JP4679621B2 - 金属ストリップ連続鋳造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、金属ストリップ連続鋳造装置に関するものである。
双ロール鋳造装置では、冷却されて相互方向に回転する一対の水平鋳造ロール間に溶融金属を導入し、動いているロール表面上で金属殻を凝固させ、ロール間隙にてそれら金属殻を合体させ、凝固したストリップ品としてロール間隙から下方ヘ送給する。本明細書では、「ロール間隙」という語はロール同士が最接近する領域全般を指すものとする。溶融金属は取鍋から1つ又は一連の小容器へと注がれ、更にはそこからロール間隙上方に位置した金属供給ノズルに流れてロール間隙へと向かい、その結果、ロール間隙直上のロール鋳造表面に支持されてロール間隙長手方向に延びる溶融金属の鋳造溜めを形成することができる。通常、この鋳造溜めの端は、ロール端面に摺動係合して保持されて鋳造溜めの両端からの溢流を防ぐ側部堰又は側部プレートで構成されるが、電磁バリヤ等の代替手段も提案されている。
尚、鋳造ロールを可動のモジュールに取付けた従来技術を開示する先行技術文献情報としては下記の特許文献1等がある。
特公平5−9185号公報
双ロール鋳造装置の鋳造ロールの交換は重大な問題である。鋳造と鋳造の間に鋳造ロールを交換して異なる幅のストリップを鋳造できるようにする必要があるし、鋳造表面が鋳造時に何らかの原因で傷ついたり劣化したりした場合には鋳造ロールを交換する必要がある。鋳造ロールをその場で交換しなければならないなら、鋳造部品とそれらを取り巻く環境が冷えるまで待たねばならないので鋳造可能時間がかなり失われる。しかも、新たな組の鋳造ロールはいったん定位置に配したらロール間隙幅をプリセットできるよう調整しなければならない。
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、鋳造ロールを早急に交換して鋳造を速やかに再開し得るようにすることを目的としている。
本発明は、相互間にロール間隙を形成する一対の平行な鋳造ロールと、溶融金属をロール間隙に供給して該ロール間隙直上の鋳造ロール表面に支持された溶融金属鋳造溜めを形成する金属供給手段と、鋳造ロール端でロール間隙端から流出しないようにした溜め囲込み手段と、鋳造ロールを相互方向に回転駆動してロール間隙から下方に供給される凝固金属ストリップを製造するロール駆動手段とからなり、鋳造ロールを取付けたロールモジュールを鋳造装置に対し一体に着脱可能に据え付けると共に、前記ロールモジュールを、モジュールフレームと、該モジュールフレーム上を移動可能で且つ鋳造ロール相互を互いに接近・離反動させてロール間隙を変更し得るように担持したロールキャリアにより構成した金属ストリップ連続鋳造装置において、モジュールフレーム上にロール間隙下方のロールキャリア間に配置されてロールキャリアと係合してロールキャリア間に初期間隔をつくることによりロール間隙の最小幅をプリセットし且つ該ロール間隙の最小幅を変更し得るよう調整可能な止め手段と、ロールモジュールが据付けられる時にロールキャリアを止め手段に対し偏寄させるよう作動可能なロール偏寄手段とにより構成したことを特徴とするものである。
好ましくは、ロールモジュールを据付けた時に、ロール偏寄手段は、ロールキャリアと接続可能なよう鋳造装置に取り付けられてロールキャリアを調節可能な止め手段の方へと偏寄させることを更に特徴とする。
好ましくは、ロール偏寄手段が各鋳造ロールのための一対のロール偏寄装置からなり、ロール偏寄装置が偏寄ばねを含んで各ロールキャリアを偏寄させることを更に特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、鋳造ロールを鋳造と鋳造との間に交換カセットにセットアップして正確にロール間隙をプリセットでき、しかも、鋳造ロール間隙が中央止めにより正確に設定され、偏寄力により鋳造ロールが止めに対して偏寄されるので、ロールカセットが据付けられ次第、適切な偏寄力を鋳造ロールに予負荷することもでき、従来の鋳造装置のような、金属が鋳造ロールを通ってロール分離に抗する反力が生じるのを待つ必要がなくなるので、鋳造ロールを鋳造と鋳造との間にロールモジュールごと早急に交換して鋳造を速やかに再開することができる
という優れた効果を奏し得る。
本発明を更に充分に説明するため、添付図面を参照して特定の実施の形態への適用を詳細に説明する。
図1〜図8は本発明を実施する形態の一例を示すもので、図示する鋳造装置は、鋳造ロールモジュールを支持する主機械フレーム11を有する。鋳造ロールモジュールは、鋳造装置内の所要位置に一体で入れることができ、鋳造ロール交換時には容易に取外し得るロールカセット13になっている。ロールカセット13が担持する一対の平行な鋳造ロール16には、鋳造作業時に取鍋(図示せず)から、取鍋出口ノズル46、タンディッシュ17、分配器18及び金属供給ノズル19を介して溶融金属が供給されて、鋳造ロール16と該鋳造ロール16端の一対の側部堰板15とで囲込まれる鋳造溜め30を創る。鋳造ロール16は水冷されているので、動いているロール表面に金属殻が形成されロール間隙にて合わされて、ロール出口で凝固金属ストリップ20が造られる。この金属ストリップ20を標準コイラに送ることができる。
ここまで示してきた双ロール鋳造装置はオーストラリア特許第664670号及びアメリカ特許第5,488,988号に幾分詳細に示され、記述されている種類のものであり、本発明の一部を構成しない適宜の構造的詳細についてはこれらの特許を参照することができる。
また、特に図6〜図8に示されているように、鋳造ロール16は電動モータのロール駆動軸41と、主機械フレーム11に取付けられた駆動スピンドル128を含むトランスミッションとを介して相互方向に回転される。ロールカセット13を取出すときにロール駆動軸41はトランスミッションから切離すことができる。鋳造ロール16の銅製周壁に形成され縦方向に延び周方向に離間した一連の水冷通路(図示せず)には、回転グランド43を介して給水ホース42に接続されたロール駆動軸41内の水冷導管(図示せず)からロール端を介し冷却水が供給される。鋳造ロール16の典型的な大きさは径が約500mmで、最大2000mm幅のストリップ品を造れるよう長さを最大2000mmにすることができる。
取鍋は全く従来の構成であって、回転タレット(図示せず)上に支持されており、そこからタンディッシュ17上方へともたらされてタンディッシュ17を満たすことができる。タンディッシュ17に装着されたスライドゲート弁47をサーボシリンダにより動かすことによって、溶融金属をタンディッシュ17からスライドゲート弁47と耐火シュラウド48とを介して分配器18へと流すことができる。
分配器18は、酸化マグネシウム(MgO)等の耐火材料で造られた広皿状に形成される。分配器18は一側ではタンディッシュ17からの溶融金属を受け、他側には縦方向に離間した一連の金属出口開口(図示せず)が備えられている。分配器18下部を担持する取付ブラケット(図示せず)は、ロールカセット13を作動位置に据付ける際に分配器18を主機械フレーム11に取付けるためのものである。
金属供給ノズル19はアルミナグラファイト等の耐火材料で造られた細長体として形成される。金属供給ノズル19の下部は内方下方にすぼまるようテーパ状になっているので鋳造ロール16間のロール間隙へと突入できる。金属供給ノズル19の上部には外方に突出する側部フランジ(図示せず)が形成されて、主機械フレーム11の一部をなす取付ブラケット(図示せず)上に位置する。
金属供給ノズル19は一連の、水平方向に離間してほぼ上下に延びる流路(図示せず)を有して、溶融金属を鋳造ロール16の幅方向全体にわたって適宜に低速排出させ、初期凝固が生じるロール表面に直接衝突させることなく溶融金属をロール間隙へと送給することができる。又は、金属供給ノズル19には単一の連続長孔出口(図示せず)を設けて溶融金属の低速カーテン流を直接ロール間隙に送給したり、それを溶融金属溜めに浸漬させてもよい。
側部堰板15は窒化硼素等の強耐火材料で造られ、鋳造ロール16の段付き端部の湾曲に合ったスカロップ側端を有しており、前記鋳造ロール16の段付き端部に係合させて、鋳造作業時に鋳造ロール16上に形成される鋳造溜め30の端クロージャを形成するようにしてある。
鋳造作業では、スライドゲート弁47を作動させることにより溶融金属をタンディッシュ17から分配器18へと注ぐことができ、金属供給ノズル19を介して鋳造ロール16上へと流下させることができる。金属ストリップ20の頭端はコイラ(図示せず)の顎部へガイドされる。
本発明によれば、ロールカセット13は次のように可動である。
(i)鋳造装置の片側に位置した待機位置から鋳造装置鋳造方向(図面の矢印A方向)の横方向に水平に、鋳造位置の下方の中間位置へと動き、次いで、
(ii)鋳造位置へと垂直に動く
ことができる。
図2は中間位置でのロールカセット13を示し、図4及び5は鋳造位置へと上げられたロールカセット13を示す。
また、ロールカセット13を中間位置へと動かすことにより、鋳造ロール16が駆動スピンドル128及び給水ホース42に接触して、自動的に接続する。
ロールカセット13は、ロールカセット13を鋳造装置内の所定位置へと据付ける前に、鋳造ロール16をセットしてロール間隙を調節できるように構成されている。
ロールカセット13は、4つのホイール121に支持された大きなフレーム102を含み、これが鋳造ロール16と、ロール間隙下方で金属ストリップを囲む耐火エンクロージャの上部(図示せず)を担持する。鋳造装置は、ホイール121を待機位置と中間位置との間をガイドする一対のレール89を含む。鋳造ロール16が取付けられるロールサポート104はロール端軸受(図示せず)を担持し、これらの軸受により鋳造ロール16は互いに平行な関係で縦軸線まわりに回転可能に取付けられる。2対のロールサポート104はリニア軸受106によりフレーム102に取付けられるのでフレーム102の横方向に摺動でき、鋳造ロール16全体の相互への接近・離反動を提供することができ、従って、平行な2つの鋳造ロール16が図4に示した開放位置と図5に示したプリセットロール間隙位置との間を離反・接近動できる。
鋳造装置はリフト手段も含む。リフト手段は、主機械フレーム11で支持された4本の流体シリンダ駆動のホイスト71であり、図2、4及び5に示すように、ロールカセット13が中間位置・鋳造位置にあるときに、ロールカセット13のフレーム102隅部の下側にあるように位置決めされている。ホイスト71を作動させることによりロールカセット13が鋳造位置へと持ち上げられる。ロールカセット13の上向きの動きは、ロールカセット13のフレーム102の外延びフランジ77がレール89の内延びフランジ75に接触することにより制限される。
鋳造ロール16は、ロールカセット13のフレーム102基部の垂直開口内に収容された4つの施錠ピンアセンブリにより図4に示した開放位置に保持される。各施錠ピンアセンブリは、ばね85により上向きに偏寄された施錠ピン83を含む。図4に示した鋳造ロール16開放位置では、施錠ピン83はロールサポート104基部の開口87へと延入している。ロールカセット13のフレーム102が施錠ピン83に対して上方に動くことによりフレーム102は施錠ピン83から外れ、それにより、鋳造ロール16は以下に述べるロール偏寄装置51の作用により内方へと動いて図5に示す如きプリセットロール間隙位置へと至る。
ロールカセット13のフレーム102は調節可能な2つのスペーサ107(図2及び3にのみ図示)も担持する。各スペーサ107はウォーム又はねじ駆動されるジャッキの形状をしており、鋳造ロール16下方、鋳造ロール16間の中央垂直平面付近、2対のロールサポート104間に位置していて、ロールサポート104の内方動を制限する止めとして働き、プリセットロール間隙位置、即ちロール間隙の最小幅を限定する。ロール偏寄装置51は連続的に作用して、これら中央止めであるスペーサ107の方へとロールサポート104を内方へ移動させるが、プリセット偏寄力に抗して鋳造ロール16を外方へとばね運動するのを許す。
4つのロール偏寄装置51が2対に配されて、各対が各鋳造ロール16のロールサポート104に作用する。各ロール偏寄装置51が有するばねハウジング111は偏寄ばね112を含み、該偏寄ばね112が作用するスラストロッド113はその先端で、対応するロールサポート104に接続する。各スラストロッド113の前端は拡大頭部115を有し、それがロールサポート104の一側のキーホール117内に位置される。スラストロッド113の拡大頭部115はロールカセット13が待機位置から中間位置へと動くときにキーホール117内に位置される。キーホール117の上下寸法は拡大頭部115の径よりも大きくて、ロールカセット13が中間位置から鋳造位置へと持ち上げられた時のロール偏寄装置51に対するロールカセット13の上下動に適応する。各ロール偏寄装置51はその前端にて主機械フレーム11に、リニア軸受116によって支持される。ロールカセット13が図4に示された鋳造位置にある時、スラストロッド113を油圧シリンダ装置により内方に動かすことによりロール偏寄装置51は鋳造ロール16を図5に示されたプリセットロール間隙位置へと動かし、鋳造ロール16に偏寄力を提供することができる。各ロール偏寄装置51のばね偏寄力はモータ118の操作により調節できる。モータ118はばねプランジャ119のねじ山に作用してばねプランジャ119を動かし、偏寄ばね112の圧縮を調節する。
以上説明した鋳造装置構造により鋳造ロールを機械又はオフラインから正確にセットアップでき、必要な場合に急速に据付けできる。従って、鋳造ロールを鋳造と鋳造との間に交換カセットにセットアップして正確にロール間隙をプリセットできる。鋳造ロール間隙が中央止めにより正確に設定され、偏寄力により鋳造ロールが止めに対して偏寄されるので、ロールカセットが据付けられ次第、適切な偏寄力を鋳造ロールに予負荷することもでき、従来の鋳造装置のような、金属が鋳造ロールを通ってロール分離に抗する反力が生じるのを待つ必要はない。ロールカセットのフレームとロールサポートとの間でロール偏寄装置を直接に接続するので、ばね制御機構に摩擦が生じるのも実質的に除去される。
以上説明した鋳造装置構造によればロール交換が急速且つ効果的に、予め位置決めされている溜め囲込み端板と干渉することなく行える。
以上説明した鋳造装置は単に例示のためのものであって、かなりの変更を加えることができる。例えば、ロールサポートをリニア軸受に取付けて厳格に線形動させることは必須ではない。代わりに、ロールカセットのフレームからピボットアームで支持して弧状の動きができるようにすることにより鋳造ロールの所要の横方向動を提供し、適切なばね動を許すことができる。このように構成すればロール動の有効摩擦を更に減らすことができる。同様に、ロール偏寄装置をピボットアームに取付けて、ピボットアームに作用する流体圧又は空気圧シリンダ装置の作動により、ロール偏寄装置を、据付けられたロールカセットとの接続位置へともたらすことができる。ロールカセットを鋳造装置に出し入れする正確な仕方も改変し得る。
更に又、ばね偏寄装置を移動可能なロールカセットに組入れることもできる。しかしながら、こうすると更に可動構成部品が必要になり、カセット交換の度にロードセルも交換され、その度にロードセルの再調整が必要になる。従って、主機械フレームに一組の偏寄装置とロードセルを取付けて、それらを、ロールカセットが作動位置へと動かされた時に、ロールサポートに接続するのが好ましい。
従って、本発明は、説明した鋳造装置の構造的詳細に決して限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の修飾や変更を加え得ることは勿論である。
本発明に係る鋳造装置の一例を示す正面断面図である。 図1に示した鋳造装置の要部のみを拡大して示す正面断面図である。 図2のロールモジュールを鋳造装置から分離して示した正面断面図である。 ロールモジュールが鋳造位置に位置し且つ鋳造ロールが開放状態にある正面断面図である。 図4の鋳造ロールがプリセットのロール間隙間隔となっている正面断面図である。 図1に示した鋳造装置の平面図である。 鋳造ロールに対する給水ホース及びロール駆動スピンドルの接続状態を示す平面図である。 図7に示した鋳造装置部分の側面図である。
符号の説明
13 ロールカセット(ロールモジュール)
15 側部堰板(溜め囲込み手段)
16 鋳造ロール
17 タンディッシュ(金属供給手段)
18 分配器(金属供給手段)
19 金属供給ノズル(金属供給手段)
20 金属ストリップ
30 鋳造溜め
41 ロール駆動軸(ロール駆動手段)
42 給水ホース(水冷手段)
51 ロール偏寄装置(ロール偏寄手段)
71 ホイスト(リフト手段)
83 施錠ピン(施錠ピンアセンブリ)
85 ばね(施錠ピンアセンブリ)
102 フレーム(モジュールフレーム)
104 ロールサポート(ロールキャリア)
106 リニア軸受
107 スペーサ(止め手段)
112 偏寄ばね
116 リニア軸受
128 駆動スピンドル(ロール駆動手段)

Claims (3)

  1. 相互間にロール間隙を形成する一対の平行な鋳造ロール(16)と、溶融金属をロール間隙に供給して該ロール間隙直上の鋳造ロール(16)表面に支持された溶融金属鋳造溜め(30)を形成する金属供給手段(46,17,18,19)と、鋳造ロール(16)端でロール間隙端から流出しないようにした溜め囲込み手段(15)と、鋳造ロール(16)を相互方向に回転駆動してロール間隙から下方に供給される凝固金属ストリップ(20)を製造するロール駆動手段(128)とからなり、鋳造ロール(16)を取付けたロールモジュール(13)を鋳造装置に対し一体に着脱可能に据え付けると共に、前記ロールモジュール(13)を、モジュールフレーム(102)と、該モジュールフレーム(102)上を移動可能で且つ鋳造ロール(16)相互を互いに接近・離反動させてロール間隙を変更し得るように担持したロールキャリア(104)により構成した金属ストリップ連続鋳造装置において、モジュールフレーム(102)上にロール間隙下方のロールキャリア(104)間に配置されてロールキャリア(104)と係合してロールキャリア(104)間に初期間隔をつくることによりロール間隙の最小幅をプリセットし且つ該ロール間隙の最小幅を変更し得るよう調整可能な止め手段(107)と、ロールモジュール(13)が据付けられる時にロールキャリア(104)を止め手段(107)に対し偏寄させるよう作動可能なロール偏寄手段(51)とにより構成したことを特徴とする金属ストリップ連続鋳造装置。
  2. ロールモジュール(13)を据付けた時に、ロール偏寄手段(51)は、ロールキャリア(104)と接続可能なよう鋳造装置に取り付けられてロールキャリア(104)を調節可能な止め手段(107)の方へと偏寄させることを更に特徴とする、請求項1に記載の金属ストリップ連続鋳造装置。
  3. ロール偏寄手段(51)が各鋳造ロール(16)のための一対のロール偏寄装置(51)からなり、ロール偏寄装置(51)が偏寄ばね(112)を含んで各ロールキャリア(104)を偏寄させることを更に特徴とする、請求項2に記載の金属ストリップ連続鋳造装置。
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