JP5433423B2 - タンディッシュノズル交換装置及びそれに用いるタンディッシュノズル - Google Patents

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Description

本発明は、連続鋳造機において使用されるタンディッシュノズル交換装置及びそれに用いるタンディッシュノズルに関し、特に、タンディッシュの底部に並設されたタンディッシュノズルを交換する装置及びそれに用いるタンディッシュノズルに関する。
二次精錬が終了した溶鋼中の介在物をさらに除去しつつ、溶鋼を凝固させて定形の半製品を製造する工程で使用される連続鋳造機は、図9に示すように、取鍋51、タンディッシュ52、鋳型53、サポートロール54、及び最後部に設置されるガス切断機(図示省略)などから構成される。
連続鋳造機では、鋳型53内の鋼浴面の位置が上下すると、鋳片に表面欠損が生じるため、タンディッシュ52から流出する溶鋼量を制御して可能な限り一定に保つ必要がある。溶鋼流出量を制御する方法としては種々の方法が提案されているが、最も簡便な方法として、タンディッシュ52の底部に設けた面積一定のノズル開口から浸漬ノズルなどの導管を用いずに溶鋼を鋳型へ向けて大気中(もしくは雰囲気ガス中)を落下させるオープン注入方式がある。
このオープン注入方式に用いられるタンディッシュノズルは、ジルコン系あるいはジルコニア系など高強度耐火物から形成されているが、溶鋼から化学的且つ機械的作用を常時受けるため、時間の経過とともに溶損して口径が拡大したり、付着物が生成して詰まったりして所定の鋳造速度を維持できなくなる。このため、定期的にタンディッシュノズルを交換する必要があり、鋳込操業中におけるタンディッシュノズルの交換が可能な装置が開発されている(例えば特許文献1や特許文献2参照)。
図9に示すように、タンディッシュノズルは、タンディッシュ52の底部耐火物内に設置される上ノズル57と、上ノズル57の下面に押圧支持される下ノズル58とから構成されており、タンディッシュノズル交換装置56は、この下ノズル58を交換する装置である。鋳込操業中の下ノズル58の側方には、次期交換用の下ノズル59が配置されており、次期交換用の下ノズル59を油圧シリンダー60で下ノズル58の方向に押し出すことにより、鋳込操業中の下ノズル58が鋳込位置から押し出され、次期交換用の下ノズル59が鋳込位置にセットされる。
日本国特開平10−286658号公報 日本国特開平11−10293号公報
タンディッシュノズル交換装置は、下ノズルを上ノズルの下面に押圧支持する一対のアームと、下ノズル(もしくは孔の無いブランクプレート)を側方に摺動させる摺動手段とを備えている。タンディッシュの底部にタンディッシュノズルが並設される場合、一対のアームと摺動手段はそれぞれ並設されることになるが、従来のタンディッシュノズル交換装置の場合、対向する一方のアームの端から他方のアームの端まで約300mmあるため、単に並設すると、タンディッシュノズルの孔間距離は300mm以上必要となる。また、タンディッシュノズル交換装置の各部の寸法を小さくしても、孔間距離を250mm以下に設定することはできないとされていた。しかし、梁成の小さなH型鋼などを鋳造する場合、ウェブの中央位置にノズルを一つ配置するよりも各フランジ位置にノズルを配置したほうが効率良くH型鋼を鋳造することができる。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、タンディッシュの底部に並設されたタンディッシュノズルの孔間距離が従来に比べて短くできるタンディッシュノズル交換装置及びそれに用いるタンディッシュノズルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、タンディッシュ底部に並設されたタンディッシュノズルを交換する装置であって、
前記タンディッシュ底部に設置された第一の上ノズルの下面に配置される第一の下ノズルを交換するラインを挟んで対向配置され、該第一の下ノズルを押圧支持する一対の第一のアームと、前記第一の上ノズルに隣接して前記タンディッシュ底部に設置された第二の上ノズルの下面に配置される第二の下ノズルを交換するラインを挟んで対向配置され、該第二の下ノズルを押圧支持する一対の第二のアームとを備え、
前記第一の下ノズルを交換するラインと前記第二の下ノズルを交換するラインが並設され、
隣接する前記第一のアームと前記第二のアームは、少なくともその一部が重なり合うように配置されていることを特徴としている。
ここで、「タンディッシュノズル」は、上ノズルと下ノズルの総称である。
また、「少なくともその一部が重なり合う」とは、隣接するアーム同士が必ずしも接触している必要はなく、第一のアームと第二のアームの少なくとも一部が平面視及び/又は側面視で同じ領域にあれば良い。
例えば、前記第一のアーム及び前記第二のアームは、各々、平面視して線対称形状とされ、該形状の中央部に支点が設けられ、前記第一のアームの対称軸方向の一方の端部の両サイドに形成された突出部に設置された付勢手段により、前記第一のアームの対称軸方向の他方の端部が前記第一の下ノズルを押圧支持すると共に、前記第二のアームの対称軸方向の一方の端部の両サイドに形成された突出部に設置された付勢手段により、前記第二のアームの対称軸方向の他方の端部が前記第二の下ノズルを押圧支持する機構とされ、しかも前記第一のアームの突出部が、隣接する前記第二のアームの突出部の間に形成された凹陥部に挿入されているタンディッシュノズル交換装置としてもよい。
本発明では、隣接する第一のアームと第二のアームの少なくとも一部が重なり合うように配置することにより、第一のアームと第二のアームを単に並設する場合に比べて、第一の下ノズルを交換するラインと第二の下ノズルを交換するラインとの間隔を狭めることができる。その結果、タンディッシュノズルの孔間距離を従来に比べて短くすることが可能となる。
また、本発明に係るタンディッシュノズル交換装置では、前記第一のアームの一方の端部に作用する付勢力をF、当該付勢力が作用する力点から前記第一のアームの支点までの距離をX、当該支点から前記第一の下ノズルを押圧支持する他方の端部までの距離をYとし、前記第二のアームの一方の端部に作用する付勢力をF、当該付勢力が作用する力点から前記第二のアームの支点までの距離をX、当該支点から前記第二の下ノズルを押圧支持する他方の端部までの距離をYとすると、
・X=F・X且つY=Y
とされていることを好適とする。
ここで、上記各距離は、下ノズルの移動方向に対して直交する方向の距離である。
本タンディッシュノズル交換装置では、アームの中央部を支点として梃子の原理により、当該アームの一方の端部に付勢力を作用させ、当該アームの他方の端部で下ノズルを押圧支持するものである。本発明では、F・X=F・X且つY=Yとして各アームに作用するモーメントを等しくすることで、各下ノズルに作用する押圧力を等しくしている。
また、本発明に係るタンディッシュノズル交換装置では、前記第一のアームの力点は、当該第一のアームの中心線に関して対称に配置されると共に、前記第二のアームの力点は、当該第二のアームの中心線に関して対称に配置されることを好適とする。
ここで、前記中心線は、各アームの支点を通過し、下ノズルの移動方向と直交する仮想線のことである。
本発明では、アームの力点を当該アームの中心線に関して対称に配置することにより、下ノズルに均等に押圧力が作用するようにしている。
また、本発明に係るタンディッシュノズル交換装置に用いられるタンディッシュノズルでは、ジルコニア質ノズルの外周部にアルミナ質耐火物が巻装された上ノズル及び下ノズルを使用する。
このような構成とすることで、使用中にジルコニア質ノズルに亀裂が発生しても割れを防止することができる。その結果、ジルコニア質ノズルを小さくすることができるので、上ノズル及び下ノズルが小さくなり、タンディッシュノズルの孔間距離を従来に比べて短くすることができる。
また、本発明では、前記下ノズルの上端面の幅を79mm以上120mm以下とすることが好ましい。
ここで、前記下ノズルの上端面の幅は、下ノズルの移動方向に対して直交する方向の幅のことである。
下ノズルの上端面が短いほど、タンディッシュノズルの孔間距離を狭くすることができるが、短くしすぎると耐用性が低下するため、79mm以上120mm以下とすることが好ましい。
なお、本発明では、前記下ノズルは、孔の無いブランクプレートを含むものとする。
また、本発明では、前記下ノズルの上端面と接する上ノズルの外径は100mm以上200mm以下とすることが好ましい。
上ノズルの外径はアームの支点間の距離に制約を受けるため、タンディッシュノズルの孔間距離を短くするためには、アームの支点間の距離を短くする必要がある。そのため、上ノズルの外径が200mmを超えると、タンディッシュノズルの孔間距離が長くなってしまう。一方、上ノズルの外径が100mm未満の場合、上ノズルの下面をフレームで受けるための十分な面積を確保することができず、使用中に上ノズルがずれる危険性がある。
本発明は、タンディッシュ底部に並設されたタンディッシュノズルを交換する装置であって、隣接する第一のアームと第二のアームの少なくとも一部が重なり合うように配置することにより、第一のアームと第二のアームを単に並設する場合に比べて、第一の下ノズルを交換するラインと第二の下ノズルを交換するラインとの間隔を狭めることができる。その結果、タンディッシュノズルの孔間距離を従来に比べて短くすることが可能となる。
また、本発明に係るタンディッシュノズル交換装置に用いられるタンディッシュノズルでは、ジルコニア質ノズルの外周部にアルミナ質耐火物が巻装された上ノズル及び下ノズルを使用することにより、使用中にジルコニア質ノズルに亀裂が発生しても割れを防止することができる。その結果、ジルコニア質ノズルを小さくすることができるので、上ノズル及び下ノズルが小さくなり、よりタンディッシュノズルの孔間距離を短くすることができる。
本発明の一実施例に係るタンディッシュノズル交換装置をタンディッシュの底面側から見た図である。 同タンディッシュノズル交換装置の斜視図である。 図1のA−A線で切断した部分断面斜視図である。 本発明の一実施例に係るタンディッシュノズル交換装置に用いられるタンディッシュノズル部分の縦断面図である。 同タンディッシュノズルを構成する上ノズルの底面図及び縦断面図である。 (a)は下ノズルの上端面図及び縦断面図、(b)はブランクプレートの上端面図及び縦断面図である。 (a)及び(b)はそれぞれ本発明の他の実施例に係るタンディッシュノズル交換装置を示す平面図である。 図1の部分拡大図である。 一般的な連続鋳造機の部分模式図である。
符号の説明
1,56 タンディッシュノズル交換装置
2 第一の下ノズル
2a,22a メタルケース
2b,22b アルミナ質耐火物
2c,22c ジルコニア質ノズル
2d,22d ノズル孔
3 第二の下ノズル
4,5 交換用下ノズル
4a ブランクプレート
6,36,46 第一のアーム
6a,7a 突出部
6b,7b 前端部
7,37,47 第二のアーム
7c,37c,47c 凹陥部
8 第一の油圧シリンダー
9 第二の油圧シリンダー
10,11,12,13,30,31,32,33,40,41,42,43 ピン
10a,12a 球面座
14 ベースプレート
15,16 ガイドプレート
17 圧縮コイルバネ
18 フレーム
18a 第一の開口部
18b 第二の開口部
19 ボルト
20,21 注ぎ口
22 第一の上ノズル
23 第二の上ノズル
51 取鍋
52 タンディッシュ
53 鋳型
54 サポートロール
55 スライディングノズル
57 上ノズル
58,59 下ノズル
60 油圧シリンダー
以下、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供する。
なお、以下の説明では、アームに関して下ノズルに接する側を「前」、その反対側を「後」と便宜上、呼ぶことにする。また、以下の説明における「上」又は「下」の方向は、タンディッシュの底面にタンディッシュノズル交換装置が設置された状態を前提としている。
図1及び図2に示すように、本発明の一実施例に係るタンディッシュノズル交換装置1は、タンディッシュの底面に固着されるベースプレート14に、当該装置のフレーム18を介して4本のボルト19により取り付けられる。
図3に示すように、ベースプレート14及びフレーム18の中央部には、二つの開口部が隣接して形成されており、一方の開口部には第一の上ノズル22が、他方の開口部には第二の上ノズル23がそれぞれ挿入される。このため、前記二つの開口部は、タンディッシュの底部に設けられた隣接する注ぎ口20,21と第一の上ノズル22及び第二の上ノズル23の孔とがそれぞれ合致するように形成されている。
第一の上ノズル22が挿入される第一の開口部18aの周縁部には、第一の上ノズル22の下面に配置される第一の下ノズル2を押圧支持する一対の第一のアーム6,6がフレーム18上に対向配置されている。また、一対の第一のアーム6,6の側方には、交換用下ノズル4を第一のアーム6,6まで案内するための一対のガイドプレート15,15が対向配置されている。そして、一対のガイドプレート15,15の一方の端部には、交換用下ノズル4を第一のアーム6,6側に押し出すための第一の油圧シリンダー8が取り付けられている。
同様に、第二の上ノズル23が挿入される第二の開口部18bの周縁部には、第二の上ノズル23の下面に配置される第二の下ノズル3を押圧支持する一対の第二のアーム7,7がフレーム18上に対向配置されている。また、一対の第二のアーム7,7の側方には、交換用下ノズル5を第二のアーム7,7まで案内するために対向配置された一対のガイドプレート16,16が、一対のガイドプレート15,15と並行して設置されている。そして、一対のガイドプレート16,16の一方の端部には、交換用下ノズル5を第二のアーム7,7側に押し出すための第二の油圧シリンダー9が、第一の油圧シリンダー8と並行に取り付けられている。
下ノズル2,3,4,5は、上半分が角形状、下半分が円筒状とされ、上半分が側方に張り出した形状をしている。下ノズル2,3,4,5は、この側方に張り出した角形部位がガイドプレート15,16によって下方から支持されて側方に押し出されるとともに、第一のアーム6もしくは第二のアーム7によって上ノズル22,23の下面に押圧支持される。
なお、上ノズル及び下ノズルの構造及び形状については、後で詳細に説明する。
第一のアーム6は、平面視矩形状とされ、後端部の両サイドには、後方に突出する突出部6aがそれぞれ形成されている。そして、第一のアーム6の中央部及び突出部6aは、それぞれピン10,11でフレーム18に連結されている。
一方、第二のアーム7は、平面視台形状とされ、後端部の両サイドには、後方に突出する突出部7aがそれぞれ形成されている。そして、第二のアーム7の中央部及び突出部7aは、それぞれピン12,13でフレーム18に連結されている。
図3に示すように、ピン10,12には、第一のアーム6及び第二のアーム7と接する部位に球面座10a,12aが環装されており、第一のアーム6及び第二のアーム7は鉛直面内で回動自在とされている。一方、ピン11,13には圧縮コイルバネ17が巻装され、第一のアーム6及び第二のアーム7の突出部6a,7aは、鉛直方向に遊びを有する状態でフレーム18に連結されている。圧縮コイルバネ17は、第一のアーム6及び第二のアーム7の突出部6a,7aを下方に付勢する付勢手段であり、第一のアーム6及び第二のアーム7は、ピン10,12を支点として鉛直面内で回動し、前端部6b,7bがそれぞれ第一の下ノズル2及び第二の下ノズル3の角形部位を下方から上方に押圧支持する。
第二のアーム7は第一のアーム6より厚さが厚く、第二のアーム7の後端面には、後方及び開口する凹陥部7cが形成され、隣接する第一のアーム6の突出部6aが、第二のアーム7の支点であるピン12を挟むように、後方に開口する凹陥部7cに挿入されている。即ち、平面視した際、第一のアーム6が第二のアーム7の突出部7a間に挟まれた状態となると共に、側面視した際、第一のアーム6の突出部6aが第二のアーム7の中央部に潜り込んだ状態となる。
これにより、第一のアーム6と第二のアーム7を単に並設する場合に比べて、第一の下ノズル2を交換するラインと第二の下ノズル3を交換するラインとの間隔を狭めることができる。
なお、隣接する第一のアーム6と第二のアーム7とは、クリアランスを有する状態で接しており、第一のアーム6の動きと第二のアーム7の動きが互いに干渉することはない。
また、本タンディッシュノズル交換装置1では、第一のアーム6のピン11の位置に作用する付勢力をF、当該付勢力が作用するピン11から第一のアーム6のピン10までの距離をX、ピン10から第一の下ノズル2を押圧支持する前端部6bの前端面までの距離をYとし、第二のアーム7のピン13の位置に作用する付勢力をF、当該付勢力が作用するピン13から第二のアーム7のピン12までの距離をX、ピン12から第二の下ノズル3を押圧支持する前端部7bの前端面までの距離をYとすると(図1参照)、
・X=F・X且つY=Y
とされている。ここで、上記各距離は、下ノズル2,3,4,5の移動方向に対して直交する方向の距離である。
・X=F・Xとすることで、第一のアーム6及び第二のアーム7に作用するモーメントは等しくなり、さらにY=Yとすることで、第一の下ノズル2及び第二の下ノズル3に作用する押圧力は等しくなる。
なお、第一のアーム6の前端部6b及び第二のアーム7の前端部7bにそれぞれ作用する実際の押圧力は、設定値の±10%以内とすることが望ましい。また、第一のアーム6の前端部6bと第二のアーム7の前端部7bの幅は、下ノズル2,3をできるだけ均等に押圧するため、下ノズル2,3の上端面の幅以上あれば良い。
加えて、本タンディッシュノズル交換装置1では、第一のアーム6のピン10と一対のピン11,11との間の距離P,Q及び第二のアーム7のピン12と一対のピン13,13との間の距離P,Qに関して、P=Q、P=Qとすることで、第一の下ノズル2及び第二の下ノズル3に均等に押圧力が作用するようにしている。
本実施例において、XとXはそれぞれ40.5mm、YとYはそれぞれ32.5mm、PとQはそれぞれ40mm、PとQはそれぞれ80mmである。また、付勢力F,Fは、使用する圧縮コイルバネ17のコイルバネ定数から算出される。本実施例では、各圧縮コイルバネ17のコイルバネ定数を400N/mm、使用時のたわみ量を4mmとした。そして、1つのアームに2つの圧縮コイルバネを使用しているため、1つのアームに作用する付勢力は400×4×2=3200Nとなる。
さらに図8に示すように、下ノズル2,3の移動方向に対して直交する方向の第一のアーム6及び第二のアーム7の幅はそれぞれ90mmであるが、隣接する第一のアーム6と第二のアーム7の一部を重ねて配置した合計幅は110mm、それぞれのアーム6,7の前端部6b,7bにおける下ノズル2,3との重なり寸法は10mmとなっている。その結果、タンディッシュノズルの孔間距離を190mmとすることができる。なお、本実施例において、下ノズル2,3の移動方向に対して直交する方向の下ノズル2,3の上端面の幅は100mmである。
上記構成を有するタンディッシュノズル交換装置1を用いて鋳込操業中の下ノズル2,3を交換する場合は、鋳込操業中の下ノズル2,3の側方に交換用下ノズル4,5をセットしておき、油圧シリンダー8,9を作動させて交換用下ノズル4,5をアーム6,7側に押し出す。これにより、交換用下ノズル4,5がガイドプレート15,16に案内され、上ノズル22,23の直下に移動し、鋳込操業中の下ノズル2,3は、交換用下ノズル4,5によって側方に押し出される。
本タンディッシュノズル交換装置1では、第一の下ノズル2と第二の下ノズル3を同時に交換することもできるし、一方のみ交換することもできる。この際、上述したように、隣接する第一のアーム6と第二のアーム7とは、クリアランスを有する状態で接しているので、一方のアームの動きが他方のアームによって拘束されることはない。
なお、鋳込操業中のブレークアウトやオーバーフローなどの事故発生時に直ちに鋳込を停止できるようにするため、下ノズル2,3の交換時以外は、交換用下ノズル4,5に代えて孔の無いブランクプレートをセットしておいても良い。
さてここで、タンディッシュノズル交換装置に用いられる上ノズル、下ノズル、及びブランクプレートについて説明する。
図4に本発明に係るタンディッシュノズル交換装置に用いられるタンディッシュノズル部分の縦断面を、図5と図6に上ノズル、下ノズル、及びブランクプレートの形状をそれぞれ示す。以下では、第一の下ノズル2及び第一の上ノズル22について説明するが、第二の下ノズル3及び第二の上ノズル23も同様である。また、以下の説明では、第一の下ノズル、第一の上ノズルを単に下ノズル、上ノズルと呼ぶことにする。
図4〜図6に示すように、下ノズル2及び上ノズル22は、ジルコニア質ノズル2c,22cの外周部にアルミナ質耐火物2b,22bを巻装し、さらにアルミナ質耐火物2b,22bの周囲をメタルケース2a,22aで被覆したものを使用することができる。このような構造とすることで、使用中にジルコニア質ノズル2c,22cに亀裂が発生しても割れを防止することができる。加えて、ジルコニア質ノズル2c,22cの外径を小さくすることができるので、上ノズル22及び下ノズル2がコンパクトになる。その結果、上ノズル22と下ノズル2の接触面積を小さくして、下ノズル2を押圧する第一のアーム6(第二のアーム7も同様である。)さらにはタンディッシュノズル交換装置1全体を小さくすることが可能となる。
下ノズル2及び上ノズル22において、ジルコニア質ノズル2c,22cの外周部にアルミナ質耐火物2b,22bを巻装する方法としては、例えばジルコニア質ノズル2c,22cの外周部とメタルケース2a,22aとの間にキャスタブルを鋳込んだものとすることができる。キャスタブルの材質は、強度及び耐熱衝撃性の面からAl含有率が80質量%以上であることが好ましい。
下ノズル2及び上ノズル22のノズル孔2d,22dは、溶鋼流量を確保するため、ある程度の大きさを確保する必要がある。鋳造に必要なノズル孔径Dを確保し、しかもジルコニア質ノズル2c,22cの外径を小さくするためには、ジルコニア質ノズル2c,22cの肉厚を薄くしなければならない。ジルコニア質ノズル2c,22cの肉厚を薄くして、しかも高い耐用性を維持するためには、ZrO含有率を高くすることが効果的である。このためには、ジルコニア質ノズル2c,22c中のZrO含有率は75質量%以上、より好ましくは90質量%以上が良い。ZrO含有率が75質量%未満では、使用中の溶損が大きくなり、ジルコニア質ノズル2c,22cの肉厚を薄くすることが難しい。
本発明の課題であるタンディッシュノズルの孔間距離を狭くするためには、図6(a)、(b)に示すように、下ノズル2及びブランクプレート4aの上端面の幅W1を短くすることが効果的である。ここで、下ノズル2及びブランクプレート4aの上端面の幅W1は、下ノズル2及びブランクプレート4aの移動方向に対して直交する方向の幅のことである。
下ノズル2及びブランクプレート4aの上端面の幅W1は、短いほど、タンディッシュノズルの孔間距離を狭くすることができるが、狭くしすぎると耐用性が低下するため、79〜120mmが好ましく、さらには79〜110mmがより好ましい。
下ノズル2上部の張り出し幅Hは最低10mm、ノズル孔Dは最大25mm、ジルコニア質ノズル2cの下端部の肉厚Kは最低7mm、アルミナ質耐火物2bの肉厚Jは最低10mmそれぞれ確保する必要がある。これらの数値を合算すると、下ノズル2の上端面の幅W1の下限値は79mmとなる(図4参照)。一方、下ノズル2の上端面の幅W1が120mmを超えると、上ノズル22と下ノズル2との接触面積が大きくなるため、下ノズル2を押圧する第一のアーム6(第二のアーム7も同様である。)も大きくする必要があり、タンディッシュノズルの孔間距離を250mm以下にすることが難しくなる。
一方、上ノズル22は、図5に示すように、メタルケース22aは円筒状とされているが、メタルケース22aから下方に露出する部分は、コーナー部が丸い四角形とされている。つまり、上ノズル22は円筒形状で、底面は平面視でコーナーが丸い四角形となっているが、この四角形部分の対角線の長さは円筒部の外径とほぼ同じである。上ノズル22を円筒形状とすることで水平断面において内孔に対する厚みが一定となり、熱応力に対する抵抗性が高く耐用性に優れたものとなる。その結果、より小さくすることができ、ノズル孔間距離も小さくすることができる。
タンディッシュノズルの孔間距離は、図3に示すように、アーム6,7を支持する支点(ピン)10,12の設置位置に影響を受けることになる。この支点間の距離は、上ノズル22の大きさにも影響を受ける。つまり、支点間の距離を小さくするためには上ノズル22の外径も小さくしなければならない。従って、タンディッシュノズルの孔間距離を250mm以下とするためには、各部の寸法の制約から上ノズル22の外径は200mm以下とすることが、より好ましい。
図8においては、それぞれのアーム6,7の支点間距離は143mm(正確には142.5mm)であり、この時の孔間距離は190mmである。従って、孔間距離を250mm以下とするには、アーム6,7の支点間距離を、あと60mm、即ち、上ノズル22の外径の最大値である200mmまで大きくすることが可能であるが、支点であるピン10,12との干渉を考慮すると180mm以下が、より好ましい。なお、本発明の実施例における上ノズル22の外径は120mmとしている。
また、図3に示すように、上ノズル22は、その下端面をフレーム18に当接することによりフレーム18で支持される構造となっており、上ノズル22の外径が小さくなると、フレーム18との接触面積が小さくなるので、使用中に上ノズル22がずれる危険性がある。このため、上ノズル22をフレーム18で安定して支持するためには、支持代として、片側で最低10mm必要である。従って、下ノズル2の幅W1の最低が79mmであることから、上ノズル22の外径は100mm以上とする必要がある。
なお、上ノズル22が多角形の筒状の場合には、多角形の対角線の距離を外径とする。
次に、第一のアームと第二のアームの他の実施例について、図7を用いて説明する。先の実施例では、第一のアームと第二のアームの少なくとも一部が平面視及び側面視で同じ領域にあったが、本実施例では、第一のアームと第二のアームの少なくとも一部が側面視で同じ領域にある。
先ず、図7(a)では、第一のアーム36は、平面視矩形状とされ、後端部の両サイドに、後方に突出する突出部36aがそれぞれ形成されている。また、第一のアーム36の中央部及び突出部36aは、それぞれピン30,31でフレーム18に連結されている。
一方、第二のアーム37は、平面視E字状とされ、ウェブ部37b及び両フランジ部37aは、それぞれピン32,33でフレーム18に連結されている。ウェブ部37b及び両フランジ部37aによって形成された、後方に開口する凹陥部37cには、隣接する第一のアーム36の突出部36aに加えて中央部の略1/2以上が、クリアランスを有する状態で嵌入している。
また、図7(b)では、第一のアーム46は、平面視H字状とされ、ウェブ部46b及び一方のフランジ部46aは、それぞれピン40,41でフレーム18に連結されている。
一方、第二のアーム47は、平面視C字状とされ、ウェブ部47b及び両フランジ部47aは、それぞれピン42,43でフレーム18に連結されている。ウェブ部47b及び両フランジ部47aによって形成された、後方に開口する凹陥部47cには、隣接する第一のアーム46の一方のフランジ部46a及びウェブ部46bが遊嵌されている。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、上記の実施例では、ノズルが2つ並設されている場合について説明したが、3つ以上並設されていても良いことは言うまでもない。また、上記の実施例では、アームの形状は左右対称としているが、左右対称でなくても良い。要は、本発明において所期の機能が得られればよいのである。
本発明は、タンディッシュの底部にタンディッシュノズルを並設して使用する連続鋳造設備に利用することができる。その際、本発明によれば、タンディッシュノズルの孔間距離を従来に比べて短くすることが可能となる。

Claims (7)

  1. タンディッシュ底部に並設されたタンディッシュノズルを交換する装置であって、
    前記タンディッシュ底部に設置された第一の上ノズルの下面に配置される第一の下ノズルを交換するラインを挟んで対向配置され、該第一の下ノズルを押圧支持する一対の第一のアームと、前記第一の上ノズルに隣接して前記タンディッシュ底部に設置された第二の上ノズルの下面に配置される第二の下ノズルを交換するラインを挟んで対向配置され、該第二の下ノズルを押圧支持する一対の第二のアームとを備え、
    前記第一の下ノズルを交換するラインと前記第二の下ノズルを交換するラインが並設され、
    隣接する前記第一のアームと前記第二のアームは、少なくともその一部が重なり合うように配置されていることを特徴とするタンディッシュノズル交換装置。
  2. 前記第一のアーム及び前記第二のアームは、各々、平面視して線対称形状とされ、該形状の中央部に支点が設けられ、前記第一のアームの対称軸方向の一方の端部の両サイドに形成された突出部に設置された付勢手段により、前記第一のアームの対称軸方向の他方の端部が前記第一の下ノズルを押圧支持すると共に、前記第二のアームの対称軸方向の一方の端部の両サイドに形成された突出部に設置された付勢手段により、前記第二のアームの対称軸方向の他方の端部が前記第二の下ノズルを押圧支持する機構とされ、
    しかも前記第一のアームの突出部が、隣接する前記第二のアームの突出部の間に形成された凹陥部に挿入されている請求項1に記載のタンディッシュノズル交換装置。
  3. 前記第一のアームの一方の端部に作用する付勢力をF、当該付勢力が作用する力点から前記第一のアームの支点までの距離をX、当該支点から前記第一の下ノズルを押圧支持する他方の端部までの距離をYとし、前記第二のアームの一方の端部に作用する付勢力をF、当該付勢力が作用する力点から前記第二のアームの支点までの距離をX、当該支点から前記第二の下ノズルを押圧支持する他方の端部までの距離をYとすると、
    ・X=F・X且つY=Y
    とされている請求項2に記載のタンディッシュノズル交換装置。
  4. 前記第一のアームの力点は、当該第一のアームの中心線に関して対称に配置されると共に、前記第二のアームの力点は、当該第二のアームの中心線に関して対称に配置される請求項3に記載のタンディッシュノズル交換装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のタンディッシュノズル交換装置に用いられるタンディッシュノズルであって、
    上ノズル及び下ノズルは、ジルコニア質ノズルの外周部にアルミナ質耐火物が巻装されていることを特徴とするタンディッシュノズル。
  6. 前記下ノズルは、上端面の幅が79mm以上120mm以下とされている請求項5に記載のタンディッシュノズル。
  7. 前記上ノズルは、外径が100mm以上200mm以下とされている請求項5又は6に記載のタンディッシュノズル。
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