JP3232294B2 - 連続鋳造用ノズル交換装置 - Google Patents

連続鋳造用ノズル交換装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼の連続鋳造に使
用する浸漬ノズルやロングノズルなどの連続鋳造用ノズ
ルの交換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、溶融金属の注入や鋳込みに際し
て、溶融金属の酸化防止、非金属介在物の巻き込み防止
及び乱流、スプラッシュを防止する目的として浸漬ノズ
ルやロングノズル等の連続鋳造用ノズルが用いられてい
る。この連続鋳造用ノズルは、内孔は流動する溶融金属
に接し、外面は外気に触れるという厳しい条件で使用さ
れるため、溶損、欠落あるいは折損等の損傷が多い。そ
のため損傷に応じて、頻繁に交換を必要とする。例え
ば、浸漬ノズルの場合の一般的な交換は、鋳造を終了さ
せてタンディッシュを上昇した状態で古い浸漬ノズルを
外した後で、ホルダーに新しい浸漬ノズルを載せて垂直
方向に上昇させ圧着させるものであった。
【0003】しかしながら、最近、タンディッシュ等の
耐火物の稼働率を上げるために鋳造中に迅速に浸漬ノズ
ルを交換することも行わている。例えば、連続鋳造中に
タンディッシュを上昇することなく浸漬ノズルを交換す
る装置として、実用新案登録第300112号の例を以
下に示す。
【0004】図8は従来の浸漬ノズル交換装置を示し、
(a)は垂直断面図、(b)は平面図、(c)は(a)
の図を90゜回転した平面図である。
【0005】図8(a)において、ばね50によって上
方向に付勢した鍵盤51で浸漬ノズル52のフランジ部
53を支えて、浸漬ノズル52を上部ノズル56の摺動
面54に上向きに押圧している。この鍵盤51は、鍵盤
51の中央付近に支点55があり、一端をばね50によ
り下方に押し付けることにより、もう一端を浸漬ノズル
52のフランジ部53の下部を支えながら上部ノズル5
6に押し付けている。この鍵盤51を複数個使用するこ
とで、上部ノズル56の摺動面54に押圧した状態で浸
漬ノズル52を摺動することができる。
【0006】図8(b)に示すように、使用中の浸漬ノ
ズル52のフランジ部53を両側から計8つの鍵盤51
で支持している。新しい浸漬ノズル52aはシリンダー
57に連結したプッシャー58で押されて移動する。
【0007】図8(c)において、新しい浸漬ノズル5
2aは、ガイドレール90によりフランジ部が下から支
えられている。この状態でオイルシリンダー57で押さ
れることで、上方向に押圧された状態で古い浸漬ノズル
52を反対側のガイドレール90に押し出しながら新し
い浸漬ノズルが装着される。この時、上部ノズル56の
摺動面54に対して浸漬ノズルが押圧された状態で瞬時
に交換されるので、鋳造中であっても溶鋼が漏れること
がない。この一連の作業は、浸漬ノズルをモールドに浸
漬したまま行われる。
【0008】しかしながら、上部ノズルと連続鋳造用ノ
ズルとは、耐火物の面どうしで圧着しているので、交換
作業時の局部的な磨耗や製造時の面精度のバラツキによ
りこの間に隙間が発生することがある。この間に隙間が
発生すると、溶鋼中に空気を巻き込むために鋼の品質が
低下したり、あるいは隙間から漏鋼する危険もある。一
般に連続鋳造用ノズルの接合面には、このような空気の
巻き込みを防止するためにモルタルやシール材を挟んで
使用している。しかしながら、上記の従来の浸漬ノズル
交換装置では、新しい連続鋳造用ノズルが上部ノズルの
摺動面に摺動しながら交換されるため、前記シール材を
つけることが不可能であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、鋳造中に迅速に鋳造用ノズルを交換するた
めの鋳造用ノズル交換装置において、摺動面へシール材
を使用できる連続鋳造用ノズル交換装置を提供すること
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の連続鋳造用ノズ
ル交換装置は、古い連続鋳造用ノズルを新しい連続鋳造
用ノズルで水平方向に押し出しながら交換する交換装置
であって、摺動面を有するノズルと、このノズルを収納
するように溶融金属容器の底面に設けた保持金枠と、摺
動面を有するノズルを挟んで対向するように設けたばね
部と、ばね部に連結し上方向に付勢した複数の鍵盤と、
ガイドレールと、プッシャー及び駆動装置を備えた連続
鋳造用ノズルの交換装置において、ばね部は摺動面を有
するノズルの摺動面に対して垂直方向に伸縮可能に配置
したばね部材とこのばね部材を上下で挟む上部ばね押え
と、下部ばね押えとからなり、上部ばね押えはスライド
フレームに当接して上方向の動きが規制され、下部ばね
押えは鍵盤の一端に枢支され、スライドフレームをプッ
シャーと連動して移動させることによりスライドフレー
ムと上部ばね押えとの当接位置を変えることを特徴とす
る。
【0011】上記構成において、スライドフレームに高
さが摺動方向に連続的に変化する拘束面を設けてもよ
い。
【0012】さらに、上記構成の連続鋳造用ノズルの交
換装置に使用する緊急時にノズル孔を遮断するための閉
鎖用耐火物であって、閉鎖用耐火物の厚みを浸漬ノズル
のフランジ部厚みより大きくした閉鎖用耐火物である。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の連続鋳造用ノズル
交換装置の垂直断面図、図2は鍵盤の付勢機構を示す断
面図、図3はスライドフレームとプッシャーの一体化し
たものを示し、(a)は下から見上げた斜視図、(b)
は(a)の矢印Bから見たスライドフレームの側面図、
図4は本発明の連続鋳造用ノズル交換装置の平面図であ
る。
【0014】図1において、溶融金属容器であるタンデ
ィッシュ1の底部にベース板12を取り付け、このベー
ス板12に保持金枠5が取り付けられている。溶融金属
容器の貫通孔3には摺動面41を有するノズルとして上
部ノズル4がノズルホルダー15により装着されてい
る。上部ノズル4の上面はストッパー(図示せず)と嵌
合し溶鋼の流れを制御する。
【0015】連続鋳造用ノズルとして浸漬ノズル2は、
鍵盤7により横断面が正方形をしたフランジ部21の両
側が保持されて上部ノズル4の摺動面41に圧着されて
いる。鍵盤7は、支点71により支持され、一端がばね
部6と当接しており反発力を受けることで、もう一端が
浸漬ノズルのフランジ部21を下から支持しながら上方
向に付勢している。
【0016】図2に示す鍵盤7の付勢機構において、ば
ね部6は、ばね部材としてコイルばね62がスプリング
ボックス13内に上部ノズル4の摺動面41に対して垂
直方向に伸縮可能に配置され、コイルばね62は、下端
の下部ばね押え63と、上端の上部ばね押え64とで挟
まれている。下部ばね押え63と上部ばね押え64と
は、コイルばね62内に配置するスライド軸65で伸縮
可能に連結されている。下部ばね押え63は、下部押え
盤63aと下部支持軸63bと当接部63cとからな
り、当接部63cは鍵盤7の一端に当接している。上部
ばね押え64は、上部押え盤64aと上部支持軸64b
と当接部64cとからなり、当接部64cは、スライド
フレーム10の拘束面11にスライド可能に当接して上
部ばね押え64の上方向への動きが規制されている。ス
ライドフレーム10は、スプリングボックス13に紙面
に対して前後方向に移動可能に配置されている。
【0017】図2では、下部ばね押えによって鍵盤が押
し付けられるため当接するのみで十分であるが、下部ば
ね押えと鍵盤を枢支することでも同じ効果が得られるた
め、枢支してもよい。
【0018】図3(a)は鍵盤の付勢力を可変するため
のスライドフレーム10と浸漬ノズルを押し付けてスラ
イドさせるためのプッシャー9とを連動して移動できる
ように一体化した状態のものを示す。2本のスライドフ
レーム10は互いに平行な状態で一端を固定板22に取
り付けられた棒形状をしている。スライドフレーム10
の外側の側面には長手方向に溝26を設けており、この
溝の上部内面に上部ばね押えと当接するための拘束面1
1を有している。この拘束面11は図3(b)に示すよ
うに高さが摺動方向に連続的に変化するように設けてい
る。図3(a)ではスライドフレームの底面10aに対
する距離が途中で変化している。したがって、スライド
フレームと上部ばね押えとの当接位置を変えることがで
きる。
【0019】固定板22の長手方向の一方の端は連結部
23でスライド板16の長手方向の一端に連結されてい
る。このスライド板16の下面には駆動装置に連結する
ブラケット24を有している。スライド板16の長手方
向の他の一端には回動自在にプッシャー9がヒンジ部9
1で連結されている。このプッシャーは外側の面に突起
を有し(図示していない)、この突起が金枠に設けた側
板の溝に嵌合している。スライド板がスライドすること
で溝に従ってプッシャー9はヒンジ部91を軸として回
動し、浸漬ノズルを装着するときにはプッシャー9が上
に上がった状態となり、浸漬ノズルを摺動するときには
プッシャー9が水平になる。
【0020】図4において、鍵盤7は上部ノズル4を挟
んで4個ずつ対向して平行に配置されている。鍵盤7の
左右の延長線上にガイドレール14を設けている。浸漬
ノズル2は上部ノズル4の摺動面41に圧着した状態で
紙面に対して右方向に摺動可能である。
【0021】駆動装置としてオイルシリンダー8は、フ
ォークエンド81が進退可能にガイド枠25に取り付け
られている。オイルシリンダー8のフォークエンド81
は、スライド板16のブラケット24に取り付けられて
いる。ガイド枠25は中空になっており、スライド板1
6と摺動接触してスライド板16を保持している。した
がって、ガイド枠25は上面切り欠き部27と側面切り
欠き部28とを有し、スライド板16の摺動を妨げない
ようにしている。
【0022】従って、オイルシリンダー8を進退するこ
とでスライド板16が紙面で左右に移動しスライド板と
一体化しているスライドフレーム10も同時に左右に移
動する。
【0023】次に、本発明のノズル交換装置の交換作業
時の動きについて説明する。
【0024】図5(a)、(b)、図6(a)〜(d)
は本発明の連続鋳造用ノズル交換装置の交換作業時の動
きを示す分解図である。
【0025】図5(a)において、古い浸漬ノズル2a
は、フランジ部21の下を鍵盤7で付勢されて浸漬ノズ
ルの摺動面29が上部ノズル4の摺動面41に圧着され
ている。この状態では、図5(b)のように、スライド
フレーム10は摺動方向Aとは反対側の方向の限界位置
で停止しており、スライドフレームの拘束面11の位置
が低くなっている。すなわち、鍵盤7の図示していない
支点との垂直方向の距離が短くなっている。この状態で
は拘束面11により当接部64cが下に押し付けられる
ため、ばね部材61が収縮し、その反発力による付勢力
で浸漬ノズルが上方へ押し付けられている。この時、新
しい浸漬ノズル2bの接合面にはシール材を浸漬ノズル
を傾けてもずれないように貼り付けている。また、これ
からの交換作業中に溶鋼が流出しないようにストッパー
が上部ノズル4に嵌合して溶鋼の流れを止めている。
【0026】次に、図6(a)に示すように新しい浸漬
ノズル2bがプッシャー9に押されてガイドレール14
から鍵盤7に載り始めると、スライド板16に連結した
スライドフレーム10も摺動方向Aに移動してくる。
【0027】図6(a)では、新しい浸漬ノズル2bは
第2の鍵盤18まで載った状態であり、図6(b)のよ
うに、新しい浸漬ノズルが載った2つの鍵盤に対応する
スライドフレームの拘束面11は高い位置になってい
る。この位置は、あらかじめ拘束面11による下方向へ
の押し付け力が働かない高さに設定しているので、鍵盤
7の浸漬ノズル2bに対する付勢力は働いていない。し
たがって、この低い方の拘束面と高い方の拘束面との差
に起因する隙間が浸漬ノズル2bと上部ノズル4との間
に確保され、シール材を載せることができる。
【0028】図6(c)に示すように、さらに新しい浸
漬ノズル2bが押され、全部の鍵盤7に乗った状態とな
る。スライドフレーム10は摺動面方向の限界位置まで
移動し、全てのばね部の上部ばね押えの当接部64cは
高い方の拘束面11に当接している。この位置では、図
6(d)に示すように、鍵盤7の位置が下がり、浸漬ノ
ズル2bの摺動面と上部ノズル4の摺動面41との間に
隙間ができる状態となる。
【0029】この後、スライドフレーム10を摺動方向
Aとは反対側に限界位置まで移動すると拘束面が低くな
るので、ばね部材61が圧力を受けて鍵盤7を上方に付
勢することで、図5(a)及び(b)の状態となり浸漬
ノズル2bを摺動面に圧着することができる。この時に
浸漬ノズル2bの上面に設けたシール材が所定の厚みに
圧縮されるので良好なシール性を得ることができる。こ
のように、浸漬ノズル交換中は新しい浸漬ノズル2bの
摺動面が上部ノズル4の摺動面41に接触しないため、
浸漬ノズル2bの上部にシール材を置いたまま交換する
ことができる。図1〜図6に示す実施例では、摺動面を
有するノズルとして上部ノズルを使った例であったが、
流量制御するスライディングノズルプレートでも同様に
本発明を適用することができる。例えば、上部ノズルの
下に順番に上部プレート、中間プレート及び下部プレー
トを配置し、下部プレートの下面に摺動面を形成し、本
発明の方法で浸漬ノズルを下部プレートに対して脱着す
ることができる。
【0030】一方、溶鋼の鋳造中に、溶鋼の流量制御が
できなくなる等で鋳造を中断する必要があるときには、
浸漬ノズルの代わりにノズル孔を持たない閉鎖用耐火物
を使用することで溶鋼の流出を止めることができる。
【0031】図7は閉鎖用耐火物を使用する時の説明図
である。
【0032】浸漬ノズル2は鍵盤7で上部ノズル4の摺
動面41へ付勢された状態で、その隣に閉鎖用耐火物1
9がガイドレールに乗った状態である。プッシャー9は
閉鎖用耐火物19をガイドレール14に乗せるためにヒ
ンジ91を回転軸として上に跳ね上がった状態になって
いる。閉鎖用耐火物19の厚みC1は、浸漬ノズルの厚
みC2より大きくなっている。
【0033】この状態から、フォークエンド81を右に
前進すると、同時にスライド板16とこれに連結してい
るスライドフレーム10も右に移動する。プッシャー9
は下方向に回転し水平となり閉鎖用耐火物19を右方向
に押し付ける。したがって、既に図5で説明した機構に
より浸漬ノズル2が閉鎖用耐火物19に交換される。こ
の時に、閉鎖用耐火物の厚みC1が浸漬ノズルのフラン
ジ部の厚みC2より大きいために上部ノズルの摺動面と
の間に隙間が発生することなく密着してノズル孔17を
閉鎖することができる。
【0034】閉鎖用耐火物の好ましい厚みは、図6
(d)に示すようにスライドフレーム10の拘束面11
が高い位置で上部ばね押えの当接部64cと接する時
に、鍵盤の上面20と上部ノズルの摺堂面41との距離
と同じ厚みから20mm大きい厚みまでの範囲の場合で
ある。閉鎖用耐火物の厚みが、図6(d)の状態の鍵盤
の上面20と上部ノズルの摺堂面41との距離より小さ
いと隙間が発生し閉鎖が不十分となり、鍵盤の上面20
と上部ノズルの摺堂面41との距離に20mmを加えた
厚みを超えると閉鎖用耐火物の摺動抵抗が大きくなり閉
鎖に時間を要しトラブルの原因となりやすい。
【0035】
【発明の効果】本発明により、鋳造中に迅速に連続鋳造
用ノズルを交換するための交換装置において、接合面に
シール材等を使用することができるので、接合面からの
空気の巻き込みが減少し、鋼の品質が安定するととも
に、浸漬ノズルのライフもアップした。
【0036】また、緊急時には閉鎖用耐火物で溶鋼の流
出をストッブすることができるので安全性が向上した。
【0037】さらに、連続鋳造用ノズルの交換と溶鋼流
の緊急閉鎖機能の2つの機能を有するのでコストパーフ
ォーマンスが高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の連続鋳造用ノズル交換装置の垂直断面
図である。
【図2】鍵盤の付勢機構を示す断面図である。
【図3】スライドフレーム及びプッシャーの図である。
【図4】本発明の連続鋳造用ノズル交換装置の平面図で
ある。
【図5】本発明の連続鋳造用ノズル交換装置の交換作業
時の動きを示す垂直断面図である。
【図6】本発明の連続鋳造用ノズル交換装置の交換作業
時の動きを示す分解図である。
【図7】閉鎖用耐火物の使用例を示す図である。
【図8】従来の浸漬ノズル交換装置を示し、(a)は垂
直断面図、(b)は垂直断面図、(c)は平面図であ
る。
【符号の説明】
1 タンディッシュ 2 浸漬ノズル 3 貫通孔 4 上部ノズル 41 摺動面 5 保持金枠 6 ばね部 61 ばね部材 62 コイルばね 63 下部ばね押え 63a 下部押え盤 63b 下部支持軸 63c 当接部 64 上部ばね押え 64a 上部押え盤 64b 上部支持軸 64c 当接部 65 スライド軸 7 鍵盤 71 支点 8 オイルシリンダー 81 フォークエンド 9 プッシャー 91 ヒンジ部 10 スライドフレーム 10a スライドフレームの底面 11 拘束面 12 ベース板 13 スプリングボックス 14 ガイドレール 15 ノズルホルダー 16 スライド板 17 ノズル孔 18 第2の鍵盤 19 閉鎖用耐火物 20 鍵盤の上面 21 フランジ部 22 固定板 23 連結部 24 ブラケット 25 ガイド枠 26 溝 27 上面切り欠き部 28 側面切り欠き部 29 浸漬ノズルの摺動面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 幸生 福岡県北九州市八幡西区東浜町1番1号 黒崎窯業株式会社内 (72)発明者 豊田 基樹 福岡県北九州市八幡西区東浜町1番1号 黒崎窯業株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−85913(JP,A) 特開2001−150108(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22D 11/10 B22D 41/56 JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 古い連続鋳造用ノズルを新しい連続鋳造
    用ノズルで水平方向に押し出しながら交換する交換装置
    であって、摺動面を有するノズルと、このノズルを収納
    するように溶融金属容器の底面に設けた保持金枠と、摺
    動面を有するノズルを挟んで対向するように設けたばね
    部と、ばね部に連結し上方向に付勢した複数の鍵盤と、
    ガイドレールと、プッシャー及び駆動装置を備えた連続
    鋳造用ノズルの交換装置において、 ばね部は摺動面を有するノズルの摺動面に対して垂直方
    向に伸縮可能に配置したばね部材とこのばね部材を上下
    で挟む上部ばね押えと、下部ばね押えとからなり、上部
    ばね押えはスライドフレームに当接して上方向の動きが
    規制され、下部ばね押えは鍵盤の一端に当接するか又は
    枢支され、スライドフレームをプッシャーと連動して移
    動させることによりスライドフレームと上部ばね押えと
    の当接位置を変えることを特徴とする連続鋳造用ノズル
    交換装置。
  2. 【請求項2】 スライドフレームに高さが摺動方向に連
    続的に変化する拘束面を設けたことを特徴とする請求項
    1に記載の連続鋳造用ノズル交換装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の連続鋳造
    用ノズル交換装置に使用される緊急時にノズル孔を遮断
    するための閉鎖用耐火物であって、閉鎖用耐火物の厚み
    を浸漬ノズルのフランジ部厚みより大きくしたことを特
    徴とする閉鎖用耐火物。
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