JP6639525B2 - 空気調和装置の室内機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和装置の室内機に関し、特に電線固定構造に関するものである。
空気調和装置の室内機は、電源から供給される電気を室内機に導く電線を固定する電線固定構造を有している。従来の空気調和装置の室内機における電線固定構造の中には、電線押さえ具を挿通するネジの締付量を浅くする、または深くして複数の厚みの異なる電線を固定するようにしているものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−89290号公報
特許文献1に記載されているような従来の電線固定構造では、ネジの締付量を浅くする、または深くして複数の厚みの異なる電線を固定するようにしているため、作業者がどの程度の締付力で良いかが明確でなかった。そのため、締付力がゆるくなった時には電線が抜けてしまう可能性があり、締付力がきつくなった時には電線が断線してしまう可能性があった。すなわち、特許文献1に記載されているような従来の電線固定構造は、作業者の力量に影響されるものであった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、厚みが異なる複数の電線を、共有して適度な押さえ力で固定できる電線固定構造を有する空気調和装置の室内機を提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和装置の室内機は、電線を固定する電線固定構造を備え、前記電線固定構造は、前記電線の取付部位が位置する電線取付部と、前記電線取付部に位置する前記電線の取付部位を押さえる電線押さえ具と、前記電線取付部の一方の側方に設けられ、前記電線押さえ具の一端に形成されている突起部が収容される開口部が複数形成されている壁部と、前記電線取付部の他方の側方に設けられ、前記電線押さえ具の他端が固定される高さの異なる複数のボス部と、前記電線押さえ具を前記ボス部のいずれかに固定する締結部材と、を有しており、前記電線押さえ具は、ベース板部と、前記ベース板部の一方の面に形成されている第1押さえリブと、前記ベース板部の他方の面に形成され、前記第1押さえリブの高さと異なる高さを備えた第2押さえリブと、を有しているものである。
本発明に係る空気調和装置の室内機によれば、上記の電線固定構造を備えているので、厚みが異なる複数の電線を、共有して適度な押さえ力で固定することができる。
本発明の実施の形態に係る空気調和装置の室内機の一部の分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の室内機の一部を拡大して示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の室内機の一部を分解して示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の室内機の電線固定具の周辺部分を拡大して示す拡大斜視図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の室内機の電線固定具を分解した状態を示す拡大分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の室内機の電線固定具を側面方向から見た状態を示す概略側面図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の室内機の電線押さえ具を拡大して示す拡大斜視図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の室内機のボス部の高さの一例を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の室内機のボス部の高さの他の一例を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の室内機の電源固定具の構成を拡大して示す概略断面図示省略である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の室内機の電源固定具の構成を拡大して示す概略断面図示省略である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の室内機において厚みの異なる2種類の電線のうち太い方の電線を固定する際の固定構造を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の室内機において厚みの異なる2種類の電線のうち細い方の電線を固定する際の固定構造を説明するための説明図である。 比較例としての室内機において電線の厚みのために電線を固定できない場合を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の室内機において厚みの異なる4種類の電線のうち一番太い電線を固定する際の固定構造を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の室内機において厚みの異なる4種類の電線のうち一番細い電線を固定する際の固定構造を説明するための説明図である。
以下、図面を適宜参照しながら本発明の実施の形態について説明する。なお、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、図1を含め、以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一又はこれに相当するものであり、このことは明細書の全文において共通することとする。さらに、明細書全文に表わされている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、これらの記載に限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態に係る空気調和装置の室内機(以下、室内機100と称する)の一部の分解斜視図である。図2は、室内機100の一部を拡大して示す斜視図である。図3は、室内機100の一部を分解して示す斜視図である。図1〜図3に基づいて、室内機100について説明する。
図1に示すように、室内機100は、例えば室内の壁に設置される壁掛け型の室内機であって、基台1、風向板2、電気品3、筐体4を有している。
基台1は、箱型に形成され、室内機100の背面側に設けられる。この基台1に、風向板2、電気品3、筐体4が取り付けられる。基台1は、室内の壁等に設置されるものであって、例えば樹脂等の材料で構成されている。
風向板2は、筐体4の吹出口に設けられており、吹出口から吹き出される調和空気の風向きを調整するものである。電気品3は、室内機100の動作を制御するための回路基板等が収容されたものであって、例えば筐体4の幅方向の一方の壁側(図1では紙面右側)に収容されている。筐体4は、基台1に取り付けられるものである。筐体4には、送風ファン、熱交換器、冷媒配管及び電気品3が収容される。なお、筐体4の送風ファンに対向する位置には、吸引した空気を流通させる風路が形成されている。
電気品3の背面側下部には電線固定具5が設けられる。電線固定具5は、電源から供給される電気を室内機100に導く電線6を固定するものである。この電線固定具5が、本発明の「電線固定構造」に相当する。電線6の一方は電気品3の内部に収容されている端子台や回路基板に接続され、他方は例えば部屋のコンセントに接続される。ここで、電線6は、内外接続線や電源ケーブルを含むものとする。
送風ファンは、例えばクロスフローファンまたは貫流ファン等で構成され、駆動することにより筐体4の上部から室内空気を吸い込み、筐体4の吹出口から空調空気を吹き出すものである。熱交換器は、冷房運転時には蒸発器として機能し、暖房運転時には凝縮器として機能するものである。熱交換器は、筐体4の風路のうち、送風ファンよりも上流側に設けられている。熱交換器は、例えば伝熱管及び伝熱管が挿入された複数の伝熱フィンからなり、送風ファンの前面及び上面を取り囲むような形状を有している。冷媒配管は、熱交換器に連結されており、例えば屋外に設置された室外機との間で冷媒の流通を行うものである。
室内機100の動作例について簡単に説明する。
送風ファンが駆動すると、筐体4の上部の吸込口から空気が吸い込まれる。吸い込まれた空気は熱交換器において冷媒との間で熱交換され、冷気または暖気の調和空気が生成される。その後、生成された空調空気は、風向板2により方向が調整され筐体4の下部の吹出口から空調対象空間(例えば、室内等)へ送風される。
図4は、室内機100の電線固定具5の周辺部分を拡大して示す拡大斜視図である。図5は、室内機100の電線固定具5を分解した状態を示す拡大分解斜視図である。図6は、室内機100の電線固定具5を側面方向から見た状態を示す概略側面図である。図7は、室内機100の電線押さえ具8を拡大して示す拡大斜視図である。図8は、室内機100のボス部10の高さの一例を説明するための説明図である。図9は、室内機100のボス部10の高さの他の一例を説明するための説明図である。図10及び図11は、室内機100の電線固定具5の構成を拡大して示す概略断面図示省略である。図4〜図7に基づいて、電線固定具5について詳細に説明する。
上述したように、電線6は、内外接続線や電源ケーブルを含むものであり、それらを樹脂などのカバー部材で1本にまとめて構成されている。このカバー部材の厚みは、室内機100の仕様や各国の基準などによって決められていることが多く、統一されてはいない。電線6は、図4に示すように、紙面の上下方向に伸びるように電線固定具5に取り付けられることになる。なお、図4では、電線6が取り付けられている状態を示している。また、図5、図6、図10及び図11では、電線6が取り外された状態を示している。さらに、図10及び図11は、図4のY−Y概略断面を示している。
図5に示すように、電線固定具5は、電線取付部7aと、電線取付部7aの一方の側方(紙面左側)の壁部7fと、電線押さえ具8と、ネジ9と、電線取付部7aの他方の側方(紙面右側)のボス部10と、により構成される。
電線取付部7aは、図5、図10及び図11に示すように複数の突出したリブとして構成され、その突出面に電線6が載置される。なお、電線取付部7aの形状を図示したものに限定するものではない。例えば、リブではなく、平面や曲面、凸凹面として構成してもよい。また、リブの本数や大きさも特に限定するものではない。電線取付部7aの形状をリブとすることで、電線6の固定を強固にできるだけでなく、電線6への接触圧を緩和することができる。
壁部7fは、電線取付部7aの一方の側方に立設されており、壁部7fには複数の開口部11が形成されている。開口部11には、電線押さえ具8の突起8cが収納可能になっている。開口部11は、ボス部10の数と同数が形成されている。また、開口部11は、それぞれのボス部10に対向する位置に形成されている。第1ボス部10aの上部に対向する位置に形成されている開口部11を第1開口部11a、第2ボス部10bの上部に対向する位置に形成されている開口部11を第2開口部11bとして図示している。そのため、第1開口部11aと第2開口部11bとは、長手方向が直線上に並んで形成されていない。なお、壁部7fは、電気品3を構成している壁面を壁部としてもよいし、電気品3に別途取り付けられているような壁面を壁部としてもよい。
電線押さえ具8は、電線取付部7aに載置された電線6を上から押さえ込むものである。電線押さえ具8は、図7に示すように、略長方形状のベース板部8aと、ベース板部8aの長辺方向の一端に形成された突出部8fと、ベース板部8aの長辺方向の他端に設けられた突起8cと、を有している。また、ベース板部8aの一方の長方形状面には第1押さえリブ8dが突設されている。さらに、ベース板部8aの第1押さえリブ8dの反対側の面には第1押さえリブ8dとは高さが異なるように第2押さえリブ8eが突設されている。突出部8fには、ネジ挿通穴8bが貫通形成されている。
第1押さえリブ8d及び第2押さえリブ8eは、電線押さえ具8のベース板部8aの長辺方向に延びるように形成されている。また、第1押さえリブ8d及び第2押さえリブ8eは、電線6への接触圧を緩和するために複数本突設されている。第1押さえリブ8d及び第2押さえリブ8eは、電線押さえ具8の突起8cが開口部11に収納されている状態において、電線取付部7aを構成しているリブと互い違いとなるようになっている。こうすることで、電線6の押さえ力を緩和可能になっている。ただし、電線取付部7aが面で構成されている場合もある。さらに、第1押さえリブ8d及び第2押さえリブ8eは、先端に行くに従い縮径される先細り形状で構成されている。
なお、ここでは、第1押さえリブ8d及び第2押さえリブ8eがそれぞれ2本ずつ形成されている場合を例に示しているが、1本でも3本以上でもかまわない。また、第1押さえリブ8d及び第2押さえリブ8eのどちらを高くしてもよいが、ここでは説明の便宜のため第1押さえリブ8dよりも第2押さえリブ8eの方が高いものとしている。さらに、第1押さえリブ8d及び第2押さえリブ8eの形状を先細り形状とした場合を例に示しているが、先端まで同一径の形状であってもよい。
ネジ9は、電線押さえ具8を電線取付部7aに取り付ける締結部材である。なお、ここでは、締結部材の一例としてネジ9を挙げて説明するが、締結部材をネジ9に限定するものではない。例えば、突出部8fを爪部とし、ボス部10が形成されている部分に引っかけられるようにしておくことで、電線押さえ具8を電線取付部7aに取り付けるようにしてもよい。
ボス部10は、ネジ9が螺合されるネジ穴10Aが形成され、電線取付部7aの他方の側方に設置されている。ボス部10は、電線押さえ具8のネジ挿通穴8b及び開口部11に対向する位置に設置されている。ボス部10は、高さの異なる複数個で構成され、挟持される電線6の延びる方向に沿って並んで配置されている。図4〜図6では、2個のボス部10が設置されている場合を例に示しており、高さの低い方を第1ボス部10a、高さの高い方を第2ボス部10bとして図示している。
図8に示すように、第1ボス部10aの上面と、第2ボス部10bの上面と、の差はAとなっている。Aは、0より大きければよく、特に数値を特定するものではない。想定される電線6の厚みに応じてAを決定すればよい。
なお、ボス部10を3個以上としてもよい。この場合、図9に示すように、ボス部10を側面視した状態においてボス部10は階段状に並ぶことになる。図9では、高さの低い方から第1ボス部10a、第2ボス部10b、第3ボス部10c、第4ボス部10dとして図示している。図9に示すように、第1ボス部10aの上面と、第2ボス部10bの上面と、の差はAとなっている。第1ボス部10aの上面と、第3ボス部10cの上面と、の差はBとなっている。第1ボス部10aの上面と、第4ボス部10dの上面と、の差はCとなっている。A、B、Cは、C>B>A>0の関係を満たしていればよく、特に数値を特定するものではない。想定される電線6の厚みに応じてA、B、Cを決定すればよい。
ボス部10、電線押さえ具8と、壁部7fの関係について具体的に説明する。
電線押さえ具8を第1ボス部10aに取り付ける場合、図10に示すように、突起8cを第1開口部11aに収納し、突出部8fを第1ボス部10aに接触させ、ネジ9をネジ挿通穴8b及びネジ穴10Aに螺着して固定する。電線押さえ具8を第2ボス部10bに取り付ける場合、図11に示すように、突起8cを第2開口部11bに収納し、突出部8fを第2ボス部10bに接触させ、ネジ9をネジ挿通穴8b及びネジ穴10Aに螺着して固定する。
電線6の固定について説明する。ここでは、第1ボス部10aに電線押さえ具8を取り付け、第1押さえリブ8dで電線6を押さえる場合を例に説明する。
まず、電線取付部7aに電線6を載置する。その状態で電線押さえ具8の突起8cを壁部7fの開口部11に収納する。電線押さえ具8の第1押さえリブ8dにより電線6に圧力をかけながら、電線押さえ具8の突出部8fと第1ボス部10aを接触させる。そして、ネジ9をネジ挿通穴8b及びネジ穴10Aに挿通して螺着する。こうすることで、電線6が固定されることになる。
上述したように、電線6は厚みが異なっていることがある。そこで、室内機100では、電線押さえ具8に高さが異なる第1押さえリブ8dと第2押さえリブ8eを設け、加えて高さの異なる複数のボス部10を設け、厚みの異なる電線6のいずれも固定できるようにしている。
厚みの違う2種類の電線6を固定する構造について説明する。
図12は、室内機100において厚みの異なる2種類の電線6のうち太い方の電線6を固定する際の固定構造を説明するための説明図である。図13は、室内機100において厚みの異なる2種類の電線6のうち細い方の電線6を固定する際の固定構造を説明するための説明図である。なお、厚みとは、電線6が電線取付部7aに載置された状態において、載置面からの高さ方向の距離をいう。また、図12及び図13は、図4のZ−Z概略断面を示している。
上述したように、電線押さえ具8の第1押さえリブ8d、第2押さえリブ8eは高さが異なっている。そのため、太い方の電線6を押さえる場合には、図12に示すように、電線6側に高さの低い第1押さえリブ8dを向けて電線6を押さえることで電線6を固定できる。また、細い方の電線6を押さえる場合には、図13に示すように、電線6側に高さの高い第2押さえリブ8eを向けて電線6を固定できる。このように、厚みの異なる2種類の電線6を複雑な構成を使用することなく適度な押さえ力で押さえることができる。
例えば日本国内においては100Vと200Vの電源コードの2種類の厚さが異なっているが、室内機100では、厚みの異なる2種類の電線6の固定が電線固定具5、電線押さえ具8を共通部品として利用することができ、いずれの場合であっても適度な押さえ力で電線6を押さえることが可能になっている。
厚みの違う4種類の電線6を固定する構造について説明する。
図14は、比較例としての室内機において電線6の厚みのために電線6を固定できない場合を説明するための説明図である。図15は、室内機100において厚みの異なる4種類の電線6のうち一番太い電線6を固定する際の固定構造を説明するための説明図である。図16は、室内機100において厚みの異なる4種類の電線6のうち一番細い電線6を固定する際の固定構造を説明するための説明図である。また、図14〜図16は、図4のZ−Z概略断面を示している。
例えば、図12で図示した電線6よりもさらに厚みが多く、それぞれの厚さが異なる2種類の電線6を固定する場合を考えたとき、電線固定具5の第2ボス部10b、第2開口部11bを使用して電線6を固定しようとすると、図14に示すように、電線6が太すぎて固定ができないことになってしまう。
そこで、室内機100では、電線固定具5のボス部10、開口部11を使用し、さらに電線押さえ具8の第1押さえリブ8d、第2押さえリブ8eの高さ違いを利用することで、厚さが異なる4種類の電線6を適度な押さえ力で押さえることができるようにしている。そのため、一番太い方の電線6を押さえる場合には、図15に示すように、第2ボス部10bを利用して、電線6側に高さの低い第1押さえリブ8dを向けて電線6を押さえることで電線6を固定できる。また、一番細い方の電線6を押さえる場合には、図16に示すように、第1ボス部10aを利用して、電線6側に高さの高い第2押さえリブ8eを向けて電線6を固定できる。このように、厚みの異なる2種類の電線6を複雑な構成を使用することなく適度な押さえ力で押さえることができる。
例えば日本国内の2種類の電源コード及び日本国外の2種類の電源コードの厚みの異なる4種類の電線6の固定が、室内機100では、電線固定具5、電線押さえ具8を共通部品として利用することができ、いずれの場合であっても適度な押さえ力で電線6を押さえることが可能になっている。
なお、ここでは、2つのボス部10、2つの開口部11の組み合わせを2つとして説明しているが、ボス部10、開口部11の個数を増加して組み合わせを3以上に増やせば、押さえられる電線6の厚さの種類を増やすことができる(図9参照)。
以上のように、室内機100では、厚さの異なる電線6を電線押さえ具8と電線固定具5を共通として、適度な押さえ力で押さえることができる。
また、室内機100では、電線6を固定する電線固定具5を備え、電線固定具5は、電線6が載置される電線取付部7aと、電線取付部7aに載置された電線6を押さえる電線押さえ具8と、電線取付部7aの一方の側方に設けられ、電線押さえ具8の一端に形成されている突起8cが収容される開口部11が複数形成されている壁部7fと、電線取付部7aの他方の側方に設けられ、電線押さえ具8の他端が固定される高さの異なる複数のボス部10と、電線押さえ具8をボス部10に固定する締結部材(ネジ9)と、を有しているので、厚みが異なる複数の電線6を、共有して適度な押さえ力で固定することができるようになっている。
また、室内機100では、複数の開口部11は、複数のボス部10のそれぞれの上部と対向する位置に形成されているので、厚みが異なる複数の電線6を、共有して適度な押さえ力で固定することができるようになっている。
また、室内機100では、電線押さえ具8は、電線6を押さえる高さの異なる複数の押さえリブを備えているので、複数の開口部11及び複数のボス部10に加え、押さえリブの高さの違いも利用して、厚みが異なる複数の電線6を共有して押さえることができる。
また、室内機100では、電線押さえ具8は、ベース板部8aと、ベース板部8aの一方の面に形成されている第1押さえリブ8dと、ベース板部8aの他方の面に形成され、第1押さえリブ8dの高さと異なる高さを備えた第2押さえリブ8eと、を有しているので、複数の開口部11及び複数のボス部10に加え、第1押さえリブ8d、第2押さえリブ8eの高さの違いも利用して、厚みが異なる複数の電線6を共有して押さえることができる。
また、室内機100では、第1押さえリブ8d及び第2押さえリブ8eは、それぞれ複数本で構成されているので、電線6への接触圧を緩和することができる。
また、室内機100では、電線押さえ具8の他端にはボス部10に固定される突出部8fが形成されており、突出部8fにはネジ挿通穴8bが形成されており、締結部材はネジ9で構成されており、電線押さえ具8は、ネジ9が螺着されることでボス部10に固定されるので、複雑な構造を使用することなく厚みの異なる2種類の電線6を押さえることができる。
また、室内機100では、電線取付部7aは、複数のリブで構成されているので、電線6を強固に固定でき、また電線6への接触圧を緩和することができる。
1 基台、2 風向板、3 電気品、4 筐体、5 電線固定具、6 電線、7a 電線取付部、7f 壁部、8 電線押さえ具、8a ベース板部、8b ネジ挿通穴、8c 突起、8d 第1押さえリブ、8e 第2押さえリブ、8f 突出部、9 ネジ、10 ボス部、10A ネジ穴、10a 第1ボス部、10b 第2ボス部、10c 第3ボス部、10d 第4ボス部、11 開口部、11a 第1開口部、11b 第2開口部、100 室内機。

Claims (6)

  1. 電線を固定する電線固定構造を備え、
    前記電線固定構造は、
    前記電線の取付部位が位置する電線取付部と、
    前記電線取付部に位置する前記電線の取付部位を押さえる電線押さえ具と、
    前記電線取付部の一方の側方に設けられ、前記電線押さえ具の一端に形成されている突起部が収容される開口部が複数形成されている壁部と、
    前記電線取付部の他方の側方に設けられ、前記電線押さえ具の他端が固定される高さの異なる複数のボス部と、
    前記電線押さえ具を前記ボス部のいずれかに固定する締結部材と、を有しており、
    前記電線押さえ具は、
    ベース板部と、
    前記ベース板部の一方の面に形成されている第1押さえリブと、
    前記ベース板部の他方の面に形成され、前記第1押さえリブの高さと異なる高さを備えた第2押さえリブと、を有している
    空気調和装置の室内機。
  2. 前記複数の開口部は、
    前記複数のボス部のそれぞれの上部と対向する位置に形成されている
    請求項1に記載の空気調和装置の室内機。
  3. 前記電線押さえ具は、
    前記電線を押さえる高さの異なる複数の押さえリブを備えている
    請求項1又は2に記載の空気調和装置の室内機。
  4. 前記第1押さえリブ及び前記第2押さえリブは、
    それぞれ複数本で構成されている
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の空気調和装置の室内機。
  5. 前記電線押さえ具の他端には前記ボス部に固定される突出部が形成されており、
    前記突出部にはネジ挿通穴が形成されており、
    前記締結部材はネジで構成されており、
    前記電線押さえ具は、
    前記ネジが螺着されることで前記ボス部に固定される
    請求項1〜のいずれか一項に記載の空気調和装置の室内機。
  6. 前記電線取付部は、
    複数のリブで構成されている
    請求項1〜のいずれか一項に記載の空気調和装置の室内機。
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