30を上ノズル20と浸漬ノズル10との間に挟みこむことができる。すなわち、本実施形態において定形目地材30は、その3つの側面が浸漬ノズルの上面14に設けた凹部15の3つの側面によってずれが防止されるので、この定形目地材30はずれたり削ぎ落とされたりすることなく、接合面間に圧着される。
さらに本実施形態では、定形目地材30が浸漬ノズル挿入側の側面17まで配置されているので、浸漬ノズル交換中に上ノズルのノズル孔から溶鋼が多少落下してきても、定形目地材中に確実に押し込まれるため、接合部の隙間の発生を防止することができる。このため、高いシール性を確保することができ、交換中の溶鋼の漏れも最小限にすることができる。
(第3の実施形態)
図7aは本発明の第3の実施形態で使用する上ノズルの縦断面図、図5bはその底面図である。本実施形態では、図2a及び図2bに示した第1の実施形態の上ノズルにおいて、浸漬ノズル挿入側の下端部にR30mmの傾斜面23を設けている。このように傾斜面23を設けることで、定形目地材30の浸漬ノズル交換中のずれをより確実に抑制し、しかも凹凸のない滑らかな接合面を形成することができる。
この上ノズルの浸漬ノズル挿入側の下端部に設ける傾斜面は、その縦断面形状が直線でも曲線でも良い。傾斜面の傾斜角度は、傾斜面と上ノズルの下面の延長面との成す角度が10度から70度の範囲が好ましい。また、傾斜面の縦断面形状が曲線の場合には、例えばRを5mmから50mmの範囲とすることができる。
(第4の実施形態)
図8aは本発明の第4の実施形態を示す説明図、図8bは図8aで使用する浸漬ノズル上面図である。本実施形態では、図3a及び図3bに示した第1の実施形態の浸漬ノズルで設けた凹部の代わりに突起部18を設けている。すなわち、浸漬ノズルの上面14で浸漬ノズルの挿入側とは反対側に定形目地材30の厚みより小さな高さの突起部18を設けている。具体的には突起部18は、高さが1mm、幅が3mm、長さが120mmの鉄板を浸漬ノズルの上面14に接着材で接着して設けたものである。
一方、定形目地材30は、図8bにおいて縦A6が170mm、横B6が140mm、切欠部径(内孔径)が90mm、厚みが3.5mmである。すなわち、本実施形態では、浸漬ノズルの上面14で浸漬ノズル10の挿入側とは反対側に突起部18を設け、この突起部18の高さより大きい厚みの定形目地材30を突起部18に係止するように配置している。
本実施形態においても、図1aから図1dに示した第1の実施形態と同様な方法、つまり浸漬ノズル10を駆動装置によって上ノズル20の下側に移動すると、浸漬ノズル10はそのフランジ部下面16が鍵盤4によって上ノズルの下面21側に押し付けられながら摺動し、定形目地材30を上ノズル20と浸漬ノズル10との間に挟みこむことができる。すなわち、本実施形態において定形目地材30は突起部18に係止することでずれが防止されるので、この定形目地材30はずれたり削ぎ落とされたりすることなく、接合面間に圧着される。また、突起部18の高さが定型目地材30の厚さより小さいので、浸漬ノズル交換中に突起部18が摺動の妨げになることもない。
ここで、本実施形態において定形目地材30によるシール性をいかんなく発揮させるには、突起部18は可撓性を有することが好ましい。なお、本実施形態の突起部18は鉄板からなるので可撓性を有する。
(第5の実施形態)
図9aは本発明の第5の実施形態を示す説明図、図9bは図9aで使用する浸漬ノズル上面図である。本実施形態では、第4の実施形態に同様に突起部18に定形目地材30を係止させるようにしたうえで、さらに定形目地材30の挿入側に傾斜面33を設けている。この傾斜面33は、その縦断面形状が直線でも曲線でも良い。傾斜面の傾斜角度は、傾斜面と定形目地材の上面の延長面との成す角度が10度から70度の範囲が好ましい。また、傾斜面の縦断面形状が曲線の場合には、例えばRを5mmから50mmの範囲とすることができる。なお、本実施形態において定形目地材30の外寸は、縦A7が165mm、横B7が140mm、切欠部径(内孔径)が90mm、厚み3.5mmである。
本実施形態においても、図1aから図1dに示した第1の実施形態と同様な方法、つまり浸漬ノズル10を駆動装置によって上ノズル20の下側に移動すると、浸漬ノズル10はそのフランジ部下面16が鍵盤4によって上ノズルの下面21側に押し付けられながら摺動し、定形目地材30を上ノズル20と浸漬ノズル10との間に挟みこむことができる。しかも、定形目地材30が傾斜面33を有するので、より確実に定形目地材30を上ノズル20と浸漬ノズル10との間に挟みこむことができる。
なお、以上の第1から第5の実施形態は、浸漬ノズル10と接続する上部の耐火物が上ノズル20の場合であるが、上部の耐火物が上ノズル以外の場合、例えばスライディングノズルプレートや下部ノズルの場合にも、同様に本発明の浸漬ノズルの交換方法が適用できることは言うまでもない。
また、浸漬ノズルの押圧機構及び摺動機構も、前記実施形態には限定されない。要するに、新しい浸漬ノズルが、そのフランジ部下面を両脇に並行して設けられた押圧部材で支持されかつ上部の耐火物の下面に押し付けられながら摺動することで、使用済みの浸漬ノズルを水平方向に押し出して上部の耐火物に圧着接合される機構であれば良い。
種々の条件で浸漬ノズルの交換試験を行った結果を表1に示す。
表1中、実施例1から実施例9は、図1aから図1dに示した浸漬ノズルの交換方法において、図2a及び図2bに示した上ノズルと、図3a及び図3bに示した浸漬ノズルで凹部の深さが異なるものと、図4に示した定形目地材で厚み、材質あるいは軟度の異なるものを使用した本発明の実施例である。一方、比較例1は、浸漬ノズルに凹部を設けずに単に定形目地材を配置した例である。試験は、実施例9以外は室温で行い、実施例9は1000℃で加熱された浸漬ノズルを使用した。
定形目地材の厚みの測定は交換前と交換後に行い、交換後は、浸漬ノズルが移動して上ノズルのノズル孔の中心軸と浸漬ノズルの中心軸が一致した位置で、上ノズルの下部の8つの側面においてそれぞれの中心部で定形目地材のみを測定しその平均値を算出して行った。
定形目地材の表面状態は、浸漬ノズルを取り外した後、定形目地材の状態を観察し、空隙のないものを良好、空隙のあるものを不良とした。
実施例1から実施例3は凹部の深さの異なる浸漬ノズルを使用した例であるが、いずれも定形目地材は約10%収縮して浸漬ノズルと上ノズルの間に均一に充填され、取り外し後の表面にも隙間や空隙はなく良好に密着されていた。
実施例4は厚みが5mmと他の実施例に比べ厚い定形目地材を使用した例であるが、取り外し後の表面にやや凹凸が見られたものの実用上問題ないレベルであった。
実施例5は浸漬ノズルの押圧力が400kgfの場合、実施例6は浸漬ノズルの押圧力が800kgfの場合であるが、いずれも定形目地材は問題なく充填することができた。
以上の実施例1から実施例6で使用した定形目地材の材質(KJC−A)は、第1の実施形態で示したとおりで、焼結アルミナ50質量%、電融ムライト20質量%からなる主原料に、粘土10質量%、フリット10質量%、鱗状黒鉛1質量%を副原料として配合した原料粉末に、アクリル系エマルジョン(結合剤)25質量%、テキサノール(可塑剤)1質量%を外掛けで添加したものである。
実施例7は、前記KJC−Aに対して結合剤の添加量を5質量%増やして柔らかめにしたもの(KJC−B)を使用した例であるが、定形目地材は問題なく充填することができた。
実施例8は、前記KJC−Aに対して結合剤の添加量を5質量%減らして固めにしたもの(KJC−C)を使用した例であるが、定形目地材は問題なく充填することができた。
実施例9は、前記KJC−Aにおいて鱗状黒鉛1質量%に代えて熱膨張性黒鉛2質量%を使用して膨張性を付与したもの(KJC−D)を使用し、さらに交換前に浸漬ノズルを1000℃で加熱した例であるが、定形目地材は問題なく充填することができた。
一方、比較例1は、浸漬ノズルに凹部を設けていない例であるが、取り外し後の表面にも隙間や空隙が見られ不良であった。
前述の第1の実施形態に対応する実施例3の条件で、実際の連続鋳造中に交換作業を行った。前述の特許文献1及び特許文献7の方法では交換中の溶鋼の漏れが見られていたのに対し、本発明の方法では交換中の溶鋼の漏れは見られなかった。
10 浸漬ノズル
11 本体部
12 フランジ部
13 ノズル孔(内孔)
14 浸漬ノズルの上面
15 凹部
16 フランジ部下面
17 浸漬ノズル挿入側の側面
18 突起部
20 上ノズル
21 上ノズルの下面
22 ノズル孔
23 傾斜面
30 定形目地材
31 切欠部(内孔)
32 挿入側端部
33 傾斜面
4 鍵盤(押圧部材)

Claims (7)

  1. 新しい浸漬ノズルが、そのフランジ部下面を両脇に並行して設けられた押圧部材で支持されかつ上部の耐火物の下面に押し付けられながら摺動することで、使用済みの浸漬ノズルを水平方向に押し出して上部の耐火物に圧着接合される浸漬ノズルの交換方法であって、
    新しい浸漬ノズルの上面にノズル孔を含むように凹部を設け、この凹部に、新しい浸漬ノズルのノズル孔に対応する形状の切欠部を有する可塑性を持った板状の耐火物からなる定形目地材を装着することを特徴とする浸漬ノズルの交換方法。
  2. 新しい浸漬ノズルが、そのフランジ部下面を両脇に並行して設けられた押圧部材で支持されかつ上部の耐火物の下面に押し付けられながら摺動することで、使用済みの浸漬ノズルを水平方向に押し出して上部の耐火物に圧着接合される浸漬ノズルの交換方法であって、
    新しい浸漬ノズルの上面で当該浸漬ノズルの挿入側とは反対側に突起部を設け、この突起部の高さより大きい厚みであり、新しい浸漬ノズルのノズル孔に対応する形状の切欠部を有する可塑性を持った板状の耐火物からなる定形目地材を、当該突起部に係止するように配置することを特徴とする浸漬ノズルの交換方法。
  3. 新しい浸漬ノズルの上面に設けた凹部は、当該浸漬ノズルの挿入側の側面に開口している請求項1に記載の浸漬ノズルの交換方法。
  4. 上部の耐火物は、新しい浸漬ノズルの挿入側の下端部に傾斜面を有する請求項1から請求項3のいずれかに記載の浸漬ノズルの交換方法。
  5. 定形目地材は、新しい浸漬ノズルの挿入側に傾斜面を有する請求項1から請求項4のいずれかに記載の浸漬ノズルの交換方法。
  6. 定形目地材は、膨張性を有する請求項1から請求項5のいずれかに記載の浸漬ノズルの交換方法。
  7. 新しい浸漬ノズルの上面を、上部の耐火物の下面に押し付けながら摺動するときに、ノズル孔周辺を覆う定形目地材を、当該上部の耐火物の下面に接触させながら摺動させる請求項1に記載の浸漬ノズルの交換方法。
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